JPH08108268A - 金属溶断機 - Google Patents

金属溶断機

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JPH08108268A
JPH08108268A JP23362794A JP23362794A JPH08108268A JP H08108268 A JPH08108268 A JP H08108268A JP 23362794 A JP23362794 A JP 23362794A JP 23362794 A JP23362794 A JP 23362794A JP H08108268 A JPH08108268 A JP H08108268A
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JP
Japan
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oxygen gas
impeller
fusing machine
pressure oxygen
pressure
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JP23362794A
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Shokan Kin
鍾 冠 金
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ADO SOGO KIKAI KK
ADOU SOGO KIKAI KK
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ADO SOGO KIKAI KK
ADOU SOGO KIKAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 車輪つき機体上に、ガス供給制御装置と、火
炎トーチとを配設してなる金属溶断機において、前記ガ
ス供給制御装置を、この装置内酸素ガス管路について、
火炎トーチに直接供給する燃焼用酸素ガス供給パイプと
車輪駆動用高圧酸素ガス供給パイプとに分岐形成し、そ
の分岐された高圧酸素ガス供給パイプ側に、この高圧酸
素ガスの圧力を回転駆動に変換するための動力変換装置
を配設すると共に、この動力変換装置を回転駆動系を介
して車輪に連繋させた構成。 【効果】 切断対象物に対する溶融切断のために使用さ
れる高圧酸素ガスを溶断の駆動力に活用するので、その
駆動力を得るための専用のエネルギー(電気)を必要と
しない。しかも、現場施行が容易で、エネルギーコスト
も設備コストも安く、さらには故障も少ない高性能な金
属溶断機を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の金属板等に対し
高温、高圧のガス燃焼炎を噴射することにより、該金属
の融点以上に加熱して溶融切断するために用いられる金
属溶断機に関するものであり、特にこの金属溶断機の移
動を、電気エネルギーに頼ることなく適正な速度に制御
する技術に関し、とりわけ、溶断エネルギーとして使う
高圧酸素ガスを該溶断機の走行駆動源としようとするも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鋼板等を切断するための上記溶
断機というのは、溶融切断のために、火炎トーチに燃料
ガスと酸素ガスとを適正燃焼比に調節した混合ガスを供
給し、これに点火し燃焼炎を発生させようとしたもので
ある。
【0003】ここで、かような燃焼炎を得るためには、
液化燃料ボンベから燃料ガスの供給を受けると共に、こ
の燃料ガスの燃焼を助勢するために、酸素ボンベから燃
焼用酸素を供給し、これら燃料ガスと酸素ガスの混合割
合いを制御することが必要である。このような燃焼用混
合ガス(燃料ガス+酸素)を前記火炎トーチ先端に供給
して点火すると、その燃焼によって鋼板を溶断するのに
必要なエネルギーが得られる。即ち、鋼板の厚さに応じ
た、その溶融切断のために必要なエネルギーというの
は、火炎トーチから噴射される燃焼火炎を制御すること
によって得られる。また、この金属溶断機の火炎トーチ
には、溶融切断に必要な火炎形成のため、それの作用距
離を調節するための高圧酸素が供給され、この高圧酸素
ガスは、溶融切断に必要な火炎エネルギーに比例する量
が供給される。
【0004】このような金属溶断機には、火炎トーチを
