JPH08108550A - 記録ヘッド及びその記録ヘッドを用いたプリント装置 - Google Patents

記録ヘッド及びその記録ヘッドを用いたプリント装置

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JPH08108550A
JPH08108550A JP24515994A JP24515994A JPH08108550A JP H08108550 A JPH08108550 A JP H08108550A JP 24515994 A JP24515994 A JP 24515994A JP 24515994 A JP24515994 A JP 24515994A JP H08108550 A JPH08108550 A JP H08108550A
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JP24515994A
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Kimiyuki Hayashizaki
公之 林崎
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】必要な信号入力端子数を少なくすることがで
き、記録ヘッドを接続するコネクタ部のコストアップ、
接続部における接点不良など低減できる記録ヘッド及び
その記録ヘッドを用いたプリント装置を提供する。 【構成】同時に駆動可能な記録要素をN個としてn個の
ブロックに分割された総数M個の記録要素R01〜R0
Mを有する記録ヘッドであり、記録要素の駆動信号によ
りn個のブロックを選択するMビットドライバ30と、
画像データを記録するためにM個の記録要素へ選択的に
記録電流を通電するMビットラッチ回路40、Mビット
シフトレジスタ50と、ドライバ30による選択結果に
基づいてブロック内のn個の記録要素へ選択的に記録電
流を通電するM/Nビットシフトレジスタ60、M/N
ビットラッチ回路70とを備え、ドライバ30への駆動
信号入力端子数をn本より少なくしたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、総数M個の記録要素を
有し、同時駆動可能な記録要素数をN個とするブロック
に分割されている記録要素ブロックに対し、選択的に記
録制御電流を通電するための手段を具備する記録ヘッド
及びその記録ヘッドを用いたプリント装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数個の記録素子を一列に配
列してなる記録ヘッドが種々知られている。この種の記
録ヘッドは、記録素子N個を1ブロックとして同時駆動
可能な駆動用集積回路を同一基板上に数個または数十個
搭載し、画像データを各記録素子に対応させて整列させ
ることにより、紙等の被記録材に任意の記録を行うこと
が可能である。これらのプリント装置は、高密度で、高
速記録が可能であるという点で現代のビジネスオフィス
やその他の事務処理部門、さらにはパーソナルユースに
おけるプリンタとして強く望まれている傍ら、更なるコ
ストダウン、あるいはカラー化等の開発、改良が計られ
ている。
【0003】その様なプリント装置の中で、低騒音なノ
ンインパクト記録としてインクを記録素子上に配置した
吐出口から吐出させて記録を行うインクジェット記録装
置は、その構造的な特徴から、高密度で、高速記録が可
能であり、ローコストなカラープリンタ等の実現が熱望
されている。インクジェット記録装置は、吐出口及びこ
の吐出口からインクを吐出するための吐出エネルギーを
発生する電気熱変換素子を記録素子として、複数個配列
しこれらを記録ヘッドとした構成である。このような記
録ヘッドでは、記録素子を駆動するための電力が大きな
ものになる等の理由で、記録素子を複数のブロックに分
割し、ブロック毎に順次駆動する方法が知られている。
【0004】特に、熱を利用して記録を行う記録素子の
場合、ひとつの印字素子が連続して駆動されると熱が蓄
積され、記録濃度が変化したり、あるいは記録素子その
ものを破壊してしまう可能性がある。また、記録素子
は、これに隣接する記録素子からもその熱の影響を受け
る。また、インクジェット記録装置においては、隣接す
る記録素子を同時に駆動すると、インク吐出の際に生じ
る圧力により、各々のノズルに相互的な圧力による干渉
を受ける。この圧力干渉(クロストーク)により、記録
濃度の変化を生じる場合がある。このために、記録素子
を駆動した後に、ある程度放熱、もしくはクロストーク
を避ける休止時間を設けることが望ましい。
【0005】以上のような問題に関して、同時駆動する
記録素子を列方向に対して分散させる分散駆動が知られ
ている。この駆動方法によれば、隣接した記録素子が同
時に駆動されることがないため、休止時間を設けること
によって、隣接記録素子からの影響を排除することを可
能としている。その具体的な例として、図3に示すよう
な同時駆動可能な記録素子の全てに共通に接続された複
