JPH08110989A - 移動基体上での作業指示灯 - Google Patents
移動基体上での作業指示灯Info
- Publication number
- JPH08110989A JPH08110989A JP27301494A JP27301494A JPH08110989A JP H08110989 A JPH08110989 A JP H08110989A JP 27301494 A JP27301494 A JP 27301494A JP 27301494 A JP27301494 A JP 27301494A JP H08110989 A JPH08110989 A JP H08110989A
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- moving base
- optical fiber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造工程等の流れ作業で使用される移動基体
上での作業指示灯において、固定側と接触する電極やそ
の電極の駆動機構を不要とし、低コストで信頼性の高い
作業指示灯を提供する。 【構成】 移動基体１上に、該移動基体１の停止位置で
固定側から送られてきた光２を受けるレンズを有する受
光器３と、この受光器３と一方端でつながり他方端が作
業位置付近での発光部５となる光ファイバーケーブル４
とを設けた作業指示灯。
上での作業指示灯において、固定側と接触する電極やそ
の電極の駆動機構を不要とし、低コストで信頼性の高い
作業指示灯を提供する。 【構成】 移動基体１上に、該移動基体１の停止位置で
固定側から送られてきた光２を受けるレンズを有する受
光器３と、この受光器３と一方端でつながり他方端が作
業位置付近での発光部５となる光ファイバーケーブル４
とを設けた作業指示灯。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、製造工程等の流れ作
業において、作業者が複数の物品を移動基体上に載置し
たり、種々の作業を行なう場合に、移動基体上でこれら
の作業位置などを表示して作業を促したりするための作
業指示灯に関するものである。
業において、作業者が複数の物品を移動基体上に載置し
たり、種々の作業を行なう場合に、移動基体上でこれら
の作業位置などを表示して作業を促したりするための作
業指示灯に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】移動ライン上で行なわれる流れ作業にお
いて、待機している作業者はコンベアライン等により送
られてきた移動基体上の物体に対して種々の作業を行な
ったりあるいは複数の物品を移動基体上の治具の所定位
置に載置して次工程へ送るが、作業の効率化のために
は、作業者に対して物体や治具における作業位置を知ら
せて作業を促したりする必要がある。
いて、待機している作業者はコンベアライン等により送
られてきた移動基体上の物体に対して種々の作業を行な
ったりあるいは複数の物品を移動基体上の治具の所定位
置に載置して次工程へ送るが、作業の効率化のために
は、作業者に対して物体や治具における作業位置を知ら
せて作業を促したりする必要がある。
【０００３】この手段としては、治具等を有して移動す
る移動基体上で電球又はＬＥＤ等の発光素子を点灯ある
いは点滅させることにより、作業位置を知らしめる作業
指示灯が用いられている。
る移動基体上で電球又はＬＥＤ等の発光素子を点灯ある
いは点滅させることにより、作業位置を知らしめる作業
指示灯が用いられている。
【０００４】従来、作業指示灯の発光素子の点灯・点滅
は、第２図で示すように、流れ作業により前工程から移
動してきた移動基体１０に電極１１を設けておき、固定
側に設置された電極１３を、移動基体１０の停止位置
（作業位置）で接触させて電気的な導通を図り、固定側
の制御回路１５より電気を供給することにより移動基体
１０側に設けられた電球１２等の発光素子を発光させて
いた。
は、第２図で示すように、流れ作業により前工程から移
動してきた移動基体１０に電極１１を設けておき、固定
側に設置された電極１３を、移動基体１０の停止位置
（作業位置）で接触させて電気的な導通を図り、固定側
の制御回路１５より電気を供給することにより移動基体
１０側に設けられた電球１２等の発光素子を発光させて
いた。
【０００５】これらの移動基体１０の電極１１と固定側
電極１３とを接触させるのは、移動基体１０の停止位置
において、固定側電極１３を有する駆動プレート１４全
体をエアシリンダー１６等の手段により移動基体１０の
電極１１に移動させて電気的接触を得る方法が採られて
いた。
電極１３とを接触させるのは、移動基体１０の停止位置
において、固定側電極１３を有する駆動プレート１４全
体をエアシリンダー１６等の手段により移動基体１０の
電極１１に移動させて電気的接触を得る方法が採られて
いた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の電極を接触させる方法では、エアシリンダー等の電極
の駆動機構が必要であるのでコスト的に割高となり、ま
