JPH08108028A - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

Info

Publication number
JPH08108028A
JPH08108028A JP27300294A JP27300294A JPH08108028A JP H08108028 A JPH08108028 A JP H08108028A JP 27300294 A JP27300294 A JP 27300294A JP 27300294 A JP27300294 A JP 27300294A JP H08108028 A JPH08108028 A JP H08108028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
dust
air
dust removing
removing water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27300294A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ono
隆司 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akai Electric Co Ltd
Original Assignee
Akai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akai Electric Co Ltd filed Critical Akai Electric Co Ltd
Priority to JP27300294A priority Critical patent/JPH08108028A/ja
Publication of JPH08108028A publication Critical patent/JPH08108028A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸気に含まれている塵埃を荷電した後、この
荷電とは逆極性の捕塵用水に接触させて捕塵するとき
の、前記捕塵用水を自動的に補給し、かつこの捕塵用水
における雑菌の繁殖を防止し、この捕塵用水及び前記の
ように補給するための補給用水の水量監視を容易にす
る。 【構成】 吸気ファン8により吸気口2から導入された
空気は通気部3を経て、貯水槽6の捕塵用水7に接触し
た後、スリット9から排出される。空気が通気部3を通
過する際に、この空気中の塵埃は針状正電極4と平板状
負電極5によって荷電され、集塵電極14を介して接地
されている(逆極性の)捕塵用水7により捕塵される。
捕塵用水7が減少すると、補給タンク10から補給用水
11が連通部12のキャップ13を介して補給される。
捕塵用水7と補給用水11には紫外線ランプ16からの
紫外線が照射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気清浄装置に係わ
り、特に塵埃、煙草の煙、ダニの糞、その他の空気中の
浮遊微細塵埃を荷電集塵する家庭用空気清浄装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用空気清浄装置として、針状
電極若しくはフィーヤー電極に対して集塵電極を設け、
両電極間に直流高電圧を印加することにより、塵埃等を
同一箇所にて荷電し、かつ集塵する一段式のものが知ら
れている。一般に、この種の空気清浄装置は、集塵紙と
呼ばれる安価な紙製シートで前記集塵電極を覆うように
なっている。そして、この紙製シートは交換することが
できる。また、この種の空気清浄装置は、送風手段を用
いてはいないが、荷電された塵埃等の粒子がそれとは逆
極性を有する集塵電極に移動する際に、中性粒子にも衝
突して運動エネルギーを与え、これらの粒子の移動に伴
ない、空気の粘性によって起こる、電気力線に沿ったイ
オン風や、室内の対流風を利用して空気の流れを生ぜし
めている。
【0003】一方、家庭用空気清浄装置として、ファン
等の送風手段を有し、かつコロナ放電により塵埃粒子を
荷電する荷電部と、この荷電部により荷電された粒子と
は逆の極性を持つように永久帯電されたエレクトレット
フィルタを用いた集塵部を有する二段式のものも知られ
ている。
【0004】上記した従来の家庭用空気清浄装置のう
ち、一段式のものは消耗品である集塵紙が安価に得られ
るという利点はあるが、平面的な集塵を行なっているた
めに送風手段を設けることが困難である。このため、煙
草の煙等のように、一時的に多くの汚染粒子が発生する
場合に対処するには、集塵速度が遅いという欠点があっ
た。これに対して二段式のものは、上記のような場合に
でも集塵速度の問題は無いが、エレクトレットフィルタ
を用いて濾過するものであるため、消耗品となるフィル
タが高価であるという問題があると共に、汚れが進むの
に応じてフィルタの負荷が次第に高くなるという欠点が
あった。また、両方式共に、捕塵紙及びフィルタ交換の
