JPH0798400A - アクセス開口上にドッキングできる移動式作業室 - Google Patents

アクセス開口上にドッキングできる移動式作業室

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JPH0798400A
JPH0798400A JP3034357A JP3435791A JPH0798400A JP H0798400 A JPH0798400 A JP H0798400A JP 3034357 A JP3034357 A JP 3034357A JP 3435791 A JP3435791 A JP 3435791A JP H0798400 A JPH0798400 A JP H0798400A
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エリック ルスツールネル
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Armand Lecourtois
アルマン ルクールトワ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】アクティヴセル内部に配備された設備に対する
様々な作業、特に洗浄、観察および軽作業を遂行できる
移動式作業室を提供する。 【構成】この移動式作業室はセル上部の水平部分に形成
されているアクセス開口にドッキングされるようになさ
れるケーソン40を含む。このケーソン40は作業ポー
ル94のモジュール部材88を収容している。これらの
部材は工具ホルダーバレル78に取付けられている。補
助操作アームおよび引っ込み可能な支持部108によっ
て、適当な形式且つ長さのポール94が、ケーソン40
の天井壁に一体的に備えられた回転プレート120に取
付けられている機構128に於いて長い寸法として構成
される。シールド窓232,236および照明および表
示装置が作業の遂行を容易となす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉にて既に照射さ
れた熱量部材の再処理設備のような原子力設備のアクテ
ィヴセル(active cell) の内部に配置されている何等か
の装置に対して、検査、洗浄、或いは作業(interventio
n)のような様々な仕事を遂行できるように設計された移
動式の作業室(intervention chamber)に関する。
【0002】
【従来の技術】FR−A−83 06028の文書はア
クティヴセルの内部に配置された装置の何れかの部品を
交換し、且つ又、そのような汚染された部品を適当な保
管場所へ運ぶのを可能にする移動式のバレル装置取り出
し室(M.B.E.R.C.)を記載している。この室
はバレル装置を含み、このバレル装置のセルが、常時は
該当装置に対するアクセスを遮断している移動式の副組
立体、汚染された部品、新しい部品、そして恐らくは作
業工具の受け入れを可能にしている。
【0003】このような移動式のバレル装置取り出し
室、即ち、M.B.E.R.C.は作業工具を収容する
ためにセルが備えられている場合であっても極めて特別
な作業を可能にするだけであるということが、容易に理
解される。特に、このような室は1つの装具の状態を観
察して、これによりその装具の状態に必要とされる何れ
かの作業を遂行するということを可能にするものではな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アク
ティブセル内部に配置された装置の様々な箇所をオペレ
ータが検査し、しかる後にそれらの装置に対する作業を
可能にするように設計された別の形式の補完的な移動式
作業室を提供することである。このような作業としては
特にそれらの装置を洗浄する作業があり、この洗浄は除
去すべきあらゆる性質の廃物およびその存在箇所に対し
て適用される。又、作業として、部品や開口の閉塞部品
を位置決めし或いは取付けるような単純作業も行われる
のである。
【0005】
【課題を達成する手段】本発明によれば、設備に於ける
上壁に形成されているアクセス開口にドッキングされる
ことができてその設備に対する作業を行えるようになさ
れた移動式の作業室を使用することによって、この課題
は達成されるのであり、この作業室は、 −側壁と、常時は扉によって遮断されている円形アクセ
ス開口が貫通形成された床壁と、アクセス開口の軸線か
ら偏倚した平行な軸線を有する回転プレートを含む天井
壁とを備えている密閉されたケーソン、 −ケーソン内部に収容され、回転プレートおよびアクセ
ス開口の軸線から偏倚した平行な軸線の回りに回転でき
るようになされており、又、外周縁に受け止め部を備え
ている工具ホルダーバレル、 −少なくとも1つの延長部および少なくとも1つの工具
を含んで構成され、前記受け止め部によって個々に受け
止められると共に、端部同志を組み付けられることで作
業ポールを形成できるようになされているモジュール化
された部材、即ちモジュール部材、 −ケーソン内部に収容され、アクセス開口から完全に取
り外された引っ込み位置に位置決めでき、又、アクセス
開口の軸線に沿って位置されてモジュール部材を一時的
に支持できるようにさせる作動位置に位置決めできる引
っ込み可能な支持部、 −作業ポールを支持し且つ制御するための機構であっ
て、開口軸線に沿って、又、バレルに於ける受け止め部
の各々が運び込まれる取付けステーションの軸線に沿っ
て、随意に位置決めできるように適当位置にて回転プレ
ートに埋め付けられており、軸線に沿うポールの並進運
動、軸線回りの回転、前記位置の回りの枢動および工具
の作動を行えるようになす機構、および −回転プレート、工具ホルダーバレルおよび引っ込み可
能な支持体の回転をケーソンの外部から制御できるよう
になす手段、を含んで構成される。
【0006】この形式の室を備えることによって、室外
にいて、しかも工具に取付けたカメラを使用しての作業
が必要とされる対象装置の近くでケーソン壁部に形成さ
れているシールド窓を通して室内を監視できる1人もし
くは数人のオペレータは、恐らくオリフィス出口の内視
鏡的な検査によって達成できる検査作業や、グリップし
て塵を吸引除去するような洗浄作業、および連結部のベ
アリング面のような或る種の領域に対する高圧洗浄作
業、並びに、部品の位置決めや開口の閉塞のような作
業、を遂行することができるのである。
【0007】更に、本発明によるポールをモジュール化
した特徴により、ポールはそれぞれの仕事に合った長さ
として適用されることが可能となる。
【0008】このために、モジュール化された部材、即
ちモジュール部材、の各々には固定装置が備えられる。
この固定装置は隣り合うモジュール部材とリンク結合す
る固定位置、そして固定解除された取付けおよび取り外
しの位置、に位置決めされることができる。これに組み
合わされて操作手段も備えられる。これらの操作手段
は、ケーソン外部から制御されるようにケーソン内部に
配置され、固定装置をその固定位置と固定解除位置との
間で切り換える。
【0009】モジュール部材の間のリンク結合が突発的
に固定解除されてしまうのを回避するために、固定装置
の各々は対応するモジュール部材が装架されたときにブ
ロッキング装置によってブロックされるのが好ましい。
このブロッキング装置はモジュール部材が位置されると
きにのみ対応する固定装置を自由にする。
【0010】固定装置の作動を可能にするために、組み
合わされた操作手段はケーソン側壁を横断する少なくと
も1つの補助操作アームと、この操作アームに取付けら
れた少なくとも1対の付加されたプライアを含む。この
プライアはケーソン内部に配置されたプライアホルダー
ラック上に乗せられることができる。
【0011】廃物の除去を容易となすために、廃物入れ
を配置することのできる受け台がケーソンの床上に備え
られるのであって、回転プレートが回転するときに作業
