JPH0810627Y2 - 高所作業台車 - Google Patents
高所作業台車Info
- Publication number
- JPH0810627Y2 JPH0810627Y2 JP1990050372U JP5037290U JPH0810627Y2 JP H0810627 Y2 JPH0810627 Y2 JP H0810627Y2 JP 1990050372 U JP1990050372 U JP 1990050372U JP 5037290 U JP5037290 U JP 5037290U JP H0810627 Y2 JPH0810627 Y2 JP H0810627Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- upper frame
- aerial work
- work stage
- crossbar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Movable Scaffolding (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、建築現場等で高所作業を行なうのに最適な
昇降自在な高所作業台車に関する。
昇降自在な高所作業台車に関する。
［従来の技術］ この種、従来の高所作業台車としては実公平1-33594
号公報に開示されたものが開発されている。これは第７
図に示すように、キャスター１を有する枠フレーム２
と、この枠フレーム２と実質上外形が等しいワークステ
ージ３と、枠フレーム２にワークステージ３を互いに平
行に支持する４本の脚柱４〜７とからなり、この４本の
脚柱４と５及び７と６の２対のクロスバーに形成されて
なり、この２対のクロスバーのクロス角を油圧シリンダ
８によって調節可能にすると共に、この油圧シリンダ８
をワークステージ３に設置された手動式油圧ポンプ９に
よって駆動するようにしたものである。
号公報に開示されたものが開発されている。これは第７
図に示すように、キャスター１を有する枠フレーム２
と、この枠フレーム２と実質上外形が等しいワークステ
ージ３と、枠フレーム２にワークステージ３を互いに平
行に支持する４本の脚柱４〜７とからなり、この４本の
脚柱４と５及び７と６の２対のクロスバーに形成されて
なり、この２対のクロスバーのクロス角を油圧シリンダ
８によって調節可能にすると共に、この油圧シリンダ８
をワークステージ３に設置された手動式油圧ポンプ９に
よって駆動するようにしたものである。
また、この油圧ポンプ９は手又は足によって操作でき
るレバー10を有しており、このレバー10の操作によっ
て、油圧シリンダ８内にピストンを介してピストンロッ
ドの伸縮を自由に調整でき、これによって、このワーク
ステージ３の高さ調整が無段階式に自由に行なえること
になる。
るレバー10を有しており、このレバー10の操作によっ
て、油圧シリンダ８内にピストンを介してピストンロッ
ドの伸縮を自由に調整でき、これによって、このワーク
ステージ３の高さ調整が無段階式に自由に行なえること
になる。
［考案が解決しようとする課題］ 上記従来の高所作業台車にあっては、油圧シリンダ８
内の油の連通を遮断することによりピストンロッドの伸
縮を停止させ、ワークステージ３を一定の位置で停止さ
せている。
内の油の連通を遮断することによりピストンロッドの伸
縮を停止させ、ワークステージ３を一定の位置で停止さ
せている。
しかしながら、ワークステージ３を長期間に亘って一
定の位置に停止させたり、配管ホースが破損した場合等
には油漏れを招来し、その結果ワークステージ３の沈下
や落下を招来することになる。
定の位置に停止させたり、配管ホースが破損した場合等
には油漏れを招来し、その結果ワークステージ３の沈下
や落下を招来することになる。
そこで本考案は、ワークステージを長期間に亘って一
定の位置に停止させたり、配管ホースが破損した場合等
であってもワークステージが沈下したり落下したりする
ことのない新たな高所作業台車を提供することを目的と
する。
定の位置に停止させたり、配管ホースが破損した場合等
であってもワークステージが沈下したり落下したりする
ことのない新たな高所作業台車を提供することを目的と
する。
［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するため、本考案の構成は、アッパ
ーフレームとアンダーフレームとの間にクロスバーから
なるリンク機構が設けられ、油圧シリンダの駆動によっ
てクロスバーのクロス角が調整される高所作業台車に於
て、アッパーフレームに沿う方向にラックからなるスト
ッパーと、このストッパー方向に付勢されて当該ストッ
パーの任意の位置に着脱自在に係合する引掛爪とを設
け、前記ストッパーのピッチを一端から他端に向けて順
次大きく形成させ、各ストッパーと引掛爪とをアッパー
フレームとクロスバーの上端のどちらか一方にそれぞれ
連結したことを特徴とするものである。
ーフレームとアンダーフレームとの間にクロスバーから
なるリンク機構が設けられ、油圧シリンダの駆動によっ
てクロスバーのクロス角が調整される高所作業台車に於
て、アッパーフレームに沿う方向にラックからなるスト
ッパーと、このストッパー方向に付勢されて当該ストッ
パーの任意の位置に着脱自在に係合する引掛爪とを設
け、前記ストッパーのピッチを一端から他端に向けて順
次大きく形成させ、各ストッパーと引掛爪とをアッパー
フレームとクロスバーの上端のどちらか一方にそれぞれ
連結したことを特徴とするものである。
［作用］ 引掛爪がストッパの任意の位置に係合されることによ
り、ワークステージが沈下したり、落下したりすること
がなくなる。
り、ワークステージが沈下したり、落下したりすること
がなくなる。
［実施例］ 以下本考案の一実施例に係る高所作業台車を添付図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第１図乃至第６図に示すように本考案に係る高所作業
