JPH08101875A - 金融取引処理方式及び金融サービス遠隔分散方法 - Google Patents

金融取引処理方式及び金融サービス遠隔分散方法

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JPH08101875A
JPH08101875A JP2857895A JP2857895A JPH08101875A JP H08101875 A JPH08101875 A JP H08101875A JP 2857895 A JP2857895 A JP 2857895A JP 2857895 A JP2857895 A JP 2857895A JP H08101875 A JPH08101875 A JP H08101875A
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user
terminal
computer
message
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JP2857895A
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Joseph Charles Kawan
チャールズ カワン ジョセフ
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    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/211Software architecture within ATMs or in relation to the ATM network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/487Arrangements for providing information services, e.g. recorded voice services or time announcements
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  • Finance (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 セルラー電話通信チャンネルに接続し、AT
M網を使用して金融機関と金融取引を行う。 【構成】 ダイアルアップ電話回線を介して、中央コン
ピュータに、受取人を表す第1のデータ、金額を表す第
2のデータ、及びATM網コンパチブル個人識別番号を
表す第3のデータを送信する。中央コンピュータは、こ
れに応答して、デジタルメッセージをATM網に送るこ
とにより、ユーザの端末に対し、ユーザ口座の借方記入
を選択的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分散型テータ処理システ
ムに関連して使用されるように設計された遠隔ワイヤレ
ス端末に関する。特に、本発明は銀行顧客が使用して他
の遠隔データベースの他に銀行のデータベース及びオペ
レーティングソフトウェアへアクセスできるようにされ
た遠隔ワイヤレス端末に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明はバンキング等の電子的に管理さ
れたサービスの潜在顧客が遠隔位置の端末を使用してバ
ンキング機能を実施することを奨励するものである。
【0003】近年銀行顧客は自動出納機械装置(AT
M)を使用することに次第に慣れてきている。これらの
装置は各取引の各ステップにおいて顧客に簡単明瞭な選
択“メニュー”を提供して顧客はその要求に応答するた
めにシステムが要求する入力シーケンスを介して非常に
容易に誘導されるため比較的成功している。このような
機能は遠隔位置(すなわち銀行やATM機械以外の場
所)の顧客も実施することができて、サービスがより簡
便となり広く使用されるようにすることが望ましい。
【0004】過去10年間の通信技術の発展により顧客
は大型コンピュータシステムに記憶された情報にマイク
ロコンピュータを介してアクセスできるようになってき
ている。ホームコンピュータシステムを使用して株式市
場統計、航空機運行スケジュール、及び他の有用な消費
者情報を記憶している大型コンピュータデータベースと
標準電話回線を介して通信できることがよく知られてい
る。
【0005】ユーザがバンキングその他の金融サービス
に遠隔アクセスできるようにする一つの方法はパーソナ
ルコンピュータを介してアクセスを提供することであ
る。今日、実質的に全てのPCが60ないし101キー
のキーボード、ディスプレイ装置、及び通信用モデム、
プリンター等の他の装置とのさまざまなインターフェイ
スを含むコンピュータの回路板を収容する筐体を含んで
構成されている。このようなPCは次第にポピュラーに
なりつつあるがまだ億劫がる潜在ユーザも多い。銀行端
末機の分野では、この問題は1993年8月12日に出
願された米国特許出願第08/104,931号で取り
上げられており、ここに参照として組み入れられてい
る。
【0006】AT&T及びシアーズローバック社を含む
さまざまな会社が銀行サービスコンピュータと通信する
遠隔コンピュータ端末を使用するホームバンキングサー
ビスを提供している。これらは“ダム(dumb)端
末”、すなわち処理能力が無いかあっても非常に僅かな
端末機、もしくは従来のPCを含んでいる。いずれもユ
ーザ側で幾分コンピュータの教育を必要とするため、所
望するような完全にユーザフレンドリーなシステムとは
なっていない。
【0007】参照としてここに組み入れられているWe
iss等の米国特許第5,008,927号(’927
特許)にはユーザフレンドリーな外観を呈しながら従来
の電話機能だけでなくコンピュータ機能も実施する電話
機に似た装置が開示されている。
【0008】全て参照としてここに組み入れられている
米国特許第5,008,927号及び第4,991,1
99号及びInatomiの1989年7月17日に出
願された特許出願第380,557号に開示されたマイ
クロプロセッサー/電話機通信装置は複雑な製品に対す
る顧客の抵抗にもかかわらず技術ベースサービスを代表
的な消費者の家庭へ導入する手段を提供するものであ
る。この突破口は見慣れた卓上電話機に似せた実際には
コンピュータ端末であるものを提供することにより達成
されている。
【0009】しかしながら、従来技術では電話機状装置
もしくは従来のパーソナルコンピュータであるユーザの
遠隔端末をRJ−11電話ジャックを介して標準電話回
線に接続することしか開示されていない。これは電話回
線に接続することなく遠隔端末を介してバンキングサー
ビスにアクセスしたいユーザにとっては不便である。こ
の問題は金融取引にワイヤレス通信を使用する端末を提
供するさまざまな方式により従来技術において幾分取り
上げられている。
【0010】Gutman等は金融機関に対してデータ
を送受信するのに使用することができるワイヤレス端末
を開示している(米国特許第5,221,838号)。
ワイヤレス端末は多種の取引を実施するだけでなく残高
勘定を更新するのに使用することができる。
【0011】Kramerは複数のポータブル取引ステ
ーションを使用するトレーダ間の取引を処理するシステ
ムを開示している(米国特許第5,038,284
号)。ポータブル取引ステーションは取引の刻時、利益
/損失計算、及び平均コスト等のタスクを実施すること
ができる。Kramerは無線周波トランシーバを使用
して通信を行うことを開示している。
【0012】Maeser等は中央ユニットに対して
“取引データ”を送受信するのに使用することができる
ポータブルコンピュータ端末を開示している(米国特許
第5,060,152号)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たワイヤレス方式は全て遠隔端末と受信端末の両方にワ
イヤレス受信機及び送信機を備える必要がある。すでに
電話系統に接続されている大規模なコンピュータ化され
た金融システムでは、ワイヤレス遠隔端末との通信を容
易にするためにワイヤレストランシーバを付加するのは
コストがかかりかつ/もしくは実際的でない。したがっ
て、ワイヤレス端末が通信を行おうとするコンピュータ
化された金融システムを修正する必要のないワイヤレス
遠隔端末を提供することが望ましい。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明により、特定ユー
ザの口座を保有する少なくとも一つの金融機関に接続さ
れたATM網を使用して金融取引を行うシステムは中央
コンピュータ、ユーザ入力手段及びアルファニューメリ
ックディスプレーを含む少なくとも1台の遠隔データ端
末であってセルラー電話通信チャネルに接続され受取人
を表す第1のデータと、金額を表す第2のデータと、A
TM網コンパチブル個人識別番号を表す第3のデータを
発生する手段を含む遠隔データ端末と、遠隔データ端末
に接続されたモデムを含む電気通信手段であってダイア
ルアップ電話回線を介して遠隔データ端末から前記中央
コンピュータへ第1、第2及び第3のデータを通信する
電気通信手段を含み、中央コンピュータは更に通信され
た第1、第2及び第3のデータに応答してデジタルメッ
セージを発生しATM網コンパチブル個人識別番号を含
むデジタルメッセージをATM網へ与えてユーザの遠隔
端末入力キー操作に実質的にリアルタイムで応答してユ
ーザ口座の借方記入を選択的に行う手段を含んでいる。
【0015】更に本発明により、端末は最大N行(Nは
整数)のテキストを表示することができるアルファニュ
ーメリックディスプレー装置、及びユーザが操作してN
行のディスプレーの一つを選択することができる複数個
のキーを含むことができる。中央コンピュータはメッセ
ージを所定長のパケットに枠取りするパケットデータ網
を介してセルラー電話通信チャネルへ接続することがで
きる。中央コンピュータは全行のディスプレーの表示内
容を指定するディスプレーデータを発生する手段を含む
ことができる。システムは少なくとも第3のデータ及び
/もしくは個人識別番号を暗号化する暗号化手段を含む
ことができる。
【0016】システムは中央コンピュータがディスプレ
ーを表すデジタルデータ及びプロンプト情報を含むデー
タパケットを発生し発生されたパケットをセルラー電話
通信チャネルを介して端末へ送信するように構成するこ
とができる。システムの端末は更にヘルプキー及びキャ
ンセルキーを含むことができ中央コンピュータはユーザ
によるヘルプキーの押下に応答して端末ディスプレーに
表示するヘルプ情報を提供する手段を含むことができ中
央コンピュータはキャンセルキーの押下に応答してユー
ザによる最終キーストロークを無視することができる。
端末は更に予め端末に表示された情報の呼び出しを要求
するためのユーザによる第2のデータ画面ナビゲーショ
ンキーの入力を容易にするアルファニューメリックキー
パッド手段を含むことができる。
【0017】更に本発明により、遠隔データ端末はセル
ラー電話通信チャネルに接続するホーム端末を含むこと
ができ、端末は音声及びデータ通信ケーパビリティを提
供し、端末は筐体、筐体内に配置されたデジタルコント
ローラ、デジタルコントローラに接続されて個人識別番
号を入力するユーザ入力手段、デジタルコントローラに
接続されて筐体内に配置され入力された個人識別番号を
暗号化してATM網コンパチブル暗号化個人識別データ
を与えかつアルファニューメリックディスプレーがデジ
タルコントローラに接続されて筐体上に配置されディス
プレーパネルは個別の複数N行の情報を同時に表示する
ことができる暗号化手段、コントローラに接続されて筐
体上に配置されディスプレー情報行に表示されるメニュ
ーオプションを選定する複数個のユーザ操作コントロー
ル、セルラー電話通信チャネルを介して音声通信を行う
ことができコントローラに接続されたモデムが筐体内に
配置されているテレホンハンドセット、を含み、モデム
はコントローラ及び中央コンピュータ間のセルラー電話
通信チャネルを介した通信を行うようにされており、A
TM網コンパチブル暗号化個人識別データを端末から中
央コンピュータへセルラー電話通信チャネルを介して送
信しかつパケットデータ網フォーマットで中央コンピュ
ータと双方向に情報を通信して中央コンピュータとディ
スプレーを見つめてコントロールを操作するユーザ間の
高度のオンラインインタラクティビティを効率的に提供
する。システムはセルラー電話通信チャネルを介して周
期的に乱数を送信する手段を含むことができかつ少なく
ともコントローラへ給電する電源手段を含むことができ
る。コントローラはユーザ入力を表す信号を受信して一
時的に記憶し記憶された信号をモデムへ送りセルラー電
話通信チャネルを介して送信するメモリバッファ手段を
含むことができる。端末は更に所定の画面シーケンスで
前回及びそれに続く画面のディスプレーを要求するナビ
ゲーションキーを含むことができる。システムは非揮発
性メモリ素子とインターフェイスして貸方を端末へダウ
ンロードしてメモリ素子が記憶できるようにする手段を
含むことができる。
【0018】更に本発明により、金融サービスを遠隔分
散する方法は複数台の遠隔ホームバンキング端末を対応
する複数のユーザに提供し、ユーザ供給ATM網コンパ
チブル個人識別情報を含む手形支払要求を複数の端末か
らセルラー電話通信チャネルを介して受信し、手形支払
要求をセルラー電話通信チャネルに接続された中央コン
ピュータにおいて実質的にリアルタイムで処理するステ
ップを含み、処理ステップはセルラー電話通信チャネル
を介して遠隔ホームバンキング端末から中央コンピュー
タへユーザーが送信する情報に応答してATM網コンパ
チブル個人識別情報を含むPOSもしくは他のATM交
換コンパチブル借方メッセーシを発生し、ユーザ手形支
払要求に実質的にリアルタイムで応答して借方メッセー
ジをATM網を介して送信し、借方メッセージに実質的
にリアルタイムで応答してユーザの当座勘定に借方記入
を行い、ユーザが選択する実体にユーザの当座勘定に借
方記入を行って得られる資金を遠隔ホームバンキング端
末を介して支払うことを含んでいる。手形支払要求受信
ステップは暗号化されたユーザ入力個人識別番号を受信
するステップを含むことができる。
【0019】更に本発明により、手形支払方法はセルラ
ー電話通信チャネルに接続されたマイクロプロセッサー
ベースホームバンキング端末を活性化させ、ホームバン
キング端末と中央コンピュータのセルラー電話通信チャ
ネルを介した通信を確立して制御し、PINユーザ識別
番号を入力し、端末を操作して受取人を選定し、端末を
操作して受取人へ支払う金額を選定し、ホームバンキン
グ端末においてPINユーザ識別番号を暗号化してAT
M網コンパチブル暗号化PINユーザ識別番号を与え、
ATM網コンパチブル暗号化PINユーザ識別番号及び
金額を表すデータをホームバンキング端末から中央コン
ピュータへ送信し、送信データに応答して中央コンピュ
ータにおいて実質的にリアルタイムで少なくともATM
網コンパチブル暗号化PIN及び金額を符号化するAT
M網取引借方メッセージを発生し、ATM網取引借方メ
ッセージをATM網を介して実質的にリアルタイムで中
央コンピュータからユーザのバンクへ送信し、中央コン
ピュータにより選定受取人へ選定金額を支払う手段を制
御し、ATM網取引借方メッセージにより指定される金
額の資金をユーザのバンクから中央コンピュータに関連
するオペレータへ転送するステップを含んでいる。
【0020】更に本発明により、ホームバンキング端末
はアルファニューメリックマルチラインディスプレーを
含むことができ、各操作ステップはアルファニューメリ
ックマルチラインディスプレー上に情報を表示すること
により入力を促すステップを含むことができる。ホーム
バンキング端末は複数個のユーザ押下可能コントロール
を含むことができ、入力ステップはコントロールを押下
することによりPINユーザ識別番号を入力するステッ
プを含むことができる。暗号化ステップはPINユーザ
識別番号を暗号化することを含むことができる。
【0021】更に本発明により、ホームバンキングサー
ビスを提供する方法は中央コンピュータを使用して要求
次第ホームバンキング端末と一つ以上のセルラー電話通
信チャネルを介して通信を行い、金融サービス要求をホ
ームバンキング端末からセルラー電話通信チャネルを介
して受信するステップを含み、受信ステップは少なくと
もATM網コンパチブル暗号化ユーザPIN、金額、及
び受取人選定を受信し、受信した金融サービス要求を中
央コンピュータにより処理するステップを含み、更に中
央コンピュータからユーザのバンクへのメッセージを発
生しATM網を介して通信しユーザの手形支払要求の受
信に実質的にリアルタイムで応答してユーザの当座勘定
の借方記入を電子的に行い、少なくともATM網コンパ
チブル暗号化ユーザPIN及び金額を含むデジタルAT
M網取引メッセージを発生してATM網へ与え、ユーザ
が選定する受取人へ中央コンピュータにより電子的に支
払いを行うステップを含んでいる。本方法は更に受取人
選定をユーザのバンクへ独立に通信するステップを含ん
でいる。支払ステップは電子ロックボックス網の両端間
でデータ通信を行うことにより電子的に支払いを行うス
テップを含むことができる。本方法は更にホームバンキ
ング端末内でユーザPINデータを暗号化することを含
むことができる。
【0022】更に本発明により、金融サービスを遠隔分
