JPH0811572B2 - ロール包装における端面処理方法ならびに該方法に用いる端面止着材 - Google Patents

ロール包装における端面処理方法ならびに該方法に用いる端面止着材

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JPH0811572B2
JPH0811572B2 JP21901693A JP21901693A JPH0811572B2 JP H0811572 B2 JPH0811572 B2 JP H0811572B2 JP 21901693 A JP21901693 A JP 21901693A JP 21901693 A JP21901693 A JP 21901693A JP H0811572 B2 JPH0811572 B2 JP H0811572B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中空円筒状巻芯に巻成さ
れたロール状包装物の端面処理方法に係り、詳しくはロ
ール状包装物の両端における包材余剰部折り曲げ端面に
貼り付ける端面止着材、例えば貼付け面に粘着剤を付着
したタックラベルなどの貼り付け方法ならびに同端面に
貼り付けるタックラベルなど端面止着材に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、中空円筒状巻芯に巻成されたロー
ル状物の包装はロール巾より若干広い巾の包材でロール
状物の胴部を巻き包み、この巻き包んだロール状包装物
R両端の包材余剰部を折り畳んでロール状端面を包装し
た後、該部を図7(a),(b)に示すように粘着テー
プ20で十文字に止着したり、中心部をタックラベル等
の止着材21で止着したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き端面止着の構造では巻芯の中空孔が粘着テープある
いは止着材により全く塞がれてしまうためその後、ロー
ル状包装物を自重を避けて支承あるいは運搬するために
巻芯中空孔に棒などを貫通させようとしても貫通するこ
とができなくなるという問題がある。
【0004】本発明は上述の如き事実に対処し、特に端
面止着材に改善を試みることにより、端面止着後に巻芯
の中空孔に沿って穿孔を可能とし、巻芯中空孔への棒な
どの貫通を容易ならしめ、ロール状包装物の支承、運搬
などにおけるロール状包装物の取扱性を高めることを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成す
るため本発明は先ず、端面止着材について中心部に芯部
を若干残して放射状に切離された多数の切れ目を設け
た。そして、この端面止着材を使用して中空巻芯に巻成
され、包材により胴巻き包装すると共に、両端における
包材余剰部を折り曲げ包装したロール状包装物の端面に
貼り付けた後、径方向に拡張、収縮可能なセグメント外
筒を有する挿入杆を前記ロール状包装物の中空巻芯内ヘ
挿入し、止着板中心部の切れ目部を該切れ目に沿って切
離し、同時に、切離された分離片を中空巻芯の内面に貼
り付けて中心孔を形成せしめた。
【0006】
【作用】上記本発明によれば止着材は中心部に多数の切
れ目が存在するため、挿入杆を押圧挿入することによっ
て容易に分離し、切り離された各分離片は中空内径部へ
貼り付けられて中空孔を形成する。従って、爾後におけ
る支承、運搬するために用いられる棒などが貫通可能と
なり、取扱いが容易となる。
【0007】
【実施例】以下、更に添付図面を参照し、本発明の実施
例を説明する。
【0008】図1は本発明に係る端面処理としてタック
ラベルをロール状包装物の端面に貼り付ける装置の概要
を示し、図において、3は帯状に連続せる離型紙2上に
図2に示すように等間隔にタックラベル1を付着させ、
ロールに巻き上げたタックラベルロールで、このタック
ラベルロール3を巻き戻し、エッジ4を通過するとき、
離型紙2よりタックラベル1を剥離し、離型紙2を下方
の屑ロール7として巻き上げる一方、剥離したタックラ
ベル1を押圧装置6のシリンダロッド先端に装着した吸
引箱5の表面へ吸い付け、押圧装置6を延出し、包材余
剰部を折り曲げ包装したロール状包装物Rの当該折り曲
げ端面に上記吸い付けたタックラベル1を押しつけて折
り曲げ端面をタックラベル1で止着し、図7(b)に示
す如き包装形態を得る。
【0009】ところで、上記の如きタックラベル貼り付
け装置自体は既に公知であり、実用に供されている。従
ってその詳細については省略するが、本発明においては
上記装置を使用するに際し、更に次の如き新規な構成が
加えられている。
【0010】即ち、その1つはタックラベル自体であ
り、該タックラベル1は図3に示すように中央部に、芯
部8を若干残して放射状に切れ目9が形成されていて、
中心部又は芯部を押圧することによって中心部は容易に
切り離され、分離されるようになっている。
【0011】ここで、芯部8を若干残して放射状の切れ
目9を芯部を不連続にしているのはタックラベル1を剥
離紙2から剥離したとき、その形状を安定させるためで
ある。もし、芯部を全く残すことなく放射状切れ目9を
芯部で連続したものとすると、該タックラベル1を剥離