台車は、アッパーフレーム11と当該アッパーフレーム11
と実質上外形が等しいワークステージ13とアンダーフレ
ーム12との間にワークステージ13を互いに平行に支持す
る４本の脚柱14〜17とからなり、この４本の脚柱は14と
15及び16と17の２対のクロスバーa,bに形成されてなる
と共に、脚柱14と16及び15と17とが連結板18a,18bを介
して連結され、２対のクロスバーa,bが連動するように
なっている。
台車は、アッパーフレーム11と当該アッパーフレーム11
と実質上外形が等しいワークステージ13とアンダーフレ
ーム12との間にワークステージ13を互いに平行に支持す
る４本の脚柱14〜17とからなり、この４本の脚柱は14と
15及び16と17の２対のクロスバーa,bに形成されてなる
と共に、脚柱14と16及び15と17とが連結板18a,18bを介
して連結され、２対のクロスバーa,bが連動するように
なっている。
上記連結板18aには油圧シリンダ19のシリンダ本体内
に上下移動自在に挿入されるピストンロッド20の一端が
連結され、当該ピストンロッド20はワークステージ13上
に搭載されてなる油圧ポンプ21からの圧力が油圧ホース
22を介して油圧シリンダ本体内に供給されることにより
伸縮するようになっている。
に上下移動自在に挿入されるピストンロッド20の一端が
連結され、当該ピストンロッド20はワークステージ13上
に搭載されてなる油圧ポンプ21からの圧力が油圧ホース
22を介して油圧シリンダ本体内に供給されることにより
伸縮するようになっている。
アッパーフレーム11には引掛爪24が回転自在に枢着さ
れ、当該引掛爪24とアッパーフレーム11との間にはスプ
リング23が介装され、当該スプリング23により引掛爪24
が常時下方に付勢されている。
れ、当該引掛爪24とアッパーフレーム11との間にはスプ
リング23が介装され、当該スプリング23により引掛爪24
が常時下方に付勢されている。
脚柱14の一端はアッパーフレーム11に沿ってラックか
らなるストッパー25と連結され、当該脚柱14には第６図
に示すようにローラ14aが設けられ、当該ローラ14aによ
りアッパーフレーム11内の水平方向への移動を抵抗なく
行なえるようにしてある。
らなるストッパー25と連結され、当該脚柱14には第６図
に示すようにローラ14aが設けられ、当該ローラ14aによ
りアッパーフレーム11内の水平方向への移動を抵抗なく
行なえるようにしてある。
また、上記引掛爪24はストッパー25に着脱自在に係合
されるようになっている。即ち、ストッパー25は第５図
に示すようにアッパーフレーム11に沿ってテーパ面と垂
直面とからなる係合部を複数有してなると共に、テーパ
面の長さl1,l2,l3,l4はワークステージ13の高さ方向の
昇降間隔が等分になるように形成されており、ワークス
テージ13が下方から上方に向うに従って順次大きくなっ
ている。なお、アッパーフレームに引掛爪を脚柱の一端
にストッパを設けてあってもよい。
されるようになっている。即ち、ストッパー25は第５図
に示すようにアッパーフレーム11に沿ってテーパ面と垂
直面とからなる係合部を複数有してなると共に、テーパ
面の長さl1,l2,l3,l4はワークステージ13の高さ方向の
昇降間隔が等分になるように形成されており、ワークス
テージ13が下方から上方に向うに従って順次大きくなっ
ている。なお、アッパーフレームに引掛爪を脚柱の一端
にストッパを設けてあってもよい。
ワークステージ13の周囲には手摺26が設けられている
と共に、上記手摺26にはワイヤー27を介して引掛爪24に
接続されるレバー28が設けられており、当該レバー28を
操作することによりワイヤー27が上方に引っ張られ、そ
の結果引掛爪24が上方に回転して当該引掛爪24とストッ
パー25との係合が解除されることになる。
と共に、上記手摺26にはワイヤー27を介して引掛爪24に
接続されるレバー28が設けられており、当該レバー28を
操作することによりワイヤー27が上方に引っ張られ、そ
の結果引掛爪24が上方に回転して当該引掛爪24とストッ
パー25との係合が解除されることになる。
また、油圧ポンプ21から油圧シリンダ19内に圧力が供
給され、ピストンロッド20が伸縮作動することによって
当該ピストンロッド20の上端に連結された連結板18aも
昇降し、当該連結板18aの昇降に伴なってクロスバーの
a,bの角度が調整され、ワークステージ13が昇降するこ
とになる。そして、一定位置でワークステージ13の昇降
を停止させて引掛爪24がストッパー25に係合させ、スプ
リング23により引掛爪24が下方に付勢されることにより
ワークステージ13が落下したり、沈下したりすることも
なくなる。
給され、ピストンロッド20が伸縮作動することによって
当該ピストンロッド20の上端に連結された連結板18aも
昇降し、当該連結板18aの昇降に伴なってクロスバーの
a,bの角度が調整され、ワークステージ13が昇降するこ
とになる。そして、一定位置でワークステージ13の昇降
を停止させて引掛爪24がストッパー25に係合させ、スプ
リング23により引掛爪24が下方に付勢されることにより
ワークステージ13が落下したり、沈下したりすることも
なくなる。
前記アッパーフレーム11の上部には梯子29が引っ掛け
られ、ワークステージ13上に作業者が上れるようになっ
ており、また、前記アンダーフレーム12は脚30に支持さ
れてなり、当該脚30にはキャスター31が設けられ、当該
キャスター31を介して台車本体が地上を移動できるよう
になっている。
られ、ワークステージ13上に作業者が上れるようになっ
ており、また、前記アンダーフレーム12は脚30に支持さ
れてなり、当該脚30にはキャスター31が設けられ、当該
キャスター31を介して台車本体が地上を移動できるよう
になっている。
［考案の効果］ 本考案によれば、次の効果がある。
