JPH0798534B2 - 容器蓋洗浄装置 - Google Patents
容器蓋洗浄装置Info
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- JPH0798534B2 JPH0798534B2 JP21131287A JP21131287A JPH0798534B2 JP H0798534 B2 JPH0798534 B2 JP H0798534B2 JP 21131287 A JP21131287 A JP 21131287A JP 21131287 A JP21131287 A JP 21131287A JP H0798534 B2 JPH0798534 B2 JP H0798534B2
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- Japan
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- container lid
- cleaning liquid
- stationary guide
- guide member
- cleaning
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Description
【発明の詳細な説明】 ＜技術分野＞ 本発明は、容器蓋に滅菌水の如き洗浄液を噴射して洗浄
するための容器蓋洗浄装置に関する。
するための容器蓋洗浄装置に関する。
＜背景技術＞ 飲食料の包装方式として、包装後に滅菌する通常の方式
に代えて、近時においては、容器，容器蓋及び内容物を
夫々別個に滅菌し、次いで滅菌雰囲気下で内容物の充填
及び容器蓋の装着を遂行する滅菌包装（アセプティック
包装）が提案され、実用化が計られている。
に代えて、近時においては、容器，容器蓋及び内容物を
夫々別個に滅菌し、次いで滅菌雰囲気下で内容物の充填
及び容器蓋の装着を遂行する滅菌包装（アセプティック
包装）が提案され、実用化が計られている。
かような滅菌包装における容器蓋の滅菌方法としては、
紫外線又は放射線を照射する方法、及び酸化エチレンガ
ス又は過酸化水素等の薬剤を吹付ける方法が提案されて
いるが、前者は設備コスト及び滅菌効果等に問題を有
し、それ故に、後者が一般に採用される傾向にある。
紫外線又は放射線を照射する方法、及び酸化エチレンガ
ス又は過酸化水素等の薬剤を吹付ける方法が提案されて
いるが、前者は設備コスト及び滅菌効果等に問題を有
し、それ故に、後者が一般に採用される傾向にある。
然るに、本発明者等の研究及び実験によれば、酸化エチ
レンガス又は過酸化水素等の薬剤を吹付けて容器蓋を滅
菌する場合、容器蓋に薬剤が幾分か残留し、従って滅菌
の後に残留薬剤を充分確実に除去することが重要である
ことが判明した。薬剤が除去されることなく容器蓋に残
留せしめられると、内容物の風味に悪影響を与えるのみ
ならず、衛生上の問題を惹起する恐れがある。
レンガス又は過酸化水素等の薬剤を吹付けて容器蓋を滅
菌する場合、容器蓋に薬剤が幾分か残留し、従って滅菌
の後に残留薬剤を充分確実に除去することが重要である
ことが判明した。薬剤が除去されることなく容器蓋に残
留せしめられると、内容物の風味に悪影響を与えるのみ
ならず、衛生上の問題を惹起する恐れがある。
残留薬剤の除去は、滅菌後に容器蓋に、例えば滅菌水
（滅菌処理した水）の如き洗浄液を噴射することによっ
て効果的に遂行し得ることが実験的に確認されている。
しかしながら、容器蓋のかような洗浄を能率的に遂行
し、実用化を可能にする装置は、これまで提案されてい
なかった。
（滅菌処理した水）の如き洗浄液を噴射することによっ
て効果的に遂行し得ることが実験的に確認されている。
しかしながら、容器蓋のかような洗浄を能率的に遂行
し、実用化を可能にする装置は、これまで提案されてい
なかった。
＜発明の課題＞ 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
たる課題は、洗浄後の噴射による容器蓋の洗浄を高能率
で遂行することができ、特にそれに限定されることなく
種々の用途に適用することができるが、殊に上述した滅
