JPH08107530A - テレビジョン信号伝送装置 - Google Patents

テレビジョン信号伝送装置

Info

Publication number
JPH08107530A
JPH08107530A JP24245294A JP24245294A JPH08107530A JP H08107530 A JPH08107530 A JP H08107530A JP 24245294 A JP24245294 A JP 24245294A JP 24245294 A JP24245294 A JP 24245294A JP H08107530 A JPH08107530 A JP H08107530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
conversion circuit
output
local oscillation
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24245294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3483223B2 (ja
Inventor
Nobuyuki Kuroyanagi
伸之 黒柳
Masafumi Tanaka
雅文 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Denshi KK filed Critical Hitachi Denshi KK
Priority to JP24245294A priority Critical patent/JP3483223B2/ja
Publication of JPH08107530A publication Critical patent/JPH08107530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3483223B2 publication Critical patent/JP3483223B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つの周波数帯域をカバーするテレビジョン
信号伝送装置において、高周波局部発振器を1つとする
ことにより装置の小形、軽量化を図る。 【構成】 IF信号を入力とし、二つの通信周波数帯の
中心周波数の差の1/2を局部発振周波数とする周波数
変換回路と、この回路の出力からIF周波数と局部発振
周波数との和及び差の周波数成分をとり出す共用器29
と、二つの通信周波数帯の高い周波数帯、低い周波数帯
の使用に対応して上記差、和の成分を選択するための切
換器30と、選択した信号を入力とし、上記二つの通信
周波数帯の中間の周波数よりIF周波数だけ低い周波数
を局部発振周波数とする周波数変換回路とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン信号伝送装
置、特にFM変調方式による可搬形テレビジョン中継装
置(FPU装置)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば7GHz帯と10GHz帯のよう
に2つの周波数帯のいずれかを切換えて使用可能なFP
U装置がある。従来の技術による送信装置の構成例を図
2に示す。入力端子1にはFM変調されたIF信号(1
30MHz)が入力され、出力端子2から7GHz帯
(6,425〜7,125MHz)又は10GHz帯(1
0,250〜10,680MHz)のRF信号が出力され
る回路のブロック図を示す。
【0003】130MHzIF信号は周波数混合器3で
局部発振器(1,370MHz)4の発振出力と混合さ
れ、和の周波数成分(1,500MHz)のみを帯域通
過ろ波器5で取り出し、増幅器6で増幅後、混合器7で
局部発振器8又は9の発振出力(5GHz帯又は9GH
z帯)と混合し、和の周波数成分(7GHz帯又は10
GHz帯)を共用器11で取り出す。共用器11は7G
Hz帯及び10GHz帯通過ろ波器からなる。発振器8
の発振出力を選択するか、発振器9の発振出力を選択す
るかは同軸切換器10により切換える。
【0004】7GHz帯の場合は増幅器12、10GH
z帯の場合は増幅器13により増幅し、同軸切換器14
を介して出力端子2に接続される。図4は上記について
の周波数配置を示す。レベルの高い周波数成分は局部発
振器の発振周波数、レベルの低い周波数成分はFM変調
波を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術には周波
数帯切換用の、5GHz帯および9GHz帯の二つの局
部発振器と同軸切換器を使用しているが、二つの局部発
振器は周波数可変型を使用するため構成が大きくなり、
装置を小形化できない欠点がある。本発明の目的は上記
欠点を除去し、小形、軽量、安価なFPU装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、上記二つの局部発振器および同軸切換器を
一つの局部発振器に置換えるとともに、低域側周波数変
換回路の出力側に、より小型、安価に構成できる共用器
及び銅軸きりか駅を設け、これらを用いて周波数隊のき
り変えを行うことができるように周波数関係を設定した
ものである。すなわち、高域側周波数変換回路における
局部発振器の発振周波数を両方の周波数帯の中間に設定
し、低い周波数帯域を選択した場合は差の周波数成分
を、高い周波数帯を選択した場合は和の周波数成分を共
用器で取り出す。一方、IF側周波数変換回路において
は上記二つの周波数帯の差の1/2の周波数の発振周波
数の局部発振器と、この周波数とIF周波数との差およ
び和の周波数の信号を分離する共用器及びこれらを切換
える切換器を新たに設け、7GHz帯を使用する場合は
上記差の周波数の信号を10GHZ帯を使用する場合は
上記和の周波数の信号を切換器30で切換える。
【0007】
【作用】映像信号のFM変調波の場合、映像の同期信号
に対しては低い周波数に、実際の映像信号に対しては高
い周波数に偏移する様に極性が決められている。そのた
め上記の手段が必要となる。低い周波数帯(例えば7G
Hz帯)を選択した場合はIF側周波数変換回路ではI
F信号と局部発振器の発振周波数の差の成分を取り出す
ため、極性が反転する。そして高域側の周波数変換回路
の混合器においてもIF信号と局部発振器の発振周波数
との差の成分を取り出すため、極性が元に戻る。高い周
波数帯(例えば10GHz帯)を選択する場合はIF側
周波数変換回路ではIF信号と局部発振器の発振周波数
の和の成分をとり出し、高域側の周波数変換回路の混合
器においても和の成分を取り出すため極性は変わらな
い。その結果、IF側周波数変換回路の出力側に共用器
および切換器を設ける必要があるが、高域側周波数変換
