JPH08113194A - 船舶の電動推進装置 - Google Patents

船舶の電動推進装置

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JPH08113194A
JPH08113194A JP6250490A JP25049094A JPH08113194A JP H08113194 A JPH08113194 A JP H08113194A JP 6250490 A JP6250490 A JP 6250490A JP 25049094 A JP25049094 A JP 25049094A JP H08113194 A JPH08113194 A JP H08113194A
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JP
Japan
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motor
drive
ship
propulsion device
battery
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Withdrawn
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JP6250490A
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English (en)
Inventor
Masahiko Kato
雅彦 加藤
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Yamaha Marine Co Ltd
Original Assignee
Sanshin Kogyo KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成部品の損傷等を回避でき、またバッテリ
の利用効率,性能を向上することができる船舶の電動推
進装置を提供する。 【構成】 ECU8,PWM制御回路15,電動モータ
13を喫水線Aより下側の船底38の平坦部内面に接す
るように配設し、上記ECU8,PWM制御回路15,
電動モータ13に水冷ジャケット32,33,34を設
け、冷却水取入口35,及び排出口37を喫水線Aより
下側に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動モータ及び該モー
タの制御機構からなる船舶の電動推進装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、船舶の駆動源としては主にエンジ
ンが用いられている。しかし、最近小型軽量艇の場合に
は例えば太陽光を利用するような電動推進装置を採用す
ることが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般に電動
推進装置を採用した場合、装置を構成する部品が発熱す
る問題があり、そのため、モータの出力性能が低下する
とともに構成部品等の破損が懸念される。また、バッテ
リ電流はモータへ供給される際に希望するモータ出力に
応じた大きさに変換されるが、上記発熱によりこの変換
効率が低下し、バッテリの利用効率が低下するという問
題が発生する。特に小型艇や太陽光を駆動源に利用した
場合のようなバッテリ電源が小さい時には、上記変換効
率の低下を回避する必要が生じる。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、構成部品の損傷等を回避でき、またバッテ
リの利用効率,性能を向上することができる船舶の電動
推進装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電動
モータ及び該モータの制御機構からなる船舶の電動推進
装置において、喫水線より下側に位置する船底に平坦部
を形成し、該平坦部の内面に接するように上記電動モー
タ及び制御機構構成部品の少なくとも一部を配設したこ
とを特徴としている。
【0006】請求項2の発明は、電動モータ及び該モー
タの制御機構からなる船舶の電動推進装置において、上
記電動モータ及び制御機構構成部品の少なくとも一部に
