JPH0796271A - 廃タイヤから活性炭を製造する方法とその装置 - Google Patents
廃タイヤから活性炭を製造する方法とその装置Info
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Abstract
酸化物が残らない活性炭を廃タイヤから製造することを
可能とすること。 【構成】 廃タイヤを専用コンテナ1に入れて蓋をし、
このコンテナ1を素炭製造装置10における予備室11
を介して炭化促進室12内を通過させて、約350℃の
温度下で加熱処理し、予備室13を介して搬出した後、
外気中において100℃位になるまで自然冷却し、専用
コンテナより素炭を取り出し、これを破砕磁選機100
にかけて炭化物とスチールワイヤ等の混合物とを分別
し、酸化物の残らない活性炭を得る。
Description
製造する方法とその装置に関するものである。
イヤより活性炭を製造する方法としては、例えば、廃タ
イヤをそのまま燃焼炉に投入してある一定時間燃焼さ
せ、その燃焼残渣に水、または水蒸気を接触させて冷
却、洗浄を行って活性炭を得る方法や、廃タイヤを所定
の大きさに破砕、粉砕したものに、特定の反応を起す他
物質を混合させた状態のものに加熱を行い、所定の時間
後、水または水蒸気によって冷却、洗浄して活性炭を得
る方法等が知られている(例えば、特開平4−2924
09号公報参照)。
術で述べたもののうち前者においては、タイヤに使用さ
れているスチールワイヤが燃焼により酸化し、また磁選
機により選別されるが、微粉末までの除去は困難で、製
造活性炭中に鉄粉末が残ってしまうという問題点を有し
ていた。また後者においては、加熱する前に磁選機によ
って選別するが、ゴム質中に挾まれているスチールワイ
ヤは抜き取りは不可能であって、活性炭の中に鉄粉末が
混入してしまうという問題点があり、いずれの場合にお
いては、鉄粉末等の混入の問題があり、鉄粉末等の混入
した活性炭はその使用は範囲が限定されてしまうという
更なる問題点を有していた。
問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、構造簡単にして、かつ制御容易な製造装置により製
造工程中の熱効率も良く、成炭率も高い製造活性炭に鉄
粉末等の酸化物が残らない活性炭を廃タイヤから製造し
得る方法と装置を提供しようとするものである。
法発明は、廃タイヤを入れ閉蓋した専用コンテナを、素
炭製造装置における予備室を介して炭化促進室内、好ま
しくは複数の炭化促進室内を通過させながら所定の温度
下で中の廃タイヤを間接的に加熱する工程と、加熱され
た前記専用コンテナ内温度が製造炭の燃焼温度以下にな
るまで前記炭化促進室内において放熱し、かつ前記予備
室を介し搬出してそのまま冷却する工程と、前記専用コ
ンテナ内より製造素炭を取り出してこれを破砕し、かつ
炭化物と混合物とを分別する工程とからなる構成を特徴
とし、また、本装置発明は、廃タイヤを入れ閉蓋した専
用コンテナの搬入用予備室と搬出用予備室、該一対の予
備室間に連設された炭化促進室、好ましくは複数の炭化
促進室とを備え、前記一対の予備室は、前記専用コンテ
ナの搬送機構と内外部の圧力調整を行うための予備加熱
手段を有し、前記炭化促進室と前記一対の予備室との間
は開閉可能な仕切扉により仕切られると共に、内部には
前記専用コンテナの搬送機構と、専用コンテナ内の廃タ
イヤを所定の温度下で間接的に加熱するための加熱手段
とを有する素炭製造装置と、前記専用コンテナより取り
出された素炭を破砕し、かつ破砕により分離せられたス
チールワイヤ等の混合物を磁選して分別する破砕磁選機
とを具備した構成を特徴とするものである。
に説明する。図1は本発明に係る製造装置の一例での説
明図、図2は素炭製造装置を示す一部省略の平面図、図
3は同上の一部省略の正面図で、原料としての廃タイヤ
は専用コンテナの中にそのまま入れられ閉蓋されて、図
1に示されている実線矢印A方向より素炭製造装置内に
搬入されて、実線矢印B方向に移送され、実線矢印C方
向より搬出される。更に説明すると、原料となる廃タイ
ヤの形状はそのままとし、ホイル等が付いていても不都
合は生じない。廃タイヤの専用コンテナ1は、その構造
を特に図示しないが、好ましくは、3m3の体積を有する
