JPH08117796A - 温泉水のスケール除去装置と温泉水を利用した熱交換装置 - Google Patents
温泉水のスケール除去装置と温泉水を利用した熱交換装置Info
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- JPH08117796A JPH08117796A JP28915094A JP28915094A JPH08117796A JP H08117796 A JPH08117796 A JP H08117796A JP 28915094 A JP28915094 A JP 28915094A JP 28915094 A JP28915094 A JP 28915094A JP H08117796 A JPH08117796 A JP H08117796A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手間をかけることなく薬品の交換をすること
ができる温泉水のスケール除去装置と、スケール除去さ
れた温泉水を利用した熱交換装置の提供を目的とする。 【構成】 前者は温泉水が供給されるケース２内に着脱
自在に収納された薬品タンク３を装置したもので、後者
は熱交換部４と温泉水のスケール除去装置１とを組合わ
せ、熱交換部４は、ケース４Ａとケース４Ａ内に配設さ
れたコイル４Ｂから構成されている。
ができる温泉水のスケール除去装置と、スケール除去さ
れた温泉水を利用した熱交換装置の提供を目的とする。 【構成】 前者は温泉水が供給されるケース２内に着脱
自在に収納された薬品タンク３を装置したもので、後者
は熱交換部４と温泉水のスケール除去装置１とを組合わ
せ、熱交換部４は、ケース４Ａとケース４Ａ内に配設さ
れたコイル４Ｂから構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な構成を有する温
泉水のスケール除去装置と温泉水を利用した熱交換装置
に関するものである。
泉水のスケール除去装置と温泉水を利用した熱交換装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。温泉水のスケール除去につい
ては、電磁石や薬品を使用するものがある。
ようなものになっている。温泉水のスケール除去につい
ては、電磁石や薬品を使用するものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。必ず
しも、温泉水のスケール除去を確実に行うことができな
い。このため、温泉水を利用する熱交換装置にこの温泉
水を利用することは困難であった。
のにあっては、下記のような問題点を有していた。必ず
しも、温泉水のスケール除去を確実に行うことができな
い。このため、温泉水を利用する熱交換装置にこの温泉
水を利用することは困難であった。
【０００４】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、上述の問題を解決できるものを提供しようとするも
のである。
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、上述の問題を解決できるものを提供しようとするも
のである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第１発明は、ケース２と、このケース内に着脱自在に収
納された薬品タンク３とから構成され、ケース２は、ケ
ース本体２Ａと上蓋２Ｂとからなり、ケース本体２Ａは
縦筒部２Ａ１とこの縦筒部の下端に設けた椀状の底部２
Ａ２と、縦筒部の上端に形成されたフランジ２Ａ３とか
ら構成され、上蓋２Ｂは、縦筒部の上面開口部に対して
上方から当接される椀状の蓋部２Ｂ１と、この蓋部の外
周に連設されたフランジ２Ｂ２とから構成され、ケース
本体２Ａと上蓋２Ｂは互いのフランジを当接して蓋取付
けボルト２Ａ４で緊締され、ケース本体２Ａにおける縦
筒部２Ａ１の一方面下方には温泉水入口２Ｄが設けら
れ、他方面上方には温泉水出口２Ｅが設けられ、薬品タ
ンク３は、タンク本体３Ａと、開口部３Ｂとこの開口部