（１）ラックからなるストッパーに引掛爪がストッパー
方向に付勢されながら係合しているからアッパーフレー
ム側のワークステージから下方へ荷重が作用してもスト
ッパーが動かず、従ってワークステージが沈下したり、
落下するのが防止される。
方向に付勢されながら係合しているからアッパーフレー
ム側のワークステージから下方へ荷重が作用してもスト
ッパーが動かず、従ってワークステージが沈下したり、
落下するのが防止される。
（２）引掛爪はアッパーフレーム又はクロスバーの上端
に連結されているからワークステージ上に乗ったままで
引掛爪の解除操作が可能となり、操作性が著しく向上す
る。
に連結されているからワークステージ上に乗ったままで
引掛爪の解除操作が可能となり、操作性が著しく向上す
る。
（３）ストッパーのピッチを一端から他端に向けて順次
大きく形成しているからワークステージを下方から上方
に移動する時、当間隔で移動できる。
大きく形成しているからワークステージを下方から上方
に移動する時、当間隔で移動できる。
第１図は本考案の一実施例に係る高所作業台車の正面
図、第２図及び第３図は第１図に示す高所作業台車の側
面図及び平面図、第４図は第１図に示す高所作業台車の
引掛爪とストッパーの係合状態を示す正面図、第５図は
第１図に示す高所作業台車のストッパーを示す正面図、
第６図は第５図のE-E線断面図、第７図は従来の高所作
業台車の正面図である。 〔符号の説明〕 11……アッパーフレーム 12……アンダーフレーム 19……油圧シリンダ 24……引掛爪 25……ストッパー a,b……クロスバー
図、第２図及び第３図は第１図に示す高所作業台車の側
面図及び平面図、第４図は第１図に示す高所作業台車の
引掛爪とストッパーの係合状態を示す正面図、第５図は
第１図に示す高所作業台車のストッパーを示す正面図、
第６図は第５図のE-E線断面図、第７図は従来の高所作
業台車の正面図である。 〔符号の説明〕 11……アッパーフレーム 12……アンダーフレーム 19……油圧シリンダ 24……引掛爪 25……ストッパー a,b……クロスバー
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｇ 1/24 (56)参考文献 実開 平２−27459（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭52−19896（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】アッパーフレームとアンダーフレームとの
間にクロスバーからなるリンク機構が設けられ、油圧シ
リンダの駆動によってクロスバーのクロス角が調整され
る高所作業台車に於て、アッパーフレームに沿う方向に
ラックからなるストッパーと、このストッパー方向に付
勢されて当該ストッパーの任意の位置に着脱自在に係合
する引掛爪とを設け、前記ストッパーのピッチを一端か
ら他端に向けて順次大きく形成させ、各ストッパーと引
掛爪とをアッパーフレームとクロスバーの上端のどちら
か一方にそれぞれ連結したことを特徴とする高所作業台
車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990050372U JPH0810627Y2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 高所作業台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990050372U JPH0810627Y2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 高所作業台車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0410659U JPH0410659U (ja) | 1992-01-29 |
| JPH0810627Y2 true JPH0810627Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=31568863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990050372U Expired - Lifetime JPH0810627Y2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 高所作業台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810627Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11584627B2 (en) * | 2020-03-13 | 2023-02-21 | Bosch Automotive Service Solutions Inc. | Safety catch system |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5219896A (en) * | 1975-08-06 | 1977-02-15 | Mitsubishi Electric Corp | Apparatus for pile |
| JPH07596Y2 (ja) * | 1988-08-11 | 1995-01-11 | 栄二 藤本 | 折り畳み式足場台 |
-
1990
- 1990-05-15 JP JP1990050372U patent/JPH0810627Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0410659U (ja) | 1992-01-29 |
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