数のイネーブル端子(ENB1I〜ENBM/NI)に
より分散駆動を実現している。
【0006】図5は、図3に示す従来例の回路ブロック
の駆動方法を示すタイミングチャートである。画像デー
タ信号(S_IN)の入力に際し、画像データ転送クロ
ック(SCLK)によって画像データを順に転送し、各
記録素子に対応して画像データを整列させれば、ラッチ
パルス信号(LAT1I)の周期分、画像データに合わ
せて記録素子への通電が可能になる。ラッチパルスの周
期の範囲内で、M/N×n(ここでは、M=64、N=
8、n=1)本のイネーブル端子を順にアクティブにし
ていけば、分散駆動が達成されるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例の記録ヘッド及びプリント装置において、
装置を高速化、カラー化する場合、前述の同時駆動する
記録素子数との兼ね合いにより、分散幅が増加すること
がある。同時駆動可能な記録素子数が例えばN個と決ま
っている場合、プリント装置の有する記録素子の総数M
個に対して、M/N個分の分散幅が生じることになる。
分散幅が記録素子数にして4個以上となると、イネーブ
ル端子数も4個以上となり信号系列配線端子数が増加す
る。
【0008】更に、諧調性を持たせるために記録素子に
通電するパルス幅を長くしたり、ダブルパルスや短パル
スを連続して通電するような複雑な駆動を行うようにな
ると、記録素子を駆動するための信号系列配線端子数が
増加する。従来から、記録ヘッドをキャリッジまたは本
体に取りつける時に端子数が増えることにより種々の問
題が生じていた。例えば、記録ヘッドを接続するコネク
タ部のコストアップ、接続部分における接点不良などを
挙げることができる。
【0009】従って、本発明の記録ヘッド及びその記録
ヘッドを用いたプリント装置は、上記の事情に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、分散駆動
の手段として必要な信号入力端子数を少なくすることが
でき、記録ヘッドを接続するコネクタ部のコストアッ
プ、接続部における接点不良など低減できる記録ヘッド
及びその記録ヘッドを用いたプリント装置を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の記録ヘッド及びその記録
ヘッドを用いたプリント装置は以下の構成を備える。即
ち、総数M個の記録要素を有し、同時に駆動可能な記録
要素数をN個としてM/N=n個のブロックに分割され
た記録ヘッドであって、前記記録要素を駆動するための
信号に基づいて前記n個のブロックの内の少なくとも1
つを選択する選択手段と、画像データを記録するために
前記M個の記録要素へ選択的に記録制御信号を印加する
第1の記録制御手段と、前記選択手段による選択結果に
基づいて選択された前記各ブロック内のN個の記録要素
へ選択的に記録制御信号を印加する第2の記録制御手段
とを備え、前記選択手段への前記記録要素を駆動するた
めの信号入力端子数をn本より少なく設定したことを特
徴とする。
【0011】また、好ましくは、上記の特徴を備える記
録ヘッドを用いて画像データを記録媒体に記録するプリ
ンタ装置であって、前記画像データを受信する受信手段
と、前記記録ヘッドを所定の第1の方向に走査する走査
手段と、前記第1の走査方向に対して交差する第2の方
向に前記記録媒体を搬送する搬送手段と、前記画像デー
タに基づいて前記第1の方向への走査及び第2の方向へ
の搬送を制御する手段とを具備することを特徴とする。
【0012】
【作用】以上のように、この発明に係わる記録ヘッド及
びその記録ヘッドを用いたプリント装置は構成されてい
るので、同時に駆動可能な記録素子数をN個とするM/
N=nブロックに分割し、記録素子へ選択的に記録電流
を通電する手段を具備した記録ヘッドを構成し、記録素
子ブロック内のn個分のイネーブル端子を持つのではな
く、n未満の信号系列配線端子によって選択的に記録素
子ブロックへの通電が行われることにより、分散駆動の
手段として必要な信号入力端子数を少なくすることがで
き、記録ヘッドを接続するコネクタ部のコストアップ、
接続部における接点不良など低減できるものである。
【0013】また、このような記録ヘッドをカスケード
接続することにより、高密度、高速印字可能な記録ヘッ
ドを提供することができ、ローコストなカラープリンタ
等の実現が可能である。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例につき、添付の図面を
参照して詳細に説明する。 <回路構成>図1は、本発明に基づく実施例の記録ヘッ
ドの回路構成を示すブロック図である。Mビットドライ
バ(M bit Driver)30は、記録素子への通電状態を制
御する機能素子で、記録素子の数に対応している。Mビ
ットシフトレジスタ(M bitShift Register)50は画
像データを記録素子に対応して整列させるシフトレジス
タ回路で、記録素子分のデータを保持するMビットラッ
チ回路(M bit Latch)40と直結している。更に、M
