JPH0798085A - 複合型回転継手装置 - Google Patents
複合型回転継手装置Info
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- JPH0798085A JPH0798085A JP6113808A JP11380894A JPH0798085A JP H0798085 A JPH0798085 A JP H0798085A JP 6113808 A JP6113808 A JP 6113808A JP 11380894 A JP11380894 A JP 11380894A JP H0798085 A JPH0798085 A JP H0798085A
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- fluid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、圧縮空気等の流体配管用回転継手
と電気配線用回転継手とを一体的に組込んだ複合型回転
継手装置の小形化を図ったものである。 【構成】 図1に示すように位置固定される装置本体2
の内周側に、軸線方向に中空部2aを有する回転主軸体
Cを嵌装し、回転主軸体Cの一端側の装置本体2を筒状
に延在し、該筒状延在部1内に電気配線接続用回転継手
20を嵌着させ、該継手の一の配線接続端20bを中空
体5を介して前記主軸体Cの中空部2aと対面させ、配
線ケーブル7を前記主軸体の中空部2aに挿通させる。
一方、流体の供給口12が設けられた装置本体2の内
周側に回転自在に嵌挿された前記回転主軸体Cの内部に
前記装置本体2の流体供給口12に連通される流体通路
2bを形成する。
と電気配線用回転継手とを一体的に組込んだ複合型回転
継手装置の小形化を図ったものである。 【構成】 図1に示すように位置固定される装置本体2
の内周側に、軸線方向に中空部2aを有する回転主軸体
Cを嵌装し、回転主軸体Cの一端側の装置本体2を筒状
に延在し、該筒状延在部1内に電気配線接続用回転継手
20を嵌着させ、該継手の一の配線接続端20bを中空
体5を介して前記主軸体Cの中空部2aと対面させ、配
線ケーブル7を前記主軸体の中空部2aに挿通させる。
一方、流体の供給口12が設けられた装置本体2の内
周側に回転自在に嵌挿された前記回転主軸体Cの内部に
前記装置本体2の流体供給口12に連通される流体通路
2bを形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種作動用圧縮空気や作
動油を導通する流体用回転継手と電気配線ケーブル導通
用の電気配線接続用回転継手とを一体化して構成した複
合型回転継手装置に係り、特にロボットの手首のように
駆動用流体とともに制御用信号線を回転継手部に導入す
る必要があるもの、又自動塗装機の様に塗料とともに駆
動若しくは制御用信号線を回転継手部に導入する必要が
あるもの、更には自動加工用工作機械、若しくは自動組
立機の様に研削油、油圧駆動流体その他の作動流体とと
もに制御用信号線や溶接用ケーブル等をコンパクトにま
とめて回転継手部に導入するための複合型回転継手装置
に関する。
動油を導通する流体用回転継手と電気配線ケーブル導通
用の電気配線接続用回転継手とを一体化して構成した複
合型回転継手装置に係り、特にロボットの手首のように
駆動用流体とともに制御用信号線を回転継手部に導入す
る必要があるもの、又自動塗装機の様に塗料とともに駆
動若しくは制御用信号線を回転継手部に導入する必要が
あるもの、更には自動加工用工作機械、若しくは自動組
立機の様に研削油、油圧駆動流体その他の作動流体とと
もに制御用信号線や溶接用ケーブル等をコンパクトにま
とめて回転継手部に導入するための複合型回転継手装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば前記した加工専用機、組
立機等においては、自由に回転する回転テーブルの回転
軸を支承する固定側部材から、前記回転テーブル側に設
置した各種装置側に作動用流体や電源若しくは信号を円
滑に供給せしめる為に、流体用回転継手と電気配線接続
用回転継手とを一体化した複合型回転継手を前記回転軸
に取付け、該複合型回転継手を介して、回転テーブルに
設置されている操作用アクチュエータや制御装置へ前記
作動用流体や電気等を容易に供給可能に構成した技術と
して例えば日本国実用新案登録公報実公昭60−172
49号が開示されている。かかる従来技術を図3に基づ
いて簡単に説明するに、図2は多系統塗料回路を持つ自
動塗装機に使用されるもので、従って電気配線、スプレ
ーガン噴霧用の圧縮空気、及び塗料液の三つの系統が必
要とされる。
立機等においては、自由に回転する回転テーブルの回転
軸を支承する固定側部材から、前記回転テーブル側に設
置した各種装置側に作動用流体や電源若しくは信号を円
滑に供給せしめる為に、流体用回転継手と電気配線接続
用回転継手とを一体化した複合型回転継手を前記回転軸
に取付け、該複合型回転継手を介して、回転テーブルに
設置されている操作用アクチュエータや制御装置へ前記
作動用流体や電気等を容易に供給可能に構成した技術と
して例えば日本国実用新案登録公報実公昭60−172
49号が開示されている。かかる従来技術を図3に基づ
いて簡単に説明するに、図2は多系統塗料回路を持つ自
動塗装機に使用されるもので、従って電気配線、スプレ