水冷ジャケットを設け、該水冷ジャケットの冷却水取入
口及び排出口を喫水線より下側に形成したことを特徴と
している。
【0007】請求項3の発明は、電動モータ及び該モー
タの制御機構からなる船舶の電動推進装置において、上
記電動モータ及び制御機構構成部品の少なくとも一部を
船体外の水に接するように外方に露出させたことを特徴
としている。
【0008】請求項4の発明は、操作子の操作量に応じ
たモータ駆動信号を出力する駆動制御手段と、該駆動制
御手段からのモータ駆動信号に応じた駆動電流を出力す
る駆動電流出力手段と、該駆動電流出力手段からの駆動
電流に応じた駆動力で推進器を駆動する駆動モータとを
備えた船舶の電動推進装置において、所定値以上の駆動
力を要する特定運転域を検出する特定運転域検出手段
と、特定運転域が検出されたときバッテリと上記駆動モ
ータとを直結する最大駆動電力供給手段とを備えたこと
を特徴としている。
【0009】請求項5の発明は、操作子の操作量に応じ
たモータ駆動信号を出力する駆動制御手段と、該駆動制
御手段からのモータ駆動信号に応じた駆動電流を出力す
る駆動電流出力手段と、該駆動電流出力手段からの駆動
電流に応じた駆動力で推進器を駆動する駆動モータとを
備えた船舶の電動推進装置において、上記駆動電流出力
手段の異常を検出する異常検出手段と、異常が検出され
たときバッテリと上記駆動モータとを直結する最大駆動
電力供給手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1の発明の船舶の電動推進装置によれ
ば、電動モータ及び制御機構構成部品の少なくとも一部
を喫水線より下側に位置する船底の平坦部内面に接する
ように配設したので、上記電動モータ,制御機構構成部
品を特別の冷却構造を採用することなく冷却することが
でき、発熱による上記構成部品の損傷やバッテリの利用
効率,性能の低下を回避することができるとともに、上
記構成部品の支持用ブラケットを不要にできる。
【0011】請求項2の発明の船舶の電動推進装置によ
れば、電動モータ及び制御機構構成部品の少なくとも一
部に水冷ジャケットを設けたので、該水冷ジャケットに
流水を取り込み上記電動モータ,制御機構構成部品を効
率良く冷却することができ、発熱による上記構成部品の
損傷やバッテリの利用効率,性能の低下を回避すること
ができる。また、上記水冷ジャケットの冷却水取入口及
び排出口を喫水線より下側に形成したので、水の取り込
み用のポンプ等を不要にできる。
【0012】請求項3の発明の船舶の電動推進装置によ
れば、電動モータ及び制御機構構成部品の少なくとも一
部を船体外の水に接するように外方に露出させたので、
上記電動モータ,制御機構構成部品を効率良く冷却する
ことができ、発熱による上記構成部品の損傷やバッテリ
の利用効率,性能の低下を回避することができる。
【0013】請求項4の発明の船舶の電動推進装置によ
れば、特定運転域検出手段により所定値以上の駆動力を
要する特定運転域を検出し、該特定運転域が検出された
ときには最大駆動電力供給手段によりバッテリと駆動モ
ータとを直結するようにしたので、バッテリ電源の利用
効率を向上することができる。
【0014】請求項5の発明の船舶の電動推進装置によ
れば、異常検出手段により駆動電流出力手段の異常を検
出し、該異常が検出されたときには最大駆動電力供給手
段によりバッテリと駆動モータとを直結するよう構成し
たので、駆動電流出力手段の異常によりバッテリ電源の
利用効率が低下することを回避でき、またモータが駆動
不能になることを回避できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1ないし図6は請求項1,2の発明に係る第1実
施例の船舶の電動推進装置を説明するための図であり、
図1は上記推進装置が適用されたソーラーボートの平面
図、図2は上記ソーラーボートの側面図、図3は図2の
III−III 線断面図、図4は図3の側面図、図5は上記
推進装置の制御方法を説明するためのブロック図、図6
は上記推進装置の制御方法を説明するための図である。
【0016】図において、1はソーラーボートを示して
おり、このボート1の操舵席2の前側,後側上面には太
陽電池3,4が取り付けられている。上記操舵席2の正