/Nビットシフトレジスタ(M/N bit Shift Register)
60と、M/Nビットラッチ回路(M/N bit Latch)7
0は、記録素子の同時駆動数N個に合わせて分散駆動を
行う手段であり、具体的にはタイミングチャートに対応
させて、16ビットのシフトレジスタと、ラッチ回路に
より構成されている(ここでは、M=64、N=8、n
=2)。この分散駆動を行う手段の出力、ラッチ回路の
出力、および、記録素子の通電時間を制御するストロー
ブ端子(STBI)の出力がアクティブになった時に、
AND回路を通して画像データに対応した記録素子を駆
動することになる。
【0015】図4は、本発明に基づく実施例の記録ヘッ
ドの回路における駆動タイミングチャートである。画像
データ信号(S_IN)の入力に際し、画像データ転送
クロック(SCLK)によって順に転送し、各記録素子
に対応して画像データを整列させれば、ラッチパルス信
号(LST1I)の周期分、画像データに合わせて記録
素子への通電が可能になる。M/Nビットのシフトレジ
スタに入力する分散駆動順序指定データ信号端子(E_
IN)は、これを転送するクロック信号端子(ECL
K)と合わせて、ブロック内のどの記録素子を駆動する
か制御するものである。例えば、同時に駆動するビット
を1、9、17、25、…というように選択すれば、E
CLK端子に入力するクロック信号で、1と9番目の立
上がりポイントにデータ信号E_INをセットすればよ
い。通常は、1、9、…ビット目から駆動を開始し、
2、10、…ビット目、3、11、…ビット目、…、最
後に8、16、…ビット目の駆動をして記録素子M個の
1回の駆動を終了するため、図示のタイミングチャート
のような信号入力となる。この構成を利用すれば、記録
素子の総数Mに依らずE_IN、ECLK、LAT2I
の信号3本のみで分散駆動が達成され、端子数の増加を
防ぐことができる。
【0016】本発明に基づく実施例の特徴は、M/Nビ
ットのシフトレジスタと、ラッチ回路の構成を生かし
て、記録素子ブロック内のM/N個の駆動順序をE_I
Nの信号のみを変化させるだけで変えることができるこ
とにある。例えば、記録素子の特性を含む記録ヘッドの
記録特性に、濃度ムラ、ヨレ等の偏りを持っている場
合、これを補うようにE_INの信号を変化させればよ
い。また、記録ヘッドのキャリッジ移動方向に合わせ
て、E_INの信号を変化させる方法も可能である。
【0017】<その他の実施例>図2は、本発明に基づ
くその他の実施例を示す回路ブロックである。記録ヘッ
ドに配置したすべての記録素子数M個に対し、同時駆動
数をN個と設定されている場合、前述の分散駆動を行う
手段を、M/Nビットの出力を持つデコーダを用いて構
成することができる。信号入力は、M/Nの値により異
なるが、8以下ならば3本で対応できる。M/Nの値と
端子数Tの関係はデコーダの構成上、 M/N=2T (Tが4であれば、16ビット分の分散駆
動が可能) となり、イネーブル端子の本数を増やす従来の構成より
少ない信号入力端子数で分散駆動を達成できるものであ
る。
【0018】更に、画像データ信号S_INの入力に際
し、複数色の画像データをシリアルに入力することによ
り、端子数の増加を防止する効果を呈するカラーの記録
ヘッドを構成することができる。また、LAT1Iの周
期分、画像データに合わせて記録素子への通電が可能に
なるので、その区間を各色に対応する記録素子ブロック
ごとに分割駆動すれば、ストローブ信号(STBI)の
端子数を各色分用意するだけで各色の特性に合わせたパ
ルス幅による駆動も可能である。
【0019】以上のようにカラーとモノクロの記録ヘッ
ドを同じように構成することにより、ひとつのプリンタ
に搭載するだけでカラーとモノクロの記録を行うことが
可能である。記録ヘッドのカラーとモノクロの判別につ
いては、例えばシリアルデータ内に識別コードを入れ
て、記録ヘッドのデータ出力からプリンタにフィードバ
ックさせることにより可能である。また、記録ヘッドに
切りかけ等を設けてプリンタの検知機構により判別して
もよい。
【0020】<インクジェット記録装置への適用例>図
6は本発明に基づく実施例としてインクジェット記録装
置に適用した例を示す模式的斜視図である。101は、
吐出エレメントであり、インクを吐出するために利用さ
れる熱エネルギーを発生する電気熱変換素子(記録素
子)を配置したインク流路、各インク流路前方に開口し
た吐出口110、および各インク流路に供給されるイン
クを貯留するための共通液室を有し、吐出口110より
所定のインクを吐出して画像形成を行うものである。
【0021】103は、吐出エレメント101を接着等
により固定するためのベースプレート、102は、吐出
エレメント101、およびベースプレート103の端部
に固定された前面プレートであり、吐出口110を被記
録材に直接対向させる開口102aを有する。115、
116、および117は、インク供給系の一部をなす部
材であり、115は、吐出エレメント101内の共通液
室にインクを導入する接続部材、117は、インク供給