に開閉自在に取付けられた蓋３Ｃとから構成され、タン
ク本体３Ａは、底を有する円筒部３Ａ１と、この円筒部
の上面に張設された天板３Ａ２と、天板の上面に取付け
られた把手３Ａ３と、円筒部３Ａ１内を上中下の薬品小
室３Ａ４１，３Ａ４２，３Ａ４３に仕切る小孔を有する
仕切板３Ａ４とから構成され、円筒部３Ａ１の周面には
小孔３Ａ１１が群設され、開口部３Ｂはタンク本体３Ａ
における円筒部３Ａ１の下方部分に縦長の方形に開設さ
れ、この開口部３Ｂに開閉自在に構成された蓋３Ｃに
は、全面に小孔３Ｃ３が群設され、上の薬品小室３Ａ４
１には防錆剤３Ｄ、中の薬品小室３Ａ４２にはセラミッ
ク３Ｅ、下の薬品小室３Ａ４３には防錆剤３Ｆがそれぞ
れ収納されている温泉水のスケール除去装置である。
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第１発明は、ケース２と、このケース内に着脱自在に収
納された薬品タンク３とから構成され、ケース２は、ケ
ース本体２Ａと上蓋２Ｂとからなり、ケース本体２Ａは
縦筒部２Ａ１とこの縦筒部の下端に設けた椀状の底部２
Ａ２と、縦筒部の上端に形成されたフランジ２Ａ３とか
ら構成され、上蓋２Ｂは、縦筒部の上面開口部に対して
上方から当接される椀状の蓋部２Ｂ１と、この蓋部の外
周に連設されたフランジ２Ｂ２とから構成され、ケース
本体２Ａと上蓋２Ｂは互いのフランジを当接して蓋取付
けボルト２Ａ４で緊締され、ケース本体２Ａにおける縦
筒部２Ａ１の一方面下方には温泉水入口２Ｄが設けら
れ、他方面上方には温泉水出口２Ｅが設けられ、薬品タ
ンク３は、タンク本体３Ａと、開口部３Ｂとこの開口部
に開閉自在に取付けられた蓋３Ｃとから構成され、タン
ク本体３Ａは、底を有する円筒部３Ａ１と、この円筒部
の上面に張設された天板３Ａ２と、天板の上面に取付け
られた把手３Ａ３と、円筒部３Ａ１内を上中下の薬品小
室３Ａ４１，３Ａ４２，３Ａ４３に仕切る小孔を有する
仕切板３Ａ４とから構成され、円筒部３Ａ１の周面には
小孔３Ａ１１が群設され、開口部３Ｂはタンク本体３Ａ
における円筒部３Ａ１の下方部分に縦長の方形に開設さ
れ、この開口部３Ｂに開閉自在に構成された蓋３Ｃに
は、全面に小孔３Ｃ３が群設され、上の薬品小室３Ａ４
１には防錆剤３Ｄ、中の薬品小室３Ａ４２にはセラミッ
ク３Ｅ、下の薬品小室３Ａ４３には防錆剤３Ｆがそれぞ
れ収納されている温泉水のスケール除去装置である。
【０００６】ついで、第２発明は、熱交換部４と上記温
泉水のスケール除去装置とから構成され、熱交換部４
は、ケース４Ａとこのケース４Ａ内に配設されたコイル
４Ｂとから構成され、ケース４Ａは、筒状側壁４Ａ１と
この筒状側壁の上下面に張設された天板４Ａ２と底板４
Ａ３とから構成され、さらに、筒状側壁４Ａ１の上方に
は処理済温泉水入口４Ａ４が設けられ、下方には処理済
温泉水出口４Ａ５が設けられ、処理済温泉水入口４Ａ４
には当該温泉水のスケール除去装置１における温泉水出
口２Ｅが連結され、コイル４Ｂは、パイプをスパイラル
状に構成した熱交換体４Ｂ１と、この熱交換体の下端に
連結された給水パイプ４Ｂ１１と、熱交換体の上端に連
結された給湯パイプ４Ｂ１２とから構成されている温泉
水を利用した熱交換装置である。
泉水のスケール除去装置とから構成され、熱交換部４
は、ケース４Ａとこのケース４Ａ内に配設されたコイル
４Ｂとから構成され、ケース４Ａは、筒状側壁４Ａ１と
この筒状側壁の上下面に張設された天板４Ａ２と底板４
Ａ３とから構成され、さらに、筒状側壁４Ａ１の上方に
は処理済温泉水入口４Ａ４が設けられ、下方には処理済
温泉水出口４Ａ５が設けられ、処理済温泉水入口４Ａ４
には当該温泉水のスケール除去装置１における温泉水出
口２Ｅが連結され、コイル４Ｂは、パイプをスパイラル
状に構成した熱交換体４Ｂ１と、この熱交換体の下端に
連結された給水パイプ４Ｂ１１と、熱交換体の上端に連
結された給湯パイプ４Ｂ１２とから構成されている温泉
水を利用した熱交換装置である。
【０００７】
【作用】本発明のものは下記のように作用する。 １．温泉水のスケール除去装置では、薬品タンク３によ
ってスケール除去が行われるが、薬品の交換はカートリ
ッジ式に構成されている薬品タンク３をケース２から取
