JPH08110122A - 冷房装置用蒸発器 - Google Patents

冷房装置用蒸発器

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JPH08110122A
JPH08110122A JP24429394A JP24429394A JPH08110122A JP H08110122 A JPH08110122 A JP H08110122A JP 24429394 A JP24429394 A JP 24429394A JP 24429394 A JP24429394 A JP 24429394A JP H08110122 A JPH08110122 A JP H08110122A
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capillary
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Toshiya Nagasawa
聡也 長澤
Etsuo Hasegawa
恵津夫 長谷川
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低い製造コストで良好な熱交換効率が得られ
ると共に、騒音を良好に抑制することのできる冷房装置
用冷却器を提供する。 【構成】 キャピラリプレート56には、細溝94,凹
部96,および凹部96表面に配設された多数の補強用
リブ98が、プレス加工によって形成されている。この
キャピラリプレート56を平板状のセンタプレートと接
合すると、細溝94の部分に、熱交換部の被冷却流路と
蒸発部の流入流路との間に介装されるキャピラリ流路
が、凹部96の部分に、熱交換部を迂回して上記流入流
路に冷媒を導入するバイパス流路が、それぞれ形成され
る。キャピラリ流路とバイパス流路との合流位置が補強
用リブ98の配設位置より下流側に配設されているの
で、キャピラリ流路からのジェット噴流200が補強用
リブ98に衝突しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍サイクルに使用さ
れる冷房装置用蒸発器に関し、特に複数の冷媒流路を並
列に接続した冷房装置用蒸発器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の冷房装置用蒸発器と
して、次のようなものが知られている。すなわち、流入
流路と流出流路とを複数の冷媒流路により並列に接続し
た蒸発部と、冷凍サイクルの減圧弁と連通する被冷却流
路と上記流出流路に連通し冷媒を出口に導く冷却流路と
の間で熱交換可能に形成された熱交換部と、該熱交換部
の被冷却流路と上記蒸発部の流入流路との間に介装さ
れ、上記被冷却流路からの冷媒を減圧する絞り部と、上
記熱交換部および上記絞り部を迂回して上記蒸発部の流
入流路に冷媒を導くバイパス流路と、を備えたものがそ
れである。
【0003】この種の冷房装置用蒸発器では、冷凍サイ
クルの凝縮器で凝縮され減圧弁により一旦減圧された冷
媒は、熱交換部にて更に冷却される。続いて、絞り部に
て更に減圧された後蒸発部にて蒸発し、周囲の空気から
蒸発熱を吸収して熱交換部の冷却流路に導入される。冷
却流路に導入された冷媒は被冷却流路の冷媒よりも低温
化しており、被冷却流路の冷媒から熱を奪って冷凍サイ
クルに還元される。このように、この種の冷房装置用蒸
発器では、熱交換部(いわゆるスーパークール)を持た
せたことにより、蒸発部に導入される冷媒の乾き度(冷
媒の気体成分の割合)を低減して、熱交換効率を向上さ
せることができる。
【0004】また、この種の冷房装置用蒸発器は、熱交
換部および絞り部を迂回して蒸発部の流入流路に冷媒を
導くバイパス流路を有しており、次のような効果が得ら
れる。冬期などの低温時や、冷房装置の試運転時のよう
に、減圧弁上流の冷媒圧力が低くなる場合、熱交換部の
被冷却流路の冷媒温度が冷却流路の冷媒温度以下とな
る。この場合、被冷却流路の冷媒が冷却流路の冷媒によ