た、電極の経年変化により接触不良等の問題が発生する
おそれがあるので信頼性に欠けていた。
の電極を接触させる方法では、エアシリンダー等の電極
の駆動機構が必要であるのでコスト的に割高となり、ま
た、電極の経年変化により接触不良等の問題が発生する
おそれがあるので信頼性に欠けていた。
【０００７】そこで、この発明の課題は、従来のように
電極の駆動機構や電極の接触部を持たず、低コストで信
頼性の高い作業指示灯を提供することにある。
電極の駆動機構や電極の接触部を持たず、低コストで信
頼性の高い作業指示灯を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、移動基体上に、該移動基体の停止位置
で固定側から送られてきた光を受ける受光器と、この受
光器と一方端でつながり他方端が作業位置付近で発光部
となる光ファイバーケーブルとを設けてなる作業指示灯
である。
め、この発明は、移動基体上に、該移動基体の停止位置
で固定側から送られてきた光を受ける受光器と、この受
光器と一方端でつながり他方端が作業位置付近で発光部
となる光ファイバーケーブルとを設けてなる作業指示灯
である。
【０００９】
【作用】この発明によると、固定側から送られた光を無
接触式で空中伝送させ、移動基体上に設けられた受光器
で受けて、光ファイバーケーブルで作業位置まで伝送さ
せて点灯表示あるいは点滅表示させて作業指示灯とする
ものである。
接触式で空中伝送させ、移動基体上に設けられた受光器
で受けて、光ファイバーケーブルで作業位置まで伝送さ
せて点灯表示あるいは点滅表示させて作業指示灯とする
ものである。
【００１０】
【実施例】以下、この発明の実施例を図１を参照して説
明する。
明する。
【００１１】図１に示すように、コンベアライン等によ
り移動する移動基体１上には、３箇所の作業位置Ａ，
Ｂ，Ｃがあり、これらの位置を示す作業指示灯は、それ
ぞれレンズを有する受光器３と、この受光器３と一方端
で連なる光ファイバーケーブル４とからなり、この光フ
ァイバーケーブル４の他方端が発光部５となっている。
り移動する移動基体１上には、３箇所の作業位置Ａ，
Ｂ，Ｃがあり、これらの位置を示す作業指示灯は、それ
ぞれレンズを有する受光器３と、この受光器３と一方端
で連なる光ファイバーケーブル４とからなり、この光フ
ァイバーケーブル４の他方端が発光部５となっている。
【００１２】固定側では、制御回路６内で発光ダイオー
ド等による発光素子７と、この発光素子７の発する光を
移動基体１の停止位置（作業位置）に導く光ファイバー
ケーブル８が設けられ、この光ファイバーケーブル８の
先端は、移動基体１の受光器３のレンズに相対する位置
に設けられたレンズを有する投光器９となっている。
ド等による発光素子７と、この発光素子７の発する光を
移動基体１の停止位置（作業位置）に導く光ファイバー
ケーブル８が設けられ、この光ファイバーケーブル８の
先端は、移動基体１の受光器３のレンズに相対する位置
に設けられたレンズを有する投光器９となっている。
【００１３】まず、固定側において、制御回路６から送
られた電気信号により発光素子７を点灯（あるいは点
滅）させると、この発光素子７の先端に取り付けられた
光ファイバーケーブル８内を光２が伝わり、該光ファイ
バーケーブル８の先端の投光器９へと光が導かれて行
き、この投光器９のレンズから光２は空中を伝送する。
られた電気信号により発光素子７を点灯（あるいは点
滅）させると、この発光素子７の先端に取り付けられた
光ファイバーケーブル８内を光２が伝わり、該光ファイ
バーケーブル８の先端の投光器９へと光が導かれて行
き、この投光器９のレンズから光２は空中を伝送する。
【００１４】次に、移動基体１の停止位置において、固
定側の投光器９のレンズ位置と対向する位置にある受光
器３のレンズが空中伝送する光２を受け取り、光２はこ
の受光器３から光ファイバーケーブル４の中を伝わり、
光ファイバーケーブル４の先端の発光部５が点灯（ある
いは点滅）するしくみである。
定側の投光器９のレンズ位置と対向する位置にある受光
器３のレンズが空中伝送する光２を受け取り、光２はこ
の受光器３から光ファイバーケーブル４の中を伝わり、
光ファイバーケーブル４の先端の発光部５が点灯（ある
いは点滅）するしくみである。
【００１５】例えば、製造工程において、移動基体１と
共に移動するの治具上のＡ，Ｂ，Ｃの三種類の作業位置
に被加工物品を挿入する場合、物品が作業位置Ａに未だ
挿入されていない時点で、制御回路６により作業位置Ａ
を点灯させる発光素子７を点灯（点滅）させて、光ファ
イバーケーブル４により伝わった光を作業位置Ａへ導
き、先端発光部５を点灯（点滅）させることにより、作
業者に作業位置を知らしめ作業を促す。
共に移動するの治具上のＡ，Ｂ，Ｃの三種類の作業位置
に被加工物品を挿入する場合、物品が作業位置Ａに未だ
挿入されていない時点で、制御回路６により作業位置Ａ
を点灯させる発光素子７を点灯（点滅）させて、光ファ
イバーケーブル４により伝わった光を作業位置Ａへ導
き、先端発光部５を点灯（点滅）させることにより、作
業者に作業位置を知らしめ作業を促す。
【００１６】作業者は、物品を作業位置Ａに挿入した