ーガン噴霧用の圧縮空気、及び塗料液の三つの系統が必
要とされる。
【0003】そこで本従来技術においては、主軸100
を2重パイプ構造として長手方向に2分し、2分した一
の分割主軸101の下側端部よりロータリージョイント
112を介して内パイプ113にエヤーホース116を
接続し、一方二分位置にある一の分割主軸101の他端
に必要数のエヤー出口115、115’…を設ける。そ
して前記分割主軸101のロータリージョイント112
側の外管109に嵌設した集電気119を介して制御回
路の配線125を、分割主軸101の外側中空部110
内を通して分割主軸101の他端側の側孔108より引
出される。
を2重パイプ構造として長手方向に2分し、2分した一
の分割主軸101の下側端部よりロータリージョイント
112を介して内パイプ113にエヤーホース116を
接続し、一方二分位置にある一の分割主軸101の他端
に必要数のエヤー出口115、115’…を設ける。そ
して前記分割主軸101のロータリージョイント112
側の外管109に嵌設した集電気119を介して制御回
路の配線125を、分割主軸101の外側中空部110
内を通して分割主軸101の他端側の側孔108より引
出される。
【0004】該引出された配線125は、分割主軸10
1に固設された回転テーブル120に設置された夫々の
エヤー配管回路121aのソレノイドバルブ117に接
続し、更に該ソレノイドバルブ117の出口管121b
を介して回転テーブル120上の不図示のスプレーガン
に接続する。一方、前記分割主軸101の上側に位置す
る他の分割主軸102には、該分割主軸102の他端よ
りロータリージョイント114を介して中心のパイプ1
13’に第1液用ホース126を接続し、又該分割主軸
の外管129にはボールベアリング127を設けたケー
ス128をパッキング129を介して気密に緊締してロ
ータリージョイント130を構成し、該ロータリージョ
イント130のケース128に塗料入口125を設け
て、主軸中空通路107内へ第2液塗料を供給するロー
タリージョイント130として構成する。 又前記2系
統の塗料の出口122、及び123、を前記ケース下側
の分割主軸の外管125に必要数設け、塗料管124を
介して回転テーブル120上の不図示のスプレーガンに
接続する。尚、符号106はスプロケット105、10
5を介して前記主軸100を回転させる駆動モ−タであ
る。
1に固設された回転テーブル120に設置された夫々の
エヤー配管回路121aのソレノイドバルブ117に接
続し、更に該ソレノイドバルブ117の出口管121b
を介して回転テーブル120上の不図示のスプレーガン
に接続する。一方、前記分割主軸101の上側に位置す
る他の分割主軸102には、該分割主軸102の他端よ
りロータリージョイント114を介して中心のパイプ1
13’に第1液用ホース126を接続し、又該分割主軸
の外管129にはボールベアリング127を設けたケー
ス128をパッキング129を介して気密に緊締してロ
ータリージョイント130を構成し、該ロータリージョ
イント130のケース128に塗料入口125を設け
て、主軸中空通路107内へ第2液塗料を供給するロー
タリージョイント130として構成する。 又前記2系
統の塗料の出口122、及び123、を前記ケース下側
の分割主軸の外管125に必要数設け、塗料管124を
介して回転テーブル120上の不図示のスプレーガンに
接続する。尚、符号106はスプロケット105、10
5を介して前記主軸100を回転させる駆動モ−タであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらかかる従
来技術においては、集電器(回転継手部)からなる配線
接続部が主軸の外周側に環設する構造の為に、回転テー
ブルにおける実質的な作業面積が狭くなり、而も主軸を
回転させるためのスプロケット、集電器(回転継手部)
と圧縮空気導入用ロータリジョイントとがいずれも順次
主軸上に軸線方向に沿って配列されているために、言換
えれば前記三つの部材が固定用架台から順次主軸上に離
間する方向に列設する構成を取るために、必然的に装置
背高が大になり且つ大形化し易い。また、主軸を支持す
る固定架台、及び主軸と共に回転する回転テーブルにつ
いても主軸を介して上下に列設する構成を取るために、
配管、配線、整備、取扱等の作業が煩雑化するのみなら
ず、且つ装置構成が大形化する。
来技術においては、集電器(回転継手部)からなる配線
接続部が主軸の外周側に環設する構造の為に、回転テー
ブルにおける実質的な作業面積が狭くなり、而も主軸を
回転させるためのスプロケット、集電器(回転継手部)
と圧縮空気導入用ロータリジョイントとがいずれも順次
主軸上に軸線方向に沿って配列されているために、言換
えれば前記三つの部材が固定用架台から順次主軸上に離
間する方向に列設する構成を取るために、必然的に装置
背高が大になり且つ大形化し易い。また、主軸を支持す
る固定架台、及び主軸と共に回転する回転テーブルにつ
いても主軸を介して上下に列設する構成を取るために、
配管、配線、整備、取扱等の作業が煩雑化するのみなら
ず、且つ装置構成が大形化する。
【0006】本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、圧
縮空気等の流体配管用回転継手と電気配線用回転継手と
を一体的に組込んだ複合型回転継手装置において、小設
