JPH08104141A - 車両用ドア装置 - Google Patents

車両用ドア装置

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JPH08104141A
JPH08104141A JP6240220A JP24022094A JPH08104141A JP H08104141 A JPH08104141 A JP H08104141A JP 6240220 A JP6240220 A JP 6240220A JP 24022094 A JP24022094 A JP 24022094A JP H08104141 A JPH08104141 A JP H08104141A
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JP
Japan
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door
vehicle
lock
lock member
actuator
Prior art date
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Application number
JP6240220A
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English (en)
Inventor
Akira Watanabe
亮 渡邊
Hiroshi Sato
啓史 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の主たる目的は、ドアノブを使わずと
もドアを容易に開けることができるような車両用ドア装
置を提供することにある。 【構成】 ドア装置10は、車体12にヒンジ13によ
って枢着されたドア11と、ドア11を開扉方向に付勢
するばね20と、ドア11を閉扉状態に保つためのロッ
ク機構25を備えている。ロック機構25は、ドア側に
設けられた係止部26と、車体側に設けられたロック部
材27を備えている。ロック部材27は係止部26に対
して係脱可能であり、アクチュエータ28によって、ロ
ック位置に拘束されるようになっている。車体側に設け
られた検出器35は、ドア11のプッシュゾーン16が
押された時に、ロック部材27を解放する位置までアク
チュエータ28を作動させるための電気的な信号を出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両におけ
る回動式ドアを開ける機能を備えた車両用ドア装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車の回動式ドアは、ヒンジによって
車体に回動自在に支持されたドア本体と、ドア本体を閉
扉状態で車体に固定するためのドアロック機構などを備
えている。ドアロック機構は、車体のピラー側に固定さ
れたストライカと、ドア側に設けられたラッチとの噛合
いによって、ドア本体を車体に固定する構造が一般的で
ある。
【0003】また、車体の外側と内側にそれぞれ上記ラ
ッチを操作するためのドアノブが設けられている。そし
てドアを開閉する際にドアノブを操作し、上記ラッチと
ストライカとの噛み合いを外すことによって、ドアのロ
ックが解除され、ドアを開けることができるように構成
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため従来の自動車
用ドアは、ドアノブを手で操作しないと開けることがで
きない。このため、両手に荷物を持っている時のように
手でドアノブを操作できない状況では、ドアを開けるの
に苦労する。また、夜間にドアノブの位置が判りにくか
ったり、ドアノブの形状によっては子供などでは操作し
にくいことがあった。従って本発明の目的は、ドアノブ
を操作せずとも容易にドアを開けることができるような
車両用ドア装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を果たすために
開発された本発明のドア装置は、車体にヒンジによって
開閉可能に取付けられたドア本体を有しかつ閉扉状態で
外側から押された時に車内側に変位できるプッシュゾー
ンを有するドアと、上記プッシュゾーンがドアの外側か
ら押された時にその変位を感知する検出器と、上記ドア
を開扉方向に付勢する付勢手段と、上記ドアに設けられ
た係止部に係合するロック位置と係合が外れるロック解
除位置とに移動可能に設けられていて上記ロック位置に
おいてドアを閉扉状態に保持するロック部材と、上記ロ
ック部材を上記ロック位置に拘束するロックポジション
と上記ロック部材を解放するリリースポジションとに移
