JPH08111940A - 充電器 - Google Patents

充電器

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JPH08111940A
JPH08111940A JP6245008A JP24500894A JPH08111940A JP H08111940 A JPH08111940 A JP H08111940A JP 6245008 A JP6245008 A JP 6245008A JP 24500894 A JP24500894 A JP 24500894A JP H08111940 A JPH08111940 A JP H08111940A
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charger
shape
movable plate
opening
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Shiyousuke Adachi
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 差し込み部の形状が異なる複数種類のバッテ
リーを充電することができるもので、部品を紛失した
り、破損したりすることを極力防止できるようにする。 【構成】 充電器本体1に、2個のの可動プレート1
6,17をスライド可能に取り付ける。これら可動プレ
ート16,17には、差し込み口10の開口部形状(小
判形)とは異なる形状の差し込み孔18,19を形成し
ている。充電するバッテリーの差し込み部の形状が小判
形の場合には、差し込み部を差し込み口10にそのまま
差し込んで充電し、差し込み部の形状がD字形の場合に
は、その形状に対応する可動プレート16,17の一つ
を使用位置に移動させ、その状態で、差し込み部を差し
込み孔18または19を通して差し込み口10に差し込
んで充電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリーの差し込み
部の形状の違いに対応できる構成の充電器に関する。
【0002】
【従来の技術】電動工具等の電気機器においては、充電
可能なバッテリーを電源とするものが多くなってきてい
る。この種のバッテリーを充電する場合、一般には次の
ようにして行う。すなわち、充電器を用い、この充電器
から導出されたコードの差し込みプラグを電源コンセン
トに差し込み、充電されるバッテリーの差し込み部を充
電器の凹状をなす差し込み口に差し込む。すると、差し
込み部の電極が、差し込み口に突出するように設けられ
た充電用の端子と接触し、これら端子及び電極を介して
バッテリーが充電されるようになっている。
【0003】ところで、この種のバッテリーにおいて
は、差し込み部の形状がメーカーや機種によって異なっ
ているという事情がある。差し込み部の形状としては、
平面形状が小判形のものとD字形のものとに大別され
る。
【0004】ところが、充電器においては差し込み口の
形状が決まっているため、差し込み口の開口部形状が小
判形のものの場合には、小判形の差し込み部を有するバ
ッテリーは充電できるが、D字形の差し込み部を有する
バッテリーは充電することができず、逆に、差し込み口
の開口部形状がD字形のものの場合には、D字形の差し
込み部を有するバッテリーは充電できるが、小判形の差
し込み部を有するバッテリーは充電することができない
ものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなことに対処
するため、本出願人は、バッテリーの差し込み部の形状
の違いに対応できる構成の充電器を考え、出願している
(特願平5−310195号参照)。このものは次のよ
うな構成となっている。
【0006】すなわち、充電器の差し込み口の形状は、
上面の開口部形状が小判形に設定されていて、この差し
込み口に、D字形の開口部形状を有する凹状の差し込み
口を有するアダプターを着脱可能に装着する構成として
いる。
【0007】この構成において、小判形の差し込み部を
有するバッテリーを充電する場合には、上記アダプター
は用いず、その小判形の差し込み部を充電器の差し込み
口にそのまま差し込むことによって充電する。
【0008】一方、D字形の差し込み部を有するバッテ
リーを充電する場合には、上記アダプターを充電器の差
し込み口に装着する。すると、充電器側の端子がアダプ
ターに形成された孔を通してアダプターの差し込み口側
へ突出する状態となる。この状態で、そのD字形の差し
込み部をアダプターの差し込み口に差し込むと、差し込
み部がアダプターを介して保持されると共に、差し込み
部の電極が充電器側の端子と接触するようになり、これ
によりD字形の差し込み部を有するバッテリーも充電で
きるようになる。
【0009】このような構成の充電器の場合には、バッ
テリーの差し込み部の形状が小判形のものも、D字形の
ものも充電することができて便利である。