どのように動かすかによって、例えば、この火炎トーチ
を手動で移動させながら切断作業を行うものを″手動式
溶断機″といい、そしてまた火炎トーチを切断軌道に沿
って自動で移動させる形態のものを″自動式溶断機″と
いう。本発明の開発対象になる溶断機は、正に、上記の
自動式溶断機に属するものである。
【0005】このような自動式切断機の一般的なものを
以下に概略的に説明する。即ち、従来の自動式金属溶断
機は、燃料ガス(燃料ガス+酸素)と高圧酸素とを混合
点火して燃焼火炎を発生する火炎トーチと、このトーチ
を搭載するための機体101と、そしてこの機体101
に取付けた一対の車輪20を具えるものであって、切断
対象物を溶融切断しようとする軌道に従い移動できるよ
うになっている。そして、この溶断機100の特徴は、
前記車輪を駆動するための電気モータを搭載しており、
この電気モータの動力によって、前記車輪20を駆動
し、該溶断機100を移動させるようになっている。
【0006】上述したように、従来の自動式溶断機は、
その移動のための駆動源として電気エネルギーを利用
し、該溶断機の移動を行うようになっているものでる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来金属溶断機
は、特にその移動装置の構成に関連して次のような問題
点があった。 a. ガス供給の他に、電気エネルギーの供給も必要で
あり、現場施行に不便である。 b. 機体駆動のための電力の消耗が大きく、コスト高
になる。 c. 高温での金属溶断という特殊な環境下におかれる
ことから、その熱的影響で電気部品の故障が頻発する。 d. 構造的に複雑になりやすく故障率が高い。 e. 効率的な溶融切断作業のためには、燃焼ガスによ
る熱量と切断対象物の状態(厚さ)に従う高圧酸素の圧
力と、トーチの移動速度を同期させなければならない
が、供給源とエネルギーの種類が異なることから、この
両者の統一を図ることが難しく、特に燃焼ガスエネルギ
ーに対応する移動速度が得られず不均一となり、効率の
よい切断ができなかった。
【0008】本発明の目的は、上述した従来の自動式金
属溶断機が抱えている問題点を解消することのできる技
術を提案することにあり、それは該溶断機を移動させる
ための動力として、従来のような電気エネルギーではな
く、燃焼のために使う高圧酸素ガスをそのまま活用する
ことで達成される。これによって、上掲のa〜eの問題
点を悉く解決することができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を実現するた
めの技術として本発明は、溶断機の火炎トーチに供給さ
れる高圧酸素ガス誘導経路に、動力変換装置を配設し、
この酸素ガスの圧力エネルギーを回転動力に変換して溶
断機の移動エネルギーとしたものであり、勿論、その回
転動力変換装置を経た高圧酸素前記火炎トーチにも誘導
されて有効に利用するように構成したものである。
【0010】即ち、本発明の要旨構成は次のとおりであ
る。 (1) 車輪つき機体上に、ガス供給制御装置と、燃料ガス
および酸素ガスからななる燃料用混合ガス噴射用火炎ト
ーチとを配設してなる金属溶断機において、前記ガス供
給制御装置を、装置内酸素ガスの管路を火炎トーチに直
接供給する燃焼用酸素ガス供給パイプと車輪駆動用高圧
酸素ガス供給パイプとに分岐形成し、その分岐された高
圧酸素ガス供給パイプ側に、この高圧酸素ガスの圧力を
回転駆動力に変換するための動力変換装置を配設すると
共に、この動力変換装置を回転駆動系を介して車輪に連
繋させたことを特徴とする金属溶断機。 (2) 前記動力変換装置は、ハウジング内にインペラーを
回転可能に内装してなり、高圧酸素ガスの一部もしくは
全部を、該インペラーの回転駆動力に活用すると同時
に、その活用後は火炎トーチに送給するように構成され
ていることが好ましい。 (3) 前記動力変換装置のインペラーには、それの回動軸
上に原動ギヤを固定すると共に、この原動ギヤには従動
ギヤを噛合させ、この従動ギヤを介して車輪を連繋させ
ることが好ましい。 (4) 前記動力変換装置は、ハウジング内部に、高圧酸素
ガス圧力を1個のインペラーで受けるように構成するこ
とが好ましい。 (5) 前記動力変換装置は、高圧酸素ガス圧力を、ハウジ
ング内に回転可能に収容した2個以上のインペラーで受
け、少なくともその一方をバイパス用アイドルインペラ
ーとして構成すると共に、他方を車輪を駆動させるため
の駆動用インペラーとして構成し、その駆動用インペラ
ーに対し車輪と連繋する歯車列を取付けたることが好ま