ポールと整合されることのできる位置に備えられる。こ
の廃物入れは常時は扉で閉じられている通路を通して挿
入され且つ又取り出される。この通路は廃物入れの受け
台に近い位置にてケーソンに形成されている。
【0012】以下に本発明の1つの好ましい実施例が説
明される。この実施例は限定実施例ではなく、添付図面
を参照して説明される。
【0013】
【実施例】図1に於いて、符号10はアクティヴセル1
2の水平な上壁を示す。このアクティヴセル内部に、原
子炉内部で既に照射された原子力熱量部材を再処理する
ための設備のような原子力設備が配置される。
【0014】周期的な作業が必要とされる或る種の箇所
に於いては、上壁10をアクセス開口14が横断してい
る。このアクセス開口はシース16によってセル12の
内側に延在される。シース16の内側には、通常は移動
式副組立体(M.S.A.)が配置されていて、放射線
からの保護に切れ目がないこと、および上壁10の上方
に位置する作業領域17に対するセル12の境界、を保
証するようになっている。この移動式副組立体は、本発
明の一部を形成するものではない移動式の装具取り外し
室(M.E.R.C.)の何れかを使用することによっ
て、本質的な作業の前に取り外されるのである。
【0015】シース16はセル12の内側に配置された
設備18に対するアクセスを可能にする。図1に示した
実施例では、この設備は制御バルブを含む。この制御バ
ルブは、移動式副組立体(図示せず)に属し且つパイプ
20およびパイプ22の間に位置された弁座24と協働
するバルブの助成によって、パイプ20およびパイプ2
2の間の液体の流れを制御するのに使用される。しかし
ながら本発明の移動式作業室によって作業が行われる設
備は別の形式のものとすることができ、例えば攪拌器、
換気フィルター、ポンプ、区分けバルブ、測定ホイー
ル、アナライザー、pHメーター、導電メーター、等を
備えたものとすることができる。
【0016】図1に於いて、符号26は切断面の内側に
戻された内部パーカッションキャップロック(percussio
n cap lock) を全体的に示している。現在一般に使用さ
れているこのロック26は、詳細には説明しない。
【0017】このロック26は、通常はシース16を密
閉する移動式副組立体が既に内部に配置されている移動
式の装具取り外し室(M.E.R.C.)と、セル12
の上壁10との間の境界部として働くように使用される
ものと同じである。このロック26は、制限且つ放射線
保護のケーシング28を含む。このケーシングは、水平
なケーシング下壁28aおよび水平なケーシング下壁2
8bにそれぞれ形成されて対向されている2つのアクセ
ス開口30および32が上壁10に形成されているアク
セス開口14に対して垂直方向に整合されるような位置
にて、上壁10上に連結可能となす手段(図示せず)を
備えている。これらの開口30および32は、通常はそ
れぞれ扉34および36によって閉じられている。これ
らの扉の開動および閉動、並びに開口30および32の
間の通路を解放するために扉をケーシング28の内側へ
引き込む動作は、ケーシング28の内側に配置されてい
るキャリッジ(図示せず)を含む機構によって制御され
る。
【0018】図1に於いて、符号38は本発明による移
動式作業室を全体的に示している。この移動式作業室
は、ケーシング28のケーシング上壁28bの上にドッ
キングするようになされており、開口30および32、
そしてアクセス開口14を通してセル12に収容されて
いる設備18の内部にアクセスできるようにして、この
設備18に対する作業を行えるようにしている。この
間、放射線からの保護に切れ目のないこと、および上壁
10の上方に位置される作業領域17に対するセル12
の境界が保証されるのである。
【0019】本発明の移動式作業室38は図1〜図4を
参照して更に詳しく説明される。
【0020】先ず最初に、この移動式作業室38は平行
6面体のケーソン40を含む。このケーソンは主として
ステンレススチール製の壁部によって構成されている。
このケーソン40は、1つの垂直前面42、1つの垂直
後面44および2つの垂直側面46および48を有する
4角形の水平断面を有する一体の側壁を含む。この密閉
されたケーソンは1つの水平な床壁52および1つの水
平な天井壁50をも含んでいる。
【0021】図2および図3に示すように、床壁52は
その上にダイヤモンド尖端状の底部54が形成されてい
る。この底部の形状は先ず第1にあらゆる液体が残らな
いようになし、そして第2にその上に位置されるべきあ
らゆる物体のグリップを容易となす、ことを可能にす
る。
【0022】前面42および後面44から等しい距離
で、且つ又、側面48に近い位置で、床壁52は円形ア
クセス開口56を貫通形成されている。このアクセス開
口56は円筒形本体58によって底部へ向けて延在され
ている。この円筒形本体は最下端に既知の形式の固定機
構が備えられていて、この移動式作業室38をロック2
6のケーシング上面28bの上から固定し且つ密封し
て、アクセス開口56を通路30および32、およびア
クセス開口14と軸線的に整合させることができるよう
になっている。
【0023】円筒形本体58の最下端は通常は、ロック
26の扉36と連結されてロック26の内部に引き込ま
れるようになされている扉60によって密閉されてい
る。この扉60は通常は円筒形本体58に取付けられて
いる固定機構61(図2)によって本体58の中に密封
固定されている。この機構は扉の周縁に形成されている
スロートの中に係入することのできる枢動フィンガーを
備えている。
【0024】この移動式作業室38はロック26に連結
されると、高さ調節可能で且つ取り外し可能な支持脚6
2(図1および図2)が密閉ケーソン40に固定され、
ケーソンは上壁10の上に適当な規定された状態で安定
して係止される。
【0025】取り外し可能な保守プラットフォーム63
もケーソン40の後面44の少なくとも一部に固定さ
れ、オペレータが観察を行え且つ又移動式作業室38の
上部に位置する制御装置にアクセスできるようにしてい
る。この保守プラットフォームへの登り下りは階段(図
示せず)によって容易にできるようになっている。
【0026】密閉されたケーソン40の側面46に近
く、前面42および後面44から等距離の箇所にて、床
壁は受け台64を備えている。この受け台は廃物入れ6
6(図3および図4)を受け止めるために備えられてい
る。廃物入れ66を導き入れ且つ又取り出せるようにな
すために、又、その他の器具を導き入れ且つ又取り出せ
るようになすために、側面46はその下部に於ける前面
42および後面44から等距離の箇所に円形通路68を
備えている。この円形通路は通常はバッククッション7
0で密閉されている。ヒンジ73によって後面46の外
部に連結されている扉72がバッグクッション70の回
りでの放射線からの保護に切れ目のないことの保証を可
能にしている。この扉72による密閉は手操作装置74
によって行われる。
【0027】後面44の近くで且つ側面46の側方に
て、密閉されたケーソンの床壁52は工具ホルダーバレ
ル78の垂直スピンドル76を支持している。このスピ
ンドル76は床壁52の上に配置された部品80によっ
て回転可能に支持されている。バレル78はまた2つの
水平なディスク形プレート82および84を含み、これ
らのディスクはその中心をスピンドル76に対して固定
されている。それらのプレート82および84は周縁に
空間部86(図4)を有している。これらの空間部は規
則的に分散配置されていると共に、垂直方向に整合され
ている。これらの空間部86は図示実施例では8つとさ
れているような受け止め部を形成しており、これらの受
け止め部の中にモジュール部材が位置決めできるように
なされている。これらのモジュール部材には、延長部材
88、プライア90のような工具、および吸引結合部材
82が含まれ、これらの部材は図6、図7、図8、図9
および図10をそれぞれ参照して以下に詳細に説明され
る。