【0010】しかしながら、上記した構成のものの場
合、アダプターを充電器に対して着脱可能に装着する構
成であるため、そのアダプターを外した際に紛失しやす
く、また、踏んだりして破損させてしまいやすいという
問題がある。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、差し込み部の形状が異なる複数種類
のバッテリーを充電することができるようにしながら
も、部品を紛失したり、破損したりすることを極力防止
でき、使い勝手の良い充電器を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の充電器は、上記
の目的を達成するために、充電されるバッテリーの差し
込み部が差し込まれる凹状の差し込み口を有すると共
に、この差し込み口に前記差し込み部が差し込まれた状
態でその差し込み部の電極に接触する端子を有した充電
器本体と、前記差し込み口の開口部形状とは異なる形状
の差し込み孔を有し、この差し込み孔が前記差し込み口
の開口部に対応する位置と差し込み口から退避した位置
との間で移動できるように前記充電器本体に取り付けら
れた可動プレートとを具備してなる構成としたところに
特徴を有する。
【0013】この場合、可動プレートは、互いに異なる
形状の差し込み孔を有するものを複数個設けたり、或い
は、異なる形状の差し込み孔を複数個有する構成とする
ことができる。また、可動プレートは、充電器本体にス
ライド可能に取り付けたり、回動可能に取り付けたりす
ることができる。
【0014】
【作用】差し込み部の形状が充電器本体の差し込み口の
開口部形状に合致するバッテリーを充電するの場合に
は、バッテリーの差し込み部を充電器本体の差し込み口
にそのまま差し込むことによって充電する。
【0015】一方、差し込み部の形状が充電器本体の差
し込み口の開口部形状とは合致せず、可動プレートの差
し込み孔の形状と合致するバッテリーを充電する場合に
は、可動プレートを、これの差し込み孔が差し込み口の
開口部に対応する位置に移動させ、この状態で、バッテ
リーの差し込み部を可動プレートの差し込み孔を通して
充電器本体の差し込み口に差し込むことによって充電す
る。
【0016】従って、バッテリーの差し込み部の形状に
応じて可動プレートを選択的に使用することにより、差
し込み部の形状が異なる複数種類のバッテリーを充電す
ることができる。
【0017】この場合、可動プレートは充電器本体に移
動可能に取り付けられているから、アダプターを充電器
に対して着脱可能に装着するようにしたものとは違い、
可動プレートを充電器本体から取り外すということがな
く、よって可動プレートを紛失したり、踏んで破損させ
たりするというようなことを防止することができる。差
し込み孔の形状が異なる可動プレートが複数個設けられ
ている場合、或いは一つの可動プレートに異なる形状の
差し込み孔が複数個設けられている場合には、それらを
選択して使用することにより一層多くの種類のバッテリ
ーに対応できるようになる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1ない
し図6を参照して説明する。まず、図1ないし図4にお
いて、充電器本体1のケース2は、上部カバー3と底部
カバー4とを組み付けることにより全体として矩形状に
形成されされていて、内部に充電用の回路が組み込まれ
た回路基板5が配設されている。
【0019】上部カバー3には、図1及び図2中左側に
矩形状の開口部6が形成され、右側にランプを備えた表
示部7が設けられている。上部カバー3の内面側には、
上記開口部6を内側から塞ぐように、閉塞部材8がねじ
9により取り付けられている。この閉塞部材8の中央部
には、平面形状が小判形をなす凹状の差し込み口10を
形成する凹部11が一体に設けられている。
【0020】上記回路基板5には、それぞればね性を有
する充電用の一対の端子12aと、異常温度検出用の一
対の端子12bとが取り付けられていて、これら各端子
12a,12bの先端部が、上記凹部11に形成された
各スリット13を通して差し込み口10内に突出してい
る。上記上部カバー3において、開口部6の左右両側部
の下面側には段部14が形成されており、この段部14
と閉塞部材8とにより、開口部6の左右両側部に溝部1
5,15を形成している。
【0021】そして、開口部6部分には第1及び第2の
2個の可動プレート16,17が配置されている。これ
ら第1及び第2の可動プレート16,17は、それぞれ
の両側部が上記溝部15,15に挿入されていて、その
溝部15に沿ってスライド可能に取り付けられている
(図1の矢印A参照)。これら第1及び第2の可動プレ
ート16,17のうち、第1の可動プレート16には、
上記差し込み口10の開口部形状(小判形)とは異なる
形状、この場合D字形の差し込み孔18が形成され、第
2の可動プレート17には、それら差し込み口10の開
口部形状及び差し込み孔18の形状とも異なる形状、こ
の場合変形D字形の差し込み孔19が形成されている。
