JPH0139406Y2 - - Google Patents

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JPH0139406Y2
JPH0139406Y2 JP1982156734U JP15673482U JPH0139406Y2 JP H0139406 Y2 JPH0139406 Y2 JP H0139406Y2 JP 1982156734 U JP1982156734 U JP 1982156734U JP 15673482 U JP15673482 U JP 15673482U JP H0139406 Y2 JPH0139406 Y2 JP H0139406Y2
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JP
Japan
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casing
protrusion
terminal
battery pack
overcharge prevention
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JP1982156734U
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JPS5961481U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は充電式電池パツク、さらに詳しくはケ
ーシング内に複数本の二次電池と過充電防止素子
とを備え、二次電池の両極及び過充電防止素子に
夫々電気的に接続された正負一対の電極端子及び
充電状態検出端子をケーシング外周面に露出さ
せ、電動工具などの電源として器具本体に装着し
て使用される充電式電池パツクに関するものであ
る。
一般に電池を多数本必要とする電動工具などで
は、電池の装着を容易にするために、複数本の電
池をケーシング内に入れて一纒めにした電池パツ
クがしばしば用いられる。このような電池パツク
において、ケーシング内に二次電池を収納したも
のでは、二次電池をケーシング内に収納したまま
で充電することが便利であるから、充電時に過充
電となることを防止するための過充電防止素子を
ケーシング内に収納しており、その過充電防止素
子に保護回路を接続するための充電状態検出端子
をケーシング周面に露出させている。したがつ
て、正負一対の電極端子と充電状態検出端子とを
合わせて3端子がケーシング外に露出する。電池
パツクの使用時あるいは充電時には器具あるいは
充電器の端子と電池パツクの端子との位置決めが
必要であるから、従来よりケーシングの形状に各
種の工夫が見られる。一方、ケーシング内には電
池の他に過充電防止素子を収納しているものであ
るから位置決めのための形状と過充電防止素子の
収納スペース確保との両面からの要請により、ケ
ーシングが収納されている電池に比較して相当大
きくなる傾向にある。このため、複数の電池を一
纒めにして使い勝手をよくしたつもりの電池パツ
クがかえつて使い難いものとなる虞れがある。
本考案は上述の点り鑑みて為されたものであつ
て、主な目的とするところは、過充電防止素子の
収納場所を位置決めに必要な形状に形成してケー
シングを小型に形成した使い勝手のよい充電式電
池パツクを提供することにあり、他の目的とする
ところは、電池パツクが接続される器具側で端子
形状が種々ある場合にも、それらの各種の端子形
状に対応できるような端子構造を提供することに
ある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。本考案にかかる充電式電池パツクは、略筒状
のケーシング1内に直列に接続された複数本の二
次電池2と、該二次電池2の温度変化を検出する
二端子の温度検出素子からなる過充電防止素子3
とを備え、上記過充電防止素子3の一端に接続し
た充電状態検出端子6と、上記過充電防止素子3
の他端に接続し且つ上記二次電池2の直列回路の
正極側に接続した第1の電極端子4と、上記二次
電池2の直列回路の負極側に接続した第2の電極
端子5とをケーシング1外周面に露出させる電池
パツクであつて、上記ケーシング1の長手方向に
亘る外周面に中空の突条7を突設し、上記ケーシ
ング1の一端部寄りの位置で、且つケーシング1
の周方向における上記突条7の両側に上記第1、
第2の電極端子4,5を配設して該両電極端子
4,5をケーシング1外周面に露出させ、上記突
条7内に上記過充電防止素子3及び充電状態検出
端子6を収納すると共に充電状態検出端子6を突
条7の外面に露出させたものである。本実施例に
あつては、上記ケーシング1が略円筒形に形成さ
れ、ケーシング1の側周面に長手方向の全長に亘
つて突条7が形成され、上記両電極端子4,5は
突条7に設けた充電状態検出端子6からケーシン
グ1の周方向に沿つて左右に略90度離れた位置に
夫々配置され、上記両電極端子4,5及び充電状
態検出端子6が夫々ケーシング1の長手方向の一
端面から側周面に跨がる略L字形に形成された例
を示す。第1図及び第2図に示すように、ケーシ
ング1は一方の底面が開口する略円筒形のケース
本体1aとその開口底面を閉塞するケース蓋1b
とで構成される。ケース本体1aの外周面には軸
方向に沿つてケース本体1aの全長に亘つて走る
突条7が形成される。突条7内は中空であつてケ
ース本体1a内と連通する。ケーシング1内に
は、第3図に示すように、ニツケルカドミウム電
池のような二次電池2が2本収納される。二次電
池2は直列接続されており、正極側の一端部に端
子台10が取着される。端子台10は二次電池2
と略等しい径を有する環状であつて、その周方向
