JPH08108315A - 横型帯鋸盤の鋸刃ガイド - Google Patents

横型帯鋸盤の鋸刃ガイド

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JPH08108315A
JPH08108315A JP24401094A JP24401094A JPH08108315A JP H08108315 A JPH08108315 A JP H08108315A JP 24401094 A JP24401094 A JP 24401094A JP 24401094 A JP24401094 A JP 24401094A JP H08108315 A JPH08108315 A JP H08108315A
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guide
saw blade
insert
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blade guide
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Toru Tokiwa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成部材により鋸刃ガイドを自動設定
し、コストの低減を図ると共に切削性能の向上を図る。 【構成】 横型帯鋸盤1に備えたワーククランプ装置7
の一部材である移動側バイスジョー7bに駆動部材45
により往復動自在な位置決め装置43を備えたインサー
トガイド27を設け、このインサートガイド27に上下
方向へ延伸した案内溝29を設け、この案内溝29に鋸
刃21をガイドする移動側鋸刃ガイド25bの先端に設
けられたガイドピン41を係合してなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばヒンジタイプ
の横型帯鋸盤に備えた鋸刃を案内する鋸刃ガイドを自動
位置決めする横帯鋸盤の鋸刃ガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋸刃ガイドを極力被削材に近付け
ることは、切削性能向上のために必要不可欠であり、そ
のために、現状は作業者が被削材の径に合わせて手動に
て鋸刃ガイドの位置を調整しているのが一般的である。
【0003】また、被削材の径を自動検出して、それに
合わせて鋸刃ガイドの位置を自動調整する方法や、ある
いは、水平降下型の帯鋸盤では、バイスの動きに連動し
(被削材の径に合わせて)、鋸刃ガイドが動く方式も採
用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の横型帯鋸盤の鋸刃ガイドの調整方法のうち、作業者
が手動で鋸刃ガイドの位置を調整する方法では、多くの
時間と人手を要するという問題があり、被削材の径を自
動検出して鋸刃ガイドの位置を自動調整する方法では、
構造および電気制御系が複雑となりコストが高くなると
いう問題があった。更に、水平降下型の帯鋸盤でバイス
の動きに連動して鋸刃ガイドを動かす方法でも、構造が
複雑でコストが高くなるという問題があった。
【0005】この発明の目的は、簡単な構成部材により
鋸刃ガイドを自動設定し、コストの低減を図ると共に切
削性能の向上を図った横型帯鋸盤の鋸刃ガイドを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の横型帯鋸盤の鋸刃ガイド
は、横型帯鋸盤に備えたワーククランプ装置の一部材で
ある移動側バイスジョーに駆動部材により往復動自在な
位置決め装置を備えたインサートガイドを設け、このイ
ンサートガイドに上下方向へ延伸した案内溝を設け、こ
の案内溝に鋸刃をガイドする移動側鋸刃ガイドの先端に
設けられたガイド部材を係合してなることを特徴とする
ものである。
【0007】また、請求項2によるこの発明の横型帯鋸
盤の鋸刃ガイドは、前記位置決め装置は、移動側バイス
ジョーの上面に水平方向へ延伸したラック部材を設け、
このラック部材と噛合するピニオンおよびこのピニオン
と一体的に設けた位置検出部材を前記インサートガイド
に設けてなることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】以上のような請求項1,2による横型帯鋸盤の
鋸刃ガイドとすることにより、被削材をワーククランプ
装置の移動側バイスジョーを前進せしめてクランプす
る。そして、移動側バイスジョーに設けた駆動部材の作
動によってインサートガイドを前進させ、インサートガ
イドが被削材に当接した位置で停止される。この停止
は、位置決め装置である位置検出部材の出力が停止した
所で駆動部材の作動を停止させる。
【0009】その後、一定距離だけインサートガイドを
後退させて位置決めを終了し、鋸刃が切削のため下降開
始すると共に、移動側鋸刃ガイドの先端に設けられたガ
イド部材はインサートガイドに形成した案内溝内に沿っ
て下降する。