散する方法はユーザにホームバンキング端末を提供し、
中央コンピュータを使用して要求次第ホームバンキング
端末とセルラー電話通信チャネルを介して通信し、中央
コンピュータによりホームバンキング端末からの暗号化
PIN情報を含む金融サービス要求をセルラー電話通信
チャネルを介して受信し、金融サービス要求の受信に実
質的にリアルタイムで応答してATM借方要求を発生す
ることを含めて受信した金融サービス要求を実質的にリ
アルタイムで中央コンピュータにより処理するステップ
を含んでいる。
【0023】更に本発明により、手形支払方法はセルラ
ー電話通信チャネルに接続されたマイクロプロセッサー
ベースホームバンキング端末を活性化させ、ホームバン
キング端末にセルラー電話通信チャネルを介した中央コ
ンピュータとの通信を確立させて制御し、PINユーザ
識別番号を入力し、端末を操作して受取人を選定し、端
末を操作して受取人へ支払う金額を選定し、ホームバン
キング端末内でPINを暗号化してATM網コンパチブ
ル暗号化PINを与え、ATM網コンパチブル暗号化P
INユーザ識別番号、選定された受取人、及び金額を表
すデータをホームバンキング端末から中央コンピュータ
へセルラー電話通信チャネルを介して送信し、複数の繰
り返される支払日を記憶し、記憶された支払日を分析し
て記憶された支払日のいずれが現在の日付に対応するか
を決定し、記憶された支払日が現在の日付に対応する場
合には少なくともATM網コンパチブル暗号化PIN、
当座勘定選定、及び金額を指定するATM網借方メッセ
ージを記憶されたデータに応答して実質的にリアルタイ
ムで中央コンピュータにおいて発生し、ATM網取引借
方メッセージを中央コンピュータからユーザのバンクへ
実質的にリアルタイムで標準ATM網を介して送信して
ユーザの当座勘定のリアルタイム借方記入を行うステッ
プを含んでいる。
【0024】本発明により、少なくとも一部セルラー電
話通信チャネル及びホーム端末を介して少なくとも一つ
の電子サービスを多数のユーザへ配送する方法は電子サ
ービス要求及びユーザに関連したATM網コンパチブル
個人識別情報をホーム端末からセルラー電話通信チャネ
ルを介して受信し、受信したATM網コンパチブル個人
識別情報を符号化するATM網借方要求メッセージを発
生し、ATM網コンパチブル個人識別情報を含むATM
網借方要求メッセージをATM網へ与えてユーザからの
電子サービス要求の受信に実質的にリアルタイムで応答
してユーザに関連した口座から資金のリアルタイム借方
記入を行い、多数のユーザに対して前記ステップを繰り
返すステップを含んでいる。本方法は更にセルラー電話
通信チャネルを介して実質的にリアルタイムでホーム端
末と遠隔コンピュータ間で広範な双方向インタラクショ
ンを行ってユーザとのリアルタイムオンラインインタラ
クティビティを提供するステップを含むことができる。
受信ステップはホームバンキングサービス要求をユーザ
から受信し、電子手形支払要求をユーザから受信し、ホ
ームバンキングサービス要求をユーザから受信し、もし
くは電子手形支払要求をユーザから受信することを含む
ことができる。本発明による方法は更にディスプレーを
有するホーム端末を多数のユーザの各々に提供すること
を含むことができる。本方法は更に個人識別番号を暗号
化し暗号化された個人識別番号をセルラー電話通信チャ
ネルを介して送信し受信ステップにおいて遠隔コンピュ
ータが受信することを含むことができる。
【0025】前記システムによりユーザはRJ11や多
種の標準有線電話接続との接続をすることなく遠隔端末
を介してバンキング及び金融サービスへアクセスするこ
とができる。更に、遠隔端末はセルラー電話技術を利用
しており、セルラー電話技術は標準電話システムとイン
ターフェイスするため、標準有線電話システムとインタ
ーフェイスする大規模なコンピュータ化された金融シス
テムに新たに通信ケーパビリティを付加することなく遠
隔端末を使用することができる。
【0026】
【実施例】前記したように、本発明の主な目的は個別の
当座預金等を含むさまざまな銀行ソフトウェアプログラ
ムを作動させる銀行コンピュータシステムへアクセスす
るのに適したユーザーフレンドリーな端末を提供し、更
に航空機予約機能、株式テーブルルックアップ機能、電
子ブリチンボードサービスや他の同様なサービスを大幅
に装備したものであってしかも従来の電話機として作動
することができる他のサービスコンピュータへのユーザ
ーフレンドリーなアクセス方法を提供することである。
当業者ならば代表的にこのような多種多様なサービスに
アクセスするには、同等量の多様な端末プロトコル及び
通信方法の訓練を受けていなければならず、非常に複雑
であることがあることがお判りと思う。たとえば、さま
ざまなユーザコードを追跡し続けこのような各サービス
へアクセスするのに必要なステップにアクセスするだけ
でも相当な仕事となる。
【0027】本願発明によれば、より詳しくは参照とし
てここに組み入れられている1989年11月9日に出
願された放棄済みの米国特許出願第07/433,82
5号の継続出願である1993年6月30日に出願され
た米国特許出願第08/084,319号に詳しく記載
されたように、このケーパビリティは図1に従って提供
される。本質的に、各ユーザはディスプレー2a及び限
定フォーマットキーパッド2bを含む従来の電話機に似
たユーザーフレンドリーな端末2を提供されるか、もし
くは一般的に10に示す従来のパーソナルコンピュータ
を使用することができる。1989年11月9日に出願
され現在放棄された米国特許出願07/433,825
号の継続出願である1993年6月30日に出願された
米国特許出願第08/084,319号に記載された発
明により、両端末は一般的に3に示す従来の電話回線に
よりネットワークホストコンピュータ8に接続される。
ネットワークホストコンピュータはセションコントロー
ラ6を含み、それはハードウエア及びソフトウェアを含
むことができ米国特許出願第08/084,319号に
詳細に記載されているようにさまざまな機能素子4,1
2,14及び16を含んでいる。ネットワークホストコ
ンピュータ8の一つの本質的な機能は一連のアプリケー
ションプログラム“ページ”を提供することであり、そ
れはホーム端末2もしくは10へダウンロードされ、や
はり従来の電話回線により、ネットワークホストコンピ
ュータ8が接続される複数台のサービスコンピュータ2
0a−dの1台へアクセスするのに必要なユーザーコー
ド、所望取引、等の情報をユーザから引き出すのに充分
な“プロンプト”をユーザへ供給することができる充分
な情報を提供する。
【0028】特に、ユーザが特定銀行Aのサービスコン
ピュータ20aへアクセスしたいものとする。ユーザが
自分のホーム端末2を立ち上げると、ディスプレー画面
2a上にメニューが現れ例えばキーパッド2b上の
“3”ボタンを押下することにより“アクセスバンクサ
ービス”を選定することができる。そうすることによ
り、端末2からネットワークホストコンピュータ8へメ
ッセージが送られる。これによりその内部メモリから銀
行Aのサービスコンピュータ20aへアクセスするのに
必要なアプリケーションプログラムが捜し出されホーム
端末2へダウンロードされる。次にホーム端末はこのプ
ログラムを使用して作動して例えば口座番号、機密アク
セスコード、所望取引種別、預金額、引き出し、もしく
は所望振替、等の自分の銀行口座へアクセスするのに必
要な情報の入力をユーザへ促すのに必要なさまざまな質
問をユーザに対して行う。次にこの情報は第1のプロト
コルを有するメッセージとしてホーム端末2からネット
ワークホストコンピュータ8へ転送される。米国特許出
願第08/084,319号参照。ネットワークホスト
コンピュータは自動出納機が通信を行う精密な方法でこ
の情報を例えばサービスコンピュータ20aと通信する
のに従来必要であるなんらかの第2のプロトコルへ変換
する。一方銀行Bへアクセスしたい場合には、消費者は
プロンプトにより同じ質問をされるが、ネットワークホ
ストコンピュータは銀行Bのサービスコンピュータ20
bへアクセスするのに必要な幾分異なるプロトコルへ返
答を変換する。
【0029】同様に、消費者が航空機予約ホストコンピ
ュータ20dへアクセスしたい場合には、ネットワーク
ホストコンピュータ8によりダウンロードされるアプリ
ケーションプログラムソフトウェアの適切な異なる“ペ
ージ”を使用して作動する、幾分異なるプロンプトシー
ケンスがホーム端末2により提供され、同様に異なる通
信シーケンスがネットワークホストコンピュータ8と航
空機予約ホストコンピュータ20d間に生じる。通信シ
ーケンス特に端末2とネットワークホスト8間で往来す
るメッセージの詳細フォーマットはここに参照として組
み入れられている前記特許出願第08/084,319
号で詳しく検討されている。ネットワークホスト8とさ
まざまなサービスコンピュータ20a−d間の通信はサ
ービスコンピュータにより支援されるサービスの所有者
が定義するさまざまな第2のプロトコルに従って行わ
れ、これらの通信はこのような既存のサービスコンピュ
ータにより現在使用されている技術に従って実現され当
業者に公知と思われる。
【0030】当業者ならばさまざまなサービスコンピュ
ータ20a−d及び数え切れない他のコンピュータへア
クセスするにはネットワークホストコンピュータを同じ
く多様なプロトコルに従って通信できるようにする必要
のあることが判る。代表的に、これらはIBMパーソナ
ルコンピュータソフトウェアプログラムにより実現さ
れ、したがってユーザ端末2は前記したPCアーキテク
チュアにも最も簡便に順応する。更に、前記したよう
に、端末2が他のPCコンパチブルプログラムを実行で
きることが本発明の一つの目的である。従来のパーソナ
ルコンピュータ10を本発明に従って使用してネットワ
ークホストコンピュータ8を介してさまざまなサービス
コンピュータ20a−dと通信することもできる。ま
た、特定サービスコンピュータ20a−dのユーザ選定
に応答してネットワークホスト8から従来のPC10へ
アプリケーションソフトウェアの“ページ”をダウンロ
ードすることができる。これによりホーム端末は適切な
サービスコンピュータへアクセスするのに必要な何らか
のデータを入力するようユーザ2を“促す”ことができ
る。
【0031】前記したように、標準電話機に物理的に似
た形状で付加ディスクドライブ、プリンター、その他の
周辺装置を必要とせずにPC機能を提供し、特にPCコ
ンパチブルソフトウェアを実行する従来技術コンピュー
タが必要とする精巧なキーボードを設けることなくそう
することができるホーム端末2を提供することが本発明
の一つの目的である。しかしながら、完全アルファニュ
ーメリックキーボードを含む実施例すなわちホーム端末
2は発明の範囲に入る。同様に、従来のPC周辺装置は
本発明の端末により提供されるコンピュータに接続する
ことができる。このファシリティは従来のあまり精巧で
はないコンピュータのユーザが、例えば知識が増すため
に、本発明により提供される端末へ新しいケーパビリテ
ィを付加したい場合に特に有用である。しかしながら、
本発明の端末の基本的にユーザーフレンドリーな脅威的
ではない外観を達成するには、従来の電話機2の物理的
筐体内に嵌合するコンピュータは、特にPCコンパチブ
ルソフトウェアに対する従来のディスクドライブ等の応
答に関して、広範なソフトウェアの要求に従って構成さ
れたPCを真似ることができることが重要である。
【0032】メガテルコンピュータ(1986)社はP
Cアーキテクチュアに順応しプログラマブルゲートアレ
イを使用したシングルボードコンピュータを1年以上前
から販売している。しかしながら、メガテルのコンピュ
ータは本発明よりも前に本明細書及び前記関連出願に開
示されているような従来の電話機能を提供するために使
用されたことはない。特に、例えば通信をより安全にす
るためにデータ暗号化ファシリティを付加することによ
り、バンキング保安構成を変えることによる“ソフトウ
ェアビールス”を回避するために、ネットワークホスト
コンピュータ8から再構成コードを供給してプログラマ
ブルゲートアレイを遠隔再構成できるという本発明の目
的のいくつかを達成することが重要である。このように
して、ユーザのホームへ設置した後で電話機類似端末2
へ付加端末機能を遠隔付加することができる。本発明者
の知る限りこれは本発明よりも前にメガテルその他によ
りなされてはいない。
【0033】図2にユーザ端末2により構成される遠隔
再構成可能なコンピュータシステムの主要素をブロック
図形式で示す。日本電気株式会社(NEC)モデルV2
5もしくはv40もしくは同等品を含むことができるマ
イクロプロセッサー30が前記したように代表的にはカ
リフォルニア州、サンジョセのXilinx社のモデル
XC2018であるプログラマブルゲートアレイ32に
接続されている。プログラマブルゲートアレイ32はリ
ードオンリーメモリ(ROM)その他から供給される
“構成コード”により構成してある特定機能を呈するこ
とができるいくつかの論理ゲートを含んでいる。したが
って“再構成コード”を供給することによりこれらの機
能を自由に再定義することができる。このケースでは、
“演算再構成コード”と呼ばれる、システムがその割当
機能を実施できるようにゲートアレイをプログラムする
のに必要な再構成コードが再プログラマブルリードオン
リーメモリ34に記憶される。特に、このリードオンリ
ーメモリ34はいわゆる“フラッシュEPROM”であ
り、それは遠隔位置から受信した信号に応答して書き換
えることができる。その利点は当業者には自明と思わ
れ、例えばプログラマブルゲートアレイを再構成してソ
フトウェアバグを駆除したりビールスを除去したい場合
には、新しい構成コードをフラッシュEPROM34へ
供給するだけで遠隔操作することができる。256kバ
イトのフラッシュEPROMであれば通常充分である。
【0034】例えば、バンキング端末応用では、コンピ
ュータビールスはユーザ端末のマイクロプロセッサー3
0を襲撃するものと考える。このようないかなるビール
スもマイクロプロセッサーを実行するのに使用されるマ
イクロコードに順応しなければならない。本発明によ
り、プログラマブルゲートアレイ32の内部ゲートの機
能のいくつかは簡単に逆にすることができ、端末へダウ
ンロードされる全てのソフトウェアにさまざまなサービ
スコンピュータへアクセスできるようにする対応する変
化がなされる。ビールスは、変化の恩恵を受けることな
く、作動停止して端末の動作への干渉を停止する。同様
にサービス端末とサービスコンピュータ間の通信が劣化
もしくは盗聴される場合には、フラッシュEPROMに
記憶されたコードの一部を再構成することによりデータ
暗号化を行ってプログラマブルゲートアレイのゲートを
再構成することができる。
【0035】マイクロプロセッサー30及びプログラマ
ブルゲートアレイ32は従来技術におけるランダムアク
セスメモリ(RAM)を含む主メモリ36にも接続され
ている。代表的に2メガバイトまでのメモリが提供され
ている。ランダムアクセスメモリ36は通常遠隔ホスト
からダウンロードされるアプリケーションプログラムを
記憶するのに使用されるが、最初に受信される再構成コ
ードをフラッシュEPROMへコピーする前に記憶す
る。
【0036】ネットワークホストコンピュータ8(図
1)への通信経路は一般的に40に示すシリアルデータ
ポートを介して提供される。実施例では、ポート40は
代表的にはマイクロチップ社から市販されているシング
ルチップモデル16C54を含むシステムインテグリテ
ィチップ38にも接続されている。このチップはコード
の記憶し実行するケーパビリティを有している。プログ
ラマブルゲートアレイチップ32を最初にプログラムす
るのに必要なある“カーネル”コードはメーカにおいて
システムインテグリティチップ38により構成される非
揮発性書換不能ROMに永久記憶される。したがって、
外部ポート40から受信する単純なリセット信号に応答
して、システムインテグリティチップはこのカーネルコ
ードをプログラマブルゲートアレイチップ32へコピー
することができる。代表的にはPGAチップ32が最初
にマイクロプロセッサー30を行使して回路接続を検証
する。その後、構成コードを同じポート40もしくは他
のポートを介してダウンロードし、ランダムアクセスメ
モリ36に記憶し、フラッシュEPROM34にコピー
し、プログラマブルゲートアレイチップ32を再構成す
るのに使用することができる。
【0037】特に、エラーによりシステム全体がデプロ
グラムされている、もしくは端末が製作中でプログラム
されていないものと仮定する。いずれの場合にも、シス
テムインテグリティチップ38のROMはプログラマブ
ルゲートアレイデバイスを構成できるようにするのに必
要な基本的な“カーネル”すなわち“システム初期化ソ
フトウェア”を格納していたはずである。“テストプロ
セッサー”と呼ぶこともできるシステムインテグリティ
チップは最初にプログラマブルゲートアレイデバイスの
一部を構成してチップの物理的な回路接続を検証する
“シリアルスキャンテスト”を実施する。プログラマブ
ルゲートアレイチップ32は代表的には回路板上の実質
的に全ての信号経路に物理的に接続されているためこれ
は特に有用であり、そのためこのテストは実際上実質的
に完了する。
【0038】システムインテグリティプロセッサー38
はこのテストが完了すると、ホストネットワークコンピ
ュータ等の外部プロセッサー、もしくは技師のテスト装
置から第1群の“システム検証ソフトウェア”をダウン