源としてのインクタンク等からインク供給経路途中に配
置されたフィルターユニット、116は、接続部材11
5とフィルターユニット117を接続する供給管であ
る。
【0022】<基板の構成>図8は、本発明に基づく実
施例として実現可能な記録ヘッドの記録素子等を配置し
た基板1003の構成図である。尚、各素子は記録素子
が配された基板と同じ基板に半導体の工程により一体的
に作り込まれている。記録素子1005は基板1003
の長手方向に配列し、記録素子の電源供給側共通電極1
014にスルーホールを介して接続される。1039
は、記録素子の電源(以下、VHと称す)供給パッドで
ある。1015、1016は、記録素子の通電を制御す
る機能素子アレイであり、高密度印字を可能にするため
その配置に工夫がなされている。1017は、記録素子
の記録電流共通接地(以下、GNDと称す)電極であ
り、記録素子に通電する電流値に依存してその面積が決
定する。1038は、その接地パッドである。機能素子
アレイのほかに論理ゲ−トロジック部1023、ラッチ
回路1024、シフトレジスタ1025等の駆動用集積
回路を1003の基板表面内に構造的に設けてあり、こ
の部分に関しては、図7のように基板1003上に駆動
用集積回路を別体とした回路基板1006を実装する構
成も可能である。この駆動用集積回路に接続される信号
系列端子1004を駆動用集積回路の下側に配置する。
【0023】図9は、図8を更に詳しく説明した構造模
式図である。1005は記録素子、1011は、記録素
子からVHに至る第2層配線である。1012は、記録
素子から機能素子に至る第2層配線で、1013は機能
素子の接地端子とGNDを結ぶ第2層配線である。ま
た、第2層配線は、アルミニウム等の導電材料からなる
ものである。1014はVH配線で、1015、101
6はそれぞれ第1列、第2列機能素子を示す。1012
は、1015、1016に対して千鳥状に接続されるこ
とにより高密度な記録素子の配列を達成している。10
17はGND配線、1018は、機能素子のベースまた
はゲ−ト配線を示し、基板内部にポリシリコン等で作り
込まれる。1019、1020、1021、1022は
GND配線と同様、第1層目に作り込まれたラッチ、シ
リアルデータ、クロック等の配線であり、第2層の導電
材料と同じもので構成されている。1023は論理ゲ−
トロジック、1024と1025、1026はそれぞれ
ラッチ、シフトレジスタ回路を示す。1027は、第1
層目と第2層目を電気的に分離する。層間絶縁膜であ
り、1028は蓄熱層、1029はシリコン基板であ
る。
【0024】<キャリッジへの搭載例>図10は、キャ
リッジに搭載される記録ヘッドの模式的斜視図である。
1は、インクを画像データに対応して吐出させるインク
ジェット記録装置であり、2は、これに設けられたイン
ク供給管である。4は、インクカートリッジであり、イ
ンク供給口3を図示のようにインク供給管2に対応させ
て配置してある。
【0025】ここで、図中右側は黒色のインクを保持す
るカートリッジ、左側は内部に複数色(シアン、イエロ
ー、マゼンタ等)のインクを有するカートリッジであ
る。このインクジェット記録装置1は、次のような構成
になっている。即ち、前端部にシアン、イエロー、マゼ
ンタ、ブラック用の吐出口のグループを11のように一
直線上に有している。この吐出口に対応する記録素子列
は、前述の図7、8に示す基板1003上にあり、必要
な吐出口数に応じて記録素子数Mを増減させることがで
きる。例えば、記録素子数が多ければ、記録素子を配置
した基板上に複数の駆動用集積回路1006を実装する
ことも可能である。この際、駆動用集積回路1006を
カスケード接続すれば、基板上の記録素子数に対応する
画像データに合わせてインクを吐出させることができ
る。
【0026】シアン、イエロー、マゼンタ、ブラック用
の吐出口グループ11の各色には吐出口に連通するイン
ク流路が設けられており、インク流路が配置される部分
の後方には、これら流路にインクを供給するための共通
液室が設けられている。これらの部材は、基板1003
上に樹脂、ガラス材からなる隔壁、天板等を積層して構
成される。
【0027】更に後方には、駆動用集積回路を駆動する
信号系列配線を敷設するプリント基板の形態の部材が設
けられており、その端子部16がキャリッジ上のコネク
タに接続される。基板1003とプリント基板の形態の
部材は、アルミニウムなどのベースプレート13上に固
定されている。インクカートリッジ4は、ベースプレー
ト13とほぼ平行に挿入され、同じくベースプレート1
3と平行に突出するインク供給管2と連結する。インク
供給管2は基板と垂直方向に拡がったディストリビュー
タ14と呼ばれるプラスチックの部材から突出してお
り、更にその内部のインク流路15と連通しており、こ
の流路は共通液室に連通している。
【0028】ディストリビュータ14内のインク流路1
5は、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラック用の4本
