JPH0796757B2 - たわみ制御ロール - Google Patents

たわみ制御ロール

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JPH0796757B2
JPH0796757B2 JP3509032A JP50903291A JPH0796757B2 JP H0796757 B2 JPH0796757 B2 JP H0796757B2 JP 3509032 A JP3509032 A JP 3509032A JP 50903291 A JP50903291 A JP 50903291A JP H0796757 B2 JPH0796757 B2 JP H0796757B2
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    • F16C13/00Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
    • F16C13/02Bearings
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    • F16C13/024Bearings supporting a hollow roll mantle rotating with respect to a yoke or axle adjustable for positioning, e.g. radial movable bearings for controlling the deflection along the length of the roll mantle
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術の分野〕 本発明は、製紙機械における紙のような走行するウエブ
の処理に使用されるたわみ制御式ロールに関する。特に
本発明は、高温で作動してウエブを加熱するたわみ制御
ロールに関する。さらに特に本発明は、そのようなたわ
み制御ロール内のバリヤーに関し、そのバリヤーは、ロ
ールシェルたわみ装置の作動に使用される非常に高温の
油圧流体、および油圧流体の熱を、軸受潤滑剤から隔離
する。また特に本発明は、冷却流体を含む1つ以上の流
体区画室を有するバイヤーに関し、その冷却流体は、内
部油圧流体または軸受潤滑剤から離隔されると共に、内
部油圧流体と軸受潤滑剤との間に熱バリヤーを形成す
る。
〔背景技術〕
たわみ制御ロールが実用化され、また製紙が、一層効率
的な高温プレス水除去技術の方向へ進展するにつれて、
たわみ制御ロール、特に水分を除去する製紙機械のプレ
ス部、および紙の特性を向上するカレンダー部の作動温
度が上昇している。たわみ制御ロールの初期の設計製品
では、同一のオイルが軸受の潤滑、およびシュー間の潤
滑に使用されたことが多く、そのシューは、ロールシェ
ルに対して移動し、それを支持して、相手ロールとのニ
ップ接線に沿ってロールシェルの輪郭を所要の形状に維
持するように、そのロールシェルを補正した。作動温度
は過大ではなかった。と言うのは、ニップ圧力は一般に
低く、ロールは長さが一般に短く、速度は低く、また製
紙機械におけるプレスとカレンダー部のロールは高温で
運転されなかったからである。これらの要因の1つ以上
が存在することが多かった。
ニップ圧力と機械速度が増加したのにつれて、また製紙
機械の幅が増大したのにつれて、さらに製紙工程のでき
るだけ離れた上流側で走行させる紙ウエブからできるだ
け水分を除去するように、製紙機械のプレス部を、より
高温で運転するのが望まれる所謂高温圧縮方式の出現に
より、たわみ制御ロール内の油圧作動流体の温度は、必
要とされる負荷レベルと耐用年数で、ロールシェル支持
軸受、および軸受潤滑剤が作動できるレベルを越えるま
で増加した。同様に最新のカレンダー仕上げ技術も、よ
り高いロール温度を利用している。たとえ特別の高温軸
受潤滑剤が使用されたとしても、たわみ補正装置の作
動、およびその装置のロールシェルとの界面の潤滑に使
用される薄く、かつ粘性の低い油圧流体への潤滑剤の暴
露、または油圧流体の温度への潤滑剤の暴露、もしくは
両方への潤滑剤の暴露は、軸受潤滑および耐用年数にと
り有害であった。さらに内部油圧流体との物理的接触か
らロールシェル支持軸受を単に封止しても、軸受は、油
圧流体の温度増加の有害な影響から隔離されない。
たわみ制御式ロールにおける一部の従来の潤滑装置にお
いては、軸受はオイルで潤滑され、そのオイルはついで