ロードさせてある所定のマイクロコードを含むリードオ
ンリーメモリに似せてプログラマブルゲートアレイの一
部を再構成する。次にマイクロプロセッサー30がこの
マイクロコードを使用してそれ自体の機能をテストし、
代表的にそれにはランダムアクセス及びリードオンリー
メモリデバイスのテストが含まれている。
【0039】この点において、マイクロプロセッサー3
0は動作を引き継ぐことができ、更に再構成コードすな
わち(それに従ってプログラマブルゲートアレイチップ
32がその究極的に所望する機能を実施するように構成
される)“操作再構成コード”がダウンロードされる。
これは最初にランダムアクセスメモリ36に記憶され、
次にリードオンリーメモリ34へコピーされプログラマ
ブルゲートアレイデバイス32をその操作構成へ再構成
するのに使用され、本発明の端末装置の初期ローディン
グやテストが完了する。
【0040】実施例では、“操作再構成コード”はフラ
ッシュEPROMに二重に記憶される。これにより2つ
のバージョンを互いに比較してシステムインテグリティ
の付加チェックを行うことができる。
【0041】前記したように、IBM PC内のカスタ
ムチップ及び他のPCコンパチブル内のプログラマブル
アレイ論理(PAL)チップにより実施される機能に匹
敵するプログラマブルゲートアレイ32の主機能の一つ
は、さまざまな異なるユニットの一つとすることができ
るディスプレー42にマイクロプロセッサー30をイン
ターフェイスすることである。図1の電話機類似端末2
において、ディスプレーユニット2aはフラットパネル
液晶ディスプレー(LCD)である。しかしながら、プ
ログラマブルゲートアレイは従来のEGAやCGAモニ
ター、プラズマディスプレー等の他種のディスプレーを
駆動するように容易に再プログラムすることができる。
それ自体があるディスプレードライバー修正可能性を提
供する付加ディスプレードライバーチップを更に使用す
るのが望ましい場合もある。ここでも、プログラマブル
ゲートアレイの再構成性により本発明による装置を使用
する時に相当な柔軟性が得られる。
【0042】一般的に44に示すように、マイクロプロ
セッサー30は入出力チップのいずれかに直接接続され
ており、代表的にこれらはプリンターポートのような並
列インターフェイス及びデジタルファクシミリ装置用イ
ンターフェイスを含むことができる。これに較べて、プ
ログラマブルゲートアレイは代表的には従来のもしくは
限定フォーマットキーボード、もしくはモデム等にシリ
アル接続される他の入出力デバイス44に接続されて
る。
【0043】当業者であれば図2は機能を表そうとして
いるものであり、実際にはマイクロプロセッサー30、
プログラマブルゲートアレイ32、RAM32及びフラ
ッシュEPROM34等のさまざまな主要部品は全て従
来のデータバス48により接続できることがお判りと思
う。また当業者ならば例えば“シリコンファイル”もし
くは“バッテリーバック非揮発性読取り及び書込み可能
メモリ”と呼ばれるような、同じ機能を実施することが
できる他のメモリでフラッシュEPROMを置換できる
ことがお判りと思う。もちろん、他の状況では従来のラ
ンダムアクセスメモリがフラッシュEPROM34につ
いて前記した機能のいくつかを実施することができ、こ
こでも重要な機能は好ましくは従来のポートを介して電
話回線等により受信される再構成コードを受信して記憶
し、システムのハードウェア再構成を更新するのに必要
なプログラマブルゲートアレイ32を再構成できること
である。
【0044】電話機類似ユーザ端末2に使用される本発
明の実施例には、4つの異なるレベルのソフトウェアが
あり、後記するようにアクセスケーパビリティ、記憶装
置要求、及び用途が異なっている。
【0045】システムの電話機エミュレーティングバー
ジョンにおけるソフトウェアの最高“レベル”は“ホー
ムアプリケーションランゲージ(home appli
cation language)”すなわち“HA
L”ソフトウェアと呼ばれる。HALソフトウェアは特
定サービスがアクセスされるというユーザの表示に応答
してネットワークホストコンピュータから“ページ(p
age)”としてダウンロードされる。ユーザが代表的
にはプロンプトに応答して端末2の1個のボタンを押す
ことにより自分の当座預金残高を確認したいことを表示
すると、端末2から適切なメッセージがネットワークホ
スト8へ送られ、その後ネットワークホスト8はユーザ
にユーザーコード等の入力を促すのに必要なHALソフ
トウェアの適切なページをダウンロードする。HALソ
フトウェアは端末に受信されるとランダムアクセスメモ
リ(RAM)36内に記憶され通常は即座に実行され
る。HALアプリケーションソフトウェアの一般的に使
用されるページも代表的にはフラッシュEPROM34
である端末に記憶して、これが有用と思われるネットワ
ークホストへアクセスするのに必要な通信の数を低減す
ることができる。1日当たり3−10ページ程度のHA
Lソフトウェアが代表的に端末へダウンロードできるも
のと思われる。したがって、HALソフトウェアにより
所望のユーザーフレンドリーユーザーインターフェイス
を提供するのに必要な情報が提供され、ユーザの特定要
求に応答してダウンロードされる。このプロセスは(現
在放棄されている)1989年11月9日に出願された
特許出願第07/433,825号の継続出願である1
993年6月30日に出願された特許出願第08/08
4,319号に詳しく記載されている。したがって、H
ALソフトウェアはIBMのディスクオペレーティング
システム(DOS)に機能的に匹敵する。
【0046】端末に格納されているソフトウェアの次の
レベルはいわゆる基本入出力システムすなわち“BIO
S”である。IBMのPC術語で決められているよう
に、BIOSソフトウェアはディスプレーコントロー
ル、ネットワークホストへのメッセージ準備、キーボー
ド機能の支媛、等のHALソフトウェアのさまざまなペ
ージにより共有されるさまざまな機能を支援する。本発
明により、更新された“マルチアプリケーション”BI
OSソフトウェアを必要な場合ネットワークホストから
ダウンロードすることができ、1年当たり数回程度起こ
るプロセスである。更新されたBIOSソフトウェアは
最初にRAMに受信され次にフラッシュEPROMに長
期間格納される。当業者ならばBIOSソフトウェアは
HALソフトウェアにより使用される機能を提供しした
がってHALソフトウェアを適切に実行するのに重要で
あることがお判りと思われる。
【0047】ソフトウェアの次に低いレベルはプログラ
マブルゲートアレイ(PAG)の状態を定義する再構成
ソフトウェアすなわちコードである。これは“PAGコ
ード”もしくは“再構成コード”とも呼ばれる。PAG
コードに従ってプログラムされたPAGチップが提供す
る機能にはマイクロプロセッサーのRAM、ROM及び
入出力装置との論理接続を提供するだけでなく、メモリ
コントロール及びタイミング、及びさまざまなデータ通
信経路に対するパリティーチェック等の高速で実施すべ
き機能が含まれている。
【0048】BIOSソフトウェアの場合のように、ネ
ットワークホストからダウンロードされるこの再構成コ
ードに対する任意の更新が最初にランダムアクセスメモ
リに記憶され次にフラッシュEPROMへコピーされて
必要に応じてPGAチップを再構成するのに使用され
る。例えば、ソフトウェアビールスがアクティブである
ように見える場合には、ビールスがこれ以上端末で動き
回ないように容易にハードウェアを再構成することがで
きる。もちろんこれにはBIOS及び恐らくはHALソ
フトウェアを含む他のソフトウェアを少なくとも一部書
き換える必要がある。しかしながら、これらのタスクも
遠隔で遂行することができる。
【0049】このファシリティの利点は明らかであり、
例えば、ファクシミリケーパビリティ、スマートカード
インターフェイス、磁気もしくは光メモリ素子、等の付
加機能を本発明の端末に付加したい場合にはPGAコー
ドも遠隔で変更することができる。PGAコードを再構
成して後に検出されるハードウェアの欠陥を直す必要が
ある場合もある。ここでも、これらの各オプションによ
り端末の有用性が実質的に増大する。しかしながら、1
0,年程度と予測される製品の寿命にわたってPGAコ
ードが2回もしくは3回以上変更されることは考えられ
ない。
【0050】前記したように、再構成されたPGAチッ
プを有するPGAコードによりBIOSソフトウェアが
作動する基盤が提供され、したがって、BIOSにより
適切に作動するように制御されるさまざまな入出力機能
に対してPGAチップを適切に構成しなければならな
い。
【0051】ソフトウェアの最後の最も低いレベルは
“カーネル”と呼ばれる。このソフトウェアはシステム
インテグリティチップ38もしくは恐らくは独立したR
OMを含む非揮発性リードオンリーメモリへ永久書込み
される。前記したようにPGAチップを最初にプログラ
ムするために再構成ソフトウェアを端末へダウンロード
できるようにする程度までシステムを作動させるのはこ
のカーネルである。システムを製作した後でカーネルを
変更することはできない。ここでも、再構成コードを供
給してLCAチップを再構成できるようにするのにこの
ソフトウェアは重要である。
【0052】前記したソフトウェア構造によりソフトウ
ェアのさまざまな要素をその機能及び頻度及びアクセス
の容易さに従って区分できることがお判りと思う。高レ
ベルのソフトウェアはより頻繁にアクセスされる。同様
に、高レベルは(HALアプリケーションの場合)ユー
ザーの要求に応答して変化しあるいは(BIOSソフト
ウェアの場合)ネットワークホストのオペレータにより
比較的容易に変化することができる。この非常に重要な
ソフトウェアが改変されることのないようにLCA再構
成ソフトウェアへのアクセスはメーカーもしくは比較的
小さなシステムオペレータグループに制限される。前記
したように、カーネルソフトウェアは変更できない。
【0053】前記したように、本発明の非常に重要な目
的はユーザーが銀行データベースへアクセスできるよう
にすることである。明らかにデータベースの完全性の妥
協を回避し不正取引等を抑制するために、システムは信
頼度の高いものとしなければならない。本発明による端
末の実際の論理を再構成するケーパビリティによりこの
信頼性が実質的に向上する。このようにして、ハードウ
ェアをいつでも変更して不正ユーザーを防止するアクセ
ス要求を変更したりデータベースへのアクセスを禁止し
たいソフトウェアの変更を支援することができる。当業
者であれば既存のソフトウェアを端末で実行するのを防
止するためになされる特定の変更のいくつかを即座に認
識できるものと思われる。例えば、全ての端末−ネット
ワークホスト通信にとって重要なデータ暗号化を行うこ
とができる。例えば、月1回の規則的な変更を実施して
使用する暗号化方法を規則的に変えるだけで、例えば、
いかなる“ハッカー”のアクセスも防止することができ
る。
【0054】図1を参照して、本発明の方法は当業者な
らばお判りのようにハードウェア及びソフトウェアを含
みかつネットワークホストコンピュータシステム8内に
常駐しているセッションコントローラ6へ従来の電話回
路3を介して接続されているホーム端末2を介して実施
される。
【0055】本発明では、前記したWeiss等の出願
に記載されているように、ホーム端末2は物理的にディ
スプレー画面2aを有する電話機に類似している。しか
しながら、本発明のある特徴は10に示すようなよりあ
りふれたマイクろコンピュータシステムに応用すること
ができる。事実、ここに記載する本発明の一つの特徴に
より、電話機類似ユーザー端末2はある局面においてコ
ンピュータ10のようなIBM PC/XTマイクロコ
ンピュータを機能的に真似る。
【0056】本発明により提供されるセッションコント
ローラ6はマイクロコンピュータ2及び/もしくは10
と複数の情報及び金融サービスコンピュータシステム2
0(a−d)間のリンクとして働く。前記したように、
サービスコンピュータ20(a−d)は代表的にはそれ
自体が銀行コンピュータ、航空機予約コンピュータ、デ
ータベースアクセスシステムを実行するホストコンピュ
ータ、等のホストコンピュータシステムであり、それら
は従来遠隔システムからの照会に応答する。またネット
ワークホストコンピュータ8を1台のサービスコンピュ
ータ20(a−d)の一部として物理的に提供すること
もできる。例えば、ネットワークホストコンピュータ8
をやはり銀行サービスコンピュータとして働くコンピュ
ータの一部として物理的に構成することができる。この
可能性は特許請求の範囲に含まれるものとする。
【0057】本発明の重要な特徴により、セッションコ
ントローラ6の機能はWeiss等の出願に記載された
電話機類似マイクロコンピュータ2を簡便に使用してユ
ーザーが遠隔サービスコンピュータ20(a−d)へア
クセスできるようにすることであり、とりわけこれは本
発明によりサービスコンピュータ20(a−d)のソフ
トウェアを変更することなく達成される。したがって、
ネットワークホスト6及びユーザー端末2及びそれが実
行するHALソフトウェアの重要な機能はユーザーが見
つめて応答する非常に簡単化された“ユーザーフレンド
リー”な要求/応答シーケンスを通常サービスコンピュ
ータ20(a−d)へアクセスするのに使用される比較
的複雑な通信シーケンスへ、及びその逆に、協同的に変
換して代表的にサービスコンピュータ20(a−d)に
より提供される特殊化されたディスプレイシーケンスを
判りやすい表現へ修正することである。
【0058】当業者ならばお判りのように、より詳細に
は各サービスコンピュータ20(a−d)は例えば、株
式チッカー情報、航空機予約、銀行取引サービス、その
他無数の異なるサービスを提供する。これらの各サービ
スにアクセスするために従来ユーザーはひとつ以上のア
クセスコードを利用することができ、“プロンプト”へ
の適切な応答シーケンスを記憶していた。これらの各シ
ーケンスは異なっており各々が従来ある程度の訓練を必
要としている。
【0059】例えば、代表的な自動出納機の取引では、
ユーザーは最初にユーザー証明を含むカードの挿入を要
求される。次にアクセスコードの入力を促される。シス
テムはこれをカードから与えられる証明と相関させてユ
ーザーが正当に認可されるよう保証する。次に取引及び
口座を選定するよう促される。選定する取引に応じて、
さまざまな他のオプションを選定しなければならない。
ユーザーはシステムを使用できるようになるまでに全て
の応答システムを覚えなければならない。これに較べ
て、例えば正当なリサーチデータベースを使用すれば、
完全に異なるステップシーケンスを処理しなければなら
ない。したがって、消費者は使用したい各サービスに関
して別々に訓練を受けなければならない。明らかに、こ
れはこれらのシステムを広く受け入れて使用してもらう
際の著しい障害となる。
【0060】これに較べて、本発明ではユーザー端末2
と各サービスコンピュータシステム20(a−d)との
間にネットワークホスト8が間挿されている。したがっ
てネットワークホスト8は、特にユーザー端末2をサー
ビスコンピュータ20(a−d)へ“パーソナライズ”
するHALアプリケーションソフトウェアの1頁以上を
ユーザー端末2へ供給することにより、ユーザー端末2
と協力して作動する。ユーザー端末2はアプリケーショ
ンソフトウェアによりイネーブルされてサービスコンピ
ュータへアクセスするのに必要な任意の情報を供給する
ようユーザーを促す。次にネットワークホスト8は第1
のユーザー端末フォーマットでユーザー端末2から受信
したユーザーデータを選定されたサービスコンピュータ
20(a−d)により要求されるサービスコンピュータ
通信フォーマットへ変換する。したがって、ユーザーは
選定したサービスに無関係に(例えば、“ユーザーコー
ドを入力する”、“当座預金は4、貯蓄性預金は6を押
す”、“前の画面は#を押す”、“*を押して自動支払
いを許可する”等の)簡単な質問の本質的に同じ選定を
見ることになる。したがってネットワークホスト及び特
定サービスのユーザー選定に応答する本発明のユーザー
端末により提供される“ユーザーフレンドリネス”は本
発明の目的を達成するのに非常に重要である。
【0061】例えば、任意所与の時間に、ユーザー端末
のディスプレイ2aは(例えば、銀行取引における“ワ
シントンのナショナルバンク”等の)ユーザーの最終応
答(例えば、“所望の口座を選定する”等の)求める情
報、及び(例えば、“バックアップは*、やり直しは
0、更に選択は#”等の)やはり1個のボタンを押して
選定することができる一連のヘルププロンプトだけでな
く(例えば、“貯蓄は1、小切手は2、金融市場は3”
等の)ユーザーがキーパンチ上の1個のボタンを押して
利用する選択を示すプロンプトリストを含むことができ
る。
【0062】本発明の重要な特徴により、これらのメニ
ュー選択はユーザーが選択するサービスに従って変えら
れる。すなわち、サービスへアクセスするのに必要な全
ての情報が指定されるまでユーザーからの各入力に応答
して逐次表示される新しいメニューの“ツリー”からな
るユーザーフレンドリーなインターフェイスはサービス
と共に変化する。ユーザー端末に全てのアプリケーショ
ンプログラムを格納することが実用的でないため、本発
明によりサービスの指定に応答して頁ごとにアプリケー
ションプログラムを提供することによりこの柔軟性が得
られる。
【0063】セッションコントローラ6は機能的に端末
インターフェイスコントローラ(TPI)4、端末プロ
