JPH0810391Y2 - 粉粒体散布装置 - Google Patents
粉粒体散布装置Info
- Publication number
- JPH0810391Y2 JPH0810391Y2 JP1992079849U JP7984992U JPH0810391Y2 JP H0810391 Y2 JPH0810391 Y2 JP H0810391Y2 JP 1992079849 U JP1992079849 U JP 1992079849U JP 7984992 U JP7984992 U JP 7984992U JP H0810391 Y2 JPH0810391 Y2 JP H0810391Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- granular material
- tank
- powder
- feeding mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Fertilizing (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、農業用粉体粒剤農薬
や肥料を散布する粉粒体散布装置に関するものである。
や肥料を散布する粉粒体散布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、水田の病害虫防除並びに肥料の散
布を行なうに際し、大形の散布機に長尺の多孔噴頭(8
0m〜150m)を取付けることにより、粉粒体散布の
高能率化を図っている。この種従来の粉粒体散布装置を
図3について説明する。図において、1はエンジン(図
示せず)により駆動される送風機、2は送風機1の風出
口1aに接続される粉粒体タンクで、最下端の風通路2
aとこの風通路2aに粉粒体を繰出す星形繰出し機構2
bとその上方に広がるタンク部2cとで構成されてい
る。3は風通路2aの他端に接続される長尺の多孔噴頭
である。なお、星形繰出し機構2bのファン4はモータ
(図示せず)により駆動される。
布を行なうに際し、大形の散布機に長尺の多孔噴頭(8
0m〜150m)を取付けることにより、粉粒体散布の
高能率化を図っている。この種従来の粉粒体散布装置を
図3について説明する。図において、1はエンジン(図
示せず)により駆動される送風機、2は送風機1の風出
口1aに接続される粉粒体タンクで、最下端の風通路2
aとこの風通路2aに粉粒体を繰出す星形繰出し機構2
bとその上方に広がるタンク部2cとで構成されてい
る。3は風通路2aの他端に接続される長尺の多孔噴頭
である。なお、星形繰出し機構2bのファン4はモータ
(図示せず)により駆動される。
【0003】エンジンにより送風機1を駆動して多孔噴
頭3に圧力空気を送り、そしてモータによりファン4を
駆動してタンク2内の粉粒体を風通路2aに落とすと、
粉粒体は圧力空気によって各噴口3aから散布される。
頭3に圧力空気を送り、そしてモータによりファン4を
駆動してタンク2内の粉粒体を風通路2aに落とすと、
粉粒体は圧力空気によって各噴口3aから散布される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の粉粒体散布装置
は以上のように構成されているので、多孔噴頭3による
バックプレッシャがあって、そのために圧力空気がファ
ン4の間にたまり、タンク部2cの下部に空気がたまる
ことになる。即ち繰出し機構2bの上に空気によるアー
チ状のブリッチが形成されて粉粒体が落ちにくくなり、
粉粒体の供給がスムーズにゆかないという問題点があっ
た。
は以上のように構成されているので、多孔噴頭3による
バックプレッシャがあって、そのために圧力空気がファ
ン4の間にたまり、タンク部2cの下部に空気がたまる
ことになる。即ち繰出し機構2bの上に空気によるアー
チ状のブリッチが形成されて粉粒体が落ちにくくなり、
粉粒体の供給がスムーズにゆかないという問題点があっ
た。
【0005】この考案はかかる問題点を解消するために
なされたもので、粉粒体タンク内の下部に繰出し機構か
ら侵入してくる空気を空気抜き機構により抜くことによ
り、繰出し機構によって粉粒体タンク内の粉粒体をスム
ーズに供給できる粉粒体散布装置を得ることを目的とす
る。
なされたもので、粉粒体タンク内の下部に繰出し機構か
ら侵入してくる空気を空気抜き機構により抜くことによ
り、繰出し機構によって粉粒体タンク内の粉粒体をスム
ーズに供給できる粉粒体散布装置を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案に係る粉粒体散
布装置は、送風機の風出口に星形繰出し機構を備えた粉
粒体タンクを接続したものにおいて、粉粒体タンク内の
繰出し機構近くに空気抜き機構を設置したものである。
布装置は、送風機の風出口に星形繰出し機構を備えた粉
粒体タンクを接続したものにおいて、粉粒体タンク内の
繰出し機構近くに空気抜き機構を設置したものである。
【0007】
【作用】この考案においては、粉粒体タンク内の下部に
繰出し機構から空気が侵入してきても、空気抜き機構に
よりタンク内から抜かれるので、繰出し機構の上に空気
によるブリッチが形成されず、粉粒体はスムーズに繰出
し機構に供給される。
繰出し機構から空気が侵入してきても、空気抜き機構に
よりタンク内から抜かれるので、繰出し機構の上に空気
によるブリッチが形成されず、粉粒体はスムーズに繰出
し機構に供給される。
【0008】
【実施例】この考案の一実施例を図1,図2について説
明する。図1は要部を破断して示す全体図、図2は図1
