JPH08118825A - 偽造防止用印刷物 - Google Patents
偽造防止用印刷物Info
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- JPH08118825A JPH08118825A JP6258509A JP25850994A JPH08118825A JP H08118825 A JPH08118825 A JP H08118825A JP 6258509 A JP6258509 A JP 6258509A JP 25850994 A JP25850994 A JP 25850994A JP H08118825 A JPH08118825 A JP H08118825A
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Abstract
ことのできる偽造防止用印刷物を提供する。 【構成】 被印字用紙1の一部に、被印字用紙1より熱
転写受理特性が劣るインキであって、熱転写印刷時に
は、該インキ上には熱転写によるインキが乗らないイン
キでアミ点2を印刷し、熱転写印刷時には、アミ点部分
にロゴを印字する。
Description
し、特に熱転写印刷で印字される印刷物の偽造防止用印
刷物に関する。
られるラベル等には熱転写印刷で印字されるラベルが使
用される場合があるが、この種ラベルは、その性質上偽
造されてはならない。
かし印刷を施す場合があった。
な従来の偽造防止用印刷物では、偽造防止のためにすか
し印刷が施されるものの、ラベル自体の印刷は簡単に行
える。
供されると、以後はすかしてみることもできず、本物と
の区別はつかないという不具合があった。
を必要とし、印刷コストが高くなるという不具合があっ
た。
てなされたもので、その目的とするところは、偽造防止
効果が高く、しかも低コストに得ることのできる偽造防
止用印刷物を提供することにある。
め、請求項1記載の発明は、被印字用紙にインキシート
を重ね合わせ、サーマルヘッドを用いて熱転写で印字さ
れる熱転写印刷物の偽造を防止するための偽造防止用印
刷物において、上記熱転写で印字される前の被印字用紙
の一部範囲に熱転写受理特性が被印字用紙より劣るイン
キでアミ点印刷を施し、熱転写印刷時には該アミ点印刷
部分にアミ点印刷のインキとは異なる色のインキで熱転
写印刷を施し、上記アミ点印刷のインキが露出するよう
にしたことを特徴とする。
明において、上記アミ点印刷には、グラデーションがか
けられていることを特徴とする。
記載の発明は、被印字用紙にインキシートを重ね合わ
せ、サーマルヘッドを用いて熱転写で印字される熱転写
印刷物の偽造を防止するための偽造防止用印刷物におい
て、上記熱転写で印字される前の被印字用紙の一部に熱
転写受理特性が被印字用紙より劣るインキで所定印刷を
施し、熱転写印刷時には該所定印刷部分を覆うように、
かつ該所定印刷のインキとは異なる色のインキでベタ印
字を施し、上記所定印刷のインキが露出するようにした
ことを特徴とする。
用紙の一部に予め熱転写受理特性が被印字用紙より劣る
インキでアミ点印刷を施し、熱転写印刷時には該アミ点
印刷部分にアミ点印刷のインキとは異なる色のインキで
熱転写印刷を施して、アミ点印刷のインキが露出するよ
うにしている。
刷のインクの色とが混ざった色になり、偽造しにくい色
となる。このため、高い偽造防止効果がある。
前の被印字用紙の一部に熱転写受理特性が被印字用紙よ
り劣るインキで所定印字を施し、熱転写印刷時には該所
定印刷部分を覆うように、かつ該所定印刷のインキとは
異なる色のインキでベタ印字を施し、所定印刷のインキ
が露出するようにしている。
ドットで所定印刷の白抜きパターンを印字した場合、印
字の輪郭はゴツゴツしたものとなるが、本発明のように
予め印刷された所定印刷が熱転写印刷のベタの間から露
出するようにした場合、印字の輪郭は滑らかになる。
ドットで印字した場合と容易に区別でき、高い偽造防止
効果がある。
例を図面に基づいて説明する。
の一例として、メーカー等が自社製品に貼付するラベル
の場合について説明する。
第1の実施例を説明する。
る前のラベル用被印字用紙で、被印字用紙1の一部には
アミ点2が、被印字用紙1より熱転写受理特性が劣るイ
ンキで、所定の色彩を有して印刷される。
に熱転写印刷で所定の印字4が印刷され、同時にアミ点
2の印刷部分にはアミ点2内に収まるように例えばメー
カーのロゴ3等が印字されるが、この場合の印字色はア
ミ点2の色とは異なったものとする。
合わせたインキリボンやカラーシートに塗布された固型
インキあるいは昇華性染料をサーマルヘッド(発熱抵抗
体)により加熱し、被印字用紙1に熱転写記録するもの
であるが、熱転写印刷そのものについての構成は、本発
明の要旨と直接関係ないので、その詳細説明は省略す
る。
作用を説明する。
1より熱転写受理特性が劣るインキで、予めアミ点2が
印刷される。従って、この状態で、図2に示すごとく、
被印字用紙1に熱転写印刷を施すと、アミ点2上にはイ
ンキが乗らず、ロゴ3の印字部分のうち、アミ点印刷部
分はインキが抜ける。
ち、アミ点印刷部分のインキが抜けた状態を示す部分拡
大図であるが、熱転写印刷で印字されたロゴ3のうち、
アミ点2上には、熱転写によるインキは乗らない。
とロゴ3の色が混ざったものとなり、周囲の印字部分4
の色とは違った色となる。例えば、アミ点2の色が赤
で、ロゴ3の色(例えばインクリボンの色)が黒なら、
ロゴ3は褐色のように見える。
が周囲の熱転写の色と異なった複雑な色となるので、ロ
ゴ3の部分の偽造は難しく、高い偽造防止効果が得られ
る。
高価な印刷機械を必要としないので、低コストに偽造防
止ラベル等を得ることができる。
真偽の判別ができるので、簡単に真偽の判別ができるこ
とになる。