って暖められるいわゆる逆熱交換が起こる。すると、被
冷却流路の冷媒の気化が促進され、冷媒が熱交換部を流
れ難くなってしまう。このとき、上記バイパス流路によ
り冷媒は逆熱交換を受けることなく蒸発部に達すること
ができる。このため、前述のように減圧弁上流の冷媒圧
力が低い場合にも、高い熱交換効率を保持することがで
きる。
【0005】更に、この種の冷房装置用蒸発器では、例
えば、特開平6−185831号公報に記載のように、
上記絞り部を毛管によって構成することが考えられてい
る。絞り部を毛管によって構成すると、絞り部を穴など
によって構成した場合に比べて、冷媒が絞り部を通過す
る際の騒音を低減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、毛管を通過
した冷媒は、きわめて流速の速いジェット噴流となって
いる。また、上記毛管,バイパス流路,およびバイパス
流路を補強するリブを、互いに接合された一対のプレー
トの間に形成する場合があるが、この場合、バイパス流
路の毛管との合流位置を、リブの配設位置より上流に配
設すると、次のような課題が生じる。すなわち、このよ
うに構成した場合、毛管から噴射された冷媒がリブに衝
突し、リブの周囲に渦を形成する可能性がある。する
と、その渦によってピーピーという騒音が発生すること
が考えられるのである。
【0007】また、バイパス流路と毛管とを別々のプレ
ート間に形成すると、上記騒音は発生しないが部品点数
が増加し、製造コストが増大してしまう。更に、リブを
省略するとバイパス流路を充分に広くすることができ
ず、低温時や試運転時に充分な熱交換効率が得られない
可能性がある。
【0008】そこで、本発明は、低い製造コストで良好
な熱交換効率が得られると共に、騒音を良好に抑制する
ことのできる冷房装置用冷却器を提供することを目的と
してなされた。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するために
なされた請求項1記載の発明は、流入流路と流出流路と
を複数の冷媒流路により並列に接続した蒸発部と、冷凍
サイクルの減圧弁と連通する被冷却流路と、上記蒸発部
の流出流路に連通し冷媒を出口に導く冷却流路との間で
熱交換可能に形成された熱交換部と、該熱交換部の被冷
却流路と上記蒸発部の流入流路との間に介装され、上記
被冷却流路からの冷媒を減圧して上記流入流路に導く毛
管と、上記熱交換部および上記毛管を迂回して上記蒸発
部の流入流路に冷媒を導くバイパス流路と、を備えた冷
房装置用蒸発器において、上記毛管,上記バイパス流
路,および上記バイパス流路を補強するリブを、互いに
接合された一対のプレートの間に形成すると共に、上記
バイパス流路の上記毛管との合流位置を、上記リブの配
設位置より下流に配設したことを特徴とする冷房装置用
蒸発器を要旨としている。
【0010】また、請求項2記載の発明は、上記一対の
プレートの内、一方のプレートが平板状であり、他方の
プレートに上記毛管,上記バイパス流路,および上記リ
ブに応じた凹凸がプレス加工により形成されたことを特
徴とする請求項1記載の冷房装置用蒸発器を要旨として
いる。
【0011】更に、請求項3記載の発明は、上記バイパ
ス流路に、上記減圧弁上流の冷媒圧力が、所定圧以下と
なったときに開弁する弁体を設けたことを特徴とする請
求項1または2記載の冷房装置用蒸発器を要旨としてい
る。
【0012】
【作用および発明の効果】このように構成された請求項
1記載の発明では、毛管,バイパス流路,およびバイパ
ス流路を補強するリブを、互いに接合された一対のプレ
ートの間に形成しているので、部品点数を減らして製造
コストを低く押さえることができる。また、リブを形成
したことによりバイパス流路を充分に広くすることがで
き、低温時や試運転時にも良好な熱交換効率を得ること
ができる。
【0013】更に、バイパス流路の毛管との合流位置
を、リブの配設位置より下流に配設している。このた
め、毛管から噴射された冷媒がリブに衝突して渦を形成
