JPH08101483A - レンズ付きフイルムユニット用フイルム巻き上げ装置 - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット用フイルム巻き上げ装置

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JPH08101483A
JPH08101483A JP23902594A JP23902594A JPH08101483A JP H08101483 A JPH08101483 A JP H08101483A JP 23902594 A JP23902594 A JP 23902594A JP 23902594 A JP23902594 A JP 23902594A JP H08101483 A JPH08101483 A JP H08101483A
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広和 横尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ギアに大きな負荷が掛かっても、ギアを保持
している軸が折れたり曲がったりすることがないように
したレンズ付きフイルムユニット用フイルム巻き上げ装
置をローコストに提供する。 【構成】 ギア52は、周囲に歯列54aが形成された
円盤状の歯部54と、この歯部54の下部に一体に形成
された支持部55からなっている。また、支持部55の
底面から歯部54の上面まで、軸穴56が貫通してい
る。軸穴56には、フイルム巻き上げ装置2の地板10
に一体に突設された軸57が挿通される。地板10に
は、支持部55の外面を囲うように、リング状の支持筒
59が一体に設けられている。このような構成により、
ギア52は、軸57と支持筒59とで地板10に二重に
保持され、ギア52が軸着された軸57が少しでも曲が
ろうとすると、支持筒59がギア52の支持部55に当
接し、軸57が曲がったり、折れたりすることを阻止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ付きフイルムユ
ニットに取り付けて、フイルム巻き上げを電動で行うた
めの、レンズ付きフイルムユニット用フイルム巻き上げ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】誰でも簡単に写真撮影が楽しめるように
簡単な撮影機構を備え、国際標準規格ISO1007−
1979年で規定された135タイプのパトローネ付き
フイルムを予め装填したレンズ付きフイルムユニットが
よく知られている。このレンズ付きフイルムユニット
は、パトローネからフイルムを全て引き出してロール状
に巻き、このフイルムロールとパトローネとをそれぞれ
収納室内に収納している。そして、撮影後にはパトロー
ネのスプールに連結された巻き上げノブを回動すること
により、撮影済みのフイルムが全てパトローネ内に収納
されるようになっている。このようなレンズ付きフイル
ムユニットは、現在、ストロボ内蔵タイプ、パノラマ切
替えタイプ、望遠レンズタイプ等、多様な種類の製品が
提供されており、形状、サイズも様々である。
【0003】ところで、レンズ付きフイルムユニット
は、1コマ撮影毎に巻き上げノブの回動操作を行うこと
で、次コマの撮影のシャッタチャージを行うようになっ
ている。このため、撮影後に巻き上げノブの回動操作を
忘れると、次に撮影を行おうとする際にはシャッターチ
ャージがされておらず撮影が不可能となり、シャッタチ
ャンスを逃してしまうことがあった。このような弊害を
解消するために、従来のレンズ付きフイルムユニットに
写真フイルム巻き上げ用のモータ等を内蔵させ、電動で
1コマ撮影毎に写真フイルムを巻き上げるようにした、
フイルム巻き上げ装置内蔵タイプのレンズ付きフイルム
ユニットも提案されている。
【0004】しかし、フイルム巻き上げ装置をレンズ付
きフイルムユニットに内蔵してしまうと、製造コストは
格段に増大し、製品価格の大幅な上昇は避けられない。
本来、ローコストで提供されることが最大の特長の1つ
