JPH08122198A - 漏液検知装置 - Google Patents

漏液検知装置

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JPH08122198A
JPH08122198A JP28132894A JP28132894A JPH08122198A JP H08122198 A JPH08122198 A JP H08122198A JP 28132894 A JP28132894 A JP 28132894A JP 28132894 A JP28132894 A JP 28132894A JP H08122198 A JPH08122198 A JP H08122198A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】漏液検知対象に配置されており、外面に断面形
状が頂角を90°とする二等辺三角形であるのこ歯状の
凹凸を、横長かつ平行に複数刻設して凹凸部(12)を
形成した透光板(11A)と、前記凹凸部(12)を照
射するための光源回路(21)と、前記透光板(11
A)からの反射光を受光するための受光回路(22)
と、受光回路(22)の受光する光量変化を検知して検
知結果を信号として出力するための検知信号発生回路・
電流制限回路(23)等を備え、前記凹凸部(12)に
漏液が付着することによる光量変化から漏液の有無を検
知できるように構成した漏液検知装置 【効果】漏液が発生したことを光学的に簡便、かつ、的
確に検知することができ、検知対象である液体の種類や
使用場所に限定されず、何度でも安全に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、漏液検知対象領域に
漏液が発生したか否かを早期に検知し、漏液による災害
を防止し、或いは施設の損傷等を回避することを可能と
する漏液検知装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 工場施設、その他の諸施設において、
漏液は災害の原因となり、或いは施設自体を損傷するこ
とにもなるので、漏液の発生を早期に確知する必要があ
る。このため、従来人員による監視の外、種々の提案が
なされているが、簡便かつ、確実な手段として、光学的
な確知手段が提案されている。例えば、薄紙等から構成
されるフイルタに光を照射し、該薄紙に漏液が浸透した
とき、フイルタに係る透過光或いは反射光の光量変化を
検知して、漏液の有無を知ることができるようにした装
置が提案されている(昭和62年特許願第35353
号)。しかし、該発明はその明細書の記載から明らかな
とおり、水、酸性溶液、アルカリ溶液、アルコール、シ
ンナー、ベンジン等を対象とするもので、粘度の高い液
体では、薄紙に浸透しにくく、役立たないし、リセット
に際しては薄紙の交換を要して手間と費用がかかる欠点
があり、薄紙を操作するため繊維質のほこりを嫌ういわ
ゆるクリーンルームには適さないし、何よりも危険度の
高い液体が浸透していたときは、薄紙の交換時に取扱者
が余程注意しないと思わぬ災害に遭遇することになる。
また、従来提案されているものは、漏液検知装置のケー
シング内に漏液が浸透することによる該装置自体の破損
や、これに基づく漏電事故の発生、更には誤配線による
発熱・発火による施設災害について、十分な対策が講じ
られておらず漏液検知装置設置が却って災害を招くこと
になりかねなかった。そこで、前記フイルタを漏液検知
装置のケーシング構成部材と兼用し、これらの欠点を回
避する手段が提案されているが、(平成5年特許願第2
01153号)該フイルタに係る透過光と反射光の光量
変化の度合いが必ずしも充分でない欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 従って、本発明は前
記問題を解決するため、検知対象となる液体の性質を問
わず漏液検知装置を使用することができ、かつ、消耗部
材を用いることなく、何度でも再使用を可能にするとと
もに、使用場所を選ばず、災害を惹起することなく安全