面には、後述の舵5に不図示のワイヤケーブルで連結さ
れたステリング6と、バッテリ残量計(不図示)等を備
える計器パネル7と、後述のECU8に接続されたスロ
ットル9とが取り付けられている。なお、10は上記操
舵席2内への海水の浸入を阻止する波返しである。
【0017】上記操舵席2の後方には駆動系(電動推進
装置)11が搭載されている。この駆動系11は、上記
舵5に取り付けられた二重反転プロペラ12を回転駆動
するモータ13と、上記太陽電池3,4で発電された電
気が充電されるバッテリ14と、該バッテリ14から上
記モータ13に供給される電流を上記スロットル9の操
作量に応じてPWM制御回路15を介して制御する上記
ECU8とを備えている。
【0018】上記バッテリ14,モータ13間には、メ
インスイッチ30,及びキルスイッチ17により作動さ
れて、上記バッテリ14,モータ13間を接続するメイ
ンリレー16と、上記バッテリ14,モータ13間の極
性を変えて該モータ13の回転方向を切り替える前後進
切替リレー18と、上記PWM制御回路15を介さずに
上記バッテリ14,モータ13を直結する直結リレー3
1とが取り付けられている。
【0019】また、19は、アクチュエータ20により
作動されて、上記ボート1の操舵性を向上させる位相逆
転舵であり、低速域では上記舵5の動作に対応して逆位
相に作動し、旋回性が向上する。また高速域では同位相
に作動し、直進安定性が向上する。また上記アクチュエ
ータ20が取り付けられる前室21と、上記操舵席2部
分と上記駆動系11が搭載される機関室22と、後室2
3とは、隔壁24〜26により各々隔絶,補強されてい
る。
【0020】なお図示していないが、本実施例ボート1
には速度センサ,舵角センサ,及び前後進検出センサが
取り付けられており、上記メインスイッチ30からのメ
インスイッチ信号とともに、船速,舵角,及び前後切替
信号が上記ECU8に入力されている。
【0021】上記ECU8,PWM制御回路15,及び
モータ13には、そのケース外面にウォータージャケッ
ト32,33,34が設けられており、冷却水取込口3
5から取り込まれた水が連通路36を通って各ウォータ
ージャケット32〜34内を流動して冷却水排出口37
より排出されるようになっている。また、上記喫水線A
より下側に位置する船底38は平坦に形成されており、
該平坦部の内面に接するように上記各機器8,15,1
3は上記バッテリ14,前後進切替リレー18ととも
に、配設されている。また、上記冷却水取込口35,冷
却水排出口37についても共に喫水線Aより下側に形成
されている。
【0022】次に本実施例の作用効果について説明す
る。本実施例ボート1では、メインスイッチ30,及び
キルスイッチ17のオンにより上記メインリレー16が
作動されて、上記モータ13にバッテリ14の電源が上
記PWM制御回路15を介して供給される。これによ
り、上記モータ13が上記二重反転プロペラ12を回転
駆動する。
【0023】ここで、上記PWM制御回路15では、図
6に示すようなデューティ比制御が行われる。図6にお
いて縦軸は電流を、横軸は時間をそれぞれ示しており、
この図に示すように上記PWM制御回路15は、t1間
隔でt2の時間だけ、電流I 0 をモータ13に供給して
いる。そして、上記スロットル9が開かれると、図6に
破線で示すように電流の供給時間を増加させることで、
即ちデューティ比を大きくすることで、上記モータ13
の出力を向上させるよう構成されている。
【0024】このとき、上記モータ13,及びECU
8,PWM制御回路15,バッテリ14,前後進切替リ
レー18等の制御機構構成部品を喫水線Aより下側に位
置する船底38の平坦部内面に接するように配設したの
で、上記構成部品等を冷却でき、もって上記部品の発熱
によるモータ13の出力性能の低下,部品の損傷,バッ
テリ14の利用効率,性能の低下を回避することができ
るとともに、上記構成部品支持用ブラケットを不要にで
きる。
【0025】また、上述のように連通路36により連通
されたウォータージャケット32,33,34を設けた
ので、上記構成部品等をより効率良く冷却でき、もって
モータ13の出力性能,バッテリ14の利用効率,性能
を向上することができる。また、上記冷却水取込口3
5,冷却水排出口37を共に喫水線Aより下側に形成し
