JPH0810707A - ゴミ選別装置及びゴミ処理方法 - Google Patents

ゴミ選別装置及びゴミ処理方法

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JPH0810707A
JPH0810707A JP7042163A JP4216395A JPH0810707A JP H0810707 A JPH0810707 A JP H0810707A JP 7042163 A JP7042163 A JP 7042163A JP 4216395 A JP4216395 A JP 4216395A JP H0810707 A JPH0810707 A JP H0810707A
Authority
JP
Japan
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dust
sorting
fluid
tank
discharge port
Prior art date
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Pending
Application number
JP7042163A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nomiyama
憲治 野見山
Toyoji Sakyo
豊治 佐京
Atsushi Sugiyama
篤 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Energy Support Corp
Original Assignee
Energy Support Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Energy Support Corp filed Critical Energy Support Corp
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Publication of JPH0810707A publication Critical patent/JPH0810707A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Abstract

(57)【要約】 【目的】人手を要することなく、選別処理能力が向上で
きて、衛生的な状態でゴミを選別する。 【構成】重量差に応じて飲料容器等のゴミを選別する選
別装置1は壜選別槽3、スチール缶選別槽4、アルミ缶
選別槽5とから構成する。前記槽3〜5は壜選別槽3、
スチール缶選別槽4、アルミ缶選別槽5の順で各槽3〜
5は軽量物排出口31及び副軽量物排出口34, 36を
介して通風可能に接続する。壜選別槽3の上部には横噴
き排ガス導入口29を設け、その導入口29にはスロッ
トダクト30を設ける。壜選別槽3の下部には壜排出口
24を設ける。そして、焼却炉11からの排ガスを循環
ファン15にて破袋装置2から落下するゴミに対し、直
交する方向へ噴き付ける。従って、重量の重い壜は壜排
出口24に落下し、重量の軽いゴミは熱風の流圧により
軽量物排出口31から排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は重量差に応じて分離選別
するゴミ選別装置及び不燃ゴミと可燃ゴミとが混合され
たゴミ処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばイベント会場、公園、遊園地等に
おいて多種額のゴミが回収される。このゴミを大別する
と、主に可燃ゴミと不燃ゴミとに大別される。可燃ゴミ
として例えば、紙コップ、弁当箱等の紙容器がある。ま
た、不燃ゴミとして例えば、壜類、スチール缶、アルミ
缶等がある。ところで、ゴミは可燃ゴミと不燃ゴミとが
選別された状態、かつ不燃ゴミについては各材質別に選
別された状態で回収できればよいが、多種の可燃ゴミと
不燃ゴミとが混入しているのか現状である。回収された
ゴミは可燃ゴミと不燃ゴミとに選別し、選別された可燃
ゴミについては焼却している。さらに、不燃ゴミについ
ては再利用を図るために不燃ゴミを上述した材質別に選
別する必要がある。
【0003】従来からゴミの選別作業は人手により選別
される。すなわち、回収されたゴミ袋を破り、可燃ゴミ
と不燃ゴミとを選別している。さらに、不燃ゴミについ
ては、マグネットを用いたりしてスチール製のゴミ等を
分別した後、アルミ缶、壜等を人手により選別してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
選別作業においては、選別処理能力が低いばかりか、ゴ
ミには腐敗品等も含まれている場合もあり、このゴミか
ら臭気、塵埃等が生じ、選別作業者にとって非衛生的で
