JPH08112224A - 自走式掃除機 - Google Patents
自走式掃除機Info
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- JPH08112224A JPH08112224A JP27852794A JP27852794A JPH08112224A JP H08112224 A JPH08112224 A JP H08112224A JP 27852794 A JP27852794 A JP 27852794A JP 27852794 A JP27852794 A JP 27852794A JP H08112224 A JPH08112224 A JP H08112224A
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- dust container
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ゴミ収納体内に残置する比較的大きな荒ゴミな
どを容易に取り出ししうるメンテナンス性に優れた自走
式掃除機を提供する。 【構成】車体2の下部に配されて床面と接触しつつ回転
することによりゴミを掃き上げる回転ブラシ3と、この
ゴミの掃き上げの方向に配したゴミ収納体4と、掃き上
げられたゴミの内、吸引可能な吸引ゴミ16のみをホー
ス5を介して集塵部6内に吸引することによって非吸引
ゴミ17を前記ゴミ収納体4に残置させるゴミ吸引装置
10とを具えた自走式掃除機であって、前記車体2に、
前記ゴミ収納体4を出し入れできかつ前記回転ブラシ3
に向く側にゴミ掃き上げ用の開放部11を有する空間1
2を形成し、かつこの空間12の天井板13に前記ホー
ス5を接続している。
どを容易に取り出ししうるメンテナンス性に優れた自走
式掃除機を提供する。 【構成】車体2の下部に配されて床面と接触しつつ回転
することによりゴミを掃き上げる回転ブラシ3と、この
ゴミの掃き上げの方向に配したゴミ収納体4と、掃き上
げられたゴミの内、吸引可能な吸引ゴミ16のみをホー
ス5を介して集塵部6内に吸引することによって非吸引
ゴミ17を前記ゴミ収納体4に残置させるゴミ吸引装置
10とを具えた自走式掃除機であって、前記車体2に、
前記ゴミ収納体4を出し入れできかつ前記回転ブラシ3
に向く側にゴミ掃き上げ用の開放部11を有する空間1
2を形成し、かつこの空間12の天井板13に前記ホー
ス5を接続している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴミ収納体内に残置す
る比較的大きな荒ゴミなどを容易に取り出ししうるメン
テナンス性に優れた自走式掃除機に関する。
る比較的大きな荒ゴミなどを容易に取り出ししうるメン
テナンス性に優れた自走式掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より掃除機に走行機能を持たせ無人
で床面を掃除しうる自走式掃除機が提案されている。こ
のような自走式掃除機は、例えば図9に示す如く、車体
本体aに駆動モータによって駆動されかつ操舵しうる車
輪b、cを配設している。
で床面を掃除しうる自走式掃除機が提案されている。こ
のような自走式掃除機は、例えば図9に示す如く、車体
本体aに駆動モータによって駆動されかつ操舵しうる車
輪b、cを配設している。
【0003】又前記自走式掃除機は、車体本体aの下部
に配されて床面と接触しつつ回転することによりゴミを
掃き上げる回転ブラシeと、このゴミの掃き上げの方向
に配したゴミ収納体hと、掃き上げられたゴミの内、吸
引可能な吸引ゴミのみをホースgを介して集塵袋fを内
装した集塵部j内に吸引することによって、非吸引ゴミ
kを前記ゴミ収納体hに残置させるゴミ吸引具dを具え
ている。
に配されて床面と接触しつつ回転することによりゴミを
掃き上げる回転ブラシeと、このゴミの掃き上げの方向
に配したゴミ収納体hと、掃き上げられたゴミの内、吸
引可能な吸引ゴミのみをホースgを介して集塵袋fを内
装した集塵部j内に吸引することによって、非吸引ゴミ
kを前記ゴミ収納体hに残置させるゴミ吸引具dを具え
ている。
