JPH0799910A - パフスナックの製造方法 - Google Patents
パフスナックの製造方法Info
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- JPH0799910A JPH0799910A JP5244497A JP24449793A JPH0799910A JP H0799910 A JPH0799910 A JP H0799910A JP 5244497 A JP5244497 A JP 5244497A JP 24449793 A JP24449793 A JP 24449793A JP H0799910 A JPH0799910 A JP H0799910A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、豆類独特の風味をある程度保持し
つつ、さらに別の風味を加えて、全体としてユニークな
風味を有するパフスナックを製造する方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本発明は、豆原料を含む原料をエクストルー
ダーにより膨化処理するパフスナックの製造方法であっ
て、オイルフレーバー又は調味料を加えた食用油脂を、
豆原料を含む原料の膨化物に塗布し、海産物を25〜100
重量%含み、熱をかけないで水分を10重量%以下に調節
した海産物風味を有する調味料を用いて、パフスナック
に味付け、風味付けを施し、かつパフスナック自体の水
分を10重量%以下に調整することを特徴とするパフスナ
ックの製造方法である。
つつ、さらに別の風味を加えて、全体としてユニークな
風味を有するパフスナックを製造する方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本発明は、豆原料を含む原料をエクストルー
ダーにより膨化処理するパフスナックの製造方法であっ
て、オイルフレーバー又は調味料を加えた食用油脂を、
豆原料を含む原料の膨化物に塗布し、海産物を25〜100
重量%含み、熱をかけないで水分を10重量%以下に調節
した海産物風味を有する調味料を用いて、パフスナック
に味付け、風味付けを施し、かつパフスナック自体の水
分を10重量%以下に調整することを特徴とするパフスナ
ックの製造方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、えんどう豆やそら豆な
どの豆原料を使用し、これをエクストルーダーにより膨
化処理したパフスナックの製造方法に関する。特に、本
発明は、該パフスナックに海産物風味を有する調味料を
用いて、味付け、風味付けを施すことを特徴とするパフ
スナックの製造方法に関するものである。
どの豆原料を使用し、これをエクストルーダーにより膨
化処理したパフスナックの製造方法に関する。特に、本
発明は、該パフスナックに海産物風味を有する調味料を
用いて、味付け、風味付けを施すことを特徴とするパフ
スナックの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、えんどう豆、そら豆等の豆原
料を含む原料をエクストルーダーで膨化処理し、スナッ
ク菓子を製造する方法が知られている。その方法は、特
開昭59−51746号公報、特開昭61−9252号
公報、特開昭61−9253号公報、特開昭61−58
539号公報、特開昭63−226246号公報、特開
平2−13352号公報に開示されており、特に、上記
特開昭59−51746号公報には、食塩、醤油、香辛
料、乾燥野菜、チーズ、調味粉末、油脂等の調味原料に
より味付けを行うことが開示されている。また、本出願
人も、豆原料を主原料とし、これをエクストルーダーで
膨化処理し、得られた膨化物に油脂を付着させ、更に、
必要により食塩、醤油、糖液等により味付けを行うこと
を特徴とするパフスナックの製造方法を開発し、出願し
ている(特開平4−117255号)。しかしながら、
同じ味のパフスナックだけを市場で販売するのでは、需
要者に飽きられ易く、また需要者の多様な好みに応えら
れないという問題があった。
料を含む原料をエクストルーダーで膨化処理し、スナッ
ク菓子を製造する方法が知られている。その方法は、特
開昭59−51746号公報、特開昭61−9252号
公報、特開昭61−9253号公報、特開昭61−58
539号公報、特開昭63−226246号公報、特開
平2−13352号公報に開示されており、特に、上記
特開昭59−51746号公報には、食塩、醤油、香辛
料、乾燥野菜、チーズ、調味粉末、油脂等の調味原料に
より味付けを行うことが開示されている。また、本出願
人も、豆原料を主原料とし、これをエクストルーダーで
膨化処理し、得られた膨化物に油脂を付着させ、更に、
必要により食塩、醤油、糖液等により味付けを行うこと
を特徴とするパフスナックの製造方法を開発し、出願し
ている(特開平4−117255号)。しかしながら、
同じ味のパフスナックだけを市場で販売するのでは、需
要者に飽きられ易く、また需要者の多様な好みに応えら
れないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、豆類独特の
風味をある程度保持しつつ、さらに別の風味を加えて、
全体としてユニークな風味を有するパフスナックを製造
する方法を提供することを目的とする。
風味をある程度保持しつつ、さらに別の風味を加えて、
全体としてユニークな風味を有するパフスナックを製造
する方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成するために研究開発を行った結果、所定の海産物
風味を有する調味料を使用することにより、上記目的を
達成することができるとの知見を得て、本発明を完成し
た。したがって、本発明は、豆原料を含む原料をエクス
トルーダーにより膨化処理するパフスナックの製造方法
であって、オイルフィレーバー、シーズニングオイル又
はシーズニングを加えた食用油脂を、豆原料を含む原料
の膨化物に塗布し、海産物を7〜100 重量%含み、水分
を10重量%以下に調節した海産物風味を有する調味料を
用いて、パフスナックに味付け、風味付けを施し、かつ
パフスナック自体の水分を7重量%以下に調整すること
を特徴とするパフスナックの製造方法を提供するもので
ある。以下、本発明の内容について詳細に説明する。
を達成するために研究開発を行った結果、所定の海産物
風味を有する調味料を使用することにより、上記目的を
達成することができるとの知見を得て、本発明を完成し
た。したがって、本発明は、豆原料を含む原料をエクス
トルーダーにより膨化処理するパフスナックの製造方法
であって、オイルフィレーバー、シーズニングオイル又
はシーズニングを加えた食用油脂を、豆原料を含む原料
の膨化物に塗布し、海産物を7〜100 重量%含み、水分
を10重量%以下に調節した海産物風味を有する調味料を
用いて、パフスナックに味付け、風味付けを施し、かつ
パフスナック自体の水分を7重量%以下に調整すること
を特徴とするパフスナックの製造方法を提供するもので
ある。以下、本発明の内容について詳細に説明する。
【0005】本発明において、パフスナックの原料とし
て用いる豆類、すなわち豆原料は、特に制限する必要は
ないが、油脂含量15重量%(以下%と略称する。)以
下、好ましくは3%以下、蛋白質含量15〜30%、炭水化
物含量40〜60%のものを用いるのが好ましい。具体的に
例を挙げると、えんどう豆、そら豆、小豆、いんげん、
ささげ等があり、それらの豆を単独で又は2種以上を適
宜選択して使用する。これらの豆原料のうち、小豆、い
んげん、ささげ等を使用する場合には、パフスナックに
付く青臭みを低減するために、水浸漬、煮沸等のあく抜
きのための処理を行うことが好ましい。あく抜き条件と
しては、水浸漬の場合、例えば常温で2〜3時間、煮沸
の場合、例えば95〜98℃で15〜40分間が適当である。上
記豆原料は皮部分(表皮部分)を含むもの又は皮部分を
含まないもののどちらを使用しても良い。皮部分を含む
ものを使用する場合には、得られるパフスナックが食物
繊維を豊富に含有すると共に豆独特な風味がより強くな
る。一方、皮部分を含まないものを使用する場合には、
色調の鮮やかなパフスナックを得ることができる。
て用いる豆類、すなわち豆原料は、特に制限する必要は
ないが、油脂含量15重量%(以下%と略称する。)以
下、好ましくは3%以下、蛋白質含量15〜30%、炭水化
物含量40〜60%のものを用いるのが好ましい。具体的に
例を挙げると、えんどう豆、そら豆、小豆、いんげん、
ささげ等があり、それらの豆を単独で又は2種以上を適
宜選択して使用する。これらの豆原料のうち、小豆、い
んげん、ささげ等を使用する場合には、パフスナックに
付く青臭みを低減するために、水浸漬、煮沸等のあく抜
きのための処理を行うことが好ましい。あく抜き条件と
しては、水浸漬の場合、例えば常温で2〜3時間、煮沸
の場合、例えば95〜98℃で15〜40分間が適当である。上
記豆原料は皮部分(表皮部分)を含むもの又は皮部分を
含まないもののどちらを使用しても良い。皮部分を含む
ものを使用する場合には、得られるパフスナックが食物
繊維を豊富に含有すると共に豆独特な風味がより強くな
る。一方、皮部分を含まないものを使用する場合には、
色調の鮮やかなパフスナックを得ることができる。
【0006】また、上記豆原料は、丸粒のまま或いは適
宜粉砕処理を施した状態で使用することができる。上記
豆原料を粉砕した原料は、粒度が目開き8000μm の
篩を通過可能なものであることが、得られるパフスナッ
クの焦げの発生をより有効に防止することができる点で
好ましい。更に詳細には、丸粒のえんどう豆の場合は、
目開き8000μm の篩を通過するものを使用すること
が好ましく、粉砕したえんどう豆の場合には、目開き4
000μm 篩を通過し、目開き1000μm の篩を通過
しないものが全体の45%以上好ましくは60%以上と
なるものを使用することが好ましい。また、そら豆の場
合、目開き3000μm の篩を通過し、目開き1000
μm の篩を通過しないものが全体の60%以上となるも
