JPH081127U - 中通し竿用糸受けスリーブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 中通し竿の釣り糸の出し入れをスムーズに行い、今まで
の中通し竿の不備な点であった釣り糸の竿への付着を改
善したものである。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この考案は中通し竿の釣り糸 をスムーズに出し入れできるようにしたものであ る。

【従来の技術】

従来の中通し竿では、ただの竿の中を通すというものでしかなかった。その他に釣り竿の内部の形状にあわせたゴムせん式糸受けスリーブはあるが水 抜き溝のような物はついていなかった。そのため水分が釣り竿の内部に溜ま り釣り糸が釣り竿に付着していた。

【考案が解決しょうとする課題】

中通し竿は、釣り糸 を出し入れする際に、釣り糸 が水分を釣り竿の中に運 んでくるため、その水分で釣り糸が釣り竿に付着するため操作が困難であっ た。従来の糸受けスリーブでは水抜き溝がなかったため竿と糸受けスリーブの 断差の部分に水分が溜まり釣り糸の釣り竿への付着は改善されていない。

【問題を解決するための手段】

中通し竿の欠点であった竿内部の水分で釣り糸が釣り竿に付着するのを防ぐ 手段として、糸受けスリーブの中央に設けた糸通し穴に釣り糸を通し、糸 通し穴で釣り糸に付着している水分を拭い去り、その水分を水抜き溝によ り、釣り竿の内部の水分を竿の外におくり捨て釣り竿の内部の水分を最小限 におさえられる。

【作用】

以上の構造、構成であるから、釣り竿の内部の水分が最小限であるため釣り糸 の出し入れがスムーズに行える。

【実施例】釣り竿 の接続部に糸受けスリーブを入れ込みその糸受けスリーブに水抜き 溝を掘り込み、竿内部の水分を竿外部に送り捨てることにより水切れをよくし て釣り糸 の出し入れをスムーズにした。

【考案の効果】

今までの中通し竿の欠点の釣り糸の釣り竿への付着を、最小限にして、中通 し竿の効果をより以上にあげられるものである。 （備考） ※尚、この考案は、従来の中通し竿には適応しにくく、前回に実用新案登録出願 中の中通し竿（考案名多目的糸内側通し竿出願番号実願平４−２２６４９）に適 応する。

【図面の簡単な説明】 （図 １） 竿の接続部に糸受けスリーブを入れ込ん
だ斜視図である。 （図 ２） 糸受けスリーブの斜視図である。

【符号の説明】 糸受けスリーブ 水抜き溝

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【手続補正書】

【提出日】平成６年４月４日

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図 １】 釣り竿 の接続部に糸受けスリーブ を入
れ込み釣り糸を通した側面図である。

【図 ２】 （ａ）糸受けスリーブの平面図である。 （ｂ）Ａ−Ａ’の断面図である。

【符号の説明】 糸受けスリーブ 水抜き溝 釣り竿 糸通し穴 釣り糸

【手続補正４】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】中通し竿（竿の中に釣り糸を通すリール
   竿）の竿の接触部に入れ込み釣り糸受けとして使うも
   の。