置面積化と小背高化を図り、全体としての装置の小形化
とコンパクト化を図った複合型回転継手装置を提供する
事を目的とする。本発明の他の目的は回転継手装置を装
着した回転テーブル側における実質的な作業面積の拡大
を図りつつ、配管、配線、整備、取扱等の回転テーブル
上における各種作業の容易化を図った複合型回転継手装
置を提供することにある。
縮空気等の流体配管用回転継手と電気配線用回転継手と
を一体的に組込んだ複合型回転継手装置において、小設
置面積化と小背高化を図り、全体としての装置の小形化
とコンパクト化を図った複合型回転継手装置を提供する
事を目的とする。本発明の他の目的は回転継手装置を装
着した回転テーブル側における実質的な作業面積の拡大
を図りつつ、配管、配線、整備、取扱等の回転テーブル
上における各種作業の容易化を図った複合型回転継手装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1及び図2
に示すように流体の供給口12が設けられた装置本体2
の内周側に、軸線方向に中空部2aを有する回転主軸体
Cの少なくとも一部を、軸受4a,4bを介して回転自
在に嵌装し、該嵌装した回転主軸体Cの一端側の装置本
体1を筒状に延在し、該筒状延在部1a内に電気配線接
続用回転継手20を嵌着させた点を第一の特徴とし、第
二の特徴は前記継手20の一の配線接続端20bを中空
体5を介して前記主軸の中空部2aと対面させ、前記接
続端20bに接続した配線ケーブル7を前記主軸体Cの
中空部2aに挿通させ、該挿通させた配線ケーブル7の
導出出口3a,3cを回転主軸体Cの他端側に設けた
点、尚、前記中空体は好ましくは絶縁体が好ましい。第
三の特徴は、前記回転主軸体Cの内部に前記装置本体1
の流体供給口12に連通される流体通路2bを形成し、
該流体通路2bの出口3bを回転主軸体Cの他端側に設
けた点にある。
に示すように流体の供給口12が設けられた装置本体2
の内周側に、軸線方向に中空部2aを有する回転主軸体
Cの少なくとも一部を、軸受4a,4bを介して回転自
在に嵌装し、該嵌装した回転主軸体Cの一端側の装置本
体1を筒状に延在し、該筒状延在部1a内に電気配線接
続用回転継手20を嵌着させた点を第一の特徴とし、第
二の特徴は前記継手20の一の配線接続端20bを中空
体5を介して前記主軸の中空部2aと対面させ、前記接
続端20bに接続した配線ケーブル7を前記主軸体Cの
中空部2aに挿通させ、該挿通させた配線ケーブル7の
導出出口3a,3cを回転主軸体Cの他端側に設けた
点、尚、前記中空体は好ましくは絶縁体が好ましい。第
三の特徴は、前記回転主軸体Cの内部に前記装置本体1
の流体供給口12に連通される流体通路2bを形成し、
該流体通路2bの出口3bを回転主軸体Cの他端側に設
けた点にある。
【0008】この場合、前記回転主軸体Cは、回転基台
Bの回転中心線上に固定し、該主軸体Cを回転基台Bと
共に一体的に回転可能に構成するのが良い。又前記回転
基台Bは、流体通路出口3bより供給される流体により
作動する作動機器52,53と、前記導出口3aより導
出された配線ケーブル27が接続される電気機器54が
設置される回転基台Bであればよく、例えば自動加工用
工作機械や自動組立機に用いられる回転テーブルに限定
されることなく、ロボットの手首や自動塗装機の回転テ
ーブル等も含む。又、前記回転主軸体Cの中空部2a
は、該主軸体Cの軸線上に沿って穿孔し、一方前記流体
通路2bは前記軸線と平行に主軸体C内に穿孔するのが
良い。又前記回転主軸体Cの内部に設けた流体通路2b
と前記装置本体1の流体供給口12間の連通手段は、前
記装置本体1の流体供給口12に対面する内周側にリン
グ体8を嵌着するとともに、該リング体8内に前記回転
主軸体Cを回転自在に嵌挿し、該主軸体Cとリング体8
との嵌合部に前記流体供給口12から回転主軸体C内の
流体通路2bへの流体導入通路11を設けることにより
容易に達成される。
Bの回転中心線上に固定し、該主軸体Cを回転基台Bと
共に一体的に回転可能に構成するのが良い。又前記回転
基台Bは、流体通路出口3bより供給される流体により
作動する作動機器52,53と、前記導出口3aより導
出された配線ケーブル27が接続される電気機器54が
設置される回転基台Bであればよく、例えば自動加工用
工作機械や自動組立機に用いられる回転テーブルに限定
されることなく、ロボットの手首や自動塗装機の回転テ
ーブル等も含む。又、前記回転主軸体Cの中空部2a
は、該主軸体Cの軸線上に沿って穿孔し、一方前記流体
通路2bは前記軸線と平行に主軸体C内に穿孔するのが
良い。又前記回転主軸体Cの内部に設けた流体通路2b
と前記装置本体1の流体供給口12間の連通手段は、前
記装置本体1の流体供給口12に対面する内周側にリン
グ体8を嵌着するとともに、該リング体8内に前記回転
主軸体Cを回転自在に嵌挿し、該主軸体Cとリング体8
との嵌合部に前記流体供給口12から回転主軸体C内の
流体通路2bへの流体導入通路11を設けることにより
容易に達成される。
【0009】
【作用】かかる発明によれば、位置固定される装置本体
の内周側に、軸線方向に中空部を有する回転主軸体を回
転自在に嵌装し、該嵌装した回転主軸体の一端側の装置
本体を筒状に延在し、該筒状延在部内に電気配線接続用
回転継手を嵌着させ、該継手の一の配線接続端を中空体
を介して前記主軸の中空部と対面させ、前記接続端に接
