JPH08103770A - 電解水生成装置 - Google Patents

電解水生成装置

Info

Publication number
JPH08103770A
JPH08103770A JP26193394A JP26193394A JPH08103770A JP H08103770 A JPH08103770 A JP H08103770A JP 26193394 A JP26193394 A JP 26193394A JP 26193394 A JP26193394 A JP 26193394A JP H08103770 A JPH08103770 A JP H08103770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrolytic
water
circuit
current
anode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26193394A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakamura
博 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON INTEC KK
Original Assignee
NIPPON INTEC KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON INTEC KK filed Critical NIPPON INTEC KK
Priority to JP26193394A priority Critical patent/JPH08103770A/ja
Publication of JPH08103770A publication Critical patent/JPH08103770A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 原水に対して、小型の電解槽を複数個配設す
ると共に、夫夫の電解槽に対して電解電源を直列に印加
することにより、長期の使用に耐える電解水生成装置を
得る。 【構成】 第1の電解槽1と第2の電解槽11の原水供
給は原水供給配管19で連通され、図示しない流路を通
った原水は共通して供給される。他方、電源回路の陽極
を出て回路35から供給される直流電流の正電流は第1
の電解槽1の陽電極から入り、その陰電極からでて次い
で第2の電解槽11の陽電極に入り、その陰電極から回
路36を通り電源回路の陰極にもどる。反転スイッチ3
4を切り換えて正負極を反転すると、上記直流電流の正
電流は第2の電解槽11の陰電極に入り、その陽電極を
でて次いで第1の電解槽1の陰電極に入り、その陽電極
から回路35を通り電源回路の陰極にもどる。この結
果、電解槽自体への単位電解電流を少なくするだけでな
く、直流電源から電解槽に至る回路に流れる電流を少な
くしてその発熱を減少させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水道水などの原水を
電気分解して陽極水と陰極水を連続的に生成する電解水
生成機において、電解槽を複数個並列に配設したものに
関する。
【0002】
【従来の技術】電解水生成装置は電解槽内を隔膜によっ
て陰極室と陽極室に分け、夫夫の室内に電極を挿入し、
極室内に供給した原水を電極間の通電によって電気分解
することにより陰極室に陰極水を、陽極室に陽極水を電
解生成するものである。原水中に食塩水等の電解質を加
えて電解した前記陽極水は洗浄用水、消毒および殺菌水
として効力があり、食品とか医療の専門分野において使
用されてきたが、家庭においても使用される機運にあ
り、このような家庭用では小型化されて使用に便利なよ
うに構成される。
【0003】従来のアルカリ電解水生成器の成水を用い
る飲料用に較べ、このような消毒および殺菌水として効
力ある水は一時的に多量に必要とする。従って、家庭用
といえどもその装置は比較的に大きなものとなる。しか
も、家庭においては、装置の使用者は不特定多数とな
る。このような状態において、所望される電解度の水を
確実に得ながら、長期の使用において安全かつ確実に動
作する必要がある。
【0004】このためには、大型の電解槽を用いて通常
の電解を行うか、比較的小型の電解槽を用い、この電解
槽を通過する原水の流速を速くする一方、電解槽陰陽極
電極間に大電流を加えて電解する方法がとられている。
【0005】図2はこのような場合の消毒および殺菌水
として効力ある水を得る装置の電解槽と電源の関係を示
す一実施例であり、電解槽21の陰陽極室25、23の
陰陽極26、24に印加する直流電源の電源回路は交流
電源30が電源トランス31を介して整流回路32に入
り、その出力側の正極は逆洗を行うさいに陰陽極電圧を
反転する反転スイッチ34を通り、上記電解槽の陽極に
回路35をもって接続している。他方陰極は電源遮断ス
イッチ33から上記反転スイッチを通り、上記電解槽の
陰極に回路36をもって接続している。一方、図示しな
い弁体、電解質投入装置、または浄水器などを経た原水
は原水供給配管29を介して上記電解槽の下方部に入
り、隔膜22で分かれた陰陽極室を上昇しながら上記陰
陽極26、24に印加した直流により電解され陰極室配