【0010】このため、移動側鋸刃ガイドは自動位置決
めができ、しかも移動側鋸刃ガイドを極力被削材に近付
けることができ切削性能の向上が図られる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0012】先ず理解を容易にするため、横型帯鋸盤に
ついて概略的に説明する。
【0013】図2を参照するに、例えばスイングタイプ
の横型帯鋸盤1には、箱状の基台3にワークWを支持す
るためのワークテーブル5が設けられていると共に、ワ
ークWをワークテーブル5上の所定位置に固定するため
に一対の固定側バイスジョー7aと移動側バイスジョー
7bからなるワーククランプ装置7が設けられている。
なお、固定側バイスジョー7aは不動であり、移動側バ
イスジョー7bは固定側バイスジョー7aに接近離反す
る往復方向(図2において左右方向)へ移動可能であ
る。
【0014】前記基台3にはヒンジシャフト9を介して
上下方向へ揺動自在な鋸刃ハウジング11が設けられて
いる。この鋸刃ハウジング11を揺動させるために、基
台3の適宜位置に昇降用シリンダ13が設けられてお
り、この昇降用シリンダ13から上方向へ突出自在なピ
ストンロッド15は鋸刃ハウジング11の適宜位置に連
結してある。
【0015】前記鋸刃ハウジング11内には駆動ホイー
ル17、従動ホイール19が回転自在に設けられてお
り、この駆動ホイール17と従動ホイール19とにはエ
ンドレス状の鋸刃21が掛回されている。なお、駆動ホ
イール17は回転装置(図示省略)に連動連結してあ
る。
【0016】また、前記ワークテーブル5に支持された
ワークWに対して、鋸刃21をほぼ垂直に保持するため
に、鋸刃ハウジング11に取付けたビーム部材23に
は、1対の固定側鋸刃ガイド25aと移動側鋸刃ガイド
25bが位置調節自在に設けられている。なお、固定側
鋸刃ガイド25aは不動であり、移動側鋸刃ガイド25
bは固定側鋸刃ガイド25aに近接、離反する往復方向
へ移動可能である。更に、移動側鋸刃ガイド25bの先
端は前記移動側バイスジョー7bに設けたインサートガ
イド27に形成した案内溝29に係合されている。
【0017】上記構成により、一対の固定側バイスジョ
ー7aと移動側バイスジョー7bとによりワークWをワ
ークテーブル5の所定位置に固定せしめる。そして、回
転装置を適宜に操作して駆動、従動ホイール17,19
を回転させ、帯鋸刃21を走行駆動させると共に、昇降
用シリンダ13を適宜に操作して鋸刃ハウジング11を
下方向へ揺動させる。これによって、一対の固定側鋸刃
ガイド25aと移動側鋸刃ガイド25bを介してワーク
Wに対して垂直に案内された鋸刃21により、所望の切
断加工が行なわれることになる。
【0018】次に、この実施例の主要部である前記移動
側鋸刃ガイド25bを案内するインサートガイド27に
ついて、更に詳細に説明する。
【0019】図1を参照するに、基台3上にワーククラ
ンプ装置7が設けられ、固定された固定側バイスジョー
7aに相対して移動側バイスジョー7bが設けられてい
る。この移動側バイスジョー7bは基台3に固着した流
体作動のシリンダ31に設けたピストンロッド33に連
結されて左右方向(図1において左右方向)へ移動自在
となっている。
【0020】上記構成により、シリンダ31を作動せし
めピストンロッド33を伸長せしめると移動側バイスジ
ョー7bは前進し、固定側バイスジョー7aと協働して
ワークWをクランプする。なお、図1の図中に実線で示
したワークWは長四角材を示し、二点鎖線を角形に示し
たワークWは正方形材を示し、二点鎖線で丸形に示した
Wは丸材を示している。
【0021】前記移動側バイスジョー7bの側面には左
右方向へ延伸したリニアガイドレール35が設けられて
いて、このリニアガイドレール35に係合したリニアガ
イド部材37を固着したインサートガイド27が装着さ
れている。このインサートガイド27は弯曲状に立設さ
れ、案内溝29が形成されていて、案内溝29は前記移
動側鋸刃ガイド25bがワークWを切断時に下降する軌
跡に沿って弯曲して形成されている。この案内溝29に
移動側鋸刃ガイド25bの先端に備えた鋸刃21を案内
するインサート39の近傍に設けたガイド部材としての
ガイドピン41が挿入されて、移動側バイスジョー7b
と移動側鋸刃ガイド25bはインサートガイド27を介
して連結されている。
【0022】前記インサートガイド27を左右方向へ移
動位置決めする位置決め装置43の構成としては、前記
移動側バイスジョー7bに設けた駆動部材45として、
例えば流体圧作動のシリンダ47が設けられ、このシリ
ンダ47に内蔵したピストンロッド49の先端が前記イ
ンサートガイド27に連結されている。そして、インサ
ートガイド27は前述したごとく、移動側バイスジョー
7bに設けたリニアガイドレール35にリニアガイド部
材37を介して左右方向へ移動自在となっている。
【0023】更に、移動側バイスジョー7bの上面には
ラック部材51が左右方向へ延伸して設けられ、このラ
ック部材51には前記インサートガイド27の側面に回