【0004】従って、比較的大きな荒ゴミなどからなる
非吸引ゴミkは、前記ゴミ収納体hに残留させうる一
方、比較的小さな微細ゴミは集塵部jにそれぞれ集塵で
き、床面の清掃が行えるものである。
非吸引ゴミkは、前記ゴミ収納体hに残留させうる一
方、比較的小さな微細ゴミは集塵部jにそれぞれ集塵で
き、床面の清掃が行えるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ゴミ収
納体hに残留した非吸引ゴミkは、車体本体aからゴミ
収納体hをボルトなどの固定具を解除して取り外さねば
ならず、しかもその取り外しに際してはゴミ収納体hと
ホースgとの接続を解除するために、限られた小スペー
スに手指を挿入して作業を行うなど、メンテナンス時の
作業性が悪いという問題があった。
納体hに残留した非吸引ゴミkは、車体本体aからゴミ
収納体hをボルトなどの固定具を解除して取り外さねば
ならず、しかもその取り外しに際してはゴミ収納体hと
ホースgとの接続を解除するために、限られた小スペー
スに手指を挿入して作業を行うなど、メンテナンス時の
作業性が悪いという問題があった。
【0006】本発明者等は、かかる問題点に鑑みて鋭意
研究を重ねた結果、自走式掃除機の車体に、前記ゴミ収
納体を出し入れ自在とすることを基本として、メンテナ
ンス時の作業性を向上しうることを見い出し本発明を完
成させたのである。
研究を重ねた結果、自走式掃除機の車体に、前記ゴミ収
納体を出し入れ自在とすることを基本として、メンテナ
ンス時の作業性を向上しうることを見い出し本発明を完
成させたのである。
【0007】即ち、本発明はゴミ収納体内に残置する比
較的大きな非吸引ゴミを容易に取り出しうるメンテナン
ス性に優れた自走式掃除機を提供することを目的として
いる。
較的大きな非吸引ゴミを容易に取り出しうるメンテナン
ス性に優れた自走式掃除機を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体の下部に
配されて床面と接触しつつ回転することによりゴミを掃
き上げる回転ブラシと、このゴミの掃き上げの方向に配
したゴミ収納体と、掃き上げられたゴミの内、吸引可能
な吸引ゴミのみをホースを介して集塵部内に吸引するこ
とによって非吸引ゴミを前記ゴミ収納体に残置させるゴ
ミ吸引装置とを具えた自走式掃除機であって、前記車体
に、前記ゴミ収納体を出し入れできかつ前記回転ブラシ
に向く側にゴミ掃き上げ用の開放部を有する空間を形成
し、かつこの空間の天井板に前記ホースを接続したこと
を特徴とする自走式掃除機である。
配されて床面と接触しつつ回転することによりゴミを掃
き上げる回転ブラシと、このゴミの掃き上げの方向に配
したゴミ収納体と、掃き上げられたゴミの内、吸引可能
な吸引ゴミのみをホースを介して集塵部内に吸引するこ
とによって非吸引ゴミを前記ゴミ収納体に残置させるゴ
ミ吸引装置とを具えた自走式掃除機であって、前記車体
に、前記ゴミ収納体を出し入れできかつ前記回転ブラシ
に向く側にゴミ掃き上げ用の開放部を有する空間を形成
し、かつこの空間の天井板に前記ホースを接続したこと
を特徴とする自走式掃除機である。
【0009】
【作用】自走式掃除機の車体に、ゴミ収納体を出し入れ
できかつ前記回転ブラシに向く側にゴミ掃き上げ用の開
放部を有する空間を形成したことにより、ゴミ収納体の
取り出しにより残置した非吸引ゴミを容易に取り出すこ
とを可能とする。
できかつ前記回転ブラシに向く側にゴミ掃き上げ用の開
放部を有する空間を形成したことにより、ゴミ収納体の
取り出しにより残置した非吸引ゴミを容易に取り出すこ
とを可能とする。
【0010】このゴミ収納体の取り出しの際、集塵部に
連通するホースを前記空間の天井板に接続している結
果、ゴミ収納体との接続を解除するといった作業を皆無
としメンテナンス性を向上しうる。なお、前記空間には
前記開放部を確保していることにより、回転ブラシの掃
き上げたゴミは、この開放部からホースを介しての吸い
込みを可能とする。
連通するホースを前記空間の天井板に接続している結
果、ゴミ収納体との接続を解除するといった作業を皆無
としメンテナンス性を向上しうる。なお、前記空間には
前記開放部を確保していることにより、回転ブラシの掃