続した配線ケーブルを前記主軸体の中空部に挿通させ、
該挿通させた配線ケーブルの導出出口を回転主軸体の他
端側に設けて、電気配線ケーブルの回転継手機構が構成
され、一方、流体の供給口が設けられた装置本体の内周
側に回転自在に嵌挿された前記回転主軸体の内部に前記
装置本体の流体供給口に連通される流体通路を形成する
とともに、該流体通路の出口を回転主軸体の他端側に設
ける事により、流体の回転継手機構が構成される。
の内周側に、軸線方向に中空部を有する回転主軸体を回
転自在に嵌装し、該嵌装した回転主軸体の一端側の装置
本体を筒状に延在し、該筒状延在部内に電気配線接続用
回転継手を嵌着させ、該継手の一の配線接続端を中空体
を介して前記主軸の中空部と対面させ、前記接続端に接
続した配線ケーブルを前記主軸体の中空部に挿通させ、
該挿通させた配線ケーブルの導出出口を回転主軸体の他
端側に設けて、電気配線ケーブルの回転継手機構が構成
され、一方、流体の供給口が設けられた装置本体の内周
側に回転自在に嵌挿された前記回転主軸体の内部に前記
装置本体の流体供給口に連通される流体通路を形成する
とともに、該流体通路の出口を回転主軸体の他端側に設
ける事により、流体の回転継手機構が構成される。
【0010】
【実施例】以下、図1及び図2に基づいて本発明の実施
例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載さ
れている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置な
どは特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲を
それのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。
例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載さ
れている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置な
どは特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲を
それのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。
【0011】本実施例は、モータその他の駆動装置によ
り回転する回転テーブルBの中心軸線上に本発明に係る
複合回転継手装置Aが設けられた作業装置で、前記継手
装置Aの装置本体1に、外部より供給される流体供給管
23及び電気配線ケーブル6が接続され、これらの供給
管23よりの流体及び電気配線ケーブル27は、継手装
置Aの回転主軸本体2及び該本体2とともに回転軸体C
を形成する回転ヘッド3を介して回転テーブルB上に配
設されたソレノイド54、電磁制御弁52、アクチュエ
ータ53に供給される。この実施例においては、電磁制
御弁52の制御用流体として圧縮空気を用いており、5
1は制御用空気を供給する空気源で固定定盤50上に設
置されるとともに、流体供給管23を介して装置本体1
に設けられた流体供給口12に連通されている。
り回転する回転テーブルBの中心軸線上に本発明に係る
複合回転継手装置Aが設けられた作業装置で、前記継手
装置Aの装置本体1に、外部より供給される流体供給管
23及び電気配線ケーブル6が接続され、これらの供給
管23よりの流体及び電気配線ケーブル27は、継手装
置Aの回転主軸本体2及び該本体2とともに回転軸体C
を形成する回転ヘッド3を介して回転テーブルB上に配
設されたソレノイド54、電磁制御弁52、アクチュエ
ータ53に供給される。この実施例においては、電磁制
御弁52の制御用流体として圧縮空気を用いており、5
1は制御用空気を供給する空気源で固定定盤50上に設
置されるとともに、流体供給管23を介して装置本体1
に設けられた流体供給口12に連通されている。
【0012】又24は固定定盤50上に立設されたコン
トロールボックスで、該ボックス24より導出された電
気配線ケーブル6は、装置本体1上端のスカート部1a
に嵌着したスリップリング式の多極コネクタ20に接続
されている。一方回転テーブルB上には ソレノイド5
4が連設された電磁制御弁52(以下電磁弁という)、
該電磁弁52により操作されるアクチュエータ53が配
設されており、回転ヘッド3より引出された電気配線ケ
ーブル27によりソレノイド54を介して電磁弁52が
開閉操作され、該電磁弁52の開閉操作により流体導出
管26aを介してアクチュエータ53に流体が導入/停
止され、該アクチュエータ53のピストン53aを進退
操作する。そしてこれらが取り付けられた回転テーブル
Bは、固定定盤50上に設置された駆動装置Rの駆動軸
R1に連結され、所定回転数で回転可能に構成されてい
る。
トロールボックスで、該ボックス24より導出された電
気配線ケーブル6は、装置本体1上端のスカート部1a
に嵌着したスリップリング式の多極コネクタ20に接続
されている。一方回転テーブルB上には ソレノイド5
4が連設された電磁制御弁52(以下電磁弁という)、
該電磁弁52により操作されるアクチュエータ53が配
設されており、回転ヘッド3より引出された電気配線ケ
ーブル27によりソレノイド54を介して電磁弁52が
開閉操作され、該電磁弁52の開閉操作により流体導出
管26aを介してアクチュエータ53に流体が導入/停