に沿つて略L字形に形成された正負一対の電極端
子4,5と充電状態検出端子6とが配置される。
すなわち、充電状態検出端子6は端子台10の一
所に突設され二次電池2の長手方向に沿つて走る
突台11に固定され、その突台11の巾方向の左
右で端子台10の周方向に沿つて約90度離れた位
置に夫々正電極端子4と負電極端子5とが固定さ
れる。各端子4,5,6の一片は二次電池2の長
手方向に沿つて走り、他片は二次電池2の端面に
集まつている。正電極端子4の一片は二次電池の
正電極に接触して正電極に電気的に接続されてい
る。負電極端子5には二次電池2の負電極に一端
が接続されたリード線12の他端が半田付などの
手段によつて電気的に接続され、また、充電状態
検出端子6は二次電池2の温度に応じて抵抗値が
変化する、例えばサーミスタやダイオードなどの
過充電防止素子3を介して二次電池2の負電極に
電気的に接続される。リード線12及び過充電防
止素子3は二次電池2の長手方向に沿つて配設さ
れる。この状態で二次電池2はケーシング1内に
二次電池2の正電極がケーシング1の底面のうち
の閉塞面側に位置するようにして収納される。こ
のとき、過充電防止素子3及びリード線12はケ
ーシング1の突条7内に収められる。ケーシング
1の閉塞された底面の周囲には電極端子4,5及
び充電状態検出端子6に対応する開口が形成され
ており、各端子4,5,6が夫々ケーシング1の
側周面から底面に跨つて露出する。ケーシング1
の開口側底面はケース蓋1bによつて閉塞され
る。このように、突条7内に充電状態検出端子6
を収めるようにしてケーシング1内に二次電池2
を収めるようにすることでケーシング1内に二次
電池2を収める際、突条7によつて正電極端子4
と負電極端子5とがケーシング1に対して逆に挿
入されるのを防止することができるようにしてあ
る。ところで、過充電防止素子3は温度上昇とと
もに抵抗値の減少する負特性の素子であつて、ケ
ーシング1内での二次電池2の温度上昇を検出す
る。この電池パツクAに充電するにあたつては、
第4図に示すような構成を有した充電器15に接
続される。この充電器15について動作の概略を
説明すれば、電源は降圧トランスTにより降圧さ
れ、全波整流された後、サイリスタSCRを介し
て二次電池2に接続される。サイリスタSCRの
ゲートにはトランジスタQ1,Q2、ダイオードD1
D2、抵抗R1〜R5、可変抵抗VRなどによつて構成
されたスイツチ回路16の出力が印加されてお
り、このスイツチ回路16は過充電防止素子3に
接続されてその抵抗値に応じて出力をオンオフさ
せる。すなわち、二次電池2が冷えていて過充電
防止素子3が高抵抗であるときには、スイツチ回
路16はオン状態となつてサイリスタSCRのゲ
ートに電圧を印加し、サイリスタSCRをオン状
態として二次電池2への充電電流を流す。一方、
二次電池2の充電が完了して二次電池2の温度が
上昇すると、過充電防止素子3の抵抗値が減少し
てスイツチ回路16がオフ状態となり、サイリス
タSCRのゲートに電圧が印加されなくなる。サ
イリスタSCRの陽極陰極間にはダイオードD3
D4で整流されただけの脈流が印加されているか
ら、その電圧がサイリスタSCRの点弧電圧以下
に下がつたときにサイリスタSCRがオフ状態と
なり、二次電池2への充電電流の供給が停止す
る。以上のような動作によつて二次電池2への過
充電を防止するものである。充電器15は、第5
図に示すように、ハウジング17内に収納され、
そのハウジング17から電源接続用のプラグ18
を一端に有するコード19が引き出されている。
このハウジング17には電池パツクAのケーシン
グ1の横断面に合致する挿入孔20が開口する。
すなわち、挿入孔20は略円形であつて、その周
上の一部に突条7が挿入される切欠21が形成さ
れている。この切欠21によつて、電池パツクA
の挿入孔20に対する位置決めが確実に行なわれ
るのである。この挿入孔20の底部には、第6図
あるいは第7図に示すように、電池パツクAに充
電器15からの充電電流を供給するための、接触
端子22が配置されている。第6図に示す接触端
子22は、電池パツクAの側周面を両側から挟む
ようにして配置されたものであつて、電池パツク
Aの側周面に露出する電極端子4,5、充電状態
検出端子6に接触する。一方、第7図に示す接触
端子22は、電池パツクAの底面に接触するよう
に設けられており、電池パツクAの長手方向の底
面に露出する電極端子4,5、充電状態検出端子
6に接触する。換言すれば、電池パツクAの電極
端子4,5及び充電状態検出端子6が電池パツク
Aの底面から側周面に跨がるように、略L字形に
形成されているものであるから、第6図、第7図
に示すいずれの形状の接触端子22にも適合する
ことができるのである。これらの接触端子22は
充電器15ばかりでなく、電池パツクAを電源と
する電動工具などの器具にも設けられるのはいう
までもない。
本考案は略筒状のケーシングの長手方向に亘る
外周面に中空の突条と突設し、上記ケーシングの
一端部寄りの位置で、且つケーシングの周方向に
おける上記突条の両側に第1、第2の電極端子を
配設して該両電極端子をケーシング外周面に露出
させ、上記突条内に上記過充電防止素子及び充電
状態検出端子を収納すると共に充電状態検出端子
を突条の外面に露出させてしたので、両電極端子
と充電状態検出端子との位置が突条の存在によつ
て明確となり、電池パツクを器具や充電器に装着
する際に突条によつて電池パツクの装着位置が位
置決めできるものであり、さらに、突条内に過充
電防止素子及び充電状態検出端子を収納している
ことによつて、突条を充電状態検出端子と過充電
防止素子の収納場所のスペースとして有効に使用
することができると共に電池パツクの装着位置の
位置決めとして兼用でき、小型化を目的とする電
