JPH08103071A - 電源装置、放電灯用点灯装置、放電灯点灯装置及び照明装置 - Google Patents

電源装置、放電灯用点灯装置、放電灯点灯装置及び照明装置

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JPH08103071A
JPH08103071A JP6261309A JP26130994A JPH08103071A JP H08103071 A JPH08103071 A JP H08103071A JP 6261309 A JP6261309 A JP 6261309A JP 26130994 A JP26130994 A JP 26130994A JP H08103071 A JPH08103071 A JP H08103071A
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JP
Japan
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power supply
discharge lamp
voltage
lighting device
diode
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Application number
JP6261309A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Otake
寛和 大武
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電圧があまり上昇しないところから、限流抵抗
の短絡を行うサイリスタをオンするためのトリガエネル
ギーを得る。 【構成】抵抗R1、ダイオードD2と電界コンデンサC
1は、チョーク23の二次コイルL2からの電気エネル
ギー及び整流回路12からの電気エネルギーを蓄積する
蓄電手段32を構成している。蓄電手段32のダイオー
ドD2と電解コンデンサC1の接続点は、ダイオードD
4のアノード・カソード路と抵抗R6との直列接続を介
してサイリスタ31のゲートに接続される。これによ
り、電圧があまり上昇しないところから、限流抵抗の短
絡を行うサイリスタをオンするためのトリガエネルギー
を得ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直流電源からの電圧の昇
圧を行い負荷に電源を供給する電源装置、放電灯用点灯
装置、放電灯点灯装置及び照明装置に係り、特に負荷が
軽い場合にも安定して電源を供給することができる電源
装置、放電灯用点灯装置、放電灯点灯装置及び照明装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、力率改善を目的とした昇圧チョッ
パ回路を用いた電源装置には、電源投入時の突入電流を
防止する突入電流防止回路を設けたものがある。
【0003】図3は電源投入時の突入電流を防止する電
源装置を示す回路図である。
【0004】図3において、商用交流電源51からの交
流電源電圧は、スイッチSW11がオンの状態で、整流
回路52によって整流されて、昇圧チョッパ回路60に
与えられる。昇圧チョッパ回路60は、不連続モードの
昇圧チョッパであり、入力された直流電圧の昇圧を行い
正極側の出力端子61と負極側の出力端子62による出
力端子対から出力する。正極側の出力端子61と負極側
の出力端子62の間には負荷80が接続さており、昇圧
チョッパ回路60の出力は、負荷80に供給される。
【0005】昇圧チョッパ回路60は、正極側の入力端
子が突入電流防止回路70のサイリスタ71、チョーク
63の一次コイルL11及びダイオードD11のアノー
ド・カソード路、NPNトランジスタTr11のコレク
タ・エミッタ路、コイルL13を介して正極側の出力端
子61に接続される。チョーク63の二次コイルL12
は、一端が昇圧チョッパ回路60の負極側の入力端子に
接続され、他端がダイオードD12と電界コンデンサC
11を介して昇圧チョッパ回路60の負極側の入力端子
に接続される。
【0006】昇圧チョッパ回路60の正極側の入力端子
は、抵抗R11を介してダイオードD12と電界コンデ