するのを抑制することができる。また、毛管によって冷
媒を減圧する本発明の構成は、絞り穴などによって減圧
する構成に比べて騒音を低減することができる。従っ
て、本発明では、騒音の発生を良好に防止することがで
きる。すなわち、本発明では、低い製造コストで良好な
熱交換効率が得られると共に、騒音を良好に抑制するこ
とができる。
【0014】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成に加えて、互いに接合される上記一対の
プレートの内、一方のプレートが平板状であり、他方の
プレートに上記毛管,上記バイパス流路,および上記リ
ブに応じた凹凸をプレス加工により形成した構成を有す
る。このため、上記他方のプレートに上記プレス加工を
施して上記一方のプレートと接合するだけで、リブによ
り補強されたバイパス流路および毛管を形成することが
できる。従って、請求項1記載の発明の効果に加えて、
製造工程を一層簡略化し、製造コストを一層低減するこ
とができる。
【0015】更に、請求項3記載の発明では、バイパス
流路に、上記減圧弁上流の冷媒圧力が、所定圧以下とな
ったときに開弁する弁体を設けている。このため、例え
ば、減圧弁上流の冷媒圧力が充分に高く、熱交換部で逆
熱交換が起こる可能性が殆どないときは上記バイパス流
路を閉鎖し、逆熱交換が起こる可能性が生じたときには
バイパス流路を開くことができる。本発明ではバイパス
流路をリブで補強して充分に広く形成することができる
ので、弁体が開弁したときにも冷媒が円滑に流通し、き
わめて良好な熱交換効率が得られる。
【0016】すなわち、本発明ではリブによってバイパ
ス流路を広く形成したことによる効果が一層顕著とな
る。また、請求項1記載の発明と共通の構成によりリブ
が存在しても騒音が増大することはない。従って、請求
項1または2記載の発明の効果に加えて、騒音を防止し
つつ一層良好に熱交換効率を向上させることができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例である冷房装置用蒸
発器を適用した冷凍サイクルの概略構成図である。1は
コンプレッサで、車両用に適用された場合にはコンプレ
ッサ1は図示しない内燃機関で回転駆動され、コンプレ
ッサ1はガス状の冷媒(本実施例ではHFC−134a
を使用した)を圧縮して凝縮器2に送り、凝縮器2はこ
の冷媒を外部の空気により冷却して液状の冷媒としてレ
シーバ4に送るように接続されている。
【0018】レシーバ4は冷媒を一時蓄えると共に、冷
媒中の塵や水分を取り除くものである。そして、レシー
バ4を出た冷媒は、膨張弁6に送られ、膨張弁6は、送
られてきた冷媒を減圧させるものである。また、この膨
張弁6は、図2に示すように、弁7の移動により、その
開度を調節可能な構成のものである。なお、本実施例で
は、膨張弁6が減圧弁として働くが、減圧弁は開度が調
節可能なものに限らず、固定絞り弁であっても実施可能
である。
【0019】膨張弁6は、弁7が、ばね10により閉弁
方向に付勢力Ps により付勢されると共に、弁7の一端
がダイヤフラム12に係合している。更に、後述する冷
房装置用蒸発器(以下、単に蒸発器という)16の下流
側に設けられた感温筒8を備え、蒸発器16の下流側の
冷媒温度が上昇すると、感温筒8内の圧力Pf が上昇
し、すなわち冷房負荷が増加すると、この圧力Pf がキ
ャピラリチューブ14を介してダイヤフラム12の一側
に作用して、弁7を開弁方向に移動して、冷媒の量を大
きくするように開度が調節されるよう構成されている。
【0020】また、膨張弁6には、蒸発器16の下流側
の冷媒圧力P0 をダイヤフラム12の他側に導入する外
均管17が設けられており、弁7による開度は、上記ば
ね10の付勢力Ps と外均管17からの圧力P0 および
キャピラリチューブ14からの圧力Pf の釣合(Pf =
Ps +P0 )により、蒸発器16の下流側での冷媒圧力
と冷媒温度を補償するように構成されている。
【0021】上記膨張弁6から出た冷媒は、蒸発器16