止され、該アクチュエータ53のピストン53aを進退
操作する。そしてこれらが取り付けられた回転テーブル
Bは、固定定盤50上に設置された駆動装置Rの駆動軸
R1に連結され、所定回転数で回転可能に構成されてい
る。
【0013】次に継手装置Aの構成について説明する。
回転することなく位置固定される装置本体1は、環状ベ
アリング4a、4bを介して回転主軸本体2が収納され
ている円筒収納部1bと、該収納部1bの上端に同心上
に連設されている円筒スカート部1aとからなる。円筒
収納部1b内には、該収納部1b内周側に上下に介装さ
れた2個の環状ベアリング4a、4bからなる軸受を介
して回転主軸本体2が同心状に貫設されており、該回転
主軸本体2は、その下端側に固設された回転ヘッド3を
介して回転テーブルBの回転中心位置に固定され、回転
テーブルBの回転により回転ヘッド3及び回転主軸本体
2が一体となって回転する事が出来る。又回転主軸本体
2はこれらベアリング4a、4bを介して装置本体1に
支承される構造となっている為に、前記装置本体1を位
置固定した状態で回転主軸本体2の回転が可能となる。
前記円筒収納部1b内周のベアリング4aとベアリング
4bの間にはリング状ブッシュ8が圧入されており、該
ブッシュ8の内周と対面する回転主軸本体2の外周には
液密シール機能を有する2つのOリング13a、13b
が上下に介装されており、該Oリング13a、13bに
よりブッシュ8の内周にかじりが生じることなく、前記
回転主軸本体2の回転が保証される。尚、前記ブッシュ
8の代りにOリング支持によるリング体を用いても良
い。更に、図右半分に示すようにブッシュ8内周側にメ
タルシール部材13cを、外周側にOリング13dを用
いたブッシュ構造若しくはリング体構造としても良い。
又Oリング13a、13bに挟まれる前記ブッシュ8の
内周及び回転主軸本体2の外周の嵌合部には環状溝9が
刻設され、この環状溝9は内周側が回転主軸本体2の流
体通路2bに連通されるとともに、外周側がブッシュ9
に穿設された流体孔11を介して装置本体1に設けられ
た流体供給口12に連通されている。
回転することなく位置固定される装置本体1は、環状ベ
アリング4a、4bを介して回転主軸本体2が収納され
ている円筒収納部1bと、該収納部1bの上端に同心上
に連設されている円筒スカート部1aとからなる。円筒
収納部1b内には、該収納部1b内周側に上下に介装さ
れた2個の環状ベアリング4a、4bからなる軸受を介
して回転主軸本体2が同心状に貫設されており、該回転
主軸本体2は、その下端側に固設された回転ヘッド3を
介して回転テーブルBの回転中心位置に固定され、回転
テーブルBの回転により回転ヘッド3及び回転主軸本体
2が一体となって回転する事が出来る。又回転主軸本体
2はこれらベアリング4a、4bを介して装置本体1に
支承される構造となっている為に、前記装置本体1を位
置固定した状態で回転主軸本体2の回転が可能となる。
前記円筒収納部1b内周のベアリング4aとベアリング
4bの間にはリング状ブッシュ8が圧入されており、該
ブッシュ8の内周と対面する回転主軸本体2の外周には
液密シール機能を有する2つのOリング13a、13b
が上下に介装されており、該Oリング13a、13bに
よりブッシュ8の内周にかじりが生じることなく、前記
回転主軸本体2の回転が保証される。尚、前記ブッシュ
8の代りにOリング支持によるリング体を用いても良
い。更に、図右半分に示すようにブッシュ8内周側にメ
タルシール部材13cを、外周側にOリング13dを用
いたブッシュ構造若しくはリング体構造としても良い。
又Oリング13a、13bに挟まれる前記ブッシュ8の
内周及び回転主軸本体2の外周の嵌合部には環状溝9が
刻設され、この環状溝9は内周側が回転主軸本体2の流
体通路2bに連通されるとともに、外周側がブッシュ9
に穿設された流体孔11を介して装置本体1に設けられ
た流体供給口12に連通されている。
【0014】円筒スカート部1aは、円筒収納部1bと
同径に形成された大径部とその上面側に多極コネクタ2
0を収納する小径部が同心状に形成されており、そして
前記小径部内に円筒状多極コネクタ20を嵌着する。該
コネクタ20は、該コネクタ20の上端に設けた導入側
接続部20aと、コネクタ20の下端に設けた導出側接
続部20bとを具え、両者間は内部に設けた不図示のス
リップリングを介してをその軸線を中心として相対的に
回転自在に接続されている。そしてこのようなスリップ
リング式の多極コネクタ20は商品として発売され、公
知であるとともに容易に入手される。(例えば米国メル
コタック社製ロータリーコネクタ) そして導入側接続部20aにはボックス21より導出さ
れた電気配線ケーブル6が接続され、一方導出側接続部
20bには透孔2aに挿通された配線ケーブル7が接続
され、前記不図示のスリップリングで電気的接触を維持
しながら導入側接続部20aが固定した状態で導出側接
続部20bが回転するケーブル接続用多極コネクタが形
成される。そして該多極コネクタ20は、上面側を回り
止めフランジ15及びピン16により前記スカート部1
aに固定している。
同径に形成された大径部とその上面側に多極コネクタ2
0を収納する小径部が同心状に形成されており、そして
前記小径部内に円筒状多極コネクタ20を嵌着する。該
コネクタ20は、該コネクタ20の上端に設けた導入側
接続部20aと、コネクタ20の下端に設けた導出側接
