JPH0796156A - 高粘性液体への気体混合方法および装置 - Google Patents

高粘性液体への気体混合方法および装置

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JPH0796156A
JPH0796156A JP24179893A JP24179893A JPH0796156A JP H0796156 A JPH0796156 A JP H0796156A JP 24179893 A JP24179893 A JP 24179893A JP 24179893 A JP24179893 A JP 24179893A JP H0796156 A JPH0796156 A JP H0796156A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高粘性液体に対して加圧気体を均一に分散可
能にする気体混合方法の提供。 【構成】 混合室1aに高粘性液体供給管9と加圧気体
供給管13を連結し、高粘性液体供給管9から供給した
高粘性液体に加圧気体供給管13から加圧気体を注入す
るに際し、加圧気体供給管13の上流側に流量制御部4
を設け、該流量制御部4により加圧気体の流量を高粘性
液体供給管9内の高粘性液体の流量に応じて予め設定し
た混合比率にすると共に、該加圧気体の混合室1aに対
する注入時期を高粘性液体の供給時期よりも前にするよ
うに制御する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高粘性液体に加圧気体
を均一に分散するように注入する気体混合方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高粘性液体の主剤と硬化剤とを混合反応
させて反応ガスを発生させながら発泡体を製造する場
合、予め反応前の主剤等に少量の不活性気体を混合して
おくと、反応ガスによる気泡の急激な成長を抑制し、そ
れら気泡を均一に分散させた発泡率の高い発泡体にする
ことができるようになることは、本件出願人が先の出願
によって提案したところである(特願平3−19001
0号参照)。
【0003】本発明者等が検討したところによれば、こ
のように均一分散した高い発泡率の発泡体を製造するに
は、上記のように予め粘性液体に少量混合する不活性気
体の分散性を高くすればするほど、その硬化後の発泡体
の気泡分散性を向上することができることがわかってい
る。従来、高粘性液体に加圧気体を混合させる方法とし
ては、ホイップドクリームやウレタン発泡体の製造にお
いて知られている。しかしながら、加圧気体を高粘性液
体に混合する場合には、図4に示すように、均一な混合
が非常に難しいという問題があった。
【0004】すなわち、図4(A)に示すように、流量
Qで供給する高粘性液体に対して、これと同期させて、
(B)に示すような比較的大流量q1 の加圧気体を混合
する場合は、その注入開始時に加圧気体が過剰に混合し
てオーバシュートする現象があり、また(C)のように
少流量q2 の加圧気体を混合する場合は、高粘性液体に
対する注入開始から混合が遅延する共に、同じくオーバ
シュートする現象があった。そのため、加圧気体の注入
開始初期の発泡体は、発泡の分散性や発泡率が不均一と
なり、少なくとも初期部分の発泡体は廃棄せざるを得な
かった。
【0005】このような現象のため、特に高粘性液体と
加圧気体とを間欠的に供給し、回分式に発泡体を製造す
る場合には、致命的な欠点を生ずることになる。すなわ
ち、図5(A)のように、高粘性液体を供給時間T1
停止時間T2 とを交互に行って間欠的供給し、それに同
期させて加圧気体を注入混合する場合には、その加圧気
体の注入は、図5(B)のように高粘性液体の供給から
時間T3 のタイムラグを生じ、かつ大幅なオーバシュー
トを生ずるため、均一な製品を得ることがほとんど不可
能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高粘
性液体に対して加圧気体を均一に分散可能にする気体混
合方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、混合室に高粘性液体供給管と加圧気体供給管を連
結し、前記高粘性液体供給管から供給した高粘性液体に
前記加圧気体供給管から加圧気体を注入するに際し、前
記加圧気体供給管の上流側に流量制御部を設け、該流量
制御部により加圧気体の流量を前記高粘性液体供給管内
の高粘性液体の流量に応じて予め設定した混合比率にす
ると共に、該加圧気体の前記混合室に対する注入時期を
前記高粘性液体の供給時期よりも前にするように制御す
ることを特徴とするものである。特に、混合室に対する
高粘性液体と加圧気体の供給を互いに同期させつつ間欠
的に行う方法を特徴とするものである。
【0008】このように加圧気体の注入流量を高粘性液
体の流量に応じて予め設定された混合比率にすると共
に、その加圧気体の混合室に対する注入時期を高粘性液
体の供給時期よりも前にするようにしたことにより、高