ロール内へ送入され、そこでロールシェル支持シェルの
作動に使用されたか、またはその油圧オイルと混合され
てから、ロールを出て再循環された。その装置は、所期
通りに作動するが、軸受を潤滑するため、かつ、シェル
装置を作動してロールシェルのたわみを制御するために
使用する同一の潤滑剤を必要とするか、または別個の潤
滑剤が使用される場合、それらの潤滑剤はロール内で必
然的に混合しなければならないので、再循環にとり、ま
たこの両方の機能での引き続く使用にとり望ましくない
ことになる。
〔発明の開示〕
本発明は、たわみ制御ロールの形式で利用されるのが最
も良く、そのロールにおいて、ロールシェル支持ローラ
ー軸受は、米国特許第4,821,384号(Arav)で開示記載
されるようにロールシェル内の流体静力学的軸受に取っ
て代わり、またはロールシェル支持ローラー軸受は、米
国特許第4,837,907号(Roerigなど)で開示記載される
ようにロール端部シールの外側に位置決めされる。本発
明と共に譲渡されたこの両方の特許の開示は、その開示
が本発明の開示を補足する限り、参照としてここに組み
入れられる。本発明は、軸受と、ロールシェルたわみ補
正用シューまたはピストンの作動に使用されるロール内
の高温油圧流体との間に流体バリヤーと熱シールド部を
形成する。駆動ギャーがロールシェルを回転する特定形
式の構成装置においても、本発明は、ロール上の駆動ギ
ャーと高温油圧流体との間に流体バリヤーと熱シールド
部を形成する。好ましい実施例において、中空の2つの
区画室を有するバリヤー部は、固定ロール軸と外側の回
転するロール構成部分の周りに設けられる。回転しない
このバリヤー部は、固定軸と固定シールスリーブとの間
に、ロールシェルまたはその延長部の半径方向内側にそ
れぞれ取付けられる内部スプール部材と外部スプール部
材から構成される。
冷却液体は、円周方向に延びる区画室の1室中へ導入さ
れ、ついでシールスリーブとロールシェルとの間の両方
の区画室の周りを延びる外部の中空円筒形(環状)空間
部内に循環され、そこを通して第2の区画室中へ導入さ
れ、ついでその区画室を通してロールから取り出され
る。
バリヤー部は、たわみ制御ロールの内部空洞部と、軸受
箱、シールスリーブおよびギャーを使用時に回転自在に
支持する軸受との間に軸方向に介在される。バリヤー区
画室間の環状空間部は、ロールシェルまたはその延長部
の内壁と隣接している。軸受とギャーは、バリヤー部の
軸方向外側にあるので、バリヤー区画室内と環状空間部
内の冷却液体により、物理的および熱的にロールの内部
空洞部から隔離される。これにより冷却ゾーンが形成さ
れる。考えられる実施例において、冷却液体を、油圧流
体よりも高く加圧し、ロールの内部空洞部へ、またはそ
れから循環させて、区画室シール面を通り漏れが内側へ
入るようにして、ロール内の油圧流体が軸受へ浸入する
のを防止できる。
バリヤー部は、ロール軸に関してロールシェルが軸方向
と半径方向に移動する間に、ロールシェルとロール軸と
の間に冷却液体バリヤーを維持できる。これは、ロール
のニップ圧着、ニップ解放、またはニップ形状補正動作
中のロールシェルの軸方向移動と、ロール加熱時の金属
構成部分の熱膨張によるロールシェルの軸方向膨張とに
対応する。さらに本装置は、運転中の軸たわみによる心
ずれと、ロールシェルの回転シールを与えつつロールシ
ェルの回転運動とに対応する。
軸受箱とシールスリーブに関して軸受により回転自在に
心合わせされるロールシェルまたはその延長部は、冷却
液体と連続的に接触する内面を有して、軸受に接触する
金属の温度を制御するので、金属を通る輻射により、ま
たは油圧流体の流れとの接触により熱の通過に対しての
熱シールドが形成される。
軸受潤滑剤は、バリヤー区画室内の冷却液体と、ロール
空洞部内の油圧流体とから完全に隔離される。したがっ
て軸受本体のように、軸受潤滑剤の温度は所定通りに制
御できる。さらに軸受潤滑剤の純度と潤滑特性は、バリ
ヤー区画室内の冷却液体と、ロール空洞部内の油圧流体
とは無関係に制御できる。
したがって本発明の目的は、たわみ制御ロールの作動に
使用される油圧流体と、軸受箱、シールスリーブおよび
ギャーを使用時に回転自在に支持する軸受との間に熱シ
ールドと液体バリヤー部を提供することにある。
本発明の他の目的は、ロール内に熱シールドと液体バリ
ヤー部を維持しながら、回転移動、半径方向移動、軸方
向移動および心ずれに対応するたわみ制御ロール用バリ
ヤー部を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、軸受潤滑剤から、およびニ