しい。 (6) 動力変換装置は、ハウジングに導入さた高圧酸素ガ
ス圧力がインペラーの外周縁に作用してこれを回転させ
たのち、火炎トーチに向う管路中に吐出されるように高
圧酸素ガス導入口および吐出口を具えることが好まし
い。 (7) 前記高圧酸素ガス供給パイプは、動力変換装置への
管路の他、駆動力制御のためのバイパスパイプを分岐し
て備え、これらが動力変換装置の下流側火炎トーチの前
で合流するように構成されていることが好ましい。 (8) 前記バイパスパイプ中を流す高圧酸素ガスのバイパ
ス量をバイパス制御バルブにて制御することにより、動
力変換装置内インペラーに作用させる高圧酸素ガス量を
制御してその回転駆動力を制御し、このことにより車輪
の回転数を調節するように構成されることが好ましい。 (9) 前記インペラーの回転駆動力をインペラー用回動軸
と共軸上に固定された原動ギヤおよび1以上の従動ギヤ
との歯車列にて車輪に伝達するように構成することが好
ましい。
【0011】
【実施例】本発明の上記目的を実現するための好ましい
実施形態を添付図面に従い具体的に説明する。図1は、
本発明にかかる金属溶断機の全体概要図である。この図
に示すように、金属溶断機100は、その主要部をなす
機体101に対し、燃料ガスボンベ200の燃料ガス
と、酸素ボンベ300の酸素が供給される燃焼用混合ガ
ス(燃料ガス+酸素)と、そして高圧酸素ガスを供給し
制御するために用いられるガス供給制御装置102、お
よび燃焼火炎を噴射するための火炎トーチ10を搭載し
てなり、さらに当該溶断機100本体を移動させるため
の車輪20を装備してなるものである。
【0012】上記溶断機の構成において、前記ガス供給
制御装置102では、燃料導入パイプ30から導入され
る燃料の供給量を燃料メインバルブ30aを介して制御
したのち、燃料ガス供給パイプ31を通じて火炎トーチ
10に送ることができ、一方ボンベ300からの酸素
は、酸素導入パイプ40により導入され、酸素メインバ
ルブ40aを介して供給量が制御されたのち分岐され、
その一方は、燃焼用酸素ガス供給パイプ42を通じて直
接火炎トーチ10に送られる。他の一方は、図2に示し
たように、高圧酸素供給パイプ41となって動力変換装
置50を経由したのち前記火炎トーチに向う。そして、
上記高圧酸素供給パイプ41はさらに分岐され、バイパ
スパイプ41bと動力変換装置50に入る2つの管路を
経ることになるが、その後は合流して再び高圧酸素供給
パイプ41として火炎トーチ10に入る。
【0013】なお、前記燃焼用酸素ガス供給パイプ42
は、火炎トーチ10に燃料ガス供給パイプ31とともに
直接誘導され、この火炎トーチ10内で燃焼用混合ガス
となる。
【0014】次に、前記の動力変換装置50は、図3お
よび図4に示すように、高圧酸素供給パイプ41から高
圧の酸素ガスを導入する円筒状のハウジング51を有
し、このハウジング51内には回動軸52aを介して導
入ガスの作用によりに回転するインペラー52が回転可
能に支持してある。しかも、上記動力変換装置50の、
前記ハウジング51外に設けられる回動軸52aには、
原動ギヤ53が連結され、さらに、この原動ギヤ53に
は車輪軸20aに固定された従動ギヤ21が噛合してお
り、それ故にハウジング内インペラー52の回転動力
は、原動ギヤ53を介して従動ギヤ21に、そして車輪
軸20aを介して車輪20に伝達されて回転駆動力を生
じ、それ故に機体101および本発明にかかる金属溶断
機100を、この高圧酸素ガスのもつエネルギーによっ
て移動させ得る構成となっている。
【0015】前記動力変換装置50の他の実施形態とし
ては、図5に示すように、ハウジング51内部に導入さ
れる高圧酸素ガスの圧力を、ハウジング51内に内装し
た案内板51aを介して、互いに噛合する一対のインペ
ラー54,54′の羽根に直接作用させるように配設
し、一つのインペラー54のみか前記原動ギヤ53と回
動軸54aを介して連繋させる一方、他のインペラー5
4′はアイドル回転するように構成される。そして、前
記バイパスパイプ41bには、高圧酸素ガスのバイパス
量を制御することにより、ハウジング51内に供給する
高圧酸素ガス量を調節し、このことによって、車輪20
の回転駆動力を調節するために、バイパス制御バルブ4
1cが配設される。以上説明したように、動力変換装置
50というのは、高圧酸素ガスの導入圧力(エネルギ
ー)を活用して、車輪20の回転駆動力を得るようにし
たものといえる。
【0016】次に、上述した金属溶断機によって金属を