あるという問題があった。
【0005】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものであって、その目的
とするところは、破砕等の前処理をすることなく、袋入
り混合ゴミのままで設備面の投資を少なくし、簡便な設
備で衛生的な状態でゴミを分離選別処理することのでき
るゴミ選別装置及びゴミ処理方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1に記載の発明は、ゴミを重量差に応じて分
離選別するゴミ選別装置において、選別槽を上下方向へ
延びるように形成し、選別槽の上部にはゴミを選別槽内
に投入する投入機構を設け、選別槽の側部には第一流体
を導入するための第一流体導入口を設け、第一流体導入
口には投入機構から選別横内に落下されたゴミに対し交
差する方向へ第一流体を横噴き噴射する第一流体噴射手
段を設け、選別槽の側部には第一流体の流圧により選別
された軽いゴミを選別槽外へ排出するための軽量物排出
口を前記第一流体導入口と対向するように設け、選別槽
の下部には落下した重いゴミを外部へ排出するための重
量物排出口を設けたことを要旨とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記選別槽の下部には第二流体を導入するための第
二流体導入口を設け、選別槽の上下方向中央付近は上下
両部よりも断面積の小さい狭窄部が形成され、前記第一
流体の流路上から落下した軽いゴミに対し上方へ噴き上
げる手段を設けたことを要旨とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1におい
て、前記選別槽の下流側には、上部に副軽量物排出口と
下部副重量物排出口とを備えた副選別槽を複数個直列に
配置し、各選別槽の間は前記軽量物排出口及び副軽量物
排出口にて連結するとともに、軽量物排出口及び副軽量
物排出口の下流側は上流側よりも斜め上方へ配置したこ
とを要旨とするものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1におい
て、前記選別槽内の下部には所定形状の大きさのゴミを
前記重量物排出口側へ通過させるスクリーンをゴミの落
下方向に対し斜め状に配置し、スクリーンの下方にはス
クリーンを通過不能なゴミが戦遣される多孔板を設け、
選別横内の側壁には前記多孔板の付近に開口部を設け、
閉口部には選別槽の内外領域を連通可能に開閉する開閉
蓋を設けたことを要旨とするものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項4におい
て、前記スクリーンは重量物排出口の上方に配置したこ
とを要旨とするものである。請求項6に記載の発明は、
請求項4において、前記多孔板は第二流体導入口の上方
に配置し、第二流体は熱風であることを要旨とするもの
である。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項1におい
て、前記第一流体導入口は選別槽のゴミ投入落下口より
下方に配置したことを要旨とするものである。請求項8
に記載の発明は、請求項1において、前記投入機構には
ゴミが収容されたゴミ袋を破り、ゴミ袋内部のゴミを露
出させる被袋装置を設けたことを要旨とするものであ
る。
【0012】請求項9に記載の発明は、複数の選別槽を
直列配置し、最下流の選別槽を焼却炉に対して直列に配
置し、前記複数の選別槽のうち最上流側の選別槽に重量
の異なる不燃ゴミと、可燃ゴミとが混合された混合ゴミ
を供給し、各選別槽において混合ゴミに対して次槽へ送
り込む方向及び混合ゴミの落下方向に対向する方向に流
体を流し、流体の流圧により上流側の選別槽から重量の
重い順に不燃ゴミを順次選別し、最下流槽にて可燃ゴミ
のみを流体の流圧により焼却炉側へ送り込んで焼却する
ことを要旨とするものである。
【0013】請求項10に記載の発明は、請求項9にお
いて、前記選別槽群で使用する流体は前記焼却炉から排
出される熱風とし、選別装置、集塵機、循環ファンを含
む循環回路を形成し、焼却炉から排出される熱風を循環
使用することを要旨とするものである。
【0014】
【作用】このように構成された請求項1に記載の発明
は、投入機構にてゴミが選別槽内に投入落下される。第
一流体噴射手段からの第一流体が第一流体導入口を介し
て選別槽内へ、落下されるゴミに対し交差する方向から
噴射される。すると、第一流体の流圧により軽いゴミの
みが軽量物排出口から排出される。また、重いゴミは第
一流体の流圧により流されることなく、落下して重量物
排出口から排出される。この結果、重量の重いゴミと軽
いゴミとが選別される。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の作用に加え、前記第一流体の流路上から落下した軽い
