JPH08112337A - 空気脱臭装置 - Google Patents

空気脱臭装置

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JPH08112337A
JPH08112337A JP6279912A JP27991294A JPH08112337A JP H08112337 A JPH08112337 A JP H08112337A JP 6279912 A JP6279912 A JP 6279912A JP 27991294 A JP27991294 A JP 27991294A JP H08112337 A JPH08112337 A JP H08112337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
housing
suction fan
flow path
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP6279912A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzou Kasai
兼蔵 笠井
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Individual
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業場室内空気の消臭,脱臭及び雑菌類の滅
菌効果を合理的に促進し、作業場環境の改善が図れる空
気脱臭装置を提供することにある。 【構成】 ケース本体1内に、下部に室内空気を上向き
に吸込送給する吸込ファン6をもつ開口4を形成した筐
体5を設置し、この筐体5内上部の略全巾に吸込ファン
6により送給される空気中の雑菌類を滅菌する紫外線ラ
ンプ7を配設せしめ、一方、前記筐体5の上部に接続し
た筒体8の内部に、外周に空気の低温加熱流路11を形
成するとともに、内部に空気中に混在せる臭いの分子を
熱分解する遠赤外線ヒータ9を吊架した空気の高温加熱
流路12を形成せる内筒10を架設し、更に、前記筒体
8の上端部とケース本体1の上方に形成した浄化空気の
吐出ガラリ19との間に加温空気を冷却する熱交換器1
3を介設せしめたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汚水処理場,屠場にお
ける内蔵処理場や水産加工場又は別荘,空家など長期間
にわたり使用しない家屋などにおける悪臭や雑菌類を除
湿,脱臭,滅菌する空気脱臭装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、汚水処理場,屠場の内蔵
処理場,水産加工場などにおいて自然に発生する異臭,
悪臭は作業場環境を著しく悪化している。このような異
臭,悪臭の消臭,脱臭手段として、一般家庭に用いられ
ているような芳香剤の使用ができないことから、換気手
段により室内空気を大気中に放散して悪臭雰囲気を緩和
させているのが実情である。しかしながらこのような換
気手段による室内空気の消臭,脱臭作用には限度がある
ばかりでなく、作業場室内の空調効果を阻害するという
不都合があり、これらの改善が望まれていた。
【0003】本発明の目的は、作業場室内空気の消臭,
脱臭及び雑菌類の滅菌効果を合理的に促進し、作業場環
境の改善が図れる空気脱臭装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来技術の課題を解決す
る本発明の構成は、前面に開閉可能な扉を有し下部に空
気吸込ガラリを設けたケース本体内に、下部に室内空気
を上向きに吸込送給する吸込ファンをもつ開口を形成し
た筐体を設置し、この筐体内上部の略全巾に吸込ファン
により送給される空気中の雑菌類を滅菌する紫外線ラン
プを配設せしめ、一方、前記筐体の上部に接続した筒体
の内部に、外周に空気の加熱流路を形成するとともに、
内部に空気中に混在せる臭いの分子を熱分解する遠赤外
線ヒータを吊架した空気の高温加熱流路を形成せる内筒
を架設し、更に、前記筒体の上端部とケース本体の上方
に形成した浄化空気の吐出ガラリとの間に加温空気を冷
却する熱交換器を介設せしめ、室内空気を強制循環させ
ながら除湿,脱臭,滅菌するようにしたものである。
【0005】
【作用】筐体の下部開口から吸込ファンにより上向きに
吸込送給される室内空気中の雑菌類は、筐体の略全巾に
設けた紫外線ランプの紫外線照射ゾーンを通過しながら
滅菌される。遠赤外線ヒータをもつ内筒の内部には約3
00℃の高温空気流路が形成されるとともに、また、筒
体と内筒との間には空気流路が形成せしめられ、この両
流路を通過し上昇する滅菌空気中に混在せる臭いの分子
は熱分解されて消臭,つまり脱臭される。更に、この加
熱空気は熱交換器により約30℃に冷却されて吐出ガラ
リから室内に放流する。このように室内空気は強制的に
循環しながら除湿,脱臭,滅菌処理せしめられる。
【0006】
【実施例】次に、図面について本発明実施例の詳細につ
いて説明する。図1は装置全体の斜視図、図2は一部を
切欠した正面図、図3は一部を切欠した側面図である。
【0007】1はケース本体であって、該ケース本体1
の前面には下部に室内空気の吸込ガラリ2を設けた扉体
3が開閉可能に蝶着されている。前記ケース本体1内に
は、下部に室内空気を吸込導入する開口4を形成した立
方体構造の筐体5が設置されている。筐体5の開口4部
には室内空気を上向きに吸込送給する吸込ファン6を配
設するとともに、前記筐体5内の上部略全巾に、吸込フ
ァン6により送給される空気中に浮遊せる雑菌類の滅菌
ゾーンを構成する紫外線ランプ7が設けられている。8
は前記筐体5の上部に接続した筒体であって、この筒体
8内に遠赤外線ヒータ(セラミックヒータ)9を内側に
吊架した内筒10を架設し、この内筒10と前記筒体8
間に空気の加熱流路11を形成するとともに、内筒10
の内部に空気の高温加熱流路12を形成せしめ、両流路
11,12によって空気中に混在している臭いの分子を
熱分解する脱臭ゾーンを構成したものである。上述した
開口4を有する筐体5,吸込ファン6,紫外線ランプ
7,筒体8,遠赤外線ヒータ(セラミックヒータ)9,
内筒10,空気の加熱流路11及び高温加熱流路12に
よって脱臭,滅菌構造体Aが構成されている。
【0008】13は、前記ケース本体1の上部に収容さ
れ、かつ、前記脱臭,滅菌構造体Aの上方に配設せしめ
た熱交換器で、この熱交換器13は図2,図3で示すよ
うに、立方体構造をした水冷構造のチャンバー14に両