粘性液体の供給時期に対してタイムラグを生じたり、オ
ーバシュートを発生したりすることなく均一に分散混合
することができるようになる。
【0009】また、高粘性液体と加圧気体の供給を同期
させつつ間欠的に混合を行う場合には、加圧気体供給管
に対して混合室側と大気側とに流路を選択する切換弁を
設けることにより、その実施を容易にする。また、この
切換弁の大気側への流路にリリーフ弁を設け、そのリリ
ーフ弁を加圧気体の圧力が高粘性液体に対する注入圧を
超えたとき開弁するようにすると、少量の加圧気体を注
入する場合でも均一な分散混合を一層安定化させること
ができる。
【0010】このような本発明による加圧気体の注入方
法は、高粘性液体の粘度が1,000センチポイズ以
上、さらに好ましくは3,000〜500,000セン
チポイズの場合に一層有効である。しかも、加圧気体の
混合比率を、高粘性液体100gに対して0.5〜50
Nccの範囲にする場合に一層有利であり、またその時
の加圧気体の流量としては、0.02〜20Ncc/分
にするとよい。
【0011】また、混合室に攪拌手段を設け、この攪拌
手段により高粘性液体を攪拌しつつ加圧気体を注入する
ようにすれば、さらに一層高い均一分散性を得ることが
でき、かつ装置を小型化することができる。攪拌手段と
しては、攪拌羽根を使用した動的な手段であってもよ
く、或いはスタティックミキサーのような静的な手段で
あってもよい。
【0012】以下、本発明を図に示す実施例によって説
明する。図1は、本発明の高粘性液体への気体混合方法
を実施する装置の一列を示し、さらに具体的には、多数
用意されたダストカバーDを1個ずつ送りだし、その上
縁に順次発泡体ガスケットEを塗布形成する装置の場合
を示す。1は混合槽、2は高粘性液体の主剤Aを貯留し
たタンク、3は高粘性液体の硬化剤Bを貯留したタン
ク、4は加圧気体Cの流量制御部である。混合槽1は底
部に可撓管21を介して吐出ノズル22を連結し、この
吐出ノズル22をロボット(図示せず)によりダストカ
バーDの上縁を1周させることにより、混合室1a内の
高粘性液体をビード状に吐出塗布して発泡体ガスケット
Eを形成し、この操作を順次新しいダストカバーDに入
れ換えながら実施するようになっている。したがって、
高粘性液体が混合槽1から間欠的に吐出(供給)され、
その吐出と停止とが繰り返されるようになっている。
【0013】混合室1aには攪拌機5が設けられ、その
攪拌機5はモータ6により駆動されるようになってい
る。また、タンク2,3の下部にはそれぞれ送液ポンプ
7,8が設けられ、高粘性液体供給管9,10を介して
混合室1aの上部に逆止弁11,12が介して連結され
ている。この逆止弁11,12は、吐出ノズル22から
高粘性液体を吐出するとき、高粘性液体供給管9,10
から高粘性液体を混合室1aに導入し、また吐出ノズル
22の吐出が停止すると、導入を停止するようになって
いる。
【0014】一方、加圧気体供給管13は、混合室1a
の中間域壁面に逆止弁14を介して連結され、その加圧
気体供給管13の上流側に流量制御部4が設けられてい
る。流量制御部4には流量計15と調節弁16が設けら
れ、その調節弁16の開度が自動制御されるようになっ
ている。制御部17は、制御部18から信号qを、また
流量計15から信号jをそれぞれ入力し、この両信号
q,jに基づいて信号iを出力して調節弁16の開度を
定めるようになっている。制御部18は、高粘性液体供
給管9に設けた流量計19から高粘性液体(主剤A)の
流量Qを入力すると共に、予め設定された混合比率rを
入力し、この混合比率rにより流量Qに対応した加圧流
体Cの設定流量qを出力するようになっている。制御部
17は、この設定流量qと流量計15が検出した流量信
号jとに基づいて信号iを出力し、調節弁16の開度を
設定流量qにするように制御する。
【0015】上記のように加圧気体Cを高粘性流体に定
量注入する注入部の逆止弁14としては、図2に示すよ
うな構造にするとよい。すなわち、逆止弁14の弁体2
3を加圧気体供給管13側に付勢すると共に、弁座23
aを混合室1aの壁面側に開口するように設けて、これ
に弁体23を当接させ、鎖線で示すように混合室1a側
に出入りするようにするのである。
【0016】このような弁構成により、加圧気体供給管
13から供給する加圧気体Cが逆止弁14の内側に滞留
することがなくなり、混合室1aの高粘性液体内に円滑
に吐出することができる。したがって、それによって加
圧気体の分散性を一層良好にする。また、流量制御部4
の下流側には三方弁20(切換弁)が設けられ、流路を
混合室1a側と大気側とに切り換えるようになってい
る。この三方弁20は、制御部18からの信号により吐
出ノズル22の開閉操作と同期し、吐出ノズル22が開
のとき混合室1a側に連通して加圧気体Cを混合室1a
に供給し、また吐出ノズル22が閉のときリリーフ弁2
5を介して大気に連通するようになっている。このリリ
ーフ弁25は加圧気体Cが注入圧を超えるようになった
とき開弁するようになっている。