【0028】様々なモジュール部材88,90および9
2が密閉されたケーソン40の内部で端部同志を連結し
て、特定の仕事に完璧に適用できる作業ポール94(図
1)を構成できるように設計されている。
【0029】延長部材88および工具90および92に
よって構成された各々のモジュール部材は、空間部86
によって形成された工具ホルダーバレル78の何れかの
受け止め部に配置される。このために、これらの部材の
各々は最上端にフランジ96を備え、それらの部材が受
け止め部の1つに受け入れられたときに該フランジが上
側プレート82上に係止できるようになされている。更
に詳しくは、このフランジ96はプレート82の上面で
空間部86の回りに形成されている安全皿もみ部97
(図4)の中に入り込むようになされている。
【0030】図4に示すように、工具ホルダーバレル7
8の回転はフライホイール98によって密閉されている
ケーソン40の外部から手操作で制御されることができ
る。このフライホイールは図4に図解的に符号100で
示した何れかの形式の伝達機構によってスピンドル76
を何れの方向へも回転できるようになっている。同様に
注目すべきこととして、このバレルの回転を制御する機
構はそのバレルの角度位置の割り出しをも可能にすると
共に、空間部86によって形成されている受け止め部の
各々をこの回転によって保持ステーション、即ち取付け
ステーション、として知られる位置に位置決めできるよ
うになっているのである。この取付けステーションは符
号102で示されている。
【0031】密閉されたケーソン40の床壁52はま
た、図3および図4に示されている引っ込み式の支持部
108を支持している。この支持部は貝殻状(scallope
d) の水平なディスクによって形成されていて、フック
形をしている。これは直線的なアーム110の最外部に
位置されており、このアームの反対端部は垂直スピンド
ル112の回りに軸支されている。このスピンドルは、
前面42および側壁48によって形成された角度の範囲
内で床壁52に固定されている。
【0032】この配置は支持部108を、その支持部1
08とアーム110とが側面48に対して実際的に当た
ってアクセス開口56を完全に解放している状態の図4
の実線で示された引っ込み位置と、支持部108がアク
セス開口56の軸線と垂直方向に整合された状態の図4
の点線で示された作動位置との間を移動できるようにし
ている。引っ込み式支持部108を形成しているディス
クに貝殻状に形成された部分はアーム110に対して直
角方向に開口していて、支持部が引っ込み位置にあると
きにアクセス開口56に向けて配向される。皿もみ部1
09(図4)は支持部108の上面に貝殻状に形成され
ていて、モジュール部材の各々のフランジ96を受け入
れるようになっている。
【0033】支持部108をその引っ込み位置と作動位
置との間にわたって支持するアーム110の枢動は、密
閉されたケーソン40の外部からフライホイール114
によって手操作で制御される。このフライホイールは前
面42に配置され、図4に符号116で図解的に示した
ような何れかの形式の運動伝達機構によってアーム11
0に連結されている。
【0034】図2および図3に示すように、密閉された
ケーソン40の天井壁50は円形開口を備えている。こ
の円形開口はボールリング118によって境界されてお
り、その上に水平な回転プレート120が取付けられて
ボールリング118で境界された開口を閉じている。こ
のプレートの垂直軸線x−xはケーソンの前面42、後
面44および側面46から等距離の位置に位置決めされ
ており、又、この直径は前面と後面との間隔距離よりも
僅かに小さい寸法とされている。更に、この軸線x−x
はアクセス開口56、取付けステーション102および
受け止め部64の垂直軸線から等距離の位置にある。
【0035】プレート120の回転を制御するために、
このプレートは密閉されたケーソン40の外部に環状ギ
ヤ122を備えている。このギア122にはピニオン1
24(図2)が噛み合わされており、ピニオン124の
垂直軸はケーソンの後面44に支持されている。この支
持は、手操作用のフライホイール126が回転伝達機構
によってピニオン124の回転を制御できるようになっ
ている。
【0036】回転プレート120は作業ポール94を支
持し制御するために符号128で全体的に示されている
機構を含む。図4に示すように、この支持/制御機構1
28は回転プレート120の軸線から偏倚した位置にて
回転プレート120に埋め付けられている。これによ
り、取付けステーション102、アクセス開口56およ
び受け止め部64から連続的に垂直方向に位置決めでき
るようになっている。
【0037】以下に図5を参照してこの支持/制御機構
128の詳細を説明する。
【0038】この機構128は先ずポット形ジョイント
130を含む。このジョイントは、プレート120に固
定されている2つのフランジ132の間で回転プレート
120に密閉取付けされ、又、内側に球面凹部133を
形成していて、この中でポット形ジョイント130が中
心回りに回転できるようになっている。振動する筒状ユ
ニット134がこのポット形ジョイント130に対して
回転且つ並進運動を不能とされており、又、そのユニッ
ト134の軸線がポット形ジョイントの中心を通るよう
にしてジョイント130を横断している。
【0039】この振動する筒状ユニット134の軸線は
垂直に配向されるか、或いはポット形ジョイント130
の中心回りの何れかの方向に或る角度だけ傾斜される。
垂直線に対する振動する筒状ユニット134の傾斜角お
よび方向は互いに90°の角度をなすように配置された
2つの傾斜調節機構によって調節できる。この1つの機
構が図5に示されている。
【0040】このような傾斜調節機構の各々はフライホ
イール136を備えている。このフライホイールの水平
軸は支持部138に取付けられ、この支持部は回転プレ
ート120の上面に固定されている。フライホイール1
36はスクリュー140と一体に形成されている。この
スクリューの水平軸線はポット形ジョイント130の中
心を通る垂直線と交わる。このスクリュー140は支持
部138の中に回転不能に支持されたナットに螺入され
ている。振動する筒状ユニット134に最も近いナット
142の最端部はロッカーバー144によってこのユニ
ットに連結されている。このバーの端部はナット142
および振動する筒状ユニット134に対してそれぞれ回
転可能に連結されている。
【0041】振動する筒状遊離134の傾斜の認知は、
ナット142にリンク結合されたフィンガー145に対
する支持体138に形成される勾配によって得られる。
【0042】支持/制御機構は振動する筒状ユニット1
34内に取付けられたスライドする筒状ユニット146
を更に含む。このスライドユニット146は、例えば振
動ユニット134に固定されたキー148がユニット1
46に形成されたキー溝143に受け入れられることに
よって、回転不能な状態にてユニット134の内部をス
ライドできるようになされる。
【0043】振動する筒状ユニット134の内部でのス
ライドユニット146の動きの制御は、スライド筒状ユ
ニット146に形成されたラック150によって行われ
る。このラックの上からピニオン152が噛み合わされ
ており、機構128の軸線に直角な軸は振動筒状ユニッ
ト134によって支持されている。ピニオン152のこ
の軸はピニオン154と一体形成されている。このピニ
オン154には無端スクリュー156がかみあわされて
おり、この軸もまた振動筒状ユニット134に支持され
ていて、反対側の端部には操作フライホイール158が
取付けられている。ユニット134に収容されているば
ね作用ナット(図示せず)に螺入されるスクリューロッ
ドを一体形成されたハンドル160は、無端スクリュー
156をフライホイール158に連結しているスピンド
ルに対してばね作用ナットを押圧することによって、ス
ライドナット146の動きを制御するこの機構をブロッ