ゴミに対し第二流体導入口から導入された第二流体の流
圧が狭窄部にて高められて噴き上げられる。すると、軽
いゴミは第一流体の流路上に噴き上げられ、第一流体の
流圧により軽量物排出口から排出される。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の作用に倣え、選別槽に副選別槽を複数個配置すること
によりゴミの選別段階が増加される。すなわち、上流側
の選別槽から下流側の選別槽へゴミが移行されるのに伴
い、各槽内における重いゴミと軽いゴミとが順次重量選
別される。従つて、上流側の選別槽の重量物排出口から
排出されるゴミは、下流側の副選別槽の副重量物排出口
から排出されるゴミよりも実質的に重いゴミが排出され
る。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の作用に加え、所定形状のゴミのみがスクリーンを通過
して重量物排出口から排出される。また、スクリーンを
通過不能なゴミは多孔坂上に載置される。多孔板に載置
されたゴミは開口部を介して除去される。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の作用に加え、スクリーンを通過したゴミは落下して重
量物排出口から排出される。請求項6に記載の発明は、
請求項4に記載の作用に加え、選別槽内には第二流体の
熱風が多孔板を介して噴き上げられ、熱風により多孔坂
上に載遣された可燃ゴミが水分の蒸発、乾燥を経て炭化
される。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の作用に加え、選別槽のゴミ投入落下口付近は第一流体
の流れにより流体幕が形成され、選別横内のゴミの放つ
臭気や塵挨等が投入機構内に侵入することはない。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項1に記載
の作用に加え、投入機構に投入されたゴミ袋は被袋装置
内に落下され、被袋装置により被られる。この結果、ゴ
ミはゴミ袋から露出されて、選別槽内へ落下される。
【0021】請求項9に記載の発明は、混合ゴミが最上
流側の選別槽に供給され、流体の流圧により上流側の選
別槽から重量の重い順に順次選別される。そして、最下
流槽に送り込まれた混合ゴミは、最終的に不燃ゴミと可
燃ゴミとに選別され、可燃ゴミは焼却炉へ送り込まれて
焼却される。
【0022】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の作用に加え、選別槽群には、前記焼却炉からの熱風
が送り込まれる。そして、選別槽群を経由した熱風は可
燃ゴミと共に焼却炉へ送り込まれる。
【0023】
【実施例】以下、本発明のゴミ選別装置及びゴミ選別処
理方法について一実施例を図面に従つて説明する。
【0024】図2に示すように、本実施例において、選
別装置1は飲料に供された後の回収された壜、スチール
缶、アルミ缶等の不燃ゴミと、紙コップ等の可燃ゴミと
を分離選別するための装置であって、各種不燃ゴミにお
いては重量の重い順に分離選別するようになっている。
選別装置1は鋼材からなる選別槽としての縄選別槽3、
スチール缶選別槽4及びアルミ缶選別槽5とから構成さ
れている。前記槽3〜5は壜選別槽3、スチール缶選別
槽4、アルミ缶選別槽5の順で接続されている。
【0025】壜選別槽3の上部には破袋装置2が設けら
れ、破袋装置2の上部からは回収された各種の飲料容器
が収容された袋が投入される。各槽3〜5の下部には各
種の飲料容器に分離選別された不燃ゴミを回収する搬送
コンベヤ6〜8が設けられている。そして、不燃ゴミ
は、後記する焼却炉11から導かれた熱風によりコンベ
ヤ6〜8で乾燥されながら移動した後、二重ダンパ6
a, 7a, 8aを介してシステムの外部に搬出される。
【0026】アルミ缶選別槽5の下流側には一対の集塵
機9が接続されている。集塵機9にて回収された可燃ゴ
ミ及び塵挨等は、二重ダンパ10aを介してスクリュウ
コンベヤ10へ送られ、同スクリュウコンベヤ10にて
焼却炉11に送出される。そして、焼却炉11内におい
て可燃ゴミ及び塵挨等は焼却され、焼却灰は灰コンベヤ
12により図示しない灰ホッパに送出された後、トラッ
ク等の車両にてシステムの外部に搬出される。
【0027】焼却炉11から排出された排ガス内の粉塵
は集塵機13にて回収され、粉塵が除去された清浄排ガ
スの一部は、排ガスダクト14より大気中へ放出され
る。排ガスダクト14及び前記集塵機9には、分岐管3
7を介して循環ファン15が接続されている。そして、
集塵機9から排出される清浄排ガスと、集塵機13から
排出される清浄排ガスの一部とが、循環ファン15によ
り合流される。循環ファン15には、排ガス供給管38
を介して選別装置1及び搬送コンベヤ6〜8に接続され
ている。
【0028】そして、再生された熱風は、循環ファン1
