JPH08100964A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH08100964A
JPH08100964A JP25974094A JP25974094A JPH08100964A JP H08100964 A JPH08100964 A JP H08100964A JP 25974094 A JP25974094 A JP 25974094A JP 25974094 A JP25974094 A JP 25974094A JP H08100964 A JPH08100964 A JP H08100964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dryer
refrigerating
compressor
refrigerating apparatus
mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP25974094A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kawakami
浩一 川上
Denji Mashita
傳二 真下
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷媒配管に配される乾燥器を保持固定して、
圧縮運転で冷媒配管を通じて伝わる振動を抑止し、中の
粒子状の水分吸着剤の微粉化と、その流出による冷凍サ
イクルの詰まりを防止し、冷凍能力を良好に維持できる
冷凍装置を得る。 【構成】 モリキュラシーブス等粒子状の水分吸着剤を
収納し冷媒配管17に介挿接続される乾燥器5を、止め
バンド22と、その取付ネジ23,23で冷凍装置のケ
ーシング内の機械室1に設けたの側壁3等、適宜な支持
体に保持固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫や空気調和装置
等の冷凍装置における冷凍サイクルに配され、冷凍サイ
クルを循環する冷媒や潤滑油が劣化しないように、冷凍
サイクル内から水分を吸着、除去する乾燥器に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍装置、例えば冷蔵庫14を例にする
と、図4に示すように圧縮機11、凝縮器12、キャピ
ラリチューブ13等の減圧装置及び蒸発器15等を順次
冷媒配管17で接続して形成した冷凍サイクル18を有
し、圧縮機11の運転によりこの冷凍サイクル18に冷
媒が矢印方向に循環し、庫内16を冷却する冷却作用が
働くと共に、圧縮機11内に溜っている潤滑油21が一
部冷媒と混合して循環する。
【0003】冷凍サイクルには冷媒及び潤滑油のみが循
環するのが理想であるが、実際には冷凍装置の製造やサ
ービスメンテナンスに伴い、冷媒配管が外部と連絡状態
となる時にゴミや水分が侵入し、冷凍サイクル中に残存
してしまう。
【0004】そして、程度の差はあるが、残留水分が溶
け込み吸収された潤滑油は、その潤滑性が低下すると共
に圧縮機内部機構の摺動部でスラジを生成し易くなり、
このスラジが冷凍サイクル中に流出してキャピラリチュ
ーブ等細管部に詰まり、冷凍能力の低下した冷凍装置の
運転となる等の問題を生じる。
【0005】そこで、従来より、内部にモリキュラシー
ブス等粒子状の水分吸湿剤を充填した乾燥器5を凝縮器
12とキャピラリチューブ13との間の配管途中に配設
し、乾燥器5により潤滑油中の水分を吸着除去し、水分
を含まない状態で潤滑油を圧縮機11に戻すようにして
いた。
【0006】尚、図4で19は圧縮機ケース内の下部に
配された電動機要素を示し、また20はこの電動機要素
19で駆動されて冷媒を吸入、圧縮、吐出させる往復動
式の圧縮機要素を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、冷媒配管
に乾燥器を配すことでスラジの発生を防止し、また冷
媒、潤滑油の劣化を防止できるが、冷凍サイクルの運転
時、圧縮機の駆動に伴う振動が冷媒配管に伝わり振動す
る。そして、その振動で乾燥器も振動する。しかも乾燥
器は、従来、単に冷媒配管に取り付けられ、固定される
等されないで宙ぶらりの状態で設けられているため、相