後、作業終了の信号を制御回路６に送り、この信号を受
けて制御回路６は発光素子７を消灯させると同時に、次
の作業位置Ｂ及びＣの作業指示灯の表示を同様の手段で
順次行なっていくものである。
後、作業終了の信号を制御回路６に送り、この信号を受
けて制御回路６は発光素子７を消灯させると同時に、次
の作業位置Ｂ及びＣの作業指示灯の表示を同様の手段で
順次行なっていくものである。
【００１７】なお、以上説明したこの発明の作業指示灯
は、製造工程におけるコンベアラインの作業者やインデ
ックステーブル上の作業者による物品挿入位置指示灯な
どに使用できるが、これらの用途に限定されず、移動物
体の停止位置において表示等を行なう種々の用途に使用
でき、応用範囲が広がるものである。
は、製造工程におけるコンベアラインの作業者やインデ
ックステーブル上の作業者による物品挿入位置指示灯な
どに使用できるが、これらの用途に限定されず、移動物
体の停止位置において表示等を行なう種々の用途に使用
でき、応用範囲が広がるものである。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、固定
側から送られた光を無接触式で空中伝送させ、移動基体
上に設けられた受光器で受けて、光ファイバーケーブル
で作業位置まで伝送させて表示させるものであるから、
固定側から光を供給するのみで簡単に行なえ、固定側で
の電極駆動手段や移動基体での電源が不要となり、コス
トダウンや信頼性の向上が図れ、更に、移動基体に光フ
ァイバーケーブルのスペースさえあれば多数の作業指示
灯を設置することも低コストで可能となる。
側から送られた光を無接触式で空中伝送させ、移動基体
上に設けられた受光器で受けて、光ファイバーケーブル
で作業位置まで伝送させて表示させるものであるから、
固定側から光を供給するのみで簡単に行なえ、固定側で
の電極駆動手段や移動基体での電源が不要となり、コス
トダウンや信頼性の向上が図れ、更に、移動基体に光フ
ァイバーケーブルのスペースさえあれば多数の作業指示
灯を設置することも低コストで可能となる。
【図１】この発明の作業指示灯の構成を示す図である。
【図２】従来の作業指示灯の構成を示す図である。
１ 移動基体 ２ 光 ３，受光器 ４，８ 光ファイバーケーブル ５ 発光部 ６ 制御回路 ７ 発光素子 ９ 投光器
Claims (1)
- 【請求項１】 移動基体上に、該移動基体の停止位置で
固定側から送られてきた光を受ける受光器と、この受光
器と一方端でつながり他方端が作業位置付近で発光部と
なる光ファイバーケーブルとを設けてなることを特徴と
する移動基体上での作業指示灯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6273014A JP2651485B2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 移動基体上での作業指示灯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6273014A JP2651485B2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 移動基体上での作業指示灯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08110989A true JPH08110989A (ja) | 1996-04-30 |
| JP2651485B2 JP2651485B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=17521962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6273014A Expired - Fee Related JP2651485B2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 移動基体上での作業指示灯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2651485B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0280891U (ja) * | 1988-12-13 | 1990-06-21 |
-
1994
- 1994-10-11 JP JP6273014A patent/JP2651485B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0280891U (ja) * | 1988-12-13 | 1990-06-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2651485B2 (ja) | 1997-09-10 |
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Legal Events
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