き上げたゴミは、この開放部からホースを介しての吸い
込みを可能とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1、図2に示すように自走式掃除機1は、車体
2の下部に配されて床面と接触しつつ回転することによ
りゴミを掃き上げる回転ブラシ3と、このゴミの掃き上
げの方向に配したゴミ収納体4と、掃き上げられたゴミ
の内、吸引可能な吸引ゴミ16のみをホース5を介して
集塵袋6を有する集塵部7に吸引することによって非吸
引ゴミ17を前記ゴミ収納体4に残置させるゴミ吸引装
置10とを具え、周知のようにバッテリBAを駆動源と
し無人で床面を走行しかつ掃除しうる機能を有してお
り、本実施例ではかかる走行の機能の詳細な説明は省略
する。
する。図1、図2に示すように自走式掃除機1は、車体
2の下部に配されて床面と接触しつつ回転することによ
りゴミを掃き上げる回転ブラシ3と、このゴミの掃き上
げの方向に配したゴミ収納体4と、掃き上げられたゴミ
の内、吸引可能な吸引ゴミ16のみをホース5を介して
集塵袋6を有する集塵部7に吸引することによって非吸
引ゴミ17を前記ゴミ収納体4に残置させるゴミ吸引装
置10とを具え、周知のようにバッテリBAを駆動源と
し無人で床面を走行しかつ掃除しうる機能を有してお
り、本実施例ではかかる走行の機能の詳細な説明は省略
する。
【0012】前記ゴミ収納体4は、図2に示すように本
実施例では左右の側壁4A、4B(外側の側壁4Bは不
図示)、底板4C、前板4D及び後板4Eからなる上面
が開放された箱体状をなし、前記前板4Dの上縁は折り
曲げられた前方にのびるつば状部4Fを形成している。
実施例では左右の側壁4A、4B(外側の側壁4Bは不
図示)、底板4C、前板4D及び後板4Eからなる上面
が開放された箱体状をなし、前記前板4Dの上縁は折り
曲げられた前方にのびるつば状部4Fを形成している。
【0013】なお、前記後板4Eは、床面に対して前傾
に傾斜させることが好ましく、約45度程度の角度とす
ることにより、ゴミ収納体4の非吸引ゴミ17の収容量
を確保しつつ、回転ブラシ3の掃き上げたゴミの堆積を
容易とする点で好ましい。
に傾斜させることが好ましく、約45度程度の角度とす
ることにより、ゴミ収納体4の非吸引ゴミ17の収容量
を確保しつつ、回転ブラシ3の掃き上げたゴミの堆積を
容易とする点で好ましい。
【0014】前記車体2には、前記回転ブラシ3の左右
を覆うサイドカバー15A、15Bとを有して後方及び
上方部分を覆い、かつ前記ゴミ収納体4のつば状部4F
を嵌着挿入自在な差し込み部14を有する本実施例では
一体構造をなすケース体15を配することにより、前記
ゴミ収納体4を出し入れできかつ前記回転ブラシ3に向
く側にゴミ掃き上げ用の開放部11を有する空間12を
形成しうる。
を覆うサイドカバー15A、15Bとを有して後方及び
上方部分を覆い、かつ前記ゴミ収納体4のつば状部4F
を嵌着挿入自在な差し込み部14を有する本実施例では
一体構造をなすケース体15を配することにより、前記
ゴミ収納体4を出し入れできかつ前記回転ブラシ3に向
く側にゴミ掃き上げ用の開放部11を有する空間12を
形成しうる。
【0015】従って、前記ゴミ収納体4のつば状部4F
を前記差し込み部14に嵌着挿入することにより、ゴミ
収納体4を車体2に対して容易に装着しうる。このと
き、前記つば状部4Fと差し込み部14とは密着するこ
とにより、かかる密着部分で吸引時の真空漏れを減じ吸
引効果を高めうる。
を前記差し込み部14に嵌着挿入することにより、ゴミ
収納体4を車体2に対して容易に装着しうる。このと
き、前記つば状部4Fと差し込み部14とは密着するこ
とにより、かかる密着部分で吸引時の真空漏れを減じ吸
引効果を高めうる。
【0016】一方ゴミ収納体4を後方に又は車体巾方向
にスライドさせることにより、前記ゴミ収納体4のつば
状部4Fを前記差し込み部14から抜き取りでき、車体
2に対してゴミ収納体4を容易に取り出しうる。なお、
ゴミ収納体4を、車体巾方向に取り出す場合には、前記
ケース体15のサイドカバーをゴミ収納体4の形状に合
わせて切り欠きしうる。
にスライドさせることにより、前記ゴミ収納体4のつば