が存在し、それぞれの共通液室とインク供給管2とを連
結している。インクカートリッジ4は、ベースプレート
13に対し左右にカラー用(シアン、イエロー、マゼン
タ)とブラック用を振り分けて配置するために、インク
供給管2は左側に3本、右側に1本と振り分けられる。
【0029】更に図11は、本発明に基づく実施例とし
て実現可能なインクジェット記録装置を各色、もしくは
同色に対応させてカスケード接続することにより、高速
印字を可能にするその他の実施例を示す図である。図1
1において、各色に対応したインクジェット記録装置3
00C、300Y、300M、300Bの接続端子パッ
ド301C、301Y、301M、301Bを接続部材
303によりカスケード接続する。接続部材303は、
電源端子が共有化され、信号系列配線端子をカスケード
接続するための配線を敷設されたプリント基板等を含む
ものであり、この部材がインクジェット記録装置300
C、300Y、300M、300Bを接続した状態でひ
とつのカラーインクジェット記録装置ユニットと成る。
更に、インクジェット記録装置301C、301Y、3
01M、301Bに対応するインクカートリッジ304
C、304Y、304M、304Bが接続されることに
よって、各色に対応したインク吐出がなされるものであ
る。
【0030】<装置本体の概略説明>図12は、本発明
の代表的な実施例であるインクジェットプリンタIJR
Aの構成の概要を示す外観斜視図である。図12におい
て、駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝
達ギア5011,5009を介して回転するリードスク
リュー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャ
リッジHCはピン(不図示)を有し、矢印a,b方向に
往復移動される。このキャリッジHCには、インクジェ
ットカートリッジIJCが搭載されている。5002は
紙押え板であり、キャリッジの移動方向に亙って紙をプ
ラテン5000に対して押圧する。5007,5008
はフォトカプラで、キャリッジのレバー5006のこの
域での存在を確認して、モータ5013の回転方向切り
換え等を行うためのホームポジション検知手段である。
5016は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部
材5022を支持する部材で、5015はこのキャップ
内を吸引する吸引手段で、キャップ内開口5023を介
して記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニ
ングブレードで、5019はこのブレードを前後方向に
移動可能にする部材であり、本体支持板5018にこれ
らが支持されている。ブレードは、この形態でなく周知
のクリーニングブレードが本例に適用できることは言う
までもない。又、5012は、吸引回復の吸引を開始す
るためのレバーで、キャリッジと係合するカム5020
の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラ
ッチ切り換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0031】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。 <制御構成の説明>次に、上述した装置の記録制御を実
行するための制御構成について説明する。
【0032】図13はインクジェットプリンタIJRA
の制御回路の構成を示すブロック図である。制御回路を
示す同図において、1700は記録信号を入力するイン
タフェース、1701はMPU、1702はMPU17
01が実行する制御プログラムを格納するプログラムR
OM、1703は各種データ(上記記録信号やヘッドに
供給される記録データ等)を保存しておくダイナミック
型のRAMである。1704は記録ヘッド1708に対
する記録データの供給制御を行うゲートアレイであり、
インタフェース1700、MPU1701、RAM17
03間のデータ転送制御も行う。1710は記録ヘッド
1708を搬送するためのキャリアモータ、1709は
記録紙搬送のための搬送モータである。1705はヘッ
ドを駆動するヘッドドライバ、1706,1707はそ
れぞれ搬送モータ1709、キャリアモータ1710を
駆動するためのモータドライバである。
【0033】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
フェース1700に記録信号が入るとゲートアレイ17
04とMPU1701との間で記録信号がプリント用の
記録データに変換される。そして、モータドライバ17
06、1707が駆動されると共に、ヘッドドライバ1
705に送られた記録データに従って記録ヘッドが駆動
され、印字が行われる。
【0034】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
