JPH0798955A - 磁気ディスクカートリッジ - Google Patents

磁気ディスクカートリッジ

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JPH0798955A
JPH0798955A JP24131193A JP24131193A JPH0798955A JP H0798955 A JPH0798955 A JP H0798955A JP 24131193 A JP24131193 A JP 24131193A JP 24131193 A JP24131193 A JP 24131193A JP H0798955 A JPH0798955 A JP H0798955A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
liner sheet
disk cartridge
mold
antibacterial
Prior art date
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Pending
Application number
JP24131193A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Nakayama
英比古 中山
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カートリッジ内においてカビ、バクテリア等
に起因する不良を有効に防ぎ、塵埃の除去能力が優れて
いる磁気ディスクカートリッジを提供すること。 【構成】 カートリッジ本体の内面に、磁気ディスクを
クリーニングするライナシートを具えた磁気ディスクカ
ートリッジにおいて、上記ライナーシートは、カーボン
ブラックを含むシートであり、且つ防菌防黴剤が含浸又
はコーティングされているものであることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状の可撓性磁
気記録媒体をカートリッジ本体内に回転自在に収容し
た、例えば、フロッピーディスクカートリッジの如き磁
気ディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、磁気ディスクから発生する塵埃
を除去し、且つ磁気ディスクを保護する目的で、カート
リッジ本体を構成する上下シェル内面に、ライナーシー
トが配されている。また、塵埃除去を助けるものとして
リフタと称される弾性片を備えているものもある。更
に、その塵埃除去及び捕集するという意味で流動パラフ
ィンやシリコン化合物をライナー材に含浸させ、その塵
埃除去能力の改善を図っているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気ディスクカートリッジにおいては、更に塵埃除去能
力に改善の余地があり、例えば、一旦付着したライナー
の塵埃の保持能力に未だ問題がある。また、磁気ディス
クカートリッジ内は、ある条件で発生するカビやバクテ
リア等を発生させる環境にあるが、ライナー材に塗布す
る流動パラフィンやシリコン等の化合物は優れた防菌防
黴効果があるという訳ではなく、むしろこれらはライナ
ーシートにおいて、カビ、バクテリア等の繁殖の原因、
あるいは繁殖を助長する因子となっている。
【0004】例えば、微生物による合成高分子材料の劣
化は、大別すると真菌類、細菌類及び放射線菌類の3種
類に分けられる。プラスチック及び合成ゴムなどは、一
般に天然有機材料に比較して微生物に対する抵抗性は強
い。しかし、プラスチックや合成ゴム等であっても微生
物によって、表面の変色や斑点状の劣化が生じたり、ま
た微細な穿孔を受ける場合がある。これは熱可塑性樹脂
が一般に可塑剤、安定剤、滑剤その他の配合剤を含むた
め微生物の影響を受けやすいからであり、特に上述のパ
ラフィンやその他の有機質は養分となりやすく、またセ
ルロース繊維やポリエステル繊維等は微生物の影響を特
に受け易い。
【0005】磁気ディスクカートリッジ内でカビ、バク
テリア等がこのように繁殖すると、磁気記録波形の読み
取り、書き込み及びトラッキング等が困難になることが
あり、このため商品価値が失われるおそれがあった。従
来このようなカビ、バクテリア等の影響はどの程度であ
るか余り考慮されてはいなかった。また、フロッピーデ
ィスク等の磁気記録媒体は、数年に渡って使用あるいは
保存される場合が多い。特に、長期保存、保管されたも
の、特に高温多湿地域における使用あるいは保存された
もので、カビ、バクテリア等に関するクレームが多く発
生している。このため、このようなクレームを未然に防
ぐことが急務となり、製品クレームの減少、引いてはユ
ーザーへの信頼を高め、製造メーカーとしての責任を果
たすことが課題となっている。従って、本発明の目的
は、カートリッジ内においてカビ、バクテリア等に起因
する不良を有効に防ぎ、且つ塵埃の除去能力が優れてい
る磁気ディスクカートリッジを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、カートリッジ