状部4Fを前記差し込み部14から抜き取りでき、車体
2に対してゴミ収納体4を容易に取り出しうる。なお、
ゴミ収納体4を、車体巾方向に取り出す場合には、前記
ケース体15のサイドカバーをゴミ収納体4の形状に合
わせて切り欠きしうる。
【0017】又前記車体2は、空間12を形成する天井
板13に、上方に向けてのびる開口筒13Aを突設し、
この開口筒13Aに前記ホース5を密に接続している。
板13に、上方に向けてのびる開口筒13Aを突設し、
この開口筒13Aに前記ホース5を密に接続している。
【0018】従って、図2の図示方向に回転する回転ブ
ラシ3により掃き上げられた比較的軽量な吸引ゴミ16
は、前記空間12の開放部11を経由し、1点鎖線の矢
印で示すようにホース5を介して前記集塵部7の集塵袋
6内へと集塵される。
ラシ3により掃き上げられた比較的軽量な吸引ゴミ16
は、前記空間12の開放部11を経由し、1点鎖線の矢
印で示すようにホース5を介して前記集塵部7の集塵袋
6内へと集塵される。
【0019】他方、比較的重量な非吸引ゴミ17は、点
線の矢印で示すように前記ゴミ収納体内4で残置し、こ
の残置された非吸引ゴミ17は、ゴミ収納体4を車体2
から取り外すことにより容易に外部へと排出しうる。
線の矢印で示すように前記ゴミ収納体内4で残置し、こ
の残置された非吸引ゴミ17は、ゴミ収納体4を車体2
から取り外すことにより容易に外部へと排出しうる。
【0020】次に他の実施例を図3乃至図8に基づき説
明する。本実施例では、ゴミ収納体4を車体2に装着し
たときの密閉度を高めることによりゴミ吸引装置の吸引
力低下を抑制しうるものである。
明する。本実施例では、ゴミ収納体4を車体2に装着し
たときの密閉度を高めることによりゴミ吸引装置の吸引
力低下を抑制しうるものである。
【0021】本実施例ではゴミ収納体4は、図4に示す
ように、手指により把持しうる取手部20を設けた外側
壁21と、この外側壁21の内面からのびる底壁22及
び前壁23と、前記底壁22及び前壁23の他方の端縁
を継ぐ内壁24とを有することにより、上面部Uと後面
部Rとを開放する略箱体状をなす。なお前記底板22に
は小高さの後板を適宜設けても良い。
ように、手指により把持しうる取手部20を設けた外側
壁21と、この外側壁21の内面からのびる底壁22及
び前壁23と、前記底壁22及び前壁23の他方の端縁
を継ぐ内壁24とを有することにより、上面部Uと後面
部Rとを開放する略箱体状をなす。なお前記底板22に
は小高さの後板を適宜設けても良い。
【0022】又ゴミ収納体4の前記前板23には、上下
に高さを違えて前方に張り出して車体巾方向にのびる上
レール25と、下レール26とを設ける一方、前記外側
壁21と内壁24との間を継ぎ、かつ高さが前記上レー
ル25と下レール26との間に位置する中間レール27
とを具えるものを例示している。
に高さを違えて前方に張り出して車体巾方向にのびる上
レール25と、下レール26とを設ける一方、前記外側
壁21と内壁24との間を継ぎ、かつ高さが前記上レー
ル25と下レール26との間に位置する中間レール27
とを具えるものを例示している。
【0023】前記上レール25は、外側壁21と内壁2
4との間を継ぐ巾長さを有する一方、下レール26は、
前記外側壁21から距離Lだけ内方にむけた位置を始端
とした前記上レール25よりも小寸法とすることによ
り、前記外側壁21との間に第1空所S1(図5に示
す)を形成している。
4との間を継ぐ巾長さを有する一方、下レール26は、
前記外側壁21から距離Lだけ内方にむけた位置を始端
とした前記上レール25よりも小寸法とすることによ
り、前記外側壁21との間に第1空所S1(図5に示
す)を形成している。
【0024】この下レール26は、図4の前方から見た
図、即ちB視図である図5に示すように、レール基体2
6Aと、このレール基体26Aの下面に貼り付けされた
MCナイロンからなる円滑な摺動を確保しかつ気密性を
保持しうる密閉部材26Bと、前記レール基体26Aの
内方端に固着された下面に突出する凸部材26Cとから
なる。
図、即ちB視図である図5に示すように、レール基体2
6Aと、このレール基体26Aの下面に貼り付けされた