動可能な可動部を有していて上記ドアが閉扉状態の時に
上記可動部を上記ロックポジションに保ちかつ上記プッ
シュゾーンが押された時に上記検出器から出力される信
号によって上記可動部を上記リリースポジションまで動
かすアクチュエータとを具備している。
【0006】付勢手段は、ねじりばねやコイルばねある
いはトーションバーなどの金属ばねをはじめとして、ガ
スダンパや油圧シリンダ等の流体シリンダを用いること
ができる。ロック部材は、第1の位置と第2の位置にわ
たって直線方向にスライドする直線移動タイプ以外に、
第1の位置と第2の位置にわたって所定の角度範囲を往
復動する回動タイプであってもよい。
【0007】アクチュエータとしては、モータあるいは
ソレノイド等の電動アクチュエータが適しており、この
アクチュエータの動力を直接ロック部材に伝えてもよい
し、あるいは減速ギヤ機構やベルト等の動力伝達部材を
介して増力した状態でロック部材に伝えてもよい。
【0008】本発明のドア装置は、車体側面の乗降用ド
ア以外に、車体後部に設けられる跳ね上げ式のバックド
ア(リヤゲート)などにも適している。あるいは、ガル
ウイング式のドアにも適用可能である。
【0009】
【作用】ドアが閉扉状態にある時に、身体の一部などで
ドアのプッシュゾーンを外側から押すと、例えばウエザ
ストリップ等がある程度撓むことのできる範囲で、プッ
シュゾーンが車内側に少し変位する。このプッシュゾー
ンの変位は、マイクロスイッチ等の検出器によって検出
され、その信号に基いてアクチュエータの可動部がリリ
ースポジションまで移動することにより、ロック部材が
解放される。この状態になると、付勢手段によってドア
が少し開くために、そのあとはドアを全開方向に容易に
開けることができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の第1実施例について、図1〜
図3に示す車両用ドア装置10を参照して説明する。図
1に示されたドア装置10のドア11は、車体12にヒ
ンジ13によって回動自在に取付けられたドア本体14
を備えている。ドア本体14の周縁部と車体12との間
に、ゴム弾性を有する材料からなるウエザストリップ1
5が設けられている。ウエザストリップ15は厚み方向
に弾性変形可能であるため、ドア11を閉じた状態で従
来のドアノブ近傍のプッシュゾーン16をドア11の外
側から押すと、ウエザストリップ15が厚み方向に撓め
る範囲でドア11が車内側にある程度変位することがで
きる。ドア本体14の外側と内側にそれぞれドア開閉用
の取っ手(図示せず)が設けられている。
【0011】この実施例の場合には、プッシュゾーン1
6を押した時に、ドア全体がヒンジ13を支点として車
内側にある程度変位するが、場合によっては、プッシュ
ゾーン16はドア本体14とは別の部品をドア本体14
の厚み方向に移動可能に設けたものであってもよい。
【0012】ヒンジ13の近傍に、付勢手段の一例とし
てのねじりばね20が設けられている。このばね20
は、ドア11が閉扉状態にある時に、ドア11を開扉方
向に付勢している。なお、上記ねじりばね20の代りに
トーションバー等の金属ばねを用いてもよいし、あるい
はコイルばね21やラバー等のゴム状弾性体によって、
ドア11を開扉方向に付勢するようにしてもよい。
【0013】ドア11を閉扉状態に保持するためのロッ
ク機構25は、ドア本体14に設けられた係止部26
と、車体12側に設けられたロック部材27と、アクチ
ュエータ28などを備えて構成されている。
【0014】ロック部材27は支軸30を中心に回動自
在であり、図1に示すように係止部26に対して係合す
るロック位置と、図3に示すように係止部26に対する
係合が外れるロック解除位置とにわたって、所定の回動
範囲を移動することができるようになっている。そして
このロック部材27は、図示しないリターンばねによっ
てロック解除位置の方向に付勢されている。
【0015】アクチュエータ28の可動部28aは、ロ
ック部材27を上記ロック位置に拘束するロックポジシ
ョン(図1)と、ロック部材27を解放するリリースポ
ジション(図2,3)とにわたって駆動されるようにな
っている。この実施例のアクチュエータ28は、可動部
28aが直線的に往復移動する直線移動形のソレノイド
であり、内蔵されたばね31の弾力によって、電源オフ
時に上記ロックポジションに保たれる。
【0016】また、ドア11の開閉状態を検出するため
の検出器35が設けられている。検出器35の一例はマ
イクロスイッチであり、この検出器35は、ドア11が
図1に示す閉扉位置から図2に示すように車内側に少し
移動した時に電気的な信号をコントローラ36に送出
し、かつ、ドア11が図3に示す開扉位置から図1に示