ンサC11との接続点に接続されるとともに、限流抵抗
R12を介してサイリスタ71のカソードに接続され
る。サイリスタ71のカソードは、コンデンサC12を
介して昇圧チョッパ回路60の負極側の入力端子に接続
される。
【0007】また、ダイオードD11のカソードは電解
コンデンサC13を介して負極側の出力端子62に接続
される。
【0008】チョーク63の一次コイルL11とダイオ
ードD11の接続点は、スイッチング素子であるところ
の電界効果トランジスタ(以下FETと呼ぶ)65のド
レイン・ソース路を介して昇圧チョッパ回路60の負極
側の入力端子に接続される。
【0009】昇圧チョッパ回路60の負極側の入力端子
は、ダイオードD13のアノード・カソード路を介して
NPNトランジスタTr11のエミッタに接続されると
ともに、抵抗R13を介して負極側の出力端子62に接
続される。
【0010】出力端子61,62の間には、出力コンデ
ンサC14が接続される。
【0011】ダイオードD11のアノードは抵抗R1
4,R15を介して昇圧チョッパ回路60の負極側の入
力端子に接続される。
【0012】抵抗R14,R15の接続点は、制御ブー
ストコンバータ66の電圧検出端子に接続される。
【0013】制御ブーストコンバータ66は、正極側の
電源入力端子がダイオードD12と電解コンデンサC1
1の接続点に接続され、負極側の電源入力端子が昇圧チ
ョッパ回路60の負極側の入力端子に接続され、スイッ
チング制御信号出力端子がFET65のゲートに接続さ
れている。
【0014】制御ブーストコンバータ66は、ダイオー
ドD12と電解コンデンサC11の接続点から供給され
る電源電圧により動作を行い、抵抗R14,R15の接
続点の電圧の検出を行うことにより、ダイオードD11
と電解コンデンサC13の接続点の電圧を検出し、この
検出結果に基づいてFET65のゲートに周波数を制御
したスイッチング制御信号a11を供給している。
【0015】抵抗R13と出力端子62の接続点は、制
御ダウンコンバータ67の電圧検出端子に接続される。
【0016】制御ダウンコンバータ67は、正極側の電
源入力端子がダイオードD12と電解コンデンサC11
の接続点に接続され、負極側の電源入力端子が昇圧チョ
ッパ回路60の負極側の入力端子に接続され、制御電圧
出力端子がNPNトランジスタTr11のベースに接続
されている。
【0017】制御ダウンコンバータ67は、ダイオード
D12と電解コンデンサC11の接続点から供給される
電源電圧により動作を行い、抵抗R13と出力端子62
の接続点の電圧の検出を行うことにより、抵抗R13に
流れる電流を検出し、この検出結果に基づいてNPNト
ランジスタTr11のベースに制御電圧b11を供給し
ている。
【0018】突入電流防止回路70は、サイリスタ71
と抵抗R16,R17とコンデンサC15から構成され
ている。
【0019】ダイオードD11のカソードは抵抗R16
を介してサイリスタ71のゲートに接続される。サイリ
スタ71のゲートとダイオードD11のカソードの間に
は抵抗R17とコンデンサC15との並列接続が接続さ
れている。
【0020】このような従来の昇圧チョッパ回路60の
動作について説明する。
【0021】先ず、スイッチSW11をオフして昇圧チ
ョッパ回路60が完全にリセットされた状態からスイッ
チSW11をオンした場合には、サイリスタ71がオフ
状態になっているので、整流回路52からの電流は抵抗
R11を介して電解コンデンサC11に蓄積されるとと
もに、限流抵抗R12、チョーク63の一次コイルL1
1、ダイオードD11を介して電解コンデンサ13に流
れ込む。また、チョーク63の一次コイルL11に流れ
る電流が上昇したことにより、チョーク63の二次コイ
ルL11からの電流がダイオードD12を介して電解コ
ンデンサC11に流れ込む。これにより、スイッチSW
11をオンした場合の突入電流は、抵抗R11,R1
2,チョーク63により抑制され、電解コンデンサC1
1,C13に蓄積される。
【0022】電解コンデンサ13が所定のレベルまで充
電されると、電解コンデンサC13のダイオードD11
側と、サイリスタ71のカソードの間に電位差が生じ
て、ダイオードD11の電流は、抵抗R16を介してサ
イリスタ71のゲートに流れ、サイリスタ71がオンさ