紙から剥離したとき、三角形のセグメントに分離してし
まい、その三角形の先端部がカールして形状安定性を欠
く恐れがある。
【0012】又、放射状切れ目9の先端を連ねた線10
で形成される多角形はロール状包装物Rの中空巻芯の内
径円と略等しい大きさか、あるいは若干大き目に切り離
されている。そして、本発明のもう1つの特徴は、上記
放射状の切れ目9を切り離し分離するための挿入杆の使
用である。
【0013】図4において11は上記挿入杆であり、ロ
ール状包装物Rの左右に対向して互いに接近、離遠する
如く配設されており、その外筒12は複数のセグメント
に分割され、径方向に拡張、収縮可能な構造となってい
る。
【0014】この挿入杆11は通常は図4実線位置で示
す離遠位置にあるが、作動時、前記のタックラベル1を
折り曲げ端面に貼り付けたロール状包装物Rの該端面に
向かって移動し、タックラベル1に突き当り切れ目9に
沿って該タックラベル1中心部を各分離片に分離し、更
に進んでロール状包装物Rの中空巻芯13内へ挿入さ
れ、続いて鎖線で示す如くセグメントが拡張し、前述の
タックラベル1の中央部で切れ目9に沿って切離された
各分離片1′を中空巻芯13内面に貼り付け図5に示す
ような包装形態を得る。
【0015】なお、包装形態は上記図4に示すように包
材余剰部を直接、胴巻き包装するロール状包装物Rの端
面に折り曲げた場合に限らず、ロール状包装物端面に図
6に示す如く別途、当て板14を当て、包材余剰部を折
り曲げた場合でもよい。この場合もタックラベル1の貼
り付け方法はさきに説明した場合と同様に行うことがで
きる。また、上記方法はタックラベルに限らずシールラ
ベル、その他、同様な端面処理にも適宜、適用可能であ
る。
【0016】かくして、上記手段により端面処理された
ロール状包装物は、中空巻芯の中空孔が塞がれることな
く、存在し、包装後の取扱いにおいて、随時、棒などを
貫通させることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のようにタックラベルなど
の端面止着材の中心部に芯部を若干残して放射状の切れ
目を入れ、折り曲げ包装端面に貼り付け後、挿入杆で押
圧して切離し、各分離片は中空巻芯内面に貼り付ける方
法であり、止着材は芯部を若干残しているため止着材貼
り付け時、形状不安定を招くことなく、安定した形状を
保持して貼付作業を行うことができると共に、切れ目の
ない部分は芯部の若干部分のみであるから挿入杆による
押圧によって簡単に切離し、中空巻芯内面に貼着するこ
とができ、ロール状包装物において従来、問題とされて
いた中空孔の形成を容易に達成し、該包装物の取扱いを
極めて良好ならしめ、実用上、顕著な効果が期待され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端面処理に用いる装置の1例を示
す概要図である。
【図2】端面止着材(タックラベル)をもつロールを示
す説明図である。
【図3】本発明に用いる端面止着材であるタックラベル
の平面図である。
【図4】ロール状包装物端面に端面止着材を貼り付ける
状態を断面で示す説明図である。
【図5】端面止着材が貼り付けられたロール状包装物の
包装形態の1例を示す部分斜視図である。
【図6】包装形態の他の例を示す部分断面図である。
【図7】従来のロール状包装物の端面処理の態様を示
し、(a)は粘着テープを用いたもの、(b)はタック
ラベルを用いたものである。
【符号の説明】
R ロール状包装物 1 端面止着材(タックラベル) 8 芯部 9 切れ目 11 挿入杆 12 外筒 13 中空巻芯

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空巻芯に巻成され、包材により胴巻包
    装されたロール状包装物両端における包材余剰部を折り
    曲げ包装し、該端面に止着材を貼り付ける方法におい
    て、止着材の中心部に、芯部を若干残して放射状に切れ
    目を入れておき、折り曲げ包装端面に該止着材を貼り付
    けた後、径方向に拡張、収縮可能なセグメント外筒を有
    する挿入杆を前記中空巻芯内ヘ挿入し、前記止着板の中
    心部を切れ目に沿って分離すると共に、分離片を中空巻
    芯の中空内面に貼り付けることを特徴とするロール包装
    における端面処理方法。
  2. 【請求項2】 胴巻包装されたロール状包装物の両端に
    おける包材余剰部折り曲げ端面に貼り付ける止着材であ
    って、中心部に芯部を若干残して放射状に切離された切
    れ目を有することを特徴とする端面止着材。
JP21901693A 1993-08-10 1993-08-10 ロール包装における端面処理方法ならびに該方法に用いる端面止着材 Expired - Fee Related JPH0811572B2 (ja)

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JPH0752912A JPH0752912A (ja) 1995-02-28
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