溶融切断する方法について具体的に説明する。
【0017】まず、溶断機100を作動させ切断対象物
を溶融切断すべく燃料ガスボンベ200および酸素ガス
ボンベ300から燃料ガス導入パイプ30と酸素ガス導
入パイプ40を通じて燃料ガスおよび酸素ガスを、メイ
ンバルブ30a,40aを開成して導入する。
【0018】こうして導入される燃料ガスは、燃料ガス
供給パイプ31を介して火炎トーチ10に送給される。
一方、酸素ガス導入パイプ40を通じて導入される酸素
ガスは、その一部が図2、3、4に示すように、高圧酸
素ガス供給パイプ41に導入され、その残部は燃焼用酸
素ガス供給パイプ42を通じて火炎トーチ10に送給さ
れる。この火炎トーチ10に導入された燃料ガスと酸素
ガスとの燃焼用混合ガスは、適正な火炎が得られるよう
に制御されたのち火炎トーチ10先端を通じて被処理物
に向けて火炎として噴射されるのである。
【0019】また、上記高圧酸素ガス供給パイプ41に
導入された高圧酸素の一部は、図3および図4に示すよ
うに、動力変換装置50のハウジング51内に導入され
てインペラ52を回転させると同時に、さらにその一部
はバイパスパイプ41bにも流れ、その後これらのガス
は、ハウジング51外の下流側(トーチ側)において合
流したのち火炎トーチ10に達して燃焼用混合ガスと共
に高圧噴射される。
【0020】一方において、上述した高圧酸素ガスの一
部が導入された動力変換装置50のハウジング51内で
は、インペラー52がこの高圧酸素ガスの圧力の影響に
より回転する。そして、このインペラー52の回転駆動
力は、回動軸52aを介して原動ギヤ21を回転駆動す
る。その結果、溶断機100の機体101を支承する車
輪20が駆動されることとなる。このことによって溶断
機100は、被処理物に沿って、しかも火炎エネルギー
と比例する適正な速度にて所定の軌道上のガイドレール
400に沿って移動する。
【0021】上述したようにして、溶断機100の移動
している間は、同時に火炎トーチ10にもガスが供給さ
れるので、トーチ10からは火炎が噴射される状態にあ
り、これは常に同期して作動する。
【0022】なお、この時の車輪20の溶断機移動速度
は、バイパスパイプ41bに装置した上記バイパス制御
バルブ41cを調節してバイパスされる高圧酸素ガス量
を制御することにより、動力変換装置50のハウジング
51に内装されているインペラー52の回転数を制御し
て調節する。また、溶断のための火炎のエネルギーは、
高圧酸素の高圧酸素ガス供給パイプ41を通じて火炎ト
ーチ10に導入する高圧酸素ガス量およびそのガス圧は
高圧酸素制御バルブ41aを使って制御する。さらに、
火炎トーチ10の先端を通じて噴射される燃焼用混合ガ
スの燃焼比および噴射圧力は、火炎の状態(火炎の温
度、強度等)に応じ、メンバルブ30a,40aを調節
して行う。
【0023】次に、図5に表示した他の実施例に置ける
動力変換装置50の運転は、ハウジング51内に導入し
た高圧酸素ガスの制御圧力を介して一対のインペラー5
4,54′の回転数を制御する方法により行う。即ち、
ハウジング51に導入された高圧酸素ガスの案内板51
aをして、その両側に振り分けた高圧酸素ガス量により
一対のインペラー54,54′の回転数、とくに原動ギ
ヤ53に連絡しているインペラー54の回転数を制御す
ることにより、回動軸54aに均一な回転駆動力が作用
するようにして、車輪20の定速回転と火炎トーチの火
炎の強さを同時に制御する。
【0024】以上説明したように、溶断すべき金属板材
に対して溶融切断を好適に維持して実行するためには、
適切な燃焼用混合ガス噴射量の制御に伴なう火炎制御と
共に、この火炎の強さに応じた適切な溶断機の移動速度
が必要となるところ、本発明では、この両方を電気エネ
ルギーを使うことなく、燃料に必要なガスの流量制御に
よって達成することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果が期待できる。即ち、切断対象物に対する
溶融切断のために使用される高圧酸素ガスを溶断の駆動
力に活用するので、その駆動力用の専用のエネルギー
(電気)を必要としない。しかも、現場施行が容易で、
エネルギーコストも設備コストも安く、さらには故障も
少ない高性能な金属溶断機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す溶切断機の全体概略
図。
【図2】本発明の主要部の構成を示す部分概略図。
【図3】本発明にかかる燃料ガス配管系および酸素ガス