クすることが可能とされている。
【0044】振動ユニット134の内側のスライドユニ
ット146が占める位置は、フライホイール158を部
分的に取り囲むユニット134の突出部分161に形成
された勾配に対して、フライホイール138に支持され
た指標によってマーク付けされる。
【0045】本発明を完全に理解するために、スライド
ユニット146は図5の上部に於いてその降下位置とし
て示されていて、これに対して、このユニットは図5の
下部に於いて左半分および右半分にそれぞれ上昇位置お
よび降下位置としてそれぞれ示されていることに注目し
なければならない。
【0046】スライド筒状ユニット146の内側には、
回転筒状ユニット162がユニット146内で並進運動
不能であるがそのユニット内部で自由に回転できるよう
に取付けられている。ユニット146の上端を超えて突
出する上端にて、回転筒状ユニット162は操作ハンド
ル164を支持している。スライドユニット146に対
する回転ユニット162の角度位置は、操作ハンドル1
64の直ぐ下側にて回転ユニット162に固定されたフ
ィンガー166によってマーク付けできる。このフィン
ガーはスライドユニット146の上端に固定されている
水平プレート168上に形成された勾配に対して位置決
めされる。
【0047】ユニット146を横断するブロッキングハ
ンドル170をねじ込む或いは弛めることにより、ユニ
ット162に与えられる正当な回転が可能となされ、或
いは逆にこの回転が阻止されるのである。
【0048】回転筒状ユニット162の内側に円筒ロッ
ド172がスライド可能に取付けられている。このロッ
ドは後述にて分かるように、図9のプライア90のよう
なプライアが作業ロッド94の下端部に取付けられてい
るときに、これらの1対のプライアの開動および閉動を
制御できるようになっている。
【0049】円筒ロッド172の上端は支持部材174
の内側に突出している。この支持部材は回転筒状ユニッ
ト162の上端に固定されている。制御レバー178
は、ロッド172およびユニット134,146および
162に共通の機構128の軸線に対して直角なスピン
ドル180によって支持部材174に連結されている。
このレバー178は支持部材174に形成されている2
つの直径方向に対向する孔を通して支持部材を横断して
いる。ロッド172の上端は螺旋圧縮ばね176によっ
てレバー178に対して支持状態に保持されている。こ
の圧縮ばねはロッド172を取り巻いており、両端はそ
れぞれ回転筒状ユニット162の上面およびロッド17
2に形成されたショルダーに対して支持されている。
【0050】この反作用として、レバー178は部材1
74の上端に回転可能に取付けられたカウル182の上
に形成されているカム面に向けて上方へ移動される。こ
のカウル182はハンドル184を含む。このハンドル
は、プライアの開動を制御するように下方へ向けて自由
に枢動できる状態にてレバー178がプライアの閉動に
対応してほぼ水平な状態に休止するような図5に示すロ
ッキング解除の位置と、レバー178がプライアの降下
された開動位置に固定されるブロッキング位置との間で
の回転を制御することができる。
【0051】密閉されたケーソンの内側では、密閉ベロ
ーズ186が下側フランジ132とスライドユニット1
46の下端に対してそれぞれ固定されている。更に、ジ
ョイント188によってスライド筒状ユニット146と
回転筒状ユニット162との間に不浸透状態が形成され
ている。
【0052】下端部にて回転筒状ユニット162は支持
部190を支持している。この支持部の上には延長部材
88および工具90および92によって構成される何れ
か1つのモジュール部材が固定できるようになってい
る。ロッカーバー192は一方の外端部によってヒンジ
ピン193の回りで支持部190に連結されている。こ
のヒンジピンはロッド172および回転ユニット162
の共通軸線に対して直角である。ロッカーバー192は
また中央部にてヒンジピン195によって筒状ロッド1
72の外端部に連結されている。このヒンジピン195
はヒンジピン193と平行である。最後に、ロッカーバ
ー192の反対側の最外部ヒンジピン193および19
5に平行なヒンジピン197によってロッド172の軸
線と平行な軸線を有するロッド194の上端部に連結さ
れている。
【0053】ロッド194は支持部190にスライド可
能に取付けられ、圧縮ばね196によって図5に示す高
位置に通常は保持される。この高位置はロッド194の
下端部に形成されている大径部分が支持部190に形成
されているショルダーに当接する位置に対応する。この
状態に於いて、ロッド194の下面は支持部190の下
側平面と一致するように調節される。
【0054】支持部190は筒状端部200として平面
198を超えて下方へ延在し、延長部材88および符号
90,92で示すような工具によって構成されるモジュ
ール部材の各々の頂部に上方へ向かって形成されている
補完形の凹部202の中に収められるようになってい
る。図6に示すように、延長部材88の各々は筒状部材
200と同様な筒状連結部材を下端部に有していて、任
意数の延長部材を端部同志で収容できるようになってい
る。
【0055】図6および図7に示すように、モジュール
部材88,90および92の各々はそれらの上端部の近
くに固定装置を備えている。この固定装置は、対応する
モジュール部材の軸線に対して直角且つ偏倚した軸線の
回りでフランジ96に回転可能に取付けられた円筒キー
204によって構成されている。更に詳しくは、この軸
線はモジュール部材の上部に形成されている凹部202
に対してほぼ接線方向に配置されている。フランジ96
の外側では、キー204は制御レバー206と一体とさ
れて回転を制御できるようになっている。その中央部分
に於いてキー204は平坦部分208を含み、断面形と
して半円形(図6)を与えるようになっている。
【0056】キー204が占める位置を考慮すれば、筒
状ジョイント部材200は平坦部分208が凹部202
に向かって配向されたときに(ロッキング解除位置)、
この補完形の凹部202の中に自由に進入できるように
なされる。反対に、図6および図7に示すように平坦部
材が反対方向に配向されるときは(ロッキング位置)、
この進入は不可能となされる。
【0057】キー204に近い位置に於いては、筒状部
材200は凹部202の中に導かれたときに半円形断面
の溝210を有することになる。従って、この芯出し筒
状部材200を導いた後、固定位置でのキー204の回
転はこのリンクが支持部190と1つの延長部材88と
の間、又は何れか2つのモジュール部材の間のリンクが
固定されできるのである。
【0058】図6および図8に示すように、ブロッキン
グ手段がキー204で構成されている固定手段の各々に
組み付けられていて、作業ポール94の幾つかのモジュ
ール部材の間にリンク連結を形成する際の取り扱いミス
によってキーが突発的に固定解除されてしまわないこと
を保証するようになっている。
【0059】このようなブロッキング手段は2つの安全
ボルト212を含む。これらのボルトは各フランジ96
に形成されたスロットに収容されており、各ボルト21
2の下端部がフランジ96の下面214と一致するよう
に調節される上昇したブロッキング解除位置(図8の
(b))と、ボルト212の各々の下端部が面214を
超えて突出する降下したブロッキング位置(図6および
図8の(a))との間をモジュール部材の軸線に平行に
移動できるようになされる。
【0060】図8に明確に示されるようにボルト212
の各々は、キー204が横断する窓216を備えてい
る。その高さは上昇位置および降下位置の間のボルトの
クリアランスを定める。その高さの大部分にわたって、
窓216はキー204の直径よりも僅かに広くされてい
る。しかしながら、窓216の上端部はキー204の半
径よりも僅かに広い幅に迄狭められた部分を有してお