ップ圧着と、ロールシェルの形状補正機能との作動に使
用される油圧流体から隔離される冷却液体を利用するた
わみ制御ロール用バリヤー部を提供することにある。
本発明の特徴は、軸受または駆動ギャーとたわみ制御ロ
ールの内部との間に、重複的な回転自在で心ずれのシー
ルを提供することにある。
本発明の他の特徴は、回転ロールシェルと固定ロール軸
との間の半径方向移動と回転移動、および軸の心ずれに
対応できるバリヤー部と連係して再循環する冷却液体を
提供することにある。
本発明の目的、特徴および利点は、ロールシェルまたは
その延長部、ロールシェルの有効面との間の介在部、お
よび軸受箱を回転自在に支持する軸受を冷却する装置を
提供することにある。
本発明のさらに他の目的、特徴および利点は、重複的な
シールを効果的に提供する冷却ゾーンの両側でシールを
利用することにより、ロールの安全性と信頼性を向上す
ることにある。
本発明のこれらの、および他の目的、特徴および利点
は、添付図面を参照して好ましい実施例の説明を読め
ば、当業者にとり容易に明らかとなる。
〔図面の簡単な説明〕
第1図は、たわみ制御ロールの一端の側面断面図であ
り、軸受箱支持軸受とロールの内部空洞部との間に介在
して配設される2つの区画室を有するバリヤー部を示
す。
第2図と第2A図は、たわみ制御ロールの端面断面図であ
り、そこでは支持シューが、ロールシェルを、他のロー
ルとニップ圧着係合するように移動させ(第2図)、ま
た相手ロールとニップ圧着離脱するように移動させ(第
2A図)ている。
〔発明を実施するための最良の形態〕
第1図に示すように、たわみ制御ロール10は、固定中心
主軸12を有し、その軸は球形ブッシュ14に固定装着さ
れ、一方そのブッシュはマウントすなわち台16で支持さ
れ、その台は、基礎へ取付けられる固定マウント、また
は製紙機械における枠組み、または製紙機械における可
動アームへ取付けられるマウントの形状をとることがで
きる。
この説明を通して、上述したたわみ制御ロールの両端は
本質的に同一であること、および本発明の基本を形成す
るバリヤー部は、ロールの一端または好ましくは両端に
設けられることが判る。したがってたわみ制御ロールの
一端だけを示し、説明する。
中空の円筒形ロールシェル18は、ロール主軸上に配設さ
れ、またロールの内部の空洞部20を主軸と共に形成す
る。ロール主軸内の1つ以上の開口部内に、1つ以上の
シュー22,24が取付けられ、それらのシューは、直径方
向に対向し、またロールシェルを、平行移動的に上方ま
たは下方に、しかも第2図と第2A図に示すように、相手
ロールとニップ圧着係合または離脱するように移動させ
るために、別個に付勢可能または消勢可能である。シュ
ーまたは複数のシュー22,24に油圧流体を供給したり、
またはシューから油圧流体を取り出して、ロールシェル
の内面26にシューを係合または離脱するように動かし
て、ロールシェルを相手ロールと圧着係合させるか、ま
たはロールシェルのたわみ、クラウンまたは形状を補正
する方法は、当業者にとり周知であり、したがって矢印
31,31aで示すように、導管29,29aを経てオイルなどの油
圧流体28をシュー22,24への選択的供給を多少概略的に
示す以外は、それ以上詳細に説明しないことにする。同
様に、上部シュー22または下部シュー24は、複数の軸方
向に心合わせしたシューまたは単一のシューから構成で
き、またロールシェルの内面との界面で流体静力学的に
または流体動力学的に作動できることが十分判る。本発
明の目的のために、理解する必要がある唯一の点は、ニ
ップ平面Pに沿って、相手ロールとのニップ圧着部Nへ
係合または離脱するロールシェルを支持する1つ以上の
シューそれぞれの界面は、シューまたは複数のシューを
作動する同一の油圧流体で潤滑されることである。ニッ
プ平面は、ニップ接線と、ロール10と相手ロール11の縦
方向軸とに沿って延びる。
支持シュー22,24の作動と潤滑に使用される油圧流体
は、プール28内のロールの空洞部内で集液し、そのプー
ルは、シュー24に隣接するロールシェルの端部と、シー
ル30,32および端末キャップ34,36から成るシール構造部
との近くに示される。
この説明の目的のために、たわみ制御ロールの有効面
は、シェルの下部のシュー22の端部から半径方向外側の
点で始まり、ついでロールの他端の対応する場所まで、
Fで示すように内側に延びると言うことができる。
ロールシェルの端部において、軸方向内側と軸方向外側
のカラー40,42を有する中空の円筒形スペーサ38が、押