MCナイロンからなる円滑な摺動を確保しかつ気密性を
保持しうる密閉部材26Bと、前記レール基体26Aの
内方端に固着された下面に突出する凸部材26Cとから
なる。
【0025】又前記中間レール27は、図4の後方から
見た図、即ちC視図である図6に示すように、前記下レ
ール26同様、外側壁21から距離Lを隔てた始端とす
ることにより、前記外側壁21との間に第2空所S2を
形成するとともに、レール基体27Aと、このレール基
体27Aの下面に貼り付けされたMCナイロンからなる
密閉部材27Bと、前記レール基体27Aの内方端に固
着された凸部材27Cとからなる。
見た図、即ちC視図である図6に示すように、前記下レ
ール26同様、外側壁21から距離Lを隔てた始端とす
ることにより、前記外側壁21との間に第2空所S2を
形成するとともに、レール基体27Aと、このレール基
体27Aの下面に貼り付けされたMCナイロンからなる
密閉部材27Bと、前記レール基体27Aの内方端に固
着された凸部材27Cとからなる。
【0026】なお、図6のD−D断面を示す図7から明
らかなように、本実施例では中間レール27のレール基
体27Aは、断面略L型をなしたものを採用しており、
前記内壁24を、前記レール基体27Aの垂直片部27
Dの端面に固着することにより、この内壁24の内方端
縁24Aから、前記レール基体27Aの水平辺部27E
を張り出ししうる。
らかなように、本実施例では中間レール27のレール基
体27Aは、断面略L型をなしたものを採用しており、
前記内壁24を、前記レール基体27Aの垂直片部27
Dの端面に固着することにより、この内壁24の内方端
縁24Aから、前記レール基体27Aの水平辺部27E
を張り出ししうる。
【0027】又前記車体2の下部には、図8に示すよう
に前記回転ブラシ3を前後、左右及び上面から覆うケー
ス体15を固定することにより、前記ゴミ収納体4を出
し入れしうる空間12を形成する。なおサイドカバー1
5Aは、ゴミ収納体4に合わせて一部を切り欠いてい
る。
に前記回転ブラシ3を前後、左右及び上面から覆うケー
ス体15を固定することにより、前記ゴミ収納体4を出
し入れしうる空間12を形成する。なおサイドカバー1
5Aは、ゴミ収納体4に合わせて一部を切り欠いてい
る。
【0028】前記空間12内には、前記図4に示したゴ
ミ収納体4の上レール25を案内しうる上案内辺30
と、同下レール26を案内しうる下案内辺31と、同中
間レール27を案内しうる中間案内辺32を固定配設す
ることにより、前記ゴミ収納体4を円滑に出し入れで
き、かつ収納時の密閉度を向上させる。
ミ収納体4の上レール25を案内しうる上案内辺30
と、同下レール26を案内しうる下案内辺31と、同中
間レール27を案内しうる中間案内辺32を固定配設す
ることにより、前記ゴミ収納体4を円滑に出し入れで
き、かつ収納時の密閉度を向上させる。
【0029】前記ケース体15の前板15Aの回転ブラ
シ3側の面には、その外側端から車体巾方向内方にのび
る前記上案内辺30と、下案内辺31とを配している。
シ3側の面には、その外側端から車体巾方向内方にのび
る前記上案内辺30と、下案内辺31とを配している。
【0030】前記上案内辺30は、水平部を前記前板1
5Aに固着した断面L字形をなすアングル材30Aと、
このアングル材30Aと前記前板15Aとの間に断面が
略矩形をなして高さ方向にとび出るスポンジ体30Bを
嵌入している。従って、前記上レール25がこの上案内
辺30に載置されることにより、前記スポンジ体30B
を圧縮でき、かかる載置部分の密閉度を増して吸引装置
10の吸引力低下を防止するのに役立つ。
5Aに固着した断面L字形をなすアングル材30Aと、
このアングル材30Aと前記前板15Aとの間に断面が
略矩形をなして高さ方向にとび出るスポンジ体30Bを
嵌入している。従って、前記上レール25がこの上案内
辺30に載置されることにより、前記スポンジ体30B
を圧縮でき、かかる載置部分の密閉度を増して吸引装置
10の吸引力低下を防止するのに役立つ。
【0031】又前記下案内辺31は、車体の巾方向にの
びる水平部材31Aと、この水平部材31Aの上部かつ
前記外側位置に丸棒31Bが、その軸方向を車体の長さ
