JPH0810400Y2 - コーティング液供給装置 - Google Patents

コーティング液供給装置

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JPH0810400Y2
JPH0810400Y2 JP5105491U JP5105491U JPH0810400Y2 JP H0810400 Y2 JPH0810400 Y2 JP H0810400Y2 JP 5105491 U JP5105491 U JP 5105491U JP 5105491 U JP5105491 U JP 5105491U JP H0810400 Y2 JPH0810400 Y2 JP H0810400Y2
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JP
Japan
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coating liquid
outer cylinder
belt
supply device
coating
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JP5105491U
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JPH04134465U (ja
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節雄 樋口
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Asahi Breweries Ltd
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Asahi Breweries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ガラス壜のすり傷を
遮蔽するために壜体にコーティングするコーティング液
を、コーティング液塗布用ベルトに供給するためのコー
ティング液供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のコーティング液供給装置と
して、コーティング液塗布用ベルトにコーティング液を
噴射するコーティング液噴射部材と、このコーティング
液噴射部材にコーティング液を供給する供給手段とを具
えたものが用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そしてそのコーティン
グ液噴射部材としては、注射針のようなきわめて小さな
直径の噴射孔を有する複数の噴射針を設置し、それによ
ってコーティング液供給手段によって供給されたコーテ
ィング液をコーティング液塗布用ベルトに噴射して塗布
していた。しかしながら前記のようなコーティング液噴
射部材は、その噴射孔の直径がきわめて小さいことか
ら、コーティング液のゲル化した部分が一部又は全体の
噴射孔に詰ってしまって、コーティング液の供給量が不
均一になったり又は全体として不足し、良好なコーティ
ング液の塗布が行われなくなるという問題がある。
【0004】そこでこの考案の目的は、前記のような従
来のコーティング液供給装置のもつ問題を解消し、コー
ティング液の供給量が不均一になったり又は全体として
不足し、良好なコーティング液の塗布が行われなくなる
ということのないコーティング液供給装置を提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、前記のよう
な目的を達成するために、従来のコーティング液塗布用
ベルトと、コーティング液噴射部材と、コーティング液
噴射部材へのコーティング液供給手段とを具えたコーテ
ィング液供給装置において、コーティング液噴射部材は
一端が開口している弾性物質製外筒と、この外筒内に挿
入された多角形の内筒とを有し、この内筒の稜角は外筒
の内周面に当接し、この稜角間において内外筒間に空間
が形成されるとともに、外筒壁に少なくとも前記空間の
1個と連通して所定以上の圧力がかかったときは開口
し、それ以外では弾性により閉鎖しているスリットを設
けたことを特徴とするものである。またコーティング液
噴射部材とコーティング液塗布用ベルトとの間には、コ
ーティング液噴射部材からコーティング液を受け取って
コーティング液塗布用ベルトに塗布するブラシが設けら
れており、さらにコーティング液噴射部材にコーティン
グ液を供給する供給手段は、定量プランジャポンプから
なっている。
【0006】
【作用】前記のようなこの考案において、コーティング
液噴射部材は通常その外筒がその弾性によってスリット
が閉鎖しているが、コーティング液供給手段によって内
外筒間の空間にコーティング液が供給されて、その内部
圧力が所定値以上に高くなると、その圧力によってスリ
ットが開口してコーティング液が噴射されて、コーティ
ング液塗布用ベルトに供給され、その圧力が低下すると
スリットが閉鎖してコーティング液の供給が停止する。
またコーティング液噴射部材からブラシにコーティング
液が噴射され、この噴射されたコーティング液がブラシ
によってコーティング液塗布用ベルトに塗布され、さら
にコーティング液噴射部材にコーティング液を供給する
供給手段は、定量プランジャポンプからなっていて、該
ポンプの吐出時にコーティング液の供給が行われる。
【0007】
【実施例】図1はこの考案を壜にラベルを貼着するラベ
ラ21と連動させた実施例を示し、この実施例におい
て、1はコーティング液塗布用ベルト、2はそれにコー
ティング液を供給する噴射ノズルからなるコーティング
液噴射部材を示し、この噴射ノズル2はコーティング液
貯留タンク6と給液管7によって連結され、この給液管
7にはプランジャポンプ5からなるコーティング液供給
手段が設置されており、噴射ノズル2とコーティング液
塗布用ベルト1との間には噴射ノズル2からコーティン
グ液を受け取ってコーティング液塗布用ベルト1に塗布
するブラシ4が設けられている。なお同図において20は
コーティング液が塗布される壜を示し、ブラシ4は所望
により省略して、噴射ノズル2から直接コーティング液
塗布用ベルト1にコーティング液を噴射するようにして
もよく、プランジャポンプ5は電磁力駆動の定量パルス
ポンプからなっていて、ラベラ21とラベラインバータ22
及びパルス発信回路23を介して接続されており、25は送
液センサ、26はそれに接続された警報ブザーを示す。図
3〜6には噴射ノズル2の詳細が示されており、8はビ
ニール樹脂等の弾性材料によって形成され、一端が開口
している外筒を示し、この外筒8内に多角形の内筒9が
挿入され、この内筒9の稜角10は外筒8の内周面に当接
し、この稜角10間において内外筒間に空間11が形成され
るとともに、外筒壁に少なくとも前記空間11の1個と連
通して所定以上の圧力がかかったときは開口し、それ以
外では弾性により閉鎖しているスリット12が設けられて
いる。図示の外筒8は円筒形となっているが、これ以外
の形状となっていてもよく、また内筒9は4角形となっ
ているがこれ以外の多角形となっていてもよく、その筒
体には複数の透孔13が設けられ、頭部は図5に示すよう
に先細となっている。このような内筒9を外筒8の開口
から内部に挿入し、その頭部に中空筒状の連結具14が嵌
着され、このようになった外筒8の上下を緊締具16で緊
締する。
【0008】前記のようなものにおいて、コーティング
液の非供給時には、噴射ノズル2はその外筒8のスリッ
ト12がその弾性によって図3に示すように閉鎖してい
る。ここでコーティング液の供給時には、プランジャポ
ンプ5が作動してその吐出時に、コーティング液貯留タ
ンク6内のコーティング液が内外筒間の空間11に供給さ
れて、その内部圧力が所定値以上に高くなると、その圧
力によってスリット12が図6に示すように開口してコー
ティング液が図2に示すようにブラシ4に噴射され、こ
のブラシ4によりコーティング液がコーティング液塗布
用ベルトに塗布され、さらに壜20に塗布される。そして
コーティング液の供給を中止するに際しては、プランジ
ャポンプ5の作動を停止し、これにより噴射ノズル2内
の圧力が低下すると、スリット12が閉鎖してコーティン
グ液の供給が停止する。前記の場合、ラベラ21の速度が
変更されると、ラベラインバータ22によってそれと同期
してパルス発信回路23からの発信パルスを制御し、これ
によってプランジャポンプ5のストローク回数を調節し
て、ラベラ21における壜の速度に合わせてコーティング
液の供給量を調節することができる。またポンプの故
障、配管の破損による洩れ等により、噴射ノズル2にコ
ーティング液が供給されないような場合は、これを送液
センサ25が検知して警報ブザー26を作動させてこれを知
らせることとなる。
【0009】
【考案の効果】この考案は前記のようであって、コーテ
ィング液噴射部材は一端が開口している弾性物質製外筒
と、この外筒内に挿入された多角形の内筒とを有し、こ
の内筒の稜角は外筒の内周面に当接し、この稜角間にお
いて内外筒間に空間が形成されるとともに、外筒壁に少
なくとも前記空間の1個と連通して所定以上の圧力がか
かったときは開口し、それ以外では弾性により閉鎖して
いるスリットを設けたので、コーティング液の供給量が
不均一になったり又は全体として不足し、良好なコーテ
ィング液の塗布が行われなくなるということがないとい
う効果がある。またコーティング液噴射部材とコーティ
ング液塗布用ベルトとの間には、コーティング液噴射部
材からコーティング液を受け取ってコーティング液塗布
用ベルトに塗布するブラシが設けられていて、コーティ
ング液噴射部材からブラシにコーティング液が噴射さ
れ、この噴射されたコーティング液がブラシによってコ
ーティング液塗布用ベルトに塗布されるようになってい
るので、その塗布層の厚さを一層均一にすることができ
るという効果がある。さらにコーティング液噴射部材に
コーティング液を供給する供給手段は、定量プランジャ
ポンプからなっていて、該ポンプの吐出時にコーティン
グ液の供給が行われるようになっているので、このプラ
ンジャポンプのストロークを調整することによって、コ
ーティング液の供給量を簡単に調節することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の一部線図的配置図である。
【図2】同上の一部の平面図である。
【図3】同上の噴射ノズルの斜面図である。
【図4】同噴射ノズルの外筒の斜面図である。
【図5】同噴射ノズルの内筒及び連結具の斜面図であ
る。
【図6】図3の線6−6による切断斜面図である。
【符号の説明】
1 コーティング液塗布用ベルト 2 噴射ノズル 4 ブラシ 5 プランジャポンプ 6 コーティング液貯留タンク 7 給液管 8 外筒 9 内筒 10 稜角 11 空間 12 スリット 20 壜