菌包装において容器蓋から残留薬剤を除去するのに好都
合に適用することができる、新規且つ優れた容器蓋洗浄
装置を提供することである。
たる課題は、洗浄後の噴射による容器蓋の洗浄を高能率
で遂行することができ、特にそれに限定されることなく
種々の用途に適用することができるが、殊に上述した滅
菌包装において容器蓋から残留薬剤を除去するのに好都
合に適用することができる、新規且つ優れた容器蓋洗浄
装置を提供することである。
＜発明の解決手段＞ 本発明によれば、上記課題を達成するために、洗浄すべ
き容器蓋の高さに対応した所定間隔を置いて相互に平行
に延在して両者間に容器蓋搬送路を規定し、且つ夫々洗
浄液通過開口を有する一対の静止案内手段と、 該一対の静止案内手段によって規定される該容器蓋搬送
路の片側を延びる静止案内部材と、 該静止案内部材に対向して該容器蓋搬送路の他側を延び
る作用走行部を有する被駆動無端ベルトを含み、該静止
案内部材と該無端ベルトの該作用走行部との間に洗浄す
べき容器蓋を挟み、該静止案内部材に沿って容器蓋を転
動せしめて該容器蓋搬送路を通して容器蓋を搬送するた
めのベルト機構と、 該一対の静止案内手段の一方に形成されている該洗浄液
通過開口を通して容器蓋に洗浄液を噴射するための洗浄
液噴射ノズル、及び該一対の静止案内手段の他方に形成
されている該洗浄液通過開口を通して容器蓋に洗浄液を
噴射するための洗浄液噴射ノズルを含む洗浄液噴射手段
と、 を具備することを特徴とする容器蓋洗浄装置が提供され
る。
き容器蓋の高さに対応した所定間隔を置いて相互に平行
に延在して両者間に容器蓋搬送路を規定し、且つ夫々洗
浄液通過開口を有する一対の静止案内手段と、 該一対の静止案内手段によって規定される該容器蓋搬送
路の片側を延びる静止案内部材と、 該静止案内部材に対向して該容器蓋搬送路の他側を延び
る作用走行部を有する被駆動無端ベルトを含み、該静止
案内部材と該無端ベルトの該作用走行部との間に洗浄す
べき容器蓋を挟み、該静止案内部材に沿って容器蓋を転
動せしめて該容器蓋搬送路を通して容器蓋を搬送するた
めのベルト機構と、 該一対の静止案内手段の一方に形成されている該洗浄液
通過開口を通して容器蓋に洗浄液を噴射するための洗浄
液噴射ノズル、及び該一対の静止案内手段の他方に形成
されている該洗浄液通過開口を通して容器蓋に洗浄液を
噴射するための洗浄液噴射ノズルを含む洗浄液噴射手段
と、 を具備することを特徴とする容器蓋洗浄装置が提供され
る。
＜発明の作用＞ 本発明の容器蓋洗浄装置においては、洗浄すべき容器蓋
が静止案内部材に沿って転動しながら容器蓋搬送路を移
動する間に、容器蓋の外側と内側の双方から洗浄液が噴
射され、かくして容器蓋の全領域が充分確実に洗浄され
る。
が静止案内部材に沿って転動しながら容器蓋搬送路を移
動する間に、容器蓋の外側と内側の双方から洗浄液が噴
射され、かくして容器蓋の全領域が充分確実に洗浄され
る。
＜発明の好適具体例＞ 以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された
容器蓋洗浄装置の好適具体例について詳細に説明する。
容器蓋洗浄装置の好適具体例について詳細に説明する。
第１図及び第２図を参照して説明すると、図示の装置
は、実質上水平に延在する支持基台２を有する支持フレ
ーム４を具備している。上支持基台２には、その長手方
向に直線状に延びる細長い開口６が形成されている。そ
して、この開口６に沿ってその上方に、容器蓋搬送部８
が設けられている。かかる容器蓋搬送路８の下面は下側
静止案内手段10によって規定され、上面は上側静止案内
手段12によって規定されている。下側案内手段10は、幅
方向（第１図において上下方向、第２図において左右方
向）に間隔を置いて上記支持基台２上に装着され、上記
開口６の両側に沿って相互に平行に延びる一対の平板部
材14及び16から構成されている。洗浄すべき容器蓋Ｃの
外径に応じて平板部材14及び16間の幅方向間隔を適宜に
調整することができるように、一対の平板部材14及び16
の少なくとも一方、例えば平板部材16は、幅方向の位置
調整自在に上記支持基台２上に装着されているのが好都
合である。後の説明から明らかになる如く、一対の平板