り、この部分は窓216の垂直軸線に対してモジュール
部材の上部に形成されている凹部202の側に位置され
ている。
【0061】更に、各モジュール部材の下端部に形成さ
れている筒状連結部材200は長手方向の溝(図示せ
ず)を備えていることが注目される。この連結部材が凹
部202の中に係止されたときに、この溝の中にボルト
212が自動的に入り込む。このために、連結されるこ
とが望まれるモジュール部材の間の回転割り出しは、フ
ランジ96の各々の上面の上方へ向けてモジュール部材
の各々から突出して支持部190の下部に形成されてい
る対向するノッチ222の中に係入できるようになされ
たフィンガー220によって達成される。この回転割り
出しは更に作業ポールの隣接するモジュール部材の各々
を一体的に回転させるようになすことができる。
【0062】図8に示されるように、ボルト212の各
々はそのボルトの上面と、フランジ96の内側に受け入
れられるスロットの上端部との間に介装された螺旋圧縮
ばね224によって、下方のロッキング位置に向けて応
力を作用される。
【0063】この配置によって、延長部材88および工
具90および92によって構成されたモジュール部材が
工具ホルダーバレル78に取付けられると、フランジ9
6の下面214はバレル78に於けるレート82の上面
の上に係止され、ボルト212は図8の(b)に示す頂
部位置へ自動的に押し戻される。この位置に於いて、キ
ー204は窓216の広い部分にあって、制御ハンドル
206がキーを固定又は固定解除の位置に位置決めする
ように自由に回転できるようになされるのが見出され
る。
【0064】他方、モジュール部材が工具ホルダーバレ
ル78に配置されなければ、ばね224の各々はボルト
212に下方位置へ向かう応力を作用させる。従って、
制御レバー206が回転されてキー204をその固定位
置へ運ぶや否や、平坦部分208によって境界されたキ
ーの半円筒部分を有する部分は図8の(a)に示すよう
に窓216の狭められた幅の上部218の中に入り込
む。この状態に於いて平坦部分208は窓216の幅を
狭められた部分218の1円に対して直接に接触して、
キー204の回転が不可能とされるようになされるのが
見出される。突発的な固定解除は何れもこのようにして
阻止されるのである。
【0065】密閉されたケーソン40の内部の制御ハン
ドル206を作動できるようになった後、本発明の移動
式作業室はまた組み付けられた操作手段を含む。この操
作手段は例えば4つの補助操作アーム226で構成され
る。これらの操作アームは2つのレベル位置にて密閉さ
れたケーソン40の前面42に埋め付けられる。図2お
よび図4に示す実施例では、これらの補助操作ハンドル
226は剛性アームとされており、前面42を横断して
回転およびスライドができるようになされている。これ
らのアームはプライア制御ステープルを備えたガンによ
ってケーソン外部から制御することができる。密閉され
たケーソン40の内部に位置する補助操作アームの内端
部には交換可能なグリッププライア228が備えられて
いる。このグリッププライアはケーソンの後面44に埋
め付けられた棚部230に配置され且つ交換できるよう
になされている。
【0066】密閉されたケーソン40の内部に於ける所
要の操作を特に作業ポール94および補助操作アーム2
26を使用してオペレータが遂行できるようになすため
に、視認シールド窓232および234がそれぞれケー
ソンの回転プレート120および前面42に取付けられ
ている。視界を改善するために、例えば図3および図4
に示すような側壁48に取り付けたシールド窓236の
ような他のシールド窓がケーソン40の壁部に埋め付け
られ得る。
【0067】最初は取付けられていない工具をケーソン
40の内部に導入できるようにするために、図3に示し
たアクセス開口104が軸線x−xに対して芯を外した
位置にてプレート120に備えられている。アクセス開
口68と同様に、この開口104は通常はバッグクッシ
ョン(図示せず)によって遮断されており、その周囲
を、密閉されたケーソン40の外側から扉106が配置
されて放射線保護に切れ目のないことを保証している。
この開口104は回転プレート120を回転させること
で工具ホルダーバレル78のハウジングから垂直方向と
なる位置へ運ばれることができる。
【0068】本発明の移動式作業室はまた、作業ポール
94に適用するのに好適であるが工具ホルダーバレル7
8に収容するには大きすぎるような空間を占有する或る
種の工具をも含むことができる。この場合は、その他の
図面が見苦しくなるのを避けるために図4にのみ与えら
れているように、バレル78の上側プレート82と同じ
高さ位置に位置されたフックを形成する貝殻状ディスク
で終端されている1つ又は数個の工具ホルダー棚部23
8が、ケーソン40の内部に配置されて、例えば側面4
6によって支持されている。この棚部238のフック形
の貝殻状ディスクは、取付けステーション102、受け
台64およびアクセス開口56と同様に、回転プレート
120を適当に回転させることで作業ポール94を支持
する機構128に於けるポット形ジョイント130の中
心を通る垂直線と整合できるような位置に配置されるの
である。
【0069】工具ホルダー棚部238は吸着モジュール
240を支持することができる。吸着モジュールの上端
部には、作業ポール94を形成するように端部同志を連
結されることのできるモジュール部材を構成する各工具
および各延長部材と同様にしてフランジ96が備えられ
ている。この機構の支持部190に直接に取付けられる
ように備えられたこの吸着モジュール240は、吸引チ
ューブおよびフィルター(図示せず)を備えている。
【0070】視界を改善するために、天井壁50に対す
るように密閉されたケーソン40の内側に1つ又は数個
の投光器を取付けるのが好ましい。照明は検査ランプ
(図示せず)を使用して行われる。このランプは設備1
8に対してのアクセスを可能にするシース16の中に下
げることができる。
【0071】シース16の内部で遂行される作業が見え
るように保証するために、ビデオカメラ242が図9お
よび図10に示す工具90および92のように各工具に
固定することができる。ビデオカメラ242はフックリ
ング244を備えて、例えば図4に示されているように
密閉されたケーソン40の後面44に取付けられている
支持部246に懸架できるようになされている。各々の
カメラ242はまた、補助操作アームの1つを使用して
工具90および92のような工具の各々に対して取付け
ることができるようになす取付け装置を備えている。こ
の取付け装置は作業ポールに於けるモジュール部材の各
々を連結するのに使用されたのと同様なキー装置とする
ことができる。
【0072】各々のビデオカメラを密閉されたケーソン
40の外部に配置されているビデオ装置(図示せず)に
対して接続するケーブル248は、図4に示すように例
えば側面48のようなケーソン壁部を密閉状態で貫通し
ている。これと同時に、柔軟パイプが工具を高圧洗浄す
るために水を給送できるようになされる。
【0073】本発明の移動式作業室はまた換気回路並び
に密閉されたケーソン40の内部空間を減圧するための
回路を備えている。この回路は図面では完全に示されて
いないが、図3に図解的に示されているフィルター25
0を通してケーソン内部の空気を吸引できるようになさ
れている。換気パイプ252(図1)はケーソンの天井
壁50を貫通して、ケーソン外部に配置されたポンプ
(図示せず)に接続されるか、或いは内部のパーカッシ
ョンキャップロックの換気回路に接続されるようになさ
れる。従って、ケーソン40の内部に含まれる雰囲気を
減圧し且つ濾過することができるのである。このフィル
ターは交換可能であり、又、操作アーム226の1つを
使用して廃物入れ66の中に入れて、これにより密閉さ
れたケーソンから取り出せるようにされることができる
ことを注目しなければならない。
【0074】作業ポールが装備することのできる様々な