に使用できる漏液検知装置であり、かつ、前記フイルタ
の通過光及び反射光の変化を的確に検知し、漏液の有無
を的確かつ迅速に知り得る装置を提案するにある。
【0004】
【課題を解決するための技術手段】 前記課題を解決す
るため、本発明は、漏液検知対象領域に対して配置され
ており、外面に断面形状が頂角を90°とする二等辺三
角形であるのこ歯状の凹凸を複数刻設して凹凸部を形成
した透光板と、前記凹凸部を照射するための光源回路
と、前記透光板からの反射光を受光するための受光回路
と、受光回路の受光する光量変化を検知し検知結果を信
号として出力するための検知信号発生回路と、受光回路
の受光する光量変化を表示するための表示回路と、更に
漏電や誤配線による発熱、発火に対処するための電流制
限回路とを備えており、前記透光板は、前掲の各回路を
収容するケーシング部材を構成している。
【0005】
【発明の効果】 本発明は、後に詳述するように、透明
材又は半透明材を用い、前記各回路を収容するケーシン
グ構成部材である透光板を形成し、その外面に、断面形
状が頂角を90°とする二等辺三角形であるのこ歯状凹
凸を、横長かつ平行に複数刻設した凹凸部を設け、該凹
凸部に光を照射するようにしてあるので、漏液のない状
態において透光板を漏液検知対象領域に配置したとき、
漏液検知対象領域の明暗、色彩等に影響をほとんど受け
ることなく、光は凹凸部によって所望の反射光を得るこ
とができる。即ち、光源回路と受光回路を単に同一平面
に配置するときは、例えば図3又は図4のごとく反射
し、入射光Lと反射光L※は平行に走り、光源回路と同
一平面に配置された受光回路に反射光L※は到達しない
が、本発明にあっては受光回路は光源回路と単に同一平
面にあるばかりでなく、前記凹凸の横長方向と平行に配
置されるので、図2に示すように一定の光量が至るとこ
ろ、もし漏液が発生し、液体が前記凹凸部の面に付着す
ると光源からの光は反射光となる割合が減じ、凹凸部を
透過する光が多くなるので、受光回路に至る光量の減少
という変化を生じるから、これを検知して漏液の発生を
確知できる。のみならず、前記凹凸はケーシング構成部
材外面にあるので、検知の対象となる液体は粘度の高低
に左右されることなく、検知できるし、従来品のように
薄紙等の消耗パーツを用いないので、何度でも再使用可
能であり、かつ、消耗パーツ変換による塵埃を発生させ
ないので、クリーンルーム等における使用の障害もな
く、たとえ対象液体が人体に触れて危険なものでも消耗
パーツ変換の作業がないから、取扱が容易である。本発
明にあっては、更にケーシングは、透光板を構成部材に
用いるとともに、密閉可能に構成してあり、かつ、電流
制限回路を配設することによって前記のように災害を防
止し得、漏液検知装置を安全に利用することができる。
【0006】
【実施例】 本発明を図面により説明する。図1は、本
発明の実施例の概要を示す説明図で、もとよりこれに限
定されるものではない。漏液検知には、装置内に液体が
侵入しないよう保護するためのケーシングが必要となる
が、本発明にあっては透光板(11A)全体を平板状に
せず、上方に開口する筒乃至箱状に形成し、前記各回路
を収容できるようにし、これに蓋体(11B)を嵌着し
てケーシング(11)を構成した。従って、本発明にあ
っては、透光板(11A)は、前記したとおり、光源回
路からの照射対象とされるとともに前記各回路収容のケ
ーシング(11)の構成部材としての役割を有する。
【0007】そこで、前者としての役割を担当させるた
め、透光板(11A)底部外面中央部に、断面形状が頂
角を90°とする二等辺三角形であるのこ歯状の凹凸を
横長かつ平行に複数刻設し、凹凸部(12)を形成して
直近の光源から照射させるように構成してある。
【0008】次に、後者としての役割を担当させるた
め、透光板(11A)の開口部内周に係止突部(11A
1 )を設け、また蓋体(11B)の基部に係止嵌合部
(11B1 )を形成し、係止突部(11A1 )と係止嵌
合部(11B1 )を嵌合し、ケーシング(11)を構成
してある。なお、シールを確保するため、蓋体(11
B)の基部下部の外周に配設溝(11B2 )を穿設し、