出して行うことができる。 ２．温泉水を利用した熱交換装置では、スケール除去さ
れた温泉水がケース４Ａ内に送られるので、このケース
４Ａ内に配設されたコイル４Ｂが暖められ、このコイル
に送られる水が暖められることになる。
ってスケール除去が行われるが、薬品の交換はカートリ
ッジ式に構成されている薬品タンク３をケース２から取
出して行うことができる。 ２．温泉水を利用した熱交換装置では、スケール除去さ
れた温泉水がケース４Ａ内に送られるので、このケース
４Ａ内に配設されたコイル４Ｂが暖められ、このコイル
に送られる水が暖められることになる。
【０００８】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。１
は第１発明としての温泉水のスケール除去装置で、ケー
ス２と、このケース内に着脱自在に収納された薬品タン
ク３とから構成されている。ケース２は、ケース本体２
Ａと上蓋２Ｂとからなる。ケース本体２Ａは縦筒部２Ａ
１とこの縦筒部の下端に設けた椀状の底部２Ａ２と、縦
筒部の上端に形成されたフランジ２Ａ３とから構成され
ている。上蓋２Ｂは、縦筒部の上面開口部に対して上方
から当接される椀状の蓋部２Ｂ１と、この蓋部の外周に
連設されたフランジ２Ｂ２とから構成されている。そし
て、このケース本体２Ａと上蓋２Ｂは互いのフランジを
当接して蓋取付けボルト２Ａ４で緊締されている。２Ａ
４１はパッキングである。
は第１発明としての温泉水のスケール除去装置で、ケー
ス２と、このケース内に着脱自在に収納された薬品タン
ク３とから構成されている。ケース２は、ケース本体２
Ａと上蓋２Ｂとからなる。ケース本体２Ａは縦筒部２Ａ
１とこの縦筒部の下端に設けた椀状の底部２Ａ２と、縦
筒部の上端に形成されたフランジ２Ａ３とから構成され
ている。上蓋２Ｂは、縦筒部の上面開口部に対して上方
から当接される椀状の蓋部２Ｂ１と、この蓋部の外周に
連設されたフランジ２Ｂ２とから構成されている。そし
て、このケース本体２Ａと上蓋２Ｂは互いのフランジを
当接して蓋取付けボルト２Ａ４で緊締されている。２Ａ
４１はパッキングである。
【０００９】２Ｃはケース本体２Ａの下面に必要に応じ
て取付けられた支持脚である。また、ケース本体２Ａに
おける縦筒部２Ａ１の一方面下方には温泉水入口２Ｄが
設けられ、他方面上方には温泉水出口２Ｅが設けられて
いる。さらに、ケース本体２Ａの底部２Ａ２にはドレン
バルブ２Ｆが設けられ、蓋部２Ｂ１にはエアー抜き２Ｇ
と圧力計２Ｈとが設けられている。２Ｉはケース本体２
Ａにおける縦筒部に設けられている覗き窓である。２Ｊ
は温度計、２Ｋは把手である。
て取付けられた支持脚である。また、ケース本体２Ａに
おける縦筒部２Ａ１の一方面下方には温泉水入口２Ｄが
設けられ、他方面上方には温泉水出口２Ｅが設けられて
いる。さらに、ケース本体２Ａの底部２Ａ２にはドレン
バルブ２Ｆが設けられ、蓋部２Ｂ１にはエアー抜き２Ｇ
と圧力計２Ｈとが設けられている。２Ｉはケース本体２
Ａにおける縦筒部に設けられている覗き窓である。２Ｊ
は温度計、２Ｋは把手である。
【００１０】薬品タンク３は、タンク本体３Ａと、開口
部３Ｂと、この開口部に開閉自在に取付けられた蓋３Ｃ
とから構成されている。タンク本体３Ａは、底を有する
円筒部３Ａ１と、この円筒部の上縁の周囲に延出された
フランジ３Ａ２と、フランジの上面に取付けられた把手
３Ａ３と、円筒部３Ａ１内を上中下の薬品小室３Ａ４
１，３Ａ４２，３Ａ４３に仕切る小孔が群設された仕切
板３Ａ４とから構成されている。そして、円筒部３Ａ１
の周面には小孔３Ａ１１が群設されている。開口部３Ｂ
は、タンク本体３Ａにおける円筒部３Ａ１の下方部分に
縦長の方形に開設され、この開口部３Ｂの両側辺には蓋
用レール３Ｂ１が添設されている。開口部３Ｂの上辺中
央には固定ネジ用の受穴３Ｂ２が開設されている。蓋３
Ｃは、開口部３Ｂの寸法に対応する寸法に構成された板
３Ｃ１と、この板の上方中央の固定ネジ３Ｃ２と、全面
に群設されている小孔３Ｃ３とから構成されている。
部３Ｂと、この開口部に開閉自在に取付けられた蓋３Ｃ
とから構成されている。タンク本体３Ａは、底を有する
円筒部３Ａ１と、この円筒部の上縁の周囲に延出された