トコルインターフェイス(TPI)10、セッションマ
ネージャ(SM)12、及び共通積分器(CI)14を
含んでいる。TIC4はホーム端末2とTPI10間の
メッセージを監視しタイマーを制御してメッセージトラ
フィックが停止する時にタイムアウトとする。これは端
末2が正規の電話機能を適切に提供することを保証する
のに重要である。前記したWeiss等の出願を参照さ
れたい。TPI10はホーム端末2と通信を行いホスト
ネットワークコンピュータ8と最初に接続を確立する時
にホーム端末が使用するプロトコルを変換する。更に、
TPI10はホーム端末2から要求されればランダム暗
号キー番号を発生する。これらの暗号キー番号は機密情
報を送信するために端末プログラムにより使用される。
TPI10はまたアプリケーション頁ダウンローディン
グ要求も処理する。
【0064】SM12は端末2のユーザー及びユーザー
がアクセスしているサービスコンピュータシステム20
(a−d)に関する情報を記憶することにより各通信セ
ッションに必要な重要なデータを保持する。ホーム端末
2及びセッションコントローラ6間で特定のセッション
中に実施される取引は特定消費者及び、銀行その他の金
融機関等の、選定サービスの文脈条件内で生じる。例え
ば、消費者は正当な許可されたユーザーとして確立され
ると、特定端末への全てのメッセージトラフィックがそ
の後はその消費者にしか関連しないものと見なされる。
消費者識別情報に基づくこの文脈条件決定により、ネッ
トワークホストコンピュータ8は残高勘定等のアイテム
について正しいサービスコンピュータ20(a−d)へ
アクセスすることができる。SM12は取引を認可する
のに必要な文脈情報を記憶し必要に応じてCI14へ通
されるメッセージへそれを挿入する。SM12はまたT
PI10及びCI14間のインターフェイスとしても働
き、それはセッションコントローラ6の他の要素及びサ
ービスコンピュータシステム20(a−d)間の通信リ
ンクとして働く。
【0065】本発明の方法により、ユーザーは自分のホ
ーム端末のLCD上に可能な選択を表示するメニューか
ら対応するオプション、すなわち所望するサービス、を
選定することにより一つの特定のサービスコンピュータ
20(a−d)へアクセスする。ホーム端末2、セッシ
ョンコントローラ6及び選定されたサービスコンピュー
タ20(a−d)間の通信が次にセッション確立及びプ
ロトコル選定フェーズにより開始される。
【0066】セッション確立及びプロトコル選定フェー
ズ中に、ホーム端末2は標準電話回線3を介してネット
ワークホストコンピュータ8へ接続される。接続確立
後、ホーム端末2はセッションコントローラ6が通信ボ
ーレート等のパラメータを設定する一連の信号を送出す
る。例えば、ネットワークホストコンピュータ8は通信
ボーレートを設定した後で端末種別照会へ応答する。ホ
ーム端末2はこの信号を使用中端末の種別識別要求と解
釈し使用されるホーム端末、すなわちWeiss等の発
明によるマイクロコンピュータ/電話機2、サービスコ
ンピュータ10へアクセスするのに従来使用される標準
マイクロコンピュータ、もしくは他の遠隔端末の種別を
識別するASCIIコードにより応答する。
【0067】このセッション確立フェーズ中に端末2は
ユーザーに個人連番を要求してユーザーが実際に端末の
使用を許可されたことを保証することもできる。端末I
D番号をいくつかのメッセージ内に含めるよう要求する
こともできる。ネットワークホストはいずれかの連番を
認可された連番リストから削除して、(例えば、当座勘
定を保持できない、等により)許可されなかったユーザ
ーがシステムを使用するのを防止することができる。
【0068】本発明により、ネットワークホスト8は本
質的に従来の通信ソフトウェアを実行する従来のマイク
ロコンピュータ10をホーム端末2が真似られるように
する重要な機能を提供する。したがって、サービスコン
ピュータ20(a−d)は従来受信する“サービスコン
ピュータ通信プロトコル”と精密に同じ通信を受信す
る。したがって、本発明によればサービスコンピュータ
は通信に対してなんら修正する必要はなく、それは発明
の目的を達成するのに重要である。前記したように、こ
のような従来のマイクロコンピュータシステム10は本
発明によればネットワークホスト8を介してサービスコ
ンピュータ20(a−d)とインターフェイスすること
もできる。このような場合、ネットワークホスト8はア
プリケーションソフトウェア、ユーザープロンプト、等
の1“頁”以上をダウンロードすることによりサービス
コンピュータ20(a−d)へのアクセス要求に応答し
て、従来のマイクロコンピュータ10がサービスコンピ
ュータ20(a−d)へ簡便にアクセスできるようにす
る。
【0069】ネットワークホスト8を介してサービスコ
ンピュータ20(a−d)と通信するためにユーザー端
末2が従来のマイクロコンピュータ10を真似られるよ
うにする方法がここに開示される。
【0070】通信セッションが確立された後で、ホーム
コンピュータとセッションコントローラとの間で“リン
クレベル”プロトコルが採用される。リンクレベルプロ
トコルでは、ホーム端末2(もしくは従来のマイクロコ
ンピュータ10)とネットワークホスト8間の全ての通
信がメッセージと呼ばれる情報パケットへフォーマット
化される。図3にメッセージ130の基本フォーマット
を示す。このメッセージフォーマットはネットワークホ
スト及び端末2もしくはコンピュータ10間に送られる
大部分のメッセージに使用される。後記するように特殊
なケースでは他の関連フォーマットが使用される。
【0071】各メッセージ130は固定ASCIIコー
ド“2”からなる1バイトのテキスト開始(STX)デ
リミッター132で開始される。メッセージの次のフィ
ールド、メッセージテキストフィールド134、は25
6バイトまでのトランザクション情報を含むことができ
る。実際のトランザクション情報が転送されるのはこの
メッセージテキストフィールド134内である。メッセ
ージテキストフィールド134はメッセージ状態に関す
る情報を含むこともできる。
【0072】メッセージテキストフィールド134には
“1”の固定ASCII値を有する1バイトのヘッダー
開始(SOH)デリミッター136が続く。このSOH
デリミッター136はメッセージテキストフィールド1
34の終わり及びスライディングウインドプロトコルヘ
ッダー138の始まりを示す。
【0073】スライディングウインドプロトコルヘッダ
ー138は本発明の重要な特徴により提供され、制御及
びエラー管理情報を含んでいる。このヘッダー138は
連番フィールド140、肯定応答番号フィールド14
2、状態フィールド144、及びチェックサムフィール
ド146を含み、合計6バイト長である。
【0074】連番フィールド140は本発明により採用
されるエラー検出及び制御システムにとって重要であ
る。このフィールドは送信装置(すなわち、ホーム端末
2もしくはネットワークホスト)により各送出メッセー
ジへ割り当てられる連番を含んでいる。特に、連番フィ
ールド140は一連の送信メッセージ内のメッセージ1
30の順序を指定する0−9の1バイトASCIIコー
ド化番号を含んでいる。連番は両方向に送られるメッセ
ージに対して独立に割り当てられる。連続する各メッセ
ージ130は先行するメッセージ130よりも一つ大き
い参照番号を割り当てられる。連番は循環式に付され
る。すなわち、あるメッセージに連番9が割り当てられ
ている場合には、次のメッセージには連番0が割り当て
られる。このプロセスは本発明によりエラー検出及び修
正に使用される“スライディングウインドプロトコル”
と呼ばれる。
【0075】受信装置は最も最近受信したメッセージの
連番を記憶する。新しいメッセージが受信されると、受
信装置は連番フィールド140の内容が先行する受信メ
ッセージの連番よりも1だけ大きいかを確認する。大き
くなければ、エラーが検出されており、受信装置は先行
メッセージを再送するよう送信装置を指令する。
【0076】ネットワークコンピュータによりメッセー
ジに書き込まれる全体メッセージに対するバイトカウン
トを含むチェックサムフィールド146を使用して更に
信頼性が高められる。このチェックサム値は受信端末に
より決定されるバイトカウントと比較される。チェック
サム値が正しくかつ連番が適切な順序であれば、メッセ
ージは良好な状態で受信されていると見なされる。
【0077】各メッセージの肯定応答番号フィールド1
42は良好な状態で受信された最終メッセージの連番を
含んでいる。この肯定応答番号が受信されるまで、送信
装置は再送信に備えてメッセージをバッファーに格納す
る。最終受信肯定応答番号よりも高い連番のメッセージ
を一つ以上送信装置が格納している場合には、高い連番
のメッセージが再送信される。したがって、肯定応答番
号が受信されると、最終受信肯定応答番号以下の連番を
有する格納されたメッセージは全て廃棄される。この連
番及び肯定応答方法により次ぎを送信する前に各メッセ
ージに肯定応答することに伴う遅延を生じることなく情
報を連続的に流すことができ、このエラー修正構成を実
現するために記憶すべきデータ量が制限される。
【0078】当業者ならばメッセージの連番及び肯定応
答の使用を含むこの一般的なスライディングウインドプ
ロトコルは従来技術で周知であることがお判りと思う。
一般的に、Tanenbaum,コンピュータネットワ
ーク(Prentice Hall 1981)、の特
に∫4.2“スライディングウインドプロトコル”第1
48−164頁を参照されたい。
【0079】しかしながら、この連続メッセージフロー
には一つの制約がある。参照番号の範囲が有限であるた
め、参照番号を繰り返すことなく送出できる最大メッセ
ージ数は10である。したがって、有限範囲0−9内で
利用できる連番の全てが肯定応答されないメッセージへ
割り当てられていると、送信装置はメッセージ送信を中
止し空メッセージ、すなわちそのメッセージテキストフ
ィールドに情報は含まれていないが先行メッセージと同
じ連番を有するメッセージ、として即時肯定応答要求を
送出する。受信装置はその先行連番の繰り返しにより空
メッセージを認識する。したがって、空メッセージは即
時肯定応答要求等の制御情報を運ぶのに使用される。
【0080】状態フィールド144は受信装置にメッセ
ージの状態を知らせさまざまな制御要求に対する媒体を
提供する1バイト(8ビット)フィールドである。図4
に状態フィールド144のビットの詳細を示す。ビット
7及び6は常に、それぞれ、0及び1にセットされ完全
な状態バイト144の値が32−127の範囲となるよ
うにされる。したがって、状態フィールドの値は診断の
目的に対して便利な印字用ASCIIコードで表され
る。ビット6はメッセージが進行する送信チャネルを示
す。ビット6の0の値はフォアグランド、すなわち高優
先順、送信チャネルを表しビット6の1の値はバックグ
ランド、すなわち低優先順、送信チャネルを表す。
【0081】ビット4は2つ以上のメッセージに応答が
含まれているか及び現在のメッセージに含まれる応答に
関連する少なくとももう一つのメッセージが到来するか
を受信コンピュータに知らせるのに使用される。ビット
4の0の値は現在のメッセージが最後であるかもしくは
応答のセグメントに過ぎないことを示しビット4の1の
値は現在のメッセージが最初であるかもしくは多セグメ
ント応答の中間セグメントであることを受信コンピュー
タに知らせる。
【0082】ビット3はホームコンピュータ及びネット
ワークコンピュータ間で最初に通信が確立される時に使
用される接続メッセージと正規のセッションメッセージ
とを区別する。0のビット3の値は正規のデータメッセ
ージを表し、1のビット3の値は要求もしくは応答の接
続を示す。同様に、ビット2はメッセージが正規のセッ
ションメッセージであるか要求切断であるかを示し、こ
こで0は正規のセッションメッセージを示し1は切断を
要求する。
【0083】ビット1は肯定応答されない全メッセー
ジ、すなわち再送信要求を含むメッセージの肯定応答数
よりも高い参照番号を有するメッセージ、の再送信を要
求する1の値に設定される。ビット1の0値は正規のメ
ッセージを示す。
【0084】0ビットは受信コンピュータからの肯定応
答を要求する1の値に設定される。この信号は例えば送
信コンピュータが全参照番号を使用し更にメッセージを
送出する前に肯定応答を要求するような前記した状況で
送出される。0ビットの0の値は正規のメッセージを示
す。
【0085】前記したチェックサムフィールド146は
ビットカウントもしくは送信装置が計算する同様な値を
含んでおり、同じ計算が受信装置により実施されて記憶
された値と比較されメッセージが正しく受信されている
ことが確認される。
【0086】最後に、キャリッジリターン(CR)14
8を行ってメッセージ180が終結する。
【0087】本発明によれば、通信セッションに伴う装
置の一つが肯定応答要求、肯定応答、再送信要求、接続
要求もしくは切断要求を含むメッセージ130を送出す
る場合、メッセージテキストフィールドで送信されるト
ランザクションデータが無いことがある。したがって、
この情報は前記した繰り返し参照番号を含む空メッセー
ジを介して送出される。これにより受信コンピュータは
テキストフィールドに含まれる任意のトランザクション
データが無視されヘッダー情報だけが読み取られること
を知らされる。もちろん、前記した要求及び応答につい
ては空メッセージを送る必要はない。替わりに、テキス
トフィールドでトランザクション情報が送出される間に
要求もしくは応答情報を送出する正規のメッセージを使
用することができる。正規のメッセージが入手できずに
肯定応答が要求されているか、もしくは最大数のメッセ
ージが突出している場合には空メッセージが送られ、そ
れ以上正規のメッセージは送られないことがある。
【0088】通信セッションを確立する時に、ホーム端
末は図5に示すように接続要求メッセージを送出する。
セッションコントローラが図6に示すように接続応答に
戻ると、セッションが確立され全ての後続通信は前記メ
ッセージフォーマットを使用して進行する。各セッショ
ンの始めに、一連のメッセージ(図9及び図10参照)
が交換されホーム端末に常駐するアプリケーションペー
ジが現在のバージョンであるかどかが確認される。必要
であれば、ホーム端末内の陳腐なアプリケーションペー
ジは予め定められたメッセージフォーマットを使用して
必要に応じ1ページづつホーム端末へダウンロードされ
る現在バージョンにより置換される。現在ユーザーが関
心のあるサービスに特定的なアプリケーションページに
ついてのみ更新がなされる。これにより全ユーザーが各
アプリケーションページの同じバージョンを有するとい
う要求を解消しながら、ユーザーが経験する遅延を低減
することができる。
【0089】ネットワークを介して入手できる取引のい
くつかは個別の金融勘定を伴うため、そのような場合に
はユーザー確認メッセージの交換が採用され消費者の口
座が許可なく操作されないよう保証する。本発明のこの
特徴により、ユーザーが安全なデータベースへのアクセ
スを必要とする金融取引もしくは他の取引をしたい意志
を表示すると、端末プログラムインターフェイス(TP
I)10はダウンロードされたページを介して暗号キー
要求を送るよう端末コンピュータへ命令する。TPIは
ランダムに発生されたキーを戻す。端末2はこれを使用
して消費者の個人識別コード(PIC)、すなわち安全
なデータベースへのアクセス権を示すコード、を暗号化
する。次に暗号化されたPICはユーザー確認メッセー
ジとしてネットワークホスト8へ送信される。同様に、
端末プログラムが付加暗号化メッセージを送出する命令
を含む場合にはセッション中の任意の時間に任意他の安
全な情報を暗号化することができる。キーが要求される
たびに新しい暗号キーが発生される。
【0090】ユーザー確認ステージの完了後、(前記し
たように、それには連番の入力による端末へのユーザー
の識別もしくはネットワークホストへの端末の識別ステ
ップを含むことができ、その一方もしくは両方を確認し
た後でないと取引を進めることができない)消費者は情
報及び金融サービスコンピュータシステムとさまざまな
トランザクションを実施することができる。このような
トランザクションは当業者ならばお判りのようにさまざ
まな形式を取ることができる。
【0091】必要なページ更新手順が完了して消費者の
所望するサービスへアクセスするのに必要なアプリケー
ションページがホーム端末へロードされると、消費者は
サービス提供者とトランザクションすることができる。
次に簡単かつ直接的にオペレーションが進行する。消費
者は必要に応じてホーム端末へダウンロードされるソフ
トウェアにより必要な任意の付加入力を提供するよう促
され、関係するデータベース銀行記録等へアクティブに
アクセスするサービスコンピュータへ適切なメッセージ
がホーム端末から送られる。再び本発明により、ホーム
端末2はユーザーフレンドリーなインターフェイスを提
供し、ネットワークホストコンピュータ8はユーザー端
末2からホストへ第1のフォーマットで送られるプロン
プトに対するユーザーの応答を所望のサービスを提供す
る特定のサービスコンピュータ20(a−d)へアクセ
スするのに従来使用されているフォーマットへ変換す
る。
【0092】一般的に、前の応答のシーケンスに応答し
て更新されるプロンプトに応答する電話機キーパッドの
12個のキーだけを使用してユーザーが必要な全ての命
令を入力できるような十分明確なプロンプトであること
が望ましい。これによりシステムの使用が著しく簡単化