す閉扉位置に戻った時に電気的な信号をコントローラ3
6に送出する。そして上記コントローラ36は、ドア1
1が図2に示す状態に変位した時にアクチュエータ28
を前記リリースポジションまで駆動するようにしてい
る。
【0017】上記ロック機構25に、必要に応じて、遠
隔操作手段40が接続されている。この遠隔操作手段4
0は、ドア11を開ける際にリモートコントロールユニ
ット41から送出される信号(遠赤外線あるいは電波を
利用したいわゆるキーレス信号)を、受信器42を介し
てコントローラ36に入力することにより、車外あるい
は車内からの遠隔操作でアクチュエータ28を前記リリ
ースポジションに作動させることができるようになって
いる。
【0018】以下に、上記実施例のドア装置10の作用
について説明する。図1の閉扉状態においては、アクチ
ュエータ28の可動部28aがロックポジションに保た
れていることによって、ロック部材27がロック位置に
拘束されている。この状態ではロック部材27が係止部
26に係合しているため、ドア11がロックされてい
る。
【0019】プッシュゾーン16を身体の一部などによ
って図2の矢印方向に外側から押すと、ウエザストリッ
プ15やばね20,21が撓みつつ、ドア11が車内側
に少し変位する。この変位は検出器35によって検出さ
れ、コントローラ36を介してアクチュエータ28の可
動部28aがリリースポジションまで移動することによ
り、ロック部材27が解放される。この状態になると、
ばね20,21の弾力によってドア11が開扉方向に少
し動く。このため、ドアノブを操作せずにドア11をあ
る程度開けることができる。こうしてドア11が少し開
いた後は、ドア11を図3に示す全開方向に容易に回動
させることができる。
【0020】なお、遠隔操作手段40を備えている場合
には、ドア11を開けたい時にリモートコントロールユ
ニット41を操作することによってコントローラ36に
開扉信号を送り、アクチュエータ28を前述のリリース
ポジションに作動させることにより、ロック部材27を
ロック解除状態にする。
【0021】図3の開扉状態からドア11を閉めて図1
の状態にすると、ロック部材27がドア11に押されな
がら係止部26と係合できる位置まで戻ると共に、ドア
11が閉扉状態に至ったことが検出器35によって検出
される。このため、コントローラ36から出力される信
号に基いてアクチュエータ28の可動部28aがロック
ポジション方向に駆動されることで、ロック部材27が
ロック位置に拘束される。
【0022】なお、図4〜図6は本発明の第2実施例の
ドア装置50を示している。このドア装置50におい
て、前記第1実施例と共通する箇所には第1実施例と同
一の符号を付して説明を省略する。
【0023】このドア装置50のロック部材51は、直
線的に往復移動する直線移動形のものである。そしてこ
のロック部材51は、直線移動形のソレノイドを用いた
アクチュエータ52の可動部52aによって、図4に示
すロック位置と、図5に示すロック解除位置とにわたっ
て、所定のストローク範囲を移動可能としている。
【0024】そしてロック部材51が上記ロック位置ま
で前進した時に、ロック部材51がドア11側の係止部
26に係合することにより、ドア11が閉扉状態でロッ
クされるようになっている。また、ロック部材51がロ
ック解除位置まで後退した時に、ロック部材51と係止
部26との係合が解除され、ドア11を開けることがで
きる状態となる。
【0025】そしてこの第2実施例の場合、図4に示す
閉扉状態において、アクチュエータ52の可動部52a
がロックポジションに保たれることにより、ロック部材
51が上記ロック位置に拘束される。この時、ロック部
材51が係止部26に係合するため、ドア11が閉扉状
態に保持される。
【0026】プッシュゾーン16を図5の矢印方向に押
すと、ウエザストリップ15やばね20,21が撓むこ
とができる範囲で、ドア11が車内側に少し変位する。
この変位は検出器35によって検出され、コントローラ
36を介してアクチュエータ52の可動部52aがリリ
ースポジションまで移動することにより、ロック部材5
1が係止部26を解放する。この状態になると、ばね2
0,21の弾力によってドア11を開扉方向に動く。こ
のため、ドアノブを操作することなくドア11を少し開
けることができる。そののち、図6に示すようにドア1
1を全開させる方向に容易に回動させることができる。
【0027】なお、遠隔操作手段40を備えている場合
には、実施例1と同様にドア11を開けたい時にリモー
トコントロールユニット41を操作することによってコ
ントローラ36に開扉信号を送り、アクチュエータ52
を前述のリリースポジションに作動させることにより、
