JPH07973B2 - 家具用防虫パツキン - Google Patents

家具用防虫パツキン

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Publication number
JPH07973B2
JPH07973B2 JP59256041A JP25604184A JPH07973B2 JP H07973 B2 JPH07973 B2 JP H07973B2 JP 59256041 A JP59256041 A JP 59256041A JP 25604184 A JP25604184 A JP 25604184A JP H07973 B2 JPH07973 B2 JP H07973B2
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JP
Japan
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insect
door
proof packing
hard
nailer
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JP59256041A
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靖典 中
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は扉裏面に取付けられる防虫パッキンに関するも
のである。
従来の技術 従来のこの種の防虫パッキンは第5図に示すように収納
家具本体3と扉裏面1との隙間をふさぐ軟質部2Aと、防
虫パッキン2を扉裏面1に固着させるための硬質部2Bと
が一体成形され、かつ軟質部2Aを中空状としてある。こ
の防虫パッキン2の扉裏面1への取り付けは、ネイラー
4により行なわれるのだが、その頭部4Aはネイラー4の
線径よりやや大きめに形成してある。ところで扉裏面1
の材質は熱硬化性樹脂により表面を被覆しており、その
表面は硬く成形されている。また防虫パッキン2の硬質
部2Bの下面、すなわち扉裏面1と接する面は硬質部2Bの
下面全面が扉裏面1と密着されるようにしており、この
状態でネイラー4が防虫パッキン2の軟質部2Aを貫通
し、硬質部2Bの上面でネイラー4の頭部4Aが係止され、
防虫パッキン2が扉裏面1に固着されるのである。
発明が解決しようとする問題点 ところが、第5図aのように、ネイラー4を防虫パッキ
ン2の硬質部2Bに打ち込んでいくに連れ、ネイラー4の
周囲の硬質部2Bの肉が下方に追いやられ、第5図bのよ
うにネイラー4の先端が硬質部2Bを貫通して扉裏面1に
達し、かつネイラー4の頭部4Aが硬質部2Bの上面で係止
したときには、ネイラー4のまわりの硬質部2B下面は、
突き破られバリ5の状態となる。なおかつ扉裏面1の材
質が硬いために、そのバリ5はつぶれないで残ってしま
うのである。したがってネイラー4の周囲の防虫パッキ
ン2の硬質部2B下面は、扉裏面1と密着せず浮きあがり
隙間6を生じて防虫効果を果さないという問題があっ
た。そこでこの隙間6を失くすために、防虫パッキン2
の取付作業において防虫パッキン2を上から強く押え込
んだ状態でネイラー4を打ち込むことで、防虫パッキン
2の硬質部2B下面と扉裏面1とを密着させ隙間6を失く
すようにする方法もあるが、その作業が面倒である。
本発明は上記問題点を解消するもので、ネイラーを打ち
込んでも防虫パッキンの硬質部が浮き上がり扉裏面との
間に隙間を生じないようにするとともに、その取付作業
において、防虫パッキンを上から強く押え込む必要性を
なくすことで作業性をも向上させることを目的とするも
のである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明の防虫パッキンは扉裏
面と密着される硬質部分は両端のみで、その中央部分は
逆凹状の溝部とし、扉裏面との間にその中央部分のみ空
間を設け、硬質部を貫通させたネイラーをこの空間を通
して扉に打ち込む構成である。作用 この構成によりネイラー打ち込み時の硬質部のバリをこ
の硬質部の中央部分に設けた空間内で吸収することで硬
質部下面が浮き上がり、扉裏面との間に隙間を生じさせ
ないようにするとともに、その作業においても余分な力
を加える必要はなく、作業性が向上する等の効果を有す
るものである。
実施例 以下本発明の一実施例を第1図〜第2図において説明す
る。
図において7は収納家具本体でその開口部前方に合成樹
脂製の防虫パッキン8を裏面全周に設けてなる扉9を有
している。8Aは防虫パッキン8の軟質部で、8Bは防虫パ
ッキン8の硬質部でありこの2者は一体成形され、かつ
軟質部8Aは中空状に成形されている。また防虫パッキン
8の断面において硬質部8Bは両端の板厚よりもその中央
部分の板厚が薄く形成されており、ちょうど扉9に当接
する面の中央部が逆凹状の溝部10になっている。11は扉
9の裏面で熱硬化性樹脂で被覆されている。12は防虫パ
ッキン8取付用のネイラーでその頭部12Aはネイラー12
の線径よりやや大きめの線径から成る。
上記構成において第1図aに示すように防虫パッキン8
の硬質部8Bを扉裏面9の全周に配し、その状態で防虫パ
ッキン8の軟質部8A上から矢印方向にネイラー12を打ち