管27からは陰極水が、陽極室配管28からは陽極水が
吐出される。
【0006】このようにして形成された陰陽極水はその
目的によって適宜使用される。例えば、原水に食塩など
の電解質を添加して電解した陽極水は消毒および殺菌水
として効力ある水となりこの目的に供せられるが、この
さい伴成される陰極水は中和剤として用いられる以外は
排水される。
【0007】この方式では多量の陽極水を得るために電
解槽を通過する原水の流速を速くすると共に、強電解と
するために、1個の電解槽に電源からの電流がすべて印
加される。このため、多量の電流が陰陽電極に流れて電
解槽や電源から電解槽に至る配線部材を発熱し、電解効
率を悪くしていた。また、電極の電流密度が高くなるた
め、電極の消耗を激しくし電解槽の寿命を短くし、不特
定多数が容易に使える装置としては程遠いものとなって
いた。
【0008】この障害を防ぐためには電解槽を大形化
し、電源から電解槽に至る配線部材を太くしなければな
らず、このように電解槽を大形化するとその配置などに
設計上の制約を受け、電解水生成装置は大形化せざるを
得ず、狭い場所に設置するのに不適当な形態となり、装
置は使い勝手の悪いものとなつてしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、原水
に対して、小型の電解槽を複数個配設すると共に、夫夫
の電解槽に対して電解電源を直列に印加することによ
り、所望する電解水を得ながら電解槽自体への単位電解
電流を少なくするだけでなく、直流電源から電解槽に至
る回路に流れる電流を少なくしてその発熱を減少させ、
長期の使用に耐える電解水生成装置を提供しようするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電解水生成装置
は、電解槽を隔膜によって陰極室と陽極室に分け夫夫の
室内に電極を設け、上記電極間に所定電圧を印加する電
解電源を設けて前記電解槽内に供給される原水を電極間
の通電によって電解し陰極室に陰極水、陽極室に陽極水
を生成する電解装置において、電解槽を原水供給水に対
して並列に複数個配設すると共に、夫夫の電解槽に供給
する電圧を夫夫の電解槽に対して直列に印加することを
要旨としている。
【0011】
【作用】原水に対して、小型の電解槽を複数個配設する
と共に、夫夫の電解槽に対して電解電源を直列に印加し
ているので、電解槽自体の電解効率がよくなる一方、電
解槽の電極や直流電源から電解槽に至る回路に流れる電
流が少なくなるので、その発熱がしにくくなる。その結
果、電気効率がよくなる。また電解槽の寿命が長くなる
のでメインテナンスフリーとして長期の使用において、
安定して使用することができる。
【0012】
【実施例】図2に示した従来例と同じ作用・効果を示す
ものには同じ符号を付けて説明する。また重複する説明
は省略する。
【0013】図1は本発明が実施される電解水生成装置
電源の一実施例である。図において、1は第1の電解
槽、2はその隔膜、3は第1の電解槽の陽極室、4はそ
の陽電極、5は第1の電解槽の陰極室、6はその陰電
極、11は第2の電解槽、12はその隔膜、13は第2
の電解槽の陽極室、14はその陽電極、15は第2の電
解槽の陰極室、16はその陰電極、17は陰極水吐水配
管、18は陽極水吐水配管、19は原水供給配管であ
る。
【0014】第1の電解槽1と第2の電解槽11の原水
供給は原水供給配管19で連通され、図示しない流路を
通った原水は共通して供給される。他方、図2で説明し
た電源回路の陽極を出て回路35から供給される直流電
流の正電流は第1の電解槽1の陽電極から入り、その陰
電極からでて次いで第2の電解槽11の陽電極に入り、
その陰電極から回路36を通り電源回路の陰極にもど
る。反転スイッチ34を切り換えて正負極を反転する
と、上記直流電流の正電流は第2の電解槽11の陰電極
に入り、その陽電極をでて次いで第1の電解槽1の陰電
極に入り、その陽電極から回路35を通り電源回路の陰
極にもどる。このような正負極の反転は逆洗のさいに使
用される。
【0015】この電解槽への電源供給方法において、電
解槽は抵抗として捉えてよいので、直列に接続した抵抗
に直流電流を印加したこととなり、電流が少なくしかも
電解効率がよいので夫夫の電解槽の発熱は少なくなる。
また、直流電源から電解槽に至る回路電流を少なくし
て、回路を構成する配線部材の発熱を減少することがで
きる。この結果、配線部材を細くすることができる。配
線部材を細くすると配線の引き回しが容易になる。
【0016】上記において、電解槽を原水に対して2個
並列にし、しかも、直流電流は第1の電解槽の陽電極か
ら入り、その陰電極からでて次いで第2の電解槽11の
陽電極に入り、その陰電極から回路36を通り電源回路
の陰極にもどる方式としたが、電解槽を原水に対して3
個以上並列にして、電流供給回路を夫夫の電解槽に対し
て直列としても同じ作用効果が得られる。
【0017】電解槽を複数個使用しているので、電解槽
の配置設計の自由度が上がり、全体として、装置を小型
に形成することができる。この結果、筐体を含む部品単
価が安くなるばかりでなく装置の製造がし易いので全体
として経済的に造ることができる。家庭などの不特定な
場所に設置するとき、小型に形成されているので配置の
場所をとらないものとなる。