【0035】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0036】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。記録ヘ
ッドの構成としては、上述の各明細書に開示されている
ような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用面が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスロット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収
する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9−138461号公報に基づいた構成としても良い。
【0037】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。加えて、装置本体に装着され
ることで、装置本体との電気的な接続や装置本体からの
インクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記
録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインクタ
ンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用
いてもよい。
【0038】また、本発明のプリント装置の構成として
設けられる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な
補助手段等を付加することは本発明の効果を一層安定に
できるので好ましいものである。これらを具体的に挙げ
れば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリー
ニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体ある
いはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせ
による予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出
モードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0039】さらに、プリント装置の記録モードとして
は黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録
ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによっ
てでも良いが、異なる色の複色カラー、または混色によ
るフルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすること
もできる。以上説明した本発明実施例においては、イン
クを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固化
するインクであっても、室温で軟化もしくは液化するも
のを用いても良く、あるいはインクジェット方式ではイ
ンク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであればよい。
【0040】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0041】さらに加えて、本発明に係るプリント装置
の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像
出力端末として一体または別体に設けられるものの他、
リーダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能
を有するファクシミリ装置の形態を取るものであっても
良い。また、メンテナンスフリーになり得るという点
で、1ラインの記録幅に相当する記録素子と機能素子、
および駆動用集積回路を基板上に実装、または同一基板
上表面内部に構造的に設けることにより、信頼性の高
い、高密度、高速印字可能なフルラインインクジェット
記録装置を提供できる。
【0042】図14は、本発明に基づく実施例おける、
数十個の記録ヘッドに相当する記録素子、機能素子、お
よび駆動用集積回路を基板上に実装、または同一基板上
表面内部に構造的に設けることによりフルラインインク
ジェット記録装置を構成し、これら4本のライン記録装
置にそれぞれシアン、イエロー、マゼンタ、ブラックを
対応させて構成した、高品位なフルカラー記録装置であ
る。201Aおよび201Bは、記録媒体Rを副走査方
向Vsに挟持搬送するために設けた搬送手段としてのロ
ーラ対である。202BK、202Y、202Mおよび
202Cは、それぞれ、記録媒体Rの全幅にわたってノ
ズルを配列したブラック、イエロー、マゼンタおよびシ
アンの記録を行うフルラインタイプのインクジェット記
