JPH08103953A - 熱可塑性樹脂管の管端受口加工金型 - Google Patents

熱可塑性樹脂管の管端受口加工金型

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Publication number
JPH08103953A
JPH08103953A JP23919994A JP23919994A JPH08103953A JP H08103953 A JPH08103953 A JP H08103953A JP 23919994 A JP23919994 A JP 23919994A JP 23919994 A JP23919994 A JP 23919994A JP H08103953 A JPH08103953 A JP H08103953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
pipe
thermoplastic resin
vinyl chloride
receiving port
Prior art date
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Pending
Application number
JP23919994A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Murata
雅弘 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH08103953A publication Critical patent/JPH08103953A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱可塑性樹脂管のサイズを変更する度毎に、
金型を一々交換する必要のない管端受口加工金型を提供
する。 【構成】 複数個の口径の異なるほぼ円筒形の型11、
12、13が同心状に重ねられ、各型11、12、13
が一端部において固定板1の一面に固定され、各型1
1、12、13の他端部が縮径Sされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂管の管端
に受口加工を施す際に使用して好適な金型に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開昭53−5273号
公報、特開昭58−96512号後方に記載されている
ように、熱可塑性樹脂管を管端に受口加工を施す際に使
用する金型が知られている。このような従来の金型にお
いては、受口加工を施そうとする熱可塑性樹脂管のサイ
ズ毎に異なる金型を用意し、加工に際しては、種々のサ
イズの金型の中から所望のサイズの金型を選択して加工
装置の本体に取付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、叙上の
従来の金型においては、熱可塑性樹脂管のサイズを変更
する度毎に、種々のサイズの金型の中から所望のサイズ
の金型を一々選択して加工装置の本体に取付けられた金
型を交換する必要があり、金型交換中は加工作業を中断
する必要があり、生産性の上がらないものであった。
【0004】本発明は、このような従来の熱可塑性樹脂
管の管端受口加工金型における問題点に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、従来の問題点
を解決し、熱可塑性樹脂管のサイズを変更する度毎に、
金型を一々交換する必要のない管端受口加工金型を提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明熱可塑性樹脂管の管端受口加工金型は、複数
個の口径の異なるほぼ円筒形の型が同心状に重ねられ、
各型が一端部において固定板の一面に固定され、各型の
他端部が縮径されていることを特徴とするものである。
【0006】本発明において、熱可塑性樹脂管の材質と
しては、特に限定されるものではないが、例えば、硬質
塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱
可塑性樹脂が使用できる。
【0007】
【作用】本発明熱可塑性樹脂管の管端受口加工金型にお
いては、複数個の口径の異なるほぼ円筒形の型が同心状
に重ねられ、各型が一端部において固定板の一面に固定
され、各型の他端部が縮径されているので、固定板の一
面に必要なサイズの型を設けておけば、サイズ毎に一々
交換する必要がなく、生産性が向上する。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明熱可塑性樹脂管の管端受口加工
金型の一例を示す上半部切欠正面図、図2は図1に示す
本発明熱可塑性樹脂管の管端受口加工金型の側面図であ
る。図1、2において、1は鋼製固定板、11、12、
13は口径の異なるほぼ円筒形の鋼製型であり、各型1
1、12、13の外面の形状は硬質塩化ビニル樹脂管
(図示しない)の管端に加工を施そうとする受口の形状
に適合したものとなっている。
【0009】各型11、12、13は同心状に重ねら
れ、各一端部において固定板1の一面に一体的に溶接固
定されている。各型11、12、13の他端部は縮径S
され、他端部と、縮径部Sと本体部との間に夫々テーパ
ー部Tが設けられ、硬質塩化ビニル樹脂管(図示しな
い)の外挿が容易にできるようになっている。
【0010】これらの型11、12、13は外径60m
m、114mm、165mmの3サイズの硬質塩化ビニ
ル樹脂管の管端受口加工に使用される。外側の型13の
外側に外筒14が設けられ、外筒14の一端は固定板1
の一面に一体的に溶接固定されている。外側の型13の
他端部は外筒14の他端部よりも側方に突出され、中間
の型12の他端部は外側の型13の他端部よりも側方に
突出され、内側の型11の他端部は中間の型12の他端
部よりも側方に突出されている。
【0011】2、3、4、5は固定板1の一面から他の
一面に貫通して穿設された冷却媒体用通孔であり、通孔
2、2、・・は内側の型11の内方に円形に配列して設
けられ、通孔3、3、・・は内側の型11と中間の型1
2との間に円形に配列して設けられ、通孔4、4、・・
は中間の型12と外側の型13との間に円形に配列して
設けられ、通孔5、5、・・は外側の型13と外筒14
との間に円形に配列して設けられている。
【0012】外筒14は硬質塩化ビニル樹脂管の管端を
外側の型13に外挿して硬質塩化ビニル樹脂管の管端に
受口を加工する場合に通孔5、5、・・から吹き込まれ
る冷却媒体のガイドとなり、外側の型13に外挿される
硬質塩化ビニル樹脂管を効率よく冷却できるようになっ
ている。
【0013】同様に外側の型13は中間の型12に硬質
塩化ビニル樹脂管の管端を外挿して受口を加工する場合
に、通孔4、4、・・から吹き込まれる冷却媒体のガイ
ドとなり、中間の型12は内側の型11に硬質塩化ビニ
ル樹脂管の管端を外挿して受口を加工する場合に、通孔
3、3、・・から吹き込まれる冷却媒体のガイドとな
る。尚、内側の型11の内側に設けられた通孔2、2、
・・から吹き込まれる冷却媒体は内側の型11を冷却す
るためのものである。
【0014】〔実施例の作用〕次に図1、2に示す本発
明管端受口加工金型の作用について説明する。図1、2
に示す本発明管端受口加工金型においては、外径60m
m、114mm、165mmの3サイズの硬質塩化ビニ
ル樹脂管の管端に受口加工を施す型11、12、13が
設けられているので、これらの3サイズのいずれかのサ
イズの硬質塩化ビニル樹脂管の管端に受口加工を施す際
には、硬質塩化ビニル樹脂管の管端を加熱軟化して型1
1、12、13のいずれかの対応する型に外挿すること
により管端に受口を成形することができる。成形後は冷
却媒体用通孔14から圧縮空気を吹き込むことにより加
熱軟化された硬質塩化ビニル樹脂管の管端部を冷却し固
化させる。
【0015】硬質塩化ビニル樹脂管の管端部の冷却固化
が終了すると硬質塩化ビニル樹脂管の管端部部を型から
引き抜く。次いで、他のサイズの硬質塩化ビニル樹脂管
の管端に受口を形成する場合には、同様に対応する型に
硬質塩化ビニル樹脂管の管端を外挿することにより受口
を成形でき、従来金型のように何ら、型を交換する必要
はなく、生産性が向上する。
【0016】以上、本発明の実施例を図について説明し
たが、本発明の具体的な構成は図示の実施例に限定され
ることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更は本発明に含まれる。
【0017】例えば、図示の実施例においては、固定板
1に冷却用媒体用通孔が穿設されているが、このような
通孔は必ずしも設けられていなくてもよい。固定板1に
冷却用媒体用通孔が設けられない場合には、型の固定板
固定部と反対側の他端部から冷却用媒体を注入すること
により熱可塑性樹脂管を冷却できる。
【0018】又、図示の実施例においては、各型11、
12、13は一端部が固定板の一面に溶接されている
が、溶接の代わりにねじ付け、即ち、型の外面に雄ねじ
を設け、固定板の一面に雌ねじを設け、型の雄ねじを固
定板の雌ねじにねじこむことにより固定板の一面に型を
取付けるようにしてもよく、或いは、型を固定板にビス
ネジにより取付けるようにしてもよく、或いは、又、最
初から一体的に成形されていてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明熱可塑性樹脂管の管端受口加工金
型においては、複数個の口径の異なるほぼ円筒形の型が
同心状に重ねられ、各型が一端部において固定板の一面
に固定され、各型の他端部が縮径されているので、固定
板の一面に必要なサイズの型を設けておけば、サイズ毎
に一々交換する必要がなく、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明熱可塑性樹脂管の管端受口加工金型の一
例を示す上半部切欠正面図。
【図2】図1に示す本発明熱可塑性樹脂管の管端受口加
工金型の側面図。
【符号の説明】
1 固定板 11〜13 型 14 外筒 2〜5 冷却用媒体用通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の口径の異なるほぼ円筒形の型が
    同心状に重ねられ、各型が一端部において固定板の一面
    に固定され、各型の他端部が縮径されていることを特徴
    とする熱可塑性樹脂管の管端受口加工金型。
JP23919994A 1994-10-03 1994-10-03 熱可塑性樹脂管の管端受口加工金型 Pending JPH08103953A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23919994A JPH08103953A (ja) 1994-10-03 1994-10-03 熱可塑性樹脂管の管端受口加工金型