部材14及び16間の間隔は、洗浄液通過開口18を構成す
る。上側案内手段12も、同様に、幅方向に間隔を置いて
装着され、上記開口６の両側に沿って相互に平行に延び
る一対の平板部材20及び22から構成されている。平板部
材20は、長手方向に間隔を置いて配置された２個の間隔
ブロック24を介在せしめて、締結ボルト26によって上記
下側案内手段10の平板部材14に固定されている。同様
に、平板部材22は、長手方向に間隔を置いて配置された
２個の間隔スリーブ28を介在せしめて、締結ボルト30に
よって上記下側案内手段10の平板部材16に固定されてい
る。平板部材20及び22間の間隔も、後の説明から明らか
になる如く、洗浄液通過開口32を形成する。下側案内手
段10と上側案内手段12との上下方向間隔、従って平板部
材14及び16と平板部材20及び22との上下方向間隔は、洗
浄すべき容器蓋Ｃの高さに対応した値、更に詳しくは洗
浄すべき容器蓋Ｃの高さと実質上同一乃至それより若干
大きい値に設定されている。かかる間隔は、上記間隔ブ
ロック24及び間隔スリーブ28を異なった高さのものに交
換することによって、洗浄すべき容器蓋Ｃの高さに応じ
て適宜に変更することができる。
は、実質上水平に延在する支持基台２を有する支持フレ
ーム４を具備している。上支持基台２には、その長手方
向に直線状に延びる細長い開口６が形成されている。そ
して、この開口６に沿ってその上方に、容器蓋搬送部８
が設けられている。かかる容器蓋搬送路８の下面は下側
静止案内手段10によって規定され、上面は上側静止案内
手段12によって規定されている。下側案内手段10は、幅
方向（第１図において上下方向、第２図において左右方
向）に間隔を置いて上記支持基台２上に装着され、上記
開口６の両側に沿って相互に平行に延びる一対の平板部
材14及び16から構成されている。洗浄すべき容器蓋Ｃの
外径に応じて平板部材14及び16間の幅方向間隔を適宜に
調整することができるように、一対の平板部材14及び16
の少なくとも一方、例えば平板部材16は、幅方向の位置
調整自在に上記支持基台２上に装着されているのが好都
合である。後の説明から明らかになる如く、一対の平板
部材14及び16間の間隔は、洗浄液通過開口18を構成す
る。上側案内手段12も、同様に、幅方向に間隔を置いて
装着され、上記開口６の両側に沿って相互に平行に延び
る一対の平板部材20及び22から構成されている。平板部
材20は、長手方向に間隔を置いて配置された２個の間隔
ブロック24を介在せしめて、締結ボルト26によって上記
下側案内手段10の平板部材14に固定されている。同様
に、平板部材22は、長手方向に間隔を置いて配置された
２個の間隔スリーブ28を介在せしめて、締結ボルト30に
よって上記下側案内手段10の平板部材16に固定されてい
る。平板部材20及び22間の間隔も、後の説明から明らか
になる如く、洗浄液通過開口32を形成する。下側案内手
段10と上側案内手段12との上下方向間隔、従って平板部
材14及び16と平板部材20及び22との上下方向間隔は、洗
浄すべき容器蓋Ｃの高さに対応した値、更に詳しくは洗
浄すべき容器蓋Ｃの高さと実質上同一乃至それより若干
大きい値に設定されている。かかる間隔は、上記間隔ブ
ロック24及び間隔スリーブ28を異なった高さのものに交
換することによって、洗浄すべき容器蓋Ｃの高さに応じ
て適宜に変更することができる。
上記容器蓋搬送路８の幅方向片側（第１図において上
側、第２図において右側）には、静止案内部材34が配設
されている。かかる静止案内部材34は、容器蓋搬送路８
に沿って延びる細長い支持部材36と、この支持部材36の
表面に固定された表面層38とを有する。表面層38は、高
摩擦係数を有する材料、例えばウレタンゴムの如き合成
ゴム、から形成されているのが好都合である。上記支持
部材36の裏面には、その長手方向に間隔を置いて幅方向
外側へ延びる２本のネジ軸40が固定されている。これに
対応して、上記平板部材16には、その外側縁から上方に
立上る２個の直立片42が、長手方向に間隔を置いて形成
されている。上記ねじ軸40は、直立片42に形成されてい
る孔に挿通され、ナット対43によって固定される。かく
して、静止案内部材34は、幅方向（第１図において上下