であるレンズ付きフイルムユニットにおいては、このよ
うな製品価格の大幅な上昇は、大きな問題となる。ま
た、レンズ付きフイルムユニット本体のリサイクルを前
提として、フイルム巻き上げ装置の交換部品のコストの
みを製品に転嫁した場合、今度は、レンズ付きフイルム
ユニット本体の回収が円滑に行われず、リサイクル率が
低下する可能性が高い。
【0005】そのため、フイルム巻き上げ装置だけを繰
り返し利用できるように、レンズ付きフイルムユニット
から分離して単独の製品として提供し、ユーザーが必要
に応じて、この外付けのフイルム巻き上げ装置を従来の
レンズ付きフイルムユニットに装着して使用することが
考えられている。このような、レンズ付きフイルムユニ
ットから分離された外付けのフイルム巻き上げ装置とし
て、例えば、特開平5−297441号公報には、レン
ズ付きフイルムユニットに着脱自在に取り付けられるフ
イルム巻き上げ装置が提案されている。
【0006】このようなフイルム巻き上げ装置は、電池
で駆動されるモータと、このモータの回転を減速伝達す
るための、複数のギアからなるギアトレインと、レンズ
付きフイルムユニットの巻き上げノブに噛合して、ギア
トレインの出力を巻き上げノブに伝達する駆動ギア等か
ら構成されている。
【0007】ところで、ギアトレインを構成している複
数のギアは、フイルム巻き上げ装置の厚みを出来るだけ
薄くし、かつ、軽量でローコストにするために、ギア列
の配置を直線形にしたり、或いは、ギアに軸を設けず軸
穴だけを開けておき、予めフイルム巻き上げ装置の地板
に突設された軸に差し込むだけで地板に軸着できるよう
にしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、ギアトレインを構成している複数のギアの配
置を直線形にすると、図6に示すように、中間部分に配
置されたギア62と、この両側に配置されたギア61、
63との間に各々形成される歯車の圧力角θ1の角度線
Aと垂直な方向に発生する応力ρ1、ρ2の合成応力ρ
3は非常に大きくなり、中間部分に配置されたギア62
は、この大きな合成応力ρ3を全て受けることになり、
大きな負荷が掛かる。特に、ギアトレインの回転開始時
や停止時には、中間部分のギア61には非常に大きな力
が掛かり、ギアを保持している軸が曲がったり、折れた
りしてしまうことがあった。
【0009】通常、このような場合には、図7に示すよ
うに、ギア65、66、67の軸が全て一直線状に並ば
ないようにずらして配置する、所謂、千鳥状に配置する
と良い。こうすると、中間部分のギア66と、この両側
に配置されたギア65、67との間に各々形成される歯
車の圧力角θ2の角度線Bと垂直な方向に発生する応力
ρ4、ρ5の合成応力ρ6は小さくなり、中間部分に配
置されたギア66を保持している軸には殆ど影響がな
い。しかし、装置の寸法を出来るだけ薄くする必要のあ
るフイルム巻き上げ装置においては、ギアの配置を千鳥
状すると、ギア列の幅が極めて大きくなり、実施は非常
に困難である。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、ギアトレインを構成しているギアに大きな負荷が掛
かっても、ギアを保持している軸が折れたり曲がったり
することがないようにしたレンズ付きフイルムユニット
用フイルム巻き上げ装置をローコストに提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、互いに噛合してギアトレインを構成する複数のギア
を、地板に突設した各々の軸により回転自在に支持する
とともに、その中間部分のギアの底部に、軸が挿通され
外周面が回転対称となった支持部を一体に形成し、さら
に、地板にスリーブ状に突設した支持筒により支持部の
外周面を取り囲んだものである。また、請求項2におい
ては、中間部分のギアを、その両面で各々噛合するギア
に対して一直線上に配列したものである。
【0012】
【作用】フイルム巻き上げ装置の厚みを薄くするため、
複数のギアを一直線上に配置すると、中央に配置された
ギアを保持する軸には、回転開始時や停止時に非常に大
きな負荷が掛かるが、ギアの支持体の周囲を支持筒が取