さえネジ44のような適切な手段によりロールシェルの端
部へ取付けられて、ロールシェルの軸方向延長部を形成
する。スペーサ38の外端は、実質的に同一の方法で軸受
リング46へ取付けられる。軸受リングは、ロールシェル
を回転自在に駆動するリングギャーとしても使用でき
る。軸受箱48は、軸受リングを封入し、また軸受リング
の周りに空間部を形成し、その空間部は、軸受リングか
ら半径方向外側と半径方向内側へシール50,52でシール
される。軸受リングは、軸受箱を軸受54,56で回転自在
に支持する。軸受潤滑剤58は、軸受箱と軸受リングによ
り軸受の周りに完全に封入され、またシール50,52で封
じ込められる。
軸受箱は、固定ロール軸の一端の周りに配設されるが、
環状開口部60によりロール主軸から離間されるので、ロ
ールシェルがロール主軸の中心に合わせられるときにロ
ールシェルの回転の軸63と一致するロール主軸の縦方向
軸62に直角な平行移動ができる。したがってロールシェ
ルは、軸受54,56により必ずしも回転自在に支持されな
いが、軸受リングと軸受箱と共に軸受により心合わせさ
れる。
中空の円筒形シールスリーブ64が、軸受箱から軸本体内
側へ延び、かつ軸受54,56と共軸になっている。このよ
うにして軸受54,56により、ロールシェルの回転軸63と
共軸にロールシェルに関してシールスリーブの心合わせ
が維持される。この説明において用語「環状」は、シー
ルスリーブ64およびシールスリーブとロールシェル18で
形成される空間部のような、中空の円筒形体または空間
部を指すのに使用される。シールスリーブは、スペーサ
38の内壁39から内側へ離間されて、シールスリーブとス
ペーサ間に環状空間部68を形成する。シールスリーブの
末端70は、空洞部20内へ延び、またいかなる構造部分ま
たはサポートもロールの縦方向に押し付けない。離間さ
れた円周方向の回転シール69,69aの一対は、スペーサと
シールスリーブ間に取付けられて、シールスリーブの両
端にある空間部68をシールする。
一般に数字72が付けられているバリヤー部は、内部スプ
ール部材74から構成され、その部材は、2つ以上の構成
部分から成り、また好ましい実施例では、3つの半径方
向外側に延びるフランジ76a,76b及び76cを有する。バリ
ヤー部は、環状シールスリーブ64内に取付けられる対応
する外部スプール部材78からも構成され、また3つの対
応する半径方向内側に延びるフランジ80a,80bおよび80c
を備えている。内部と外部のスプール部材は、好ましく
は金属製であり、また対応するフランジ対の76a,80a,76
b,80b,76c,80cは、各対の各フランジが他のスプール上
の対応するフランジと隣接して、半径方向に互いに重な
るように配列される。したがってフランジ対および内部
と外部のスプール部材は、第1と第2の液体区画室82,8
4をそれそれ形成する。対応する対の重なり合うフラン
ジは、半径方向で内側と外側に互いに滑動できるので、
区画室82,84は半径方向に延長自在となる。
外部スプール部材の外面86は、大きい半径をもって作ら
れて、球面を形成する。一対の円周方向に延び、軸方向
に離間したシール88,88aは、外部スプール部材球面86と
シールスリーブ64の内壁90との間に取付けられる。これ
により、外部スプール部材は、ロールの縦軸62を通して
ニップ平面Pに直角な軸の周りを僅か回転するので、シ
ールスリーブ64の対応する移動を生じることなく、たわ
みによるロール主軸の心ずれに対応できる。内部スプー
ル部材は外部スプールと共に移動するので、この動作
も、フランジ76a,80a,76b,80b,76c,80c間の相対移動お
よびシール係合の低下が防止され、したがって区画室8
2,84は、ロール主軸のたわみ中にシールされたままとな
る。
内部と外部のスプール部材内のフランジは、バリヤー部
72内に、軸方向に離間した円周方向に延びる2つの区画
室82,84を形成する。外部スプール部材の外壁内の開口
部92およびシールスリーブ内の対応する開口部94によ
り、第1の区画室82と環状空間部68との間に流体流通が
形成される。同様に開口部92の軸方向内側の外部スプー
ル部材の外壁内の第2の開口部96およびシールスリーブ
内の対応する開口部98により、環状空間部68と第2の区
画室84との間に流体流通が形成される。
ロール主軸の端部から第1の区画室82内の開口部101ま
で延びる入口供給内腔100は、ポンプ102のような加圧源
から第1の区画室82までの流路を提供する。同様にロー
ル主軸の外側から延びる戻り内腔104は、冷却液体が同