転自在に装着したピニオン53が噛合している。そし
て、ピニオン53には位置検出部材55として例えばエ
ンコーダ等が一体的に設けられている。
【0024】上記構成により、駆動部材45であるシリ
ンダ47を作動させピストンロッド49を前進させる
と、インサートガイド27はガイドピン41を支点とし
てリニアガイドレール35に案内されて前進する。この
時、ラック部材51上をピニオン53が回転しながら移
行し、ピニオン53の回転は位置検出部材55を回転さ
せてインサートガイド27の位置決めが行なわれる。
【0025】上述したごとき構成により、その作用とし
ては、まず、ワークWが送られ所定位置に置かれたら移
動側バイスジョー7bをシリンダ31の作動により前進
させて固定側バイスジョー7aと協働してワークWをク
ランプする。その後、シリンダ45を作動せしめインサ
ートガイド27がワークWに当接したら、位置検出部材
55であるエンコーダは停止し出力がなくなりシリンダ
47は停止する。なお、インサートガイド27が移行す
るにつれて移動側鋸刃ガイド25bは案内溝29に係合
したガイドピン41を介して移動するが、例えば、駆動
部材45であるシリンダ47と連動するシリンダを移動
側鋸刃ガイド25bに設けることにより、更に移動側鋸
刃ガイド25bを円滑にインサートガイド27の移行に
追従させることができる。
【0026】インサートガイド27がワークWの左上頂
点(接触部T1,T2,T3等)に当接したら、一定距
離だけインサートガイド27をシリンダ47の作動によ
り後退させ、インサートガイド27とワークWとの間隔
を広げる。このことは、ワークWを送材する際に、ワー
クWとインサートガイド27上の接触を防止するためで
ある。なお、一定距離の距離検出は位置検出部材55の
出力による。
【0027】上述した動作により、インサートガイド2
7の位置決めが完了後、鋸刃21が切断作業のため下降
を開始し、移動側鋸刃ガイド25bはガイドピン41に
よって案内溝29内を案内されインサートガイド27に
沿って下降する。
【0028】このため、移動側鋸刃ガイド25bの自動
位置決めができ、移動側鋸刃ガイド25bを極力ワーク
Wに近付けることができるので、切削性能の向上を図る
ことができる。また、構成部材も簡単なためコストの低
減をは図ることができる。
【0029】なお、この発明は前述した実施例に限定さ
れることなく、適宜な変更を行なうことにより、その他
の態様で実施し得るものである。
【0030】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、請求項1,2によるこの発明によれば、ワー
ククランプ装置の一部材である移動側バイスジョーに左
右方向へ移動自在なインサートガイドを設け、このイン
サートガイドと移動側鋸刃ガイドを連結した。そして、
インサートガイドに位置決め装置を設け、インサートガ
イドをワークに接近した位置に自動位置決めすることが
できる。
【0031】而して、簡単な構成部材によりコストの低
減を図ると共に、鋸刃ガイドを極力ワークに近付けたこ
とにより、切削性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、移動側バイスジョー
にインサートガイドを設け、このインサートガイドと移
動側鋸刃ガイドとを連結した態様を示した正面説明図で
ある。
【図2】この発明を実施する一実施例の横型帯鋸盤を示
す正面説明図である。
【符号の説明】
1 横型帯鋸盤 7 ワーククランプ装置 7b 移動側バイスジョー 21 鋸刃 25b 移動側鋸刃ガイド 27 インサートガイド 29 案内溝 41 ガイドピン(ガイド部材) 43 位置決め装置 45 駆動部材 51 ラック部材 53 ピニオン 55 位置検出部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横型帯鋸盤に備えたワーククランプ装置
    の一部材である移動側バイスジョーに駆動部材により往
    復動自在な位置決め装置を備えたインサートガイドを設
    け、このインサートガイドに上下方向へ延伸した案内溝
    を設け、この案内溝に鋸刃をガイドする移動側鋸刃ガイ
    ドの先端に設けられたガイド部材を係合してなることを
    特徴とする横型帯鋸盤の鋸刃ガイド。
  2. 【請求項2】 前記位置決め装置は、移動側バイスジョ
    ーの上面に水平方向へ延伸したラック部材を設け、この
    ラック部材と噛合するピニオンおよびこのピニオンと一
    体的に設けた位置検出部材を前記インサートガイドに設
    けてなることを特徴とする請求項1記載の横型帯鋸盤の
    鋸刃ガイド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105171124A (zh) * 2015-09-16 2015-12-23 天津市华天世纪机械有限公司 一种带有锯屑清理装置的立式锯床

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