り巻いているので、支持体が支持筒に支えられ、軸が折
れたり曲がったりすることがない。
【0013】
【実施例】図2は、本発明を実施したレンズ付きフイル
ムユニット用フイルム巻き上げ装置と、このフイルム巻
き上げ装置が装着されるレンズ付きフイルムユニットの
一例を示す斜視図である。また、図3は、図2のフイル
ム巻き上げ装置をレンズ付きフイルムユニットに装着し
た状態を示す斜視図である。レンズ付きフイルムユニッ
ト3は、撮影装置等が組み込まれ、未露光の写真フイル
ムを内蔵したユニット本体4と、このユニット本体4を
包むとともに各部を露呈するための開口が形成された紙
箱5とから構成されている。
【0014】ユニット本体4の前面側には、ほぼ中央付
近に撮影レンズ6が露呈している。撮影レンズ6の上方
には、撮影範囲を確認するためのファインダ装置7が設
けられている。ファインダ装置7の側方には、ストロボ
装置を構成するストロボ発光部8が設けられており、そ
の下方には、ストロボ装置に充電を行う充電開始スイッ
チ9が配置されている。
【0015】また、ユニット本体4の薄型化を図るため
に、パトローネを収納するパトローネ収納室はユニット
本体4の前面よりも若干突出され、レンズ付きフイルム
ユニット3を撮影時に保持する際のグリップ16とな
る。
【0016】ユニット本体4の上面には、シャッタレリ
ーズを行うシャッタボタン11が一体に設けられ、ま
た、フイルムの残り枚数を表示するフイルム残枚数表示
窓12や、ストロボ装置の充電完了時に点滅する充電ラ
ンプを視認するための充電確認窓13等が設けられてい
る。さらに、ユニット本体4の内部には、撮影装置と、
パトローネと、このパトローネから引き出されロール状
に巻かれた未露光の写真フイルムとが収納されている。
【0017】ユニット本体4の左側には、写真フイルム
を巻き上げるための巻き上げノブ15が設けられてい
る。この巻き上げノブ15は、外部から回動操作可能な
ように、背面の開口から一部が露出している。また、巻
き上げノブ15の外周には、歯列が形成されており、後
述するフイルム巻き上げ装置2の駆動ギヤ38と噛合す
る。
【0018】図2に示すように、本発明のフイルム巻き
上げ装置2は、レンズ付きフイルムユニット3のグリッ
プ16側の端部に装着される。このフイルム巻き上げ装
置2は、装置本体部30と、取付部35とから構成され
ている。装置本体部30の上面には、巻き上げボタン3
1が設けられている。
【0019】また、図4に示すように、装置本体部30
の内部には、モータ41と、このモータ41を回転させ
る電池40と、複数個のギヤからなるギアトレイン42
と、巻き上げノブ15の外周に形成された歯列に噛合し
て、巻き上げノブ15をフイルム巻き上げ方向に回動さ
せる駆動ギヤ38とが組み込まれている。これらの機構
により、レンズ付きフイルムユニット3の1コマ撮影が
完了した後、巻き上げボタン31を押圧すると、モータ
41が通電されて回転し、ギヤトレイン42により減速
され、駆動ギヤ38とを介して、巻き上げノブ15がフ
イルム巻き上げ方向に回動され、撮影済みのフイルムの
1コマ巻き上げとシャッタチャージとが行なわれる。
【0020】取付部35は、レンズ付きフイルムユニッ
ト3の底面に当接する底板32と、後カバー4aに当接
する背板33と、2本の切込みが設けられた保持板34
とからなっている。そして、底板32、背板33、保持
板34で囲まれた係合開口35aにレンズ付きフイルム
ユニット3のグリップ16が挿入されると、保持板34
の弾性力により、保持板34と背板33との間にレンズ
付きフイルムユニット3が挟持される。なお、保持板3
4の先端には突条34aが設けられており、レンズ付き
フイルムユニット3が取付部35から容易に脱落するこ
とを防止している。
【0021】図1は、背面側の一部を破断して、ギアト
レインを一部露出させたフイルム巻き上げ装置を示す説
明図である。複数のギアからなるギアトレイン42の背
面側には、一直線上に配置されたギア51、52、53
が相互に噛合している。このように、ギアトレイン42
を構成する複数のギアの内、背面側のギア51、52、
