JPH08118728A - 電子写真用露光装置 - Google Patents

電子写真用露光装置

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JPH08118728A
JPH08118728A JP28903994A JP28903994A JPH08118728A JP H08118728 A JPH08118728 A JP H08118728A JP 28903994 A JP28903994 A JP 28903994A JP 28903994 A JP28903994 A JP 28903994A JP H08118728 A JPH08118728 A JP H08118728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exposure apparatus
led
light source
arrays
source substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP28903994A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Hiramoto
廣幸 平本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08118728A publication Critical patent/JPH08118728A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のこの種の露光装置においては、1列の
LEDアレイを有するものであったので、プリンタのカ
ラー化を図るときには複数の露光装置を相互間に高精度
を保ち取付けを行う必要を生じ、組立工程が煩雑化して
コストアップする問題点を生じていた。 【構成】 本発明により、温度膨張係数が小さい部材で
形成された1枚の光源基板2上に、LEDアレイ3A、
3Bの2列が適宜の間隔を有して平行に配置されている
電子写真用露光装置1としたことで、例えばプリンタな
ど、この種の露光装置を採用する機器をカラー化(多色
化)するときに、個別の露光装置を取付けるときの高精
度が要求される組立工程を不要なものとして、この種の
機器のコストダウンを可能として課題を解決するもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真型の複写機、
ファクシミリ、プリンタなどに採用されている画像形成
装置に関するものであり、詳細には前記画像形成装置中
において感光体に露光を与えるための露光装置に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電子写真用露光装置90
の構成の例を示すものが図4であり、ガラスエポキシプ
リント基板などで形成されたLED基板91上にはLE
Dチップ92aの複数が1列にマウントされてLEDア
レイ92が形成され、同時にこのLEDチップ92aの
夫々を駆動するための駆動用IC93の複数も平行にマ
ウントされている。
【0003】そして、前記LED基板91とLEDチッ
プ92aと駆動用IC93との間の必要部分にワイヤー
ボンドなどにより配線94が行われ、樹脂モールドなど
による防湿処理が行われて、前記LEDアレイ92の発
光方向の前方には光ファイバーレンズアレイ95が配置
されて感光体表面に結像するものとされて、この電子写
真用露光装置90はLEDプリンタヘッドとして用いら
れるものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の電子写
真用露光装置90の構成では、前記LEDアレイ92の
1列のみが設けられているものであるので、1回の画像
形成では1色のみに対応するものとなり、近来のように
カラー出力が要求される場合には、その色数に対応する
数の電子写真用露光装置90を設ける必要を生じるもの
となる。
【0005】しかしながら、前記電子写真用露光装置9
0の複数を設ける場合に、最終画像に色ズレなどを生じ
させないためには、電子写真用露光装置90同士の間
隔、平行度などに非常に高い精度が要求されるものとな
り、組立作業が高度化し例えばプリンタなどこの電子写
真用露光装置90が採用される機器全体のコストアップ
を招くなどの問題点を生じる。
【0006】また、例え組立時に精度が保証されていた
としても、使用時の周囲温度による熱膨張により、上記
した間隔、平行度などに精度低下を来す可能性もあり、
これを防止するためには適宜な温度補正手段なども考慮
する必要性を生じて、一層のコストアップの要因となる
問題点を生じ、これらの点の解決が課題とされるものと
なっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した従来
の課題を解決するための具体的な手段として、帯電が行
われた感光体の面上に、LEDチップの複数が列状に配
列されたLEDアレイで選択的に露光を行い、前記感光
体面上に電荷による画像を形成する電子写真用露光装置
において、前記電子写真用露光装置は温度膨張係数が小
さい部材で形成された1枚の光源基板上に、前記LED
アレイの少なくとも2列が適宜の間隔を有して平行に配
置されていることを特徴とする電子写真用露光装置を提
供することで課題を解決するものである。
【0008】
【実施例】つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図1および図2に符号1で示すもの
は本発明に係る電子写真用露光装置(以下に露光装置1
と略称する)であり、この露光装置1は帯電が行われた
感光体に露光を行い、電荷による画像を形成して後のト
ナーによる現像に備えるものである点は従来例のものと
同様であるが、本発明により光源基板2上に少なくとも
2列のLEDアレイ3A、3Bが設けられるものとされ
ている。
【0009】従って、前記LEDアレイ3A、3Bを駆
動するための駆動用IC4の列も同じ光源基板2上に配
置されるものとされるが、このときには、駆動用IC4
の列は前記光源基板2の外縁寄りに設けられ、外部から
供給される制御信号を駆動用IC4に入力し易いものと
されている。
【0010】このときに、前記光源基板2はガラス基板
あるいはガラスエポキシプリント基板など温度膨張係数
が小さい部材で形成され、表面には銅、銀など導電部材
により、例えば光源基板2の両側部には入力端子5a、
駆動用IC4からLEDアレイ3A、3Bに到る部分に
は信号回路5bのように電気配線5が形成されるものと
されている。
【0011】尚、この実施例では前記LEDアレイ3
A、3Bを構成するLEDチップ3aおよび駆動用IC
4はフリップチップボンディング用のものを使用するの
で、LEDチップ3aおよび駆動用IC4のバンプ3
b、4aの配置に相当するボンディングパット5cも前
記電気配線5の形成時に同時に形成されるものである。