工具には、図9に示すような1つ又は数個のプライア、
棚部238の上に配置されるモジュール240のような
吸着モジュール、図10に1つが示されているような1
つ又は数個の吸引延長パイプ、そしてポンプモジュール
(図示せず)、が含まれる。
【0075】図9に示すように、作業プライア90は他
の全てのモジュール部材と同様に上端部にフランジ96
を備えている。このフランジ96は細長い本体254に
よって下方へ向けて延在されており、その下端部には固
定されたグリップ顎部256が支持されている。このグ
リップ顎部256は細長い本体254に対してほぼ直角
方向に配向されている。可動のグリップ顎部258がヒ
ンジピン260で固定グリップ顎部の上に取付けられて
いる。このヒンジピンは細長い本体254の軸線に対し
て直角に配向され、又、グリップ顎部256および25
8が向かう方向に対して直角である。
【0076】作業プライア90は直線的な円筒ロッド2
62を更に含んでいる。この円筒ロッドは細長い本体2
54の全長にわたって、且つ又グリップ顎部256およ
び258と反対側にて細長い本体254に平行に延在し
ている。このロッド262の上端部はフランジ96を横
断する穴の中にスライド可能に受け入れられている。こ
の中にはロッド262を取り囲むように螺旋圧縮ばね2
64もまた収容されている。この圧縮ばねはロッド26
2に形成されたショルダーとフランジ96の穴に形成さ
れたショルダーとの間に配置されて、ロッド262に対
してそれを上方へ向けて移動させようとする力を作用さ
せている。
【0077】ロッド262は細長い本体254の突起部
266の内側に形成された穴によって下端部をガイドさ
れる。この突起部の下方で、ロッド262はその下端部
にディスク形部分268を有している。このディスク形
部分は、ヒンジピン260に対して可動グリップ顎部2
58とは反対側の位置にて可動グリップ顎部258に形
成されたノッチに受け入れられる。
【0078】上述した配置によって、可動グリップ顎部
258が固定グリップ顎部256に当接する位置に対応
する上方位置にばね264がロッドを常時押圧する、即
ちプライアを閉動させるのである。このような状態に於
いて、ロッド262の上端部はフランジ96の上面と一
致されるように調節される。プライアの開動を制御する
ためには、ロッド262の上端部にその底部へ向かって
ばね264を圧縮させる力を作用させるだけで十分とさ
れる。
【0079】作業プライア90が図5に示される支持部
190に対して直接に固定されるものと仮定すれば、ロ
ッド262はこの支持部内をスライドするロッド194
の突起部の延長部に見出される。この結果、プライアの
開口はばね196に抗してロッド194の底部へ向カウ
ント動きを保証することによって制御されることができ
る。このような動きは制御レバーをヒンジピン180の
回りで下方へ向けて枢動させることによって得られるの
である。
【0080】通常の場合のように1つ又は数個の延長部
材88が支持部190と作業プライア90との間に介在
されているならば、ロッド194の下方へ向かう動きは
モジュール88の各々に平行に且つ全長にわたって取付
けられているスライドロッド270(図6)によってロ
ッド262に伝達される。ロッド270の各々は螺旋圧
縮ばね269によって上方位置に通常は保持される。こ
の位置に於いてロッド270の両端部は延長部材88の
上面および下面と一致するように調節される。
【0081】図9に示すように、1つのビデオカメラ2
42が細長い本体254のロッド262とは反対側に取
付けられる。このカメラ242は固定機構271によっ
て細長い本体254に固定され、又、下端部をC形断面
を有する柔軟な係止部材272によって所定位置に保持
される。
【0082】図10は吸引延長部材92を示している。
この延長部材はチューブ274を更に含み、このチュー
ブは下端部が内方へ彎曲された細長い結合部材276で
終端されている。
【0083】吸引延長部材92は、吸着工具240が支
持部190の上に直接に連結されるときに、一連の延長
部材88の端部に位置されるように設計されている。こ
の他の工具によるときは、延長部材の個数は作業の所定
の高さ位置に応じて定められる。図6に図解的に示すよ
うに、吸引が延長部材88を通して行われるならば、延
長部材の各々はその全長にわたって通路278が貫通形
成される。
【0084】作業プライア90のようなその他の工具と
同様に、吸引延長部材92は固定機構279および柔軟
なC形断面の支持部280によってビデオカメラ242
を支持されるようにして備えられる。
【0085】セル12の内部の設備18に対して行われ
る作業が図面を参照して以下に要約して説明される。
【0086】先ず最初に、内部のパーカッションキャッ
プロック26が配置されて、常時はシース16を遮断し
ている移動式の副組立体の取り外しを可能とするように
なす。既に説明したように、この取り外しは本発明の一
部を形成するものではない吸着の何れかの形式の移動式
装具取り外し室を使用して行われる。
【0087】次に、本発明の移動式作業室38が適当な
固定手段(図示せず)を使用して内部のパーカッション
キャップロック26の上からドッキングされる。内部の
パーカッションキャップロック26の扉34および3
6、そして下端部で移動式作業室を閉じている扉60
が、このロック26に備えられている通常の機構を使用
してロック内部に引き込まれる。
【0088】次にオペレータは密閉されたケーソン40
の内部で使用可能とされている様々なモジュール部材を
使用して作業ポール94を形成する。この間、作業を行
う必要のある高さ位置およびその作業の特徴の両方を考
慮する。ポールの組み立て手順に関してみれば、通常は
プライアとされ得る工具の、底部側から始めて、吸引延
長部材もしくはポンプ工具、更には必要数の延長部材を
その工具の上に順次に積み上げることによって行われる
ことが注目される。
【0089】この手順の間、オペレータは先ず最初に機
構128を所定位置に配置して、これにより各種の筒状
ユニット134,146および162並びにロッド17
2が垂直方向に配置されるようになす。この作業は、こ
のために与えられたマークによって付与された情報に基
づいてフライホイール136を手操作で作動させて行わ
れる。次にオペレータはフライホイール98を手操作で
作動して工具ホルダーバレル78を回転させ、これによ
って所望されるモジュール部材を取付けステーションに
位置決めさせる。次に引っ込み可能な支持部108が図
4に実線で示される位置に無い場合には、支持部108
を恐らくフライホイール114の作動によって位置決め
させる。
【0090】このような準備作業が完了したならば、オ
ペレータは回転プレートを回転させて機構128の軸線
を取付けステーション102から垂直方向へ移動させ
る。1つの操作アーム226を使用して、オペレータは
取付けステーション102の工具ホルダーバレル78の
上に位置された副組立体の制御レバーを作動させ、キー
204を固定解除位置に入れ込むようになす。フライホ
イール158を作動させることによって、オペレータは
しかる後に筒状ユニット146を降下させる。このユニ
ット内には、回転筒状ユニット162および中心ロッド
172が配置されていて、支持部190の筒状結合部材
200を対応するモジュール部材のハウジング202の
中に入り込ませる。この降下動作は2つの部材が互いに
接触する迄継続される。オペレータは組み合うプライア
226の一方を使用してキー204がその固定位置とな
されるように制御レバー206を作動させる。
【0091】対応するモジュール部材が上述したように
して支持部190に固定されたならば、オペレータはフ
ライホイール158を反対方向に作動させてユニットを
十分に高い位置迄持ち上げるようになし、これによりモ
ジュール部材のフランジ96を工具ホルダーバレル78
の上部プレート82に形成されている安全皿もみ97か