53を一直線に配列することにより、フイルム巻き上げ
装置2の背面側を膨らませずに、フイルム巻き上げ装置
2全体がコンパクトになっている。
【0022】ギア51、及びギア53は、ギアトレイン
42全体のギア個数を少なくするために、互いに歯数が
異なるギアを縦に2つ重ねて一体形成した変速ギアが用
いられている。また、ギア53は、前述した駆動ギヤ3
8と噛合している。このようなギア51、53の間に
は、ギア51、53の各々の上部ギア51a、53aに
噛合するように、上部だけに歯列54aが形成されてい
るギア52が設けられている。
【0023】図5に示すように、ギア52は、周囲に歯
列54aが形成された円盤状の歯部54と、この歯部5
4の下部に一体に形成された支持部55からなってい
る。また、支持部55の底面から歯部54の上面まで、
軸穴56が貫通している。軸穴56には、フイルム巻き
上げ装置2の地板10に一体に突設された軸57が挿通
される。なお、ギア52の直上には、天板10aがある
ので、ギア52が回転中に軸57から抜け出ることはな
い。
【0024】さらに、地板10には、支持部55の外面
を囲うように、リング状の支持筒59が一体に設けられ
ている。この支持筒59と支持部55との間には僅かな
隙間があり、支持筒59がギア52の回転を阻害するこ
とはない。このような構成により、ギア52は、軸57
と支持筒59とで地板10に二重に保持され、ギア52
が軸着された軸57が少しでも曲がろうとすると、支持
筒59がギア52の支持部55に当接し、軸57が曲が
ったり、折れたりすることを阻止する。
【0025】次に、上記実施例の作用について説明す
る。最初に、レンズ付きフイルムユニット3に本発明の
フイルム巻き上げ装置2を取り付ける場合には、レンズ
付きフイルムユニット3のグリップ16側を、フイルム
巻き上げ装置2の係合開口35aに押し込む。これによ
り、保持板34がグリップ16の膨らみを乗り越え、保
持板34の弾性力により、保持板34と背板33との間
にレンズ付きフイルムユニット3が挟持され、かつ、保
持板34の先端の突条34aにより、レンズ付きフイル
ムユニット3が取付部35から外れて脱落することを防
止する(図3参照−。また、駆動ギヤ38が巻き上げノ
ブ15の外周に形成された歯列に噛合する。
【0026】フイルム巻き上げ装置2をレンズ付きフイ
ルムユニット3に取り付けた後、撮影を行う場合に、先
ずファインダ装置7により撮影範囲を確認する。また、
被写体の輝度が低い場合には、ストロボ充電スイッチ9
を押下してストロボ装置への充電を行い、充電確認窓1
3で充電の完了を確認する。そして、レンズ付きフイル
ムユニット3のレリーズボタン18を押下する。レリー
ズボタン18を押下すると、シャッタ機構が作動して1
コマの撮影が完了する。
【0027】シャッタレリーズ後に巻き上げボタン31
を押すと、モータ41が電池40に接続されて回転し、
ギヤトレイン42を介して駆動ギヤ38を低速回転させ
る。これにより、駆動ギヤ38に噛合している巻き上げ
ノブ15がフイルム巻き上げ方向に回動され、撮影済み
のフイルムの1コマ巻き上げとシャッタチャージとが行
なわれる。
【0028】この時、ギヤトレイン42のギア51、5
2、53は、一直線上に配列されているため、ギヤトレ
イン42の動作時には、中央のギア52に大きな負荷が
かかる。特に、モータ41の回転開始時と停止時には、
ギア52が軸着された軸57に非常に大きな力が掛か
り、軸57は屈曲しようとする。
【0029】しかし、軸57が少しでも曲がろうとする
と、地板10に設けられた支持筒59がギア52の支持
部55に当接し、これを阻止する。これにより、軸57
が曲がったり、折れたりすることなく、モータ41の回
転はギア51、52、53を介して確実に駆動ギヤ38
に伝達され、巻き上げノブ15を回転させる。
【0030】フイルムの1コマ巻き上げが完了すると、
レンズ付きフイルムユニット3の巻き止め機構により巻
き上げノブ15はそれ以上回転しなくなるので、モータ
41には負荷がかかって停止する。撮影者は、モータ4
1の作動音がしなくなったら、巻き上げボタン31から