され、本発明の目的であるユーザーフレンドリーネスに
実質的に寄与する。しかしながら、例えば航空機の行き
先を完全に綴るために、26個のアルファニューメリッ
クキー全部を提供する必要のある場合もある。このよう
な場合には、ユーザー端末の筺体から外へスライドする
小型キーボードを設けることができる。特許出願第38
0,557号を参照されたい。もちろん、本発明のシス
テム及び方法を採用して従来のマイクロコンピュータ1
0によりサービスコンピュータへのアクセスを容易にす
ればこの問題は生じない。
【0093】前記したように、本発明によれば、ホーム
端末がアプリケーションページを格納していないサービ
スの使用を消費者が所望する場合には、明示的な再要求
メッセージを必要なページへ送ることができる。例え
ば、消費者が自分のバンクのコンピュータシステムとト
ランザクションを行っていて株式市場情報サービスから
の株式市場上場をチェックしたい場合には、消費者はバ
ンクサービスをエグジットしてホーム端末ソフトウェア
が提供するメニュー案内に応答して従来の株式市場サー
ビスへアクセスする。株式市場サービスオプションを含
むメニューを表示するようマイクロコンピュータへ命令
するアプリケーションページは常駐メモリから株式市場
サービスアプリケーションページを呼び出す命令も含ん
でいる。したがって、株式市場サービスに対するアプリ
ケーションページが常駐メモリに記憶されていないこと
をホーム端末2が見つけると、端末2は株式取引サービ
スアプリケーションページのページ番号を含む明示的な
ページ要求をネットワークコンピュータ8へ送る。明ら
かにこのケイパビリティは本発明によるユーザーが操作
する単純、低コスト、ユーザーフレンドリーな端末装置
へのネットワークアクセスの提供において前例のない柔
軟性を提供する。
【0094】本発明による代表的なメッセージフォーマ
ット及び通信シーケンスの代表的な詳細例をさらに示
す。当業者ならば本出願の開示からその他の通信シーケ
ンスも必要に応じてお判りいただけるものと思われる。
【0095】ホーム端末2とネットワークホストコンピ
ュータ8間に通信セッションが確立されておりかつ両装
置が図3のリンクレベルプロトコルメッセージフォーマ
ットで通信を行う準備ができておれば、ホーム端末2は
図5に示す接続要求メッセージを送る。接続要求メッセ
ージはメッセージテキストィールドに情報を含んでいな
いが、接続ビットすなわちスライディングウインドプロ
トコルヘッダー(図4参照)の状態フィールドのビット
3は1に設定される。シーケンス及び肯定応答フィール
ド140,142は図5に示されゼロに設定されている
が、連番は0−9の数として開始することができる。
【0096】ネットワークホストコンピュータ8はホー
ム端末2から図5の接続要求メッセージを受信すると、
図6に示す接続メッセージ応答を送出する。接続要求メ
ッセージと同様に、状態フィールド144内の接続ビッ
トは1に設定される。シーケンス及び肯定応答フィール
ド140,142はここでも“0”として示されている
が、接続応答メッセージの肯定応答フィールド142に
おいてネットワークコンピュータは接続要求メッセージ
でホーム端末2により送出される連番を反響し戻す。前
記したように、ネットワーク端末8は0−9の任意の番
号でシーケンスを開始することができる。次のメッセー
ジにおいて、ホーム端末2は同様に接続応答メッセージ
の連番に等しい肯定応答番号を含んでいる。接続及び接
続応答メッセージの他のフィールドは前記した通りであ
る。
【0097】前記したように、ホーム端末で最新のソフ
トウェアを利用できることを保証するために、ホーム端
末に常駐する個々のHALページが必要に応じて更新さ
れる。不要及び陳腐なページは取り除かれ、訂正された
バージョンが前のバージョンと置換される。ホーム端末
2の記憶装置は限定されているため、個々の消費者が頻
繁に使用するページだけがホーム端末内に常駐する。頻
繁に使用されないページはホーム端末2が頻繁に使用さ
れないネットワークサービス提供者へアクセスするのに
必要な場合ネットワークホストコンピュータ8により提
供することができる。更新プロセスは各セッションの始
めに生じるが、ログオンプロセスの完了後にセッション
を通じた任意の時間にページダウンロードを要求するこ
とができる。同じ通信プロセスを使用して通常ホーム端
末に記憶されるページを必要に応じて更新することがで
きる。
【0098】全てのHALページの現在バージョンがネ
ットワークホストコンピュータ8により記憶される。新
たなバージョンが展開されると、ネットワークホストコ
ンピュータ8のデータバンクへ新しいページが転送され
る。更新されたページは正規の通信セッション中に1頁
づつホーム端末2へ転送される。
【0099】ページダウンローディングプロセス中に交
換されるメッセージのメッセージテキストフィールドの
フォーマットはトランザクションメッセージに使用され
る時とは異なる。図7及び図8はそれぞれ従来のトラン
ザクションメッセージ及びページダウンローディングメ
ッセージに関してメッセージテキストフィールド134
内で使用されるさまざまなフォーマットを示す。図7に
示すように、トランザクションメッセージはトランザク
ション種別コードフィールド162を含んでいる。全て
のトランザクション種別コードは3文字長である。後続
メッセージエレメント162,164,168,160
はエレメントIDフィールドではなくテキストフィール
ド内の位置により識別される。
【0100】より詳細には、図7に示すように、メッセ
ージテキストフィールド134はトランザクションメッ
セージテキストに使用される場合に少なくとも4つのサ
ブフィールドを含んでいる。メッセージテキストフィー
ルド134の最初のフィールドは通常ニューメリックで
あるトランザクション種別コード163である。これに
3つのフィールドの1群以上が続く。3つのフィールド
の各群がエレメント識別フィールド164、エレメント
長フィールド168、及び実際のエレメントデータフィ
ールド160を含んでいる。例えば、選定されたサービ
スコンピュータ20(a−d)がユーザー識別番号を必
要とし、その要求がネットワークホストコンピュータ8
によりホーム端末2へ送られている場合には、ホーム端
末は後続エレメントデータフィールド160がユーザー
識別番号を含むことを示すエレメントIDフィールド1
64内のコードを含むメッセージを発生する。エレメン
ト長フィールド168はデータエレメント160ののビ
ット長を含むに過ぎない。ユーザー口座番号等の付加デ
ータを同じメッセージに含めることができ、ここでも口
座番号はエレメントデータフィールド160内に配置さ
れ、後続データフィールドが口座番号を含むことを示す
エレメントID及びエレメント長フィールド168が先
行する。
【0101】このデータエレメント通信方法はそれら
を、エレメント識別及びエレメント長を指定する、3つ
のフィールドの群として提供することにより本発明の通
信方式を効率的に実現するのに重要である。
【0102】図8はページダウンロードされたメッセー
ジのフォーマットを示す。このフォーマットはネットワ
ークホストコンピュータ8から個々の端末2へHALソ
フトウェアのページをダウンロードするのに使用され
る。例えば、サービスコンピュータ20(a−d)への
最初のアクセス要求を識別するキーをユーザーが押下す
ることに応答してホーム端末2を使用して通信セッショ
ンを開始するものとする。サービスへの最初のアクセス
要求はネットワークホスト8によりサービスコンピュー
タへアクセスするのに使用されるHALアプリケーショ
ンページを指定することと解釈される。必要ならば、ネ
ットワークホストは図8に示すダウンローディングメッ
セージテキストフォーマットを使用してそのページの最
新バージョンをダウンロードする。このテキストは図3
に示す全体メッセージのメッセージテキストフレーム1
34に格納される。
【0103】ダウンローディングメッセージテキスフォ
ーマットは、例えば後続データがHALアプリケーショ
ンプログラムのページであることを示すアルファニュー
メリックトランザクションコードが与えられているトラ
ンザクション種別コードフィールド180で開始する。
これにソフトウェアの次の頁の頁番号を含む頁番号フィ
ールド184、もしくは必要な識別データが続く。
【0104】最後に、ホーム端末が必要とする実際のア
プリケーションソフトウェアページがページデータフィ
ールド186へ与えられる。
【0105】図9及び図10の下記の説明は特定ソフト
ウェアページの更新が必要であることをホーム端末及び
ネットワークホストが決定する方法を詳細に示すもので
ある。前記したように、ホーム端末が陳腐なアプリケー
ションページを利用しないことを保証するために、各セ
ッションはページ更新交換で開始される。これらはトラ
ンザクションテキストメッセージの例であり、本発明の
機能を実施するのに必要な他の通信を実現するのに充分
な情報を当業者に提供する。他の必要なメッセージは一
般的に同じフォーマットに従い、その詳細機能及び実現
については当業者に公知であろう。
【0106】ホーム端末は接続応答メッセージの受信に
続いて更新基準番号(URN)要求メッセージを送出す
る。図9を参照して、URN要求メッセージはメッセー
ジテキストフィールド内にURNコード化要求を含む正
規のメッセージである。URN要求はここでVERとし
て示すトランザクションコード162で開始する。した
がって、この要求メッセージ内のデータフィールド13
4は現在のセッションの始めにホーム端末2に記憶され
たアプリケーションページの頁番号168を含んでい
る。
【0107】URNメッセージはP/Hとマークされた
フィールド170内でどの種別のホーム端末が使用され
ているかについても指定する。この情報は更新情報の送
出に使用される優先順を決定するのに重要である。最終
データフィールド176は端末ID(ADID)を含ん
でいる。ADID176が認可されないかもしくは、例
えばユーザーが当座勘定を保持できないために、認可停
止されるとトランザクションが終わる。
【0108】ネットワークコンピュータは図9のURN
要求メッセージに図10のURN応答メッセージで応答
する。トランザクションコード162(VER)が繰り
返される。トランザクションコードのこの繰り返しは所
与の応答が適用される要求メッセージを受信装置が決定
するために全てのトランザクションメッセージに使用さ
れる。いくつかの要求が突出していて要求がなされる順
序にかまわず応答が返される、すなわち図3のシーケン
ス及び肯定応答フィールドを使用しないメッセーシ交換
に関する場合にこの特徴は非常に重要である。
【0109】URN応答内の次のデータフィールド17
2はネットワークコンピュータに格納される現在のアプ
リケーションページに対するURNである。最終データ
フィールドはページ更新が必要であるかをホスト端末に
知らせる2桁状態コード174である。
【0110】ホーム端末URNがネットワークコンピュ
ータURNよりも低い場合にはページ更新が必要であ
る。ネットワークホストコンピュータ8はホーム端末U
RN及びネットワーク端末URNを使用して相互参照フ
ァイルからの新しいバージョンを有するページのリスト
を累積する。
【0111】即時送出フラグが与えられそれはログオン
もしくはユーザーに表示する主メニュー等の特に重要な
機能に関連するページに対して“1”に設定される。こ
れらのページはURN応答メッセージを送出する前、す
なわちセッションの確立後すぐに、ダウンロードされ
る。いずれかのページが“1”に設定された即時送出フ
ラグを有する場合には、それらはダウンロードファイル
の頂部に置かれる。“0”に設定されたフラグを有する
ページはゼロ長トランザクションファイルに入れられ
る。
【0112】セッション中にページ更新プロセスに続い
て、ホーム端末が必要なページを持たないサービスをユ
ーザーが使用したい場合には、明示的なページ要求を送
ることができる。
【0113】本発明により、ユーザー端末2のハードウ
ェアのある要素は必要に応じてネットワークホストコン
ピュータからダウンロードされるソフトウェアを使用し
て再構成することができる論理セルアレイチップにより
提供される。このような再構成ソフトウェアは遠隔消去
可能なリードオンリーメモリに格納される。再構成ソフ
トウェアを受け入れて格納するのに必要な他のシステム
機能は永久書き込みリードオンリーメモリ及び再構成不
能なハードウェアにより提供される。
【0114】前記したように、アプリケーションプログ
ラムは必要に応じてユーザーによる特定サービスの選定
に応答してダウンロードされる。本発明のもう一つの特
徴により、アプリケーションプログラムのダウンローデ
ィングを支媛し、ディスプレイを制御し、ネットワーク
ホスト8との通信を実施し、初期“主メニュー”ディス
プレイを提供したりするのに必要な端末の基本的なソフ
トウェアもネットワークホストからの訂正されたバージ
ョンをダウンロードすることにより時々更新することが
できる。好ましくは、これは例えば外部の正規の作業時
間等の、任意のユーザー通信とは独立して行われかつ電
話機が鳴らないように行われる。端末によるさまざまな
ソフトウェアコンポーネントの処理方法だけでなく、ソ
フトウェア構造及びその機能的区分については別のとこ
ろで説明される。
【0115】当業者であれば、本発明のシステムのいく
つかの重要かつユニークな特徴について記述されたこと
がお判りと思われる。Weiss等の出願に記載されて
いる“エンハンスト電話機”のようなユーザーフレンド
リーなホーム端末システムをさまざまなサービスコンピ
ュータで使用できるようにするために特に重要なことは
端末から比較的単純な要求を受信し、画面コマンド等と
共に必要な任意の付加データ要求によりこれらに応答し
て、必要ないかなる付加データでも提供するようホーム
端末がユーザーを容易に促すことができるようなネット
ワークホストコンピュータを提供する概念である。この
ようにしてネットワークホストの“インテリジェンス”
がユーザー端末のそれと有効に結合されてさまざまなサ
ービスコンピュータへアクセスするのに必要な全ての情
報が発生される。これによりユーザーとサービスコンピ
ュータ間の通信量が制限され、それは消費者のサービス
コストを低減するのに重要である。
【0116】ネットワークホスト8を使用してホーム端
末により構成されるソフトウェアを1ページづつ更新す
ることも、比較的低廉でコンパクトなユニットのままで
非常に望ましいWeisss等のエンハンスト電話機の
“ユーザーフレンドリー”な外観を保持しながらホーム
端末に多くの付加ケーパビリティを提供できる点におい
て非常に重要である。さらに、このケーパビリティによ
り将来端末のいかなる物理的な修正も必要とせずに更に
多くのサービスへのアクセスを提供することができる。
“スライディングウインド”エラー検出及び修正方式も
本発明の目的を実現するのに非常に重要である。
【0117】エレメントの識別を指定するだけでさまざ
まな数の個別データエレメントをホーム端末及びネット
ワークホスト間で通信することができる前記標準化メッ
セージフォーマットを使用することも非常に有用であ
り、それは端末及びネットワークホスト間の通信が著し
く単純化されこの通信を比較的フレクシブルとするため
である。同時に、ユーザー識別番号のようなデータアイ
テム及びダウンロードされたページのようなソフトウェ
アの両方を含めて、全メッセージに対して同じ全体メッ
セージフォーマットを使用すれば、本発明による通信方
式は更に簡単になる。
【0118】最後に、当業者であれば本発明の実施例に
ついて詳細に説明してきたが、これは本発明を制限する
ものではなく単なる例にすぎないことがお判りと思われ
る。当業者であれば、他の修正及び改善も考えられるこ
とと思われる。同様に、当業者であれば特許請求される
本発明の方法を実施できるようにするのに本開示は適切
であることを認識されるものと思われ、特にホーム端末
から提供されるデータを選定されたサービスコンピュー
タへアクセスするのに適切なプロトコルへ変換するネッ
トワークホストコンピュータの実現は本出願の当業者で
あれば充分可能なものと信ずる。
【0119】いくつかの図面において同じ番号は同じ部
品を示す図11及び図12を参照して、本発明のマクロ
プロセッサー/電話機装置は従来の机上電話機の全体外
観を有している。本マイクロプロセッサー/電話機装置
は電話機筐体内に組み込まれて技術的に未熟なオペレー
タに見慣れたフォーマット、すなわち従来の電話機、を
提供するようにされる。本発明のマイクロコンピュータ
デバイスは壁掛け電話機もしくは任意他の従来の電話機
フォーマット内に組み込むことができる。本発明は標準
電話機ユニット及びコンピュータネットワーク内のマイ
クロコンピュータとして作動するように設計される。主
マイクロプロセッサー及び付随メモリである本発明のマ
イクロコンピュータは単純化されたユーザーインターフ
ェイスを有するように設計される。インターフェイスは
電話機の12キーキーパッドを使用して電話機ユニット
を介して作動される。12キーキーパッドの一つのキー
はHELLOキーであり前記したように電話機の主マク
ロプロセッサーコントロールを活性化する。電話機キー
パッドは装置に内蔵された電話機の電子装置の信号音や
パルスダイヤリング機能を活性化しかつキーボード/キ
ーパッドマイクロプロセッサーを介して本発明の主マイ
クロプロセッサーエレメントへ入力を与える。主マイク
ロプロセッサーはまた、図15、図16及び図17に示