たので、ポンプ等を用いることなく上記ウォータージャ
ケットに流水を取り入れることができる。
【0026】次に、図7に基づいて請求項3の発明に係
る第2実施例の船舶の電動推進装置を説明する。図7は
本実施例の推進装置の要部を示す一部断面側面図であ
る。なお、図4と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0027】本第2実施例は上記第1実施例装置のモー
タ13,及び制御機構構成部品の一部を船体外の水に接
するように外方に露出させたものであり、図7に示すよ
うに、モータ13,ECU8,PWM制御回路15の底
面が直接水と接するように、船底38に取り付けられて
いる。
【0028】このように本実施例では、モータ13,E
CU8,PWM制御回路15をその底面が直接水と接す
るように船底38に取り付けたので、上記構成部品を効
率良く冷却でき、もってモータ13の出力性能,バッテ
リ14の利用効率,性能を向上することができる。
【0029】なお、上記モータ13,ECU8,PWM
制御回路15の水と接する面に、図8の底面図に示すよ
うに、フィン39を設けても良く、このようにすれば上
記構成部品の冷却効果を更に向上することができる。
【0030】また、上記フィン39を設けた場合、図9
の船底の一部断面側面図に示すように、上記船底の構成
部品取付部を船側に凹ませて、底面カバー40を設ける
ことで、船底に水流の乱れが発生することを回避でき
る。この場合、流水は図示矢印方向に開口41aより流
入して上記構成部品を冷却し、開口41bより流出する
こととなる。
【0031】次に主に図5に基づいて請求項4の発明に
係る第3実施例の船舶の電動推進装置を説明する。な
お、本第3実施例の推進装置の構造は上記第1,2実施
例装置と同様であるため説明は省略する。
【0032】本第3実施例装置は、危険回避時等のよう
な最大出力が必要な場合には上記モータ13とバッテリ
14とを直結するよう制御機構を構成したものである。
具体的には、ECU8にスロットル(操作子)9よりス
ロットル信号が入力されると、該スロットル9の操作量
に応じたデューティ信号(モータ駆動信号)が、PWM
制御回路15に出力される。そして、上述のデューティ
比制御により、上記モータ駆動信号に応じた駆動電流が
モータ(駆動モータ)13に出力される。そして、上記
ECU8にスロットル全開信号が入力された場合には、
上記ECU8より直結リレー31に直結リレー切替信号
が出力され、該直結リレー31が上記モータ13とバッ
テリ14とを直結するよう構成されている。
【0033】この場合、上記ECU8が、上記スロット
ル9の操作量に応じたモータ駆動信号を出力する駆動制
御手段として機能するとともに、所定値以上の駆動力を
要する特定運転域を検出する特定運転域検出手段として
機能する。また、上記PWM制御回路15が、ECU8
からのモータ駆動信号に応じた駆動電流を出力する駆動
電流出力手段として、上記直結リレー31が、特定運転
域が検出されたときバッテリ14とモータ13とを直結
する最大駆動電力供給手段としてそれぞれ機能する。
【0034】このように、所定値以上の駆動力を要する
ときにはバッテリ14とモータ13とを直結するように
したので、上記PWM制御回路15におけるデューティ
比制御の変換効率に関わらず、最大の駆動力を出力する
ことができる。
【0035】次に主に図5,10に基づいて請求項5の
発明に係る第4実施例の船舶の電動推進装置を説明す
る。図10は本実施例の制御を説明するためのフローチ
ャート図である。なお、本第4実施例の推進装置の構造
は上記第3実施例装置と同様であるため説明は省略す
る。
【0036】本実施例装置は、上記PWM制御回路15
の異常が検出された時には上記モータ13とバッテリ1
4とを直結するよう制御機構を構成したものである。具
体的には、図10に示すように、例えば、上記PWM制
御回路15の温度異常検出信号が上記ECU8に読み込
まれて異常有りと判断されると(ステップS1,2)、
上記ECU8より直結リレー31にON信号が出力され
て(ステップS3)、バッテリ14,モータ13間が直
結される。また、上記ステップS2において異常無しと
判断されると、スロットル開度,モータ回転数,消費電
流等の各種システムパラメータがECU8に読み込まれ