フランジ３Ａ２と、フランジの上面に取付けられた把手
３Ａ３と、円筒部３Ａ１内を上中下の薬品小室３Ａ４
１，３Ａ４２，３Ａ４３に仕切る小孔が群設された仕切
板３Ａ４とから構成されている。そして、円筒部３Ａ１
の周面には小孔３Ａ１１が群設されている。開口部３Ｂ
は、タンク本体３Ａにおける円筒部３Ａ１の下方部分に
縦長の方形に開設され、この開口部３Ｂの両側辺には蓋
用レール３Ｂ１が添設されている。開口部３Ｂの上辺中
央には固定ネジ用の受穴３Ｂ２が開設されている。蓋３
Ｃは、開口部３Ｂの寸法に対応する寸法に構成された板
３Ｃ１と、この板の上方中央の固定ネジ３Ｃ２と、全面
に群設されている小孔３Ｃ３とから構成されている。
【００１１】上の薬品小室３Ａ４１には防錆剤（シリホ
ス）３Ｄ、中の薬品小室３Ａ４２にはセラミック３Ｅ、
下の薬品小室３Ａ４３には防錆剤（シリホス）３Ｆがそ
れぞれ収納されている。シリホス（商標〜ギウリニ社）
は、サビと赤水とスケールを防止する給水用防錆剤とし
てドイツのギウリニ社で製造されているものである。シ
リホスは、ポリリン酸ナトリウムと少しのポリケイ酸ナ
トリウムでできており、形状は球状のものである。障害
のある給水管にシリホスを自然溶解させるだけで、サビ
や赤水やスケールを防止することができる。セラミック
は、下記の成分からなるものである ＳｉＯ2 〜４２．６７、Ａｌ2 Ｏ3 〜１３．０４、Ｃａ
Ｏ〜８．７７、ＭｇＯ〜３．０５、Ｆｅ2 Ｏ3 〜９．６
８、ＦｅＯ〜３．６２。
ス）３Ｄ、中の薬品小室３Ａ４２にはセラミック３Ｅ、
下の薬品小室３Ａ４３には防錆剤（シリホス）３Ｆがそ
れぞれ収納されている。シリホス（商標〜ギウリニ社）
は、サビと赤水とスケールを防止する給水用防錆剤とし
てドイツのギウリニ社で製造されているものである。シ
リホスは、ポリリン酸ナトリウムと少しのポリケイ酸ナ
トリウムでできており、形状は球状のものである。障害
のある給水管にシリホスを自然溶解させるだけで、サビ
や赤水やスケールを防止することができる。セラミック
は、下記の成分からなるものである ＳｉＯ2 〜４２．６７、Ａｌ2 Ｏ3 〜１３．０４、Ｃａ
Ｏ〜８．７７、ＭｇＯ〜３．０５、Ｆｅ2 Ｏ3 〜９．６
８、ＦｅＯ〜３．６２。
【００１２】１１は第２発明としての温泉水を利用した
熱交換装置で、温泉水のスケール除去装置１と熱交換部
４とから構成されている。熱交換部４は、ケース４Ａと
このケース４Ａ内に配設されたコイル４Ｂとから構成さ
れている。ケース４Ａは、筒状側壁４Ａ１とこの筒状側
壁の上下面に張設された天板４Ａ２と底板４Ａ３とから
構成され、さらに、筒状側壁４Ａ１の上方には処理済温
泉水入口４Ａ４が設けられ、下方には処理済温泉水出口
４Ａ５が設けられ、処理済温泉水入口４Ａ４には温泉水
のスケール除去装置１における温泉水出口２Ｅが連結さ
れている。コイル４Ｂは、パイプをスパイラル状に構成
した熱交換体４Ｂ１と、この熱交換体の下端に連結され
た給水パイプ４Ｂ１１と、熱交換体の上端に連結された
給湯パイプ４Ｂ１２とから構成されている。
熱交換装置で、温泉水のスケール除去装置１と熱交換部
４とから構成されている。熱交換部４は、ケース４Ａと
このケース４Ａ内に配設されたコイル４Ｂとから構成さ
れている。ケース４Ａは、筒状側壁４Ａ１とこの筒状側
壁の上下面に張設された天板４Ａ２と底板４Ａ３とから
構成され、さらに、筒状側壁４Ａ１の上方には処理済温
泉水入口４Ａ４が設けられ、下方には処理済温泉水出口
４Ａ５が設けられ、処理済温泉水入口４Ａ４には温泉水
のスケール除去装置１における温泉水出口２Ｅが連結さ
れている。コイル４Ｂは、パイプをスパイラル状に構成
した熱交換体４Ｂ１と、この熱交換体の下端に連結され
た給水パイプ４Ｂ１１と、熱交換体の上端に連結された
給湯パイプ４Ｂ１２とから構成されている。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 １．温泉水のスケール除去装置１は下記の効果を期待す
ることができる。温泉水特有のカルシウム、マグネシウ
ム、鉄分などに起因するスケールの除去を確実に行うこ
とができる。薬品タンク３が所謂カートリッジ式になっ
