JPH079754U - 内容物取出具付き上蓋 - Google Patents
内容物取出具付き上蓋Info
- Publication number
- JPH079754U JPH079754U JP3936293U JP3936293U JPH079754U JP H079754 U JPH079754 U JP H079754U JP 3936293 U JP3936293 U JP 3936293U JP 3936293 U JP3936293 U JP 3936293U JP H079754 U JPH079754 U JP H079754U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral wall
- top plate
- tip
- upper lid
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 先端に大きな破断痕が残らないように形成し
た内容物取出具18を、上蓋に確実に連設すると共に、
上蓋から容易に取り外せるようにする。 【構成】 周壁1に後端弱め部20を介して内容物取出
具18の柄部19を連設し、この柄部19に、基部を周
壁1に連設した支持アーム26の先端を、先端弱め部2
8を介して連設し、前記支持アーム26の先端は、前記
柄部19の上面より下方の位置に連設し、頂板33は内
容物取出具18の上面に当接すると共に、支持アーム2
6の上面との間に隙間36を設けて張設した内容物取出
具付き上蓋。
た内容物取出具18を、上蓋に確実に連設すると共に、
上蓋から容易に取り外せるようにする。 【構成】 周壁1に後端弱め部20を介して内容物取出
具18の柄部19を連設し、この柄部19に、基部を周
壁1に連設した支持アーム26の先端を、先端弱め部2
8を介して連設し、前記支持アーム26の先端は、前記
柄部19の上面より下方の位置に連設し、頂板33は内
容物取出具18の上面に当接すると共に、支持アーム2
6の上面との間に隙間36を設けて張設した内容物取出
具付き上蓋。
Description
【0001】
本考案は、容器に被嵌する内容物取出具付き上蓋に関する。
【0002】
従来内容物取出具付き上蓋は、内容物取出具の先端と、その内容物取出具の柄 部の後端を、上蓋の内側に弱め部を介して連設したものが知られている。
【0003】
前記上蓋は、先端の弱め部の破断痕が小さくなるように、弱め部を小さく形成 すると、上蓋の移動中などに先端の弱め部が破断し、上蓋を容器に装着するとき 、特に上蓋の自動装着装置を使用して装着するとき支障となる。
【0004】 そして、先端の弱め部を強固に形成すると、先端の破断痕が大きくなると共に 、内容物取出具が、上蓋から取り外し難くなる。 本考案は、前記事項に鑑みなされたものであり、先端に大きな破断痕が残らな いように形成した内容物取出具を、上蓋に確実に連設すると共に、上蓋から容易 に取り外せるようにすることを技術的課題とする。
【0005】
本考案は、容器40の口部に被嵌される合成樹脂製の周壁1を設け、この周壁 1の上部内側に内容物取出具18の柄部19の後端を後端弱め部20を介して連 設すると共に、一対の支持アーム26の基部を連設し、この支持アーム26の先 端を先端弱め部28を介して前記柄部19に連設し、かつ、この支持アーム26 の先端は、前記柄部19の上面より下方の位置に連設し、前記周壁1の上部に頂 板33を張設し、この頂板33は前記内容物取出具18の上面に当接すると共に 、前記支持アーム26の上面との間に隙間36を設けて張設して内容物取出具付 き上蓋とした。
【0006】
本考案の上蓋から内容物取出具18を取り外すには、上蓋を裏返して一方の手 の人差し指から小指で、頂板33の表面を押さえるようにして把持し、その手の 親指の爪先を、頂板33の下面と支持アーム26の上面との間の隙間36に差し 込む。
【0007】 そうすると、支持アーム26が爪の上面の傾斜面で押され、頂板33から引き 離され、内容物取出具18も頂板33から離れる。そこで、他方の手で内容物取 出具18を摘んで引っ張り、先端弱め部28と後端弱め部20を破断して上蓋か ら内容物取出具18を取り外す。
【0008】
以下図に基づいて本考案の実施例の説明をする。図1及び図2は、本考案の一 実施例を示す図である。
【0009】 この実施例の上蓋は、容器40の口部に被嵌するものであり、樹脂を含浸させ た紙葉で四角形に形成され、容器40の口部の上縁がフランジ状に外側に突出す る口縁部41に形成され、水ようかんを収容するように形成されたものであり、 口縁部41には密閉用被覆を貼付けられるものである。
【0010】 前記上蓋は、合成樹脂製で筒状の周壁1が設けてあり、この周壁1は角部を円 弧状に形成した四角形に形成してあり、下部周壁2と上部周壁8とからなってい る。
【0011】 前記下部周壁2は、下方が拡大して大径に形成してあり、この下部周壁2の上 部内側には、前記容器40の口縁部41に当接する環状段部3が突設してある。 そして、四角形の下部周壁2の各辺には、係合部4が設けてあり、この係合部4 は、前記容器40の口縁部41が係合するように形成してある。
【0012】 前記環状段部3の上には、短筒状の上部周壁8が一体に連設してあり、この上 部周壁8の外径は、前記下部周壁2の内径よりやや小径に形成してあり、一つの 上蓋の上部周壁8に、他の上蓋の下部周壁2が水平方向にがた付くことなく外嵌 できるように形成してある。
【0013】 また、前記上部周壁8の四つの各辺の中間部には、縦方向の突出部9が設けて あり、この突出部9の下面10は、前記環状段部3と同一平面に形成してある。 前記上部周壁8の上端より少し下がった位置の内側に、環状の受縁15が一体 に突設してあり、この受縁15の円弧状の角部の内側には、掬い部21を設け、 スプーンとして形成した内容物取出具18の柄部19の後端を、薄肉部として形 成した弱め部20を介して一体に連設することにより、前記柄部19を前記上部 周壁8の上部内側に連設してある。
【0014】 また、前記柄部19の両側方にある受縁15の円弧状の角部の内側には、一対 の支持アーム26の基部を一体に連設してあり、この支持アーム26の先端は、 幅を狭く形成した先端弱め部28を介して前記柄部19の側面に一体に連設して ある。