【0017】すなわち、三方弁20は吐出ノズル22の
開閉操作と同期し、吐出ノズル22がダストカバーDの
上縁に高粘性液体を吐出するとき、混合室1a側に加圧
空気を供給するようになっている。しかも、この加圧空
気Cを混合室1aに注入するタイミングを、吐出ノズル
22の開時期、すなわち高粘性液体供給管9,10から
高粘性液体が混合室1aに導入される時期よりも僅かに
早い時期になるように制御されている。
【0018】したがって、上記装置によると、吐出ノズ
ル22の吐出に同期して、タンク2,3の主剤Aと硬化
剤Bとの高粘性液体が、逆止弁11,12を介して混合
室1aに導入されるが、このときの供給流量に応じて一
定の混合比率に制御された加圧気体Cが、三方弁20が
上記高粘性液体の流入時期よりも僅か前の時期に切り換
えられて注入されるようになる。
【0019】このような加圧気体の流量制御と注入時期
のずれが与えられることによって、図3(A)のように
供給時間T1 と停止時間T2 とで間欠供給される高粘性
液体に対し、図3(B)のように加圧気体がタイムラグ
や大幅なオーバシュートを発生することなく均一に注入
されることになる。また、このような加圧気体Cの定量
注入において、高粘性液体を攪拌機5によって攪拌する
ことにより一層分散性を向上することができる。
【0020】本発明において、上述した加圧気体の均一
分散作用は、粘度が1,000センチポイズ以上、さら
に好ましくは3,000〜500,000センチポイズ
の高粘性液体に適用する場合に一層有効である。また、
このときの加圧気体の注入量を、高粘性液体100gに
対して0.5〜50Nccの範囲の混合比率に制御すれ
ば、さらに微細な分散状態を得ることができる。また、
このときの加圧流体の流量としては、0.02〜20N
cc/分の範囲が望ましい。
【0021】本発明において高粘性液体の種類は特に限
定されるものではないが、特に縮合反応によりガスを発
生しつつ硬化するシリコーンゴム発泡体を製造する場合
に有効である。かかるシリコーンゴム発泡体を形成する
材料としては、1分子中に2個以上のシラノール基を有
するオルガノポリシロキサン、例えば両末端シラノール
基封鎖のジオルガノポリシロキサンを主成分とし、1分
子中に3個以上のケイ素原子結合水素原子を含有するオ
ルガノハイドロジェンポリシロキサンを硬化剤とし、白
金化合物,有機錫化合物等の縮合反応促進触媒を硬化触
媒とするものが好ましい。この材料は、水素ガスを発生
しつつ硬化してシリコーンゴム発泡体を形成する。
【0022】この場合、両末端シラノール基封鎖のジオ
ルガノポリシロキサンと白金化合物触媒を主剤として、
両末端シラノール基封鎖のジオルガノポリシロキサンと
1分子中に3個以上のケイ素原子結合水素原子を有する
オルガノハイドロジェンポリシロキサンを硬化剤とし
て、主剤と硬化剤とを略1:1の容量比にするものが好
ましい。
【0023】発泡体の他の例としては、軟質若しくは硬
質のポリウレタン発泡体がある。これらはジイソシアネ
ート又はポリイソシアネートを主剤とし、ポリオールと
水との混合物を硬化剤とするものである。また、本発明
に使用する加圧気体も特に限定されるものではないが、
例えば空気,窒素,ヘリウム,アルゴン,炭酸ガス等の
不活性気体を挙げることができる。中でも取り扱い性の
容易な空気は特に好ましい。
【0024】
【発明の効果】上述したように、本発明の高粘性液体へ
の気体混合方法によれば、加圧気体供給管の上流側に設
けた流量制御部により、加圧気体の流量を高粘性液体供
給管内の高粘性液体の流量に応じて予め設定された混合
比率にすると共に、その加圧気体の混合室に対する注入
時期を高粘性液体の供給時期よりも前になるように制御
したことにより、加圧気体が高粘性液体の供給時期に対
してタイムラグを生じたり、オーバシュートを発生した
りすることなく均一に分散混合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高粘性液体への気体混合方法を実施す
る装置の一列を示す概略図である。
【図2】図1の装置の加圧気体注入部に使用される逆止
弁の一例を示す概略図である。
【図3】(A),(B)は、本発明により間欠供給する
ときの高粘性液体と加圧気体との流量変化を示すグラフ
である。
【図4】(A),(B),(C)は、従来法により連続
供給するときの高粘性液体と加圧気体との流量変化を示
すグラフである。
【図5】(A),(B)は、従来法により間欠供給する
ときの高粘性液体と加圧気体との流量変化を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 混合槽 1a 混合室 2,3 タンク 4 流量制御部 5 攪拌機 9 高粘性液体
供給管 13 加圧気体供給管 14 逆止弁 15,19 流量計 16 調節弁 17,18 制御部 20 三方弁
(切換弁) 25 リリーフ弁
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 高粘性液体への気体混合方法および装