様な開口部105を通して第2の区画室84から出る導管を
提供する。
作動において、中心主軸12は、所要の固定位置に維持さ
れる。ロールシェルは、当業者にとり周知の方法で、ロ
ールに接続されるモータ駆動ギャー(図示されない)の
ような手段により回転自在に駆動される。ロールシェル
が駆動される方法は、本発明の一部を形成しない。
ロールシェル支持シュー22,24の一方または他方、もし
くは両方は、当業者にとり周知の方法で、該当するシュ
ーまたは複数のシューへオイルなどの適切な油圧流体を
加えることにより作動され、ロールシェルを、相手ロー
ルとニップ圧着係合または圧着離脱するように並行移動
させる。そのニップ圧着係合部は、第2図においてNで
示される。
ロールシェルが回転し、第2図と第2A図で示されるよう
に、相手ロールとニップ圧着係合または圧着離脱するよ
うに移動させられると、バリヤー部72は、ロールの構成
部分の数種類の移動に対応する必要が生じる。それは縦
軸62からの半径方向内側と外側の並行移動に対応しなけ
ればならないし、それはシールスリーブ64に関してロー
ルシェルとスペーサの回転移動に対応しなければならな
いし、それは中心主軸のたわみによる中心主軸に関する
ロールシェル/スペーサの心ずれに対応しなければなら
ないし、また熱膨張による構成部分の軸方向伸びに対応
しなければならない。
固定シールスリーブ64の末端70は、ロール空洞部20内へ
延びるので、シールスリーブに関するロールシェルとス
ペーサの軸方向伸びは、ロールシェルの縦軸63と同心の
シールスリーブの外部円筒面66を押し付けるスペーサと
シールスリーブ間にある離間した回転シール69,69aによ
り対応される。ロール台16と軸受箱48の間には十分な空
間部59があるので、軸受箱の軸方向移動に対応できる。
軸受と軸受箱は、軸受リングと共に軸受方向に移動でき
る。
フランジ対の76a,80a,76b,80b,76c,80c間の対応するシ
ール面間の半径方向に延びる界面は、ロールシェルが、
油圧ポンプ33,33aにより油圧流体をシュー22,24へ供給
またはそれから引き出すことにより平行移動するとき
に、ロールシェルの半径方向移動に対応する。これによ
っても、バリヤー区画室82,84をシールしたままにしな
がら、それらの区画室は、形状を半径方向に伸張自在に
変更できる。このようにして加圧冷却液体は、導管100
を経て第2の区画室84の軸方向外側にある第1の区画室
82へ供給され、区画室82を通り、環状空間部68へ流入
し、そこから区画室84の内側へ向けて流入し、ついで導
管104を経てロールから流出する。このようにして冷却
流体は、スペーサ38の内面に接触して、スペーサ38を冷
却するか、またはスペーサが利用されない場合は、シェ
ル18の端部の内面を冷却する。環状空間部68および区画
室82,84内の冷却液体の内側方向の流れは、回転シール6
9,69aおよび区画室82,84内の協働フランジと連係して、
高温の油圧流体を軸受との物理的接触から効果的にシー
ルする。さらに回転シール69,69a間に、または内部と外
部のスプール部材74,78の軸方向長さに沿って実質的に
延びる冷却ゾーンは、高温の油圧流体からの放射熱から
軸受を効果的に遮蔽し、またバリヤー部構成部分の比較
的薄い構造および冷却流体との密接な接触により、構成
部分自体を通る熱の伝導を最小にする。
このようにしてロール空洞部内の高温油圧流体間の熱シ
ールドは、本発明により形成されかつ維持される。本発
明は軸受潤滑剤58,冷却液体103および油圧流体28につい
て別個の流体を使用して説明されたが、これらの流体は
必ずしも異なるようにする必要はない。重要な点、およ
び本発明での達成を意図する点は、軸受潤滑剤が冷却液
体から隔離維持され、一方冷却液体は、好ましくは油圧
流体から隔離維持されることである。本発明は、作動中
にロールの回転移動、平行移動および心ずれ移動に対応
しながら、この着想を達成する。しかしながら前述した
ように、支持シューへ加える油圧流体よりも高い圧力で
バリヤー区画室内の冷却流体を加圧して、ロール空洞部
内へ内側に向け、油圧流体に関して冷却流体の浸透があ
れば、それを維持し、冷却流体は、その空洞部から、当
業者にとり周知である排液ポンプ(図示されない)など
の手段により排液されることは、考えられ、かつ本発明
の範囲内にある。したがって冷却液体および油圧流体
は、望ましければ同一流体にすることが考えられる。そ
うでない場合の好ましい実施例においては、冷却液体お
よび油圧流体は隔離維持され、また熱シールドが形成さ
れ維持される。