に送られた後、ガス状の冷媒となってコンプレッサ1に
吸い込まれるように接続されている。蒸発器16は、図
3に示すように蒸発部18と熱交換部20とを備えてお
り、蒸発部18は、図4に示すように、流入流路22と
流出流路24とを備えている。そして、両流路22,2
4は複数の並列に接続された冷媒流路26により連通さ
れており、冷媒流路26を通る冷媒と、車室内に供給さ
れる空気との間で熱交換が行われるように構成されてい
る。
【0022】一方、熱交換部20は、入口孔27を介し
て上記膨張弁6と連通する複数の被冷却流路28を備
え、この被冷却流路28の下流側は合流した後、絞り部
30を介して流入流路22と連通している。また、熱交
換部20は、蒸発部18の流出流路24に連通する複数
の冷却流路32を備えており、冷却流路32の他端は合
流した後、出口孔34を介して排出流路36(図1)に
連通している。熱交換部20では、被冷却流路28と冷
却流路32とが交互に配設され、各流路28,32内の
冷媒の間で熱交換が可能にされている。
【0023】図2に戻って、排出流路36には、上記感
温筒8、および外均管17が取り付けられており、図1
に示すように、排出流路36は出口孔34から排出され
た冷媒をコンプレッサ1に導入するように接続されてい
る。更に、レシーバ4と膨張弁6との間の流路に、バイ
パス流路38の一端が接続されて分岐されており、この
バイパス流路38の他端は、絞り部30の下流側に連通
している。また、バイパス流路38の入口には、定圧弁
40が設けられている。この定圧弁40は、膨張弁6上
流の冷媒圧力をパイロット圧として、その圧力が0.7
±0.1MPa(絶対圧:以下、圧力は全て絶対圧で表
示する)以下となったときに開弁するものである。すな
わち、定圧弁40は請求項3の弁体に相当する。また、
定圧弁40は、前述の入口孔27,出口孔34と共に、
一つのブロックジョイント41(図4)に収められてい
る。
【0024】次に、前述した蒸発器16の具体的な構成
について図4〜9によって説明する。図4に示すよう
に、冷媒流路26を形成する複数のコアプレート42,
43がフィン44を挟んで交互に積層されて蒸発部18
が形成されている。また、側板46とセンタプレート4
8との間に複数組の第1,第2プレート50,52が積
層されており、1組の両プレート50,52は対称の形
状をしている。
【0025】第1,第2プレート50,52には、図5
に示すように、被冷却流路28および冷却流路32を形
成する波型の凹凸が多数形成されており、更に、第1,
第2プレート50,52の上部には、入口孔27と各被
冷却流路28とを連通する冷媒流路を形成する上側流入
孔54、定圧弁40と連通し後述のキャピラリプレート
56に至る冷媒流路を形成するバイパス孔58、およ
び、出口孔34と各冷却流路32とを連通する上側流出
孔60が形成されている。また、第1,第2プレート5
0,51の下部には、各被冷却流路28とキャピラリプ
レート56とを連通する下側流入孔62、キャピラリプ
レート56と流入流路22とを連通する一対の貫通孔6
4,66、および流出流路24と各冷却流路32とを連
通する下側流出孔68が形成されている。
【0026】側板46には、図6に示すように、ブロッ
クジョイント41の入口孔27,出口孔34,定圧弁4
0と対向する位置に、それぞれ貫通孔70,72,74
が形成され、第1,第2プレート50,52の貫通孔6
4,66と対向する位置にはボルト76によって封止さ
れる検査孔78が、下側流出孔68と対向する位置には
補強用リブ80が、それぞれ形成されている。
【0027】センタプレート48は平板状に形成され、
図7に示すように、バイパス孔58,下側流入孔62,
下側流出孔68,および貫通孔64,66と対向する位
置に、それぞれ貫通孔82,84,86,88,90が
形成されている。センタプレート48を挟んで第1,第
2プレート50,52と対向配置されるキャピラリプレ
ート56は、図8に示すように構成されている。すなわ