5により、排ガス供給管38を介して前記選別装置1に
送風されるとともに、前記搬送コンベヤ6〜8に送風さ
れる。すなわち、各選別槽3〜5で使用する熱風は、実
質的に焼却炉11より供給されるとともに、各選別槽3
〜5を経由して実質的に焼却炉11へ導かれるようにな
っている。この熱風の循環回路は、熱風のフローズドシ
ステムとなっている。なお、搬送コンベヤ6- 8に送風
された熱風は、循環ファン15により選別装置1を介し
て集塵機9に送風される。
【0029】前記分岐管37の分岐ラインのうち、集塵
機13側に接続される分岐ライン上には、バルブV4が
設けられている。バルブV4にはその開閉を行う駆動源
としてのコントロールモータ39が機械的に連結されて
いる。コントロールモータ39には、排ガス供給管38
の上流端に設けられたサーミスタ40が図示しない制御
回路を介して電機的に接続されている。そして、サーミ
スタ40にて検出された排ガス供給管38内の温度に基
づいて、制御回路は、コントロールモータ39を駆動し
てバルブV4の開度を調節し、選別装置1に供給する熱
風の温度を所定値に再生するようになっている。
【0030】破袋装置2について説明する。図1に示す
ように、破袋装置2のケーシング16は断面方形状に形
成され、側部には対向した複数の破袋バーナ17が設け
られ、上部には使用済の各種飲料用容器が収容された袋
を投入するための投入用ホッパ18が設けられている。
投入用ホッパ18を介してケーシング16内に投入され
た袋は、数秒間破袋バーナ17から噴出される炎により
燃焼して破られる。本実施例において、破袋装置2の処
理量は回収袋にて120袋/時となっている。なお、破
袋装置2は、ケーシング16と破袋バーナ17とから構
成されている。
【0031】投入機構について説明する。図1に示すよ
うに、ケーシング16の上下部には投入されたゴミから
放たれる臭気や塵埃等をケーシング16内に封じ込める
ためのスライドダンパ19が配置されている。このスラ
イドダンパ19にはエアシリンダ20が接続され、同エ
アシリンダ20のロッドの駆動によりスライドダンパ1
9は開閉可能となっている。両スライドダンパ19が閉
成された際、ケーシング16とスライドダンパ19にて
囲まれた空間が破袋室Rとなる。ケーシング16の側部
には排気管21の一端が接続され、他端は壜選別槽3に
接続されている。そして、ケーシング16内の排ガス、
臭気、塵埃等は、後記する壜選別槽3内の上部に発生す
る負圧力により、壜選別槽3内へ吸引されるようになっ
ている。なお、投入機構は、ケーシング16、投入用ホ
ッパ18、スライドダンパ19及びエアシリンダ20と
から構成されている。
【0032】選別装置1について説明する。図1, 図2
に示すように、腿選別槽3は上下方向に延びる断面矩形
状に形成され、その下部には第二流体としての熱風を導
入するための噴上げ導入口22が設けられ、排ガス供給
管38上に設けられたバルブVI を介して前記循環ファ
ン15に接続されている。壜選別槽3内の下部には、多
孔板23が斜めに配置され、噴上げ導人口22から導入
された熱風は多孔板23を通過して上方へ噴上げられ
る。
【0033】また、蟻選別槽3の下部には、重量物排出
口としての糧排出口24が形成され、前記搬送コンベヤ
6に接続されている。壜排出口24の上方における壇選
別槽3内には、平面格子状に形成されたスクリーン25
がゴミの落下方向に対し、斜め状に配置され、その下端
は前記多孔板23の上方に位置されている。このスクリ
ーン25により、壇等の重量物及びサイズの類似したゴ
ミは下方へ通過するが、スクリーン25を通過しないゴ
ミはスクリーン上に堆積、もしくは多孔板23上に落下
するようになっている。
【0034】なお、壜選別槽3の下部側壁には開口部2
6が形成され、開口部26には開閉蓋27が着脱可能に
設けられている。前記多孔板23及びスクリーン25上
に堆積された壜以外の不燃ゴミを外部から除去できるよ
うになっている。また、壜選別槽3の上下方向中央付近
には狭窄部28が形成され、噴上げ導入口22から導入
された熱風の噴上げ流速が高められる。本実施例におい
て、狭窄部28での噴上げ流速は、25m/ 秒程度とな
っている。
【0035】壜選別槽3の上部側壁には、第一流体挿入
口としての横噴き排ガス導入口29が設けられている。
横噴き排ガス導入口29には第一流体噴射手段としての
スロットダクト30が設けられ、排ガス供給管38上に
設けられたバルブV2を介して前記循環ファン15に接
続されている。そして、噴射された熱風は、被袋装置2
から落下されるゴミに対し、直交するようになってい
る。本実施例において落下するゴミに対し直交する方向
への噴射流速は、40m/ 秒程度となっている。
【0036】横噴き排ガス導入口29の対向位置におけ
る壜選別槽3の上部側壁には、斜め上方へ延びる軽量物