本発明の範囲内にあることを意図した種々の変形例が考
えられる。例えば、バリヤー区画室82,84の半径方向伸
長性を提供する着想は、内部と外部のスプール間を延び
るたわみ材料から成る壁のような他の手段により達成で
きるであろう。またバリヤー部は、スペーサと直接接触
する1つ以上の区画室から構成できるであろう。
最後に、バリヤー部は、軸受潤滑剤および油圧液体を隔
離する必要があるたわみ制御式の全てのロールに包括的
であることを意図し、また油圧流体が軸方向外側へ向け
て軸受へ流れる漏れを生じないように、ロールシェル
が、ロール主軸に関して外側または平行に移動でき、ま
たはニップ輪郭制御に基づき湾曲できる場合を意図して
いる。したがってバリヤー部は、所謂自己圧着式のたわ
み制御ロールでの使用に限定されない。
したがってたわみ制御ロール用の熱バリヤー部が示され
かつ説明されたが、そのバリヤー部は、記述された目的
に合致し、記載された特徴と利点を示し、また明細書、
特許請求の範囲を読み、かつ添付図面を見れば、当業者
にとり容易に明らかとなる他の特徴と利点を示してい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−24022(JP,A)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転しない中心主軸(12)と、回転の縦軸
    (63)を有し前記中心主軸(12)の周りに配設されて、
    それと共にたわみ制御ロール(10)の内部空洞部(20)
    を形成する中空の円筒状ロールシェル(18)と、前記中
    心主軸(12)の両端近くにあり同中心主軸(12)の周り
    に配設される軸受(54,56)と、および前記ロールシェ
    ルを、相手ロールとニップ圧着係合および圧着離脱する
    ように、もしくはその間のニップ接線(N)を調節する
    ように、或いはこの両方を行うように前記ロールシェル
    を前記中心主軸に対して位置決めする支持手段(22,2
    4)とを具備し、かつ相手ロール(11)とニップ圧着係
    合および圧着離脱するよに移動するたわみ制御ロール
    (10)において、 前記ロールシェル(18)の両端近くにある軸受手段(4
    6,48)と、 前記ロールシェル(18)またはその環状で同軸なスペー
    サ延長部(38)に関して共軸で前記軸受手段(46,48)
    を回転自在に位置決めする軸受(54,56)と、 前記軸受(54,56)を潤滑するために前記軸受手段(46,
    48)内に軸受潤滑剤を維持する手段(50,52)と、 前記支持手段(22,24)を作動し、かつ前記ロールシェ
    ル(18)と前記内部空洞部(20)内の前記支持手段(2
    2,24)との間の界面を潤滑するために、油圧流体を供給
    する手段(29,29a,33、33a)と、および 前記ロール主軸(12)と、前記ロールシェル(18)また
    はその環状で同軸なスペーサ延長部(38)と間に配設さ
    れ、かつ前記ロール(10)の少なくとも一端近くにある
    バリヤー手段であって、冷却液体を受け入れる半径方向
    に伸張自在の区画室手段(82)から成り、かつ前記内部
    空洞部(20)内の油圧流体と前記ロールの対応する端部
    における前記軸受(54,56)との間に形成された液体バ
    リヤーと熱シールド部とを有するバリヤー手段(72)と
    から構成され、同バリヤー手段(72)は、前記ロールシ
    ェル(18)またはその環状で同軸なスペーサ延長部(3
    8)と間に空間部(68)を形成するシールスリーブ(6
    4)を備え、その空間部(68)は、前記冷却液体を受け
    入れるように適合されたたわみ制御ロール(10)。
  2. 【請求項2】前記シールスリーブ(64)と前記区画室手
    段(82)との間で、シールされた心ずれ移動ができるよ
    うに、前記シールスリーブ(64)と区画室手段(82)と
    の間に取付けられる心ずれシール手段(88,88a)をさら
    に具備した請求の範囲の第1項に記載のたわみ制御ロー
    ル(10)。
  3. 【請求項3】前記軸受手段(46,48)は軸受箱(48)と
    軸受リング(46)を備え、前記軸受(54,56)は同軸受
    リング(46)上に支持され、同リングは、前記軸受箱
    (48)と連係して前記軸受(54,56)およびその潤滑剤
    を、前記バリヤー手段(72)に対し離間された隣接部内