続部20bとを具え、両者間は内部に設けた不図示のス
リップリングを介してをその軸線を中心として相対的に
回転自在に接続されている。そしてこのようなスリップ
リング式の多極コネクタ20は商品として発売され、公
知であるとともに容易に入手される。(例えば米国メル
コタック社製ロータリーコネクタ) そして導入側接続部20aにはボックス21より導出さ
れた電気配線ケーブル6が接続され、一方導出側接続部
20bには透孔2aに挿通された配線ケーブル7が接続
され、前記不図示のスリップリングで電気的接触を維持
しながら導入側接続部20aが固定した状態で導出側接
続部20bが回転するケーブル接続用多極コネクタが形
成される。そして該多極コネクタ20は、上面側を回り
止めフランジ15及びピン16により前記スカート部1
aに固定している。
【0015】一方、前記回転主軸本体2及び回転ヘッド
3の中心軸線上には、多極コネクタ20に接続された電
気配線の集合ケーブル導通用の透孔2aが上端より下端
位置まで貫通する如く穿設されており、又回転ヘッド3
の側部には前記透孔2aに連通するケーブル導通孔3a
が穿設され、又前記透孔2aの回転主軸本体2の上側は
拡径化され、該拡径部に外周面にフランジを有する中空
筒状絶縁体5が嵌入され、導出側接続部20bに接続さ
れた配線ケーブル7の電気的露出部の短絡防止と電気的
保護を図っている。又前記回転主軸本体2及び回転ヘッ
ド3は、透孔2aの側部に、該透孔2aと平行に制御用
圧縮空気の通路即ち流体通路2bがその軸線方向に穿設
され、その下端を盲蓋2dにより気密的に封止するとも
に、回転ヘッド3の側部に前記通路2bに連通する流体
導出孔3bを穿設し、流体配管13を経て電磁弁52の
流体導入口52aに接続する。この結果、装置本体1の
流体供給口12と回転主軸本体2内の流体通路2bとは
回転主軸本体2が回転しても常時導通されることとな
り、流体導入用回転継手機構が構成される。
3の中心軸線上には、多極コネクタ20に接続された電
気配線の集合ケーブル導通用の透孔2aが上端より下端
位置まで貫通する如く穿設されており、又回転ヘッド3
の側部には前記透孔2aに連通するケーブル導通孔3a
が穿設され、又前記透孔2aの回転主軸本体2の上側は
拡径化され、該拡径部に外周面にフランジを有する中空
筒状絶縁体5が嵌入され、導出側接続部20bに接続さ
れた配線ケーブル7の電気的露出部の短絡防止と電気的
保護を図っている。又前記回転主軸本体2及び回転ヘッ
ド3は、透孔2aの側部に、該透孔2aと平行に制御用
圧縮空気の通路即ち流体通路2bがその軸線方向に穿設
され、その下端を盲蓋2dにより気密的に封止するとも
に、回転ヘッド3の側部に前記通路2bに連通する流体
導出孔3bを穿設し、流体配管13を経て電磁弁52の
流体導入口52aに接続する。この結果、装置本体1の
流体供給口12と回転主軸本体2内の流体通路2bとは
回転主軸本体2が回転しても常時導通されることとな
り、流体導入用回転継手機構が構成される。
【0016】以上のように構成することにより、流体導
入用回転継手機構及びケーブル接続用回転継手機構が装
置本体1の内部に収容されることとなるとともに、前記
導出用ケーブル7の出口端3a及び流体の出口3bは、
ともに回転テーブルBの周面に配置されることとなる。
したがってかかる実施例によれば、駆動装置Rを回転さ
せる事により、装置本体1が位置固定された状態で、回
転テーブルBとともに、回転ヘッド3及び回転主軸本体
2からなる回転主軸体Cが一体的に回転する。一方、空
気源51からの作動用圧縮空気は供給管23を通って装
置本体1の流体供給口12に導かれ、流体孔11を経て
環状溝9内に流入する。この際、回転主軸本体2の外周
とブッシュ8の内周との間の嵌合部は、Oリング13
a、13bにてシールされている為に気密漏れが生じる
ことはない。又回転テーブルBとともに回転主軸体Cが
回転しているが、回転主軸本体2内の流体通路2bと装
置本体1側の流体供給口12とは前記環状溝9を介して
常時連通されるているために、作動用圧縮空気は、環状
溝9から流体通路2bを経て電磁弁52等その他の流体
作動機器に円滑に導かれ、所定の制御動作を行う事が出
来る。一方、電気配線ケーブルにおいても、コントロー
ルボックス24より導出された電気配線ケーブル6は、
装置本体1に嵌着された多極コネクタ20の導入接続部
20aに接続されているが、該装置本体1は位置固定さ
れている為に、該ケーブル6が捩れることはない。
入用回転継手機構及びケーブル接続用回転継手機構が装
置本体1の内部に収容されることとなるとともに、前記
導出用ケーブル7の出口端3a及び流体の出口3bは、
ともに回転テーブルBの周面に配置されることとなる。
したがってかかる実施例によれば、駆動装置Rを回転さ
せる事により、装置本体1が位置固定された状態で、回
転テーブルBとともに、回転ヘッド3及び回転主軸本体
2からなる回転主軸体Cが一体的に回転する。一方、空
気源51からの作動用圧縮空気は供給管23を通って装
置本体1の流体供給口12に導かれ、流体孔11を経て
環状溝9内に流入する。この際、回転主軸本体2の外周
とブッシュ8の内周との間の嵌合部は、Oリング13
a、13bにてシールされている為に気密漏れが生じる
ことはない。又回転テーブルBとともに回転主軸体Cが
回転しているが、回転主軸本体2内の流体通路2bと装
置本体1側の流体供給口12とは前記環状溝9を介して