込み、防虫パッキン8が扉裏面11に取り付けられるので
ある。このとき、ネイラー12を打ち込むにつれ、ネイラ
ー12の周りの防虫パッキン8の硬質部8Bの肉は、ネイラ
ー12とともに下方へ押しやられ、ネイラー12が硬質部8B
を貫通した時には、第1図bのように防虫パッキン8の
硬質部8B下面がバリ13の状態となって逆立ってしまう。
ところが、ネイラー12を打ち込んだ部分の防虫パッキン
8の硬質部8Bは溝部10の部分で、バリ13高さよりもこの
溝部10の深さが深く形成されているので、バリ13が扉裏
面11まで達するということはないのである。すなわちネ
イラー12を打ち込んだ際に、そのネイラー12の周りの防
虫パッキン8の硬質部8B下面にバリ13が生じても、その
バリ13により防虫パッキン8の硬質部8Bが浮き上がり、
扉裏面11との間に隙間を生じるという事はなく、ひいて
は防虫パッキン8と扉裏面11との間に隙間を生じさせな
いために、防虫パッキン8を強く手で押え付けながらネ
イラー12を打ち込むという作業をしなくてもすむので、
作業性も良くなるのである。またネイラー12の締付け力
が硬質部8Bの外部に集中する形となり、扉9との隙間は
より防止される。
なお上記実施例は、硬質部8B下面中央部に溝10を設けた
構成としたが、これに規定されるものではなく、第3図
a,bのように扉裏面11と接する方の防虫パッキン8の硬
質部8B下面を円弧上に形成し、その硬質部8B両端を扉裏
面11と密着させ、硬質部8Bの中央部に隙間14を設けても
良いものであり、また、いままでの実施例では防虫パッ
キン8の硬質部8Bと軟質部8Aとを一体成形とし、しかも
軟質部8Aを中空状に形成した防虫パッキンとしたが、第
4図に示すように、軟質部15Aの一端を硬質部15Bの一端
とで一体成形され、もう一端の軟質部15Aは開放となる
防虫パッキン15として構成しても良いものである。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明によれば
防虫パッキンの断面形状において、扉裏面とする硬質部
の下面中央部に溝及び隙間を設け、硬質部を貫通させた
ネイラー等をこの空間を通して扉に打ち込み、この硬質
部ら取り付けることで、ネイラー等の打ち込み具による
硬質部のバリが扉裏面との間に隙間を生じさせないこと
でその防虫効果を向上させ、かつその取付作業も余計な
手力を必要とせず容易に行なえるという効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明の一実施例の家具防虫パッキンの断
面図、第2図は本発明の防虫パッキンを施した家具の斜
視図、第3図a,bおよび第4図は、それぞれ本発明の他
の実施例の家具用防虫パッキンの断面図、第5図は従来
例を示す断面図である。 8……防虫パッキン、8A……軟質部、8B……硬質部、9
……扉、10……空間(溝部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉の裏面に固着される硬質部と軟質部とを
    一体成形された合成樹脂製の中空状の防虫パッキンにあ
    って、前記防虫パッキンの硬質部の両端を扉裏面と密着
    させるとともに、硬質部の略中央部をへこませて扉裏面
    との間に空間を設け、硬質部を貫通させたネイラーを空
    間を通して扉に打ち込み同硬質部を取り付けてなる家具
    用防虫パッキン。
JP59256041A 1984-12-04 1984-12-04 家具用防虫パツキン Expired - Lifetime JPH07973B2 (ja)

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JP59256041A JPH07973B2 (ja) 1984-12-04 1984-12-04 家具用防虫パツキン

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JP59256041A JPH07973B2 (ja) 1984-12-04 1984-12-04 家具用防虫パツキン

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JPS61134488A JPS61134488A (ja) 1986-06-21
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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5528380U (ja) * 1978-08-16 1980-02-23
JPS5780593U (ja) * 1980-11-04 1982-05-18
JPS58127890A (ja) * 1982-01-26 1983-07-30 松下電器産業株式会社 エツジ取付方法

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Publication number Publication date
JPS61134488A (ja) 1986-06-21

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