すように、キーボード/キーパッドマイクロプロセッサ
ーを介して52キーキーボード204から入力を受信す
る。このボードはQWERTYフォーマットを有し通常
隠蔽されている。ユーザーインターフェイスは多目的グ
ラフィックディスプレイコントローラを介して直接マク
ロプロセッサーから入力を受信する4インチSONYウ
ォッチマン黄リン陰極線管(CRT)ディスプレイ20
6も含んでいる。液晶ディスプレイ(LCD)等の他の
ディスプレイがマイクロプロセッサー及びコントローラ
とコンパチブルであり幾分パッケージングを修正するこ
とによりCRTの替わりに使用することができる。図1
2及び図14を参照して、本発明の筐体は更にディスプ
レイ用コントロール、(印字もしくはRAMの初速ロー
ディングを支媛する)アクセサリーポート210、電話
回線212との接続及びパルスや信号音を選定ための送
話器214、リンガー216及びダイアラー218用コ
ントロールを含み、マイクロプロセッサー/電話機装置
の底部に配置されている。
【0120】図13及び図14は12キーキーパッドが
4個のファンクションキーにより拡張されている本発明
の別の実施例を示す。この実施例では、1個のキーは実
施例におけるHELLOキーの機能を果たすサービスキ
ーである。他のキーはプログラムすることができ高速ダ
イアル、フラッシュもしくはリダイアルの標準機能を果
たすことができる。
【0121】図17はマイクロプロセッサー/電話機ユ
ニットの基本構造を示す。前記したように、本発明の装
置には3つの基本要素(1).電話機電子装置、
(2).メモリ付き主マイクロプロセッサー、及び
(3).モデムが含まれる。電話機電子装置は本発明の
主マイクロプロセッサーへ入力を与えかつ電話機として
働く。主マイクロプロセッサー自体が8086コンパチ
ブル中央処理ユニットを含んでおりBIOSレベルにお
いて標準インターナショナルビジネスマシン(IBM)
PC/XTとコンパチブルである。マイクロプロセッサ
ーは6メモリユニット、揮発性書込可能512Kバイト
RAMメモリ、非揮発性書込可能192Kバイトバッテ
リバックアップRAMメモリ、256Kバイト非揮発性
書込不能ROMメモリ、8Kバイト文字発生器ROMメ
モリ、及び4インチSONYウォッチマン黄リンCRT
ディスプレイとインターフェイスする16Kバイトディ
スプレイメモリを含んでいる。ディスプレイは白黒もし
くはカラーCRTを提供したりLCDディスプレイパネ
ルを駆動することができる多目的グラフィックディスプ
レイコントローラにより制御される。主マイクロプロセ
ッサーメモリは電話番号や住所等のユーザー情報を記録
する10年内蔵バッテリー保護付きの電気的に消去可能
な32Kバイトプログラマブルリードオンリーメモリ
(EEPROM)もしくはスタティックRAMメモリを
含むことができる。
【0122】主マイクロプロセッサーは汎用コンピュー
タであり任意の標準的方法でプログラムすることができ
る。主マイクロプロセッサーは後記するある固定機能を
含むようにプログラムすることができる。主マイクロプ
ロセッサーで使用できる一つのアプリケーションプログ
ラムはホームアクセスランゲージ(HAL)と呼ばれる
ソフトウェアランゲージを使用して実現される。アプリ
ケーションプログラムは論理ページにフォーマット化さ
れる。ページはCRT上に表示される画面及び画面上に
記述される特定オペレーションに関連する論理を含んで
いる。HALで書かれたアプリケーションプログラムは
メインフレームコンピュータで擬似コードへコンパイル
され256KバイトROMに内蔵されたHALインター
プリターにより実行可能なフォーマットへ変換される。
アプリケーションプログラムは主マイクロプロセッサー
へ内蔵するとキーボードマイクロプロセッサー及びモデ
ムから入力を受信し後記するようにあるプログラムされ
た機能を実施できるようにする。主マイクロプロセッサ
ーは1200ボーレート以上のモデムに接続される。モ
デムも電話回線に接続されマイクロプロセッサー及びそ
れを使用するコンピュータネットワークの他の要素間の
インターフェイスを提供する。
【0123】図18に主マイクロプロセッサーがHAL
フォーマットでプログラムされる場合のあるソフトウェ
ア機能の概観を示す。主マイクロプロセッサーはHAL
擬似コードへコンパイルした後のある標準ソフトウェア
アプリケーションを受信する。これらのアプリケーショ
ンは256KROM内に配置されたHALインタープリ
ターにより解釈される。初期HALアプリケーションペ
ージ、ある特定ルーチン、カストマーデータ及び/もし
くは構成データがバッテリーバックメモリへ書き込まれ
て停電に対して保護される。
【0124】図19はHALアプリケーションにより提
供されるマイクロプロセッサーのソフトウェアと電話機
とのインターフェイスを示す。これらの機能には電話機
電子装置の制御及び状態報告、電話機オフフックタイマ
ーの制御、ウォッチドッグタイマー及びシステムタイマ
ーの制御が含まれる。これらの機能については後記す
る。アプリケーションはまたマイクロプロセッサー診断
の入力を与えてマイクロプロセッサーのパワーオンセル
フテストを生成する。一実施例において、プログラムは
電話リストデータ記録、アクティビティログ、パーソナ
ル構成モジュール及び診断ログを管理するレコードマネ
ジャーを呼び出す。これらの記録のある要素は書込可能
なバッテリーバックメモリ内に保持され停電に対して保
護される。
【0125】プログラムは主マイクロプロセッサー回路
とインタラクトして停電保護機能を提供する。所定レベ
ルよりも低い主マイクロプロセッサーの電力はマイクロ
プロセッサー回路により検出されマイクロプロセッサー
が割り込まれる。いわゆる“停電”割込みによりマイク
ロプロセッサーはリセットされ故障に対して調整され
る。電話機電子装置もマイクロプロセッサーから切り離
され電話機は電話回線電力を使用してマイクロプロセッ
サーなしで動作を続けることができる。主マイクロプロ
セッサープログラムはデータメモリエリアだけでなくア
プリケーションページのメモリ境界を含むあるマイクロ
プロセッサー構成パラメータを定義する。またシステム
ソフトウェアによりデータページが揮発性メモリへ書き
込めるようにされる。メモリが満杯となり主マイクロプ
ロセッサーが付加ページを必要とする場合には、主マイ
クロプロセッサーはネットワークデータバンクから新し
いページを転送して最近最も使用されないページをオー
バーライトする。これらのオーバーライトされたページ
は、再び必要な場合には、モデムを介してネットワーク
メモリから検索することができる。
【0126】図20は本発明の電話機電子装置のブロッ
ク図である。斜線部は電話回線により給電されしたがっ
てAC電源なしで作動できるコンポーネントを示す。図
20で破線で示すスイッチは常時閉成ならば“NC”、
常時開放ならば“NO”、常時ダウン位置であれば“N
DP”で示される。電話機電子装置はキーボード/キー
パッドプロセッサー及びテレホンダイアラーへ入力を与
える標準電話機12キーキーパッドを含んでいる。テレ
ホンダイアラーは電話回線へパルスもしくは信号音ダイ
アリング出力を与える。ダイアラー自体は電話機筐体上
のスイッチもしくはソフトウェアによりパルスもしくは
信号音に対して選定することができる。テレホンダイア
ラーは主マイクロプロセッサーにより主電話回線から切
り離すことができる。直接キーパッドダイアリングスイ
ッチにより主マイクロプロセッサーはダイアラーから電
力を除去してキーパッドだけが主マイクロプロセッサー
へ入力を与えるようにすることができる。電話フックス
イッチを主マイクロプロセッサーから制御してハンドセ
ットを取り上げることなくダイアラーを電話回線に接続
することができる。主電話機スイッチは主マイクロプロ
セッサーからも制御されてテレホンダイアラーの出力を
外部電話回線に接続する。直接キーパッド、ダイアラー
電話機フック、及び主電話機スイッチは全てマイクロプ
ロセッサーから制御してテレホンダイアラーがパルスも
しくは信号音出力を与えるかあるいはこれらの出力を停
止することができる。
【0127】電話機電子装置はハンドセットを取り上げ
ることにより活性化されるオフフックタイマーも含んで
いる。オフフックタイマーはオフフックタイマー期限
(OHTE)と呼ばれる期間の終わりに時間切れとなる
ように設定される。OHTE期間内にマイクロプロセッ
サーによりタイマーがリセットされない限り、電話機は
手動モードとなる。手動モードはオフフックタイマー及
び主マイクロプロセッサーの出力により活性化される電
話機リレーディセープルを介して活性化される。電話機
電子装置は52キーキーボード及び12キーキーパッド
及び主マイクロプロセッサー間のインターフェイスを提
供するキーボード/キーパッドプロセッサーを含んでい
る。図13及び図14に開示された別の実施例は1個以
上のファンクションキーを使用している。別の実施例で
は、ファンクションキー入力はキーボード/キーパッド
プロセッサーを介しても与えられる。インターフェイス
回路及び主マイクロプロセッサーは8個までのファンク
ションキーをサポートする。キーボード/キーパッドプ
ロセッサーは本発明の信号音検出回路も含んでいる。信
号音検出要素は(1).ビジー/ファストビジー、
(2).呼待機、(3).リンギングもしくは(4).
ダイアルトーンを感知しこれらの検出を入力としてキー
ボード/キーパッドプロセッサーを介して主マイクロプ
ロセッサーへ与える。リング及びダイアルトーンも音声
ネットワークを介してテレホンハンドセットへ与えられ
る。主マイクロプロセッサーはマクロプロセッサーから
のコントロールにより主電話回線へ接続することができ
るモデムへシリアル入力を与える。
【0128】主マイクロプロセッサー及びキーボード/
キーパッドプロセッサーは主マイクロプロセッサーが5
秒毎にキーボード/キーパッドプロセッサーからの入力
を得るよう要求する確立されたジョイントプロトコルを
有している。このような入力が受信されなければ、両プ
ロセッサー共再初期化される。
【0129】図19及び図21を参照して、マイクロプ
ロセッサーの回路は装置の電話機動作との良好なインタ
ーフェイスを提供することを支援するいくつかの完全性
特徴を含んでいる。マイクロプロセッサーはマイクロプ
ロセッサーの入出力バスを介してリセットされるウォッ
チドッグタイマーを含んでいる。ウォッチドッグタイマ
ー期限(WDTE)と呼ばれる期間内にウォッチドッグ
タイマーが主マイクロプロセッサーによりリセットされ
なければ、マイクロプロセッサーへの入力としてノンマ
スカブル割り込み(NMI)が発生する。タイマーが2
回時間切れできる場合には、ハードウェアリセットが発
生されそれによりタイマーがディセーブルされてマイク
ロプロセッサーは再ブートされる。次に電話機ハードウ
ェアにより電話機はマイクロプロセッサーから切り離さ
れ筐体ユニット上のサービスライトが活性化される。マ
イクロプロセッサーの中央処理装置(CPU)はメモリ
バス及び入出力バスを有している。揮発性書込可能51
2KバイトRAMメモリは装置のパリティエラーチェッ
クを行う状態制御ポートを介してイネーブルされるパリ
ティチェックを含んでいる。パリティエラー検出器はウ
ォッチドッグタイマーと同種のNMI及び故障保護を提
供する。マイクロプロセッサー回路は電力損失の臨界領
域を検出してその検出をマイクロプロセッサーへ入力す
る。マイクロプロセッサープログラムはこれらの入力に
前記したように応答する。
【0130】12キー電話機キーパッドは2つの別々の
出力信号を与える新しいスプリットピル出力要素を含ん
でいる。一方の出力はキーボード/キーパッドプロセッ
サーへ向けられ他方はテレホンダイアラーへ向けられ
る。常に二重出力が与えられる。キーパッドの出力はマ
イクロプロセッサーだけに向けられ装置の正規のテレホ
ンダイアリング特徴の一部ではないとプロセッサーが判
断するとテレホンダイアラー機能が直接キーパッドダイ
アリングスイッチを介して停止される。
【0131】本発明のマイクロプロセッサーはQWER
TYキーボード及びキーパッドもしくはモデムを介して
プログラム入力を受信する正規のマクロプロセッサーデ
ハセイスとして作動することができる。マイクロプロセ
ッサーの揮発性書込可能メモリは非揮発性書込不能RO
Mメモリの一部として含まれているアプリケーションイ
ンタープリターを介して処理することができる。マイク
ロプロセッサーはいくつかの所定の電話インターフェイ
ス特徴を有している。しかしながら、デバイスはキーボ
ードからあるいはモデムを介して入力を受信することが
できる重要な書込可能メモリを含んでいる。一度そのア
プリケーションメモリをロードすると、デバイスは12
キー電話機キーパッドを使用して大概のモードで作動す
ることができる。別の実施例では、デバイスはサービス
ファンクションキー及び12キーキーパッドを介して大
概のモデルで作動することができる。
【0132】実施例では、12キーキーパッドの1個の
キーはCRTディスプレイ上のメニューを開始しマイク
ロプロセッサーのその後の操作についてユーザーを誘導
するHELLOボタンである。別の実施例では、サービ
スファンクションキーがこの機能を果たす。いずれの環
境でも、大概の技術者ではない人間に見慣れた標準電話
機の一般的な外観及び構成を有するため本装置はユーザ
ーフレンドリーな外観を提供する。本装置はコンピュー
タプログラミングやコンピュータ操作の複雑な知識を必
要としない。ユーザーは単にメニューからの直接誘導及
びCRTの画面上に現れる命令の引き続くページに応答
するだけである。
【0133】図23及び図24に示すように、本装置は
公衆ブースで作動することもできる。この構成では、本
発明の装置は上部筺体だけが見えるようにしてカウンタ
ートップ内のフォーム嵌合穴の中に配置される。本装置
はいくつかの周辺アイテムを近接させてユーザーフレン
ドリーな配置で展開される。図24に示すように本発明
の装置に接続される周辺アイテムにはカード上に印刷さ
れた磁気情報を読み取るカードリーダー24、取引仕訳
帳を印刷することができるプリンター222、ペン22
4及び計算器226が含まれる。この構成において装置
に接続されてはいるがユーザーには見えない他のアイテ
ムは(1).装置背面のコネクターから到来する信号を
変換してカードリーダーとプリンターの接続を行うエク
スパンションボックスと呼ばれるアタッチメント、
(2).拡張されたソフトウェア用の2台のフロッピー
ディスクドライブ及び(3).カードリーダー及びディ
スクドライブを駆動する外部電源である。
【0134】図25aを参照して、遠隔端末システム3
00は図1に示す端末2のような電話機型端末もしくは
やはり図1に示す端末10のような従来のホームコンピ
ュータを表している。従来の外部モデム304aはRS
−232接続のような外部モデムへ端末を電気的に取り
付けるための広く入手できてよく知られたさまざまな接
続の中の任意の接続を介して端末302に接続されてい
る。
【0135】モデム304はRJ−11電話機接続のよ
うな標準電話機接続305を介してインターフェイスボ
ックス306に接続されている。接続305は従来の有
線電話施設が送受信するのと同じ電話信号を送受信す
る。したがって、モデム304aは従来の有線電話施設
接続とインタラクトするのと同様にインターフェイスボ
ックス306とインタラクトする。インターフェイスボ
ックス306はモデム304aには従来の有線電話施設
のように“見える”。
【0136】インターフェイスボックス306はアンテ
ナ309を有するセルラー電話機308にも接続されて
いる。アンテナ309はさまざまなよく知られた市販の
セルラー電話通信チャネルのいずれかを介してセルラー
電話信号を送受信する。端末302からの出データ信号
はモデム304a、インターフェイスボックス306、
セルラー電話機308へ流れアンテナ309を介して送
信される。同様に、入データ信号はアンテナ309によ
り受信されてセルラー電話機308からインターフェイ
スボックス306、モデム304及び端末302へ流れ
る。インターフェイスボックス306はモトローラ社製
ポータブルセルラー接続のようなここに記載された目的
で設計されたいくつかの市販装置のいずれかとすること
ができる。同様に、セルラー電話機308はモトローラ
社製ポータブルセルラー電話機のようなさまざまな市販
のデータコンパチブルセルラー電話機のいずれかとする
ことができる。
【0137】図26bを参照して、端末302は内部モ
デム304bを有している。この構成では、システム3
00は図26aに関して前記したのとほぼ同様に作動す
る。モデム304bは端末302の内部にあるため、端
末302とモデム304bとの間には外部接続はない。
図26aと同様に、モデム304bは接続305を介し
てインターフェイスボックス306に接続されインター
フェイスボックス306はセルラー電話機308に接続
される。
【0138】図26cを参照して、セルラー電話機30
8に対して直接信号を送受信するモデム310を使用し
て図26a及び図26bに示すインターフェイスボック
ス306の必要性を無くすことができる。モデム310
はコンパック社製SpeedPAQ144モデムのよう
なセルラー電話機と直接通信することができるさまざま
なよく知られた市販のモデムのいずれかとすることがで
きる。モデム310は図26aに示すインターフェイス
ボックス306とモデム304aの組み合わせもしくは
図26bに示すインターフェイスボックス306とモデ
ム304bの組み合わせの全ての機能を提供することが