Oリング(11C)を嵌着することが望ましい。
【0009】従って、透光板(11A)及び蓋体(11
B)並びに接続線外皮の材質は、収容物を保護するため
に、漏液によって損傷を受けない樹脂、例えばテトラフ
ルオロエチレン重合体などを使用してよいが、勿論これ
に限られるものではない。
【0010】蓋体(11B)は、例えば図1に示すよう
に接続線引出部(11B3 )を設け、漏液から接続線を
保護することが考えられるが、この目的をよりよく達す
るために締付部材(11D)を螺合することが好まし
い。即ち、接続線引出部(11B3 )の外周面に形成す
るネジ部(11B4 )に対し、締付部材(11D)の内
周面に形成したネジ部(11D1 )を螺合し、かつ、締
付部材(11D)の上部内周面に形成したテーパー部
(11D2 )で前記接続線引出部(11B3 )の先端外
周を内側へ向けて押圧し、接続線Ln との間に生じる間
隙を排除する。
【0011】図5は、前記各回路に係る実施例を説明す
るためのブロック回路図であるが、もとより前記各回路
の構成はこれに限られるものではない。
【0012】図6は、図5における漏液検知回路(2
0)の回路構成の一例を詳細に説明するための、電気回
路図である。
【0013】そこで、図5及び図6を用いて説明する
と、本発明に係る漏液検知装置(10)は、電力入力端
が接続線(電力線)L01、L02を介して適宜の定電圧電
線(図示しない)に接続され、かつ、漏液検知回路(2
0)の電力入力端に対して接続線(電力線)L11、L12
を介し電力出力端が接続され、かつ、漏液検知回路(2
0)の信号出力端に対し接続線(信号線)L12、L13を
介して信号入力端が接続されており、漏液検知回路(2
0)の電力入力端に対し接続線(電力線)L11、L12を
介して電力出力から必要な電力を供給し、かつ漏液検知
回路(20)の信号出力端から信号入力端に接続線(信
号線)L12、L13を介して漏液検知信号S1 を受信して
処理し、処理結果を信号出力端から接続線(信号線)L
03〜L05を介して後続の警報装置(図示しない)などに
与えるための漏液検知処理回路(30)を備えることが
考えられる(なお、前記のように、接続線L12は電力線
及び信号線として用いられ、漏液検知信号処理回路(3
0)中で接地されている。)。
【0014】漏液検知回路(20)は、漏液検知信号処
理回路(30)に対し一端部が接続され、適宜の電力を
供給する接続線(電力線)L11の他端部に対し一端がダ
イオードD21を介して接続され、かつ、他端部が漏液検
知信号処理回路(30)に対し一端部が接続され、適宜
の電力を供給する接続線(接地線)L12の他端部に対し
て直接に接続されており、光Lを発生して透光板(11
A)の凹凸部(12)に向け照射するための光源回路
(21)と、漏液検知信号処理回路(30)に対し一端
部が接続され、適宜の電力を供給する接続線(電力線)
L11の他端部に対し一端がダイオードD21を介して接続
され、かつ、他端が接続線(接地線)L12の他端部に対
して直接に接続されており、光源回路(21)によって
照射された光Lが凹凸部(12)において反射されるこ
とによって得られた反射光L*を受光するための受光回
路(22)とを備える。
【0015】光源回路(21)は、ダイオードD21のカ
ソードに対して入力端が接続されており、定電流電力を
発生して出力するための定電流発生回路CRと定電流発
生回路CRの出力端に対し保護抵抗R201 を介して一端
部が接続され、かつ、他端部が摺動子及び定電流発生回
路CRの制御端に接続されており、摺動子を移動して定
電流発生回路CRから出力された定電流電力の電流量を
調節し、かつ、定電流発生回路CRに制御信号をフィー
ドバックせしめるための可変抵抗R202 と、可変抵抗R
202 の他端部に対しアノードが接続され、かつ、カソー
ドが接続線(接地線)L12に対し直接に接続されてお
り、定電流発生回路CR、保護抵抗R201 及び可変抵抗
R202 を介して与えられる定電流電力に応じて光Lを発
生し、凹凸部(12)に向けて照射せしめるための光ダ
イオードPD21とを、包含している。