回路の周波数可変型の局部発振器を1個とすることがで
き、装置の小形、軽量化を図ることができる。
【0008】
【実施例】以下この発明の送信装置の実施例を図1に示
すブロック図により説明する。130MHzIFは入力
端子1から混合器18に入力され、混合器18には局部
発振器15の2,000MHz出力が供給される。混合
器18と局部発振器15は周波数変換回路を構成する。
混合器18の出力は1,870MHzおよび2,130
MHzの帯域通過ろ波器からなる共用器29に供給さ
れ、2つの共用器の出力は切換器30に供給され、切換
器の中点は増幅器20を介して混合器21に供給され
る。混合器21には局部発振器22の8.37GHz出
力も供給され周波数変換回路を構成する。混合器21の
出力は7GHz帯および10GHz帯の帯域ろ波器から
なる共用器23に供給される。共用器23では7GHz
帯、10GHz帯の帯域通過ろ波器を介して出力され、
それぞれ7GHz帯増幅器12と10GHz帯増幅器1
3に供給される。増幅器12と増幅器13の出力は同軸
切換器14に供給され、切換器14の出力は出力端子2
に供給され、増幅器12と13のいずれか一方の出力が
とり出される。
【0009】なお、切換器30における1,870MH
z、2,130MHzの出力の切換え、切換器14にお
ける7GHz帯、10GHz帯の出力の切換えはそれぞ
れ連動して行われる。すなわち、切換器30が共用器2
9から1,870MHzの出力を選択した場合は、混合
器21の出力のうち局部発信周波数との差の周波数の7
GHz帯の出力が取出され、切換器30が共用器29か
ら2,130MHzの出力を選択した場合は、混合器2
1の出力のうち局部発信周波数との和の周波数の10G
Hz帯の出力が取出されるように、共用器23、切換器
14が動作する。
【0010】この動作を図3において説明する。図3は
上記実施例の装置の周波数配置を示す。レベルの高い周
波数成分は局部発振器の周波数、レベルの低い成分はF
M変調波を示す。第1のIF周波数130MHzは国内
で統一されたものであり、第2のIF周波数は、スプリ
アスが帯域外の周波数となることと、7GHz帯と10
GHz帯の中心周波数を加算して半分とした周波数に局
部発振周波数を設定すれば局部発振器22の周波数可変
範囲が狭くなその構成が容易となることを考慮し7GH
z帯時1,870MHz、10GHz帯時2,130MH
zとした。
【0011】また受信機においても送信機と同様の周波
数変換方法をとれば、7GHz帯、10GHz帯の受信
波をそれぞれ1,870MHz、2,130MHzのIF
周波数に変換後2,000MHzの局部発振器出力と混
合することにより130MHzIF信号を得ることがで
きる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、従来必要とした5GH
z帯、9GHz帯の2個の局部発振器を8.5GHz帯
の1個とすることができる。これらの発振器は周波数が
高い、周波数可変回路が必要である等の理由から、その
個数低減は装置の小形、軽量、低価格化に効果がある。
追加される2GHz帯の共用器29、切換器30は周波
数が比較的低いため小形、安価に実現することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による送信機の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】従来技術による送信機の構成を示すブロック図
である。
【図3】本発明における周波数配置を示す図である。
【図4】従来装置における周波数配置を示す図である。
【符号の説明】
1 130MHz IF入力端子 2 RF出力端子 3,7,18,21 混合器 4,15,8,9,22 局部発振器 5 帯域通過ろ波器 6,20,12,13 増幅器 10,14,30 切換器 11,23,29 共用器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの通信周波数帯をカバーするテレビ
    ジョン信号伝送装置であって、IF信号入力に対し周波
    数変換を2回行ない、上記二つの通信周波数帯の一方を
    選択出力する装置において、第1の周波数変換回路は上
    記二つの通信周波数帯の各中心周波数の差の1/2の周
    波数の局部発振出力手段を有し、第2の周波数変換回路
    は上記二つの通信周波数帯の中間の周波数の発振周波数
    よりIF周波数だけ低い周波数の局部発振出力手段を有
    し、第1の周波数変換回路の出力から上記IF周波数と
    局部発振周波数との和および差の周波数の出力成分をと
    り出す手段と、この両出力からいずれか一方を選択する
    手段とを設け、選択した出力成分を上記第2の周波数変
    換回路に供給することを特徴とするテレビジョン信号送
    信装置。
  2. 【請求項2】 二つの通信周波数帯をカバーするテレビ
    ジョン信号伝送装置であって、上記二つの通信周波数帯
    のいずれかの信号入力に対し周波数変換を2回行ない、
    IF信号を出力する装置において、第1の周波数変換回
    路は上記二つの周波数帯の中間の周波数よりIF周波数
    だけ低い周波数の局部発振出力手段を有し、第2の周波
    数変換回路は上記二つの通信周波数帯の中心周波数の差
    の1/2の周波数の局部発振出力手段を有し、第1の周
    波数変換回路の出力から上記IF周波数と第2の周波数
    変換回路の局部発信周波数の和と差の各成分をとり出す
    手段と、上記周波数帯の選択に対応してこれらを切換え
    る切換手段とを設け、選択した出力成分を上記第2の周
    波数変換回路に供給することを特徴とするテレビジョン
    信号受信装置。
JP24245294A 1994-10-06 1994-10-06 テレビジョン信号伝送装置 Expired - Fee Related JP3483223B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24245294A JP3483223B2 (ja) 1994-10-06 1994-10-06 テレビジョン信号伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24245294A JP3483223B2 (ja) 1994-10-06 1994-10-06 テレビジョン信号伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08107530A true JPH08107530A (ja) 1996-04-23
JP3483223B2 JP3483223B2 (ja) 2004-01-06