方向、第２図において左右方向）に位置調整自在に、上
記平板部材16の直立片42に装着されている。静止案内部
材34自体には、長手方向に間隔を置いた２個の部位に
て、長手方向に延在する開口44が形成されている。
側、第２図において右側）には、静止案内部材34が配設
されている。かかる静止案内部材34は、容器蓋搬送路８
に沿って延びる細長い支持部材36と、この支持部材36の
表面に固定された表面層38とを有する。表面層38は、高
摩擦係数を有する材料、例えばウレタンゴムの如き合成
ゴム、から形成されているのが好都合である。上記支持
部材36の裏面には、その長手方向に間隔を置いて幅方向
外側へ延びる２本のネジ軸40が固定されている。これに
対応して、上記平板部材16には、その外側縁から上方に
立上る２個の直立片42が、長手方向に間隔を置いて形成
されている。上記ねじ軸40は、直立片42に形成されてい
る孔に挿通され、ナット対43によって固定される。かく
して、静止案内部材34は、幅方向（第１図において上下
方向、第２図において左右方向）に位置調整自在に、上
記平板部材16の直立片42に装着されている。静止案内部
材34自体には、長手方向に間隔を置いた２個の部位に
て、長手方向に延在する開口44が形成されている。
上記容器蓋搬送路８の幅方向反対側（第１図において下
側、第２図において左側）には、全体を番号46で示すベ
ルト機構が配設されている。このベルト機構46は、上記
支持基台２に回転自在に装着された直立回転軸48,50及
び52を含んでいる。回転軸48には上下方向に配列された
２個の被駆動プーリ54が固定され、回転軸50には上下方
向に配列された２個の従動プーリ56が固定されている。
そして、上側被駆動プーリ54と上側従動プーリ56とに
は、上側無端ベルト58aが巻掛けられており、下側被駆
動プーリ54と下側従動プーリ56とには、下側無端ベルト
58bが巻掛けられている。上記回転軸52には上下方向に
配設された２個の緊張プーリか60が固定されており、上
側緊張プーリ60は上側無端ベルト58aに作用し、下側緊
張プーリ60は下側無端ベルト58bに作用する。上記回転
軸48は電動モータでよい駆動源（図示していない）に連
結されており、上側及び下側被駆動プーリ54は矢印61で
示す方向に回転駆動される。ベルト機構46は、更に、容
器蓋搬送路８に沿って延びるベルト案内部材62を含んで
いる。かかるベルト案内部材62は、上記間隔ブロック24
の側面に固定することによって、所定位置に装着されて
いる。ベルト案内部材62の表面には、上下方向に所定間
隔を置いて長手方向に延びる２本の案内溝が形成されて
おり、上記上側無端ベルト58a及び下側無端ベルト58bの
作用走行部は、夫々案内溝に沿って延びている。上側無
端ベルト58a及び下側無端ベルト58bは、高摩擦係数を有
する材料、例えばウレタンゴムの如き合成ゴム、から形
成されているのが好都合である。上記ベルト案内部材62
には、上記静止案内部材34と同様に、長手方向に間隔を
置いた２個の部位にて、長手方向に延在する開口66も形
成されている。
側、第２図において左側）には、全体を番号46で示すベ
ルト機構が配設されている。このベルト機構46は、上記
支持基台２に回転自在に装着された直立回転軸48,50及
び52を含んでいる。回転軸48には上下方向に配列された
２個の被駆動プーリ54が固定され、回転軸50には上下方
向に配列された２個の従動プーリ56が固定されている。
そして、上側被駆動プーリ54と上側従動プーリ56とに
は、上側無端ベルト58aが巻掛けられており、下側被駆
動プーリ54と下側従動プーリ56とには、下側無端ベルト
58bが巻掛けられている。上記回転軸52には上下方向に
配設された２個の緊張プーリか60が固定されており、上
側緊張プーリ60は上側無端ベルト58aに作用し、下側緊
張プーリ60は下側無端ベルト58bに作用する。上記回転
軸48は電動モータでよい駆動源（図示していない）に連
結されており、上側及び下側被駆動プーリ54は矢印61で
示す方向に回転駆動される。ベルト機構46は、更に、容
器蓋搬送路８に沿って延びるベルト案内部材62を含んで
いる。かかるベルト案内部材62は、上記間隔ブロック24