【0016】受光回路(22)は、コレクタが抵抗R20
3 を介してダイオードD21のカソードに接続され、か
つ、エミッタが接続線(接地線)L12の他端部に接続さ
れており、凹凸部(12)による反射光L※を受光する
ための光トランジスタPTR21を、包含している。そこ
で、光トランジスタPTR21は、凹凸部(12)に漏液
が付着していないときは、該凹凸部(12)における反
射率が高く、その反射光L※の光量が大きいので、導通
状態にあり、これに反し凹凸部(12)に漏液が付着し
たときは、照射された光Lの多くが透過光となり、凹凸
部(12)における反射率が低くなるので、非導通状態
にある。
【0017】漏液検知回路(20)は、また、漏液検知
信号処理回路(30)に対し一端部が接続され、漏液検
知信号S1 を供給する接続線(信号線)L13の他端部に
対し信号出力端(電力入力端)の一方がダイオードD22
を介して接続され、かつ、信号出力端(電力入力端)の
他方が漏液検知信号処理回路(30)に対し一端部が接
続され、漏液検知信号S1 を供給する接続線(信号線)
L12の他端部に対し直接に接続され、かつ、信号入力端
が受光回路(22)の信号出力端に対して直接に接続さ
れており、前記凹凸部(12)に漏液が付着し受光回路
(22)の受光量が変化したとき、それを検知して漏液
検知信号S1 を発生して漏液検知信号処理回路(30)
に向けて出力するための検知信号発生回路・電流制限回
路(23)と、漏液検知信号処理回路(30)に対し一
端部が接続された接続線(電力線)L11の他端部に対し
て電力入力端の一方がダイオードD21を介して接続さ
れ、かつ、電力入力端の他方が漏液検知信号処理回路
(30)に対し一端部が接続された接続線(電力線)L
12の他端部に対して直接に接続され、かつ、信号入力端
が受光回路(22)の信号出力端に対して直接に接続し
ており、凹凸部(12)に漏液が付着して受光回路(2
2)の受光光量が変化したとき、それを検知して漏液が
発生したことを視認可能に表示するための表示回路(2
4)とを備える。
【0018】検知信号発生回路・電流制限回路(23)
は、ダイオードD22のカソードにコレクタが接続され、
かつ、ベースが抵抗R204 を介して受光回路(22)の
信号出力端、即ち、光トランジスタPTR21のコレクタ
に接続され、かつ、エミッタが抵抗R205 及び抵抗R20
6 の直列回路を介して接続線(接地線)L12の他端部に
接続されており、光トランジスタPTR21が反射光L※
を十分に受光できて導通状態にあるとき非導通状態にあ
り、これに反し、光トランジスタPTR21が反射光L※
を十分に受光できず非導通状態にあるとき、導通状態に
あって、その動作状態を漏液検知信号S1 として漏液検
知信号処理回路(30)へ向けて出力するためのトラン
ジスタTR21と、コレクタがトランジスタTR21のベー
スに接続され、かつ、ベースが抵抗R205 及び抵抗R20
6 の接続点に接続され、かつ、エミッタが接続線L12の
他端部に接続されており、トランジスタTR21を通過す
る電流量が所定値未満にあるとき非導通状態にあり、か
つ、トランジスタTR21を通過する電流量が所定値に達
したとき導通状態となって、トランジスタTR21を通過
する電流量が過大となることを防止するためのトランジ
スタTR22とを包含し、前記災害発生を未然に防止する
方策を講じてある。検知信号発生回路・電流制限回路
(23)は、トランジスタTR21が導通状態にあるとき
ダイオードD22及び接続線L12、L13を介して漏液検知
信号処理回路(30)から電流を受け取り、かつ、トラ
ンジスタTR21が非導通状態にあるとき、ダイオードD
22及び接続線L12、L13を介して漏液検知信号処理回路
(30)から電流を受け取らないので、この電流を漏液
検知信号S1 として出力している。
【0019】表示回路(24)は、入力端がダイオード
D21のカソードに接続され、かつ、出力端が抵抗R207
及び抵抗R208 の直列回路を介して、接続線(接地線)
L12の他端部に接続され、かつ、制御端が抵抗R207 及
び抵抗R208 の接続点に接続されており、接続線L11、