熱伝導の良好な金属製であって、その外側底に平行な2
本の凹溝が設けられると共に、これら凹溝内には金属製
の車輪(好ましくは6個)が回転自在に設けられてお
り、また後述するコンテナ駆動用チェーンの専用つめと
係合するフックが取り付けられている。そして、専用コ
ンテナ1には、普通自動車用タイヤ(使用後重量5〜7
kg)のものであれば30〜35本を入れることができ、
また大型貨物用タイヤも7〜10本を入れることができ
るようになっている。
し素炭を製造する装置10は、専用コンテナ1の搬入用
予備室11と複数の炭化促進室12および専用コンテナ
1の搬出用予備室13を備えている。
化促進室12内に搬入する際、また搬出する際に空気が
炭化促進室内に入り暴爆するのを防ぐためのものであっ
て、両予備室11、13は同一構成となっている。更に
説明すると、側壁外側は耐熱性金属板、内側は耐熱性レ
ンガをもって形成され、金属板を保護し、保温効果を上
げるようになっている。天井部分14、15は四角錐状
に形成されると共に、内部は耐熱性コンクリートが張り
付けられ、天井中央14、15には排ガス管16、1
7、側面下部には気体(N2)注入管18、19が設け
られ、これら排ガス管16、17と気体注入管18、1
9は、予備室11、13の内外部に設けられた差圧計
(図示しない)と連結されて、入出気体量が調整される
ようになっている。N2ガスはN2ガス貯蔵室20、21
より専用加熱ヒータ22、23により約200℃に暖め
られて気体注入管18、19より予備室11、13に導
入され、また、排ガス管16、17にはダンパーが取り
付けられて、排ガス量が調整またはカットされ、排ガス
処理部24、25において処理されるようになってい
る。また、予備室11、13は、正面に向かって一方向
のみの1枚の入口扉26と出口扉27を有すると共に、
その入口にはローラ付コンテナ専用台(荷受用)28
が、出口にはローラ付コンテナ専用台(荷出用)29が
設けられ、チェーン駆動によってコンテナ1が予備室1
1内に導入され、また予備室13内より導出されるよう
になっている。このコンテナ1の導入、導出の際、図6
に示されているように、予備室11の底面には2本平行
な荷受レール30が設けられているので、(予備室13
内にも同様荷受レールが設けられているが、図6におい
てはこれらは図示を省略してある)左右の位置ずれは防
止される。予備室11の底部には、平行に配置された2
本のレール保持床木31上にして、かつ荷受レール30
と直交状に2本のコンテナ移動用レール32が敷設され
ると共に、該レール32の外側にはこれと平行に、つめ
付移動チェーン33が前後一対の移動チェーン駆動シャ
フト34に懸張され、かつシャフト34の端部の駆動ギ
ャ35、チェン36を介して駆動モータ(図示しない)
の回転力を受けて回転可能として設けられ、該移動チェ
ーン33の回転により、そのつめがコンテナ1の底部フ
ックと係合し、コンテナ1が図6に示されている実線矢
印B方向に移動せられるようになっている。なお、予備
室13においても全く同様であるが、図6においては、
予備室13の内部構成については省略してある。
る複数の炭化促進室12は、その各室および予備室1
1、13と間が各仕切扉37により仕切られた独立構造
であって連結はなく、その室数は廃タイヤの処理量によ
って増減される。仕切扉37は、左右の扉体38、39
を有し、一方の扉体38の接合端面長手方向に凸起部4
0が、他方の扉体39の接合端面長手方向には凹陥部4
1がそれぞれ形成され、扉体38、39は左右よりの自
動開閉手段(図示しない)によりスライド式により開閉
してその中央部位において、凸起部40と凹陥部41と
の嵌合により一体的に接合するようになっており、開扉
時においては、各扉体38、39は、予備室11、13
と炭化促進室12および各炭化促進室12、12との並
設部位に設けられた左右の扉囲42、43の収納部4
4、45内に収納されるようになっている。各炭化促進
室12は、外側は金属、内壁は耐熱性レンガをもって形
成され、天井は四角錐状であって、天井部分46は耐熱
性コンクリートが張られ、天井部分46の外側中央部位
には、分離ガスを排出するための排ガス導管47が設け
られ、これら排ガス導管47は隣れる炭化促進室12の