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JP23919994A JPH08103953A (ja) 1994-10-03 1994-10-03 熱可塑性樹脂管の管端受口加工金型

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Publication Number Publication Date
JPH08103953A true JPH08103953A (ja) 1996-04-23

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ID=17041208

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23919994A Pending JPH08103953A (ja) 1994-10-03 1994-10-03 熱可塑性樹脂管の管端受口加工金型

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JP (1) JPH08103953A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8403187B2 (en) 2006-09-27 2013-03-26 Air Liquide Industrial U.S. Lp Production of an inert blanket in a furnace
US8568654B2 (en) 2006-08-23 2013-10-29 Air Liquide Industrial U.S. Lp Vapor-reinforced expanding volume of gas to minimize the contamination of products treated in a melting furnace

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8568654B2 (en) 2006-08-23 2013-10-29 Air Liquide Industrial U.S. Lp Vapor-reinforced expanding volume of gas to minimize the contamination of products treated in a melting furnace
US9267187B2 (en) 2006-08-23 2016-02-23 Air Liquide Industrial U.S. Lp Vapor-reinforced expanding volume of gas to minimize the contamination of products treated in a melting furnace
US8403187B2 (en) 2006-09-27 2013-03-26 Air Liquide Industrial U.S. Lp Production of an inert blanket in a furnace

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