ち、センタプレート48を介して第1,第2プレート5
0,52の下側流入孔62と対向する部分から、センタ
プレート48を介して貫通孔64と対向する部分に至っ
て細溝94が形成されている。センタプレート48を介
してバイパス孔58と対向する部分からセンタプレート
48を介して貫通孔64と対向する部分に至って広幅の
凹部96が形成され、この凹部96表面には多数の補強
用リブ98が形成されている。なお、凹部96と細溝9
4との合流位置は、凹部96の補強用リブ98配設位置
より下流側(貫通孔64側)に配設されている。
【0028】このため、キャピラリプレート56をセン
タプレート48に接合すると、細溝94とセンタプレー
ト48との間に毛管としてのキャピラリ流路100が形
成され、凹部96とセンタプレート48との間に前述の
バイパス流路38が形成される。このキャピラリ流路1
00が図1に示す絞り部30を構成する。なお、凹部9
6には補強用リブ98が形成されているので、バイパス
流路38を広幅に形成しても充分な強度を保持すること
ができる。また、バイパス流路38とキャピラリ流路1
00との合流位置は、補強用リブ98の配設位置より下
流側に配設される。
【0029】更に、キャピラリプレート56の下部に
は、センタプレート48の貫通孔90および第1,第2
プレート50,52の貫通孔66と蒸発部18の流入流
路22とを連通する貫通孔102、並びに、センタプレ
ート48の貫通孔86および第1,第2プレート50,
52の下側流出孔68と蒸発部18の流出流路24とを
連通する貫通孔104が形成されている。
【0030】キャピラリプレート56と蒸発部18との
間に配設される補強プレート106には、図9に示すよ
うに、凹部96や細溝94の形状に応じた凹凸が形成さ
れている。このため、この補強プレート106をキャピ
ラリプレート56と接合することにより、バイパス流路
38やキャピラリ流路100を補強することができる。
また、補強プレート106は他のプレート46,48,
50,52,56より短く形成され、蒸発部18の流入
流路22,流出流路24とキャピラリプレート56の貫
通孔102,104とは、補強プレート106の下部を
通って連通している。
【0031】蒸発部18を形成するコアプレート42,
43は、図10に示すように構成されている。すなわ
ち、各コアプレート42,43の下側には、流入孔11
2と流出孔114とが形成されており、両コアプレート
42,43は対称の形状である。この流入孔112によ
り流入流路22が形成されると共に、流出孔114によ
り流出流路24が形成される。各コアプレート42,4
3には、流入孔112と流出孔114とを連通する逆U
字状の凹部116が形成され、この凹部116を対向さ
せてコアプレート42,43を接合することにより、前
述の冷媒流路26が形成される。本実施例の蒸発器16
は、これらの各プレート42,43,46,48,5
0,52,56,106をろう付けにより接合して作成
される。
【0032】次に、前述した本実施例の蒸発器16の動
作について、冷凍サイクルの動作と共に説明する。ま
ず、夏期における冷凍サイクルを、図11に例示するモ
リエル線図と共に説明する。コンプレッサ1の駆動によ
り、ガス状の冷媒が吸入されて圧縮され(f点−g点
間)、凝縮器2に送られる。凝縮器2では、冷媒と空気
との間で熱交換を行い、高温の冷媒を空気により冷却し
て(g点−a点間)、液状の冷媒としてレシーバ4に送
る。
【0033】レシーバ4に送られた冷媒は、一時蓄えら
れて、定圧弁40および膨張弁6に送られる。夏期には
膨張弁6上流(g点−a点間)の冷媒圧力P1 が通常
0.7MPaより充分に高くなるので、定圧弁40はほ
ぼ閉弁している。このため、ほぼ全量の冷媒が膨張弁6
に流入する。膨張弁6は、蒸発器16の下流側のキャピ
ラリチューブ14を介して検出される感温筒8の圧力P
f と、ばね10の付勢力Ps および外均管17を介して
検出される蒸発器16の下流の冷媒圧力P0 との釣合に
より、その開度が調節される。