指を離せば、丁度フイルムの1コマ巻き上げが完了して
いる。なお、フイルムの1コマ巻き上げ完了や、モータ
の負荷を検知して、自動的にモータの電源を切るように
してもよい。
【0031】フイルムの各コマの撮影が終了した後に
は、レンズ付きフイルムユニット3からフイルム巻き上
げ装置2を取り外し、レンズ付きフイルムユニット3の
みを、そのまま現像取扱店等に提出して同時プリントを
依頼する。レンズ付きフイルムユニット3から取り外し
たフイルム巻き上げ装置2は、新たなレンズ付きフイル
ムユニットに装着することにより、繰り返し有効に利用
できる。
【0032】なお、本実施例では、ギアトレインを構成
する複数のギアを一直線上に配列しているが、もちろ
ん、これ以外の千鳥配列などの場合にも、全く同様に実
施することが出来る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレンズ付
きフイルムユニット用フイルム巻き上げ装置は、フイル
ム巻き上げ装置を構成する各部品を保持する地板に、ギ
アを軸着する軸を突設し、また、このギアの厚み方向
に、軸が挿通される支持部を一体に突設し、さらに、地
板に、この支持部の周囲を囲むリング状の支持筒を周設
したので、ギアトレインを構成しているギアに大きな負
荷が掛かっても、ギアを保持している軸が折れたり曲が
ったりすることのないレンズ付きフイルムユニット用フ
イルム巻き上げ装置をローコストに提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット
用フイルム巻き上げ装置の一部を破断して、ギアトレイ
ンを一部露出させた状態を示す説明図である。
【図2】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット
用フイルム巻き上げ装置と、これに装着されるレンズ付
きフイルムユニットの一例を示す斜視図である。
【図3】図2のフイルム巻き上げ装置をレンズ付きフイ
ルムユニットに装着した状態を示す斜視図である。
【図4】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット
用フイルム巻き上げ装置の構成を簡単に示す説明図であ
る。
【図5】図3のギアトレインの一部を示す説明図であ
る。
【図6】直線上に配置された複数のギアの内、中央部分
のギアが受ける応力の例を示した説明図である。
【図7】千鳥配置された複数のギアの内、中央部分のギ
アが受ける応力の例を示した説明図である。
【符号の説明】
2 フイルム巻き上げ装置 3 レンズ付きフイルムユニット 10 地板 15 巻き上げノブ 51、52、53 ギア 54 歯部 54a 歯列 55 支持部 56 軸穴 57 軸 59 支持筒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影機構が組み込まれたユニット本体に
    予め写真フイルムが内蔵され、フイルム巻き上げ用の巻
    き上げノブが外部に露出したレンズ付きフイルムユニッ
    トに装着して用いられ、モータの回転を減速して前記巻
    き上げノブに伝達するギアトレインが組み込まれたレン
    ズ付きフイルムユニット用フイルム巻き上げ装置におい
    て、 互いに噛合して前記ギアトレインを構成する複数のギア
    を地板に突設した各々の軸により回転自在に支持すると
    ともに、その中間部分のギアの底部に、前記軸が挿通さ
    れ外周面が回転対称となった支持部を一体に形成し、前
    記地板にスリーブ状に突設した支持筒により前記支持部
    の外周面を取り囲んだことを特徴とするレンズ付きフイ
    ルムユニット用フイルム巻き上げ装置。
  2. 【請求項2】 前記中間部分のギアは、その両面で各々
    噛合するギアに対して一直線上に配列されていることを
    特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルムユニット
    用フイルム巻き上げ装置。
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