れ、整流回路52からの電流はサイリスタ71を介して
チョーク63の一次コイルL11に流れ込む。一方、制
御ブーストコンバータ66と制御ダウンコンバータ67
は、電解コンデンサC12から供給される電源電圧によ
り動作を行い、制御ブーストコンバータ66は、抵抗R
14,R15の接続点の電圧の検出を行い、この検出結
果に基づいてFET65のゲートにスイッチング制御信
号a11を供給する。制御ダウンコンバータ67は、抵
抗R13に流れる電流を検出し、この検出結果に基づい
てNPNトランジスタTr11のベースに制御電圧b1
1を供給している。これにより、FET65が周期的に
オン・オフされ、定常動作に移行し、FET65がオン
の場合に蓄えられたチョーク63の一次コイルL11の
エネルギーをFET65がオフの際に放出して、ダイオ
ードD11、NPNトランジスタTr11のアノード・
カソード路、コイルL13を介してコンデンサC14に
蓄積するとともに、出力端子61から負荷80に供給す
る。チョーク63の一次コイルL11が発振することに
より、チョーク63の二次コイルL12からの電流がダ
イオードD12とコンデンサC11により整流及び平滑
され制御ブーストコンバータ66及び制御ダウンコンバ
ータ67に供給される。
【0023】このような昇圧チョッパ回路が定常的に動
作する場合には、サイリスタ71のカソードの端子波形
は、正弦波交流全波波形となり、この電圧が0Vとなっ
た時に、サイリスタ71のゲートにトリガが与えられ
る。この時、抵抗R16には、電解コンデンサC12の
電圧VDC2が印加される。サイリスタ71のゲートに十
分なトリガエネルギーを与えるためには、抵抗R16,
R17が適切な負荷特性を得るように、抵抗値の選定を
行うが、電圧VDC2が高くなると、サイリスタ71のゲ
ートに十分なトリガエネルギーを与えられなくなった
り、抵抗R16が大型化したり、昇圧チョッパ回路が定
常的に動作する場合のエネルギーの損失が大きくなった
りする。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電源装
置では、チョークの一次コイルの出力側で電荷の蓄積を
行うコンデンサから突入電流防止回路の抵抗を介して供
給される電圧により突入電流防止回路のサイリスタをオ
フするためのトリガエネルギーを得ているため、昇圧チ
ョッパ回路が定常的に動作する場合において、チョーク
の一次コイルの出力側で電荷の蓄積を行うコンデンサの
電圧が高くなると、サイリスタのゲートに十分なトリガ
エネルギーを与えられなくなったり、突入電流防止回路
の抵抗抵抗が大型化したり、昇圧チョッパ回路が定常的
に動作する場合のエネルギーの損失が大きくなったりす
る。
【0025】そこで本発明は、電圧があまり上昇しない
ところから、限流抵抗の短絡を行うサイリスタをオンす
るためのトリガエネルギーを得ることができる電源装
置、放電灯用点灯装置、放電灯点灯装置及び照明装置を
提供することを目的とするものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よる電源装置は、電圧の出力がオン・オフ切換え可能な
直流電源からの電圧の昇圧を行い負荷に供給する電源装
置であって、前記直流電源から前記負荷に電流を供給す
る経路に設けられたインダクタと、このインダクタと前
記直流電源の間から電気エネルギー及び前記直流電源か
らの電気エネルギーを蓄積する蓄電手段と、インダクタ
と負荷との間に介挿され、前記直流電源の出力端子間を
短絡可能に設けられたスイッチング素子と、ダイオード
を介して前記スイッチング素子に並列的に設けられたコ
ンデンサと、前記蓄電手段からの電気エネルギーを用い
て前記スイッチング素子のオン・オフ制御を行う制御回
路と、前記直流電源から前記インダクタに電流を供給す
る経路に設けられた限流抵抗と、前記蓄電手段からゲー
トにトリガエネルギーが供給されることにより、前記限
流抵抗の短絡を行うサイリスタとを具備したことを特徴
とする。
【0027】請求項2記載の本発明による電源装置は、
電圧の出力がオン・オフ切換え可能な直流電源からの電
圧の昇圧を行い負荷に供給する電源装置であって、前記
直流電源から前記負荷に電流を供給する経路に一次コイ
ルが設けられ、この一次コイルに流れる電流が変化した