ロック部材51をロック解除状態にする。
【0028】図6の開扉状態からドア11を閉めると、
ドア11が閉じたことが検出器35によって検出され、
コントローラ36に信号を送ることによってアクチュエ
ータ52の可動部52aがロックポジション方向に駆動
されるため、図4に示すようにロック部材51がロック
位置に拘束される。
【0029】なお、図7に示す本発明の第3実施例のド
ア装置60のように、ドア11を開扉方向に付勢する手
段として、シリンダ61とロッド62とを有する流体シ
リンダ機構63が採用されてもよい。シリンダ61に
は、圧力供給源64から圧縮空気や油圧等の加圧された
流体が供給される。図示例ではシリンダ61の基部が車
体12側に枢着され、ロッド62の先端部がドア11側
に枢着されており、上記流体の圧力によってロッド62
がシリンダ61から押出される方向に駆動された時に、
ドア11が開扉方向に動くようになっている。
【0030】この場合は、シリンダ機構63と圧力供給
源64との間に電磁開閉弁65が設けられており、ドア
11のプッシュゾーン16が外側から押されたことが検
出器35によって検出された時に、電磁開閉弁65を開
弁させることによって、シリンダ61に流体圧力を供給
し、ドア11を開ける方向に付勢する。なお、シリンダ
機構63の代りにガスダンパを使用してもよい。
【0031】また、ロック部材70は軸71を中心とし
て所定の角度範囲で往復回動するものであり、このロッ
ク部材70をドア11の係止部26に係合させることに
よって、ドア11をロック状態に保つことができるよう
にしてある。
【0032】上記ロック部材70を駆動するためのアク
チュエータ75は、減速機付きのモータによってギヤ付
きの可動部75aを回転させ、可動部75aの回転によ
り、ロック部材70を実線で示すロック位置と2点鎖線
で示すロック解除位置とにわたって駆動するようにして
いる。なお、モータのトルクをベルト等の巻き掛け伝動
体を介してロック部材に伝えるようにしてもよい。
【0033】上記第3実施例のドア装置60も、プッシ
ュゾーン16をドア11の外側から押すことにより、検
出器35がプッシュゾーン16の変位を検出し、コント
ローラ36を介してアクチュエータ75の可動部75a
をリリースポジションに作動させることで、ロック部材
70がロック解除方向に動き、ロック部材70が係止部
26から外れるとともに、コントローラ36から出され
る信号によって電磁開閉弁65が開弁され、シリンダ機
構63の付勢力によりドア11を開けることができる。
【0034】ドア11を閉めると、検知器35がドア1
1の閉扉状態を検出することによって、アクチュエータ
75がロックポジションに作動し、ロック部材70が係
止部26に係合することにより、ドア11がロックされ
る。また、前記実施例と同様にリモートコントロールユ
ニット41によってアクチュエータ75を遠隔操作でき
るようにしてもよい。
【0035】前記いずれの実施例においても、車両が走
行している時には、プッシュゾーン16が外側から押さ
れても検出器35の出力をキャンセルするなどして、ア
クチュータ28,52,75を作動させないようにし、
ドア11が開かないようにするとよい。また、走行中に
ドア11を内側から開けようとした場合には、警報音を
出すような構成にして安全性を高めることもできる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、ドアを開けたい時に、
ドアのプッシュゾーンを車内側に押すことによってドア
を少し開けることができるため、手でドアノブ操作をす
る必要がない。このため、両手がふさがっている時など
に開扉操作を容易に行うことができ、また、夜間などで
もドアノブをさがす必要がないから開扉操作を容易に行
うことができる。また、ドアノブ形状に左右されること
なく誰でも容易にドアを開けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すドア装置の断面図。
【図2】図1に示されたドア装置のプッシュゾーンが押
された状態の断面図。
【図3】図1に示されたドア装置の開扉状態の断面図。
【図4】本発明の第2実施例を示すドア装置の断面図。
【図5】図4に示されたドア装置のプッシュゾーンが押
された状態の断面図。
【図6】図4に示されたドア装置の開扉状態の断面図。
【図7】本発明の第3実施例を示すドア装置の断面図。
【符号の説明】
10…ドア装置 11…ドア 12…車体 13…ヒンジ 14…ドア本体 15…ウエザスト
リップ 16…プッシュゾーン 20…ばね(付勢
手段) 21…ばね(付勢手段) 25…ロック機構 26…係止部 27…ロック部材 28…アクチュエータ 28a…可動部 35…検出器 40…遠隔操作手