できる。したがって、モデム310とセルラー電話機3
08の間で交換される信号はインターフェイスボックス
306とセルラー電話機308の間で交換される信号と
同じである。
【0139】図26を参照して、遠隔端末システム30
0はセルラー電話通信チャネル312を介してホストコ
ンピュータ8と通信している。セルラー電話通信チャネ
ル312はさまざまなよく知られた市販のセルラー電話
通信チャネルのいずれかとすることができる。さまざま
な領域がさまざまなセルラー通信チャネル提供者により
サービスされる。セルラーサービス314は一つ以上の
商業的セルラー通信チャネル提供者を表す。
【0140】セルラーサービス314は電話リンク3’
を介してホストコンピュータ8に接続される。電話リン
ク3’はセルラーサービス314により提供されセルラ
ー電話通信チャネル312と標準有線電話システム間の
インターフェイスを表す。すなわち、呼はセルラー電話
機から有線電話システムに接続された電話機へのセルラ
ー通信チャネル312へ送出することができそれはセル
ラーサービス314が2つのシステムをインターフェイ
スさせるためである。
【0141】遠隔端末システム300はセルラー電話通
信チャネル312を介してホストコンピュータ8と通信
する。しかしながら、ホストコンピュータ8は図1−図
25について記述したのと同様に信号を送受信しまたセ
ルラーサービス314が引き受けるため遠隔端末システ
ム300と通信するための特別な通信装置は要らない。
【0142】ホストコンピュータ8は標準有線電話施設
を介して接続された遠隔端末との交換データとセルラー
通信チャネル312を介した交換データを区別せずまた
区別することができない。したがって、図1−図25に
ついて記述した全ての端末機能及び構成を遠隔端末シス
テム300はセルラー電話通信チャネル312を介して
利用することができる。
【0143】一実施例について開示したが、当業者なら
ば発明の精神及び範囲内で更に修正及び改善を行えるこ
とがお判りと思われる。したがって、本発明は前記代表
的開示に制約されず特許請求の範囲によってのみ制約さ
れる。
【0144】本出願は、現在米国特許第4,991,1
99号となっている1988年5月5日出願の米国特許
出願第07/190.440号及び現在米国特許第5,
008,927号となっている1988年10月21日
出願の米国特許出願第07/260,832号の2つの
特許出願の一部継続出願で現在放棄されている1989
年11月21日出願の米国特許出願第07/439,7
39号の継続出願である1993年8月12日出願の米
国特許出願第08/104,931号の一部継続出願で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】分散型データ処理システムにおける本発明によ
る端末の全体図。
【図2】本発明のシステムの主要コンポーネントを示す
ブロック図。
【図3】本発明により使用されるメッセージフォーマッ
トを示す図。
【図4】本発明によるメッセージの状態フィールドの詳
細を示す図。
【図5】本発明による接続メッセージを示す図。
【図6】本発明による接続応答メッセージを示す図。
【図7】本発明によるトランザクションメッセージテキ
ストフォーマットを示す図。
【図8】本発明により使用されるページダウンローディ
ングメッセージテキストフォーマットを示す図。
【図9】本発明によるページ更新要求メッセージを示す
図。
【図10】図9のページ更新要求メッセージに対する応
答を示す図。
【図11】本発明の筐体の前面斜視図。
【図12】本発明の筐体の裏面斜視図。
【図13】ファンクションキーを含む本発明の別の実施
例の前面斜視図。
【図14】ファンクションキーを含む本発明の別の実施
例の斜視図。
【図15】52キーキーボードのアクセス引き出しの側
面図。
【図16】52キーキーボードのアクセス引き出しの平
面図。
【図17】本発明のマイクロプロセッサー/電話機シス
テムの機能的コンポーネントのブロック図。
【図18】本発明に使用する主マイクロプロセッサーの
ソフトウェアの構造及び機能を示す図。
【図19】システム構成パラメータを示す本発明に使用
する主マイクロプロセッサーのソフトウェアの構成及び
機能を示す図。
【図20】本発明の電話機装置の電話機電子装置の機能
図及び関連する通信特徴を示す図。
【図21】本発明の主マイクロプロセッサーの機能図及
びその入出力を示す図。
【図22】本発明の主マイクロプロセッサーのメモリ素
子のメモリマップを示す図。
【図23】周辺装置を配置した電話ボックス内で使用さ
れる本発明端末の斜視図。
【図24】電話ボックス内で使用される本発明端末の平
面図。
【図25】セルラー電話通信を使用する遠隔端末システ
ムを示す略図。
【図26】セルラー電話通信チャネルを介してホストコ
ンピュータと通信する遠隔端末システムを示す略図
【符号の説明】
2 ホーム端末 2a ディスプレイ 2b キーパッド 3 電話回線 4 機能要素 6 セッションコントローラ 8 ネットワークホストコンピュータ 10 ホーム端末 12 機能要素 14 機能要素 16 機能要素 20a,20b,20c,20d サービスコンピュ
ータ 30 マイクロプロセッサー 32 プログラマブルゲートアレイ 34 再プログラマブルリードオンリーメモリ 36 主メモリ 38 システム完全度チップ 42 ディスプレイ 204 キーボード 206 ディスプレイ 210 アクセサリーポート 212 電話回線 214 電話スピーカー 216 リンガー 218 ダイアラー 220 カードリーダー 222 プリンター 224 ペン 226 計算器 300 遠隔端末システム 302 端末 304a,304b 外部モデム 306 インターフェイスボックス 308 セルラー電話機 309 アンテナ 310 モデム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/30 L 360 9466−5K H04L 11/20 D

Claims (55)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの金融機関に接続された
    ATM網を使用して金融取引を行うシステムであって、
    前記金融機関が特定ユーザの口座を保有しており、該シ
    ステムは、中央コンピュータと、ユーザ入力手段及びア
    ルファニューメリックディスプレイを含む少なくとも一
    台の遠隔データ端末であって、セルラー電話通信チャネ
    ルに接続され受取人を表す第1のデータと、金額を表す
    第2のデータと、ATM網とコンパチブルな個人識別番
    号を表す第3のデータを発生する手段を含む前記少なく
    とも一台の遠隔データ端末と、前記遠隔データ端末に接
    続されたモデムを含み前記遠隔データ端末からの前記第
    1、第2及び第3のデータを前記ダイアルアップ電話回
    線を介して前記中央コンピュータと通信させる電気通信
    手段と、を含み、前記中央コンピュータは更に前記通信
    される第1、第2及び第3のデータに応答してデジタル
    メッセージを発生し前記ATM網コンパチブル個人識別
    番号を含む前記デジタルメッセージを前記ATM網へ与
    えてユーザの前記遠隔端末入力キー操作に実質的にリア
    ルタイムで応答して前記ユーザ口座の借方記入を選択的
    に行う手段を含む、金融取引システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムであって、前記
    端末は、Nが整数であって最大N行のテキストを表示す
    ることができるアルファニューメリックディスプレイ装
    置と、前記N行のディスプレイの一つを選択するために
    ユーザが操作することができる複数個のキーと、を含む
    金融取引システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のシステムであって、前記
    中央コンピュータは所定長のパケット内にメッセージを
    枠取りするパケットデータ網を介して前記セルラー電話
    通信チャネルに接続されており、前記中央コンピュータ
    は前記ディスプレイの前記N行全部の表示内容を指定す
    る表示データを発生する手段を含む、金融取引システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシステムであって、前記
    中央コンピュータはパケットデータ網を介して前記セル
    ラー電話通信チャネルに接続され、前記パケットデータ
    網は運ばれるメッセージをパケットへ枠取りし、前記中
    央コンピュータは前記端末ディスプレイにより表示され
    る前記文字の実質的に全てを指定する手段を含む、金融
    取引システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のシステムであって、前記
    端末は少なくとも前記第3のデータを暗号化する暗号化
    手段を含む、金融取引システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のシステムであって、前記
    中央コンピュータはディスプレイ及びプロンプト情報を
    表すデジタルデータを含むデータパケットを発生する手
    段及び前記発生されたパケットを前記セルラー電話通信
    チャネルを介して前記端末へ送信する手段とを含む、金
    融取引システム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のシステムであって、前記
    端末は更にヘルプキー及びキャンセルキーを含み、前記
    中央コンピュータはユーザによる前記ヘルプキーの押下
    に応答して前記端末ディスプレイ上に表示するヘルプ情
    報を与える手段を含み、前記中央コンピュータは前記キ
    ャンセルキーの押下に応答して前記ユーザによる最終キ
    ーストロークを無視する、金融取引システム。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のシステムであって、前記
    端末は更に前記ユーザによる前記第2のデータの入力を
    容易にするアルファニューメリックキーパッド手段を含
    む、金融取引システム。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のシステムであって、前記
    端末は更に前記端末により予め表示された情報の呼び出
    しを要求する画面ナビゲーションキーを含む、金融取引
    システム。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のシステムであって、前
    記端末は前記個人識別番号を暗号化する暗号化手段を含
    む、金融取引システム。
  11. 【請求項11】 請求項1記載のシステムであって、前
    記遠隔データ端末は前記セルラー電話通信チャネルに接
    続されるホーム端末を含み、前記端末は音声及びデータ
    通信ケーパビリティを提供し、前記端末は、筐体と、前
    記筐体内に配置されたデジタルコントローラと、前記デ
    ジタルコントローラに接続されて前記個人識別番号を入
    力する前記ユーザ入力手段と、前記デジタルコントロー
    ラに接続されて前記筐体内に配置され前記入力された個
    人識別番号を暗号化してATM網コンパチブルな暗号化
    された個人識別データを提供する暗号化手段と、を含
    み、前記アルファニューメリックディスプレイは前記デ
    ジタルコントローラに電気的に接続されて前記筐体上に
    配置され、前記ディスプレイパネルは個別の複数のN行
    の情報を同時に表示することができ、更に、前記コント
    ローラに接続されて前記筐体上に配置され前記ディスプ
    レイ情報行に表示されたメニューオプションを選定する
    複数のユーザ操作コントロールと、前記セルラー電話通
    信チャネルを介した音声通信を行う電話ハンドセット
    と、を含み、前記モデムは前記筐体内に配置されて前記
    コントローラに接続され前記セルラー電話通信チャネル
    を介して前記コントローラと前記中央コンピュータ間で
    データを通信するようにされており、前記モデムは前記
    セルラー電話通信チャネルを介して前記端末から前記中
    央コンピュータへ前記ATM網コンパチブルな暗号化さ
    れた個人識別番号を送信し、かつパケットデータ網フォ
    ーマットで前記中央コンピュータと双方向に情報を通信
    して(イ).前記中央コンピュータと(ロ).前記ディ
    スプレイを見つめて前記コントロールを操作するユーザ
    との間に高度のオンラインインタラクティビティを効率
    的に提供する、金融取引システム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のシステムであって、
    前記システムは前記セルラー電話通信チャネルを介して
    周期的に乱数を送信する手段を含む、金融取引システ
    ム。
  13. 【請求項13】 請求項11記載のシステムであって、
    更に電源手段を含み、前記電源手段は少なくとも前記コ
    ントロールへ給電する、金融取引システム。
  14. 【請求項14】 請求項11記載のシステムであって、
    前記コントローラはユーザ入力を表す信号を受信して一
    時的に記憶し前記記憶された信号を前記モデムへ送り前
    記セルラー電話通信チャネルを介して送信するメモリバ
    ッファ手段を含む、金融取引システム。
  15. 【請求項15】 請求項11記載のシステムであって、
    前記端末は更に所定の画面シーケンスで前回及びそれに
    続く画面の表示を要求するナビゲーションキーを含む、
    金融取引システム。
  16. 【請求項16】 請求項11記載のシステムであって、
    更に非揮発性メモリ素子とインターフェイスして貸方を
    前記端末へダウンロードし前記メモリ素子が記憶するよ
    うにする手段を含む、金融取引システム。
  17. 【請求項17】 金融サービスの遠隔分散方法であっ
    て、該方法は、複数の遠隔ホームバンキング端末を対応
    する複数のユーザに提供するステップと、ユーザが供給
    するATM網コンパチブル個人識別情報を含む手形支払
    要求を前記複数の端末からセルラー電話通信チャネルを
    介して受信するステップと、前記手形支払要求を前記セ
    ルラー電話通信チャネルに接続された中央コンピュータ
    において実質的にリアルタイムで処理するステップと、
    を含み、前記処理ステップは、前記セルラー電話通信チ
    ャネルを介して前記遠隔ホームバンキング端末から前記
    中央コンピュータへユーザが送信する情報に応答して前
    記ATM網コンパチブル個人識別情報を含むPOSもし
    くは他のATM網交換コンパチブル借方メッセージを発
    生するステップと、前記ユーザ手形支払要求に実質的に
    リアルタイムで応答してATM網を介して前記借方メッ
    セージを送信するステップと、前記借方メッセージに実
    質的にリアルタイムで応答して前記ユーザの当座勘定の
    借方記入を行うステップと、前記遠隔ホームバンキング
    端末を介して前記ユーザが選定した実体にユーザの当座
    勘定を借方記入して得られる資金を払い込むステップ
    と、を含む金融サービス遠隔分散方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の方法であって、前記
    手形支払要求受信ステップは暗号化されたユーザ入力個
    人識別番号を受信するステップを含む金融サービス遠隔
    分散方法。
  19. 【請求項19】 手形支払い方法であって、該方法は、
    セルラー電話通信チャネルに接続されたマイクロプロセ
    ッサーベースホームバンキング端末を活性化させるステ
    ップと、前記ホームバンキング端末の前記セルラー電話
    通信チャネルを介した中央コンピュータとの通信を確立
    して制御するステップと、PINユーザー識別番号を入
    力するステップと、前記端末を操作して受取人を選定す
    るステップと、前記端末を操作して前記受取人に支払う
    金額を選定するステップと、前記ホームバンキング端末
    において前記PINユーザー識別番号を暗号化してAT
    M網コンパチブル暗号化PINユーザー識別番号を与え
    るステップと、前記ATM網コンパチブル暗号化PIN
    ユーザー識別番号及び前記金額を表すデータを前記ホー
    ムバンキング端末から前記中央コンピュータへ送信する
    ステップと、前記送信されたデータに応答して前記中央
    コンピュータにおいて実質的にリアルタイムで少なくと
    も前記ATM網コンパチブル暗号化PIN及び前記金額
    をコード化するATM網取引借方メッセージを発生する
    ステップと、前記ATM網取引借方メッセージを前記中
    央コンピュータから前記ユーザーのバンクへATM網を
    介して実質的にリアルタイムで送信するステップと、前
    記ATM網取引借方メッセージを実質的にリアルタイム
    で確認し処理するステップと、前記選定された受取人へ