端を開口した多数の水平姿勢のパイプ15を均等に組み
込み、下部に冷却水入口16を上部に冷却水出口17を
設けたものによって構成されている。一方、前記各パイ
プ15の加温空気の供給側には管寄せ構造の入口側ダク
ト18を、また、各パイプ15の冷却空気の吐出側に、
上部に浄化空気の吐出ガラリ19を形成した出口側ダク
ト20を被着する。図2に示すように、前記入口側ダク
ト18の下部に横向きT字形をした結露水のドレンパイ
プ21の上部を接続し、このドレンパイプ21の下部に
バルブ22を設けるとともに、ドレンパイプ21の中途
部にエルボ構造の接続パイプ23を介して前記筒体8の
上端を接続したものである。図中24は断熱性をもつ安
全カバー,25は電源コード26をもつターミナルベー
スで、このターミナルベース25には前記吸込ファン
6,紫外線ランプ7及び遠赤外線ヒータ(セラミックヒ
ータ)9が電気的に接続されている。
【0009】
【動作の説明】上述した実施例の構成に基いて本願発明
の動作を説明する。吸込ファン6の回動により作業場の
室内空気は上向きに筐体5内に送給される。上向きに送
給された空気は紫外線ランプ7の照射による滅菌ゾーン
を通過する際に、空気中に浮遊しているカビ菌などの雑
菌数は滅菌処理される。更に筒体8内を上昇する滅菌さ
れた空気中に混在せる臭いの分子は、遠赤外線ヒータ
(セラミックヒータ)9により約300℃に加熱される
高温加熱流路12及び加熱流路11によって構成される
脱臭ゾーンを通過する際に熱分解され、エルボ構造の接
続パイプ23,ドレンパイプ21を通って入口側ダクト
18内に至り、熱交換器13を構成する多数のパイプ1
5に分流して効率よく除湿,冷却され、出口側ダクト2
0を通って吐出ガラリ19より低温化された浄化空気を
室内に放流する。このように室内空気を循環しながら連
続的に除湿,脱臭,滅菌するものである。
【0010】
【発明の効果】上述のように本発明の構成によれば、次
のような効果が得られる。 (a)筐体の下部開口から吸込ファンにより上向きに吸
込送給される室内空気の雑菌類は、筐体の略全巾に設け
た紫外線ランプの照射作用による滅菌ゾーンを通過しな
がら滅菌することができ、一方、遠赤外線ヒータをもつ
内筒の内部には高温空気流路を形成するとともに、筒体
と内筒との間には空気流路を形成したことにより、この
両流路を通過し上昇する滅菌された空気中に混在せる臭
いの分子を効率よく熱分解し脱臭することができる。 (b)加温空気は熱交換器により冷却されて吐出ガラリ
から室内に放流され、このように室内空気は強制的に循
環されながら除湿,脱臭,滅菌処理せしめられ、作業場
の環境改善が簡単な装置によって行われる。 (c)別荘や空家のように長期間使用しない家屋に設置
し、吸込ファン,紫外線ランプ,遠赤外線ヒータ及び熱
交換器をタイマーなどを用いて一定の周期ごとに作動さ
せることにより、カビ菌の発生を防止するとともに除
湿,脱臭効果を高め、家屋の老朽化防止化など無人管理
がなしうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体の斜視図である。
【図2】一部を切欠した正面図である。
【図3】一部を切欠した側面図である。
【符号の説明】
A 脱臭,滅菌構造体 1 ケース本体 2 吸込ガラリ 3 扉体 4 開口 5 筐体 6 吸引ファン 7 紫外線ランプ 8 筒体 9 遠赤外線ヒータ(セラミックヒータ) 10 内筒 11 低温加熱流路 12 高温加熱流路 13 熱交換器 14 チャンバー 15 パイプ 16 冷却水入口 17 冷却水出口 18 入口側ダクト 19 吐出ガラリ 20 出口側ダクト 21 ドレンパイプ 22 バルブ 23 接続パイプ 24 安全カバー 25 ターミナルベース 26 電源コード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開閉可能な扉を有し下部に空気吸
    込ガラリを設けたケース本体内に、下部に室内空気を上
    向きに吸込送給する吸込ファンをもつ開口を形成した筐
    体を設置し、この筐体内上部の略全巾に吸込ファンによ
    り送給される空気中の雑菌類を滅菌する紫外線ランプを
    配設せしめ、一方、前記筐体の上部に接続した筒体の内
    部に、外周に空気の加熱流路を形成するとともに、内部
    に空気中に混在せる臭いの分子を熱分解する遠赤外線ヒ
    ータを吊架した空気の高温加熱流路を形成せる内筒を架
    設し、更に、前記筒体の上端部とケース本体の上方に形
    成した浄化空気の吐出ガラリとの間に加温空気を冷却す
    る熱交換器を介設せしめ、室内空気を強制循環させなが
    ら除湿,脱臭,滅菌するようにしたことを特徴とする空
    気脱臭装置。
JP6279912A 1994-10-19 1994-10-19 空気脱臭装置 Pending JPH08112337A (ja)

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JP6279912A JPH08112337A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 空気脱臭装置

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JP6279912A JPH08112337A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 空気脱臭装置

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JP6279912A Pending JPH08112337A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 空気脱臭装置

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JP (1) JPH08112337A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102853472A (zh) * 2012-02-21 2013-01-02 王登银 一种多功能电暖器
KR101661195B1 (ko) * 2016-05-04 2016-09-29 주식회사 원일공기정화 저온산화 플라즈마 탈취장치

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