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーティング液塗布用ベルトにコーティ
    ング液を噴射するコーティング液噴射部材と、このコー
    ティング液噴射部材にコーティング液を供給する供給手
    段とを具えたコーティング液供給装置において、前記コ
    ーティング液噴射部材は一端が開口している弾性物質製
    外筒と、この外筒内に挿入された多角形の内筒とを有
    し、この内筒の稜角は外筒の内周面に当接し、この稜角
    間において内外筒間に空間が形成されるとともに、外筒
    壁に少なくとも前記空間の1個と連通して所定以上の圧
    力がかかつたときは開口し、それ以外では弾性により閉
    鎖しているスリットを設けたことを特徴とするコーティ
    ング液供給装置。
  2. 【請求項2】 コーティング液噴射部材とコーティング
    液塗布用ベルトとの間にはコーティング液噴射部材から
    コーティング液を受け取ってコーティング液塗布用ベル
    トに塗布するブラシが設けられている請求項1のコーテ
    ィング液供給装置。
  3. 【請求項3】 コーティング液噴射部材にコーティング
    液を供給する供給手段は、定量プランジャポンプからな
    る請求項1のコーティング液供給装置。
JP5105491U 1991-06-06 1991-06-06 コーティング液供給装置 Expired - Lifetime JPH0810400Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5105491U JPH0810400Y2 (ja) 1991-06-06 1991-06-06 コーティング液供給装置

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JP5105491U JPH0810400Y2 (ja) 1991-06-06 1991-06-06 コーティング液供給装置

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Publication Number Publication Date
JPH04134465U JPH04134465U (ja) 1992-12-15
JPH0810400Y2 true JPH0810400Y2 (ja) 1996-03-29

Family

ID=31928140

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