の側面に固定することによって、所定位置に装着されて
いる。ベルト案内部材62の表面には、上下方向に所定間
隔を置いて長手方向に延びる２本の案内溝が形成されて
おり、上記上側無端ベルト58a及び下側無端ベルト58bの
作用走行部は、夫々案内溝に沿って延びている。上側無
端ベルト58a及び下側無端ベルト58bは、高摩擦係数を有
する材料、例えばウレタンゴムの如き合成ゴム、から形
成されているのが好都合である。上記ベルト案内部材62
には、上記静止案内部材34と同様に、長手方向に間隔を
置いた２個の部位にて、長手方向に延在する開口66も形
成されている。
容器蓋洗浄装置は、更に、多数の洗浄液噴射ノズルを含
む洗浄液噴射手段を具備していることが重要である。図
示の具体例においては、容器蓋搬送路８の下面を規定す
る下側案内手段10における洗浄液通過開口18に関連して
６本の洗浄液噴射ノズル68が配設されていると共に、容
器蓋搬送路８の上面を規定する上側案内手段12における
洗浄液通過開口32に関連して５本の洗浄液噴射ノズル70
が配設されている。更に、上記静止案内部材34に形成さ
れた２個の開口44に関連して２本の洗浄液噴射ノズル72
が配設され、上記ベルト案内部材62に形成された２個の
開口66に関連して２本の洗浄液噴射ノズル74が配設さ
れ、そして更に、容器蓋搬送路８の入口部に関連して１
本の洗浄液噴射ノズル76が配設されている。かような洗
浄液噴射ノズル68,70,72,74及び76は、例えば滅菌処理
した滅菌水でよい洗浄液の供給源（図示していない）に
接続されており、後述する如く、容器蓋搬送路８を通し
て搬送される容器蓋Ｃに洗浄液を噴射する。
む洗浄液噴射手段を具備していることが重要である。図
示の具体例においては、容器蓋搬送路８の下面を規定す
る下側案内手段10における洗浄液通過開口18に関連して
６本の洗浄液噴射ノズル68が配設されていると共に、容
器蓋搬送路８の上面を規定する上側案内手段12における
洗浄液通過開口32に関連して５本の洗浄液噴射ノズル70
が配設されている。更に、上記静止案内部材34に形成さ
れた２個の開口44に関連して２本の洗浄液噴射ノズル72
が配設され、上記ベルト案内部材62に形成された２個の
開口66に関連して２本の洗浄液噴射ノズル74が配設さ
れ、そして更に、容器蓋搬送路８の入口部に関連して１
本の洗浄液噴射ノズル76が配設されている。かような洗
浄液噴射ノズル68,70,72,74及び76は、例えば滅菌処理
した滅菌水でよい洗浄液の供給源（図示していない）に
接続されており、後述する如く、容器蓋搬送路８を通し
て搬送される容器蓋Ｃに洗浄液を噴射する。
図示の装置においては、上記洗浄液噴射ノズル68,70,7
2,74及び76から噴射される洗浄液の飛散乃至散逸を防止
するカバー手段78も配設されている。このカバー手段78
は、支持基台２に沿ってその上方を延びる上側カバー部
材80と、支持基台２に沿ってその下方を延びる下側カバ
ー部材82とから構成されている。下側カバー部材82は、
幅方向中央部が最も下降せしめられた形状であり、その
幅方向中央部には排液管84が接続されている。
2,74及び76から噴射される洗浄液の飛散乃至散逸を防止
するカバー手段78も配設されている。このカバー手段78
は、支持基台２に沿ってその上方を延びる上側カバー部
材80と、支持基台２に沿ってその下方を延びる下側カバ
ー部材82とから構成されている。下側カバー部材82は、
幅方向中央部が最も下降せしめられた形状であり、その
幅方向中央部には排液管84が接続されている。
図示の容器蓋洗浄装置には、更に、上記容器蓋搬送路８
の上流に容器蓋Ｃを供給するための供給シュート86と、
上記容器蓋搬送路８の下流端から排出される容器蓋Ｃを
受入れるための排出シュート88が付設されている。
の上流に容器蓋Ｃを供給するための供給シュート86と、
上記容器蓋搬送路８の下流端から排出される容器蓋Ｃを
受入れるための排出シュート88が付設されている。
上述した通りの容器蓋洗浄装置の作用効果を要約して説
明すれば、次の通りである。
明すれば、次の通りである。
例えば、酸化エチレンガス又た過酸化水素等の薬剤を吹
付けて滅菌処理された容器蓋でよい、洗浄すべき容器蓋