(ステップS4)、各パラメータが所定値以上であれば
上記ステップS3の処理が行われ、所定値以上でなけれ
ば直結リレーOFF信号が出力され(ステップS4)、
上記ステップS1に移行して処理が繰り返される。
【0037】この場合、上記ECU8が、上記PWM制
御回路15の異常を検出する異常検出手段として機能す
る。
【0038】このように、PWM制御回路15の異常が
検出された時にはモータ13とバッテリ14とを直結す
るようにしたので、上記PWM制御回路15の異常によ
りモータ13が回転不能となることを回避できる。
【0039】ここで、本発明のような電動推進装置で
は、上記バッテリ14の残量が減少した後、過放電が行
われると、該バッテリ14の充電性能が低下して、再充
電してもフル充電されない場合が発生する。
【0040】このようなバッテリの充電性能の低下を回
避する方法としては、バッテリ14の液比重や電池電圧
よりバッテリ残量を算出し、該バッテリ残量に応じて上
記デューティ比を制限して、上記PWM制御回路15に
よるモータ13への電流供給を制限する方法がある。
【0041】具体的には、バッテリ残量と液比重とは図
11に示すようにほぼ直線的な増加傾向を、また、バッ
テリ残量と電池電圧とは図12に示すように曲線的な増
加傾向をそれぞれ有することから、液比重や電池電圧か
らバッテリ残量を算出できることがわかる。この場合、
液比重を用いた方が高い精度で算出できるためより好ま
しい。
【0042】そして、図13に示すように、上記算出さ
れたバッテリ残量が25%以下のときの上記デューティ
比の制限値を40%に設定する。これは上記ECU8内
のプログラム設定により行われる。
【0043】上述のように制限値を設定した場合、上記
バッテリ14の残量が25%以下の時に上記スロットル
9が操作されてスロットル開度Thθがθ1となり、デ
ューティ比が40%になると、図14の破線で示すよう
に、上記スロットル開度が増加しても、デューティ比は
40%に保持される。そのため、上記PWM制御回路1
5によるモータ13への電流供給が制限されて、バッテ
リ14の過放電を回避することができ、バッテリの充電
性能を維持することができることとなる。図14の直線
は上記制限値を設定しない場合を示しており、スロット
ル開度に応じてデューティ比が増加し、モータ13への
電流供給量が増加して、バッテリ残量によっては過放電
が行われることが分かる。
【0044】なお、図13に示すように、バッテリ残量
が25%以下とこれを越える場合とで、デューティ比の
制限値を40%と100%とに設定する方法では、バッ
テリ残量の変化に対してデューティ比の制限値の変化が
不十分であり、バッテリの有効利用ができず、また操船
時の違和感が発生する懸念がある。
【0045】この問題を解決する方法として、図15に
示すように、バッテリ残量を所定時間毎に計測し、残量
が増加しているときは上記制限値を大きくし、減少して
いれば小さくするというように、上記デューティ比の制
限値をバッテリ残量に応じてきめ細かく曲線的に変化さ
せる方法がある。このように制限値を設定した場合、図
16の破線で示すように、スロットル開度に対するデュ
ーティ比の制限値がバッテリ残量に応じて設定されるた
め、さらに精度の高い制限制御をすることができ、操船
時の違和感を解消できる。また、バッテリ残量が多いほ
どデューティ比も大きく設定されてモータ13への電流
供給量が増加されるため、バッテリを有効利用できる。
上記制限値を設定しない場合、図16の直線に示すよう
に、スロットル開度に応じてデューティ比が100%ま
で増加することとなる。
【0046】なお、上述のように、スロットル開度が増
加してデューティ比が制限値に達するまではバッテリ残
量が100%の時と同様の制御を行い、上記制限値に達
した後はスロットル開度に関わらず上記デューティ比を
一定にする方法では、操縦性(ドライバビリティ)が低
下する懸念がある。
【0047】この問題を解決する方法として、図17の
破線で示すように、同じスロットル開度θ2におけるデ
ューティ比を、バッテリ残量が少ないほど小さくなるよ
うに、制御直線の傾きを変化させる方法がある。このよ
うに制限値を設定した場合、同じスロットル開度におけ
るバッテリ14の放電量を、バッテリ残量が小さいほど
少なく、大きいほど多くでき、それだけドライバビリテ