ているから、薬品の交換に手間がかからないと共に、掃
除がしやすい。 ２．温泉水を利用した熱交換装置１１は下記の効果を期
待することができる。温泉水のスケール除去装置１で確
実にスケールが除去された温泉水を熱交換に使用できる
から、経済的に温水を得て所望する箇所に熱を利用でき
る。
で次に記載する効果を奏する。 １．温泉水のスケール除去装置１は下記の効果を期待す
ることができる。温泉水特有のカルシウム、マグネシウ
ム、鉄分などに起因するスケールの除去を確実に行うこ
とができる。薬品タンク３が所謂カートリッジ式になっ
ているから、薬品の交換に手間がかからないと共に、掃
除がしやすい。 ２．温泉水を利用した熱交換装置１１は下記の効果を期
待することができる。温泉水のスケール除去装置１で確
実にスケールが除去された温泉水を熱交換に使用できる
から、経済的に温水を得て所望する箇所に熱を利用でき
る。
【図１】温泉水のスケール除去装置の１部を切欠いた斜
視図である。
視図である。
【図２】薬品タンクを中心に見た斜視図である。
【図３】温泉水を利用した熱交換装置の１部を切欠いた
側面図である。
側面図である。
１ 温泉水のスケール除去装置 ２ ケース ３ 薬品タンク １１ 温泉水を利用した熱交換装置 ４ 熱交換部
Claims (2)
- 【請求項１】 ケース（２）と、このケース内に着脱自
在に収納された薬品タンク（３）とから構成され、ケー
ス（２）は、ケース本体（２Ａ）と上蓋（２Ｂ）とから
なり、ケース本体（２Ａ）は縦筒部（２Ａ１）とこの縦
筒部の下端に設けた椀状の底部（２Ａ２）と、縦筒部の
上端に形成されたフランジ（２Ａ３）とから構成され、
上蓋（２Ｂ）は、縦筒部の上面開口部に対して上方から
当接される椀状の蓋部（２Ｂ１）と、この蓋部の外周に
連設されたフランジ（２Ｂ２）とから構成され、ケース
本体（２Ａ）と上蓋（２Ｂ）は互いのフランジを当接し
て蓋取付けボルト（２Ａ４）で緊締され、ケース本体
（２Ａ）における縦筒部（２Ａ１）の一方面下方には温
泉水入口（２Ｄ）が設けられ、他方面上方には温泉水出
口（２Ｅ）が設けられ、薬品タンク（３）は、タンク本
体（３Ａ）と、開口部（３Ｂ）とこの開口部に開閉自在
に取付けられた蓋（３Ｃ）とから構成され、タンク本体
（３Ａ）は、底を有する円筒部（３Ａ１）と、この円筒
部の上面に張設された天板（３Ａ２）と、天板の上面に
取付けられた把手（３Ａ３）と、円筒部（３Ａ１）内を
上中下の薬品小室（３Ａ４１，３Ａ４２，３Ａ４３）に
仕切る小孔を有する仕切板（３Ａ４）とから構成され、
円筒部（３Ａ１）の周面には小孔（３Ａ１１）が群設さ
れ、開口部（３Ｂ）はタンク本体（３Ａ）における円筒
部（３Ａ１）の下方部分に縦長の方形に開設され、この
開口部（３Ｂ）に開閉自在に構成された蓋（３Ｃ）に
は、全面に小孔（３Ｃ３）が群設され、上の薬品小室
（３Ａ４１）には防錆剤（３Ｄ）、中の薬品小室（３Ａ
４２）にはセラミック（３Ｅ）、下の薬品小室（３Ａ４
３）には防錆剤（３Ｆ）がそれぞれ収納されていること
を特徴とする温泉水のスケール除去装置。 - 【請求項２】 熱交換部（４）と請求項１記載の温泉水
のスケール除去装置（１）とから構成され、熱交換部
（４）は、ケース（４Ａ）とこのケース（４Ａ）内に配
設されたコイル（４Ｂ）とから構成され、ケース（４
Ａ）は、筒状側壁（４Ａ１）とこの筒状側壁の上下面に
張設された天板（４Ａ２）と底板（４Ａ３）とから構成
され、さらに、筒状側壁（４Ａ１）の上方には処理済温
泉水入口（４Ａ４）が設けられ、下方には処理済温泉水
出口（４Ａ５）が設けられ、処理済温泉水入口（４Ａ
４）には温泉水のスケール除去装置（１）における温泉
水出口（２Ｅ）が連結され、コイル（４Ｂ）は、パイプ
をスパイラル状に構成した熱交換体（４Ｂ１）と、この
熱交換体の下端に連結された給水パイプ（４Ｂ１１）
と、熱交換体の上端に連結された給湯パイプ（４Ｂ１
２）とから構成されていることを特徴とする温泉水を利