際に、捕集塵を再飛散させやすいという問題も残ってい
る。
【0005】本出願人は、先に上記した従来の家庭用空
気清浄装置の欠点を除去し、集塵速度が速く、また補塵
媒体として水を使用した空気清浄装置を出願した(特開
平5-168837号等)。ところで、これらの水を使用する空
気清浄装置を長時間に亘り連続使用すると、補塵用水が
自然蒸発等の原因により減少し、補塵効果が低下する恐
れがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、補塵媒
体として水を使用した空気清浄装置では、長時間の連続
使用により、補塵用水が減少し、補塵効果が低下する恐
れがあった。この発明は、捕塵用水が減少した場合に
は、自動的に補給することができる空気清浄装置を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、前
記目的を達成するためのこの発明の空気清浄装置は、貯
水槽に予め入れられた捕塵用水に微細塵埃を含む吸気を
送風手段により接触させて捕塵する貯水式空気清浄装置
であって、吸気口付近に設けられ、吸気中の微細塵埃を
コロナ放電によって荷電させる荷電部と、前記捕塵用水
の水面下に配設され、前記荷電された塵埃と逆極性を有
する、または接地された集塵電極を備えたものにおい
て、前記貯水槽と、該貯水槽内の捕塵用水が減少した
際、水を補給するための補給用水を入れる補給タンクと
を光透過部材により形成し、この空気清浄装置の動作
中、該装置本体に配設された紫外線ランプにより、波長
が青〜紫外線領域の光を前記捕塵用水及び補給用水に照
射するように構成したことを特徴とするものである。ま
た、不純物を添加することにより、またはサリチル酸誘
導体、2−ヒドロキシベンゾフェノン誘導体などを添加
することにより、波長が約400nm以下の紫外線の吸収
特性を良くしたガラス、または透明樹脂よりなる光透過
部材を用いて前記貯水槽または補給タンクを形成しても
よい。
【0008】
【作用】上記のように構成された空気清浄装置では、送
風手段及びイオン風により微細塵埃を含む吸気が貯水槽
に予め入れられた捕塵用水に導かれる。この際、導入空
気上流に配設された荷電部によって微細塵埃が荷電さ
れ、該荷電された塵埃とは逆極性の、または接地された
捕塵用水の表面に塵埃が捕捉される。捕塵用水が減少し
た際には、補給タンクから自動的に水が供給され、常に
一定の水量が保たれる。また、運転中には装置本体に配
設された紫外線ランプの光が貯水槽及び補給タンクに照
射され、雑菌の繁殖を防止すると共に、捕塵用水と補給
用水とを青色に照明し、捕塵用水の汚れ及び補給用水の
残量を確認しやすくする。この際、直視に有害な紫外線
域の波長の光は貯水槽及び補給タンクの外壁で吸収され
るため、紫外線ランプから派生的に出でいる無害な青色
光を見ることになる。
【0009】
【実施例】以下に、この発明の一実施例を図1について
説明する。図1は空気清浄装置の概略を示す断面図であ
る。図において、1は本体ケースであり、この本体ケー
ス側面上方には吸気口2が通気部3に連通して設けら
れ、該通気部3内上方には、空気中の微細塵埃を荷電す
る荷電部を構成する複数の並列した針状正電極4が、ま
たその下方には通気部3を囲む平板状負電極5が配設さ
れている。前記吸気口2は通気部3を経て貯水槽6に予
め入れられた捕塵用水7の水面に至り、吸気ファン8及
び本体ケース1に設けられたスリット9を介してケース
1外へ開放されている。
【0010】本体ケース1の上部には補給タンク10が
配置され、中に予め入れられた補給用水11は連通部1
2とスプリング付勢された可動弁体を内蔵したキャップ
13を通り、貯水槽6に供給される。また、貯水槽6に
は、底面に集塵電極14及び前記キャップ13に内蔵さ
れた可動弁体を開放させる凸状部15が配設されてい
る。さらに、本体ケース1の略中央部には、紫外線ラン
プ16が内蔵され、この空気清浄装置の動作中には、前
記補給タンク10及び捕塵用水7を照明するように構成
されている。
【0011】上記のような空気清浄装置において、電源
(回路等は図示していない)を入れると、吸気口2後部
の荷電部にある針状正電極4と平板状負電極5に直流高
圧電源17より、数k乃至十数kVの電圧が印加され、
これにより正コロナ放電が発生する。また、 前記吸気
ファン8には駆動電流が供給され、該吸気ファン8を構
成するモータ及び遠心ファンよりなる送風手段により貯
水槽6の上部空間が負圧となり、前記荷電部に発生する
イオン風と共に吸気口2から空気が吸引される。一方、
前記集塵電極14は接地されている(または負極性を有
する)ので、捕塵用水7も接地されている(または負極
性になっている)。前記の吸引された空気中の微細塵埃
は前記正コロナ放電により正に荷電され、この正に荷電
された塵埃が貯水槽6に至ると、吸気による慣性力及び
電気的なクーロン力によって前記のように接地された
(または負極性になっている)捕塵用水7の表面に捕塵
される。この塵埃が除かれた空気はスリット9から放出
される。