場合に、二次コイルに電圧を発生するチョークと、この
チョークの二次コイルからの電気エネルギー及び前記直
流電源からの電気エネルギーを蓄積する蓄電手段と、前
記チョークの一次コイルを介して前記直流電源の出力端
子間を短絡可能に設けられたスイッチング素子と、ダイ
オードを介して前記スイッチング素子に並列的に設けら
れたコンデンサと、前記蓄電手段からの電気エネルギー
を用いて前記スイッチング素子のオン・オフ制御を行う
制御回路と、前記直流電源から前記インダクタに電流を
供給する経路に設けられた限流抵抗と、前記蓄電手段か
らゲートにトリガエネルギーが供給されることにより、
前記限流抵抗の短絡を行うサイリスタとを具備したこと
を特徴とする。
【0028】
【作用】請求項1記載の構成によれば、サイリスタは、
制御回路に電気エネルギーを供給する蓄電手段からゲー
トにトリガエネルギーが供給されることにより、前記限
流抵抗の短絡を行うので、電圧があまり上昇しないとこ
ろから、限流抵抗の短絡を行うサイリスタをオンするた
めのトリガエネルギーを得ることができる。
【0029】請求項2記載の構成によれば、サイリスタ
は、制御回路に電気エネルギーを供給する蓄電手段から
ゲートにトリガエネルギーが供給されることにより、前
記限流抵抗の短絡を行うので、電圧があまり上昇しない
ところから、限流抵抗の短絡を行うサイリスタをオンす
るためのトリガエネルギーを得ることができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0031】図1は本発明に係る電源装置の一実施例を
放電灯点灯装置に適用した場合を示す回路図である。
【0032】図1において、商用交流電源11からの交
流電源電圧は、スイッチSW1がオンの状態で、整流回
路12によって整流されて、昇圧チョッパ回路20に与
えられる。商用交流電源11と整流回路12とは、直流
電源を構成している。昇圧チョッパ回路20は、不連続
モードの昇圧チョッパであり、入力された直流電圧の昇
圧を行い正極側の出力端子21と負極側の出力端子22
による出力端子対から出力する。正極側の出力端子21
と負極側の出力端子22の間には負荷40が接続さてお
り、昇圧チョッパ回路20の出力は、負荷40に供給さ
れる。
【0033】昇圧チョッパ回路20は、正極側の入力端
子が突入電流防止回路30のサイリスタ31、チョーク
23の一次コイルL1及びダイオードD1のアノード・
カソード路、NPNトランジスタTr1のコレクタ・エ
ミッタ路、コイルL3を介して正極側の出力端子21に
接続される。チョーク23の二次コイルL2は、一端が
昇圧チョッパ回路20の負極側の入力端子に接続され、
他端がダイオードD2と電界コンデンサC1を介して昇
圧チョッパ回路20の負極側の入力端子に接続される。
【0034】昇圧チョッパ回路20の正極側の入力端子
は、抵抗R1を介してダイオードD2と電界コンデンサ
C1との接続点に接続される。
【0035】このような接続により、抵抗R1、ダイオ
ードD2と電界コンデンサC1は、チョーク23の二次
コイルL2からの電気エネルギー及び整流回路12から
の電気エネルギーを蓄積する蓄電手段32を構成してい
る。
【0036】昇圧チョッパ回路20の正極側の入力端子
は、限流抵抗R2を介してサイリスタ31のカソードに
接続される。サイリスタ31のカソードは、コンデンサ
C2を介して昇圧チョッパ回路20の負極側の入力端子
に接続される。
【0037】ダイオードD1のカソードは電解コンデン
サC3を介して負極側の出力端子22に接続される。
【0038】チョーク23の一次コイルL1とダイオー
ドD1の接続点は、スイッチング素子であるところの電
界効果トランジスタ(以下FETと呼ぶ)25のドレイ
ン・ソース路を介して昇圧チョッパ回路20の負極側の
入力端子に接続される。
【0039】昇圧チョッパ回路20の負極側の入力端子
は、ダイオードD3のアノード・カソード路を介してN
PNトランジスタTr1のエミッタに接続されるととも
に、抵抗R3を介して負極側の出力端子22に接続され
る。
【0040】出力端子21,22の間には、出力コンデ
ンサC4が接続される。
【0041】ダイオードD1のアノードは抵抗R4,R
5を介して昇圧チョッパ回路20の負極側の入力端子に