それと相互に連結された一組として設けられている。ま
た、各炭化促進室12の正面側下部には、3本の加熱用
の燃焼ガス配管48が入り込み、これら配管48は垂直
に立ち上がって天井を通り、外に抜けて1本の燃焼ガス
排管49となっており、また配管48と対向する炭化促
進室12の背面側下部には、3本の加熱用管50が入り
込み、これら管50は垂直に立ち上がって天井を通り、
外に抜けて1本の排ガス管となっている。排ガス導管4
7はダンパー52を介して排ガス処理部における反応室
53と連結され、排ガス導管47を通ったガスはブロア
ー54により空気と混合されて反応室53へ導入され、
反応室53は外部の補助バーナー55により高温が得ら
れており、また、反応室53内には、邪魔板(図示しな
い)が設けられていて、空気との混合ガスは一定時間反
応室内に停滞するようになっている。また、反応室53
は外側面は耐熱性金属であり、内部は耐熱性レンガであ
って、室内温度は約900℃に設定され、それ以下に降
温しないように自動制御されている。反応室53内での
混合ガスは完全燃焼されて無色、無臭となり、ダンパー
56を介して加熱用管50に入り、炭化促進室12内の
温度を上昇させるために再利用されるようになってい
る。また、燃焼ガス排管49、排ガス管51の最終出口
前にはそれぞれダンパー57、58が設けられて、排ガ
スの調整、空気の逆流防止がなされている。各炭化促進
室12内には、図5に示されているように、そのやや下
部両壁面に形成の凹溝59、60内への嵌合をもって好
ましくは約20mm厚の石英ガラス板61が水平に設けら
れると共に、該石英ガラス板61の下方には、好ましく
は直径200mm、長さ1500mmのメッシュ状の赤熱筒
62が水平に2本設置され、これら赤熱筒62の正面側
(軸方向)には、外部に設けられた2基の加熱用バーナ
ー63の各噴射口64が対設せられ、更に赤熱筒62の
下方には、促進室底部である耐熱性コンクリートに支持
されてステンレス製の反射鏡板65が設けられている。
更にまた、石英ガラス板61のやや上方には2本のレー
ル保持床木66が平行配置されると共に、該レール保持
床木66上にはこれと直交状に2本のコンテナ移動用レ
ール67が敷設され、該レール67の外側にはこれと平
行に、つめ付移動チェン68が前後一対の移動チェン駆
動シャフト69に懸張され、かつシャフト端部の駆動ギ
ァ70、チエン71、72を介して外部の駆動モータ7
3と連結され、該モータ73の回転力を受けて移動チエ
ン68が回転し、該チエン68のつめがコンテナ1の底
部フックと係合し、コンテナ1は、内側壁に取り付けの
左右一対のコンテナ案内74に案内されて図6に示され
ている実線矢印B方向に順次移送されるようになってい
る。
出されたコンテナより出された製造素炭を破砕し、かつ
混合物と磁選する破砕磁選機100は公知のものであっ
て、その概略は図1に示されているように、ホッパー1
02を有する筐体101内に、ホッパー102よりの素
炭200を破砕する一対の破砕ローラ103が回転可能
に軸支され、該ローラ103の下方には、ローラ103
により破砕され、分離されたスチールワイヤ等の混合物
201と炭化物202を移送するベルトコンベア104
が、駆動源(図示しない)の回転力を受けて回転する駆
動ゴムローラ105、中間ゴムローラ106、従動ゴム
ローラ107により図1に示されている実線矢印方向に
回転可能として配設され、更に該ベルトコンベア104
のやや上方にして、かつ略中間よりも従動ゴムローラ1
07側には、磁石付ベルトコンベア108が、駆動源
(図示しない)の回転力を受けて回転する駆動ローラ1
09、中間ローラ110、従動ローラ111により実線
矢印方向に回転可能として配設され、ホッパー102よ
りの素炭200は回転している破砕ローラ103により
破砕されてベルトコンベア104にて移送され、スチー
ルワイヤ等の混合物201は磁石付ベルトコンベア10
8の磁石により吸着分離されて移送されて収納部112
内に落下収納される。一方、炭化物202はヘルトコン
ベア104により更に移送されて排出口113より最終
製品として排出されるようになっている。
イッチを入れ各加熱用バーナー63の着火により各炭化