排出口31が設けられ、その下流端は前記スチール缶選
別槽4の側壁に接続されている。軽量物排出口31から
は壜よりも重量の軽いゴミが排出される。また、前記ス
ロットダクト30から導入された熱風により、壜選別槽
3の上部において同熱風の通過する周囲は負圧となる。
【0037】スチール缶選別槽4は上下方向に延びる断
面矩形状に形成され、その下部にはスチール缶のみを排
出する下部副重量物排出口としてのスチール缶排出口3
2が形成され、前記搬送コンベヤ7に接続されている。
スチール缶選別槽4の下部側壁には、第二流体としての
熱風を導入するための噴上げ導入口33が斜めに設けら
れ、排ガス供給管38上に設けられたバルブV3を介し
て前記循環ファン15に接続されている。そして、噴上
げ導入口33から、導入された熱風はスチール缶以外の
スチール缶より軽量のアルミ缶等のゴミを噴き上げるよ
うになっている。
【0038】本実施例において、スチール缶選別槽4内
における熱風の噴上げ流速は、18m/ 秒程度となって
いる。すなわち、アルミ缶等のゴミの重量は、スチール
缶等のゴミの重量よりも軽量なるため、スチール缶選別
槽4内における熱風の噴上げ流速は、屡選別槽3の狭窄
部28における熱風の噴き上げ流速よりも小さくなって
いる。
【0039】スチール缶選別槽4の上部側壁には斜め上
方へ延びる副軽量物排出口34が設けられ、その下流端
は前記アルミ缶選別槽5の側壁に接続されている。副軽
量物排出口34からはスチール缶よりも重量の軽いゴミ
が排出される。
【0040】アルミ缶選別槽5は上下方向に延びる矩形
状に形成され、その下部にはアルミ缶のみを排出する重
量物排出口としてのアルミ缶排出口35が形成され、前
記搬送コンベヤ8に接続されている。アルミ缶選別槽5
の上部側壁には外方へ延びる副軽量物排出口36が設け
られ、その下流端は前記集塵機9に接続されている。本
実施例において、アルミ缶選別槽5内における熱風の噴
上げ流速は11m/ 秒程度となっている。
【0041】次に、上記のように構成された選別装置1
の作用及び効果を説明する。なお、選別処理前として、
破袋装置2の両スライドダンパ19は閉成されているも
のとする。上記の状態で重量差のある可燃物容器及び不
燃物容器等の収容されたゴミ袋を投入用ホッパ18に投
入すると、上部のスライドダンパ19が開口され、ゴミ
袋は下部スライドダンパ19上に堆積される。その後、
上部のスライドダンパ19が閉成されて破袋室Rか成形
され、破袋室R にゴミ袋が収容される。この状態で、破
袋バーナ17が着火されゴミ袋は数秒間炎に接触して破
られ、袋内のゴミが露出される。このとき、被袋室Rに
は燃焼排ガス、ゴミから放たれる臭気、塵挨等が発生す
るが、大気中に漏れることなく、排気管21を通して壜
選別装置3内へ排出される。破袋後、下部のスライドダ
ンパ19が開口され、ゴミは壜選別槽3に落下する。
【0042】次いで、破袋装置2から排出落下されたゴ
ミに対し、スロットダクト30から熱風が噴き付けられ
る。すると、噴付け流体の圧力により壜よりも重量の軽
いゴミは、軽量物排出口31を介してスチール缶選別槽
4内に排出される。すなわち、壜とそれ以外のゴミとに
分離選別される。落下した壜はスクリーン25を通過
し、壜排出口24から搬送コンベヤ6に排出される。ま
た、壜とともにスチール缶やアルミ缶等の不燃物が落下
した際、狭窄部28における噴上げ流体にて壜以外のゴ
ミは上昇し、横噴き熱風の風圧により、軽量物排出口3
1を介してスチール缶選別槽4内に排出される。
【0043】スロットダクト30から噴出される熱風に
て選別装置のゴミ投入落下口付近には流体幕が形成さ
れ、壜選別槽3内の臭気や塵挨等が、スライドダンパ1
9の開閉に伴い破袋装置2内に侵入するのが防止され
る。万が一、壜よりも重量の重いゴミが落下してスクリ
ーン25上に載つた場合、自身の重量により、斜めに配
置されたスクリーン25の先端方向へ移動し、多孔板2
3上に載る。そのゴミが可燃ゴミであれば、噴上げ導入
口22から導入される熱風により水分が蒸発して除々に
乾燥し、やがて燃焼して炭化され、炭化された灰は、頃
上げ流によりスチール缶選別槽4内に排出される。
【0044】また、不燃ゴミが溜まった場合には、シス
テムが停止した後に、開口部26を介して作業者にて除
去される。続いて、スチール缶選別槽4内に排出された
ゴミは、スチール缶とそれ以外のゴミとに分離選別され
る。すなわち、スチール缶よりも軽量なゴミは熱風の流
れに乗つて上昇し、副軽量物排出口34を介してアルミ
缶選別槽5内へ排出される。一方、スチール缶はアルミ
缶もしくは可燃ゴミよりも重量があるため、上昇するこ
となく失速して落下する。そして、スチール缶はスチー
ル缶排出口32を介して搬送コンベヤ7に排出される。
アルミ缶等が落下した際は、噴上げ導入口33から導入
された熱風により噴上げられる。なお、アルミ缶が噴き
上げられる際、噴上げ導入口33から噴き上げられる熱