方向に向けて前記前板15Aに固定されている。なお、
この丸棒31Bは、前板15Aの外側端から、下レール
26に形成された空所S1の前記距離L寸法内に配置さ
れている。
びる水平部材31Aと、この水平部材31Aの上部かつ
前記外側位置に丸棒31Bが、その軸方向を車体の長さ
方向に向けて前記前板15Aに固定されている。なお、
この丸棒31Bは、前板15Aの外側端から、下レール
26に形成された空所S1の前記距離L寸法内に配置さ
れている。
【0032】さらに、前記水平部材31Aは、内方端I
が切り欠かれた小寸法をなすことにより、一点鎖線で示
すように前記下レール26の凸部材26Cを下方へ落と
し込みでき両者が容易に離脱するのを防止して係合を強
固になしうる。このとき、下レール26の下面の密閉部
材26Bが水平部材31Aと密着することにより気密性
をも高めうる。
が切り欠かれた小寸法をなすことにより、一点鎖線で示
すように前記下レール26の凸部材26Cを下方へ落と
し込みでき両者が容易に離脱するのを防止して係合を強
固になしうる。このとき、下レール26の下面の密閉部
材26Bが水平部材31Aと密着することにより気密性
をも高めうる。
【0033】又前記中間案内辺32は、水平部材32A
と丸棒32Bとを含む前記下案内辺31と略同様の構成
を有し、本例では前記ケース体15の天井板13に固定
されて垂下する支持片33、34にて固着されたものを
例示しており、下案内辺31と同様の作用を得る。
と丸棒32Bとを含む前記下案内辺31と略同様の構成
を有し、本例では前記ケース体15の天井板13に固定
されて垂下する支持片33、34にて固着されたものを
例示しており、下案内辺31と同様の作用を得る。
【0034】なお、前記下案内辺31、中間案内辺32
にそれぞれ設けられた丸棒31B、32Bは、第1に、
前記ゴミ収納体4を車体2に挿入する際、ゴミ収納体4
の下レール26と中間レール27とを上方に持ち上げる
ことにより摩擦を小として円滑な摺動挿入を可能とする
作用と、第2に、前記ゴミ収納体4の下レール26と中
間レール27の第1、第2空所S1、S2が前記丸棒3
1B、32Bを越えたときに両レールが落下することに
より、この空所内に丸棒を介在させ、ゴミ収納体4が車
体から抜け出るのを防止するロック作用とを発揮しう
る。
にそれぞれ設けられた丸棒31B、32Bは、第1に、
前記ゴミ収納体4を車体2に挿入する際、ゴミ収納体4
の下レール26と中間レール27とを上方に持ち上げる
ことにより摩擦を小として円滑な摺動挿入を可能とする
作用と、第2に、前記ゴミ収納体4の下レール26と中
間レール27の第1、第2空所S1、S2が前記丸棒3
1B、32Bを越えたときに両レールが落下することに
より、この空所内に丸棒を介在させ、ゴミ収納体4が車
体から抜け出るのを防止するロック作用とを発揮しう
る。
【0035】而して、ゴミ収納体4を車体に装着した状
態で吸引装置10を作動させることにより、回転ブラシ
3が掃き上げた吸引ゴミ16は、空間12の前記ゴミ収
納体4と回転ブラシ3の間の開放部11を経て開口筒1
3A、ホース15を介して集塵部7へと集塵しうる。
態で吸引装置10を作動させることにより、回転ブラシ
3が掃き上げた吸引ゴミ16は、空間12の前記ゴミ収
納体4と回転ブラシ3の間の開放部11を経て開口筒1
3A、ホース15を介して集塵部7へと集塵しうる。
【0036】他方非吸引ゴミ17は、後方部Rが開放さ
れたゴミ収納体4の底壁22上に残置される。
れたゴミ収納体4の底壁22上に残置される。
【0037】なお、残置した非吸引ゴミ17は、ゴミ収
納体4を車体2から取り出すことにより排出でき、この
取り外しに際しては、前記取手部20をもってゴミ収納
体4を上方に持ち上げ、下レール26、中間レール27
が前記丸棒31B、32Bの上に位置させて車体巾方向
に引き出すことにより、両者の接触面積を小とし軽微な
力で引き出しを可能とする。
納体4を車体2から取り出すことにより排出でき、この
取り外しに際しては、前記取手部20をもってゴミ収納
体4を上方に持ち上げ、下レール26、中間レール27
が前記丸棒31B、32Bの上に位置させて車体巾方向
に引き出すことにより、両者の接触面積を小とし軽微な