【0018】従来の装置に較べて、上記電源から流れる
電流は少ないので発熱は減少し長時間連続して利用でき
るだけでなく、長期に亘り極めて安定して動作する。従
って、装置をメイテナンスフリーとして動作させること
が可能になる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明の電解水生成装置
によれば、小型の電解槽を複数個配設すると共に、夫夫
の電解槽に対して電解電源を直列に印加しているので、
所望する電解水を得ながら発熱がなく、長期の使用に耐
えることができる。
【0020】小型の電解槽を複数使用しているので、電
解水生成装置内部の配置設計がし易く、装置を比較的小
型に形成することができる。また、配置するさいに場所
をとらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施される電解水生成装置電源の一実
施例である。
【図2】従来の消毒および殺菌水として効力ある水を得
る電解水生成装置の電解槽と電源の関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の電解槽 11 第2の電解槽 17 陰極水吐水配管 18 陽極水吐水配管 19 原水供給配管 35 回路 36 回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解槽を隔膜によって陰極室と陽極室に
    分け夫夫の室内に電極を設け、上記電極間に所定電圧を
    印加する電解電源を設けて前記電解槽内に供給される原
    水を電極間の通電によって電解し陰極室に陰極水、陽極
    室に陽極水を生成する電解装置において、 電解槽を原水供給水に対して並列に複数個配設すると共
    に、夫夫の電解槽に供給する電圧を夫夫の電解槽に対し
    て直列に印加することを特徴とする電解水生成装置。
JP26193394A 1994-09-30 1994-09-30 電解水生成装置 Pending JPH08103770A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26193394A JPH08103770A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 電解水生成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26193394A JPH08103770A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 電解水生成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08103770A true JPH08103770A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17368714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26193394A Pending JPH08103770A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 電解水生成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08103770A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950027988A (ko) 전해수 생성 방법 및 장치
JP4302386B2 (ja) 電解装置
CN106946322B (zh) 一种用于净化水的电解机构
GB2392441A (en) Electrolytic activation of fluids
WO2020003654A1 (ja) 電解イオン水生成方法及び電解イオン水生成装置
JP3667405B2 (ja) 電解水生成装置
JPH0671260A (ja) アルカリイオン水生成器
JPH08103770A (ja) 電解水生成装置
JPH0971886A (ja) 水電解装置
CN213538114U (zh) 多核心高效型氢氧产生机
JP2018188694A (ja) 水素・酸素混合ガス製造装置
JPH09192667A (ja) 電解水生成装置
JP3366549B2 (ja) 水素・酸素発生装置及びこれに用いる電解セル
JP2003034889A (ja) 強電解水生成装置の電解方法
CN109678226A (zh) 一种多功能流水式电解设备
JPH1190457A (ja) 水処理装置
JP3568290B2 (ja) 電解水生成装置
JPH09206755A (ja) 電解によるアルカリイオン水と次亜塩素酸殺菌水の生 成方法及び装置
CN209635949U (zh) 一种多功能流水式电解设备
JP3551625B2 (ja) 電解水生成装置
JPH07328631A (ja) 電解水生成装置
JP2005007276A (ja) 浴水改質装置
KR102062810B1 (ko) 냉각식 통형 유격막 전해수 생성장치
JPS591361B2 (ja) 酸素極をそなえる電気化学装置
JPH06200393A (ja) 次亜塩素酸塩製造用電解槽