段 50…ドア装置 51…ロック部材 52…アクチュエータ 52a…可動部 60…ドア装置 63…シリンダ機
構(付勢手段) 70…ロック部材 75…アクチュエ
ータ 75a…可動部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体にヒンジによって開閉可能に取付けら
    れたドア本体を有しかつ閉扉状態で外側から押された時
    に車内側に変位できるプッシュゾーンを有するドアと、 上記プッシュゾーンがドアの外側から押された時にその
    変位を感知する検出器と、 上記ドアを開扉方向に付勢する付勢手段と、 上記ドアに設けられた係止部に係合するロック位置と係
    合が外れるロック解除位置とに移動可能に設けられてい
    て上記ロック位置においてドアを閉扉状態に保持するロ
    ック部材と、 上記ロック部材を上記ロック位置に拘束するロックポジ
    ションと上記ロック部材を解放するリリースポジション
    とに移動可能な可動部を有していて上記ドアが閉扉状態
    の時に上記可動部を上記ロックポジションに保ちかつ上
    記プッシュゾーンが押された時に上記検出器から出力さ
    れる信号によって上記可動部を上記リリースポジション
    まで動かすアクチュエータと、 を具備したことを特徴とする車両用ドア装置。
  2. 【請求項2】前記付勢手段が、前記ドアを開ける方向の
    反発荷重を生じるねじりばねであることを特徴とする請
    求項1記載の車両用ドア装置。
  3. 【請求項3】前記付勢手段が、前記ドアを開ける方向の
    反発荷重を生じるコイルばねであることを特徴とする請
    求項1記載の車両用ドア装置。
  4. 【請求項4】前記付勢手段が、前記ドアを開ける方向の
    反発荷重を生じるトーションバーであることを特徴とす
    る請求項1記載の車両用ドア装置。
  5. 【請求項5】前記付勢手段が、加圧された流体によって
    ドアを開ける方向に付勢するシリンダ機構であることを
    特徴とする請求項1記載の車両用ドア装置。
  6. 【請求項6】前記ロック部材が、前記ロック位置とロッ
    ク解除位置とにわたって所定のストロークで直線的に往
    復移動する直線移動形ロック部材であり、かつ、前記ア
    クチュエータが直線移動形のソレノイドであることを特
    徴とする請求項1記載の車両用ドア装置。
  7. 【請求項7】前記ロック部材が、前記ロック位置とロッ
    ク解除位置とにわたって所定の角度範囲で往復回転する
    回動形ロック部材であり、かつ、前記アクチュエータが
    モータまたはソレノイドであることを特徴とする請求項
    1記載の車両用ドア装置。
  8. 【請求項8】前記アクチュエータが、受信器とこの受信
    機に信号を送出するリモートコントロールユニットとを
    備えた遠隔操作手段により、ドアを開ける際に前記リリ
    ースポジションに駆動できるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の車両用ドア装置。
  9. 【請求項9】前記ドア本体と車体との間にゴム弾性を有
    するウエザストリップが設けられており、ドアが閉扉状
    態の時にこのウエザストリップを厚み方向に圧縮させる
    ことのできる範囲でドアが車内側に変位できるようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の車両用ドア装置。
JP6240220A 1994-10-04 1994-10-04 車両用ドア装置 Pending JPH08104141A (ja)

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JP (1) JPH08104141A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011106187A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ドア制御装置
JP2018535337A (ja) * 2015-09-24 2018-11-29 テスラ,インコーポレイテッド 水平方向の係止を有するデュアルヒンジクロージャ
US11634012B2 (en) 2018-05-29 2023-04-25 Komatsu Ltd. Cab for work machine and work machine

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Effective date: 19991109