配管系おガス供給制御装置系の関連を示す説明図。
【図4】図3に示す装置の他の説明図。
【図5】本発明の主要部についての他の実施例を示す断
面図。
【図6】本発明にかかる溶断機とその周辺装置との関係
を示す配置図である。
【符号の説明】
100 溶断機 101 機体 102 ガス供給制御装置 10 火炎トーチ 20 車輪 21 従動ギヤ 30 燃料ガス導入パイプ 31 燃料ガス供給パイプ 40 酸素ガス導入パイプ 41 高圧酸素ガス供給パイプ 42 燃焼用酸素ガス供給パイプ 41b バイパスパイプ 50 動力変換装置 51 ハウジング 52,54,54′ インペラー 53 原動ギヤ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪つき機体上に、ガス供給制御装置
    と、燃料ガスおよび酸素ガスからなる燃料用混合ガス噴
    射用火炎トーチとを配設してなる金属溶断機において、
    前記ガス供給制御装置を、装置内酸素ガスの管路を火炎
    トーチに直接供給する燃焼用酸素ガス供給パイプと車輪
    駆動用高圧酸素ガス供給パイプとに分岐形成し、その分
    岐された高圧酸素ガス供給パイプ側に、この高圧酸素ガ
    スの圧力を回転駆動力に変換するための動力変換装置を
    配設すると共に、この動力変換装置を回転駆動系を介し
    て車輪に連繋させたことを特徴とする金属溶断機。
  2. 【請求項2】 前記動力変換装置は、ハウジング内にイ
    ンペラーを回転可能に内装してなり、高圧酸素ガスの一
    部もしくは全部を、該インペラーの回転駆動力に活用す
    ると同時に、その活用後は火炎トーチに送給するように
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載の金属
    溶断機。
  3. 【請求項3】 前記動力変換装置のインペラーには、そ
    れの回動軸上に原動ギヤを固定すると共に、この原動ギ
    ヤには従動ギヤを噛合させ、この従動ギヤを介して車輪
    を連繋させたことを特徴とする請求項2に記載の金属溶
    断機。
  4. 【請求項4】 前記動力変換装置は、ハウジング内部
    に、高圧酸素ガス圧力を1個のインペラーで受けるよう
    に構成したことを特徴とする請求項2に記載の金属溶断
    機。
  5. 【請求項5】 前記動力変換装置は、高圧酸素ガス圧力
    を、ハウジング内に回転可能に収容した2個以上のイン
    ペラーで受け、少なくともその一方をバイパス用アイド
    ルインペラーとして構成すると共に、他方を車輪を駆動
    させるための駆動用インペラーとして構成し、その駆動
    用インペラーに対し車輪と連繋する歯車列を取付けたこ
    とを特徴とする請求項2に記載の金属溶断機。
  6. 【請求項6】 動力変換装置は、ハウジングに導入さた
    高圧酸素ガス圧力がインペラーの外周縁に作用してこれ
    を回転させたのち、火炎トーチに向う管路中に吐出され
    るように高圧酸素ガス導入口および吐出口を具えること
    を特徴とする請求項2に記載の金属溶断機。
  7. 【請求項7】 前記高圧酸素ガス供給パイプは、動力変
    換装置への管路の他、駆動力制御のためのバイパスパイ
    プを分岐して備え、これらが動力変換装置の下流側火炎
    トーチの前で合流するように構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の金属溶断機。
  8. 【請求項8】 前記バイパスパイプ中を流す高圧酸素ガ
    スのバイパス量をバイパス制御バルブにて制御すること
    により、動力変換装置内インペラーに作用させる高圧酸
    素ガス量を制御してその回転駆動力を制御し、このこと
    により車輪の回転数を調節するように構成したことを特
    徴とする請求項7に記載の金属溶断機。
  9. 【請求項9】 前記インペラーの回転駆動力をインペラ
    ー用回動軸と共軸上に固定された原動ギヤおよび1以上
    の従動ギヤとの歯車列にて車輪に伝達するように構成し
    たことを特徴とする請求項3に記載の金属溶断機。
JP23362794A 1994-09-28 1994-09-28 金属溶断機 Pending JPH08108268A (ja)

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