録装置でありブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの
順に記録媒体搬送方向上流側より配置されて記録ヘッド
集合体を構成している。200は吐出回復手段であり、
吐出回復処理にあたっては記録媒体Rに代わって記録ヘ
ッド集合体に対向する構成で、キャップ、インク吸収
体、ワイピングブレード等を含む。
【0043】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録ヘッ
ド及びその記録ヘッドを用いたプリント装置によれば、
同時に駆動可能な記録素子数をN個とするnブロックに
分割し、記録素子へ選択的に記録電流を通電する手段を
具備した記録ヘッドを構成し、記録素子ブロック内のn
個分のイネーブル端子を持つのではなく、n未満の信号
系列配線端子によって選択的に記録素子ブロックへの通
電が行われることにより、分散駆動の手段として必要な
信号入力端子数を少なくすることができ、記録ヘッドを
接続するコネクタ部のコストアップ、接続部における接
点不良など低減できるものである。
【0045】またこのような記録ヘッドをカスケード接
続することにより、高密度、高速印字可能なプリント装
置を提供することができ、ローコストなカラープリンタ
等の実現が可能である。本発明が上記の効果を呈する以
上、記録ヘッド及びプリント装置の用途、および解像度
等に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく実施例として適用した場合の記
録ヘッドの回路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に基づく実施例として適用した場合の記
録ヘッドのその他の回路構成を示すブロック図である。
【図3】分散駆動可能な記録ヘッドの従来の回路構成を
示すブロック図である。
【図4】本発明に基づく実施例として適用した場合の記
録ヘッドの回路の駆動を行うためのタイミングチャート
である。
【図5】分散駆動可能な記録ヘッドの従来の回路の駆動
を行うためのタイミングチャートである。
【図6】本発明に基づく実施例として適用可能なインク
ジェット記録装置のインク吐出口付近の構成を示す斜視
図である。
【図7】本発明に基づく実施例として適用可能な記録ヘ
ッドの基板の構成を示す模式図である。
【図8】本発明に基づく実施例として適用可能な記録ヘ
ッドのその他の基板の構成を示す模式図である。
【図9】本発明に基づく実施例として適用可能な図8に
示す記録ヘッドの基板の内部構成を示す模式図である。
【図10】本発明に基づく実施例として適用可能なカラ
ーインクジェット記録装置の構成を示す模式図である。
【図11】本発明に基づく実施例として適用可能なカラ
ーインクジェット記録装置のその他の構成を示す模式図
である。
【図12】本発明に基づく実施例として適用可能な記録
ヘッドを搭載可能なシリアルプリンタの構成を示す模式
図である。
【図13】図12に示すシリアルプリンタの回路構成を
示すブロック図である。
【図14】本発明に基づく実施例として適用可能な記録
ヘッドを搭載可能なラインプリンタの構成を示す模式図
である。
【符号の説明】
1 インクジェット記録装置 2、116 インク供給管 3 インク供給口 4 インクカートリッジ 11、110 吐出口 13、103 ベースプレート 14 ディストリビュータ 15 インク流路 16 端子部 101 吐出エレメント 102 前面プレート 102a 前面プレート開口部 115 接続部材 117 フィルターユニット 200 吐出回復手段 201A、B ローラ対 202C フルラインインクジェット記録装置(シア
ン) 202Y フルラインインクジェット記録装置(イエロ
ー) 202M フルラインインクジェット記録装置(マゼン
タ) 202BK フルラインインクジェット記録装置(ブラ
ック) 300C シリアルインクジェット記録装置(シアン) 300Y シリアルインクジェット記録装置(イエロ
ー) 300M シリアルインクジェット記録装置(マゼン
タ) 300B シリアルインクジェット記録装置(ブラッ
ク) 301C〜B 接続端子パッド 303 シリアルインクジェット記録装置接続部材 304C〜B インクカートリッジ(シリアル) 1003 半導体基板 1004 信号系列配線接続パッド 1005 記録素子 1006 駆動用集積回路 1011 VH−記録素子配線(A12) 1012 VH−機能素子配線(A12) 1013 機能素子−GND配線(A12) 1014 VH配線(A11) 1015 機能素子(第1列) 1016 機能素子(第2列) 1017 GND配線(A11) 1018 機能素子ベース(ゲ−ト)配線(ポリシリコ
ン) 1019 イネーブル配線(A11) 1020 ラッチ配線(A11) 1021 シリアルデータ配線(A11) 1022 クロック配線(A11) 1023 論理ゲ−トロジック 1024 ラッチ回路 1025 シフトレジスタ1 1026 シフトレジスタ2 1027 層間絶縁膜 1028 蓄熱層 1029 シリコン層 1038 GND端子 1039 VH端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/51 B41J 3/04 101 A 3/10 101 F