ィを向上することができる。
【0048】また、電動推進装置において上記構成部品
の発熱を防止する方法として、上述の第1,第2実施例
の他に、上記ECU8による制御を利用する方法があ
る。これは図18に示すように、上記部品の温度Tem
pがt1に上昇したときには上記デューティ比の制限値
を例えば40%に設定するものである。このように設定
した場合、上記部品温度がt1に達すると、図19の破
線で示すように、スロットル開度Thθがθ1以上で
は、デューティ比が40%に制限され、モータ13への
電流供給が制限されて、温度上昇を抑制することができ
る。図19の直線は上記制限値を設定しない場合を示し
ており、スロットル開度に応じてデューティ比が増加
し、モータ13への電流供給量が増加して、上記部品温
度が上昇すると考えられる。
【0049】なお、図18に示すように、部品温度に応
じてデューティ比の制限値を2段階に設定する方法で
は、部品温度の変化に対してデューティ比の制限値の変
化が不十分であり、バッテリの有効利用ができず、また
操船時の違和感が発生する懸念がある。
【0050】これを解決する方法として、図20に示す
ように、デューティ比の制限値を部品温度に応じてきめ
細かく曲線的に変化させる方法がある。このように制限
値を設定した場合、図21の破線で示すように、部品温
度に応じてスロットル開度に対するデューティ比の制限
値が設定されるため、さらに精度の高い制限制御をする
ことができ、操船時の違和感を解消できる。また、部品
温度が低いほどデューティ比が大きく設定されてモータ
13への電流供給量が増加されるため、バッテリを有効
利用できる。なお、上記制限値を設定しない場合、図2
1の直線に示すように、スロットル開度に応じてデュー
ティ比が100%まで増加することとなる。
【0051】なお、図21に示すように、スロットル開
度が増加してデューティ比が制限値に達するまではデュ
ーティ比の制限値が100%の時と同様の制御を行い、
上記制限値に達した後はスロットル開度に関わらず上記
デューティ比を一定にする方法では、操縦性(ドライバ
ビリティ)が悪くなる懸念がある。
【0052】これを解決する方法として、図22の破線
で示すように、同じスロットル開度θ3におけるデュー
ティ比を、部品温度が高いほど小さくなるように、制限
直線の傾きを変化させる方法がある。このように制限値
を設定した場合、同じスロットル開度におけるバッテリ
13の放電量を、部品温度が高いほど少なく、低いほど
多くでき、それだけドライバビリティを向上することが
できる。
【0053】一方、例えば船舶の離着岸時等のように極
低速の走行が必要な場合、エンジンを駆動源とする船舶
においては、スロットル全閉でシフト位置を前進又は後
進位置とすることにより極低速走行を行うトロール状態
を実現できる。しかし、電動推進装置では、その構造上
トロール状態が実現できず、上記極低速域での操船性が
劣るという問題がある。
【0054】この問題を解決する方法として、スロット
ル開度,モータ回転数,消費電流等のシステムパラメー
タが所定値以下になった場合に、上記デューティ比を一
定の微小値に固定することによりトロール状態を実現す
る方法がある。具体的には、上記ECU8内のプログラ
ム設定により、図5に示すように、上記モータ13から
のモータ回転数,消費電流,スロットル9からのスロッ
トル信号に基づいてPWM制御回路15に出力するデュ
ーティ信号を一定の微小値に制御するよう構成する。
【0055】このように、上記システムパラメータが所
定値以下の時はデューティ比を一定の微小値に固定する
ようにしたので、図23の実線で示すように、スロット
ル開度Thθが極小の0〜θ4の間、デューティ比は一
定の微小値aに固定されてモータ13への供給電流を極
小として、上記トロール状態を実現でき、極低速域での
操船性を向上することができる。なお、図23の破線に
示すように、上記トロール制御を行わない場合、デュー
ティ比は上記0〜θ4の間においてもスロットル開度に
応じて変化するため、スロットルの調節によりデューテ
ィ比をトロール状態のaに調節することは困難であるこ
とが分かる。
【0056】また、上記トロール状態の実現方法とし
て、上記システムパラメータに関わらずデューティ比を
一定の微小値に固定するトロールスイッチを設けて、手