【0034】膨張弁6を通過した冷媒は、その開度に応
じて流量が調節されると共に減圧されて(a点−b点
間)、蒸発器16の入口孔27および定圧弁40に送ら
れる。冷媒は、被冷却流路28を介して更に冷却され、
下側流入孔62を介してキャピラリ流路100に達する
(b点−c点間)。その後、キャピラリ流路100を介
して減圧され、貫通孔64,66を介して蒸発部18の
流入流路22に送られる(c点−d点間)。流入流路2
2に送られた冷媒は、各冷媒流路26に分岐される。冷
媒が冷媒流路26内にあるときには、冷媒と空気との間
で各コアプレート42,43およびフィン44を介して
熱交換が行われて、車室内へ供給される空気が冷却され
る(d点−e点間)。
【0035】各冷媒流路26を通って流出流路24に送
られた冷媒は、下側流出孔68を介して冷却流路32を
通り、被冷却流路28の冷媒から熱を奪った後、上側流
出孔60,出口孔34を介して排出流路36に排出され
る(e点−f点間)。すなわち、冷媒が冷却流路32を
流れる際、被冷却流路28内の冷媒との間で熱交換が行
われる。このため、冷却流路32を通過する冷媒は加熱
されて(e点−f点間)過熱蒸気となり、また、被冷却
流路28を通過する冷媒は冷却されて(b点−c点
間)、膨張弁6の通過により気液二相状態となっている
冷媒が、液状の冷媒にされる。
【0036】これにより、被冷却流路28を流れる冷媒
の液化が促進され液状の単相の冷媒となって、キャピラ
リ流路100を介して蒸発部18の流入流路22に送ら
れる。このため、図11のd点における冷媒の乾き度x
が0.2以下となる。ここで、冷媒としてHFC−13
4aを使用した場合、x≦0.2とすると、各冷媒流路
26に冷媒が均等に分配されることが経験的に知られて
いる。このため、各コアプレート42,43の間を通る
空気に冷却むらが生じるのが防止される。すなわち、冷
媒はほぼ液状の単相の状態であり、分配のための絞り等
を設けなくても、流入流路22から各冷媒流路26に冷
媒がほぼ均等に分配される。
【0037】そして、冷却流路32から出口孔34に送
られた冷媒は、排出流路36からコンプレッサ1に送ら
れる。なお、図11の例では、凝縮器2の圧力P1 =
1.0MPa、蒸発部18の圧力P3 =0.3MPaと
しており、このとき、被冷却流路28の圧力P2 は0.
6MPaとなる。
【0038】一方、近年の車両の空調にあっては、冬期
であっても、冷凍サイクルを実行し、空気を除湿した
後、図示しないヒータにより加熱する。冬期の場合のよ
うに、凝縮器2を通過する空気温度がー5〜10℃と低
い場合には、コンプレッサ1で圧縮(f点−g点間)さ
れた冷媒は、凝縮器2に送られ、熱交換により冷却され
て液状の冷媒となる(g点−a点間)。しかし、凝縮器
2では外気温度が低いために液化が促進され、冷媒が溜
る傾向になる。このため、凝縮器2の出口の圧力P1 が
低くなる。すると、図12のモリエル線図に例示するよ
うに、レシーバ4から供給された冷媒を、熱交換部20
へ導入せず、定圧弁40にて直接P3 まで減圧しても冷
媒の乾き度xは0.2以下となる(a点−d点間)。こ
のため、全量の冷媒をバイパス流路38を介して蒸発部
18に導入しても良好な熱交換効率が得られる。
【0039】また、凝縮器2の圧力P1 が更に低下した
とき、冷媒が熱交換部20を通過すると、次のような逆
熱交換が起こる。すなわち、図13のモリエル線図に例
示するように、液化された冷媒はレシーバ4を通り、膨
張弁6により減圧され(a点−b点間)、熱交換部20
の被冷却流路28に送られる。その後、キャピラリ流路
100および絞り部30を介して蒸発部18の流入流路
22に送られる(c点−d点間)。この際、供給される
冷媒の圧力が低く、冷媒の量も少ない。そして、流入流
路22に送られた冷媒は、各冷媒流路26に分配され
て、空気との間で熱交換を行う。図示しないヒータによ
り加熱されている室内の空気温度は、例えば25℃と高
く、冷媒は過熱蒸気となって、流出流路24に送られる
(d点−e点間)。
【0040】そして、流出流路24から熱交換部20の