    に封入する請求の範囲の第1項に記載のたわみ制御ロー
    ル(10)。
  4. 【請求項4】前記バリヤー手段(72)は、2つの区画室
    (82,84)を備え、さらに 同2つの区画室(82,84)間に流体流通を形成する手段
    (92,94,68,96,98)と、 前記2つの区画室(82,84)の第1の区画室(82)へ冷
    却流体(103)を導入する入口導管手段(100)と、およ
    び 前記2つの区画室(82,84)の第2の区画室(84)から
    冷却流体(103)を取り出す出口導管手段(104)とを備
    えた、 請求の範囲の第1項に記載のたわみ制御ロール(10)。
  5. 【請求項5】前記バリヤー手段(72)と組合わされ、ま
    た前記ロールシェル(18)またはその環状で同軸なスペ
    ーサ延長部(38)と間に空間部(68)を形成し、同空間
    部(68)と、前記第1および第2の区画室(82,84)と
    の間に流体流通を形成する開口部手段(92,94,98,96)
    を有するシールスリーブ手段(64)をさらに備え、それ
    により前記2つの区画室の第1の区画室(82)からの冷
    却流体が、前記空間部(68)内に受け入れられ、かつ前
    記2つの区画室の第2の区画室(84)へ導入される請求
    の範囲の第4項に記載のたわみ制御ロール(10)。
  6. 【請求項6】前記シールスリーブ手段(64)は、前記軸
    受手段(54,56)に関して共軸に固定され、前記ロール
    シェル(18)またはその環状で同軸なスペーサ延長部
    (38)に関して環状に前記空間部(68)を維持する請求
    の範囲の第5項に記載のたわみ制御ロール(10)。
  7. 【請求項7】前記2つの区画室の第1の区画室(82)
    は、同2つの区画室の第2の区画室(84)の外側軸方向
    に位置決めされている請求の範囲の第4項に記載のたわ
    み制御ロール(10)。
  8. 【請求項8】前記シールスリーブ手段(64)は、同シー
    ルスリーブ手段(64)と前記ロールシェル(18)または
    その環状で同軸なスペーサ延長部(38)と間に回転シー
    ルを維持するために、それらの間に取付けられる回転シ
    ール手段(69,69a)を備える請求の範囲の第5項に記載
    のたわみ制御ロール(10)。
  9. 【請求項9】前記回転シール手段(69,69a)は、前記空
    間部(68)の両端をシールするために、前記シールスリ
    ーブ手段と前記ロールシェル(18)またはその延長部
    (38)と間の前記空間部の両端近くに配設された一対の
    軸方向に離間した円周方向に延びるシール(69,69a)を
    有する請求の範囲の第8項に記載のたわみ制御ロール
    (10)。
  10. 【請求項10】前記区画室は、前記ロールシェル(18)
    と共に平行移動するようにした前記外部スプール部材
    (78)を有する内部および外部のスプール部材(74,7
    8)と、前記ロールシェル(18)が平行移動するときに
    前記スプール部材(74,78)間で相対平行移動させなが
    ら、フランジ対(76,80)間のシール係合を維持するよ
    うに、また前記区画室(82,84)のシールされた伸張性
    を維持するように協働する複数のフランジ対(76,80)
    とから形成される請求の範囲の第4項に記載のたわみ制
    御ロール(10)。
  11. 【請求項11】前記シールスリーブ(64)は、軸方向に
    抑制されていない請求の範囲の第6項に記載にたわみ制
    御ロール(10)。
  12. 【請求項12】前記シールスリーブ(64)とバリヤー手
    段(72)は、少なくとも1つの開口部(92,94)を備
    え、前記区画室(82)と空間部(68)との間に流体流通
    を形成し、冷却液体が前記シールスリーブ(64)とスペ
    ーサ(38)間の前記空間部(68)へ導入され、それによ
    り前記ロール(10)の内部空洞部(20)と前記軸受(5
    4,56)との間に液体バリヤーと熱シールド部が形成さ
    れ、かつ維持される請求の範囲の第1項に記載のたわみ
    制御ロール(10)。
  13. 【請求項13】冷却液体を前記ロール外部から前記区画
    室(82)へ導入する入口手段(100)と、冷却液体を前
    記バリヤー手段(72)から取り出す出口手段(104)と