【0022】しかして、これら第1及び第2の可動プレ
ート16,17は、図1に示すように、差し込み孔1
8,19が差し込み口10から退避した位置に位置され
た待機位置と、差し込み孔18,19が差し込み口10
と対応する位置に位置される使用位置との間で移動が可
能とされている。
【0023】なお、充電器本体1のケース2からは電源
コード20が導出されていて、この電源コード20の先
端部には、図示はしないが、差し込みプラグが設けられ
ている。
【0024】さて、上記した構成において、バッテリー
の充電を行う場合には、まず、電源コード20の差し込
みプラグを電源コンセント(図示せず)に差し込む。す
ると、表示部7においてランプが赤色で点滅するように
なり、これにより充電が可能な状態であることが表示さ
れる。
【0025】ここで、充電するバッテリーが、例えば図
5に示すように、平面形状が小判形の差し込み部21を
有するバッテリー22である場合には、第1及び第2の
可動プレート16,17を第1図に示すように、共に待
機位置に移動させた状態とし、この状態でそのバッテリ
ー22の差し込み部21を充電器本体1の差し込み口1
0にそのまま差し込む。
【0026】すると、図2に二点鎖線で示されるよう
に、差し込み部21が差し込み口10に保持された状態
で、差し込み部21側の充電用の一対の電極23と差し
込み口10側の充電用の一対の端子12aとが接触する
と共に、差し込み部21側の異常温度検出用の一対の電
極24と差し込み口10側の異常温度検出用の一対の端
子12bとが接触し、バッテリー22の充電が行われ
る。
【0027】このとき、表示部7においてランプが赤色
で連続点灯するようになり、これにより充電中であるこ
とが表示される。そして、充電が完了すると、表示部7
においてランプが緑色で連続点灯するようになり、これ
により充電が完了したことが表示される。
【0028】なお、充電中にバッテリー22の温度が異
常に上昇した場合には、電極24及び端子12bを介し
て充電器本体1内に設けられたサーモスイッチ(図示せ
ず)がこれを検出し、これに伴い、表示部7においてラ
ンプが黄色で連続点灯するようになり、これにより異常
であることが表示される。
【0029】一方、充電するバッテリーが、例えば図6
に示すように、平面形状がD字形の差し込み部25を有
するバッテリー26である場合には、その差し込み部2
5の形状と合致するD字形の差し込み孔18を有する第
1の可動プレート16を、図3に示すように、差し込み
孔18が差し込み口10の開口部に対応する位置である
使用位置へスライド移動させる。
【0030】そして、バッテリー26の差し込み部25
を、第1の可動プレート16の差し込み孔18を通して
充電器本体1の差し込み口10に差し込む。すると、図
4に二点鎖線で示されるように、差し込み部25が第1
の可動プレート16に保持された状態で、差し込み部2
5側の充電用の一対の電極27と差し込み口10側の充
電用の一対の端子12aとが接触すると共に、差し込み
部25側の異常温度検出用の一対の電極28と差し込み
口10側の異常温度検出用の一対の端子12bとが接触
し、これによりバッテリー26の充電が、上記バッテリ
ー22の場合と同様に行われるようになる。
【0031】また、図示はしないが、バッテリーには、
差し込み部の平面形状が、第2の可動プレート17の差
し込み孔19の形状のように変形D字形のものもある。
このようなバッテリーを充電する場合には、第2の可動
プレート17を使用位置へスライド移動させた状態で、
上記のバッテリー26を充電する場合と同様に、そのバ
ッテリーの差し込み部を差し込み孔19に差し込むこと
により充電することができる。
【0032】上記した第1実施例によれば、バッテリー
の差し込み部の形状に応じて、充電器本体1の差し込み
口10をそのまま使用したり、或いは第1及び第2の可
動プレート16,17を選択的に使用することにより、
差し込み部の形状が異なる複数種類のバッテリーを充電
することができる。
【0033】この場合、第1及び第2の可動プレート1
6,17は充電器本体1にスライド可能に取り付けられ
ているから、アダプターを充電器に対して着脱可能に装
着するようにしたものとは違い、それら第1及び第2の
可動プレート16,17を取り外すということがなく、
よってそれらを紛失したり、踏んで破損させたりすると
いうことを防止することができる。
【0034】また、可動プレートとしては2個(第1及
び第2の可動プレート16,17)設けていて、それら
第1及び第2の可動プレート16,17の差し込み孔1
8,19の形状を異ならせているので、可動プレートが
1個の場合よりも、一層多くの種類のバッテリーに対応
できるようになる。
【0035】さらに、第1及び第2の可動プレート1
6,17は充電器本体1にスライド可能に取り付けてい
るので、アダプターを着脱するものに比べて、それら第
1及び第2の可動プレート16,17の操作(使用位置
へのセット及び解除)が簡単にできる。しかも、充電器