ら自由な状態となす。次に回転プレート120が図4に
示すように時計方向に回転される。これにより機構12
8によって取り上げられたモジュール部材は工具ホルダ
ーバレル78から完全に解放され、このモジュール部材
はシース16の軸内に運ばれる。
【0092】このようにして構成された組立体は次に、
上述のように取り上げられたモジュール部材の上端フラ
ンジ96を除く殆どの部分が引っ込み可能な支持部10
8の高さ位置よりも低い位置に到達される迄、内部のパ
ーカッションキャップロック26を通して降下される。
次にオペレータはフライホイール114を作動させてそ
の支持部を手操作で枢動させてシースの軸内に運び、フ
ランジ96の直ぐ下側に位置するモジュール部材の本体
部分に接触させる。この組立体の降下はフランジ96が
引っ込み可能な支持部108上に係止される迄フライホ
イール158を作動させて継続される。
【0093】次に、オペレータは先に説明したように制
御レバー206を作動させることでグリップアーム22
6の1つによって引っ込み可能な支持部108上に係止
されているモジュール部材を支持部190から固定解除
する。支持部190を支持しているスライドユニット1
46はこれにより上方へ向けて戻され、工具ホルダーバ
レル78から延長部材88のような他のモジュール部材
を把持できるようになすのである。
【0094】このモジュール部材が第1の部材に関して
既に説明したのと同様に取り上げられて、そしてシース
16の軸内に運ばれると、このように構成されたユニッ
トは降下されて、既に保持されているモジュール部材の
凹部202内に延長部材88の筒状結合部材200が係
止されるようになされる。そして更に引っ込み可能な支
持部108上に係止される。この2つの部材は次に対応
する制御レバー206を組み付けられているプライア2
26を使用して作動させることによって固定されるので
ある。
【0095】このように形成されたユニットはフライホ
イール158を作動させることで僅かに持ち上げられ
て、引っ込み可能な支持部108上に先に位置されたモ
ジュール部材のフランジ96を該支持部に形成されてい
る皿もみ部109から解放するのである。引っ込み可能
な支持部108は次に図4に実線で示されている引っ込
み位置へ戻される。
【0096】延長部材88のような新しいモジュール部
材が作業ポール94に加えられる必要があるならば、支
持部190に懸架されたユニットはフライホイール15
8の作動によって降下され、これにより支持部190に
取付けられているモジュール部材を、引っ込み可能な支
持部108よりも僅かに高い位置に位置されているフラ
ンジ96の高さ位置へ移動させる。支持部108は次に
図4の1点鎖線で示すようにシース16の軸内へ戻さ
れ、作業ポールの既に組み立てられている部材はこの引
っ込み可能な支持部の上に配置されて、そして補助操作
アーム226の1つによって対応する制御レバー206
を作動させることで支持部190から解除され、これに
より機構128が他のモジュールを捜すことができるよ
うになされるのである。
【0097】作業ポールが組み合う工具ホルダー238
に取付けられている吸引モジュールのような工具を含ま
ない場合は、機構128による工具の取り出しはその他
のモジュールユニットの全てと同様に、機構128を取
付けステーション102から垂直方向へ移動させる代わ
りに工具ホルダー238から垂直方向へ移動させること
で行われる。
【0098】更に、作業プライアの組み立てに際し、観
察カメラ242を担持する必要のあるプライア90や吸
引延長部材92のようなモジュール部材は、対応するモ
ジュール部材が機構128の支持部190に懸架されて
いるときに、アーム226によってカメラを装備され
る。実際に、アーム226はカメラを棚部246から位
置決めすることができる。カメラに連結されているケー
ブルもこの棚部の上にコイル状に置かれていて、工具が
降下されるに連れてアーム226によってコイルから繰
り出されるのである。
【0099】加圧した水を給送するハイドロエジェクタ
ーを有して構成されるポンプ工具を使用する場合には、
工具に水を給送する柔軟なケーブルもカメラ装備のケー
ブルと同時にコイルから繰り出される。
【0100】作業ポールが完全に構成されると、オペレ
ータは所望の作業を遂行する。この作業はカメラによっ
て撮影された像を見て行われる。このためにオペレータ
は、機構128の様々な手動指令を基にして、正確な位
置に作業ポールを位置決めするように、且つ、適当とさ
れるならばプライアの開動および閉動を行って、操作す
るのである。
【0101】このような作業の間、グリップ工具によっ
て取り上げた全ての廃物はポール94がフライホイール
15を操作して持ち上げられた後に回転プレート120
を回転させるだけで廃物入れ66の中に置かれることが
できる。これは、廃物入れの置かれる受け台64が、回
転プレート120が回転される際に機構128が通過す
る経路上に位置されているという事実による。注目すべ
きことに、この作業ポール94は廃物入れ66を取り上
げるために特に設計されている固定可能なフックグリッ
プ工具を備えることができるのである。ポールはしかる
後にこの廃物入れを内部のパーカッションキャップロッ
ク26を通して運び、清浄となされる領域内にそれを置
く。
【0102】勿論、本発明は例として上述した実施例に
限定されるだけではなく、全ての変形形態を包含するの
である。特に、密閉されたケーソン40は上述した形状
とは別の形状とされ、ケーソン内部の各種の部材の配備
については同様とされることができる。更に、実施例で
はアーム226によって構成された組み付けられる操作
装置の特徴を別のものとすることができ、更に複雑な遠
隔操作装置を備えることもできる。更に、或る種の作業
に関しては、廃物入れ66および組み合わされる工具ホ
ルダー238を省略(suprress)することができる。シー
ルド窓およびアクセス開口の個数および配備も相違させ
ることができる。最後に、使用される工具の個数および
特徴は上述した説明によって限定されることはない。
【0103】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば原子炉設
備のアクティヴセルのような人間が直接的に入り込むに
は問題がある場所に配置された装置等に対する点検、交
換、洗浄等の様々な作業が非常に簡単に行えるようにな
る。しかもこのための移動式作業室の構造は簡単であ
り、取り扱いが容易で、気密に優れているので安全性も
保証することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による移動式作業室を図解的に示す図で
あって、アクティヴセルの上壁に備えられた内部パーカ
ッションキャップロックによってドッキングされた移動
式作業室の側面断面図。
【図2】図1の移動式作業室の拡大した断面図。
【図3】図2の切断面に直角な面に沿う移動式作業室の
垂直断面図。
【図4】密閉されたケーソン内部に配備された様々な装
置の配置関係を図解的に示す頂面断面図。
【図5】作業ポールの支持/制御機構を拡大して示す断
面図。
【図6】作業ポールの2つのモジュール部材の間のリン
ク連結を拡大して示す縦断面図。
【図7】図6の線 VII−VII に沿う断面図。
【図8】(a)および(b)は図6および図7に示した
固定手段の突発的な開動を防止するためのブロッキング
装置のブロッキング位置およびブロッキング解除位置を
示す詳細図。
【図9】作業ポールを装備するための1対のプライアを
示す側面図。
【図10】作業ポールの端部に固定されるために備えら
れた吸引延長部材の部分的な縦断面図。
【符号の説明】