風の温度は、アルミ缶を酸化させない温度に設定されて
いる。
【0045】アルミ缶選別槽5内に排出されたゴミは、
アルミ缶と紙コップ等の可燃ゴミとに分離選別さる。す
なわち、アルミ缶よりも軽量な可燃ゴミは熱風の流れに
乗って上昇し、副軽量物排出口36を介して集塵機9内
へ排出される。一方、アルミ缶は可燃ゴミよりも重量が
あるため、上昇することなく失速して落下する。アルミ
缶はアルミ缶排出口35を介して搬送コンベヤ8に排出
され、リサイクル資源として再利用される。
【0046】集塵機9ではアルミ缶選別槽5から排出さ
れた熱風中の可燃ゴミ及び塵挨等が回収される。そし
て、清浄排ガスのみが循環ファン15にて循環送風され
る。また、集塵機9にて回収された可燃ゴミ及び塵族等
はスクリュウコンベヤ10にて焼却炉11に送出され、
燃焼される。焼却炉11から排出された排ガス内の粉塵
は集塵機13にて回収され、図示しない灰ホッパに排出
される。集塵機13からは清浄排ガスのみが大気中へ放
出されるとともに、清浄排ガスの一部は集塵機9からの
清浄排ガスと合流する。そして、合流した清浄排ガス
は、循環ファン15にて前記選別装置1及び搬送コンベ
ヤ6〜8への熱風として送風される。図示しない制御回
路は、サーミスタ40にて検出された排ガス供給管38
内の温度に基づいて、コントロールモー夕39を駆動し
てバルブV4の開度を調節し、各選別槽3〜5及び搬送
コンベヤ6〜8へ送風される熱風温度を所定温度に保持
する。所定温度に保持された熱風は選別装置1、集塵機
9, 13、分岐管37、循環ファン15及び排ガス供給
管38からなる循環回路内で循環使用される。
【0047】従って、熱風の温度管理がなされ、壜、ス
チール缶、アルミ缶等の不燃ゴミに付いている残液は各
選別槽3〜5内に吹き込まれる熱風により蒸発処理され
るため、選別により回収された不燃ゴミの無臭化を図る
ことができて、衛生的に、壜、スチール缶、アルミ缶、
紙コップを選別できる。
【0048】加えて、本発明の実施例は、人手を要する
ことなく、流体(熱風)の流圧にて不燃ゴミである壜、
スチール缶、アルミ缶と、可燃ゴミである紙コップ等を
個々に分選別することができる。それとともに、不燃ゴ
ミを分選別して再資源化すると同時に、可燃ゴミを無公
害に燃焼させることができる。
【0049】また、スロットダクト30から噴出される
熱風にて選別装置1の投入落下口付近には、流体幕が形
成されるので、壜選別槽3内の臭気や塵挨等が破袋装置
内2に侵入するのを防止することができる。さらに、人
手によるゴミ袋の開封作業を要することなく、ゴミ袋を
収容した状態で投入用ホッパ18に投入するので、ゴミ
袋の臭気や塵挨等が大気中に洩れるのを防止できる。こ
の結果、選別処理能力を高めながら衛生的な状態でゴミ
を分選別することができる。
【0050】さらに、選別装置1及び搬送コンベヤ6〜
8に使用される熱風の熱源としては、分離選別されて燃
焼した可燃ゴミの熱エネルギーを利用しているため、大
幅な燃費の低減ができる。
【0051】また、流体の流圧による選別であり、また
この流体は選別装置1をその循環回路の一部とする循環
流体であるため、装置の構造が簡素化され、製造コスト
及びランニングコストを低減することができる。
【0052】また、壜選別槽3内にはスクリーン25及
び多孔板23を設け、その上に落下堆積した可燃ゴミに
ついては、熱風により徐々にその水分は蒸発して除々に
乾燥し、やがて燃焼により炭化され、炭化された灰は噴
上げ流により下流側の糟へと移行するため、開口部26
を介して除去する作業を要しない。
【0053】なお、本発明は以下のように変更してもよ
い。 (1)上記実施例では使用済の飲料容器を選別するため
の選別装置1に具体化したが、飲料容器以外にも、工業
廃棄物、食料品等の容器等を選別する装置に応用するこ
とも可能である。
【0054】(2)上記実施例において、副選別槽の数
は、スチール缶選別槽4及びアルミ缶選別槽5の二糟を
設けたが、一糟以上であれば幾つ配列してもよい。 (3)上記実施例では壜選別槽3及びスチール缶選別槽
4の下部に熱風の噴上げ導入口22, 33を設けたが、
図に二点鎖線で示すように、アルミ缶選別槽5の下部に
も熱風の噴上げ導入口43を設け、同噴き上げ導入口4
3をバルブV5を介して循環ファン15に接続する構成
にしてもよい。なお、可燃ゴミの重量は、アルミ缶等の
ゴミの重量よりも軽量なるため、スチール缶選別槽4内
における熱風の噴上げ流速は、壜選別槽3の狭窄部28
における熱風の噴き上げ流速よりも小さくなっている。
この構成にすれば、スチール缶選別槽4内において、ア
ルミ缶以外のゴミであるアルミ缶より軽量の可燃ゴミ
は、噴上げ導入口43から導入される熱風にて噴き上げ
ることができ、より一層確実にアルミ缶等のゴミと可燃
ゴミとを選別することができる。
【0055】(4)上記実施例では可燃ゴミを焼却する