【0012】前記補給タンク10を本体ケース1にセッ
トすることにより、前記凸状部15によって前記キャッ
プ13に内蔵された可動弁体が開放される。そして、長
時間に亘る動作などにより、前記捕塵用水7が減少する
と、前記キャップ13を介して補給用水11が供給さ
れ、捕塵用水7の水量は一定に保たれる。
【0013】また、上記清浄動作中には、前記紫外線ラ
ンプ16が点灯し、捕塵用水7の雑菌の繁殖を防止する
と共に、この空気清浄装置の外から補給用水11及び捕
塵用水7の水量並びに捕塵用水7の汚れの、程度確認の
目視性を高めると共に、ムードランプにもなる。前記補
給タンク10及び貯水槽6は、ガラスまたは透明樹脂等
の光透過部材により構成されているが、ガラスの場合に
はガラスに金属系の不純物を添加することにより、樹脂
の場合には樹脂にサリチル酸誘導体、2−ヒドロキシベ
ンゾフェノン等の誘電体を添加することにより、容易に
波長が400nm以下の紫外線を吸収し、効率よく熱エネ
ルギーに分散することができるようになり、材質の化学
作用から保護されると共に、照明光として目に入るのは
派生的に出ている無害な青色光域の光となる。
【0014】
【発明の効果】この発明は上記のように構成されている
ため、送風手段により集塵速度を充分に速くすることが
でき、また捕塵媒体として水を用いるので、従来の空気
清浄装置のように、捕塵媒体として専用のエレクトレッ
トフィルタもしくは集塵紙等の消耗品を使用する必要が
ない。また、従来知られている湿式で電気的に集塵する
ものでは、捕集効率は高いが構造が複雑で大型のものし
かできなかったが、この発明の空気清浄装置では、効率
が高く、しかも小型化ができるので、一般家庭用として
使用することができると共に、従来の濾過捕集フィルタ
を用いたものと比較して負荷変動が起こりにくく、集塵
紙を用いたものと比較しても用紙の交換時の塵埃の再飛
散もない。さらに、自然蒸発などによる捕塵用水の減少
に際して自動的に水が補給され、雑菌の繁殖が防止され
る上に、水の補給時期、交換時期が監視しやすく、ムー
ドランプとして用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 吸気口 3 通気部 4 針状正電極 5 平板状負電極 6 貯水槽 7 捕塵用水 8 吸気ファン 9 スリット 10 補給タンク 11 補給用水 12 連通部 13 キャップ 14 集塵電極 15 凸状部 16 紫外線ランプ 17 直流高圧電源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯水槽に予め入れられた捕塵用水に微細
    塵埃を含む吸気を送風手段により接触させて捕塵する貯
    水式空気清浄装置であって、 吸気口付近に設けられ、吸気中の微細塵埃をコロナ放電
    によって荷電させる荷電部と、前記捕塵用水の水面下に
    配設され、前記荷電された塵埃と逆極性を有する、また
    は接地された集塵電極を備えたものにおいて、 前記貯水槽と、該貯水槽内の捕塵用水が減少した際に水
    を補給するための補給用水を入れる補給タンクとを光透
    過部材により形成し、この空気清浄装置の動作中、該装
    置本体に配設された紫外線ランプにより、波長が青〜紫
    外線領域の光を前記捕塵用水及び補給用水に照射するよ
    うに構成したことを特徴とする空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 不純物を添加することにより、またはサ
    リチル酸誘導体、2−ヒドロキシベンゾフェノン誘導体
    などを添加することにより、波長が約400nm以下の紫
    外線の吸収特性を良くしたガラス、または透明樹脂より
    なる光透過部材を用いて前記貯水槽または補給タンクを
    形成たことを特徴とする請求項1記載の空気清浄装置。
JP27300294A 1994-10-12 1994-10-12 空気清浄装置 Pending JPH08108028A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27300294A JPH08108028A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 空気清浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27300294A JPH08108028A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 空気清浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08108028A true JPH08108028A (ja) 1996-04-30

Family