10 上壁 12 アクティヴセル 14 アクセス開口 16 シース 18 設備 26 パーカッションキャップロック 34,36,60 扉 38 移動式作業室 40 ケーソン 42 前面 44 後面 46,48 側面 50 天井壁 52 床壁 56 アクセス開口 78 工具ホルダーバレル 88,90,92 モジュール部材 94 作業ポール 96 フランジ 108 引っ込み可能な支持部 120 回転プレート 128 作業ポールの支持/制御機構 134、146、162 筒状ユニット 172 ロッド 190 支持部 200 筒状部材 202 凹部 204 キー 206 制御ハンドル 226 操作アーム 232,234,236 シールド窓 242 ビデオカメラ 254 細長い本体 256,258 グリップ顎部
フロントページの続き (72)発明者 ルクールトワ アルマン フランス国 エクエウルドルビル,リ ト ヌフ 12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設備に於ける上壁に形成されているアク
    セス開口上にドッキングされて該設備の上に介在される
    ようになされる移動式作業室であって、 −側壁と、常時は扉によって遮断されている円形アクセ
    ス開口が貫通形成された床壁と、アクセス開口の軸線と
    平行であるが偏倚した軸線を有する回転プレートを含む
    天井壁とを備えている密閉されたケーソン、 −ケーソン内部に収容され、回転プレートおよびアクセ
    ス開口の軸線と平行であるが偏倚した軸線の回りに回転
    できるようになされており、又、外周縁に受け止め部を
    備えている工具ホルダーバレル、 −少なくとも1つの延長部および少なくとも1つの工具
    を含んで構成され、前記受け止め部によって個々に受け
    止められると共に、端部同志を組み付けられることで作
    業ポールを形成できるようになされているモジュール化
    された部材、即ち、モジュール部材、 −ケーソン内部に収容され、アクセス開口から完全に自
    由な状態にされる引っ込み位置に位置決めでき、又、ア
    クセス開口の軸線に沿って位置されてモジュール部材を
    一時的に支持できるようにさせる作動位置に位置決めで
    きる引っ込み可能な支持部、 −作業ポールを支持し且つ制御するための機構であっ
    て、開口軸線に沿って、又、回転プレートを回転させる
    ことによってバレルに於ける受け止め部の各々が運び込
    まれる取付けステーションの軸線に沿って、随意に位置
    決めできるように適当位置にて回転プレートに埋め付け
    られており、ポールがその軸線に沿って並進運動を行
    え、その軸線回りで回転でき、前記位置の回りで枢動し
    て工具を作動できるようになす機構、および −回転プレート、工具ホルダーバレルおよび引っ込み可
    能な支持体の回転をケーソンの外部から制御できるよう
    になす手段、を含んで構成されたことを特徴とするアク
    セス開口上にドッキングできる移動式作業室。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された作業室であって、
    モジュール部材の各々は結合されるべきモジュール部材
    とのリンク連結を行う固定位置そして取付けおよび取り
    外し位置、に位置決めできる固定手段を含んで構成さ
    れ、ケーソン外部から制御されるようになされると共に
    ケーソン内部に配置されて、固定手段を固定位置および
    非固定位置の間で切り換えるようになす操作手段が組み
    付けられている、ことを特徴とするアクセス開口上にド
    ッキングできる移動式作業室。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された作業室であって、
    各々の固定手段は対応するモジュール部材が装架される
    ときにブロッキング手段によってニュートラル状態とさ
    れ、このブロッキング手段はモジュール部材が所定位置
    に位置されたときに対応する固定手段を自由状態となす
    ようになされる、ことを特徴とするアクセス開口上にド
    ッキングできる移動式作業室。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載された作業
    室であって、組み付けられた操作手段がケーソン側壁を
    横切る少なくとも1つの補助操作アームと、このアーム
    に取付けられた組み合うグリップ工具とを含んで構成さ
    れ、該グリップ工具はケーソン内部に配置されたグリッ
    プ工具保持ラック上に位置決めされることができるよう
    になされている、ことを特徴とするアクセス開口上にド
    ッキングできる移動式作業室。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4迄の何れか1項に
    記載された作業室であって、ケーソン床壁に廃物入れの
    受け台を更に備え、この受け台は回転プレートが回転さ
    れるときに作業ポールと整合できるようになされてい
    る、ことを特徴とするアクセス開口上にドッキングでき
    る移動式作業室。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された作業室であって、
    廃物入れの受け台の近くの扉によって常時は閉じられて
    いる廃物入れに対して導き、且つ又、取り出すための通
    路が側壁に備えられていることを特徴とするアクセス開
    口上にドッキングできる移動式作業室。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6迄の何れか1項に
    記載された作業室であって、ケーソン側壁が少なくとも
    1つの工具保持ラックを支持しており、この工具保持ラ
    ックは回転プレートが回転されるときに作業ポールと垂
    直方向に整合できるようになされている、ことを特徴と
    するアクセス開口上にドッキングできる移動式作業室。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7迄の何れか1項に
    記載された作業室であって、仲介グリップ工具、吸入工
    具、吸入延長部およびポンプ工具を含んでなる一群から
    選択された少なくとも1つの工具を含んでいることを特
    徴とするアクセス開口上にドッキングできる移動式作業
    室。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8迄の何れか1項に
    記載された作業室であって、遠隔観察手段が備えられ、
    工具に固定でき且つ又工具から取り外せるようになされ
    ている、ことを特徴とするアクセス開口上にドッキング
    できる移動式作業室。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9迄の何れか1項
    に記載された作業室であって、回転プレートがモジュー
    ル部材を導き且つ又取り外すための通路を備え、この通
    路は常時は扉で閉じられており、又、回転プレートが回
    転されるときに工具ホルダーバレルの少なくとも1つの
    ハウジングと垂直方向に整合できるようになされてい
    る、ことを特徴とするアクセス開口上にドッキングでき
    る移動式作業室。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10迄の何れか1
    項に記載された作業室であって、密閉されたケーソンが
    換気手段と、シールド窓と、内部照明手段とを備えてい
    ることを特徴とするアクセス開口上にドッキングできる
    移動式作業室。
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AT (1) ATE121862T1 (ja)
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