冷却流路32に送られた冷媒は、被冷却流路28の冷媒
との間で熱交換を行うが、その際、冷却流路32の冷媒
の温度の方が高く、被冷却流路28の冷媒は加熱されて
しまう(b点−c点間)。また、冷却流路32の冷媒は
冷却されてしまう(e点−f点間)。
【0041】被冷却流路28の冷媒が加熱されると、冷
媒の気化が促進され、被冷却流路28を通過し難くな
る。なお、冷却流路32の冷媒は冷却されるため、感温
筒8により検出される冷媒温度が低下し、膨張弁6の開
度が減少して流量が低下する。このような逆熱交換が起
こると、冷凍サイクルの熱交換効率が低下してしまう。
なお、このような現象は低温時に限らず、試運転時のよ
うに冷媒量が少ないために圧力P1 が低くなる場合にも
同様の逆熱交換が起こる。
【0042】冷媒としてHFC−134aを使用した蒸
発器16では、蒸発部18の冷媒圧力が約0.3MPa
の場合、P1 ≦0.8MPaであれば、図12に例示し
た状態が生じる。すなわち、冷媒を熱交換部20へ導入
せずに蒸発部18の冷媒圧力P3 まで直接減圧してもx
≦0.2となることが判明している。また、P1 ≦0.
6MPaであると図13に例示した状態が生じる。すな
わち、冷媒を熱交換部20へ導入したとき逆熱交換が起
こることが判明している。
【0043】本実施例では、P1 ≦0.7±0.1MP
aとなったときに定圧弁40を開弁してバイパス流路3
8を開き、それ以上の圧力では定圧弁40を閉弁して全
量の冷媒を熱交換部20へ導入している。このため、熱
交換部20で逆熱交換が起こるのを防止すると共に、蒸
発部18へ導入される冷媒の乾き度xを0.2以下とす
ることができる。従って、圧力P1 がどのような値とな
っても、熱交換効率を良好に向上させることができる。
【0044】また、本実施例では、キャピラリプレート
56の凹部96に補強用リブ98を形成しており、これ
によって、充分な強度を保持したままバイパス流路38
の流路面積を拡大することができる。このため、定圧弁
40が開弁したときに冷媒がバイパス流路38を円滑に
流通し、熱交換効率を一層向上させることができる。
【0045】更に、本実施例では、キャピラリプレート
56に、凹部96,補強用リブ98と共に、細溝94を
プレス加工により形成し、これを平板状のセンタプレー
ト48に接合することによりバイパス流路38およびキ
ャピラリ流路100を形成している。このため、バイパ
ス流路38およびキャピラリ流路100をきわめて簡単
に作成することができる。従って、製造工程を簡略化し
て、製造コストを低く押さえることができる。
【0046】また更に、本実施例ではキャピラリ流路1
00を介して冷媒を減圧しているので、絞り穴などによ
って減圧する構成に比べて騒音を低減することができ
る。しかも、バイパス流路38とキャピラリ流路100
との合流位置は、補強用リブ98の配設位置より下流側
に配設されている。このため、図8に例示したように、
キャピラリ流路100から噴射されたジェット噴流20
0が補強用リブ98に衝突して渦などを形成するのを抑
制することができる。
【0047】すなわち、図14に例示する比較例のキャ
ピラリプレート356のように、凹部396と細溝39
4との合流位置、すなわち、バイパス流路とキャピラリ
流路との合流位置の下流側にも補強用リブ398が配設
される場合、キャピラリ流路から噴射されたジェット噴
流400はその補強用リブ398に衝突して、近接する
補強用リブ398周囲に渦410を形成する。すると、
この渦410によってピーピーという騒音が発生する可
能性があるのである。これに対して本実施例ではこのよ
うな事態を回避して、騒音をきわめて良好に低減するこ
とができる。
【0048】なお、本発明は上記実施例に何等限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の態様で実施することができる。例えば、上記実施例で
は定圧弁40によってバイパス流路38を開閉している
が、定圧弁40の代わりに単なる絞りを設けてもよい。