L12を介して漏液検知信号処理回路(30)から与えら
れた定電圧電力(例えば、5〜24Vの定電圧)から適
宜(例えば5V)の定電圧電力を発生するための定電圧
発生回路VRと、コレクタが抵抗R209 を介して定電圧
発生回路VRの出力端に接続され、かつ、ベースが抵抗
R210 を介して受光回路(22)の信号出力端、即ち、
光トランジスタPTR21のコレクタに接続され、かつ、
エミッタが光ダイオードPD22を介して接続線(接地
線)L12の他端部に接続されており、光トランジスタP
TR21が導通状態にあるとき非導通状態にあって、光ダ
イオードPD22を滅光せしめ、かつ、光トランジスタP
TR21が非導通状態にあるとき導通状態にあって、光ダ
イオードPD22を発光せしめるためのトランジスタTR
23と、コレクタが抵抗R211 を介して定電圧発生回路V
Rの出力端に接続され、かつ、ベースが抵抗R212 を介
してトランジスタTR23のコレクタに接続され、かつ、
エミッタが光ダイオードPD23を介して接続線(接地
線)L12の他端部に接続されており、トランジスタTR
23が導通状態にあるとき非導通状態にあって光ダイオー
ドPD23を滅光せしめ、かつ、トランジスタTR23が非
導通状態にあるとき導通状態にあって光ダイオードPD
23を発光せしめるためのトランジスタTR24とを、包含
している。ちなみに、光ダイオードPD22は、滅光状態
のとき、凹凸部(12)に漏液が付着していないことを
視認可能に表示し、一方発光状態のとき、凹凸部に漏液
が付着していることを視認可能に表示している。光ダイ
オードPD23は、発光状態のとき、漏液が凹凸部(1
2)に付着していないことを視認可能に表示し、一方滅
光状態のとき、凹凸部(12)に漏液が付着しているこ
とを表示している。なお、光ダイオードPD22、PD23
がともに滅光状態にあるときは、漏液検知信号処理回路
(30)からの電力供給が停止していることを表示して
いるものと解することができる。
【0020】漏液検知信号処理回路(30)の構成の概
要は、図5に示すとおりであるが、勿論これに限られる
ものではない。略述すれば、検知信号受信回路(3
1)、検知回路形式対応回路(32)、表示回路(3
5)、継電器装置駆動回路(33)、継電器装置(3
4)、警報装置などへの接続線L03、L04、L05等を備
えることにより、本発明を活用することができる。な
お、同図中S2 は漏液検知信号受信信号を、S3 は漏液
検知標準化信号を、S4 は継電器装置駆動信号をそれぞ
れ意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の概要を示す説明図
【図2】 受光回路の配置と反射光の説明図
【図3】 入射光と反射光の関係を示す説明図
【図4】 入射光と反射光の関係を示す説明図
【図5】 実施例の概要を示すブロック回路図
【図6】 漏液検知回路の実施例を示す電気回路図
【符号の説明】
10・・・・・・・・・・漏液検知装置 11・・・・・・・・・・ケーシング 11A・・・・・・・・透光板 11A1 ・・・・・・係止突部 11B・・・・・・・・蓋体 11B1 ・・・・・・係止嵌合部 11B2 ・・・・・・配設溝 11B3 ・・・・・・接続線引出部 11B4 ・・・・・・ネジ部 11C・・・・・・・・Oリング 11D・・・・・・・・締付部材 11D1 ・・・・・・ネジ部 11D2 ・・・・・・テーパー部 12・・・・・・・・・・凹凸部 20・・・・・・・・・・漏液検知回路 D21、D22・・・・・・ダイオード L・・・・・・・・・・光 L※・・・・・・・・・反射光 L11、L13・・・・・・接続線 21・・・・・・・・・・光源回路 CR・・・・・・・・・定電流発生回路 R201 、R202 ・・・・抵抗 PD21・・・・・・・・光ダイオード 22・・・・・・・・・・受光回路 PTR21・・・・・・・光トランジスタ R203 ・・・・・・・・抵抗 23・・・・・・・・・・検知信号発生回路・電流制限