一階調としたが、アミ点2の色にグラデーションをかけ
ても良く、この場合は、さらに高い偽造防止効果が得ら
れる。
第2の実施例を説明する。
は同一符号を付して説明する。
る前のラベル用被印字用紙で、地色は白色である。ここ
で、被印字用紙1の一部にはメーカー等のロゴ5が印刷
されるが、この場合使用されるインキは、被印字用紙1
より熱転写受理特性が劣る透明インキで、しかも熱転写
印刷時、インキ上には熱転写によるインキが乗らないよ
うなインキである。
印刷されると、次に図5に示すごとく、被印字用紙1上
に熱転写印刷で所望の印字4が印字されるが、同時にロ
ゴ5の印刷部分にはロゴ5を覆うようにベタ印字6を施
す。
作用を説明する。
れるロゴ5は、被印字用紙1より熱転写受理特性が劣る
インキであって、しかも熱転写印刷時、インキ上には熱
転写によるインキが乗らないようなインキで印刷され
る。従って、図5に示すごとく、ロゴ5を覆うように熱
転写印刷でベタ印字6を施すと、ロゴ5上にはインキが
乗らず、透明インク部分が露出して、図5に示すごと
く、白抜きのロゴ15が出てくる。
出てくる部分の部分拡大図であるが、ベタ印字6中に、
白抜きのロゴ15が出ている。
部分は、初めに印刷された透明インキの印刷パターンで
あり、白抜きのロゴ15の部分の輪郭は滑らかである。
うなラベルの偽造を試みた場合、図7に示すごとく、荒
い熱転写のドットで印字部分を形成し、白抜き部分10
を作ることになる。従って、白抜き部分10の輪郭は、
同図に示すごとくゴツゴツしたものとなり、目視で容易
に真偽の判別ができる。従って、上記第1の実施例の場
合と同様、第三者によるラベルの偽造を防止できる。
コストに、かつ簡単に真偽の判別ができることになる。
1上に透明のインキでロゴ5を印刷する場合について説
明したが、ロゴ5を印刷するインキの色は透明に限ら
ず、特に被印字用紙1の地色に合わせていろんな色彩の
インキを使用できる。
の一例として、メーカー等が自社製品に貼付するラベル
の場合について説明したが、本発明はその他偽造防止措
置が要求される各種ラベルや帳票にも適用できることは
勿論である。
の効果を奏する。 (1)第三者による偽造が難しいので、高い偽造防止効
果が得られる。 (2)高価な製造設備を必要としないので、低コストに
偽造防止用印刷物を製作できる。 (3)目視で真偽の判別ができるので、簡単に真偽の判
別ができる。
り劣るインキでアミ点を印刷した場合の説明図。
熱転写印刷でロゴを印字した場合の説明図。
図。
り劣るインキでロゴを印刷した場合の説明図。
転写印刷でベタ印字を施した場合の説明図。
図。
合の説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】 被印字用紙にインキシートを重ね合わ
せ、サーマルヘッドを用いて熱転写で印字される熱転写
印刷物の偽造を防止するための偽造防止用印刷物におい
て、上記熱転写で印字される前の被印字用紙の一部範囲
に熱転写受理特性が被印字用紙より劣るインキでアミ点
印刷を施し、熱転写印刷時には該アミ点印刷部分にアミ
点印刷のインキとは異なる色のインキで熱転写印刷を施
し、上記アミ点印刷のインキが露出するようにしたこと
を特徴とする偽造防止用印刷物。 - 【請求項2】 上記アミ点印刷には、グラデーションが
かけられていることを特徴とする請求項1記載の偽造防
止用印刷物。 - 【請求項3】 被印字用紙にインキシートを重ね合わ
せ、サーマルヘッドを用いて熱転写で印字される熱転写
印刷物の偽造を防止するための偽造防止用印刷物におい
て、上記熱転写で印字される前の被印字用紙の一部に熱
転写受理特性が被印字用紙より劣るインキで所定印刷を
施し、熱転写印刷時には該所定印刷部分を覆うように、
かつ該所定印刷のインキとは異なる色のインキでベタ印
字を施し、上記所定印刷のインキが露出するようにした
ことを特徴とする偽造防止用印刷物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25850994A JP3599248B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 偽造防止用印刷物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25850994A JP3599248B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 偽造防止用印刷物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08118825A true JPH08118825A (ja) | 1996-05-14 |
JP3599248B2 JP3599248B2 (ja) | 2004-12-08 |
Family
ID=17321202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25850994A Expired - Fee Related JP3599248B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 偽造防止用印刷物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3599248B2 (ja) |
-
1994
- 1994-10-24 JP JP25850994A patent/JP3599248B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3599248B2 (ja) | 2004-12-08 |
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