【0012】また、前記LEDチップ3aにおいてはバ
ンプ3bは一方の辺のみで接続の面では充分なものであ
るが、ボンディング時に光源基板2に対する発光面の傾
きなどを生じる恐れがあるので、LEDチップ3a側に
おいては他方の辺に捨てバンプ3cを設けておき、電気
配線5に側においては何れの部分にも電気的に接続され
ていない捨てパッド5dを設け、LEDチップ3aが両
側辺で支持されるものとしてある。
【0013】以上のようにして、光源基板2上にLED
チップ3aと駆動用IC4とが搭載され、LEDアレイ
3A、3Bが形成された後には、前記LEDアレイ3
A、3Bの発光方向の前方には光ファイバーレンズアレ
イ6が夫々に取付けられて露光装置1として完成される
ものとなる。尚、実際の露光装置1の製作に当たって
は、前記LEDアレイ3AとLEDアレイ3Bとの間に
は帯電装置あるいはトナー供給装置(何れも図示は省略
する)を設けるための適度の寸法が必要である。
【0014】次いで、本発明の露光装置1の作用および
効果について説明する。上記の構成としたことで、LE
Dアレイ3AとLEDアレイ3Bとの間の間隔、平行度
あるいはLEDチップ3a間のピッチなどの精度は専ら
に光源基板2上に敷設される電気配線5の精度に依存す
るものとなるが、前記電気配線5は写真手段が用いられ
て極めて高精度であるので両LEDアレイ3A、3B間
の精度も高精度となり、色ズレの発生などが回避できる
ものとなる。
【0015】同時に、LEDアレイ3AとLEDアレイ
3Bとを搭載する光源基板2がガラス基板あるいはガラ
スエポキシプリント基板など温度膨張係数が小さい部材
であるので、露光装置1の使用に際して周囲温度に変動
を生じたときにも、その移動量は僅少であり、常に高品
質の画像が提供できるものとなる。
【0016】図3は、本発明に係る露光装置1の別の実
施例を示すものであり、前の実施例では光源基板2はL
EDチップ3aと駆動用IC4とを搭載するものとして
形成されていたが、この実施例では前記LEDチップ3
aおよび駆動用IC4に加えて光ファイバーレンズアレ
イ6も取付けられるものとされ、これにより、露光装置
1を構成する部材の全てが光源基板2上に一体化される
ものとなっている。
【0017】上記の構成とするために、前記光源基板2
の所定位置の2箇所には、光ファイバーレンズアレイ6
が光源基板2を板厚方向で貫通するようにして埋設さ
れ、そして、前記LEDチップ3aは光ファイバーレン
ズアレイ6の端部に発光面側を向けて、即ち、光源基板
2の方向に発光面側を向けて取付けられている。また、
前記駆動用IC4は前の実施例と同様に取付けられるも
のである。
【0018】このようにしたことで、この実施例の露光
装置1の構成では前記にも説明したように、この露光装
置1を構成する部材の全てが光源基板2上に取付けられ
るものとなる。従って、前の実施例ではLEDアレイ3
AとLEDアレイ3Bとの間が精度と温度安定性と優れ
るものとなっていたのに対し、この実施例ではLEDア
レイ3A、3Bと光ファイバーレンズアレイ6との間も
精度と温度安定性と優れるものとすることができ、更に
は全てが一体化されたことでプリンタなどへの組付工程
も簡素化できるものとなる。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、温
度膨張係数が小さい部材で形成された1枚の光源基板上
に、前記LEDアレイの少なくとも2列が適宜の間隔を
有して平行に配置されている電子写真用露光装置とした
ことで、例えばプリンタなど、この種の露光装置を採用
する機器をカラー化(多色化)するときに、個別の露光
装置を取付けるときの高精度が要求される組立工程を不
要なものとして、この種の機器のコストダウンに極めて
優れた効果を奏するものである。
【0020】また、前記光源基板を温度膨張係数が小さ
い部材で形成したことで、上記の機器の使用される周囲
温度が変化した場合にも、LEDアレイ間の間隔の変化
などを微小なものとし、この要因による色ズレの発生な
どを防止し、この種の機器の品質向上にも優れた効果を
併せて奏するものである。
【0021】更に、本発明により、光源基板は複数の光
ファイバーレンズアレイが適宜の間隔を有して平行に埋
設されたガラス部材とされ、前記LEDアレイは前記光
ファイバーレンズアレイに発光面を対峙させて配置され
ている電子写真用露光装置としたことで、この露光装置
を構成する部材の全てが光源基板に取付けられ一体化さ
れたものとして、精度を一層に向上させると共に、機器
への組付も一層に簡素化し、コストダウンにも品質向上
にもより一層に優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電子写真用露光装置の一実施例
を要部で示す平面図である。
【図2】 図1のA―A線に沿う断面図である。
【図3】 同じく本発明に係る電子写真用露光装置の別
の実施例を示す断面図である。
【図4】 従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1……電子写真用露光装置(露光装置) 2……光源基板 3A、3B……LEDアレイ 3a……LEDチップ 3b、4a……バンプ 4……駆動用IC 5……電気配線 6……光ファイバーレンズアレイ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電が行われた感光体の面上に、LED
    チップの複数が列状に配列されたLEDアレイで選択的
    に露光を行い、前記感光体面上に電荷による画像を形成
    する電子写真用露光装置において、前記電子写真用露光
    装置は温度膨張係数が小さい部材で形成された1枚の光
    源基板上に、前記LEDアレイの少なくとも2列が適宜
    の間隔を有して平行に配置されていることを特徴とする
    電子写真用露光装置。
  2. 【請求項2】 前記光源基板は複数の光ファイバーアレ
    イが適宜の間隔を有して平行に埋設されたガラス部材と
    され、前記LEDアレイは前記列状光ファイバーアレイ
    に発光面を対峙させて配置されていることを特徴とする
    請求項1記載の電子写真用露光装置。
JP28903994A 1994-10-28 1994-10-28 電子写真用露光装置 Pending JPH08118728A (ja)

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JP28903994A JPH08118728A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 電子写真用露光装置

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JPH08118728A true JPH08118728A (ja) 1996-05-14

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