促進室12内の加熱が開始され、同時に素炭製造装置1
0外の作業として、専用コンテナ1に原料である廃タイ
ヤが入れられ閉蓋の上、フォークおよびチェンブロック
等によりローラ付コンテナ専用台(荷受用)28まで移
動せられる。各炭化促進室12内の温度が300℃を越
えた時点で、予備室11、13内にN2ガスの注入が開
始され、外気圧と同圧になった時点で、入口扉26が開
き、廃タイヤの入った専用コンテナ1は予備室11内に
移動せられ、室内の定位置に入った時点で入口扉26は
閉まる。この時点頃までに各炭化促進室12内の温度は
350〜450℃の範囲、好ましくは350℃位に自動
調整されている。350〜450℃の温度は、原料であ
る廃タイヤの炭素分子の結び付きが加熱によって一時分
離し、後再結合する時にゆるやかな炭素の結び付きを行
わせるための適温であり、350℃以下の温度では炭化
が進行せず、炭素以外のガスを取り出すのに適さない。
コンテナ収納後予備室11内では高温N2ガスが注入さ
れ、空気は外へ強制的に排出され、N2ガス量が定量に
達した時点で注入、排出は停止され、炭化促進室12側
の仕切扉37が開放される(左右の扉体38、39が外
部よりの駆動力によって左右にスライド式に開いて各収
納部44、45内に収納され全開状態となる)。する
と、専用コンテナ1は2本のコンテナ移動用レール32
上を、回転駆動しているつめ付移動チェン33のつめと
コンテナ底部のフックが係合しながら第1の炭化促進室
12内に搬送されて、室12内の定位置に来ると仕切扉
37は閉じて(扉体38、39がその凸起部40と凹陥
部41との嵌合をもって中央部で閉じ合わされ閉扉状態
となる)、炭化促進室12内は密閉状態となり、加熱が
開始される。炭化促進室12内は仕切扉37による密閉
構造の加熱室になっているので、原料に空気(O2)の
接触がなく、したがって、原料および含まれているスチ
ールワイヤは酸化しない。専用コンテナ1が第1の炭化
促進室12内に搬送されると、予備室11は空となる
が、次の専用コンテナ1を搬入するために、再度N2ガ
スが注入されて、外気圧と同圧に予備室11内の気圧が
調整され、等圧になった時点で、入口扉26が開き、次
の専用コンテナ1が予備室11内に搬入され、入口扉2
6は閉じられる。予備室11内の専用コンテナ1は、第
1の炭化促進室12内にある前送された専用コンテナ1
が次の第2の炭化促進室12に移送され、第2の炭化促
進室12側の仕切扉37が閉じた後まで予備室11内で
待機する。炭化促進室12内の専用コンテナ1は予め設
定された温度と時間、好ましくは温度350℃、時間1
0〜15分の条件で第1の炭化促進室12より第2の炭
化促進室12、第2の炭化促進室12より第3の炭化促
進室12へと複数の炭化促進室12を順次移送されて加
熱処理がなされる。この加熱処理工程は約60〜90分
で終了するが、最後の炭化促進室12内において、製造
素炭の燃焼温度(200℃)以下になるまで専用コンテ
ナ1は保持されて放熱(自然冷却)される。加熱処理時
に発生するガスは、各排ガス管等を介して外部に取り出
され、完全燃焼によって無臭、無色化されたのち、加熱
源として再利用され、その後外に排出される。また、発
生ガスは各炭化促進室12内においては、酸化ガスでな
いため、スス等の発生はない。炭化促進室12内におい
て放熱され、200℃位まで温度の下がった専用コンテ
ナ1は、予備室13内において気圧調整による暴爆の防
止がなされた後、ローラ付コンテナ専用台(荷出用)2
9を通って外部に搬出され、外気中において100℃位
になるまで自然冷却される。100℃位まで温度の下が
った素炭は専用コンテナ1より取り出され、該素炭20
0は破砕磁選機100における破砕ローラ103による
圧潰によって炭化物とスチールワイヤ等の混合物に分離
されて、ベルトコンベア104により移送され、更に磁
石付ベルトコンベア108の磁石による吸着分離によっ
て炭化物202とスチールワイヤや鉄分等の混合物20
1は分別され、最終製品としての炭化物が得られ、活性
炭として使用できるが、更に利用、使用条件によっては
種々の精製、賦活等の処理が行われる。
設置した連続処理方式の場合であるが、バッチ式とする
ことも可能である。
専用コンテナに入れ、この専用コンテナを素炭製造装置