Ｃは、供給シュート86を通して容器蓋搬送路８に供給さ
れる。第２図に図示する如く、円形天面壁とこの天面壁
の周縁から垂下する円筒状スカート壁とを有する容器蓋
Ｃは、天面壁が上方に位置する正立状態で容器蓋搬送路
８に供給され、従って、容器蓋Ｃのスカート壁の自由端
が、下側静止案内手段10を構成する一対の平板部材14及
び16上に載置されるのが好都合である。容器蓋搬送路８
に供給された容器蓋Ｃは、そのスカート壁が静止案内部
材34とベルト機構46の上側及び下側無端ベルト58a及び5
8bの作用走行部との間に挟み込まれる。上側及び下側無
端ベルト58a及び58bの作用走行部は矢印61で示す方向に
駆動されているのに対して、静止案内部材34は静止せし
められている故に、両者間に挟み込まれた容器蓋Ｃは、
第１図に矢印94で示す如く、静止案内部材34の表面に沿
って転動しながら、容器蓋搬送路８を通して搬送され
る。そして、容器蓋搬送路８を通して容器蓋Ｃが搬送さ
れる間に、洗浄液噴射ノズル70から噴射される洗浄液が
上方から容器蓋Ｃの外面に作用し、洗浄液噴射ノズル68
から噴射される洗浄液が下方から容器蓋Ｃの内面に作用
する。更に、洗浄液噴射ノズル72から噴射される洗浄液
が、静止案内部材34に形成されている開口44を通って片
側（第１図において上側、第２図において右側）から容
器蓋Ｃに作用し、洗浄液噴射ノズル74から噴射される洗
浄液が、ベルト案内部材62に形成されている開口66を通
って他側（第１図において下側、第２図において左側）
から容器蓋Ｃに作用し、そしてまた、洗浄液噴射ノズル
76から噴射される洗浄液が、供給シュート86から容器蓋
搬送路８に供給される容器蓋Ｃに作用する。かようにし
て、容器蓋Ｃが静止案内部材34の表面に沿って転動しな
がら容器蓋搬送路８を通って搬送される間に、容器蓋Ｃ
はその全体に渡って洗浄液の作用を充分に受けて所要通
りに洗浄される。
付けて滅菌処理された容器蓋でよい、洗浄すべき容器蓋
Ｃは、供給シュート86を通して容器蓋搬送路８に供給さ
れる。第２図に図示する如く、円形天面壁とこの天面壁
の周縁から垂下する円筒状スカート壁とを有する容器蓋
Ｃは、天面壁が上方に位置する正立状態で容器蓋搬送路
８に供給され、従って、容器蓋Ｃのスカート壁の自由端
が、下側静止案内手段10を構成する一対の平板部材14及
び16上に載置されるのが好都合である。容器蓋搬送路８
に供給された容器蓋Ｃは、そのスカート壁が静止案内部
材34とベルト機構46の上側及び下側無端ベルト58a及び5
8bの作用走行部との間に挟み込まれる。上側及び下側無
端ベルト58a及び58bの作用走行部は矢印61で示す方向に
駆動されているのに対して、静止案内部材34は静止せし
められている故に、両者間に挟み込まれた容器蓋Ｃは、
第１図に矢印94で示す如く、静止案内部材34の表面に沿
って転動しながら、容器蓋搬送路８を通して搬送され
る。そして、容器蓋搬送路８を通して容器蓋Ｃが搬送さ
れる間に、洗浄液噴射ノズル70から噴射される洗浄液が
上方から容器蓋Ｃの外面に作用し、洗浄液噴射ノズル68
から噴射される洗浄液が下方から容器蓋Ｃの内面に作用
する。更に、洗浄液噴射ノズル72から噴射される洗浄液
が、静止案内部材34に形成されている開口44を通って片
側（第１図において上側、第２図において右側）から容
器蓋Ｃに作用し、洗浄液噴射ノズル74から噴射される洗
浄液が、ベルト案内部材62に形成されている開口66を通
って他側（第１図において下側、第２図において左側）
から容器蓋Ｃに作用し、そしてまた、洗浄液噴射ノズル
76から噴射される洗浄液が、供給シュート86から容器蓋
搬送路８に供給される容器蓋Ｃに作用する。かようにし
て、容器蓋Ｃが静止案内部材34の表面に沿って転動しな
がら容器蓋搬送路８を通って搬送される間に、容器蓋Ｃ
はその全体に渡って洗浄液の作用を充分に受けて所要通
りに洗浄される。
かくして洗浄された容器蓋Ｃは、排出シュート88を通し
て、例えば滅菌雰囲気下における滅菌包装場所へ送給さ
れる。洗浄液噴射ノズル68,70,72,74,及び76から噴射さ
れた洗浄液は、排液管84を通して回収される。
て、例えば滅菌雰囲気下における滅菌包装場所へ送給さ