接続される。
【0042】抵抗R4,R5の接続点は、制御ブースト
コンバータ26の電圧検出端子に接続される。
【0043】制御ブーストコンバータ26は、正極側の
電源入力端子がダイオードD2と電解コンデンサC1の
接続点に接続され、負極側の電源入力端子が昇圧チョッ
パ回路20の負極側の入力端子に接続され、スイッチン
グ制御信号出力端子がFET25のゲートに接続されて
いる。
【0044】制御ブーストコンバータ26は、FET2
5をオン・オフ制御する制御回路となっており、蓄電手
段32のダイオードD2と電解コンデンサC1の接続点
から供給される電源電圧(電気エネルギー)により動作
を行い、抵抗R4,R5の接続点の電圧の検出を行うこ
とにより、ダイオードD1と電解コンデンサC3の接続
点の電圧を検出し、この検出結果に基づいてFET25
のゲートに周波数を制御したスイッチング制御信号a1
を供給している。
【0045】抵抗R3と出力端子22の接続点は、制御
ダウンコンバータ27の電圧検出端子に接続される。
【0046】制御ダウンコンバータ27は、正極側の電
源入力端子がダイオードD2と電解コンデンサC1の接
続点に接続され、負極側の電源入力端子が昇圧チョッパ
回路20の負極側の入力端子に接続され、制御電圧出力
端子がNPNトランジスタTr1のベースに接続されて
いる。
【0047】制御ダウンコンバータ27は、蓄電手段3
2のダイオードD2と電解コンデンサC1の接続点から
供給される電源電圧(電気エネルギー)により動作を行
い、抵抗R3と出力端子22の接続点の電圧の検出を行
うことにより、抵抗R3に流れる電流を検出し、この検
出結果に基づいてNPNトランジスタTr1のベースに
制御電圧b1を供給している。
【0048】突入電流防止回路30は、サイリスタ31
と抵抗R6,R7とコンデンサC5とダイオードD4か
ら構成されている。
【0049】蓄電手段32のダイオードD2と電解コン
デンサC1の接続点は、ダイオードD4のアノード・カ
ソード路と抵抗R6との直列接続を介してサイリスタ3
1のゲートに接続される。サイリスタ31のゲートとダ
イオードD1のカソードの間には抵抗R7とコンデンサ
C5との並列接続が接続されている。
【0050】また、本実施例では、負荷80は、周波数
電圧を発生するインバータと、このインバータの出力に
て点灯される放電灯(本実施例の場合、蛍光ランプ)を
有するものであって、前記インバータの入力電源として
昇圧チョッパ回路20を用いている。
【0051】このような従来の昇圧チョッパ回路20の
動作について説明する。
【0052】先ず、スイッチSW1をオフして昇圧チョ
ッパ回路20が完全にリセットされた状態からスイッチ
SW1をオンした場合には、サイリスタ31がオフ状態
になっているので、整流回路2からの電流は抵抗R1を
介して電解コンデンサC1に蓄積されるとともに、限流
抵抗R2、チョーク23の一次コイルL1、ダイオード
D1を介して電解コンデンサ3に流れ込む。また、チョ
ーク23の一次コイルL1に流れる電流が上昇したこと
により、チョーク23の二次コイルL1からの電流がダ
イオードD2を介して電解コンデンサC1に流れ込む。
これにより、スイッチSW1をオンした場合の突入電流
は、抵抗R1,R2,チョーク23により抑制され、電
解コンデンサC1,C3に蓄積される。
【0053】蓄電手段32の電解コンデンサ1が所定の
レベルまで充電されると、電解コンデンサC1のダイオ
オードD4側とサイリスタ31のカソードの間に電位差
が生じて、電解コンデンサC1に蓄えられた電気エネル
ギーによる電流は、ダイオードD4と抵抗R6を介して
サイリスタ31のゲートにトリガエネルギーとして流
れ、サイリスタ31がオンされ、整流回路12からの電
流はサイリスタ31を介してチョーク23の一次コイル
L1に流れ込む。一方、制御ブーストコンバータ26と
制御ダウンコンバータ27は、電解コンデンサC2から
供給される電源電圧により動作を行い、制御ブーストコ
ンバータ26は、抵抗R4,R5の接続点の電圧の検出
を行い、この検出結果に基づいてFET25のゲートに
スイッチング制御信号a1を供給する。制御ダウンコン
バータ27は、抵抗R3に流れる電流を検出し、この検
出結果に基づいてNPNトランジスタTr1のベースに