    をさらに具備する、 請求の範囲の第1項に記載のたわみ制御ロール(10)。
  14. 【請求項14】前記ロールシェル(18)の少なくとも一
    端から延び、それと共軸であり、前記ロール主軸(12)
    との離間隣接部に内面(39)を有する中空スペーサ(3
    8)と、 前記ロール主軸(12)の周りに縦方向に延び、それと共
    軸で、かつ前記スペーサ(38)の内面(39)と共に空間
    部(68)を形成するシールスリーブ(64)とをさらに具
    備し、および 前記軸受手段は、前記スペーサ(38)へ取付けられる軸
    受リング(46)および軸受箱(48)を備え、また前記軸
    受(54,56)は、前記スペーサ(38)を前記シールスリ
    ーブ(64)の周りに回転自在に心合わせするために前記
    軸受リング(46)と軸受箱(48)の間に取付けられてい
    る請求の範囲の第1項に記載のたわみ制御ロール(1
    0)。
  15. 【請求項15】前記バリヤー手段(72)は、前記ロール
    シェル(18)の一部またはその延長部(38)の下に延
    び、かつそれらと共に空間部(68)を形成するシールス
    リーブ(64)と、および同シールスリーブ(64)と前記
    ロール主軸(12)との間に取付けられ、かつ冷却液体を
    受け入れるために第1と第2の半径方向に伸張自在の区
    画室(82,84)を形成するスプール手段(74,78)とを備
    え、さらに 前記空間部(68)を封止する手段(69,69a)と、 前記第1の区画室(82)と前記空間部(68)の間、およ
    び前記空間部(68)と前記第2の区画室(84)の間に流
    体流通を形成することにより、冷却液体が前記第1の区
    画室(82)から前記空間部(68)へ、および前記第2の
    区画室(84)へ流入できるようにする手段(92,94,98,9
    6)と、 前記ロール(10)外部の冷却液体源(102)から前記第
    1の区画室(82)まで流体流通を形成する第1の導管手
    段(100)と、および 前記第2の区画室(84)から冷却液体を取り出す第2の
    手段(104)とを備え、 それにより前記ロール空間部(20)と前記軸受(54,5
    6)との間に液体バリヤーと熱シールド部(72)が形成
    されている請求の範囲の第1項に記載のたわみ制御ロー
    ル(10)。
  16. 【請求項16】前記スプール手段(74,78)とシールス
    リーブ(64)間に液体シールを維持しながら、前記ロー
    ルシェル(18)とロール主軸(12)との間の心ずれに対
    応するために、前記スプール手段(74,78)と前記シー
    ルスリーブ(64)間に取付けられる心ずれシール手段
    (88,88a)をさらに備える請求の範囲の第15項に記載の
    たわみ制御ロール(10)。
  17. 【請求項17】前記スプール手段(74,78)は、内部と
    外部のスプール部材(74,78)から成りそれぞれ対応す
    る半径方向に延びるフランジ(76,80)を有し、それら
    のフランジは、半径方向に延び、前記第1と第2の区画
    室(82,84)の半径方向に延びる壁を形成するシールを
    提供するように協働し、さらに前記ロールシェル(18)
    が前記支持手段(22,24)により前記主軸(12)に関し
    て平行移動的に押圧されるときに前記区画室内に液体シ
    ールを提供する請求の範囲の第15項に記載のたわみ制御
    ロール(10)。
  18. 【請求項18】前記心ずれシール手段(88,88a)は、前
    記外部スプール部材(78)と前記シールスリーブ(64)
    間に取付けられて、前記ロールシェル(18)とロール主
    軸(12)間の心ずれに対応し、前記外部スプール部材
    (78)は、前記心ずれシール手段(88,88a)と協働する
    湾曲した外面(86)を有し、前記外部スプール部材(7
    8)とシールスリーブ(64)間に液体シールを提供する
    請求の範囲の第17項に記載のたわみ制御ロール(10)。
  19. 【請求項19】冷却液体を取り出す前記第2の手段は、
    前記第2の区画室(84)から前記ロールの外部へ通じる
    導管(104)を有する請求の範囲の第15項に記載のたわ
    み制御ロール(10)。
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