用した熱交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28915094A JP2838661B2 (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 温泉水のスケール除去装置と温泉水を利用した熱交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28915094A JP2838661B2 (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 温泉水のスケール除去装置と温泉水を利用した熱交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08117796A true JPH08117796A (ja) | 1996-05-14 |
| JP2838661B2 JP2838661B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=17739415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28915094A Expired - Fee Related JP2838661B2 (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 温泉水のスケール除去装置と温泉水を利用した熱交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2838661B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011069572A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Sanden Corp | 給湯システム |
| JP2012145266A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Panasonic Corp | 給湯装置 |
| KR20160000277A (ko) * | 2014-06-24 | 2016-01-04 | 장주태 | 필터연소기가 구비된 폐수 열회수기 |
| CN113003737A (zh) * | 2021-03-04 | 2021-06-22 | 中核华西地矿科技有限公司 | 一种地热流体除垢及防垢一体化系统 |
| CN117704646A (zh) * | 2024-01-02 | 2024-03-15 | 山东旭扬新能源有限公司 | 一种空气能热水器水箱除垢装置 |
-
1994
- 1994-10-27 JP JP28915094A patent/JP2838661B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011069572A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Sanden Corp | 給湯システム |
| JP2012145266A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Panasonic Corp | 給湯装置 |
| KR20160000277A (ko) * | 2014-06-24 | 2016-01-04 | 장주태 | 필터연소기가 구비된 폐수 열회수기 |
| CN113003737A (zh) * | 2021-03-04 | 2021-06-22 | 中核华西地矿科技有限公司 | 一种地热流体除垢及防垢一体化系统 |
| CN117704646A (zh) * | 2024-01-02 | 2024-03-15 | 山东旭扬新能源有限公司 | 一种空气能热水器水箱除垢装置 |
| CN117704646B (zh) * | 2024-01-02 | 2024-05-31 | 山东旭扬新能源有限公司 | 一种空气能热水器水箱除垢装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2838661B2 (ja) | 1998-12-16 |
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