本体1には、平板状の第1及び第2の可動プレート1
6,17がスライドできるスペースを確保するだけでよ
いから、立体形状のアダプターを保管するために、それ
を収納するような大きな収納スペースを必要としない利
点もある。さらには、第1及び第2の可動プレート1
6,17は、平板状で、形状も簡単であるから、立体形
状のアダプターに比べて、部品コストの低減ができる利
点もある。
【0036】図7及び図8は本発明の第2実施例を示し
たものであり、この第2実施例は上記した第1実施例と
は次の点が異なっている。すなわち、第1実施例では、
第1及び第2の可動プレート16,17を充電器本体1
にスライド可能に取り付けた構成としていたが、この第
2実施例では、第1及び第2の可動プレート30,31
を、充電器本体1にそれぞれ軸部30a,31aを介し
て回動可能(起倒可能)に取り付けた構成としている。
【0037】第1及び第2の可動プレート30,31
は、図7に示すように、差し込み孔18,19が差し込
み口10から退避した位置に位置された待機位置と、差
し込み孔18,19が差し込み口10と対応する位置に
位置される使用位置(図8には第1の可動プレート30
が使用位置に位置された状態を示している)との間で回
動が可能とされている。この場合、第1及び第2の可動
プレート30,31は、使用位置と待機位置とでは表裏
が反対となる。
【0038】このような第2実施例においても、上記し
た第1実施例と同様な作用効果を得ることができる。
【0039】図9ないし図11は本発明の第3実施例を
示したものであり、この第3実施例は上記した第1実施
例とは次の点が異なっている。すなわち、充電器本体3
2のケース33は、上部カバー34と底部カバー35と
を組み付けることにより全体として、第1実施例のケー
ス2より大きな矩形状に形成されされていて、内部に充
電用の回路が組み込まれた回路基板36が配設されてい
る。
【0040】上部カバー34には、図9中左側に円形の
開口部37が形成され、右側に表示部38が設けられて
いる。上部カバー34の内面側には、上記開口部37を
内側から塞ぐように、閉塞部材39が取り付けられてい
る。
【0041】この閉塞部材39には、平面形状が小判形
をなす凹状の第1の差し込み口40を形成する第1の凹
部41と、平面形状が略D字形をなす凹状の第2の差し
込み口42を形成する第2の凹部43とが対向する状態
で一体に設けられている。また、閉塞部材39の上面に
は、開口部37の中心部に位置させて軸部44が突設さ
れている。
【0042】上記回路基板36には、上記第1及び第2
の差し込み口40,42に対応して、それぞればね性を
有する充電用の一対の端子12aと、異常温度検出用の
一対の端子12bとが取り付けられていて、これら各端
子12a,12bの先端部が、上記第1及び第2の凹部
41,43に形成された各スリット13を通してそれぞ
れ第1及び第2の差し込み口40,42内に突出してい
る。上記上部カバー34において、開口部37の周縁部
の下面側には全周にわたって段部45が形成されてお
り、この段部45と閉塞部材39とにより、開口部37
の周縁部に溝部46を形成している。
【0043】そして、開口部37部分には、1個の円形
をなす可動プレート47が配置されている。この可動プ
レート47は、中央部の下面に形成された嵌合穴48を
軸部44に回転可能に嵌合させると共に、外周部を上記
溝部46に挿入していて、充電器本体32に軸部44を
中心に矢印B方向に回転可能に取り付けられている。こ
の可動プレート47には、それぞれ小判形をなす第1、
第2及び第3の差し込み孔49、50及び51と、それ
ぞれ略D字形をなす第4、第5及び第6の差し込み孔5
2、53及び54とが周方向に形成されている。
【0044】この場合、第1の差し込み孔49と第2の
差し込み孔50とは、同一形状であり、第1の差し込み
口40の開口部形状と一致しており、第3の差し込み孔
51は、それら第1及び第2の差し込み孔49,50よ
りも幅寸法が若干小さく設定されている。これら第1〜
第3の差し込み孔49〜51の一側部には、凹部49a
〜51aが形成されている。また、第4〜第6の差し込
み孔52〜54の形状は、互いに少しずつ異なってい
る。
【0045】しかして、この場合、可動プレート47を
第1の差し込み孔49が第1の差し込み口40に対応す
る位置に移動させると、第1の差し込み孔49と対向す
る第4の差し込み孔52が第2の差し込み口42に対応
するようになり、以下同様に、可動プレート47を第2
の差し込み孔50が第1の差し込み口40に対応する位
置に移動させると、第2の差し込み孔50と対向する第
5の差し込み孔53が第2の差し込み口42に対応する
ようになり(図9参照)、可動プレート47を第3の差
し込み孔51が第1の差し込み口40に対応する位置に
移動させると、第3の差し込み孔51と対向する第6の
差し込み孔54が第2の差し込み口42に対応するよう
になる。
【0046】上記した第3実施例によれば、第1実施例
にて得られる効果に加えて、次のような利点がある。す