本体の内面に、磁気ディスクをクリーニングするライナ
シートを具えた磁気ディスクカートリッジにおいて、上
記ライナーシートは、カーボンブラックを含むシートで
あり、且つ防菌防黴剤が含浸又はコーティングされてい
るものであることを特徴とする磁気ディスクカートリッ
ジを提供することにより、上記目的を達成したものであ
る。ここで、含浸又はコーティングとは、ディピングコ
ート、スプレー塗布、その他の塗工等をいい、防菌防黴
剤をその表面、又は表層に持着することをいう。
【0007】
【作用】磁気ディスクカートリッジには、塵埃の発生を
防止するためライナーシートが設けられるが、磁気ディ
スクカートリッジ内で、カビ、バクテリア等が繁殖する
場合、このライナーシートがその温床となる場合が多々
みられる。また、ライナーには塵埃の保持能力に限界が
見られ塵埃除去能力が徐々に減少する。しかし、本発明
の磁気ディスクカートリッジは、ライナーシートに防菌
防黴剤が持着しており、カビ、バクテリア等の菌あるい
は胞子が、製造工程上あるいは出荷以降にカートリッジ
内に混入した場合でも、ライナーシートが菌やカビ等の
着床層となることがない。また、ライナーシートにカー
ボンブラックを含ませたシートを用いており、このカー
ボンブラックの混入は、黴や細菌類の養分となることは
なく、ライナーシートにおける上記防菌防黴効果を維持
し、且つ小さなゴミやほこり等塵埃の保持能力を高める
作用がある。このため長期間にわたって、磁気ディスク
不良を防止する。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る磁気ディスクカートリッ
ジの一実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明
に係る磁気ディスクカートリッジの斜視図であり、図2
は図1のカートリッジ本体内を示す内面図である。図1
及び図2に示す如く、本発明に係る磁気ディスクカート
リッジが、カートリッジ本体1の内面に、磁気ディスク
4をクリーニングするライナシート7を備えていること
は、従来の磁気ディスクカートリッジと同様である。し
かして、本発明に係る磁気ディスクカートリッジは、上
記ライナーシート7は、カーボンブラックを含むシート
であり、且つ防菌防黴剤が含浸又はコーティングされて
いるものである。
【0009】本発明に係る磁気ディスクカートリッジを
更に説明すると、カートリッジ本体1は、上シェル2と
下シェル3とからなり、磁気ディスク4が回転可能に収
納されている。上シェル2と下シェル3にはそれぞれ窓
5が形成され、磁気ディスク4は窓5を介して装置側の
ヘッドと当接する。また、窓5を開閉するためのスライ
ドシャッター6が両シェル2、3を挟んで設けられてい
る。図2に示す如く、下シェル3の内面3Aには窓部を
切り欠いた略ドーナツ状のライナーシート7が取り付け
られ、ライナーシート7面は磁気ディスク4の回転域と
なっている。また、下シェル3の所望の位置には必要に
よりリフター8が設けられ、リフター8はライナーシー
ト7を下シェル内面3Aから浮き上がらせている。この
ように構成されたライナーシート7は磁気ディスク4か
ら効率よく塵埃を採り除いており、また、ライナーシー
ト7は以下のように製造される。
【0010】ライナーシート7は、不織布、織布、場合
によってはフィルム等を裁断して用いてもよいが、好ま
しくは不織布が用いられる。ライナーシート7の材質
は、天然繊維、又は合成繊維などが用いられ、例えば、
合成繊維等の樹脂としては、レーヨン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、セルロース、アクリル樹脂、及びそ
の他の公知の樹脂等が挙げられ、これらは単独或いはこ
れらの混合物として用いることができる。
【0011】また、ライナーシート7にはカーボンブラ
ックが含まれる。カーボンブラックを含ませるには、通
常、ライナーシート7の原料となる上記樹脂にカーボン
ブラックを混合して溶融して合成繊維を形成し、これを
不織布等のライナーシートに成形することにより行うこ
とが望ましい。また、この他に、カーボンブラックの粉
末をライナーシートの繊維表面等に熱的、化学的又は物
理的処理等により直接固着させることも可能である。上
記カーボンブラックは、それ自体公知の原料及び方法に
より得られたものであっても良いが、特に天然ガスを原
料にチャンネル法で製造された粒子径15〜70nmの
ものが後述の防菌防黴効果を維持する上で望ましい。ま
た、カーボンブラックの含有量は、ライナーシート材に
対して好ましくは1〜20重量%、更に好ましくは1〜
10重量%である。
【0012】ライナーシート7に含浸、塗工、塗布等に
よってコートする防菌防黴剤は、塗料、接着剤、プラス
チックなどに用いられる工業用防菌防黴剤等が使用で
き、塩素系、ヨード系、ブロム系、トリアジン系、ビス
チオシアネート系、ジチオカルバメート系、スルホン
系、アミン系、イミダゾール系、ピロール系、芳香族化
合物系、第4級アンモニウム系、インドール系等が挙げ
られ、具体的には、次のようなものがある。
【0013】・塩素系 トリクロルイソシアヌール酸、ジクロルイソシアヌール
酸カリウム、ジクロルジメチルヒダントイン、p−トル
エンスルホンクロラミドナトリウム、p−トルエンスル
ホンジクロラミド。 ・ヨード系 ヨード・ポリビニルピロリドン複合体、ヨード・ポリエ
チレングリコールモノノニルフェニルエーテル複合体、
p−トリルヨードメチルスルホン、p−クロルフェニル
ジヨードメチルスルホン。
【0014】・ブロム系 ブロムクロルジメチルヒダントイン、2,2’−ジブロ
ム−3−ニトリルプロピオアミド、ビス(1,4−ジブ
ロムアセトキシ)−2−ブテン、1,2−ジブロム−
2,4−ジシアノブタン、2−ブロム−2−ニトロプロ
パン−1,3−ジオール、ベンジルブロムアセテート。 ・トリアジン系 2−(ヒドロキシメチル)−S−トリアジン、ヘキサヒ
ドロ−1,3,5−トリエチル−S−トリアジン。
【0015】・ビスチオシアネート系 メチレンビスチオシアネート、ビニレンビスチオシアネ
ート、モノクロルエチレンビスチオシアネート。 ・ジチオカルバメート系 ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム、エチレンビス
ジチオカルバミン酸二ナトリウム、ジメチルジチオカル
バミン酸亜鉛。 ・スルホン系 ビス(トリクロルメチル)スルホン、trans−1,
2−ビス(n−プロピルスルホニル)エチレン、2,
3,5,6−テトラクロル−−4−(メチルスルホニ
ル)ピリジン、また、下記化1式で示されるN,N−ジ
メチル−N’−フェニル−N’−(フルオロジクロルメ
チルチオ)スルファミド等。
【0016】・アミン系 N−ココトリメチレンジアミン、N−〔α−(1−ニト
ロエチル)ベンジル〕エチレンジアミン、2−(ヒドロ
キシメチル)アミノエタノール。 ・イミドゾール系 2−(4−チオゾリル)ベンズイミダゾール。
【0017】・ピロール系 N−(トリクロルメチルチオ)フタルイミド、N−(フ
ルオロジクロルメチルチオ)フタルイミド、N−トリク
ロルメチルメルカプロ−4−シクロヘキセン−1,2−
ジカルボキシイミド、N−1,1,2,2−テトラクロ
ルエチルチオテトラヒドロフタルイミド、N−(トリク
ロルメチルチオ)−4−シクロヘキセン−1,2−ジカ
ルボキシイミド、N−(トリクロルメチルチオ)フタル
イミドアクロレイン。
【0018】・ジオキサボリナン系 2,6−ジメチル−1,3−ジオキサノール−4−アセ
テート、トリス−(ヒドロキシメチル)ニトロメタン、
テトラクロルイソフタロニトリル、1−(3−クロルア
リル)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニアアダマン
タンクロリド。
【0019】・芳香族化合物 フェノールエール誘導体:10,10’−オキシビスフ
ェノキサアルシン。 アニリド誘導体:3,4’,5−トリブロムサリチルア
ニリド。 又、第4級アンモニウム化合物も殺菌作用に優れたもの
があり、その主なものとしては次のものが挙げられる。
ジイソブチルクレゾキシエトキシエチルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロリド、ジイソブチルフェノキシエト
キシエチルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ジ
イソブチルフェノキシエトキシエチルトリメチルアンモ
ニウムクロリド、メチルドデシルベンジルトリメチルア
ンモニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムブ
ロミド、セチルピリジニウムクロリド。
【0020】更にビスビグアニドタイプの化合物も強い
殺菌力をもっており、具体的にはクロルヘキシジン等が
挙げられる。インドール化合物も適しており、具体的に
は3−(5’−ニトロ−2’−フルフリルジン)−オキ
シインドール等が防菌防黴効果を有している。
【0021】・その他の化合物 4−(2−ニトロブチル)モルホリン、4,4’−(2
−エチル−2−ニトロトリメチレン)ジモルホリン、テ
トラヒドロ−3,5−ジメチル−2H−1,3,5−チ
アジアジン−2−チオン、ピリジンチオンナトリウム、
1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン、2−n−オ
クチル−4−イソチアゾリン−3−オン。これらの中で
も、イミダゾール系、スルホン系、及び芳香族化合物系
等が好ましく使用される。
【0022】上記防菌防黴剤をライナー材に含浸又はコ
ーティングする方法としては、ライナー材を直接防菌防
黴剤溶液に含浸する方法、塗布、塗工する方法等があ
り、例えば、デッピングコート、スプレーによる塗布、
グラビアロールによる塗工など一般に利用されている方
法でよく、これらに制限されるものではない。塗布量
は、ライナーシートに対して0.001〜2重量%程度
で用いるこが好ましく、用いる防菌防黴剤によって多少
異なる。
【0023】以上の如く構成された磁気ディスクカート
リッジでは、後述の実験結果からも明らかなように、塵
埃除去能力が高く、ライナーシート7は防菌防黴効果を
充分に発揮する。このため、カビ、バクテリア等の菌あ
るいは胞子が増殖せず、製造工程上あるいは出荷以降に