の要部を示す断面図であり、前記従来のものと同一また
は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。図に
おいて、5は空気抜き機構で、粉粒体タンク2内で繰出
し機構2bに向けて開口する空気吸込部5a(ラッパ状
をしている)と、粉粒体タンク2の外部に向けて開口す
る空気放出部5b( 管状をしている)とで構成されてい
る。
明する。図1は要部を破断して示す全体図、図2は図1
の要部を示す断面図であり、前記従来のものと同一また
は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。図に
おいて、5は空気抜き機構で、粉粒体タンク2内で繰出
し機構2bに向けて開口する空気吸込部5a(ラッパ状
をしている)と、粉粒体タンク2の外部に向けて開口す
る空気放出部5b( 管状をしている)とで構成されてい
る。
【0009】このように粉粒体はタンク2内に空気抜き
機構5を設けておくと、多孔噴頭3によるバックプレッ
シャによって繰出し機構2bからタンク2内に侵入して
くる空気は繰出し機構2bの上方でそのまま空気吸込部
5aに吸込まれて空気放出部5bによって外部に放出さ
れるので、粉粒体タンク内の繰出し機構2bの上には空
気によるブリッチが形成されず、粉粒体はスムーズに繰
出し機構2bに供給される。なお、空気抜き機構5は、
必要に応じて粉粒体タンク2の内面に固定してもよい。
機構5を設けておくと、多孔噴頭3によるバックプレッ
シャによって繰出し機構2bからタンク2内に侵入して
くる空気は繰出し機構2bの上方でそのまま空気吸込部
5aに吸込まれて空気放出部5bによって外部に放出さ
れるので、粉粒体タンク内の繰出し機構2bの上には空
気によるブリッチが形成されず、粉粒体はスムーズに繰
出し機構2bに供給される。なお、空気抜き機構5は、
必要に応じて粉粒体タンク2の内面に固定してもよい。
【0010】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば粉粒体
タンク内の下部に繰出し機構から侵入してくる空気を空
気抜き機構により抜くことにより、繰出し機構によって
粉粒体タンク内の粉粒体をスムーズに供給できるという
効果が得られる。
タンク内の下部に繰出し機構から侵入してくる空気を空
気抜き機構により抜くことにより、繰出し機構によって
粉粒体タンク内の粉粒体をスムーズに供給できるという
効果が得られる。
【図1】この考案の一実施例を示す要部破断の全体図で
ある。
ある。
【図2】図1の要部を示す断面図である。
【図3】従来装置を示す全体図である。
1 送風機 1a 送風機の風出口 2 粉粒体タンク 2b 星形繰出し機構 3 多孔噴頭 4 星形繰出し機構のファン 5 空気抜き機構
Claims (1)
- 【請求項1】 送風機によって長尺の多孔噴頭に圧力空
気を送って粉粒体を散布するものであって、下部に星形
繰出し機構を備えた粉粒体タンクを前記送風機の風出口
に接続した粉粒体散布装置において、空気吸込部が 前記タンク内で前記繰出し機構の近くに開
口しかつ空気放出部が前記タンクの外部付近に開口する
空気抜き機構を備えたことを特徴とする粉粒体散布装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992079849U JPH0810391Y2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 粉粒体散布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992079849U JPH0810391Y2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 粉粒体散布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639153U JPH0639153U (ja) | 1994-05-24 |
JPH0810391Y2 true JPH0810391Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=13701651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992079849U Expired - Lifetime JPH0810391Y2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 粉粒体散布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810391Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53139112A (en) * | 1977-05-11 | 1978-12-05 | Hitachi Ltd | Clutch motor |
GB8531168D0 (en) * | 1985-12-18 | 1986-01-29 | Bloxvich Lock Stamping | Demountable hinges |
-
1992
- 1992-10-22 JP JP1992079849U patent/JPH0810391Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0639153U (ja) | 1994-05-24 |
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