れる。洗浄液噴射ノズル68,70,72,74,及び76から噴射さ
れた洗浄液は、排液管84を通して回収される。
第１図は、本発明に従って構成された容器蓋洗浄装置の
好適具体例を、一部を切欠いて示す平面図。 第２図は、第１図の容器蓋洗浄装置の横断面図。 ８……容器蓋搬送路 10……下側静止案内手段 12……上側静止案内手段 14及び16……平板部材 18……洗浄液通過開口 20及び22……平板部材 32……洗浄液通過開口 34……静止案内部材 46……ベルト機構 58a及び58b……無端ベルト 68,70,72,74及び76……洗浄液噴射ノズル Ｃ……容器蓋
好適具体例を、一部を切欠いて示す平面図。 第２図は、第１図の容器蓋洗浄装置の横断面図。 ８……容器蓋搬送路 10……下側静止案内手段 12……上側静止案内手段 14及び16……平板部材 18……洗浄液通過開口 20及び22……平板部材 32……洗浄液通過開口 34……静止案内部材 46……ベルト機構 58a及び58b……無端ベルト 68,70,72,74及び76……洗浄液噴射ノズル Ｃ……容器蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野崎 幸仁 神奈川県平塚市長瀞２番12号 日本クラウ ンコルク株式会社平塚工場内 (72)発明者 立田 雅一 神奈川県平塚市長瀞２番12号 日本クラウ ンコルク株式会社平塚工場内
Claims (8)
- 【請求項１】洗浄すべき容器蓋の高さに対応した所定間
隔を置いて相互に平行に延在して両者間に容器蓋搬送路
を規定し、且つ夫々洗浄液通過開口を有する一対の静止
案内手段と、 該一対の静止案内手段によって規定される該容器蓋搬送
路の片側を延びる静止案内部材と、 該静止案内部材に対向して該容器蓋搬送路の他側を延び
る作用走行部を有する被駆動無端ベルトを含み、該静止
案内部材と該無端ベルトの該作用走行部との間に洗浄す
べき容器蓋を挟み、該静止案内部材に沿って容器蓋を転
動せしめて該容器蓋搬送路を通して容器蓋を搬送するた
めのベルト機構と、 該一対の静止案内手段との一方に形成されている該洗浄
液通過開口を通して容器蓋に洗浄液を噴射するための洗
浄液噴射ノズル、及び該一対の静止案内手段の他方に形
成されている該洗浄液通過開口を通して容器蓋に洗浄液
を噴射するための洗浄液噴射ノズルを含む洗浄噴射手段
と、 を具備することを特徴とする容器蓋洗浄装置。 - 【請求項２】該一対の静止案内手段の各々は、幅方向に
間隔を置いて配設され相互に平行に延びる２個の平板部
材から構成されており、該洗浄液通過開口は該２個の平
板部材間に規定されている、特許請求の範囲第１項記載
の容器蓋洗浄装置。 - 【請求項３】該静止案内部材は該無端ベルトの該作用走
行部に接近及びこれから離隔する方向に位置調整自在に
装着されている、特許請求の範囲第１項又は第２項記載
の容器蓋洗浄装置。 - 【請求項４】該洗浄液噴射手段は、該一対の静止案内手
段間にて該静止案内部材側から容器蓋に洗浄液を噴射す
るための洗浄液噴射ノズル、及び該一対の静止案内手段
間にて該無端ベルトの該作用走行部側から容器蓋に洗浄
液を噴射するための洗浄液噴射ノズルを含む、特許請求
の範囲第１項乃至第３項のいずれかに記載の容器蓋洗浄
装置。 - 【請求項５】該静止案内部材の少なくとも表面は高摩擦
係数を有する材料から形成されている、特許請求の範囲
第１項乃至第４項のいずれかに記載の容器蓋洗浄装置。 - 【請求項６】該静止案内部材の少なくとも表面は合成ゴ
ムから形成されている、特許請求の範囲第５項記載の容
器蓋洗浄装置。 - 【請求項７】該無端ベルトは高摩擦係数を有する材料か
ら形成されている、特許請求の範囲第１項乃至第６項の
いずれかに記載の容器蓋洗浄装置。 - 【請求項８】該無端ベルトは合成ゴムから形成されてい
る、特許請求の範囲第７項記載の容器蓋洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21131287A JPH0798534B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | 容器蓋洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21131287A JPH0798534B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | 容器蓋洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6458645A JPS6458645A (en) | 1989-03-06 |