Family

ID=17089315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24245294A Expired - Fee Related JP3483223B2 (ja) 1994-10-06 1994-10-06 テレビジョン信号伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3483223B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3483223B2 (ja) 2004-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6175746B1 (en) Multiband mobile unit communication apparatus
US5852784A (en) Multiband mobile unit communication apparatus
JP3812599B2 (ja) 受信システムおよび受信方法、並びに信号処理装置および方法
JPH09261106A (ja) 複数帯域移動無線機
JPH0243822A (ja) テレビジョンチューナ
CN1921344B (zh) 接收多卫星发送极化信号的下变频器
US6308050B1 (en) Dual band mobile phone using the same intermediate frequency for both bands
US7421040B2 (en) Modem tuner
KR20010008695A (ko) 중간주파수 공유 듀얼 모드 이동 단말기
JP3471219B2 (ja) 衛星放送受信用dbsチューナ
EP0668656A1 (en) A tuner for a satellite broadcasting receiver
US5612971A (en) Intermediate frequency receiver apparatus
JP3483223B2 (ja) テレビジョン信号伝送装置
EP0534278A1 (en) High frequency converter
EP1207627A1 (en) An efficient GS;/DSC/UMTS (UTRA/FDD) RF transceiver architecture
JP2573987B2 (ja) 受信装置
JP3460331B2 (ja) Fpu装置
JPH01265688A (ja) 受信装置
JPH0974369A (ja) デジタル双方向通信高周波装置
JPH05244033A (ja) デュアルバンド無線通信装置
JPH1032519A (ja) 無線通信機
KR100235352B1 (ko) 개선된 방송용 복합튜너
JPH06260961A (ja) デジタル方式自動車電話機
JPH08139963A (ja) テレビジョン中継装置
KR890007012Y1 (ko) 통신용 방송용 다이프렉서

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees