JPH08102342A - 回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造 - Google Patents
回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造Info
- Publication number
- JPH08102342A JPH08102342A JP6237272A JP23727294A JPH08102342A JP H08102342 A JPH08102342 A JP H08102342A JP 6237272 A JP6237272 A JP 6237272A JP 23727294 A JP23727294 A JP 23727294A JP H08102342 A JPH08102342 A JP H08102342A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible cable
- circuit board
- connection structure
- pressing
- pcb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/79—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型かつ低コストな回路基板とフレキシブル
ケーブルとの接続構造を提供する。 【構成】 弾性を有する板金から成る押さえ金具４０を
有している。押さえ金具４０は、異方性導伝性ゴム３０
を用いたＰＣＢ１０とＦＰＣ２０との接続構造である。
ＰＣＢ１０に取り付けられる挟持部４３と、ＰＣＢ１０
に対して平行に挿抜されるＦＰＣ２０に対して押圧力を
発生する押圧部４２ａおよび４２ｂとを一体に備えてい
る。
ケーブルとの接続構造を提供する。 【構成】 弾性を有する板金から成る押さえ金具４０を
有している。押さえ金具４０は、異方性導伝性ゴム３０
を用いたＰＣＢ１０とＦＰＣ２０との接続構造である。
ＰＣＢ１０に取り付けられる挟持部４３と、ＰＣＢ１０
に対して平行に挿抜されるＦＰＣ２０に対して押圧力を
発生する押圧部４２ａおよび４２ｂとを一体に備えてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブルケーブル
（以後、一部を除いてＦＰＣと記す）と回路基板（以
後、一部を除いてＰＣＢと記す）との接続構造に関し、
特に、ＦＰＣのパターン面とＰＣＢのパターン面とを異
方性導伝性ゴムを介して対向させ、押圧力を印加するこ
とでＦＰＣとＰＣＢとの間を電気的に接続するフレキシ
ブルケーブルと回路基板との接続構造に関する。
（以後、一部を除いてＦＰＣと記す）と回路基板（以
後、一部を除いてＰＣＢと記す）との接続構造に関し、
特に、ＦＰＣのパターン面とＰＣＢのパターン面とを異
方性導伝性ゴムを介して対向させ、押圧力を印加するこ
とでＦＰＣとＰＣＢとの間を電気的に接続するフレキシ
ブルケーブルと回路基板との接続構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図６（ａ）および（ｂ）はそれぞれ、こ
の種のフレキシブルケーブルと回路基板との接続構造の
一例を示す側面図および縦断面図である。図６（ａ）お
よび（ｂ）において、この構造は、ＰＣＢ５１０のパタ
ーン５１１のある面とＦＰＣ５２０のパターン５２１の
ある面とを、異方性導伝性ゴム５３０を介して対向さ
せ、ＰＣＢ５１０、ＦＰＣ５２０の外側から押さえ金具
５４１をはめ込み、押さえ金具５４１に貫通螺合するネ
ジ５０を捩じ込むことによって押圧力を印加することで
異方性導伝性ゴム５３０に導伝性を生じさせ、ＰＣＢ５
１０のパターン５１１とＦＰＣ５２０のパターン５２１
との間を電気的に接続するものである。
の種のフレキシブルケーブルと回路基板との接続構造の
一例を示す側面図および縦断面図である。図６（ａ）お
よび（ｂ）において、この構造は、ＰＣＢ５１０のパタ
ーン５１１のある面とＦＰＣ５２０のパターン５２１の
ある面とを、異方性導伝性ゴム５３０を介して対向さ
せ、ＰＣＢ５１０、ＦＰＣ５２０の外側から押さえ金具
５４１をはめ込み、押さえ金具５４１に貫通螺合するネ
ジ５０を捩じ込むことによって押圧力を印加することで
異方性導伝性ゴム５３０に導伝性を生じさせ、ＰＣＢ５
１０のパターン５１１とＦＰＣ５２０のパターン５２１
との間を電気的に接続するものである。
【０００３】図６（ａ）および（ｂ）に示す例をも含
め、この種の接続構造は、従来より一般に用いられてい
るＦＰＣ用コネクタによる接続、即ち、ＰＣＢに固定さ
れる樹脂材から成るインシュレータと、インシュレータ
に保持され、ＰＣＢ上の端子パターンに半田付けされる
一方、ＦＰＣを押さえ付けるようにＦＰＣ上の端子パタ
ーンと接触するバネ接点とを有するコネクタによる接続
に比べて、構造が簡素であるため、工業的利用に有用で
ある。
め、この種の接続構造は、従来より一般に用いられてい
るＦＰＣ用コネクタによる接続、即ち、ＰＣＢに固定さ
れる樹脂材から成るインシュレータと、インシュレータ
に保持され、ＰＣＢ上の端子パターンに半田付けされる
一方、ＦＰＣを押さえ付けるようにＦＰＣ上の端子パタ
ーンと接触するバネ接点とを有するコネクタによる接続
に比べて、構造が簡素であるため、工業的利用に有用で
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】近年の電子機器の小型
化や高密度実装化に伴ない、ＦＰＣが多用される傾向に
あり、ＰＣＢに対してＦＰＣを接続することも多い。し
たがって、電子機器全体に対して、回路基板とフレキシ
ブルケーブルとの接続構造が占める体積的割合やコスト
的割合も比較的高い。よって、電子機器のさらなる小型
化および高密度実装化や、低コスト化が要求される現
在、回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造の小
形化や低コスト化が要求されているのが実情である。
化や高密度実装化に伴ない、ＦＰＣが多用される傾向に
あり、ＰＣＢに対してＦＰＣを接続することも多い。し
たがって、電子機器全体に対して、回路基板とフレキシ
ブルケーブルとの接続構造が占める体積的割合やコスト
的割合も比較的高い。よって、電子機器のさらなる小型
化および高密度実装化や、低コスト化が要求される現
在、回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造の小
形化や低コスト化が要求されているのが実情である。
【０００５】本発明の課題は、小型かつ低コストな回路
基板とフレキシブルケーブルとの接続構造を提供するこ
とである。
基板とフレキシブルケーブルとの接続構造を提供するこ
とである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、回路基
板のパターン面とフレキシブルケーブルのパターン面と
を異方性導伝性ゴムを介して対向させ、対向方向に押圧
力を印加することで回路基板とフレキシブルケーブルと
の間を電気的に接続する回路基板とフレキシブルケーブ
ルとの接続構造において、弾性を有する板金から成り、
前記回路基板に取り付けられる取り付け部と、前記回路
基板に対して平行に挿抜される前記フレキシブルケーブ
ルに対して前記押圧力を発生する押圧部とを一体に備え
た押さえ金具を有することを特徴とする回路基板とフレ
キシブルケーブルとの接続構造が得られる。前記押さえ
金具は、前記取り付け部が前記回路基板をその表裏面に
て挟持するように前記回路基板に取り付けられる構成で
あってもよい。あるいは、前記押さえ金具は、前記取り
付け部が前記回路基板のパターン面に対して半田付けさ
れる構成であってもよい。
板のパターン面とフレキシブルケーブルのパターン面と
を異方性導伝性ゴムを介して対向させ、対向方向に押圧
力を印加することで回路基板とフレキシブルケーブルと
の間を電気的に接続する回路基板とフレキシブルケーブ
ルとの接続構造において、弾性を有する板金から成り、
前記回路基板に取り付けられる取り付け部と、前記回路
基板に対して平行に挿抜される前記フレキシブルケーブ
ルに対して前記押圧力を発生する押圧部とを一体に備え
た押さえ金具を有することを特徴とする回路基板とフレ
キシブルケーブルとの接続構造が得られる。前記押さえ
金具は、前記取り付け部が前記回路基板をその表裏面に
て挟持するように前記回路基板に取り付けられる構成で
あってもよい。あるいは、前記押さえ金具は、前記取り
付け部が前記回路基板のパターン面に対して半田付けさ
れる構成であってもよい。
【０００７】本発明によればまた、前記フレキシブルケ
ーブルは、その幅方向の両側に凸部を有し、前記押さえ
金具は、前記フレキシブルケーブルの幅よりも僅かに大
きい間隔をおいて対向し、外側方向へ変位可能な対のバ
ネ片を有し、前記対のバネ片はそれぞれ、前記フレキシ
ブルケーブルが挿入されたときに前記凸部に対応する領
域に凹部を持ち、挿入された前記フレキシブルケーブル
の挿抜方向のがたつきを規制することを特徴とする前記
回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造が得られ
る。
ーブルは、その幅方向の両側に凸部を有し、前記押さえ
金具は、前記フレキシブルケーブルの幅よりも僅かに大
きい間隔をおいて対向し、外側方向へ変位可能な対のバ
ネ片を有し、前記対のバネ片はそれぞれ、前記フレキシ
ブルケーブルが挿入されたときに前記凸部に対応する領
域に凹部を持ち、挿入された前記フレキシブルケーブル
の挿抜方向のがたつきを規制することを特徴とする前記
回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造が得られ
る。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例によ
る回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造を説明
する。
る回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造を説明
する。
【０００９】［実施例１］図１、図２はそれぞれ、本発
明の実施例１による回路基板とフレキシブルケーブルと
の接続構造を説明するための斜視図、図１の縦断面図で
ある。
明の実施例１による回路基板とフレキシブルケーブルと
の接続構造を説明するための斜視図、図１の縦断面図で
ある。
【００１０】図１および図２において、実施例１による
回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造は、従来
例と同様に、ＰＣＢ１０のパターン面とＦＰＣ２０のパ
ターン面とを、異方性導伝性ゴム３０を介して対向さ
せ、対向方向に押圧力を印加することでＰＣＢ１０とＦ
ＰＣ２０との間を電気的に接続するものである。
回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造は、従来
例と同様に、ＰＣＢ１０のパターン面とＦＰＣ２０のパ
ターン面とを、異方性導伝性ゴム３０を介して対向さ
せ、対向方向に押圧力を印加することでＰＣＢ１０とＦ
ＰＣ２０との間を電気的に接続するものである。
【００１１】ＰＣＢ１０は、図中上面がパターン面であ
る。ＰＣＢ１０のパターン面のうちの端子パターンを含
む領域には、異方性導伝性ゴム３０が載置されている。
尚、異方性導伝性ゴム３０は、ＰＣＢ１０あるいはＦＰ
Ｃ２０に対して導通に関係の無い領域にて予め接着等さ
れていてもよい。ＰＣＢ１０の端部には、２つの切欠１
１が形成されている。
る。ＰＣＢ１０のパターン面のうちの端子パターンを含
む領域には、異方性導伝性ゴム３０が載置されている。
尚、異方性導伝性ゴム３０は、ＰＣＢ１０あるいはＦＰ
Ｃ２０に対して導通に関係の無い領域にて予め接着等さ
れていてもよい。ＰＣＢ１０の端部には、２つの切欠１
１が形成されている。
【００１２】ＰＣＢ１０の２つの切欠１１を用いて、弾
性を有する板金（例えば、０．２ｍｍ厚のバネ用リン青
銅板等）から成る押さえ金具４０が取り付けられてい
る。押さえ金具４０は、アーチ状を呈する基部４１と、
基部４１から下方へ湾曲して延びる３つ押圧部４２ａお
よび２つの押圧部４２ｂと、基部４１の両端にあって、
ＰＣＢ１０の２つの切欠１１それぞれに嵌まり込んでＰ
ＣＢ１０をその表裏面にて挟持する挟持片４３ａおよび
４３ｂから成る対の挟持部４３と、対の挟持部４３のそ
れぞれから延び、切欠４５が形成された対のバネ片４４
とを一体に有している。対のバネ片４４は、ＦＰＣ２０
の幅Ｗよりも僅かに大きい間隔をおいて対向し、外側方
向へ変位可能である。
性を有する板金（例えば、０．２ｍｍ厚のバネ用リン青
銅板等）から成る押さえ金具４０が取り付けられてい
る。押さえ金具４０は、アーチ状を呈する基部４１と、
基部４１から下方へ湾曲して延びる３つ押圧部４２ａお
よび２つの押圧部４２ｂと、基部４１の両端にあって、
ＰＣＢ１０の２つの切欠１１それぞれに嵌まり込んでＰ
ＣＢ１０をその表裏面にて挟持する挟持片４３ａおよび
４３ｂから成る対の挟持部４３と、対の挟持部４３のそ
れぞれから延び、切欠４５が形成された対のバネ片４４
とを一体に有している。対のバネ片４４は、ＦＰＣ２０
の幅Ｗよりも僅かに大きい間隔をおいて対向し、外側方
向へ変位可能である。
【００１３】ＦＰＣ２０は、その幅方向の両側に外側へ
突出する対の爪２１を有している。
突出する対の爪２１を有している。
【００１４】さて、ＦＰＣ２０は、そのパターン面を図
中下側にして、ＰＣＢ１０に載置された異方性導伝性ゴ
ム３０と押さえ金具４０の押圧部４２ａ、４２ｂとの間
へ、図中矢印ａ方向に挿入される。挿入されるＦＰＣ２
０の対の爪２１は、対のバネ片４４に形成された切欠４
５に係合する。ＦＰＣ２０はまた、押圧部４２ａ、４２
ｂによって、異方性導伝性ゴム３０を介したＰＣＢ１０
に対して押圧される。よって、異方性導伝性ゴム３０に
導伝性が生じ、ＰＣＢ１０のパターンとＦＰＣ２０のパ
ターンとの間は、電気的に接続される。また、対の爪２
１が切欠４５に係合しているので、ＦＰＣ２０は、その
挿抜方向のがたつきが制限される。一方、対のバネ片４
４を外側に拡げて、対の爪２１を切欠４５から外せば、
ＦＰＣ２０を抜去することが可能である。
中下側にして、ＰＣＢ１０に載置された異方性導伝性ゴ
ム３０と押さえ金具４０の押圧部４２ａ、４２ｂとの間
へ、図中矢印ａ方向に挿入される。挿入されるＦＰＣ２
０の対の爪２１は、対のバネ片４４に形成された切欠４
５に係合する。ＦＰＣ２０はまた、押圧部４２ａ、４２
ｂによって、異方性導伝性ゴム３０を介したＰＣＢ１０
に対して押圧される。よって、異方性導伝性ゴム３０に
導伝性が生じ、ＰＣＢ１０のパターンとＦＰＣ２０のパ
ターンとの間は、電気的に接続される。また、対の爪２
１が切欠４５に係合しているので、ＦＰＣ２０は、その
挿抜方向のがたつきが制限される。一方、対のバネ片４
４を外側に拡げて、対の爪２１を切欠４５から外せば、
ＦＰＣ２０を抜去することが可能である。
【００１５】尚、押さえ金具４０の押圧部４２ａおよび
４２ｂは、本実施例では５つとしたが、本発明における
に押圧部の数はこれに限られるものではない。もっと
も、ＰＣＢ１０およびＦＰＣ２０の端子パターンの数お
よび位置に対応させることが電気的接続性の点で好まし
い。
４２ｂは、本実施例では５つとしたが、本発明における
に押圧部の数はこれに限られるものではない。もっと
も、ＰＣＢ１０およびＦＰＣ２０の端子パターンの数お
よび位置に対応させることが電気的接続性の点で好まし
い。
【００１６】［実施例２］上述の実施例１による回路基
板とフレキシブルケーブルとの接続構造においては、押
さえ金具４０は、その挟持部４３（挟持片４３ａおよび
４３ｂ）がＰＣＢ１０をその表裏面にて挟持するように
して、ＰＣＢ１０に対して取り付けられていた。この方
法によれば、手作業によって容易に、押さえ金具４０を
ＰＣＢ１０に取り付けられるものの、大量生産には不向
きであるし、取り付け後の位置ずれも心配される。した
がって、実施例２においては、大量生産に好ましく、ま
た、取り付け後の位置ずれの心配のない例を説明する。
尚、実施例２の回路基板とフレキシブルケーブルとの接
続構造では、その要部である押さえ金具とＰＣＢとを説
明する。
板とフレキシブルケーブルとの接続構造においては、押
さえ金具４０は、その挟持部４３（挟持片４３ａおよび
４３ｂ）がＰＣＢ１０をその表裏面にて挟持するように
して、ＰＣＢ１０に対して取り付けられていた。この方
法によれば、手作業によって容易に、押さえ金具４０を
ＰＣＢ１０に取り付けられるものの、大量生産には不向
きであるし、取り付け後の位置ずれも心配される。した
がって、実施例２においては、大量生産に好ましく、ま
た、取り付け後の位置ずれの心配のない例を説明する。
尚、実施例２の回路基板とフレキシブルケーブルとの接
続構造では、その要部である押さえ金具とＰＣＢとを説
明する。
【００１７】図３（ａ）、（ｂ）、および（ｃ）は、本
発明の実施例２による回路基板とフレキシブルケーブル
との接続構造に用いられる押さえ金具を示す上面図、正
面図、および底面図である。また、図４（ａ）および
（ｂ）は、図３（ａ）〜（ｃ）に示す押さえ金具の側面
図および切断線Ａ−Ａによる縦断面図である。さらに、
図５は、本発明の実施例２による回路基板とフレキシブ
ルケーブルとの接続構造に用いられるＰＣＢを示す上面
図である。
発明の実施例２による回路基板とフレキシブルケーブル
との接続構造に用いられる押さえ金具を示す上面図、正
面図、および底面図である。また、図４（ａ）および
（ｂ）は、図３（ａ）〜（ｃ）に示す押さえ金具の側面
図および切断線Ａ−Ａによる縦断面図である。さらに、
図５は、本発明の実施例２による回路基板とフレキシブ
ルケーブルとの接続構造に用いられるＰＣＢを示す上面
図である。
【００１８】図３（ａ）〜（ｃ）、図４（ａ）および
（ｂ）において、押さえ金具２４０は、ＰＣＢ２１０の
パターン面に対して、半田付けにより固定される。押さ
え金具２４０は、実施例１と同様に、基部２４１と、基
部２４１から下方へ湾曲して延びる９つ押圧部２４２ａ
および９つの押圧部２４２ｂと、基部２４１の両側から
延び、図示しないＦＰＣの爪部が係合する切欠２４５が
形成された対のバネ片２４４とを一体に備え、弾性を有
する板金から成っている。対のバネ片２４４は、図示し
ないＦＰＣの幅よりも僅かに大きい間隔をおいて対向
し、外側方向へ変位可能である。ただし、押圧部２４２
ａ、２４２ｂは、図５に示すＰＣＢ２１０の端子パター
ン２１１ａ、２１１ｂに対応している。
（ｂ）において、押さえ金具２４０は、ＰＣＢ２１０の
パターン面に対して、半田付けにより固定される。押さ
え金具２４０は、実施例１と同様に、基部２４１と、基
部２４１から下方へ湾曲して延びる９つ押圧部２４２ａ
および９つの押圧部２４２ｂと、基部２４１の両側から
延び、図示しないＦＰＣの爪部が係合する切欠２４５が
形成された対のバネ片２４４とを一体に備え、弾性を有
する板金から成っている。対のバネ片２４４は、図示し
ないＦＰＣの幅よりも僅かに大きい間隔をおいて対向
し、外側方向へ変位可能である。ただし、押圧部２４２
ａ、２４２ｂは、図５に示すＰＣＢ２１０の端子パター
ン２１１ａ、２１１ｂに対応している。
【００１９】押さえ金具２４０はまた、基部２４１の両
端から外側に延びる対の半田付け部２４３ａと、内側に
延びる対の半田付け部２４３ｂとを有している。対の半
田付け部２４３ａ、２４３ｂはそれぞれ、図５に示すＰ
ＣＢ２１０の金具用パターン２１２ａ、２１２ｂに対応
している。
端から外側に延びる対の半田付け部２４３ａと、内側に
延びる対の半田付け部２４３ｂとを有している。対の半
田付け部２４３ａ、２４３ｂはそれぞれ、図５に示すＰ
ＣＢ２１０の金具用パターン２１２ａ、２１２ｂに対応
している。
【００２０】以上のような構成の押さえ金具２４０は、
その対の半田付け部２４３ａおよび２４３ｂを、ＰＣＢ
２１０の金具用パターン２１２ａおよび２１２ｂに半田
付けすることによって、ＰＣＢ２１０に対して固定され
る。半田付けにより固定されるため、押さえ金具２４０
がＰＣＢ２１０に対して位置ずれすることはない。尚、
半田付けは、ＰＣＢ２１０のパターン面に実装する他の
回路部品と共に、自動実装機によって行うことが可能で
ある。
その対の半田付け部２４３ａおよび２４３ｂを、ＰＣＢ
２１０の金具用パターン２１２ａおよび２１２ｂに半田
付けすることによって、ＰＣＢ２１０に対して固定され
る。半田付けにより固定されるため、押さえ金具２４０
がＰＣＢ２１０に対して位置ずれすることはない。尚、
半田付けは、ＰＣＢ２１０のパターン面に実装する他の
回路部品と共に、自動実装機によって行うことが可能で
ある。
【００２１】そして、図示はしないが、押さえ金具２４
０が取り付けられたＰＣＢ２１０の端子パターン２１１
ａ、２１１ｂを含む領域に異方性導伝性ゴムを載置また
は接合し、押圧部２４２ａ、２４２ｂと異方性導伝性ゴ
ムとの間にＦＰＣ（端子パターン２１１ａ、２１１ｂに
対応した端子パターンを持つ）を挿入することで、ＰＣ
Ｂ２１０とＦＰＣとの間が電気的に接続される。特に、
実施例２では、押圧部２４２ａ、２４２ｂがＰＣＢ２１
０の端子パターン２１１ａ、２１１ｂに一対一で対応し
ているため、導電性の必要な箇所にて異方性導伝性ゴム
の導伝性が発生し、確実に、ＰＣＢ２１０の端子パター
ンとＦＰＣの端子パターンとが電気的に接続される。
０が取り付けられたＰＣＢ２１０の端子パターン２１１
ａ、２１１ｂを含む領域に異方性導伝性ゴムを載置また
は接合し、押圧部２４２ａ、２４２ｂと異方性導伝性ゴ
ムとの間にＦＰＣ（端子パターン２１１ａ、２１１ｂに
対応した端子パターンを持つ）を挿入することで、ＰＣ
Ｂ２１０とＦＰＣとの間が電気的に接続される。特に、
実施例２では、押圧部２４２ａ、２４２ｂがＰＣＢ２１
０の端子パターン２１１ａ、２１１ｂに一対一で対応し
ているため、導電性の必要な箇所にて異方性導伝性ゴム
の導伝性が発生し、確実に、ＰＣＢ２１０の端子パター
ンとＦＰＣの端子パターンとが電気的に接続される。
【００２２】
【発明の効果】本発明による異方性導伝性ゴムを用いた
回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造は、弾性
を有する板金から成り、回路基板に取り付けられる取り
付け部と、回路基板に対して平行に挿抜されるフレキシ
ブルケーブルに対して押圧力を発生する押圧部とを一体
に備えた押さえ金具を有しているため、確実な接続を実
現できることは勿論、小型かつ低コストで得られる。
回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造は、弾性
を有する板金から成り、回路基板に取り付けられる取り
付け部と、回路基板に対して平行に挿抜されるフレキシ
ブルケーブルに対して押圧力を発生する押圧部とを一体
に備えた押さえ金具を有しているため、確実な接続を実
現できることは勿論、小型かつ低コストで得られる。
【００２３】また、押さえ金具を、取り付け部が回路基
板のパターン面に対して半田付けされる構成とすれば、
自動実装機等によって、回路部品と共に回路基板に固定
することが可能であり、工業適量産性の向上に好まし
く、また、がたつきによる接続不良の心配がない。
板のパターン面に対して半田付けされる構成とすれば、
自動実装機等によって、回路部品と共に回路基板に固定
することが可能であり、工業適量産性の向上に好まし
く、また、がたつきによる接続不良の心配がない。
【００２４】さらに、フレキシブルケーブルの幅方向の
両側に凸部を設け、フレキシブルケーブルの幅よりも僅
かに大きい間隔をおいて対向し、外側方向へ変位可能な
対のバネ片を押さえ金具に設け、対のバネ片にそれぞ
れ、フレキシブルケーブルが挿入されたときに凸部に対
応する領域に凹部を形成すれば、挿入されたフレキシブ
ルケーブルの挿抜方向のがたつきが規制され、接続不良
が防止される。
両側に凸部を設け、フレキシブルケーブルの幅よりも僅
かに大きい間隔をおいて対向し、外側方向へ変位可能な
対のバネ片を押さえ金具に設け、対のバネ片にそれぞ
れ、フレキシブルケーブルが挿入されたときに凸部に対
応する領域に凹部を形成すれば、挿入されたフレキシブ
ルケーブルの挿抜方向のがたつきが規制され、接続不良
が防止される。
【図１】本発明の実施例１による回路基板とフレキシブ
ルケーブルとの接続構造を説明するための斜視図であ
る。
ルケーブルとの接続構造を説明するための斜視図であ
る。
【図２】図１に示す接続構造の縦断面図である。
【図３】本発明の実施例２による回路基板とフレキシブ
ルケーブルとの接続構造に用いられる押さえ金具を示す
図であり、（ａ）は上面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は
底面図である。
ルケーブルとの接続構造に用いられる押さえ金具を示す
図であり、（ａ）は上面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は
底面図である。
【図４】図３に示す押さえ金具を示す図であり、（ａ）
は側面図、（ｂ）は縦断面図である。
は側面図、（ｂ）は縦断面図である。
【図５】本発明の実施例２による回路基板とフレキシブ
ルケーブルとの接続構造に用いられるＰＣＢを示す上面
図である。
ルケーブルとの接続構造に用いられるＰＣＢを示す上面
図である。
【図６】従来例による回路基板とフレキシブルケーブル
との接続構造を示す図であり、（ａ）は側面図、（ｂ）
は縦断面図である。
との接続構造を示す図であり、（ａ）は側面図、（ｂ）
は縦断面図である。
１０、２１０、５１０ ＰＣＢ ２０、５２０ ＦＰＣ ３０、５３０ 異方性導伝性ゴム ４０、２４０ 押さえ金具 ４１、２４１ 基部 ４２ａ、４２ｂ、２４２ａ、２４２ｂ 押圧部 ４３ 挟持部 ４３ａ、４３ｂ 挟持片 ４４、２４４ バネ片 ４５、２４５ 切欠 ２１１ａ、２１１ｂ 端子パターン ２１２ａ、２１２ｂ 金具用パターン ２４３ａ、２４３ｂ 半田付け部 ５１１、５２１ パターン ５４１ 押さえ金具 ５４２ ネジ
Claims (4)
- 【請求項１】 回路基板のパターン面とフレキシブルケ
ーブルのパターン面とを異方性導伝性ゴムを介して対向
させ、対向方向に押圧力を印加することで回路基板とフ
レキシブルケーブルとの間を電気的に接続する回路基板
とフレキシブルケーブルとの接続構造において、弾性を
有する板金から成り、前記回路基板に取り付けられる取
り付け部と、前記回路基板に対して平行に挿抜される前
記フレキシブルケーブルに対して前記押圧力を発生する
押圧部とを一体に備えた押さえ金具を有することを特徴
とする回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造。 - 【請求項２】 前記押さえ金具は、前記取り付け部が前
記回路基板をその表裏面にて挟持するように前記回路基
板に取り付けられることを特徴とする請求項１記載の回
路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造。 - 【請求項３】 前記押さえ金具は、前記取り付け部が前
記回路基板のパターン面に対して半田付けされることを
特徴とする請求項１記載のフレキシブルケーブルと回路
基板とフレキシブルケーブルとの接続構造。 - 【請求項４】 前記フレキシブルケーブルは、その幅方
向の両側に凸部を有し、前記押さえ金具は、前記フレキ
シブルケーブルの幅よりも僅かに大きい間隔をおいて対
向し、外側方向へ変位可能な対のバネ片を有し、前記対
のバネ片はそれぞれ、前記フレキシブルケーブルが挿入
されたときに前記凸部に対応する領域に凹部を持ち、挿
入された前記フレキシブルケーブルの挿抜方向のがたつ
きを規制することを特徴とする請求項１乃至３いずれか
記載の回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6237272A JPH08102342A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6237272A JPH08102342A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08102342A true JPH08102342A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17012940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6237272A Pending JPH08102342A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08102342A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6918179B2 (en) * | 2002-04-10 | 2005-07-19 | International Business Machines Corporation | Method of deforming flexible cable sections extending between rigid printed circuit boards |
| WO2009101468A1 (en) * | 2008-02-15 | 2009-08-20 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Electrical flex connector for mounting on a printed circuit board |
| WO2010002099A3 (ko) * | 2008-07-03 | 2010-02-25 | Lee Soo-Jin | Ｆｐｃ를 인쇄회로기판에 전기적으로 접속시키는 ｆｐｃ 접속장치 및 이를 이용한 fpc 접속방법 |
| JP2011077004A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-14 | Molex Inc | コネクタ |
| KR101439338B1 (ko) * | 2009-01-28 | 2014-09-11 | 이승희 | Ｆｐｃ용 커넥터 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS618962B2 (ja) * | 1977-12-26 | 1986-03-19 | Fujitsu Kk | |
| JPS6361786B2 (ja) * | 1982-09-10 | 1988-11-30 | ||
| JPH0239470B2 (ja) * | 1982-04-30 | 1990-09-05 | Showa Aluminium Co Ltd | Seramitsukusukantoaruminiumukannosetsugohoho |
| JPH0626178B2 (ja) * | 1985-06-03 | 1994-04-06 | 株式会社日立製作所 | パターン位置検出方法とその装置 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP6237272A patent/JPH08102342A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS618962B2 (ja) * | 1977-12-26 | 1986-03-19 | Fujitsu Kk | |
| JPH0239470B2 (ja) * | 1982-04-30 | 1990-09-05 | Showa Aluminium Co Ltd | Seramitsukusukantoaruminiumukannosetsugohoho |
| JPS6361786B2 (ja) * | 1982-09-10 | 1988-11-30 | ||
| JPH0626178B2 (ja) * | 1985-06-03 | 1994-04-06 | 株式会社日立製作所 | パターン位置検出方法とその装置 |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6918179B2 (en) * | 2002-04-10 | 2005-07-19 | International Business Machines Corporation | Method of deforming flexible cable sections extending between rigid printed circuit boards |
| WO2009101468A1 (en) * | 2008-02-15 | 2009-08-20 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Electrical flex connector for mounting on a printed circuit board |
| US7594817B2 (en) | 2008-02-15 | 2009-09-29 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Electrical flex connector for mounting on a printed circuit board |