磁気ディスクの読み込み、書き出し不良等を起こす原因
となるおそれがない。
【0024】尚、上記実施例においては、ライナーシー
ト7を下シェル3に取り付けたが、これに限るものでは
ない。ライナーシート7を上シェル2に取り付けてもよ
く、更には両方に取り付けても良い。また、塵埃等の除
去を高めるためにリフターの代わりに、又はリフターと
共にライナーシートに効果を阻害しない範囲で流動パラ
フィンやシリコン化合物を塗布しても良い。
【0025】次に、本実施例に用いるライナーシートの
防菌防黴効果についての評価を比較例と共に行った。 ・実施例1 ライナーシートの原料としてポリエチレンテレフタレー
トチップを用い、この樹脂に粒子径15nmのカーボン
ブラックを6重量%混合し、これを溶融混合して常法に
より不織布を形成した。かかる不織布を用い、防菌防黴
剤として、2−(4−チアゾリル)イミダゾールを50
0ppm となるようにスプレー塗布した(エタノール溶
媒)。そして、これをライナーシートに成形して磁気デ
ィスクカートリッジを作製した。上記実施例1で得られ
た不織布及び磁気ディスクカートリッジについて、以下
の防菌防黴の評価及びクリーニングの性能試験を行っ
た。その結果を表1に示した。
【0026】防菌防黴の評価 不織布(7cm×7cmに切取り、10枚用意した)に各種
のカビの胞子懸濁液を接種し、市販のGPLP寒天培地
に置き、30℃で7日間静置培養後、生育したカビのコ
ロニーを計測した。 *カビ種類 アスパギルス ニガー(Aspergillus niger )アス
パギルス フラヴィス(Aspergillus flavus)ペニシ
リウム サイトリウム(Penicillium citrinum)デョ
トリウム グリボシュム(Dhaetomium glibosum )ク
ラァドスポリウム ハベリウム(Cladosporrium herbar
um)クラァドスポリウム クラァドスポロジウス)
(Cladosporrium cladpsporoides)。
【0027】クリーニング性能試験 本試験は、磁気ヘッド面にウインドを介して拡大カメラ
を臨ませ、実施品及び比較品の磁気ディスクの表面に残
存する塵埃の数を1個ずつ計数することによって各ライ
ナーのクリーニングの性能試験を行った。 初期クリーニング性能 先ず、磁気ディスクを24rpmの回転速度で回転さ
せ、この際に磁気ディスク表面をカメラで25回連続的
に撮影して、これら撮影部位に残存する塵埃を1個ずつ
計数して各撮影部位における塵埃の残存数を計測して磁
気ディスクの表面全体の計数値を加算する。 一定期間使用後のクリーニング性能 次に、5℃、20%RHの環境下で5時間、30rpmの
回転速度で磁気ディスクを回転させた後、と同様に塵
埃の残存数を計測する。
【0028】・実施例2 実施例1と同様のライナーに防菌防黴剤として、10,
10’−オキシビスフェノキサアルシンを100ppm
塗布した(エタノール溶媒)以外は、実施例1と同様で
ある。上記実施例2で得られた不織布及び磁気ディスク
カートリッジについて、以下の防菌防黴の評価及びクリ
ーニングの性能試験を行った。その結果を表1に示し
た。
【0029】比較例1 実施例1に防菌防黴剤を含有させない以外は、実施例1
と同様である。上記比較例1で得られた不織布及び磁気
ディスクカートリッジについて、以下の防菌防黴の評価
及びクリーニングの性能試験を行った。その結果を表1
に示した。
【0030】比較例2 実施例1のライナーシートにカーボンブラックを混合せ
ず、また防菌防黴剤を含有させない以外は、実施例1と
同様である。上記比較例2で得られた不織布及び磁気デ
ィスクカートリッジについて、以下の防菌防黴の評価及
びクリーニングの性能試験を行った。その結果を表1に
示した。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】本発明に係る磁気ディスクカートリッジ
は、カートリッジ内においてカビ、バクテリア等に起因
する不良を有効に防止ぎ、且つ塵埃の除去能力が優れて
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気ディスクカートリッジの斜視
図である。
【図2】図1のカートリッジ本体内を示す内面図であ
る。
【符号の説明】
1 カートリッジ本体 2 上シェル 3 下シェル 4 磁気ディスク 7 ライナーシート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジ本体の内面に、磁気ディス
    クをクリーニングするライナシートを具えた磁気ディス
    クカートリッジにおいて、 上記ライナーシートは、カーボンブラックを含むシート
    であり、且つ防菌防黴剤が含浸又はコーティングされて
    いるものであることを特徴とする磁気ディスクカートリ
    ッジ。
JP24131193A 1993-09-28 1993-09-28 磁気ディスクカートリッジ Pending JPH0798955A (ja)

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