内を通過させ、破砕磁選機を介して炭化物と混合物とに
分別させて活性炭を製造するものであるから、製造工程
中の熱効率が良く、成炭率も高く、鉄分等の酸化物も残
らない活性炭を製造することができ、廃タイヤを有効に
再利用することができる。また、廃タイヤ内のスチール
ワイヤの再利用もでき、経済的である。
付の廃タイヤであっても処理工程に変化はなく、同様の
活性炭を製造することができる。
的に活性炭を製造することができて量産的であると共
に、廃タイヤの処理量の増減の場合には炭化促進室のみ
の増減で対処でき、また、各炭化促進室は相互の連結は
なく、各室独立構造となっているから、故障等の場合に
は、炭化促進室だけの交換ができて迅速に対処し得る。
る。
る。
る。
の平面的概略説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 廃タイヤを入れて閉蓋した専用コンテナ
を、素炭製造装置における予備室を介して炭化促進室内
を通過させながら所定の温度下で中の廃タイヤを間接的
に加熱する工程と、加熱された前記専用コンテナ内温度
が製造炭の燃焼温度以下になるまで前記炭化促進室内に
おいて放熱し、かつ前記予備室を介し搬出してそのまま
冷却する工程と、前記専用コンテナ内より製造素炭を取
り出してこれを破砕し、かつ炭化物と混合物とを分別す
る工程とからなる構成を特徴とする廃タイヤから活性炭
を製造する方法。 - 【請求項2】 前記加熱する工程において、専用コンテ
ナは複数の炭化促進室内を通過せられる構成を特徴とす
る請求項1の廃タイヤから活性炭を製造する方法。 - 【請求項3】 廃タイヤを入れ閉蓋した専用コンテナの
搬入用予備室と搬出用予備室、該一対の予備室間に連設
された炭化促進室とを備え、前記一対の予備室は、前記
専用コンテナの搬送機構と内外部の圧力調整を行うため
の予備加熱手段を有し、前記炭化促進室と前記一対の予
備室との間は開閉可能な仕切扉により仕切られると共
に、内部には前記専用コンテナの搬送機構と、専用コン
テナ内の廃タイヤを所定の温度下で間接的に加熱するた
めの加熱手段とを有する素炭製造装置と、前記専用コン
テナより取り出された素炭を破砕し、かつ破砕により分
離せられたスチールワイヤ等の混合物を磁選して分別す
る破砕磁選機とを具備した構成を特徴とする廃タイヤか
ら活性炭を製造する装置。 - 【請求項4】 前記炭化促進室は複数であって、前記一
対の予備室間に直列状に連設され、かつ各炭化促進室は
独立構造にして、各炭化促進室の間および前記予備室と
の間は開閉可能な仕切扉により仕切られている構成を特
徴とする請求項3の廃タイヤから活性炭を製造する装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5264381A JP2651994B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 廃タイヤから活性炭を製造する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP5264381A JP2651994B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 廃タイヤから活性炭を製造する装置 |
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JPH0796271A true JPH0796271A (ja) | 1995-04-11 |
JP2651994B2 JP2651994B2 (ja) | 1997-09-10 |
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ID=17402368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5264381A Expired - Fee Related JP2651994B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 廃タイヤから活性炭を製造する装置 |
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