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高粘性液体に加圧気体
を均一に分散するように注入する気体混合方法および装
に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高粘
性液体に対して加圧気体を均一に分散可能にする気体混
合方法および装置を提供することにある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
による混合方法は、混合室に高粘性液体供給管と加圧
気体供給管を連結し、前記高粘性液体供給管から供給し
た高粘性液体に前記加圧気体供給管から加圧気体を注入
するに際し、前記加圧気体供給管の上流側に流量制御部
を設け、該流量制御部により加圧気体の流量を前記高粘
性液体供給管内の高粘性液体の流量に応じて予め設定し
た混合比率にすると共に、該加圧気体の前記混合室に対
する注入時期を前記高粘性液体の供給時期よりも前にす
るように制御することを特徴とするものである。特に、
混合室に対する高粘性液体と加圧気体の供給を互いに同
期させつつ間欠的に行う方法を特徴とするものである。
また、本発明による混合装置は、混合室に高粘性液体供
給管と加圧気体供給管とを連結すると共に、該加圧気体
供給管の上流側に流量の制御部を設け、該制御部が前記
加圧気体供給管の加圧気体の流量を前記高粘性液体供給
管の高粘性液体の流量に応じて予め設定した混合比率に
し、かつ該加圧気体の前記混合室に対する注入時期を前
記高粘性液体の供給時期よりも前にするように制御する
構成からなることを特徴とするものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【発明の効果】上述したように、本発明の高粘性液体へ
の気体混合方法および装置によれば、加圧気体供給管の
上流側に設けた流量制御部により、加圧気体の流量を高
粘性液体供給管内の高粘性液体の流量に応じて予め設定
された混合比率にすると共に、その加圧気体の混合室に
対する注入時期を高粘性液体の供給時期よりも前になる
ように制御したことにより、加圧気体が高粘性液体の供
給時期に対してタイムラグを生じたり、オーバシュート
を発生したりすることなく均一に分散混合させることが
できる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】本発明の高粘性液体への気体混合方法を実施す
る装置の一を示す概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 丈洋 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合室に高粘性液体供給管と加圧気体供
    給管を連結し、前記高粘性液体供給管から供給した高粘
    性液体に前記加圧気体供給管から加圧気体を注入するに
    際し、前記加圧気体供給管の上流側に流量制御部を設
    け、該流量制御部により加圧気体の流量を前記高粘性液
    体供給管内の高粘性液体の流量に応じて予め設定した混
    合比率にすると共に、該加圧気体の前記混合室に対する
    注入時期を前記高粘性液体の供給時期よりも前にするよ
    うに制御する高粘性液体への気体混合方法。
  2. 【請求項2】 混合室に対する高粘性液体と加圧気体の
    供給を互いに同期させつつ間欠的に行う請求項1に記載
    の高粘性液体への気体混合方法。
  3. 【請求項3】 前記加圧気体供給管に対する加圧気体の
    供給を連続状態にすると共に、該加圧気体供給管の混合
    室に対する連結部と前記流量制御部との間に、流路を混
    合室側と大気側とに選択的に切り換える切換弁を設け、
    該切換弁を前記混合室へ高粘性液体を供給するとき混合
    室側の流路に切り換え、また高粘性液体の供給を停止す
    るとき大気側の流路へ切り換えるようにする請求項2に
    記載の高粘性液体への気体混合方法。
  4. 【請求項4】 前記切換弁の大気側の流路にリリーフ弁
    を設け、該リリーフ弁を前記加圧気体の圧力が高粘性液
    体に対する注入圧を超えるとき開弁するようにした請求
    項3に記載の高粘性液体への気体混合方法。
  5. 【請求項5】 前記高粘性液体の粘度が1,000セン
    チポイズ以上で、該高粘性液体100gに対する前記加
    圧気体の混合比率を0.5〜50Nccの範囲にした請
    求項1に記載の高粘性液体への気体混合方法。
  6. 【請求項6】 前記加圧気体供給管内の加圧気体流量を
    0.02〜20Ncc/分にした請求項5に記載の高粘
    性液体への気体混合方法。
  7. 【請求項7】 前記混合室に攪拌手段を設け、該攪拌手
    段により攪拌される高粘性液体に加圧気体を注入する請
    求項1又は請求項2に記載の高粘性液体への気体混合方
    法。
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