動でトロール状態に切り替えるようにしても良い。
【0057】ここで、船舶においては例えば高速走行に
おける波乗り越え時ではスクリューが水面上に出る場合
があり、このような時には電動モータでは、負荷が減少
し、過回転して軸受等が損傷する懸念がある。
【0058】これを解決する方法として、モータの回転
数が所定値を越えた場合に上記デューティ比を所定の値
に小さく設定する方法がある。また、この場合、図24
に示すように、回転数が所定の最大値bを越えた場合
に、上記デューティ比に回転数に応じた縮小係数Kによ
る補正を加えて回転数を小さく維持する方法もある。こ
の場合、上記縮小係数Kは1より小さい値に設定され
て、上記モータの回転数を下げるように構成されてい
る。
【0059】このように、モータの回転数が所定値を越
えた場合には、上記デューティ比を所定の極小値に設定
したので、また、回転数に応じた縮小係数Kによる補正
をデューティ比に加えて回転数を小さく維持するように
したので、急激に負荷が減少した場合にも、モータ回転
数が過回転になることを防止でき、部品の破損等を回避
できる。
【0060】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明に係る船舶
の電動推進装置では、電動モータ及び制御機構構成部品
の少なくとも一部を喫水線より下側に位置する船底の平
坦部内面に接するように配設したので、上記電動モー
タ,制御機構構成部品を冷却することができる効果があ
り、発熱による上記構成部品の損傷やバッテリの利用効
率,性能の低下を回避することができる効果がある。ま
た平坦面に上記構成部品を配設したのでブラケットを不
要にできる。
【0061】請求項2の発明の船舶の電動推進装置で
は、電動モータ及び制御機構構成部品の少なくとも一部
に水冷ジャケットを設けたので、上記水冷ジャケットに
流水を取り込み上記電動モータ,制御機構構成部品を効
率良く冷却することができる効果があり、発熱による上
記構成部品の損傷やバッテリの利用効率,性能の低下を
回避することができる効果がある。また、上記水冷ジャ
ケットの冷却水取入口及び排出口を喫水線より下側に形
成したので、水冷ジャケットに水を取り込むためのポン
プ等を不要にできる効果がある。
【0062】請求項3の発明の船舶の電動推進装置で
は、電動モータ及び制御機構構成部品の少なくとも一部
を船体外の水に接するように外方に露出させたので、上
記電動モータ,制御機構構成部品を効率良く冷却するこ
とができる効果があり、発熱による上記構成部品の損傷
やバッテリの利用効率,性能の低下を回避することがで
きる効果がある。
【0063】請求項4の発明の船舶の電動推進装置で
は、所定値以上の駆動力を要する特定運転域を検出する
特定運転域検出手段と、特定運転域が検出されたときに
バッテリと駆動モータとを直結する最大駆動電力供給手
段とを設けたので、所定値以上の駆動力を要する時には
バッテリと駆動モータとを直結して、バッテリ電源の利
用効率を向上することができる効果がある。
【0064】請求項5の発明の船舶の電動推進装置で
は、駆動電流出力手段の異常を検出する異常検出手段
と、異常が検出されたときにバッテリと駆動モータとを
直結する最大駆動電力供給手段とを設けたので、駆動電
流出力手段の異常が検出されたときにはバッテリと駆動
モータとを直結して、バッテリ電源の利用効率を向上で
きる効果があり、また駆動電流出力手段の異常によりモ
ータが駆動不能になることを回避できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の船舶の電動推進装置が適
用されたソーラーボートの平面図である。
【図2】上記実施例ボートの側面図である。
【図3】図2の III−III 線断面図である。
【図4】上記実施例ボートの駆動系部分の一部断面側面
図である。
【図5】上記実施例装置の制御方法を説明するためのブ
ロック図である。
【図6】上記実施例装置の制御方法を説明するための図
である。
【図7】本発明の第2実施例の船舶の電動推進装置の駆
動系部分の一部断面側面図である。
【図8】上記実施例装置の駆動系部分の底面図である。
【図9】上記実施例装置の駆動系部分の一部断面側面図
である。
【図10】本発明の第4実施例の船舶の電動推進装置の