ID=17521787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27300294A Pending JPH08108028A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 空気清浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08108028A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1308176A2 (de) * 2001-10-02 2003-05-07 Bernd Döring Verkaufsdirektion GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Luft- und Raumreinigung
EA016362B1 (ru) * 2008-11-26 2012-04-30 Вадим Алексеевич Рогов Система очистки и оздоровления воздуха (варианты)
CN106390654A (zh) * 2016-10-20 2017-02-15 广西金邦泰科技有限公司 一种高效率化工粉料加工过程的除尘器设备

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1308176A2 (de) * 2001-10-02 2003-05-07 Bernd Döring Verkaufsdirektion GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Luft- und Raumreinigung
DE10148718C1 (de) * 2001-10-02 2003-07-10 Bernd Doering Verkaufsdirektio Verfahren und Vorrichtung zur Luft- und Raumreinigung
EP1308176A3 (de) * 2001-10-02 2005-11-02 Bernd Döring Verkaufsdirektion GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Luft- und Raumreinigung
EA016362B1 (ru) * 2008-11-26 2012-04-30 Вадим Алексеевич Рогов Система очистки и оздоровления воздуха (варианты)
CN106390654A (zh) * 2016-10-20 2017-02-15 广西金邦泰科技有限公司 一种高效率化工粉料加工过程的除尘器设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5702507A (en) Automatic air cleaner
KR100761279B1 (ko) 공기청정기
CN111032224B (zh) 导电性过滤器单元、带该过滤器单元的导电性过滤器模块及带该过滤器模块的微尘去除系统
EP0919286A2 (en) Method for self-cleaning a dust collection electrode of an electrostatic precipitator for air conditioner use
JPH1147636A (ja) 空気清浄機
WO2001072428A1 (en) Air cleaner
CN114688634A (zh) 一种新型低阻高效空气过滤器及其净化空调
JP2006006923A (ja) ナノ電子光学式空気滅菌器、及びイオン化装置を備えた新鮮空気生成器
JPH08108028A (ja) 空気清浄装置
JP3155955B2 (ja) 空気清浄装置
CN216300717U (zh) 车载净化器
KR100431103B1 (ko) 가습기능을 갖는 공기 정화기용 필터
KR102428401B1 (ko) 재생 가능한 정전 필터, 정전 필터 재생 시스템 및 정전 필터 재생 시스템을 구비한 공기 청정기
CN211166352U (zh) 一种多功能车载空气净化设备
KR100427086B1 (ko) 가습기능을 갖는 공기 정화기의 집진장치
KR100488601B1 (ko) 공기청정기
KR200303120Y1 (ko) 공기청정기의 음이온발생 장치
KR200297518Y1 (ko) 공기청정기
JP3749118B2 (ja) 空気清浄装置
KR20050102786A (ko) 음이온발생 및 전자집진시스템 및 이를 이용한 무필터공기청정기
JP2008064430A (ja) 水位表示装置及びこれを備えた加湿装置並びに空気清浄機
JP2011252653A (ja) 空気清浄装置および加湿機能付き空気清浄装置
CN216300716U (zh) 车载空气净化器
CN217357205U (zh) 一种新型低阻高效空气过滤器及其净化空调
CN214841515U (zh) 一种消除空气中病毒和细菌的装置