制御電圧b1を供給している。これにより、FET25
が周期的にオン・オフされ、定常動作に移行し、FET
25がオンの場合に蓄えられたチョーク23の一次コイ
ルL1のエネルギーをFET25がオフの際に放出し
て、ダイオードD1、NPNトランジスタTr11、コ
イルL3を介してコンデンサC4に蓄積するとともに、
出力端子21から負荷40に供給する。また、チョーク
23の一次コイルL1が発振することにより、チョーク
23の二次コイルL2からの電流がダイオードD2とコ
ンデンサC1により整流及び平滑され制御ブーストコン
バータ26及び制御ダウンコンバータ27に供給され
る。
【0054】このような実施例によれば、サイリスタ3
1は、制御ブーストコンバータ26に電気エネルギーを
供給する蓄電手段32からゲートにトリガエネルギーが
供給されることにより、前記限流抵抗R2の短絡を行う
ので、電圧があまり上昇しないところから、サイリスタ
31をオンするためのトリガエネルギーを得ることがで
きる。これにより、チョーク23の一次コイルL1の出
力側で電荷の蓄積を行う電解コンデンサC3の電圧が高
くなった場合にも、サイリスタ31のゲートに十分なト
リガエネルギーを与えることができ、突入電流防止回路
の抵抗を小型化が行え、定常的に動作する場合のエネル
ギーの損失を防止することができる。
【0055】図2は図1の実施例を適用した放電灯点灯
装置による照明装置を示す斜視図である。
【0056】図2において、照明装置101は、照明器
具本体102のソケット402,403にそれぞれ放電
灯105,106を取り付け、内部に放電灯用点灯装置
107を収納し、放電灯用点灯装置107により放電灯
105,106の点灯を行うようにしたものである。
【0057】このような構造により図1の実施例を照明
装置に適用できる。
【0058】尚、図1の実施例においては、スイッチン
グ素子としてFETを用いたが、FET以外のスイッチ
ング素子、例えば通常のトランジスタを用いるように構
成してもよい。また、図1の実施例においては、本発明
の電源の負荷として周波数電圧を発生するインバータ
と、このインバータの出力にて点灯される放電灯を用い
たが、別の負荷、例えば白熱電球を用いてもよい。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、電圧があまり上昇しな
いところから、限流抵抗の短絡を行うサイリスタをオン
するためのトリガエネルギーを得ることができるので、
チョークの一次コイルの出力側で電荷の蓄積を行うコン
デンサの電圧が高くなった場合にも、サイリスタのゲー
トに十分なトリガエネルギーを与えることができ、突入
電流防止回路の抵抗を小型化が行え、定常的に動作する
場合のエネルギーの損失を防止することができる。
【0060】
【図面の簡単説明】
【0061】
【図1】本発明に係る電源装置の一実施例を示す回路
図。
【0062】
【図2】図1の実施例を適用した放電灯点灯装置による
照明装置を示す斜視図。
【0063】
【図3】従来の電源装置を示す回路図。
【0064】
【符号の説明】
11 商用交流電源 12 整流回路 20 昇圧チョッパ回路 23 チョーク 25 FET 26 制御ブーストコンバータ 30 突入電流防止回路 31 サイリスタ 32 蓄電手段 40 負荷 C3 電解コンデンサ D1 ダイオード R2 限流抵抗
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】図2において、照明装置101は、照明器
具本体102のソケット103,104にそれぞれ放電
灯105,106を取り付け、内部に放電灯用点灯装置
107を収納し、放電灯用点灯装置107により放電灯
105,106の点灯を行うようにしたものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 3/28 9470−5G H05B 41/29 B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧の出力がオン・オフ切換え可能な直
    流電源からの電圧の昇圧を行い負荷に供給する電源装置
    であって、 前記直流電源から前記負荷に電流を供給する経路に設け