のを使用することが好ましい。上記原料は、豆原料単独
で構成されるものであっても良いが、豆原料と他のスナ
ック原料とを併用するものであることが好ましい。他の
スナック原料としては、例えば米グリッツ、米粉、コー
ングリッツ、小麦粉、小麦澱粉、とうもろこし澱粉、馬
鈴薯澱粉から選択される1種又は2種以上であることが
好ましい。特に、米類を適当な大きさに粉砕した米グリ
ッツと、豆原料として、豆類を適当な大きさに粉砕した
豆グリッツを組合わせて使用することが好ましい。豆原
料の風味を適度に調整でき、調味料による風味付けが引
き立てられるからである。豆原料と他のスナック原料と
の使用割合は、他のスナック原料を添加した後の豆原料
の割合が、原料全体の20%〜80%、好ましくは40%〜80
%であることが重要である。このように豆原料の割合を
限定するのは、20%を下回る場合、得られるパフスナッ
クが豆独特な風味及び豆らしい色調に欠けるからであ
り、反対に、80%以上になると、豆の風味が強調されす
ぎて、他のスナック原料の風味上の特徴が出なくなるか
らである。
宜粉砕処理を施した状態で使用することができる。上記
豆原料を粉砕した原料は、粒度が目開き8000μm の
篩を通過可能なものであることが、得られるパフスナッ
クの焦げの発生をより有効に防止することができる点で
好ましい。更に詳細には、丸粒のえんどう豆の場合は、
目開き8000μm の篩を通過するものを使用すること
が好ましく、粉砕したえんどう豆の場合には、目開き4
000μm 篩を通過し、目開き1000μm の篩を通過
しないものが全体の45%以上好ましくは60%以上と
なるものを使用することが好ましい。また、そら豆の場
合、目開き3000μm の篩を通過し、目開き1000
μm の篩を通過しないものが全体の60%以上となるも
のを使用することが好ましい。上記原料は、豆原料単独
で構成されるものであっても良いが、豆原料と他のスナ
ック原料とを併用するものであることが好ましい。他の
スナック原料としては、例えば米グリッツ、米粉、コー
ングリッツ、小麦粉、小麦澱粉、とうもろこし澱粉、馬
鈴薯澱粉から選択される1種又は2種以上であることが
好ましい。特に、米類を適当な大きさに粉砕した米グリ
ッツと、豆原料として、豆類を適当な大きさに粉砕した
豆グリッツを組合わせて使用することが好ましい。豆原
料の風味を適度に調整でき、調味料による風味付けが引
き立てられるからである。豆原料と他のスナック原料と
の使用割合は、他のスナック原料を添加した後の豆原料
の割合が、原料全体の20%〜80%、好ましくは40%〜80
%であることが重要である。このように豆原料の割合を
限定するのは、20%を下回る場合、得られるパフスナッ
クが豆独特な風味及び豆らしい色調に欠けるからであ
り、反対に、80%以上になると、豆の風味が強調されす
ぎて、他のスナック原料の風味上の特徴が出なくなるか
らである。
【0007】また、スナック原料の水分は9〜20%、
好ましくは9〜15%、更に好ましくは12〜13%と
するのが適当である。さらに、エクストルーダーとして
ショートスクリュータイプの一軸型エクストルーダーを
使用する場合には、9〜16%、好ましくは9〜15
%、更に好ましくは12〜13%とすることが重要であ
る。上記範囲を下回る場合には、エクストルーダーによ
る処理中に原料詰まりや焦げ等が生じる虞があり、一
方、上記範囲を超える場合には、得られるパフスナック
の豆類独特の風味が弱くなると共に歯応えに欠ける食感
となったり、或いは処理条件によっては膨化不良とな
る。使用する豆原料が上記水分範囲にない場合には、上
記水分範囲になるように予め加水、乾燥等の水分調整を
行うのがよい。次に、パフスナックの原料として、豆グ
リッツと米グリッツを組合せて使用する場合について説
明する。まず、豆原料として豆類を、(a)得られる破
砕物のほぼすべてが目開き5600μmの篩を通過し得
ること、(b)得られる破砕物全体の40重量%以上
が、目開き3350μmの篩を通過し且つ目開き600
μmの篩を通過し得ないものとなること、以上の要件を
満足するように破砕処理することにより得られた豆グリ
ッツを採用することが重要である。更に望ましくは、豆
類を、(a′)得られる破砕物のほぼすべてが目開き2
800μmの篩を通過し得ること、(b′)得られる破
砕物全体の40重量%以上が、目開き2360μmの篩
を通過し且つ目開き2000μmの篩を通過し得ないも
のとなること、以上の要件を満足するように破砕処理す
ることにより得られた豆グリッツを採用することが好ま
しい。また、米原料として、米を、(c)得られる破砕
物のほぼすべてが目開き3350μmの篩を通過し得る
こと、(d)得られる破砕物全体の40重量%以上が、
目開き2360μmの篩を通過し且つ目開き600μm
の篩を通過し得ないものとなること、以上の要件を満足
するように破砕処理することにより得られた米グリッツ
を採用することが重要である。更に望ましくは、米を、
(c′)得られる破砕物のほぼすべてが目開き2800
μmの篩を通過し得ること、(d′)得られる破砕物全
体の40重量%以上が、目開き2360μmの篩を通過
し且つ目開き2000μmの篩を通過し得ないものとな
ること、以上の要件を満足するように破砕処理すること
により得られた米グリッツを採用することが好ましい。
好ましくは9〜15%、更に好ましくは12〜13%と
するのが適当である。さらに、エクストルーダーとして
ショートスクリュータイプの一軸型エクストルーダーを
使用する場合には、9〜16%、好ましくは9〜15
%、更に好ましくは12〜13%とすることが重要であ
る。上記範囲を下回る場合には、エクストルーダーによ
る処理中に原料詰まりや焦げ等が生じる虞があり、一
方、上記範囲を超える場合には、得られるパフスナック
の豆類独特の風味が弱くなると共に歯応えに欠ける食感
となったり、或いは処理条件によっては膨化不良とな
る。使用する豆原料が上記水分範囲にない場合には、上
記水分範囲になるように予め加水、乾燥等の水分調整を
行うのがよい。次に、パフスナックの原料として、豆グ
リッツと米グリッツを組合せて使用する場合について説
明する。まず、豆原料として豆類を、(a)得られる破
砕物のほぼすべてが目開き5600μmの篩を通過し得
ること、(b)得られる破砕物全体の40重量%以上
が、目開き3350μmの篩を通過し且つ目開き600
μmの篩を通過し得ないものとなること、以上の要件を
満足するように破砕処理することにより得られた豆グリ
ッツを採用することが重要である。更に望ましくは、豆
類を、(a′)得られる破砕物のほぼすべてが目開き2
800μmの篩を通過し得ること、(b′)得られる破
砕物全体の40重量%以上が、目開き2360μmの篩
を通過し且つ目開き2000μmの篩を通過し得ないも
のとなること、以上の要件を満足するように破砕処理す
ることにより得られた豆グリッツを採用することが好ま
しい。また、米原料として、米を、(c)得られる破砕
物のほぼすべてが目開き3350μmの篩を通過し得る
こと、(d)得られる破砕物全体の40重量%以上が、
目開き2360μmの篩を通過し且つ目開き600μm
の篩を通過し得ないものとなること、以上の要件を満足
するように破砕処理することにより得られた米グリッツ
を採用することが重要である。更に望ましくは、米を、
(c′)得られる破砕物のほぼすべてが目開き2800
μmの篩を通過し得ること、(d′)得られる破砕物全
体の40重量%以上が、目開き2360μmの篩を通過
し且つ目開き2000μmの篩を通過し得ないものとな
ること、以上の要件を満足するように破砕処理すること
により得られた米グリッツを採用することが好ましい。
【0008】上記所定の条件を満足するように破砕処理
した豆グリッツと米グリッツとを併用することにより、
豆原料の風味を適度に調整でき、調味料による風味付け
が引き立てることができ、かつ得られるパフスナックの
バラつきの発生を有効に防止することができる。上記豆
グリッツと米グリッツとの使用割合は、特に制限されな
いが、20:80〜80:20、好ましくは40:60
〜60:40、更に好ましくは46:54〜54:46
であることが望ましい。次いで、これまで説明したスナ
ック原料を、ダイ温度90〜240℃、好ましくは90
〜220℃の条件で、該スナック原料に対して、3.0
〜28.0倍、好ましくは5.1〜16.0倍になるよ
うにエクストルーダーにより膨化処理を施す。なお、上
記膨化程度は、スナック原料として、特にえんどう豆グ
リッツと米グリッツとを併用する場合、3.0〜26.
0倍、好ましくは5.6〜14.0倍、更に好ましくは
6.1〜11.9倍であることが望ましい。また、原料
としてそら豆グリッツと米グリッツとを併用する場合、
3.0〜28.0倍、好ましくは9.2〜14.4倍、
更に好ましくは11.5〜14.4倍であることが望ま
しい。膨化程度が上記範囲を下回る場合には、得られる
パフスナックが膨化程度が不十分な硬すぎるものとな
り、一方上記範囲を上回る場合には、得られるパフスナ
ックは食感の軽すぎるものとなり、また、その食感が表
面に膜質を感じるものとなる傾向にある。尚、上記原料
に対する膨化程度は、押し出し直後に膨化物が原料とな
る豆又は米とほぼ相似形(例えばえんどう豆の場合ほぼ
球状)になるようにカットし、得られたパフスナックと
原料との体積比を求めたものである。
した豆グリッツと米グリッツとを併用することにより、
豆原料の風味を適度に調整でき、調味料による風味付け
が引き立てることができ、かつ得られるパフスナックの
バラつきの発生を有効に防止することができる。上記豆
グリッツと米グリッツとの使用割合は、特に制限されな
いが、20:80〜80:20、好ましくは40:60
〜60:40、更に好ましくは46:54〜54:46
であることが望ましい。次いで、これまで説明したスナ
ック原料を、ダイ温度90〜240℃、好ましくは90
〜220℃の条件で、該スナック原料に対して、3.0
〜28.0倍、好ましくは5.1〜16.0倍になるよ
うにエクストルーダーにより膨化処理を施す。なお、上
記膨化程度は、スナック原料として、特にえんどう豆グ
リッツと米グリッツとを併用する場合、3.0〜26.
0倍、好ましくは5.6〜14.0倍、更に好ましくは
6.1〜11.9倍であることが望ましい。また、原料
としてそら豆グリッツと米グリッツとを併用する場合、
3.0〜28.0倍、好ましくは9.2〜14.4倍、
更に好ましくは11.5〜14.4倍であることが望ま
しい。膨化程度が上記範囲を下回る場合には、得られる
パフスナックが膨化程度が不十分な硬すぎるものとな
り、一方上記範囲を上回る場合には、得られるパフスナ
ックは食感の軽すぎるものとなり、また、その食感が表
面に膜質を感じるものとなる傾向にある。尚、上記原料
に対する膨化程度は、押し出し直後に膨化物が原料とな
る豆又は米とほぼ相似形(例えばえんどう豆の場合ほぼ
球状)になるようにカットし、得られたパフスナックと
原料との体積比を求めたものである。
【0009】上記ダイ温度条件は、更に詳細には、使用
するスナック原料の水分が、9〜11%の場合には90
〜150℃、11%よりも多く15%までの場合には1
00〜220℃、好ましくは140〜220℃、更に好
ましくは150〜220℃、15%よりも多く20%ま
での場合には、160〜240℃、好ましくは180〜
240℃とする。上記範囲を下回る場合には、得られる
パフスナックが膨化不良になる傾向があり、一方上記範
囲を超える場合には、得られるパフスナックに焦げが多
発し風味が焦げ臭いものになる傾向がある。使用するエ
クストルーダーは、特に制限されず、例えばショートス
クリュータイプの1軸型エクストルーダー、ロングスク
リュータイプの1軸型エクストルーダー又は2軸型エク
ストルーダーを使用することもできる。これらのうち、
得られるパフスナックの焦げの発生をより有効に防止す
ることができる点、より歯応えのある食感のパフスナッ
クを得ることができる点でショートスクリュータイプの
1軸型エクストルーダーが好ましい。また、ショートス
クリュータイプの1軸型エクストルーダーには装置の費
用が安い、多量処理が可能であるという利点がある。こ
のような一軸型エクストルーダーとしては、L/Dが1
〜5で、スクリューの長さが10〜20cm、かつ圧縮
比2〜3のものが好ましい。また、圧力条件は、30〜
160kg/cm2 とするのが好ましい。
するスナック原料の水分が、9〜11%の場合には90
〜150℃、11%よりも多く15%までの場合には1
00〜220℃、好ましくは140〜220℃、更に好
ましくは150〜220℃、15%よりも多く20%ま
での場合には、160〜240℃、好ましくは180〜
240℃とする。上記範囲を下回る場合には、得られる
パフスナックが膨化不良になる傾向があり、一方上記範
囲を超える場合には、得られるパフスナックに焦げが多
発し風味が焦げ臭いものになる傾向がある。使用するエ
クストルーダーは、特に制限されず、例えばショートス
クリュータイプの1軸型エクストルーダー、ロングスク
リュータイプの1軸型エクストルーダー又は2軸型エク
ストルーダーを使用することもできる。これらのうち、
得られるパフスナックの焦げの発生をより有効に防止す
ることができる点、より歯応えのある食感のパフスナッ
クを得ることができる点でショートスクリュータイプの
1軸型エクストルーダーが好ましい。また、ショートス
クリュータイプの1軸型エクストルーダーには装置の費
用が安い、多量処理が可能であるという利点がある。こ
のような一軸型エクストルーダーとしては、L/Dが1
〜5で、スクリューの長さが10〜20cm、かつ圧縮
比2〜3のものが好ましい。また、圧力条件は、30〜
160kg/cm2 とするのが好ましい。
【0010】上記圧力条件の範囲はスクリューの回転数
により、フィード量は、使用するエクストルーダーの種
類、エクストルーダーの各部のサイズ、ダイに形成され
た孔の面積や数等により異なる。一例として、エクスト
ルーダーとしてTape Inc. 製のコレットマシー
ン(ショートスクリュータイプの1軸型エクストルーダ
ー、2箇所に直径2〜4mmの円形の孔を設けたダイを
装着したもの)を採用した場合、スクリュー回転数は4
00〜800rpm、好ましくは400〜600rp
m、フィード量は400g/分〜1800g/分、好ま
しくは700g/分〜1100g/分とするのが適当で
ある。その後、得られた膨化物を適当な長さにカッティ
ングした後、必要により例えば熱風乾燥等の乾燥処理を
施し、水分が7%以下、好ましくは2%以下にする。水
分が7%を超えると、得られるパフスナックが噛み切り
難いものとなる傾向にあるからである。乾燥条件は10
0〜190℃で1〜20分とするのが好ましい。
により、フィード量は、使用するエクストルーダーの種
類、エクストルーダーの各部のサイズ、ダイに形成され
た孔の面積や数等により異なる。一例として、エクスト
ルーダーとしてTape Inc. 製のコレットマシー
ン(ショートスクリュータイプの1軸型エクストルーダ
ー、2箇所に直径2〜4mmの円形の孔を設けたダイを
装着したもの)を採用した場合、スクリュー回転数は4
00〜800rpm、好ましくは400〜600rp
m、フィード量は400g/分〜1800g/分、好ま
しくは700g/分〜1100g/分とするのが適当で
ある。その後、得られた膨化物を適当な長さにカッティ
ングした後、必要により例えば熱風乾燥等の乾燥処理を
施し、水分が7%以下、好ましくは2%以下にする。水
分が7%を超えると、得られるパフスナックが噛み切り
難いものとなる傾向にあるからである。乾燥条件は10
0〜190℃で1〜20分とするのが好ましい。
【0011】次に、上記膨化物に、例えば、噴霧や塗布
等の方法で食用油脂を付着させる。舌触りなどの食感を
改良することができ、さらに歯への付着を妨げることが
でき、また、飲み込み易くなるからである。この付着さ
せる食用油脂として、オイルフレーバー0.5〜4.0
%、シーズニングオイル0.5%〜20%及び/又は調
味料0.5〜20%を加えた食用油脂を用いる。使用す
る食用油脂は、特に制限されず、例を挙げるとナタネ
油、大豆油、ヒマワリ種子油、綿実油、落花生油、コー
ン油、サフラワー油、カボック油、月見草油、パーム
油、シア脂、サル脂、ヤシ油、パーム核油等の植物性油
脂並びに牛脂、ラード、魚油、鯨油等の動物性油脂があ
る。これらの油脂類は単独又は混合油、或いはそれらの
硬化、分別、エステル交換等を施した加工油脂又は合成
油脂であっても良く、液体油から融点の高い油脂に至る
まで幅広い油脂が使用できるが、精製された油脂である
ことが好ましい。特にパーム油と米油との併用、サ
フラワー油の単独使用、パーム油の単独使用が望まし
く、中でものパーム油と米油との併用が得られるパフ
スナックの米風味がさらに引き立つ点で最も望ましい。
この場合、パーム油と米油との使用割合は5:5〜9:
1、好ましくは6:4〜8:2であることが望ましい。
なお、オイルフレーバーとして、天然又は合成のもので
あって、例えば、カニ、エビ、イカ、ホタテ、ウニ、タ
ラコの香りを有するものを使用することができ、シーズ
ニングオイル又は調味料として、天然又は合成のもので
あって、例えば、カニ、エビ、イカ、ホタテ、ウニ、タ
ラコの香りを有するものを使用することができる。
等の方法で食用油脂を付着させる。舌触りなどの食感を
改良することができ、さらに歯への付着を妨げることが
でき、また、飲み込み易くなるからである。この付着さ
せる食用油脂として、オイルフレーバー0.5〜4.0
%、シーズニングオイル0.5%〜20%及び/又は調
味料0.5〜20%を加えた食用油脂を用いる。使用す
る食用油脂は、特に制限されず、例を挙げるとナタネ
油、大豆油、ヒマワリ種子油、綿実油、落花生油、コー
ン油、サフラワー油、カボック油、月見草油、パーム
油、シア脂、サル脂、ヤシ油、パーム核油等の植物性油
脂並びに牛脂、ラード、魚油、鯨油等の動物性油脂があ
る。これらの油脂類は単独又は混合油、或いはそれらの
硬化、分別、エステル交換等を施した加工油脂又は合成
油脂であっても良く、液体油から融点の高い油脂に至る
まで幅広い油脂が使用できるが、精製された油脂である
ことが好ましい。特にパーム油と米油との併用、サ
フラワー油の単独使用、パーム油の単独使用が望まし
く、中でものパーム油と米油との併用が得られるパフ
スナックの米風味がさらに引き立つ点で最も望ましい。
この場合、パーム油と米油との使用割合は5:5〜9:
1、好ましくは6:4〜8:2であることが望ましい。
なお、オイルフレーバーとして、天然又は合成のもので
あって、例えば、カニ、エビ、イカ、ホタテ、ウニ、タ
ラコの香りを有するものを使用することができ、シーズ
ニングオイル又は調味料として、天然又は合成のもので
あって、例えば、カニ、エビ、イカ、ホタテ、ウニ、タ
ラコの香りを有するものを使用することができる。
【0012】これらの食用油脂の使用量は、膨化物10
0重量部当り30〜150重量部、好ましくは40〜8
0重量部とするのが好ましい。尚、食用油脂付着時の温
度は10℃〜220 ℃、特に30〜50℃が好ましい。この食用
油脂に各種フレーバーを溶融させる場合、油脂の温度は
当該フレーバーの揮散防止の点から低温である必要があ
る。本発明のパフスナックに、海産物風味を有する調味
料を用いて味付け、風味付けを施す方法について説明す
る。本発明で使用するパフスナック用調味料は、海産物
を7〜100 重量%含み、水分を10重量%以下に調節した
海産物風味を有する調味料である。この海産物風味を有
する調味料の風味としては、特に制限する必要はない
が、例を挙げると、かに風味、えび風味、いか風味、ほ
たて風味、うに風味、たい風味、いりこ風味、たら風
味、たらこ風味等がある。したがって、使用する海産物
は、所望の風味に対応する海産物の肉、エキス、オイル
などであって、例えば、かに、えび、いか、ほたて、う
に、たい、いりこ、たら、たらこから得られたものであ
る。本発明では、これらの海産物を単独で、又は混合し
て調味料全体の7〜100 重量%になるように加える。こ
の海産物以外に必要に応じて、調味料に食塩、のり及び
わかめなどの海草、その他の成分を加えることができ
る。この本発明の海産物風味調味料を、膨化し、水分を
調整したパフスナックに対して1〜10重量%、好ましく
は2〜4重量%となるように使用する。
0重量部当り30〜150重量部、好ましくは40〜8
0重量部とするのが好ましい。尚、食用油脂付着時の温
度は10℃〜220 ℃、特に30〜50℃が好ましい。この食用
油脂に各種フレーバーを溶融させる場合、油脂の温度は
当該フレーバーの揮散防止の点から低温である必要があ
る。本発明のパフスナックに、海産物風味を有する調味
料を用いて味付け、風味付けを施す方法について説明す
る。本発明で使用するパフスナック用調味料は、海産物
を7〜100 重量%含み、水分を10重量%以下に調節した
海産物風味を有する調味料である。この海産物風味を有
する調味料の風味としては、特に制限する必要はない
が、例を挙げると、かに風味、えび風味、いか風味、ほ
たて風味、うに風味、たい風味、いりこ風味、たら風
味、たらこ風味等がある。したがって、使用する海産物
は、所望の風味に対応する海産物の肉、エキス、オイル
などであって、例えば、かに、えび、いか、ほたて、う
に、たい、いりこ、たら、たらこから得られたものであ
る。本発明では、これらの海産物を単独で、又は混合し
て調味料全体の7〜100 重量%になるように加える。こ
の海産物以外に必要に応じて、調味料に食塩、のり及び
わかめなどの海草、その他の成分を加えることができ
る。この本発明の海産物風味調味料を、膨化し、水分を
調整したパフスナックに対して1〜10重量%、好ましく
は2〜4重量%となるように使用する。
【0013】該調味料を用いてパフスナックに味付け、
風味付けを施すためには、膨化物の原料に上記海産物風
味を有する調味料を添加混合しても良いし、膨化物に調
味料を付着させても良く、更に両者を併用することもで
きる。また、上記海産物風味を有する調味料は、前記し
た食用油脂に添加して用いることもできる。この場合、
上記食用油脂を膨化物に付着させる時の食用油脂の温度
は30〜50℃が好ましい。風味付けした後に、得られ
たパフスナックの水分を7%以下、好ましくは0.5〜
2%に調整する。水分が7%を越えると膨化物に付着さ
せた調味料が、べとつく傾向があるからである。
風味付けを施すためには、膨化物の原料に上記海産物風
味を有する調味料を添加混合しても良いし、膨化物に調
味料を付着させても良く、更に両者を併用することもで
きる。また、上記海産物風味を有する調味料は、前記し
た食用油脂に添加して用いることもできる。この場合、
上記食用油脂を膨化物に付着させる時の食用油脂の温度
は30〜50℃が好ましい。風味付けした後に、得られ
たパフスナックの水分を7%以下、好ましくは0.5〜
2%に調整する。水分が7%を越えると膨化物に付着さ
せた調味料が、べとつく傾向があるからである。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、豆独特の風味をある程
度保持しつつ、さらに海産物の風味により全体として極
めてユニークな風味を呈するパフスナックを製造するこ
とができる。次に、実施例により本発明を説明する。
度保持しつつ、さらに海産物の風味により全体として極
めてユニークな風味を呈するパフスナックを製造するこ
とができる。次に、実施例により本発明を説明する。
【0015】
【実施例】えんどう豆の破砕物でほぼすべてが目開き2
800μmの篩を通過することができ、かつ該破砕物全
体の40重量%以上が、目開き2360μmの篩を通過
し且つ目開き2000μmの篩を通過し得ないものであ
る、水分14%の豆グリッツを、米の破砕物でほぼすべ
てが目開き2800μmの篩を通過することができ、か
つ該破砕物全体の40重量%以上が、目開き2360μ
mの篩を通過し且つ目開き2000μmの篩を通過し得
ないものである水分14%の米グリッツとを、50:5
0の割合で混合して、スナック原料を調製した。得られ
たスナック原料を1軸型のエクストルーダーTape.Inc.
