JPH0796U

JPH0796U - 携帯用タバコ型吸殻ケース

Info

Publication number: JPH0796U
Application number: JP3842293U
Authority: JP
Inventors: 松生園田
Original assignee: 株式会社マーベルコンピューターサービス
Priority date: 1993-06-07
Filing date: 1993-06-07
Publication date: 1995-01-06

Abstract

(57)【要約】【目的】タバコとほぼ同じサイズでタバコの箱の中に
収納できる吸殻ケースにより、灰皿のないところで喫煙
した場合でも、道路等に捨てることを防ぐことができる
携帯用タバコ型吸殻ケースを提供する。【構成】円筒形でなるタバコ型吸殻ケース（１）にキ
ャップ係合部（３）を設け、このキャップ係合部（３）
に係合するキャップ（２）を設け、このキャップ（２）
の内側上面に、足（７）を設けたキャップ接着部（４）
を接着し、手（８）を設けた吸殻収納部（６）を止め具
（５）を介して吊下し、吸殻ケース（１）の内部に収納
することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、タバコとほぼ同じサイズでタバコの吸殻の取り出し機能を持たせた携帯用タバコ型吸殻ケースに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、灰皿が設置されていないところで喫煙した場合、タバコの吸殻は道路等に捨てられることがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには次のような欠点があった。（１）道路や駅のホーム等に捨てられ環境および道徳上に問題がある。（２）完全に消されないで捨てられた場合、火事の原因となる。本考案は、これらの欠点を解決するために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記欠点を解消するため、本考案は円筒形でなるタバコ型吸殻ケース（１）にキャップ係合部（３）を設け、このキャップ係合部（３）に係合するキャップ（２）を設け、このキャップ（２）の内側上面に、足（７）を設けたキャップ接着部（４）を接着し、手（８）を設けた吸殻収納部（６）を止め具（５）を介して吊下し、吸殻ケース（１）の内部に収納する。

【０００５】

【作用】

キャップ（２）をキャップ係合部（３）より分離し、左右いずれかに折り曲げる。そして、吸殻ケース（１）の中にタバコの吸殻を入れ、キャップ（２）をキャップ係合部（３）に係合させる。すると、火のついたタバコの吸殻は、酸素の欠乏により自動的に消化する。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。（イ）内径がタバコとほぼ同じサイズでキャップ係合部（３）を設けた円筒形の吸殻ケース（１）を設ける。（ロ）キャップ係合部（３）に係合する内径を持つキャップ（２）を設ける。（ハ）キャップ（２）の内側上面に内接する径を有し、上面が筒抜けでなく適当な高さを有し、下部両端に止め具（５）の挿入口を設けた足（７）を有する円筒形のキャップ接着部（４）を設ける。（ニ）吸殻ケース（１）に内接する径を有し、下面が筒抜けでなく適当な高さを有し、上部両端に止め具（５）の挿入口を設けた手（８）を有する円筒形の吸殻収納部（６）を設ける。（ホ）キャップ装着部（４）の表面をキャップ（２）の内面上部に接着剤で接着する。（ヘ）キャップ装着部（４）の足（７）と吸殻収納部（６）の手（８）を、止め具（５）で接合し、止め具（５）の両端を足（７）および手（８）が容易に離脱することなく、かつ自由に折れ曲がるように、遊びを持たせて押しつぶす。（ト）キャップ（２）の内部に吊下された状態のキャップ接着部（４）および吸殻収納部（６）を、吸殻ケース（１）に収納し、キャップ（２）をキャップ係合部（３）に係合させる本考案は以上のような構造でこれを使用するときは、キャップ（２）をキャップ係合部（３）より分離し、左右いずれかに折り曲げる。そして、吸殻ケース（１）の中にタバコの吸殻を入れ、キャップ（２）をキャップ係合部（３）に係合させる。すると、火のついたタバコの吸殻は、酸素の欠乏により自動的に消化する。吸殻ケース（１）に溜ったタバコの吸殻を取り出す時は、キャップ（２）をキャップ係合部（３）より分離し、吸殻収納部（６）を吸殻ケース（１）より分離することにより行う。なお、本考案における携帯用タバコ型吸殻ケースは、タバコの箱の中に収納し携帯することにより、ポケットがかさばらずかつ忘れることがない。

【０００７】

【考案の効果】

（イ）灰皿がないところで喫煙しても吸殻を道路等に捨てることがない。（ロ）火のついたまま吸殻ケース（１）にタバコの吸殻を収納しても、キャップ（２）をキャップ係合部（３）に係合したとき、密閉されるので自動的に消化する。（ハ）吸殻ケース（１）にタバコの吸殻を必要以上に押し込んでも、吸殻収納部（６）を吸殻ケース（１）より引き出すことにより簡単に取り出すことができる。（ニ）タバコとほぼ同じサイズなので、タバコの箱の中に収納でき携帯に便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のキャップをキャップ係合部より分離し
た図である。

【図２】本考案のキャップ接着部と吸殻収納部を止め具
により接合した図である。

【符号の説明】

１吸殻ケース２キャップ３キャップ係合部４キャップ接着部５止め具６吸殻収納部７足８手

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】円筒形でなるタバコ型吸殻ケース（１）
にキャップ係合部（３）を設け、このキャップ係合部
（３）に係合するキャップ（２）を設け、このキャップ
（２）の内側上面に、足（７）を設けたキャップ接着部
（４）を接着し、手（８）を設けた吸殻収納部（６）を
止め具（５）を介して吊下し、吸殻ケース（１）の内部
に収納してなる携帯用タバコ型吸殻ケース。