この場合、熱交換部20での熱交換効率が低下すると、
被冷却流路28内の冷媒圧力が増加し、上記絞りを介し
てバイパス流路38へ導入される冷媒の量が増大する。
この場合、バイパス流路38の冷媒とキャピラリ流路1
00の冷媒とが圧力P1 に応じた所定の割合で合流する
が、この場合もキャピラリ流路100からのジェット噴
流200が補強用リブ98に衝突しないので、騒音を良
好に低減することができる。また、上記実施例では冷媒
としてHFC−134aを使用しているが他の冷媒を使
用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の冷房装置用蒸発器を適用した冷凍サイ
クルの概略構成図である。
【図2】その冷凍サイクルの膨張弁の概略構成図であ
る。
【図3】実施例の冷房装置用蒸発器の外観を表す斜視図
である。
【図4】その冷房装置用蒸発器の構成を表す分解斜視図
である。
【図5】その冷房装置用蒸発器の第1,第2プレートの
構成を表す正面図である。
【図6】その冷房装置用蒸発器の側板の構成を表す正面
図である。
【図7】その冷房装置用蒸発器のセンタプレートの構成
を表す正面図である。
【図8】その冷房装置用蒸発器のキャピラリプレートの
構成を表す正面図である。
【図9】その冷房装置用蒸発器の補強プレートの構成を
表す正面図である。
【図10】その冷房装置用蒸発器のコアプレートの構成
を表す正面図である。
【図11】実施例の冷凍サイクルの夏期におけるモリエ
ル線図を表すグラフである。
【図12】実施例の冷凍サイクルの冬期におけるモリエ
ル線図を表すグラフである。
【図13】比較例の冷凍サイクルの逆熱交換発生時のモ
リエル線図を表すグラフである。
【図14】比較例の冷房装置用蒸発器のキャピラリプレ
ートの構成を表す正面図である。
【符号の説明】
1…コンプレッサ 2…凝縮器 4…レシーバ
6…膨張弁 16…蒸発器 18…蒸発部 20…熱交換
部 22…流入流路 24…流出流路 26…冷媒流路 28…被冷却
流路 30…絞り部 32…冷却流路 38…バイパス流路 4
0…定圧弁 42,43…コアプレート 46…側板 4
8…センタプレート 50…第1プレート 51…第2プレート 5
6…キャピラリプレート 58…バイパス孔 94…細溝 9
6…凹部 98…補強用リブ 100…キャピラリ流路 1
06…補強プレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入流路と流出流路とを複数の冷媒流路
    により並列に接続した蒸発部と、 冷凍サイクルの減圧弁と連通する被冷却流路と、上記蒸
    発部の流出流路に連通し冷媒を出口に導く冷却流路との
    間で熱交換可能に形成された熱交換部と、 該熱交換部の被冷却流路と上記蒸発部の流入流路との間
    に介装され、上記被冷却流路からの冷媒を減圧して上記
    流入流路に導く毛管と、 上記熱交換部および上記毛管を迂回して上記蒸発部の流
    入流路に冷媒を導くバイパス流路と、 を備えた冷房装置用蒸発器において、 上記毛管,上記バイパス流路,および上記バイパス流路
    を補強するリブを、互いに接合された一対のプレートの
    間に形成すると共に、上記バイパス流路の上記毛管との
    合流位置を、上記リブの配設位置より下流に配設したこ
    とを特徴とする冷房装置用蒸発器。
  2. 【請求項2】 上記一対のプレートの内、一方のプレー
    トが平板状であり、他方のプレートに上記毛管,上記バ
    イパス流路,および上記リブに応じた凹凸がプレス加工
    により形成されたことを特徴とする請求項1記載の冷房
    装置用蒸発器。
  3. 【請求項3】 上記バイパス流路に、上記減圧弁上流の
    冷媒圧力が、所定圧以下となったときに開弁する弁体を
    設けたことを特徴とする請求項1または2記載の冷房装
    置用蒸発器。
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