制御方法を説明するためのフローチャート図である。
【図11】上記実施例装置のバッテリ残量と液比重との
関係を示す特性図である。
【図12】上記実施例装置のバッテリ残量と太陽電池電
圧との関係を示す特性図である。
【図13】上記実施例装置のバッテリ残量とデューティ
比の制限値との関係を示す特性図である。
【図14】上記実施例装置のスロットル開度とデューテ
ィ比との関係を示す特性図である。
【図15】上記実施例装置のバッテリ残量とデューティ
比の制限値との関係を示す特性図である。
【図16】上記実施例装置のスロットル開度とデューテ
ィ比との関係を示す特性図である。
【図17】上記実施例装置のスロットル開度とデューテ
ィ比との関係を示す特性図である。
【図18】上記実施例装置の温度とデューティ比の制限
値との関係を示す特性図である。
【図19】上記実施例装置のスロットル開度とデューテ
ィ比との関係を示す特性図である。
【図20】上記実施例装置の温度とデューティ比の制限
値との関係を示す特性図である。
【図21】上記実施例装置のスロットル開度とデューテ
ィ比との関係を示す特性図である。
【図22】上記実施例装置の温度とデューティ比との関
係を示す特性図である。
【図23】上記実施例装置の温度とデューティ比との関
係を示す特性図である。
【図24】上記実施例装置のエンジン回転数と縮小係数
との特性図である。
【符号の説明】
8 ECU(特定運転域検出手段,駆動制御手段,異常
検出手段) 9 スロットル(操作子) 11 駆動系(電動推進装置) 12 二重反転プロペラ(推進器) 13 モータ(電動モータ,駆動モータ) 15 PWM制御回路(駆動電流出力手段) 31 直結リレー(最大駆動電力供給手段) 32,33,34 水冷ジャケット 35 冷却水取入口 37 排出口 38 船底(船体) A 喫水線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータ及び該モータの制御機構から
    なる船舶の電動推進装置において、喫水線より下側に位
    置する船底に平坦部を形成し、該平坦部の内面に接する
    ように上記電動モータ及び制御機構構成部品の少なくと
    も一部を配設したことを特徴とする船舶の電動推進装
    置。
  2. 【請求項2】 電動モータ及び該モータの制御機構から
    なる船舶の電動推進装置において、上記電動モータ及び
    制御機構構成部品の少なくとも一部に水冷ジャケットを
    設け、該水冷ジャケットの冷却水取入口及び排出口を喫
    水線より下側に形成したことを特徴とする船舶の電動推
    進装置。
  3. 【請求項3】 電動モータ及び該モータの制御機構から
    なる船舶の電動推進装置において、上記電動モータ及び
    制御機構構成部品の少なくとも一部を船体外の水に接す
    るように外方に露出させたことを特徴とする船舶の電動
    推進装置。
  4. 【請求項4】 操作子の操作量に応じたモータ駆動信号
    を出力する駆動制御手段と、該駆動制御手段からのモー
    タ駆動信号に応じた駆動電流を出力する駆動電流出力手
    段と、該駆動電流出力手段からの駆動電流に応じた駆動
    力で推進器を駆動する駆動モータとを備えた船舶の電動
    推進装置において、所定値以上の駆動力を要する特定運
    転域を検出する特定運転域検出手段と、特定運転域が検
    出されたときバッテリと上記駆動モータとを直結する最
    大駆動電力供給手段とを備えたことを特徴とする船舶の
    電動推進装置。
  5. 【請求項5】 操作子の操作量に応じたモータ駆動信号
    を出力する駆動制御手段と、該駆動制御手段からのモー
    タ駆動信号に応じた駆動電流を出力する駆動電流出力手
    段と、該駆動電流出力手段からの駆動電流に応じた駆動
    力で推進器を駆動する駆動モータとを備えた船舶の電動
    推進装置において、上記駆動電流出力手段の異常を検出
    する異常検出手段と、異常が検出されたときバッテリと
    上記駆動モータとを直結する最大駆動電力供給手段とを
    備えたことを特徴とする船舶の電動推進装置。
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