池パツクにおいて、決められたスペースを有効に
利用してより一層小型化を図ることができるもの
である。また、突条内に充電状態検出端子及び過
充電防止素子を収めるようにしてケーシング内に
二次電池を収めるようにすることでケーシング内
に二次電池を収める際、突条によつて正電極端子
と負電極端子とがケーシングに対して逆に挿入さ
れるのを防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図aは同上の縦断面図、同図bは同図a中X−X
線断面図、同図cは同図a中Y−Y線断面図、第
3図は同上の一部省略分解斜視図、第4図は同上
に使用する充電器及び電池パツクの一例を示す回
路図、第5図は同上に使用する充電器の一例を示
す斜視図、第6図a,bは夫々同上と接触端子と
の接続方法の一例を示す分解斜視図及び断面図、
第7図a,bは夫々同上と接触端子との接続方法
の一例を示す分解斜視図及び断面図である。 1はケーシング、2は二次電池、3は過充電防
止素子、4,5は電極端子、6は充電状態検出端
子、7は突条である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 略筒状のケーシング内に直列に接続された複
    数本の二次電池と、該二次電池の温度変化を検
    出する二端子の温度検出素子からなる過充電防
    止素子とを備え、上記過充電防止素子の一端に
    接続した充電状態検出端子と、上記過充電防止
    素子の他端に接続し且つ上記二次電池の直列回
    路の一端に接続した第1の電極端子と、上記二
    次電池の直列回路の他端に接続した第2の電極
    端子とをケーシング外周面に露出させる電池パ
    ツクであつて、上記ケーシングの長手方向に亘
    る外周面に中空の突条を突設し、上記ケーシン
    グの一端部寄りの位置で、且つケーシングの周
    方向における上記突条の両側に上記第1、第2
    の電極端子を配設して該両電極端子をケーシン
    グ外周面に露出させ、上記突条内に上記過充電
    防止素子及び充電状態検出端子を収納すると共
    に該充電状態検出端子を突条の外面に露出させ
    て成る充電式電池パツク。 (2) 上記ケーシングの形状を円筒状とし、上記突
    条をケーシングの外周面の長手方向の全長に亘
    つて形成し、両電極端子を凸条の位置からケー
    シングの中心角度で略±90度離れたケーシング
    の外周面に配設し、各電極端子及び充電状態検
    出端子の先端をケーシングの一端面でも露出さ
    れるようにL字形に形成して成る実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の充電式電池パツク。
JP15673482U 1982-10-15 1982-10-15 充電式電池パツク Granted JPS5961481U (ja)

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JP15673482U JPS5961481U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 充電式電池パツク

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JP15673482U JPS5961481U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 充電式電池パツク

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JPS5961481U JPS5961481U (ja) 1984-04-21
JPH0139406Y2 true JPH0139406Y2 (ja) 1989-11-27

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JP15673482U Granted JPS5961481U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 充電式電池パツク

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61116754A (ja) * 1984-11-12 1986-06-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 密閉形蓄電池
JP5258383B2 (ja) * 2008-05-23 2013-08-07 キヤノン株式会社 電池ユニット及び電子機器システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5236252A (en) * 1975-09-17 1977-03-19 Ryoji Yamamoto Wire rope end fitting
JPS5365932A (en) * 1976-11-24 1978-06-12 Matsushita Electric Works Ltd Charging type electrical apparatus

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55121470U (ja) * 1979-02-20 1980-08-28

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JPS5961481U (ja) 1984-04-21

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