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 総数M個の記録要素を有し、同時に駆動
    可能な記録要素数をN個としてM/N=n個のブロック
    に分割された記録ヘッドであって、 前記記録要素を駆動するための信号に基づいて前記n個
    のブロックの内の少なくとも1つを選択する選択手段
    と、 画像データを記録するために前記M個の記録要素へ選択
    的に記録制御信号を印加する第1の記録制御手段と、 前記選択手段による選択結果に基づいて選択された前記
    各ブロック内のN個の記録要素へ選択的に記録制御信号
    を印加する第2の記録制御手段とを備え、 前記選択手段への前記記録要素を駆動するための信号入
    力端子数をn本より少なく設定したことを特徴とする記
    録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の記録制御手段は、前
    記M個の記録要素が配置されている同一の基板上に実
    装、もしくは同一基板上の表面部分に構造的に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記第2の記録制御手段は、前記選択手
    段へ入力する信号パターンを変更することにより任意に
    前記記録要素の駆動順序を変更可能であることを特徴と
    する請求項1に記載の記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記M個の記録要素は、イエロー、マゼ
    ンダ、シアン及びブラックの各色を1ブロックとして夫
    々分割して配置されることを特徴とする請求項1に記載
    の記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記記録ヘッドを複数設け、該夫々の記
    録ヘッドは、共通の信号入力端子から各々の記録ヘッド
    への駆動信号入力端子へ接続されることを特徴とする請
    求項1に記載の記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドは、イエロー、マゼン
    ダ、シアン及びブラックの各色に夫々対応させて設けら
    れることを特徴とする請求項5に記載の記録ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項1に記載の記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
    える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録ヘッ
    ド。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の記録ヘッドを用いて画
    像データを記録媒体に記録するプリンタ装置であって、 前記画像データを受信する受信手段と、 前記記録ヘッドを所定の第1の方向に走査する走査手段
    と、 前記第1の走査方向に対して交差する第2の方向に前記
    記録媒体を搬送する搬送手段と、 前記画像データに基づいて前記第1の方向への走査及び
    第2の方向への搬送を制御する手段とを具備することを
    特徴とするプリンタ装置。
  10. 【請求項10】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して
    記録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴
    とする請求項9に記載のプリンタ装置。
  11. 【請求項11】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
    用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに
    与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
    体を備える前記記録要素をインクを吐出のための電気熱
    変換素子として用いることを特徴とする請求項9に記載
    のプリンタ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1128324A2 (en) 2000-01-31 2001-08-29 Canon Kabushiki Kaisha Printhead, printhead driving method, and data output apparatus
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