ために可燃ゴミ専用の焼却炉11を設け、その焼却炉1
1から排出される熱風は、各選別槽3〜5を介して循環
利用するようにした。これ以外にも、選別装置1と独立
して設けた焼却炉11から排出される熱風を利用しても
よい。
【0056】(5)上記実施例では、サーミスタ40を
排ガス供給管38の上流端に設けて、同管38内の温度
を検出したが、排ガス供給管38の下流端に設けて温度
を検出するようにしてもよい。
【0057】(6)上記実施例では選別槽3及びスチー
ル缶選別槽4に熱風の噴上げ導入口22, 33を設けた
が、図2に示すように、アルミ缶選別槽5の下部に熱風
の噴上げ導入口を設け、同導入口を循環ファン15に接
続する構成にしてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、第一流体の流圧により軽いゴミのみが軽量
物排出口から排出され、重いゴミは落下して重量物排出
口から排出されるので、人手を要することなく、選別処
理能力が向上できて、衛生的な状態でゴミを分選別する
ことができる。
【0059】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加え、前記第一流体の流路上から軽いゴ
ミが落下しても、狭窄部における第二流体の流圧にて第
一流体の流路上に噴き上げられるので、確実に重量選別
することができる。
【0060】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加え、上流側の選別槽から下流側の副選
別槽へゴミが移行される毎に、各槽内における重いゴミ
と軽いゴミとが順次選別されるので、より一層きめ細か
い選別をすることができる。
【0061】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加え、重量物排出口に落下するゴミの大
きさを制限したので、重量物排出口に接続された搬送コ
ンベヤのトラブルを防止できる。また、スクリーンを通
過不能なゴミは多孔坂上に戦置され、開口部を介して除
去することができる。
【0062】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の効果に加え、スクリーンを通過したゴミは障害
物等に邪魔されることなくスムーズに重量物排出口から
排出できる。
【0063】請求項6に記載の発明によれば、請求項4
に記載の効果に加え、多孔板上に載置された可燃ゴミは
熱風により炭化することができる。請求項7に記載の発
明によれば、請求項1に記載の効果に加え、選別槽のゴ
ミ投入落下口付近は熱風の流体幕が形成されるので、選
別槽内の臭気や塵挨等が破袋装置内に侵入するのを防止
することができる。
【0064】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加え、人手によるゴミ袋の開封作業を要
することなく、投入用ホッパにゴミを投入できるため、
作業上、環境を改善することができるとともに、衛生的
な作業を行うことができる。
【0065】請求項9に記載の発明は、流体の流圧によ
り可燃ゴミと不燃ゴミとを人手を要することなく衛生的
な状態で分選別回収するため、ゴミに対し蒸発・乾燥機
能を付与して分選別機能を向上させ、分選別回収される
不燃ゴミの品質が保持できる。
【0066】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の効果に加え、選別装置におけるゴミの搬送に使用す
る熱風を、同選別装置の下流側に配置した可燃ゴミ処理
用の焼却炉の排ガスから得ることができ、焼却炉を含め
たゴミ選別装置全体の構造の簡素化が図れるとともに、
製造コスト及び運転に伴うランニングコストの低減が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した焼却システムの説明図。
【図2】同じく、選別装置の説明図。
【符号の説明】
2…破袋装置、3…壜選別槽(選別槽)、4…スチール
缶選別槽(選別槽)、5…アルミ缶選別槽(選別槽)、
11…焼却炉、15…循環ファン(第二流体噴射装
置)、16…ケーシング、18…投入用ホッパ(16、
18とから破袋装置が構成されている。)、19…スラ
イドダンパ、20…エアシリンダ(16, 18,19,
20とから投入機構が構成されている。)、23…多孔
板、24…壜排出口(重量物排出口)、25…スクリー
ン、28…狭窄部、26…開口部、27…開閉蓋(開閉
部材)、29…横噴き排ガス導入口( 第一流体導入
口)、30…スロットダクト(第一流体噴射手段)、3
1…計量物排出口、32…スチール缶排出口(下部副重
量物排出口)、34, 36…副軽量物排出口、35…ア
ルミ缶排出口(下部重量物排出口)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B09B 5/00 ZAB B65F 5/00 101