常時連通されるているために、作動用圧縮空気は、環状
溝9から流体通路2bを経て電磁弁52等その他の流体
作動機器に円滑に導かれ、所定の制御動作を行う事が出
来る。一方、電気配線ケーブルにおいても、コントロー
ルボックス24より導出された電気配線ケーブル6は、
装置本体1に嵌着された多極コネクタ20の導入接続部
20aに接続されているが、該装置本体1は位置固定さ
れている為に、該ケーブル6が捩れることはない。
【0017】一方導出側接続部20bには透孔2aに挿
通された導出側ケーブル7が接続されているが、導入接
続部20aと導出側接続部20b間は不図示のスリップ
リングで電気的接触を維持しながら回転し、且つ前記透
孔2aは回転主軸体Cの軸線上に穿孔されているため
に、前記回転主軸本体2と一体的に回転する。従って前
記ケーブル接続用回転継手機構においては、導入側ケー
ブル6と回転主軸本体2の透孔2a内に挿通される導出
側ケーブル7とが自由に相対回転することができるの
で、回転主軸体C側での配線、作業性、取扱性に問題は
ない。さらに、装置本体1内に流体導入用回転継手機構
及びケーブル接続用回転継手機構を収容したので、装置
が小形コンパクトになるのみならず、回転テーブルB側
のスペースが拡大され、シリアル、パラレル変換伝送用
制御機器等の多極、多センサーを有する機器が回転側に
て使用可能となるとともに、回転側から接続、整備、取
扱等の作業が容易にできる。尚前記実施例は、流体とし
て制御用圧縮空気を用いた場合を示したが、これに代え
て油、水等の液体又は空気以外の気体を用いる場合も本
発明に含まれる。また、前記実施例においては回転主軸
本体2の流体通路2bが1箇所の場合について示してい
るが、流体通路2b及びこれに連通される回転ヘッド3
の流体通路3bを円周方向に2個以上設けて、同様に環
状溝9の他に必要数の環状溝を設けて夫々必要な流通路
を構成し、液体を複数箇所に分配する場合も本発明に含
まれる。
通された導出側ケーブル7が接続されているが、導入接
続部20aと導出側接続部20b間は不図示のスリップ
リングで電気的接触を維持しながら回転し、且つ前記透
孔2aは回転主軸体Cの軸線上に穿孔されているため
に、前記回転主軸本体2と一体的に回転する。従って前
記ケーブル接続用回転継手機構においては、導入側ケー
ブル6と回転主軸本体2の透孔2a内に挿通される導出
側ケーブル7とが自由に相対回転することができるの
で、回転主軸体C側での配線、作業性、取扱性に問題は
ない。さらに、装置本体1内に流体導入用回転継手機構
及びケーブル接続用回転継手機構を収容したので、装置
が小形コンパクトになるのみならず、回転テーブルB側
のスペースが拡大され、シリアル、パラレル変換伝送用
制御機器等の多極、多センサーを有する機器が回転側に
て使用可能となるとともに、回転側から接続、整備、取
扱等の作業が容易にできる。尚前記実施例は、流体とし
て制御用圧縮空気を用いた場合を示したが、これに代え
て油、水等の液体又は空気以外の気体を用いる場合も本
発明に含まれる。また、前記実施例においては回転主軸
本体2の流体通路2bが1箇所の場合について示してい
るが、流体通路2b及びこれに連通される回転ヘッド3
の流体通路3bを円周方向に2個以上設けて、同様に環
状溝9の他に必要数の環状溝を設けて夫々必要な流通路
を構成し、液体を複数箇所に分配する場合も本発明に含
まれる。
【0018】
【発明の効果】上記記載のごとく本発明によれば、流体
導入用回転継手機構と電気配線ケーブル導入用回転継手
機構とがいずれも位置固定される装置本体内に収納され
た構造となり、構造が簡単かつ小設置面積化と小背高化
を図りつつコンパクト化される。さらに、装置本体内に
流体導入用回転継手機構及び電気配線接続用回転継手機
構を内蔵して一体化したので、回転基台側のスペースを
広くとることができ、例えばシリアル・パラレル変換伝
送用制御機器等の多極、多センサーを有する機器が回転
基台側にて使用可能となり、また回転基台側から接続、
整備、取扱等の各種作業を容易に行うことができる為
に、結果として回転基台側における実質的な作業面積の
拡大を図りつつ、配管、配線、整備、取扱等の回転基台
上における各種作業の容易化を図った複合型回転継手装
置を提供することが出来る。等の種々の著効を有す。
導入用回転継手機構と電気配線ケーブル導入用回転継手
機構とがいずれも位置固定される装置本体内に収納され
た構造となり、構造が簡単かつ小設置面積化と小背高化
を図りつつコンパクト化される。さらに、装置本体内に
流体導入用回転継手機構及び電気配線接続用回転継手機
構を内蔵して一体化したので、回転基台側のスペースを
広くとることができ、例えばシリアル・パラレル変換伝
送用制御機器等の多極、多センサーを有する機器が回転
基台側にて使用可能となり、また回転基台側から接続、
整備、取扱等の各種作業を容易に行うことができる為
に、結果として回転基台側における実質的な作業面積の
拡大を図りつつ、配管、配線、整備、取扱等の回転基台
上における各種作業の容易化を図った複合型回転継手装
置を提供することが出来る。等の種々の著効を有す。
【図1】本発明の実施例にかかる、モータその他の駆動
装置により回転する回転テーブルの中心軸線上に本発明
に係る複合回転継手装置が設けられた作業装置の要部断
面図を示す。
装置により回転する回転テーブルの中心軸線上に本発明
に係る複合回転継手装置が設けられた作業装置の要部断
面図を示す。