なわち、1個の可動プレート47に複数個の差し込み孔
49〜54を形成しているので、1個の可動プレート4
7でも複数種類のバッテリーを充電することができる。
また、小判形の第1の差し込み口40と略D字形の第2
の差し込み口42とを設けているので、差し込み部の形
状の異なった2個のバッテリーを同時に充電することも
できる。
【0047】さらにこの場合、小判形の第1の差し込み
口40と略D字形の第2の差し込み口42とを設けてい
るので、特に小判形の第1の差し込み口40の幅寸法を
バッテリーの小判形の差し込み部の幅寸法に極力一致さ
せることが可能となり、小判形の差し込み部を有するバ
ッテリーのプラスとマイナスの逆差し込みを防止するこ
とができる。ちなみに、小判形の差し込み部を有するバ
ッテリーの場合、差し込み部の一側面に、プラスとマイ
ナスの逆差し込み防止用の凸部21a(図5参照)が設
けられており、その凸部21aを第1〜第3の差し込み
孔49〜51の凹部49a〜51aに対応させるように
して、差し込み部を第1〜第3の差し込み孔49〜51
に差し込むようにすれば良いものである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
ッテリーの差し込み部の形状に応じて可動プレートを選
択的に使用することにより、差し込み部の形状が異なる
複数種類のバッテリーを充電することができる。そし
て、可動プレートは充電器本体に移動可能に取り付けら
れているから、アダプターを充電器に対して着脱可能に
装着するようにしたものとは違い、可動プレートを紛失
したり、踏んで破損させたりするというようなことを防
止することができ、また、可動プレートの操作も簡単に
できると共に、その可動プレートを収納するスペースも
小さくすることが可能となる利点もある。
【0049】差し込み孔の形状が異なる可動プレートを
複数個設けるようにしたり、1個の可動プレートに形状
が異なる複数個の差し込み孔を設けるようにした場合に
は、一層多くの種類のバッテリーに対応できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、第1及び第
2の可動プレートが共に待機位置にある状態の全体の平
面図
【図2】図1中X−X線に沿う断面図
【図3】第1の可動プレートが使用位置にある状態の全
体の平面図
【図4】図3中Y−Y線に沿う断面図
【図5】差し込み部が小判形をなすバッテリーの差し込
み部部分の斜視図
【図6】差し込み部がD字形をなすバッテリーの差し込
み部部分の斜視図
【図7】本発明の第2実施例を示すもので、第1及び第
2の可動プレートが共に待機位置にある状態の全体の平
面図
【図8】第1の可動プレートが使用位置にある状態の全
体の平面図
【図9】本発明の第3実施例を示す全体の平面図
【図10】図9中P−P線に沿う断面図
【図11】図9中Q−Q線に沿う断面図
【符号の説明】
1は充電器本体、10は差し込み口、12a,12bは
端子、15は溝部、16は第1の可動プレート、17は
第2の可動プレート、18,19は差し込み孔、21は
差し込み部、22はバッテリー、23,24は電極、2
5は差し込み部、26はバッテリー、27,28は電
極、30は第1の可動プレート、31は第2の可動プレ
ート、32は充電器本体、40は第1の差し込み口、4
2は第2の差し込み口、47は可動プレート、49〜5
4は第1〜第6の差し込み孔である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電されるバッテリーの差し込み部が差
    し込まれる凹状の差し込み口を有すると共に、この差し
    込み口に前記差し込み部が差し込まれた状態でその差し
    込み部の電極に接触する端子を有した充電器本体と、 前記差し込み口の開口部形状とは異なる形状の差し込み
    孔を有し、この差し込み孔が前記差し込み口の開口部に
    対応する位置と差し込み口から退避した位置との間で移
    動できるように前記充電器本体に取り付けられた可動プ
    レートとを具備してなる充電器。
  2. 【請求項2】 可動プレートは、互いに異なる形状の差
    し込み孔を有するものが複数個設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の充電器。
  3. 【請求項3】 可動プレートは、充電器本体にスライド
    可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の充電器。
  4. 【請求項4】 可動プレートは、充電器本体に回動可能
    に取り付けられていることを特徴とする請求項1または
    2記載の充電器。
  5. 【請求項5】 可動プレートは、異なる形状の差し込み
    孔を複数個有することを特徴とする請求項1、3または
    4記載の充電器。
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