| JPH0798534B2 true JPH0798534B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=16603854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21131287A Expired - Lifetime JPH0798534B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | 容器蓋洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0798534B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017209185A1 (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 大日本印刷株式会社 | キャップ殺菌装置、内容物充填システム、キャップ殺菌方法および内容物充填方法 |
| JP2017222415A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 大日本印刷株式会社 | キャップ殺菌装置および内容物充填システム |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0725376B2 (ja) * | 1990-06-07 | 1995-03-22 | 東洋製罐株式会社 | 容器蓋の滅菌方法及び装置 |
| US6355113B1 (en) | 1991-12-02 | 2002-03-12 | 3M Innovative Properties Company | Multiple solvent cleaning system |
-
1987
- 1987-08-27 JP JP21131287A patent/JPH0798534B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017209185A1 (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 大日本印刷株式会社 | キャップ殺菌装置、内容物充填システム、キャップ殺菌方法および内容物充填方法 |
| US10974941B2 (en) | 2016-05-31 | 2021-04-13 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Cap sterilizer, content filling system, cap sterilization method, and content filling method |
| US11655133B2 (en) | 2016-05-31 | 2023-05-23 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Cap sterilizer, content filling system, cap sterilization method, and content filling method |
| JP2017222415A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 大日本印刷株式会社 | キャップ殺菌装置および内容物充填システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6458645A (en) | 1989-03-06 |
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