【0015】 そして、前記支持アーム26の基部と先端は、前記受縁15の上面、及び、前 記柄部19の上面より下方の位置に連設してあり、前記上部周壁8の上部の前記 受縁15の上面には、樹脂を含浸させた紙葉で形成した頂板33が貼付けて張設 してある。
【0016】 そして、前記頂板33は前記内容物取出具18の上面に当接すると共に、前記 支持アーム26の上面との間に隙間36を設けて張設してある。 さらに、前記支持アーム26の基部と前記受縁15の間は、それぞれ円弧状に 形成した連結片27で連結して、前記支持アーム26の基部を固く受縁15に固 定している。
【0017】 この実施例は、一つの上蓋の上部周壁8に、他の上蓋の下部周壁2の周方向の 位置を合わせて載せると、上側の上蓋の下部周壁2は、下側の上蓋の上部周壁8 に外嵌されて積み重ねられる。そして、多数の上蓋を重ねても、水平方向にがた 付くことなく整然と積み重ねられ、嵩高とならない。したがって、自動装着装置 で容器40に被嵌される上蓋に適している。
【0018】 そして、上蓋を容器40に被嵌する場合に、上蓋が傾いた状態で容器40の口 部に外嵌され、下方に押し下げられると、傾いて下方となった側の上部周壁8の 内側に設けた突出部9の下面10が、容器40の口縁部41に当接して、傾いて 下方となった側の周壁1の下降は停止するが、傾いて上方となった側の周壁1は なおも下降する。
【0019】 そして、上蓋は水平状となって上蓋の環状段部3の全周が、容器40の口縁部 41に当接する正しい位置に被嵌される。 上蓋から内容物取出具18を取り外すには、上蓋を裏返して一方の手の人差指 から小指で、頂板33の表面を押さえるようにして把持し、その手の親指の爪先 を、頂板33の裏面と支持アーム26の上面との間の隙間36に差し込む。
【0020】 そうすると、支持アーム26が爪の上面の傾斜面で押され、頂板33から引き 離され、内容物取出具18も頂板33から離れる。そこで、他方の手で内容物取 出具18を摘んで引っ張り、先端弱め部28と後端弱め部20を破断して上蓋か ら内容物取出具18を取り外す。
【0021】 そして、前記上蓋は円形に形成し、突出部9も3箇所又は5箇所以上に設ける ことも可能である。 また、上部周壁8へ頂板33を張設する手段としては、貼付ける手段、或は、 上部周壁8の内側の上部周壁に突起を設け、この突起と受縁15の間に頂板33 の周縁を嵌着する手段がある。
【0022】
本考案は、周壁1の上部内側に一対の支持アーム26の基部を連設し、この支 持アーム26の先端を先端弱め部28を介して内容物取出具18の柄部19に連 設し、この支持アーム26の先端は、前記柄部19の上面より下方の位置に連設 し、前記周壁1に張設した頂板33は内容物取出具18の上面に当接すると共に 、支持アーム26の上面との間に隙間36を設けて張設した。
【0023】 したがって、本考案は、先端に大きな破断痕が残らないように形成した内容物 取出具18を、上蓋に確実に連設すると共に、頂板33と支持アーム26の間の 隙間36に爪先を差し込むことにより、内容物取出具18を頂板33から離し、 容易に上蓋から取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の下面図
【図2】本考案の一実施例の断面図で、図1のA−A線
で断面した図
で断面した図
1 周壁 18 内容物取出具 19 柄部 20 後端弱め部 26 支持アーム 28 先端弱め部 33 頂板 36 隙間 40 容器
Claims (1)
- 【請求項1】 容器40の口部に被嵌される合成樹脂製
の周壁1を設け、この周壁1の上部内側に内容物取出具
18の柄部19の後端を後端弱め部20を介して連設す
ると共に、一対の支持アーム26の基部を連設し、この
支持アーム26の先端を先端弱め部28を介して前記柄
部19に連設し、かつ、この支持アーム26の先端は、
前記柄部19の上面より下方の位置に連設し、前記周壁
1の上部に頂板33を張設し、この頂板33は前記内容
物取出具18の上面に当接すると共に、前記支持アーム
26の上面との間に隙間36を設けて張設した内容物取
出具付き上蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3936293U JPH079754U (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 内容物取出具付き上蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3936293U JPH079754U (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 内容物取出具付き上蓋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079754U true JPH079754U (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=12550961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3936293U Pending JPH079754U (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 内容物取出具付き上蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079754U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5123283U (ja) * | 1974-08-06 | 1976-02-20 | ||
JPS5239675U (ja) * | 1975-09-12 | 1977-03-19 |
-
1993
- 1993-07-19 JP JP3936293U patent/JPH079754U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5123283U (ja) * | 1974-08-06 | 1976-02-20 | ||
JPS5239675U (ja) * | 1975-09-12 | 1977-03-19 |
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