当程度に大きく振動しモリキュラシーブス等乾燥器内部
の粒子状の水分吸湿剤が更に細かく砕けて、その微粉末
が冷凍サイクルに流出しキャピラリチューブ等細管部に
詰まり、冷凍サイクルの冷媒の順調な循環に支障をきた
すという新たな問題が生じる可能性があった。
【0008】本発明は上述の問題に鑑みなされたもの
で、乾燥器の冷媒配管を介しての圧縮機からの振動伝達
が抑制できるような設け方を提供し、高い冷却能力を恒
常的に維持できるように図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮機と凝縮
器と減圧装置と蒸発器等から構成される冷凍サイクルの
冷媒配管の途中に、粒子状の水分吸着剤がケース内に収
容され、この水分吸着剤にて冷凍サイクル内の水分を除
去する乾燥器を配設した冷凍装置において、前記乾燥器
を冷凍装置のケーシング内に設けた支持体に、固定部材
にて装着固定するようにしたものとする。
【0010】更に本発明は、圧縮機と凝縮器と減圧装置
と蒸発器等から構成される冷凍サイクルの冷媒配管の途
中に、粒子状の水分吸着剤がケース内に収容され、この
水分吸着剤にて冷凍サイクル内の水分を除去する乾燥器
を配設した冷凍装置において、乾燥器の前記水分吸着剤
を収容する金属製ケースの両端に、取付用ネジ孔を有す
る取付部を一体形成し、前記乾燥器を前記取付部でもっ
て冷凍装置のケーシング内に設けた支持体に止着固定し
たものとする。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、冷媒配管に介挿接続
した乾燥器を止めバンド等の固定部材を用いて冷凍装置
のケーシング内に設けられた支持体に保持固定してい
る。従って、圧縮機が運転されて相当に冷媒配管が振動
しても乾燥器の振動は最小限に抑えられ、乾燥器内の粒
子状の水分吸着剤が微粉化して冷凍サイクルを詰まらせ
るような流出を防げる。
【0012】請求項2の発明によれば、乾燥器の金属製
ケース自体に取付部を一体に設けることにより、乾燥器
を保持固定するための取り付け部品を少なくでき、ケー
シング内の支持体への取り付けが簡単に行なえると共
に、コストダウンが図れる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図1及び図2は本発明の一実施例を示し、
同図において1は前述した圧縮機11や凝縮器12等を
収容するため冷蔵庫等のケーシングの下部に形成された
機械室であり、底壁2及び左右の側壁3,4等の支持体
を備えている。5は乾燥器にして、この乾燥器5は円筒
状で、一端に冷媒の入口部6aを、他端に冷媒の出口部
6bを一体形成した金属製のケース7と、このケース7
の入口側と出口側にそれぞれ配されたフィルタ部材のメ
ッシュ体8a,8bと、このメッシュ体8a,8b間の
前記ケース7内空間に収容された水分吸着剤である粒子
状のモリキュラシーブス9とよりなる構造物である。そ
して乾燥器5に冷媒配管17,17を介して冷媒が通る
と、水分がモリキュラシーブス9で吸着、除去される。
【0015】ところで、22は乾燥器5を振動しないよ
うに保持固定するための止めバンドで、金属または樹脂
等の材質より形成され、円弧状の形状をなすと共に弾力
性を有している。従って、この止めバンド22で乾燥器
5の胴部を弾着把持させ、この止めバンド22を機械室
1に立設する側壁3を支持体として利用して、該側壁3
に取付ネジ23,23にて装着固定する。
【0016】このように、側壁3等適宜な支持体に乾燥
器5を保持固定することで、冷媒配管17の振動が伝わ
って乾燥器5が振動するのを著しく低減でき、モリキュ
ラシーブス9の微粉化及びそれによる冷凍サイクル18
の目詰まりを効果的に防止できる。尚、実施例では機械
室1の側壁3を乾燥器5の支持体として利用している
が、機械室1の底壁2や機械室1に適宜形成した支持壁
等に乾燥器5を装着固定するようにしてもよい。
【0017】図3は乾燥器の別なる固定の仕方を示す実
施例である。この実施例では、乾燥器5Bの金属製ケー
ス7Bの両端部に、座押し成形により取付片24,24
を一体形成する。そして、この取付片24,24に取り
付け用のボルト26或いは取り付け用のネジの各取付用
ネジ孔25,25を設ける。
【0018】従って、このように取付片24,24を一