| WO2010002099A3 (ko) * | 2008-07-03 | 2010-02-25 | Lee Soo-Jin | Ｆｐｃ를 인쇄회로기판에 전기적으로 접속시키는 ｆｐｃ 접속장치 및 이를 이용한 fpc 접속방법 |
| US8241057B2 (en) | 2008-07-03 | 2012-08-14 | Seung-Hee Lee | FPC connector for electrically connecting an FPC to PCB and FPC-connection method using the same |
| KR101439338B1 (ko) * | 2009-01-28 | 2014-09-11 | 이승희 | Ｆｐｃ용 커넥터 |
| JP2011077004A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-14 | Molex Inc | コネクタ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2718643B2 (ja) | 電気コネクターおよびその使用方法 | |
| US6126494A (en) | Electrical connector for a printed-circuit board | |
| US5899760A (en) | Connector assembly | |
| US20190229445A1 (en) | Conductive Terminal And Connector Assembly | |
| US7094067B2 (en) | Connection structure between printed circuit board and flexible circuit board | |
| US5163836A (en) | Integrated connector module with conductive elastomeric contacts | |
| US6814587B2 (en) | Electrical connector with contacts having cooperating contacting portions | |
| US5123851A (en) | Integrated connector module with conductive elastomeric contacts | |
| CN1159665A (zh) | 薄断面表面可装式电气接插组件 | |
| US5141444A (en) | Elastomeric connector with contact wipe | |
| US20050124198A1 (en) | Socket connector for integrated circuit | |
| JP2003051347A (ja) | 電気コネクタ | |
| US20040157476A1 (en) | Perimeter sealed high density multi-pin connector | |
| US6739878B1 (en) | Pressure point contact for flexible cable | |
| JPH08102342A (ja) | 回路基板とフレキシブルケーブルとの接続構造 | |
| JP2003123875A (ja) | 回路基板間の接続装置 | |
| US5975934A (en) | Two-piece electrical connector of ZIF type using flexible printed circuit boards as contact elements | |
| US6406305B1 (en) | Electrical connector having compression terminal module therein | |
| JP3784019B2 (ja) | コネクタ | |
| KR20150014140A (ko) | 케이블 접속용 전기커넥터 | |
| US6146172A (en) | Electrical connector | |
| CN215869862U (zh) | Fpc连接器及电子设备 | |
| JPH0562742A (ja) | 基板用接続コネクタ | |
| JP2003173831A (ja) | 平型柔軟ケーブル用コネクタ | |
| JPS6343819Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980304 |