    られたインダクタと、 このインダクタと前記直流電源の間から電気エネルギー
    及び前記直流電源からの電気エネルギーを蓄積する蓄電
    手段と、 インダクタと負荷との間に介挿され、前記直流電源の出
    力端子間を短絡可能に設けられたスイッチング素子と、 ダイオードを介して前記スイッチング素子に並列的に設
    けられたコンデンサと、 前記蓄電手段からの電気エネルギーを用いて前記スイッ
    チング素子のオン・オフ制御を行う制御回路と、 前記直流電源から前記インダクタに電流を供給する経路
    に設けられた限流抵抗と、 前記蓄電手段からゲートにトリガエネルギーが供給され
    ることにより、前記限流抵抗の短絡を行うサイリスタと
    を具備したことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 電圧の出力がオン・オフ切換え可能な直
    流電源からの電圧の昇圧を行い負荷に供給する電源装置
    であって、 前記直流電源から前記負荷に電流を供給する経路に一次
    コイルが設けられ、この一次コイルに流れる電流が変化
    した場合に、二次コイルに電圧を発生するチョークと、 このチョークの二次コイルからの電気エネルギー及び前
    記直流電源からの電気エネルギーを蓄積する蓄電手段
    と、 前記チョークの一次コイルを介して前記直流電源の出力
    端子間を短絡可能に設けられたスイッチング素子と、 ダイオードを介して前記スイッチング素子に並列的に設
    けられたコンデンサと、 前記蓄電手段からの電気エネルギーを用いて前記スイッ
    チング素子のオン・オフ制御を行う制御回路と、 前記直流電源から前記インダクタに電流を供給する経路
    に設けられた限流抵抗と、 前記蓄電手段からゲートにトリガエネルギーが供給され
    ることにより、前記限流抵抗の短絡を行うサイリスタと
    を具備したことを特徴とする電源装置。
  3. 【請求項3】 前記負荷は周波数電圧を発生するインバ
    ータと、このインバータの出力にて点灯される放電灯を
    有するものであって、前記インバータの入力電源として
    請求項1または2に記載の電源装置を用いたことを特徴
    とする放電灯用点灯装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の放電灯用点灯装置と、 この放電灯用点灯装置により付勢される放電灯とを具備
    したことを特徴とする放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 放電灯は蛍光ランプであることを特徴と
    する請求項4記載の放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の放電灯点灯装置
    と、 この放電灯点灯装置を収納する照明器具本体とを具備し
    たことを特徴とする照明装置。
JP6261309A 1994-09-30 1994-09-30 電源装置、放電灯用点灯装置、放電灯点灯装置及び照明装置 Pending JPH08103071A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6160726A (en) * 1997-11-25 2000-12-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Power converter including positive bus ground
JP2020150727A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 オムロン株式会社 電源装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6160726A (en) * 1997-11-25 2000-12-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Power converter including positive bus ground
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