体に有している乾燥器5Bの場合も、図1に示すように
側壁3等にボルト26、或いはネジで取付片24,24
を介して止着すれば乾燥器5Bの側壁3への装着固定が
でき、これによって運転中の圧縮機11の振動が冷媒配
管17に伝幡し、それによって乾燥器5Bも振動してし
まうようなことを効果的に防止できる。
【0019】尚、乾燥器5Bに設ける取付用ネジ孔2
5,25は、実施例では上下に対角線的な位置に1個ず
つ設けているが、固定をより充分とする場合には、上下
の残りの取付片24,24にも取付用ネジ孔を設け、4
個の取付ネジ等で固定するようにすれば良い。
【0020】更に本実施例では、乾燥器を冷蔵庫の機械
室に設けた場合について説明したが、その他の冷凍装
置、例えば室内機と室外機とが別れた空気調和装置等で
は、室外機のケーシング内に機械室と熱交換室とが備え
られており、この熱交換室内に乾燥器を支持体に取り付
け固定するようにして、本発明の目的を達成できる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、冷媒配管
の途中に介挿されて冷凍サイクル内の水分を除去する乾
燥器を、止めバンド等の固定部材で動かないように冷凍
装置のケーシング内に設けた適当なる支持部に取り付け
固定するようにしたので、圧縮機の運転で冷媒配管が振
動しても乾燥器は振動しないようにできる。よって、乾
燥器内の粒子状のモリキュラシーブス等の水分吸湿剤の
微粉化が防げ、この微粉末が流れ出て冷媒回路を詰まら
せる支障事態及び冷凍能力が低下するのを防止できる。
また、水分吸湿剤が摩滅したり減量したりせず、量、質
とも良好な乾燥器となるので、一定レベルの水分吸収能
力を定常的に維持でき、耐久性、信頼性を向上できる。
【0022】また、乾燥器の金属製ケース自体に座押し
加工等で、取付用ネジ孔を有する取付部を一体に設ける
ようにすると、コストダウンが図られると共に、取り付
け作業が容易となる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乾燥器を機械室内に装着固定するようにした本
発明の冷凍装置の要部構造図。
【図2】図1と同趣旨の冷凍装置の要部外観構造図。
【図3】取付部を一体に有する他の実施例に係る乾燥器
の構成図。
【図4】乾燥器を具備する冷凍装置の一例として示す冷
蔵庫における冷凍サイクル図。
【符号の説明】
1 機械室 3,4 側壁 5,5B 乾燥器 9 水分吸着剤 17 冷媒配管 22 止めバンド 23 取付ネジ 24 取付部 25 取付用ネジ孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と凝縮器と減圧装置と蒸発器等か
    ら構成される冷凍サイクルの冷媒配管の途中に、粒子状
    の水分吸着剤がケース内に収容され、この水分吸着剤に
    て冷凍サイクル内の水分を除去する乾燥器を配設した冷
    凍装置において、 前記乾燥器を冷凍装置のケーシング内に設けた支持体
    に、固定部材にて装着固定するようにしたことを特徴と
    する冷凍装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機と凝縮器と減圧装置と蒸発器等か
    ら構成される冷凍サイクルの冷媒配管の途中に、粒子状
    の水分吸着剤がケース内に収容され、この水分吸着剤に
    て冷凍サイクル内の水分を除去する乾燥器を配設した冷
    凍装置において、 乾燥器の前記水分吸着剤を収容する金属製ケースの両端
    に、取付用ネジ孔を有する取付部を一体形成し、前記乾
    燥器を前記取付部でもって冷凍装置のケーシング内に設
    けた支持体に止着固定したことを特徴とする冷凍装置。
JP25974094A 1994-09-30 1994-09-30 冷凍装置 Pending JPH08100964A (ja)

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JP25974094A JPH08100964A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 冷凍装置

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