力で引き出しを可能とする。
【0038】又このゴミ収納体4の引き上げにより、前
記凸部材26C、27Cと、水平部材31A、32Aの
内方端Iの係合をも解除しうる。なお、前に述べたよう
にホース5は、空間12を形成するケース体15の天井
板13に接続されることにより、ゴミ収納体4の取り出
しに際してのホース接続の解除作業を不要としうる。
記凸部材26C、27Cと、水平部材31A、32Aの
内方端Iの係合をも解除しうる。なお、前に述べたよう
にホース5は、空間12を形成するケース体15の天井
板13に接続されることにより、ゴミ収納体4の取り出
しに際してのホース接続の解除作業を不要としうる。
【0039】さらに、前記密閉部材30Bには、スポン
ジに代えて、他の弾性体、例えばゴム、ナイロン樹脂な
どを採用でき、又レール数を2本又は4本以上とするな
ど本発明は種々の態様に変形しうる。
ジに代えて、他の弾性体、例えばゴム、ナイロン樹脂な
どを採用でき、又レール数を2本又は4本以上とするな
ど本発明は種々の態様に変形しうる。
【0040】
【発明の効果】如上の如く本発明の自走式掃除機は、ゴ
ミ収納体の取り出しにより残置ゴミを容易に取り出すこ
とを可能とし、しかもこのゴミ収納体の取り出しの際、
ホースとゴミ収納体との接続を解除するといった作業を
皆無とするなどメンテナンス性を一層向上しうる。
ミ収納体の取り出しにより残置ゴミを容易に取り出すこ
とを可能とし、しかもこのゴミ収納体の取り出しの際、
ホースとゴミ収納体との接続を解除するといった作業を
皆無とするなどメンテナンス性を一層向上しうる。
【図1】本発明の自走式掃除機の側面図である。
【図2】そのゴミ収納体の一実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図3】本発明の他の実施例の自走式掃除機の側面図で
ある。
ある。
【図4】ゴミ収納体の斜視図である。
【図5】ゴミ収納体のB視図である。
【図6】ゴミ収納体のC視図である。
【図7】図6のD−D断面図である。
【図8】ケース体の斜視図である。
【図9】従来の技術を説明するための自走式掃除機の側
面図である。
面図である。
1 自走式掃除機 2 車体 3 回転ブラシ 4 ゴミ収納体 5 ホース 7 集塵部 10 ゴミ吸引装置 11 開放部 12 空間 13 天井板 16 吸引ゴミ 17 非吸引ゴミ
Claims (2)
- 【請求項1】車体の下部に配されて床面と接触しつつ回
転することによりゴミを掃き上げる回転ブラシと、この
ゴミの掃き上げの方向に配したゴミ収納体と、掃き上げ
られたゴミの内、吸引可能な吸引ゴミのみをホースを介
して集塵部内に吸引することによって非吸引ゴミを前記
ゴミ収納体に残置させるゴミ吸引装置とを具えた自走式
掃除機であって、 前記車体に、前記ゴミ収納体を出し入れできかつ前記回
転ブラシに向く側にゴミ掃き上げ用の開放部を有する空
間を形成し、かつこの空間の天井板に前記ホースを接続
したことを特徴とする自走式掃除機。 - 【請求項2】前記ゴミ収納体は、車体幅方向に出し入れ
自在である請求項1記載の自走式掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27852794A JP3299847B2 (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 自走式掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27852794A JP3299847B2 (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 自走式掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08112224A true JPH08112224A (ja) | 1996-05-07 |
