JPH0810630A - サイクロン洗米器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、サイクロン分離器を応用すること
により、従来、手作業であった洗米を他の動力を必要と
せず、自動的に洗米する。 【構成】 本考案は、米投入口上蓋１により密閉された
米投入口２が水入口管３に接着され、米投入口２より投
入された米は水流によりボス４のついたサイクロン上部
５に流れ込み、米バンカー７内で攪拌洗米され、同時に
濁水出口管８より、濁水は排水される。サイクロン上部
５と米バンカー７はフランジ６により脱着が可能とな
る。以上のことにより、他の動力を必要とせず、自動的
に洗米する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本考案は、サイクロン分離器を応
用した、洗米器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】手作業による洗米がほとんどである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の手作業による洗
米は、時間がかかり、また冬場に冷水を使うのは、少々
厳しいと思う人もいる。従って、これらを解決するた
め、自動的にまた、手を汚すこともなく、前述の欠点を
解消しようとする物である。また、水道からの水流をそ
のまま用いられるので、他の動力を必要とはしない。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本考案は、サイクロン分
離器を応用し、米投入口より米を入れ、入口管からの水
流により、米を米バンカーに流し、米バンカー内で水の
旋回流により米を攪拌させることで、米の洗米を行うこ
とにより、問題点を解決している。

【０００５】

【作用】米投入口上蓋と米投入口は蝶番により接続さ
れ、米投入後、密閉されるようにする。米投入口は水入
口管に接着さている。水入口管は、遠心効果を高めるた
めのポスが装着されているサイクロン上部と接着され、
サイクロン上部と、濁水出口管が装着されている米バン
カーは、フランジにより接続され、洗米後の脱着が可能
になる。

【０００６】

【実施例】以下、添付図面に従って一実施例を説明す
る。素材はすべてプラスチックまたは、耐熱製の素材と
する。２の米投入口に米をいれ、１の米投入口上蓋で密
閉する。

【０００７】３は前記の米投入口が取り付けられている
水入口管であり、これをを蛇口に接続し、水を流す。水
流により米は、４のボスが装着されている５のサイクロ
ン上部に流れ込み、フランジで接続された７の米バンカ
ー内で攪拌洗米される。このとき同時に濁水は、８の濁
水出口管より排水される。

【０００８】本考案の一実施例は上述の如き構成からな
るものであるから、洗米後は５と７を取り外し、７内の
米を取り出ことができる。

【０００９】

【発明の効果】上述の様に、本考案のサイクロン洗米器
はサイクロン分離器を応用することにより、従来、手作
業がほとんどであった洗米を他に動力を使用することな
く自動的にすることができる。また、米バンカーを耐熱
製のものにすれば、そのまま炊飯も可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のサイクロン洗米器の一実施例を示す一
部切欠断面図である。

【図２】本サイクロン洗米器を上から見た図である。

【符号の説明】

１米投入口上蓋 ２米投入口 ３水入口管 ４ボス ５サイクロン上部 ６フランジ ７米バンカー ８出口管

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】サイクロン分離器を応用して、米投入口よ
   り米を入れ、米バンカー内で水の旋回流により米を攪拌
   させることで、米の洗米を行う。