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴミを重量差に応じて分離選別するゴミ選
    別装置において、選別槽を上下方向へ延びるように形成
    し、選別槽の上部にはゴミを選別槽内に投入する投入機
    構を設け、選別槽の側部には第一流体を導入するための
    第一流体導入口を設け、第一流体導入口には投入機構か
    ら選別槽内に落下されたゴミに対し交差する方向へ第一
    流体を横噴き噴射する第一流体噴射手段を設け、選別槽
    の側部には第一流体の流圧により選別された軽いゴミを
    選別槽外へ排出するための軽量物排出口を前記第一流体
    導入口と対向するように設け、選別槽の下部には落下し
    た重いゴミを外部へ排出するための重量物排出口を設け
    たゴミ選別装置。
  2. 【請求項2】前記選別槽の下部には第二流体を導入する
    ための第二流体導入口を設け、選別槽の上下方向中央付
    近は上下両部よりも断面積の小さい狭窄部が形成され、
    前記第一流体の流路上から落下した軽いゴミに対し上方
    へ噴き上げる手段を設けた請求項1に記載のゴミ選別装
    置。
  3. 【請求項3】前記選別槽の下流側には、上部に副軽量物
    排出口と下部副重量物排出口とを備えた副選別槽を複数
    個直列に配置し、各選別槽の間は前記軽量物排出口及び
    副軽量物排出口にて連結するとともに、軽量物排出口及
    び副軽量物排出口の下流側は上流側よりも斜め上方へ配
    置した請求項1に記載のゴミ選別装置。
  4. 【請求項4】前記選別横内の下部には所定形状の大きさ
    のゴミを前記重量物排出口側へ通過させるスクリーンを
    ゴミの落下方向に対し斜め状に配置し、スクリーンの下
    方にはスクリーンを通過不能なゴミが載置される多孔板
    を設け、選別槽内の側壁には前記多孔板の付近に開口部
    を設け、開口部には選別槽の内外領域を連通可能に開閉
    する開閉蓋を設けた請求項1に記載のゴミ選別装置。
  5. 【請求項5】前記スクリーンは重量物排出口の上方に配
    置した請求項4に記載のゴミ選別装置。
  6. 【請求項6】前記多孔板は第二流体導入口の上方に配置
    し、第二流体は熱風である請求項4に記載のゴミ選別装
    置。
  7. 【請求項7】前記第一流体導入口は選別槽のゴミ投入落
    下口より下方に配置した請求項1に記載のゴミ選別装
    置。
  8. 【請求項8】前記投入機構にはゴミが収容されたゴミ袋
    を破り、ゴミ袋内部のゴミを露出させる破袋装置を設け
    た請求項に記載のゴミ選別装置。
  9. 【請求項9】複数の選別槽を直列配置し、最下流の選別
    槽を焼却炉に対して直列に配置し、前記複数の選別槽の
    うち最上流側の選別槽に重量の異なる不燃ゴミと、可燃
    ゴミとが混合された混合ゴミを供給し、各選別槽におい
    て混合ゴミに対して次槽へ送り込む方向及び混合ゴミの
    落下方向に対向する方向に流体を流し、流体の流圧によ
    り上流側の選別槽から重量の重い順に不燃ゴミを順次選
    別し、最下流槽にて可燃ゴミのみを流体の流圧により焼
    却炉側へ送り込んで焼却するゴミ処理方法。
  10. 【請求項10】前記選別槽群で使用する流体は焼却炉か
    ら排出される熱風とし、選別装置、集塵機、循環ファン
    を含む循環回路を形成し、焼却炉から排出される熱風を
    循環使用する請求項9に記載のゴミ処理方法。
JP7042163A 1994-04-25 1995-03-01 ゴミ選別装置及びゴミ処理方法 Pending JPH0810707A (ja)

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JP8689494 1994-04-25
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100464805B1 (ko) * 2002-09-12 2005-01-05 성안산업개발 주식회사 골재 제조방법 및 제조장치
CN104613478A (zh) * 2015-01-29 2015-05-13 无锡昊瑜节能环保设备有限公司 一种垃圾风选燃烧装置
CN104646394A (zh) * 2015-01-29 2015-05-27 无锡昊瑜节能环保设备有限公司 一种垃圾分选燃烧装置
CN104646393A (zh) * 2015-01-29 2015-05-27 无锡昊瑜节能环保设备有限公司 一种垃圾处理系统及其用于处理垃圾的方法

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