回路 R204 〜R206 ・・・・抵抗 TR21、TR22・・・・トランジスタ 24・・・・・・・・・・表示回路 R207 〜R212 ・・・・抵抗 TR23、TR24・・・・トランジスタ PD22、PD23・・・・光ダイオード VR・・・・・・・・・定電圧発生回路 30・・・・・・・・・・漏液検知信号処理回路 31・・・・・・・・・・検知信号受信回路 32・・・・・・・・・・検知回路形式対応回路 33・・・・・・・・・・継電器装置駆動回路 34・・・・・・・・・・継電器装置 35・・・・・・・・・・表示回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漏液検知領域に対して配置されており、
    外面に断面形状が頂角を90°とする二等辺三角形であ
    るのこ歯状の凹凸を、横長かつ平行に複数刻設して凹凸
    部(12)を形成した透明材又は半透明材である透光板
    (11A)と、前記凹凸部(12)を直近から照射する
    ための光源回路(21)と、該光源回路(21)と同一
    平面で、 かつ、前記凹凸部(12)の凹凸の横長方向と平行に配
    置され、前記透光板(11A)からの反射光を受光する
    ための受光回路(22)と、受光回路(22)の受光す
    る光量変化を検知し検知結果を信号として出力するため
    の検知信号発生回路・電流制限回路(23)とを備えて
    なることを特徴とする漏液検知装置。
  2. 【請求項2】 漏液検知領域に対して配置されており、
    外面に断面形状が頂角を90°とする二等辺三角形であ
    るのこ歯状の凹凸を、横長かつ平行に複数刻設して凹凸
    部(12)を形成した透明材又は半透明材である透光板
    (11A)と、前記凹凸部(12)を直近から照射する
    ための光源回路(21)と、該光源回路(21)と同一
    平面で、 かつ、前記凹凸部(12)の凹凸の横長方向と平行に配
    置され、前記透光板(11A)からの反射光を受光する
    ための受光回路(22)と、受光回路(22)の受光す
    る光量変化を検知し検知結果を信号として出力するため
    の検知信号発生回路・電流制限回路(23)と受光回路
    (22)の受光する光量変化を表示するための表示回路
    (24)とを備えてなることを特徴とする漏液検知装
    置。
  3. 【請求項3】 前記透光板(11A)が、前記光源回路
    (21)と受光回路(22)と検知信号発生回路・電流
    制限回路(23)とを収容するケーシング構成部材であ
    ることを特徴とする請求項1の漏液検知装置
  4. 【請求項4】 前記透光板(11A)が、前記光源回路
    (21)と受光回路(22)と検知信号発生回路・電流
    制限回路(23)と表示回路(24)とを収容するケー
    シング構成部材であることを特徴とする請求項2の漏液
    検知装置
  5. 【請求項5】 前記透光板(11A)を前記凹凸部(1
    2)が底部外面中央に配置された筒体に形成するととも
    に、該筒体の開口部内周に係止突部(11A1)を突設
    し、別体に形成した蓋体(11B)の基部に突設した係
    止嵌合部(11B1)と前記係止突部(11A1)とを
    嵌合して前記光源回路(21)と受光回路(22)と検
    知信号発生回路・電流制限回路(23)とを収容するケ
    ーシング(11)を構成したことを特徴とする請求項1
    及び請求項3の漏液検知装置
  6. 【請求項6】 前記透光板(11A)を前記凹凸部(1
    2)が底部外面中央に配置された筒体に形成するととも
    に、該筒体の開口部内周に係止突部(11A1)を突設
    し、別体に形成した蓋体(11B)の基部に突設した係
    止嵌合部(11B1)と前記係止突部(11A1)とを
    嵌合して前記光源回路(21)と受光回路(22)と検
    知信号発生回路・電流制限回路(23)と表示回路(2
    4)とを収容するケーシング(11)を構成したことを
    特徴とする請求項2及び請求項4の漏液検知装置
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