    前記選定された金額を支払う手段を前記中央コンピュー
    タにより制御するステップと、前記ユーザーのバンクか
    らの前記ATM網取引借方メッセージにより指定される
    金額の資金を前記中央コンピュータに関連するオペレー
    タへ転送するステップと、を含む手形支払い方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の方法であって、前記
    ホームバンキング端末はアルファニューメリックマルチ
    ラインディスプレイを含み、かつ前記各操作ステップは
    前記アルファニューメリックマルチラインディスプレイ
    上に情報を表示することにより入力を促すステップを含
    む、手形支払い方法。
  21. 【請求項21】 請求項19記載の方法であって、前記
    ホームバンキング端末は複数のユーザー押下可能コント
    ロールを含み、かつ前記入力ステップは前記コントロー
    ルを押下することにより前記PINユーザー識別番号を
    入力するステップを含む、手形支払い方法。
  22. 【請求項22】 請求項19記載の方法であって、前記
    暗号化ステップは前記PINユーザー識別番号を暗号化
    することを含む、手形支払い方法。
  23. 【請求項23】 ホームバンキングサービスを提供する
    方法であって、該方法は、中央コンピュータを使用して
    要求しだい前記ホームバンキング端末と一つ以上のセル
    ラー電話通信チャネルを介して通信するステップと、前
    記セルラー電話通信チャネルを介して前記ホームバンキ
    ング端末から金融サービス要求を受信するステップであ
    って少なくともATM網コンパチブル暗号化ユーザーP
    IN、金額、及び受取人選定を受信することを含むステ
    ップと、前記受信した金融サービス要求を前記中央コン
    ピュータにより処理するステップと、を含み、前記処理
    ステップは、前記中央コンピュータからメッセージを発
    生しATM網を介してユーザーのバンクへ通信しユーザ
    ー手形支払要求の受信に電子的に実質的にリアルタイム
    で応答してユーザーの当座勘定の借方記入を行うステッ
    プと、少なくとも前記ATM網コンパチブル暗号化ユー
    ザーPIN及び前記金額を含むデジタルATM網取引メ
    ッセージを発生して前記メッセージを前記ATM網へ与
    えるステップと、前記ユーザーにより選定された受取人
    に対して前記中央コンピュータにより電子的に支払いを
    行うステップと、を含む、ホームバンキングサービス提
    供方法。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の方法であって、前記
    方法は更に前記受取人選定を前記ユーザーのバンクへ別
    々に通信するステップを含む、ホームバンキングサービ
    ス提供方法。
  25. 【請求項25】 請求項23記載の方法であって、前記
    支払ステップは電子ロックボックス網の両端間でデータ
    を通信することにより電子的に前記支払いを行うステッ
    プを含む、ホームバンキングサービス提供方法。
  26. 【請求項26】 請求項23記載の方法であって、更に
    前記ホームバンキング端末内でユーザーPINデータを
    暗号化することを含む、ホームバンキングサービス提供
    方法。
  27. 【請求項27】 金融サービスを遠隔分散する方法であ
    って、該方法は、ユーザーへホームバンキング端末を提
    供するステップと、中央コンピュータを使用して請求次
    第前記ホームバンキング端末とセルラー電話通信チャネ
    ルを介して通信するステップと、前記セルラー電話通信
    チャネルを介して暗号化されたPIN情報を含む金融サ
    ービス要求を前記ホームバンキング端末から前記中央コ
    ンピュータにより受信するステップと、前記金融サービ
    ス要求の受信に実質的にリアルタイムで応答してATM
    借方要求を発生することを含めて前記中央コンピュータ
    により実質的にリアルタイムで前記受信した金融サービ
    ス要求を処理するステップと、を含む金融サービス遠隔
    分散方法。
  28. 【請求項28】 手形支払い方法であって、該方法は、
    セルラー電話通信チャネルに接続されたマイクロプロセ
    ッサーベースホームバンキング端末を活性化するステッ
    プと、前記ホームバンキング端末と前記セルラー電話通
    信チャネルを介した中央コンピュータとの通信を確立し
    て制御するステップと、PINユーザー識別番号を入力
    するステップと、前記端末を操作して受取人を選定する
    ステップと、前記端末を操作して前記受取人へ支払う金
    額を選定するステップと、前記ホームバンキング端末内
    で前記PINを暗号化してATM網コンパチブル暗号化
    PINを与えるステップと、前記ATM網コンパチブル
    暗号化PINユーザー識別番号、前記選定された受取
    人、及び前記ホームバンキング端末からの前記金額を表
    すデータを前記セルラー電話通信チャネルを介して前記
    中央コンピュータへ送信するステップと、複数の繰り返
    し支払日を記憶するステップと、前記記憶された支払日
    を分析して前記記憶された支払日のいずれが現在の日付
    に対応するかを決定するステップと、を含み、記憶され
    た支払日が現在の日付に対応する場合には前記記憶され
    たデータに応答して前記中央コンピュータにおいて実質
    的にリアルタイムで少なくとも前記ATM網コンパチブ
    ル暗号化PIN、前記当座勘定選定、及び前記金額を指
    定するATM網借方メッセージを発生し、前記中央コン
    ピュータから前記ユーザーのバンクへ前記ATM網取引
    借方メッセージを実質的にリアルタイムで標準ATM網
    を介して送信し前記ユーザーの当座勘定のリアルタイム
    借方記入を行う、手形支払い方法。
  29. 【請求項29】 少なくとも一つの電子サービスを多数
    のユーザーへ少なくとも一部セルラー電話通信チャネル
    及びホーム端末を介して送付する方法であって、該方法
    は、(ロ).ホーム端末から前記セルラー電話通信チャ
    ネルを介して電子サービス要求及びユーザーに関連する
    ATM網コンパチブル個人識別情報を受信するステップ
    と、(ハ).前記受信されたATM網コンパチブル個人
    識別情報を符号化するATM網借方要求メッセージを発
    生するステップと、(ニ).前記ATM網コンパチブル
    個人識別情報を含む前記ATM網借方要求メッセージを
    ATM網へ与えて前記ユーザーからの前記電子サービス
    要求の受信に実質的にリアルタイムで応答して前記ユー
    ザーに関連する口座からリアルタイムで資金の借方記入
    を行うステップと、(ホ).多数のユーザーに対して前
    記ステップ(ロ)−(ホ)を繰り返すステップと、を含
    む送付方法。
  30. 【請求項30】 請求項29記載の方法であって、更に
    前記ホーム端末及び遠隔コンピュータ間で前記セルラー
    電話通信チャネルを介して実質的にリアルタイムで広範
    な双方向インタラクションを行って前記ユーザーとのリ
    アルタイムオンラインインタラクティビティを提供する
    ステップを含む、送付方法。
  31. 【請求項31】 請求項30記載の方法であって、前記
    受信ステップ(ロ)は前記ユーザーからのホームバンキ
    ングサービス要求を受信することを含む、送付方法。
  32. 【請求項32】 請求項30記載の方法であって、前記
    受信ステップ(ロ)は前記ユーザーからの電子手形支払
    い要求を受信することを含む、送付方法。
  33. 【請求項33】 請求項29記載の方法であって、前記
    受信ステップ(ロ)は前記ユーザーからのホームバンキ
    ングサービス要求を受信することを含む、送付方法。
  34. 【請求項34】 請求項29記載の方法であって、前記
    受信ステップ(ロ)は前記ユーザーからの電子手形支払
    い要求を受信することを含む、送付方法。
  35. 【請求項35】 請求項29記載の方法であって、前記
    方法は更に前記多数のユーザーの各々にディスプレイを
    有する前記ホーム端末を供給することを含む、送付方
    法。
  36. 【請求項36】 請求項29記載の方法であって、更に
    前記個人識別番号を暗号化し、前記暗号化された個人識
    別番号を前記セルラー電話通信チャネルを介して送信し
    前記受信ステップ(ロ)の遠隔コンピュータが受信する
    ステップを含む、送付方法。
  37. 【請求項37】 遠隔プログラマブルメモリ及び計算能
    力を有しユーザーインターフェースが簡単化されている
    電話機であって、該電話機は、マイクロプロセッサデバ
    イスのコンポーネントと関連するメモリ間の配線を規定
    する遠隔プログラマブル論理デバイスを有するマイクロ
    コンピュータデバイスであって、標準電話機キーパッド
    からの入力及び前記メモリ内に保持された命令に応答し
    て計算及び制御機能を実施するマイクロコンピュータデ
    バイスと、前記電話機をセルラー通信チャネルとインタ
    ーフェースする手段と、を含み、前記電話機は電話サー
    ビスの動作のための電子装置を組み込んでおり、前記マ
    イクロプロセッサデバイスは前記電話機電子装置から送
    られる入力にも応答して前記電話機電子装置の制御を行
    い、前記メモリには揮発性及び非揮発性の両素子が組み
    込まれていて前記マイクロプロセッサデバイス及び前記
    メモリを汎用コンピュータとしてプログラムすることが
    できる、電話機。
  38. 【請求項38】 請求項37記載の電話機であって、更
    に前記マイクロプロセッサデバイスからの出力によりリ
    セットされる経過タイマーを含み、前記経過タイマーは
    所定時間内に前記マイクロプロセッサデバイスによりリ
    セットされない限り前記マイクロプロセッサデバイスへ
    割り込み、第2のための所定時間内にリセットされない
    限り前記マイクロプロセッサデバイスは再ブートされ前
    記経過タイマーはディセーブルされる、電話機。
  39. 【請求項39】 請求項37記載の電話機であって、更
    に電話機のハンドセット上のオフフック状態を検出する
    検出器手段と、前記オフフック検出器手段及び前記マイ
    クロプロセッサデバイスに応答して前記オフフックタイ
    マーが所定時間内に前記マイクロプロセッサデバイスに
    よりリセットされない場合に前記マイクロプロセッサデ
    バイスを再ブートする、電話機。
  40. 【請求項40】 請求項37記載の電話機であって、更
    に前記メモリの少なくとも一部をチェックするパリティ
    ーチェックデバイスと、前記パリティーチェックデバイ
    スに応答して前記パリティーチェックデバイスがエラー
    検出を行う時に前記マイクロプロセッサデバイスへ割り
    込みを行う論理手段と、を含む電話機。
  41. 【請求項41】 請求項37記載の電話機であって、前
    記キーパッドはダイアル出力装置を介してテレホンダイ
    アラー及び前記マイクロプロセッサデバイスへ同時に出
    力を与える、電話機。
  42. 【請求項42】 請求項37記載の電話機であって、前
    記メモリは前記マイクロプロセッサデバイスから取り外
    された場合でも永久データ記憶するように構成された取
    り外し可能なメモリ素子を含む、電話機。
  43. 【請求項43】 コンピュータと電話機の組み合わせで
    あって、該組み合わせは、従来の電話機として構成され
    本質的に電話機キーパッド及びディスプレイからなるフ
    ロントパネルを有する筐体と、前記電話機キーパッドに
    応答し従来の電話機機能を実施するテレホンダイアラー
    を前記筐体内に含む電話機電子装置と、前記電話機電子
    装置をセルラー通信チャネルとインターフェースさせる
    セルラー電話通信チャネルインターフェースと、関連す
    るメモリを含む前記筺体内のマイクロプロセッサであっ
    て、前記従来の電話機キーパッドからの入力及び前記メ
    モリ内に含まれる命令に応答して計算及び制御機能を実
    施し電話回線を介してホストコンピュータとインタラク
    トしてホストコンピュータのデータベースもしくはホス
    トコンピュータを介してアクセス可能なデータベースと
    コンピュータ及び電話機の組み合わせとの間で情報を転
    送するマイクロプロセッサと、を含むコンピュータと電
    話機の組み合わせ。
  44. 【請求項44】 請求項43記載のコンピュータと電話
    機の組み合わせであって、更に前記メモリのプログラミ
    ングを行うコンピュータと電話機の組み合わせの外部手
    段を含む、コンピュータと電話機の組み合わせ。
  45. 【請求項45】 コンピュータと電話機の組み合わせで
    あって、該組み合わせは、電話機として構成され本質的
    にディスプレイデバイス及び二重出力デバイスを作動さ
    せる電話機キーパッドからなるフロントパネルを有する
    筺体と、二重出力デバイスからの入力を受信するように
    接続された筐体内のマイクロプロセッサデバイスと、前
    記二重出力デバイスからの入力を受信するように接続さ
    れた筐体内の電話機と、前記マイクロプロセッサデバイ
    スからの入力を受信するメモリと、前記メモリからの入
    力を受信するテレホンダイアラーと、前記マイクロプロ
    セッサデバイスの停電時に電話機電子装置を選定するス
    イッチ手段と、前記テレホンダイアラー及びメモリに接
    続されたモデムと、前記モデム及びセルラー電話通信チ
    ャネルに接続され前記モデムを前記通信チャネルにイン
    ターフェースするインターフェースと、を含むコンピュ
    ータと電話機の組み合わせ。
  46. 【請求項46】 請求項45記載のコンピュータと電話
    機の組み合わせであって、更に前記メモリ内に常駐して
    前記マイクロプロセッサを制御する命令を含む、コンピ
    ュータと電話機の組み合わせ。
  47. 【請求項47】 請求項45記載のコンピュータと電話
    機の組み合わせであって、前記関連するメモリは取り外
    し可能なメモリを含む、コンピュータと電話機の組み合
    わせ。
  48. 【請求項48】 請求項45記載のコンピュータと電話
    機の組み合わせであって、更に前記マイクロプロセッサ
    デバイスからの出力によりリセットされる経過タイマー
    を含み、前記経過タイマーは第1の所定時間内に前記マ
    イクロプロセッサデバイスによりリセットされない限り
    前記マイクロプロセッサデバイスへ割り込み、前記マイ
    クロプロセッサデバイスは再ブートされて前記電話機電
    子装置から電力が除去され、第2の所定時間内にリセッ
    トされない限り前記経過タイマーはディセーブルされ
    る、コンピュータと電話機の組み合わせ。
  49. 【請求項49】 請求項52記載のコンピュータと電話
    機の組み合わせであって、更に前記筐体上に載置された
    テレホンハンドセットと、前記テレホンハンドセットの
    オフフック状態を検出するオフフック検出器手段と、前
    記オフフック検出器手段及び前記マイクロプロセッサデ
    バイスに応答して第3の所定時間内に前記マイクロプロ
    セッサデバイスにより前記オフフックタイマーデバイス
    がリセットされない限り前記電話機電子装置から電力を
    除去するオフフックタイマーデバイスと、を含むコンピ
    ュータと電話機の組み合わせ。
  50. 【請求項50】 請求項45記載のコンピュータと電話
    機の組み合わせであって、更にマイクロプロセッサデバ
    イスの関連するメモリの少なくとも一部に対するパリテ
    ィーチェックデバイスと、前記パリティーチェック手段
    に応答して前記パリティーチェックデバイスがエラー検
    出を行う時に前記マイクロプロセッサデバイスへ割り込
    む論理手段と、を含むコンピュータと電話機の組み合わ
    せ。
  51. 【請求項51】 請求項37記載の電話機であって、更
    に第2のキーパッドを含む電話機。
  52. 【請求項52】 請求項37記載の電話機であって、更
    に第2の隠蔽キーパッドを含む電話機。
  53. 【請求項53】 請求項43記載のコンピュータと電話
    機の組み合わせであって、更に第2のキーパッドを含む
    コンピュータと電話機の組み合わせ。
  54. 【請求項54】 請求項45記載のコンピュータと電話
    機の組み合わせであって、更に第2のキーパッドを含む
    コンピュータと電話機の組み合わせ。
  55. 【請求項55】 請求項37記載の電話機であって、前
    記キーパッドが画面タッチ入力装置である電話機。
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