製のコレットマシーン(2箇所に直径3mmの円形の孔
を設ダイを装着したもの)により、ダイ温度210℃、
フィード量900g/分、スクリュー回転数600rp
mの条件で膨化処理を施した後、得られた膨化物を4c
m程度の長さにカットした(膨化度11.5倍)。次い
で、膨化物を140℃、3分間の条件で熱風乾燥した
後、得られた膨化物(水分1.0%)100重量部に対
して55重量部の食用油脂(パーム油と米油とを7:3
の割合で混合したものに0.5%のシュリンプフレーバ
ーオイル(海産物風味を有するオイルフレーバー)を添
加したもの)を40°Cで噴霧した。その後、膨化物に
対して、1重量%の食塩と2重量%のエビパウダー(え
び(頭部)のエキスの濃縮物をスプレードライにより粉
末化したもの(海産物風味を有する調味料))をまぶし
た。得られたパフスナックは、豆の風味にバラつきがな
く、また、えんどう豆独特の風味をある程度保持しつ
つ、さらにえび風味が充分にあり、全体として極めてユ
ニークな風味を呈するものであった。最後に最終的な水
分を1%に調節した。
800μmの篩を通過することができ、かつ該破砕物全
体の40重量%以上が、目開き2360μmの篩を通過
し且つ目開き2000μmの篩を通過し得ないものであ
る、水分14%の豆グリッツを、米の破砕物でほぼすべ
てが目開き2800μmの篩を通過することができ、か
つ該破砕物全体の40重量%以上が、目開き2360μ
mの篩を通過し且つ目開き2000μmの篩を通過し得
ないものである水分14%の米グリッツとを、50:5
0の割合で混合して、スナック原料を調製した。得られ
たスナック原料を1軸型のエクストルーダーTape.Inc.
製のコレットマシーン(2箇所に直径3mmの円形の孔
を設ダイを装着したもの)により、ダイ温度210℃、
フィード量900g/分、スクリュー回転数600rp
mの条件で膨化処理を施した後、得られた膨化物を4c
m程度の長さにカットした(膨化度11.5倍)。次い
で、膨化物を140℃、3分間の条件で熱風乾燥した
後、得られた膨化物(水分1.0%)100重量部に対
して55重量部の食用油脂(パーム油と米油とを7:3
の割合で混合したものに0.5%のシュリンプフレーバ
ーオイル(海産物風味を有するオイルフレーバー)を添
加したもの)を40°Cで噴霧した。その後、膨化物に
対して、1重量%の食塩と2重量%のエビパウダー(え
び(頭部)のエキスの濃縮物をスプレードライにより粉
末化したもの(海産物風味を有する調味料))をまぶし
た。得られたパフスナックは、豆の風味にバラつきがな
く、また、えんどう豆独特の風味をある程度保持しつ
つ、さらにえび風味が充分にあり、全体として極めてユ
ニークな風味を呈するものであった。最後に最終的な水
分を1%に調節した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺岡 万貴 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 豆原料を含む原料をエクストルーダーに
より膨化処理するパフスナックの製造方法であって、オ
イルフレーバー、シーズニングオイル又は調味料を加え
た食用油脂を、豆原料を含む原料の膨化物に塗布し、海
産物を7〜100 重量%含み、水分を10重量%以下に調節
した海産物風味を有する調味料を用いて、パフスナック
に味付け、風味付けを施し、かつパフスナック自体の水
分を7重量%以下に調整することを特徴とするパフスナ
ックの製造方法。 - 【請求項2】 海産物風味を有する調味料の風味が、か
に風味、えび風味、いか風味、ほたて風味、うに風味、
たい風味、いりこ風味、たら風味、たらこ風味からなる
群より選択されるものであることを特徴とする請求項1
記載のパフスナックの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24449793A JP3226243B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | パフスナックの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24449793A JP3226243B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | パフスナックの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0799910A true JPH0799910A (ja) | 1995-04-18 |
JP3226243B2 JP3226243B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=17119553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24449793A Expired - Fee Related JP3226243B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | パフスナックの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3226243B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015104360A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | キユーピー株式会社 | 酸性液状調味料 |
KR20220084639A (ko) * | 2020-12-14 | 2022-06-21 | 지디앤와이 주식회사 | 오일을 정전기 분무한 신규 팽화 곡물과자 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24449793A patent/JP3226243B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015104360A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | キユーピー株式会社 | 酸性液状調味料 |
KR20220084639A (ko) * | 2020-12-14 | 2022-06-21 | 지디앤와이 주식회사 | 오일을 정전기 분무한 신규 팽화 곡물과자 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3226243B2 (ja) | 2001-11-05 |
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Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070831 Year of fee payment: 6 |
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