JP3299847B2 JP3299847B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=17598521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27852794A Expired - Fee Related JP3299847B2 (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 自走式掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3299847B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1088507A2 (fr) * | 1999-10-01 | 2001-04-04 | Seb S.A. | Aspirateur à séparation de déchets |
WO2004041053A1 (en) * | 2002-11-06 | 2004-05-21 | Polar Light Limited | Vacuum cleaner |
WO2005107562A1 (en) * | 2004-05-12 | 2005-11-17 | Juewei Du | A cleaning apparatus |
CN100361615C (zh) * | 2004-03-18 | 2008-01-16 | 泰怡凯电器(苏州)有限公司 | 自动吸尘器 |
JP2013523250A (ja) * | 2010-03-29 | 2013-06-17 | ユージン ロボット シーオー., エルティーディー. | 掃除ロボットの集塵ブレード構造およびこれを備えた掃除ロボット |
AU2013205826B2 (en) * | 2012-05-24 | 2015-06-25 | Lg Electronics Inc. | Robot cleaner |
-
1994
- 1994-10-17 JP JP27852794A patent/JP3299847B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1088507A2 (fr) * | 1999-10-01 | 2001-04-04 | Seb S.A. | Aspirateur à séparation de déchets |
EP1088507A3 (fr) * | 1999-10-01 | 2001-08-22 | Seb S.A. | Aspirateur à séparation de déchets |
WO2004041053A1 (en) * | 2002-11-06 | 2004-05-21 | Polar Light Limited | Vacuum cleaner |
CN100361615C (zh) * | 2004-03-18 | 2008-01-16 | 泰怡凯电器(苏州)有限公司 | 自动吸尘器 |
WO2005107562A1 (en) * | 2004-05-12 | 2005-11-17 | Juewei Du | A cleaning apparatus |
JP2013523250A (ja) * | 2010-03-29 | 2013-06-17 | ユージン ロボット シーオー., エルティーディー. | 掃除ロボットの集塵ブレード構造およびこれを備えた掃除ロボット |
AU2013205826B2 (en) * | 2012-05-24 | 2015-06-25 | Lg Electronics Inc. | Robot cleaner |
US9750381B2 (en) | 2012-05-24 | 2017-09-05 | Lg Electronics Inc. | Robot cleaner |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3299847B2 (ja) | 2002-07-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010821 |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020326 |
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