【図2】図1に示す複合回転継手装置の拡大図である。
【図3】多系統塗料回路を持つ自動塗装機に使用され
る、従来技術に係る複合回転継手装置の要部断面図を示
す。
る、従来技術に係る複合回転継手装置の要部断面図を示
す。
2a 中空部 2b 流体通路 4a,4b 軸受 5 中空体 7 配線ケーブル 8 リング体 12 流体供給口
Claims (6)
- 【請求項1】 流体供給口が設けられた装置本体の内周
側に、軸線方向に中空部を有する回転主軸体の少なくと
も一部を軸受を介して回転自在に嵌装し、該嵌装した回
転主軸体の一端側の装置本体を筒状に延在し、該筒状延
在部内に電気配線接続用回転継手を嵌着するとともに、 前記継手の一の配線接続端を中空体を介して前記主軸の
中空部と対面させ、前記接続端に接続した配線ケーブル
を前記主軸の中空部に挿通させ、 一方前記回転主軸体の内部に前記装置本体の流体供給口
に連通される流体通路を形成し、 該回転主軸体の流体通路出口と前記配線ケーブルの導出
出口を夫々回転主軸体の他端側に設けた事を特徴とする
複合型回転継手装置。 - 【請求項2】 前記回転主軸体を回転基台の回転中心線
上に固定し、該主軸体を回転基台と共に一体的に回転可
能に構成した事を特徴とする請求項1記載の複合型回転
継手装置。 - 【請求項3】 前記回転基台が、流体通路出口より供給
される流体により作動する作動機器と、前記導出出口よ
り導出された配線ケーブルが接続される電気機器が設置
される回転基台である請求項2記載の複合型回転継手装
置。 - 【請求項4】 前記回転主軸体の中空部を、該主軸体の
軸線上に沿って穿孔するとともに、前記流体通路を前記
軸線と平行に主軸体内に穿孔した事を特徴とする請求項
1記載の複合型回転継手装置。 - 【請求項5】 前記装置本体の流体供給口対面する内周
側にリング体を嵌着するとともに、該リング体内に前記
回転主軸体を回転自在に嵌挿し、該主軸体とリング体と
の嵌合部に前記流体供給口から回転主軸体内の流体通路
への流体導入通路を設けた事を特徴とする請求項1記載
の複合型回転継手装置。 - 【請求項6】 前記中空体が中空絶縁体である請求項1
記載の複合型回転継手装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6113808A JPH0798085A (ja) | 1993-04-30 | 1994-04-29 | 複合型回転継手装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2854493 | 1993-04-30 | ||
JP5-28544 | 1993-04-30 | ||
JP6113808A JPH0798085A (ja) | 1993-04-30 | 1994-04-29 | 複合型回転継手装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0798085A true JPH0798085A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=26366663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6113808A Pending JPH0798085A (ja) | 1993-04-30 | 1994-04-29 | 複合型回転継手装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0798085A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100374851B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2003-03-04 | 한전기공주식회사 | 다축펌프 원통형 축 커플링 분해 조립장치 |
JP2005291455A (ja) * | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Kuroda Precision Ind Ltd | 回転継手 |
JP2013501686A (ja) * | 2009-08-12 | 2013-01-17 | シデル エッセ.ピ.ア. コン ソシオ ウニコ | 容器取り扱い機械 |
-
1994
- 1994-04-29 JP JP6113808A patent/JPH0798085A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100374851B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2003-03-04 | 한전기공주식회사 | 다축펌프 원통형 축 커플링 분해 조립장치 |
JP2005291455A (ja) * | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Kuroda Precision Ind Ltd | 回転継手 |
JP2013501686A (ja) * | 2009-08-12 | 2013-01-17 | シデル エッセ.ピ.ア. コン ソシオ ウニコ | 容器取り扱い機械 |
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