JPH0796141A - 脱硝装置におけるアンモニア供給方法 - Google Patents

脱硝装置におけるアンモニア供給方法

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JPH0796141A
JPH0796141A JP5244022A JP24402293A JPH0796141A JP H0796141 A JPH0796141 A JP H0796141A JP 5244022 A JP5244022 A JP 5244022A JP 24402293 A JP24402293 A JP 24402293A JP H0796141 A JPH0796141 A JP H0796141A
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JP
Japan
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ammonia
air
gas
tower
aqueous ammonia
Prior art date
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Pending
Application number
JP5244022A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Maekawa
敏博 前川
Kenji Takeya
憲二 竹谷
Yoshihiko Koga
良彦 古賀
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Hitachi Zosen Corp
HEC CORP
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
HEC CORP
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Publication date
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  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 触媒脱硝装置において、アンモニア水気化塔
にアンモニア水を供給すると共に、予熱した空気を流入
することによってアンモニア水を蒸発させ、発生したア
ンモニアガスを上記空気との混合状態でガス導管を介し
て反応塔へ送ることを特徴とする脱硝装置におけるアン
モニア供給方法である。 【効果】 アンモニアガスはアンモニア水気化塔から反
応塔へのガス導管において凝縮しにくくなり、ガス状態
のままで確実に反応塔へ送られる。そのため、該ガス導
管の途中でドレンが生じることがなく、ドレンによって
アンモニアガスが吸収されることもないので、発生した
アンモニアガスを触媒として有効に作用させることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、アンモニア水を気化し
てアンモニアガスを発生させるアンモニア水気化塔と、
還元剤としてアンモニアガスを用いて燃焼ガス中のＮＯ
ｘを接触還元する反応塔と、アンモニア水気化塔と反応
塔を連通したガス導管とを備えた触媒脱硝装置におい
て、アンモニア水気化塔から反応塔へのアンモニアガス
の供給方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、還元剤としてアンモニアガスを用
いる触媒脱硝装置では、図４に示すように、アンモニア
蒸発器(51)において管(54)を通るスチームでアンモニア
水を気化させ、生じたアンモニアガスをガス導管(52)を
経て反応塔(53)へ送っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記導管(53)は全長に
亘ってスチームトレースによって加温されているが、そ
の途中でアンモニアガスが凝縮してドレンを生じ、これ
がアンモニアガスを吸収し、反応塔(53)へガスのままで
流入するアンモニア量が減少する恐れがある。
【０００４】本発明の目的は、上記の点に鑑み、アンモ
ニア蒸発器(51)においてアンモニア水の蒸発によって発
生したアンモニアガスをガス状態のままで確実に反応塔
(53)へ到達せしめて触媒として有効に作用させることが
できるアンモニア供給方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によるアンモニア
供給方法は、上記目的を達成すべく工夫されたものであ
り、アンモニア水を気化してアンモニアガスを発生させ
るアンモニア水気化塔と、還元剤としてアンモニアガス
を用いて燃焼ガス中のＮＯｘを接触還元する反応塔と、
アンモニア水気化塔と反応塔を連通したガス導管とを備
えた触媒脱硝装置において、アンモニア水気化塔にアン
モニア水を供給すると共に、予熱した空気を流入するこ
とによってアンモニア水を蒸発させ、発生したアンモニ
アガスを上記空気との混合状態でガス導管を介して反応
塔へ送ることを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】本発明のアンモニア供給方法によると、予熱し
た空気でアンモニアガスを希釈しているので、アンモニ
アガスは凝縮しにくくなり、アンモニア水気化塔から反
応塔へ送られる間にドレンができることがなく、ドレン
によってアンモニアガスが吸収されることもないので、
供給したアンモニア水はガス状のまま反応塔へ流入す
る。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明する。
【０００８】上下コーン部を有する円筒形のアンモニア
水気化塔(1) は、下端部に予熱した空気を流入させるガ
ス入口(2) を有し、塔内に、ガス入口(2) より所定の高
さの位置に、アンモニア水を供給するアンモニア水噴霧
ノズル(3) を備えている。ガス入口(2) には白煙防止用
空気加熱器から空気供給管(9) が接続されている。アン
モニア水噴霧ノズル(3) には、アンモニア水供給管(4)
と計装空気供給管(5)が接続されている。
【０００９】上記構成において、アンモニア水気化塔
(1) 内には、空気供給管(9) から予熱した空気が供給さ
れ、この空気中へアンモニア水噴射ノズル(3) から２５
％アンモニア水が噴霧される。その結果、アンモニア水
は予熱した空気で蒸発させられ、発生したアンモニアガ
スは上記空気との混合状態で塔頂のガス出口(6) から出
て、ガス導管(7) を介して反応塔(8) へ送られる。こう
して、アンモニアガスはガス状態のままで確実に反応塔
(8) へ送られ、ＮＯｘの還元剤として有効に使用され
る。
【００１０】
【発明の効果】本発明によるアンモニア供給方法では、
アンモニア水気化塔にアンモニア水を供給すると共に、
予熱した空気を流入することによってアンモニア水を蒸
発させ、発生したアンモニアガスを上記空気との混合状
態でガス導管を介して反応塔へ送るので、アンモニアガ
スはアンモニア水気化塔から反応塔へのガス導管におい
て凝縮しにくくなり、ガス状態のままで確実に反応塔へ
送られる。そのため、該ガス導管の途中でドレンが生じ
ることがなく、ドレンによってアンモニアガスが吸収さ
れることもないので、発生したアンモニアガスを触媒と
して有効に作用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例の系統図である。
【図２】（Ａ）はアンモニア水気化塔の平面図、（Ｂ）
は正面図である。
【図３】アンモニア水噴射ノズルの正面図である。
【図４】従来技術を示す系統図である。
【符号の説明】
１：アンモニア水気化塔 ２：空気入口 ３：アンモニア水噴霧ノズル ６：ガス出口 ７：ガス導管 ８：反応塔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ０１Ｄ 53/86 ＺＡＢ Ｂ０１Ｄ 53/34 １２９ Ｂ 53/36 ＺＡＢ (72)発明者 古賀 良彦 大阪府大阪市此花区桜島１丁目４番６号 日立造船エンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 アンモニア水を気化してアンモニアガス
    を発生させるアンモニア水気化塔と、還元剤としてアン
    モニアガスを用いて燃焼ガス中のＮＯｘを接触還元する
    反応塔と、アンモニア水気化塔と反応塔を連通したガス
    導管とを備えた触媒脱硝装置において、 アンモニア水気化塔にアンモニア水を供給すると共に、
    予熱した空気を流入することによってアンモニア水を蒸
    発させ、発生したアンモニアガスを上記空気との混合状
    態でガス導管を介して反応塔へ送ることを特徴とする脱
    硝装置におけるアンモニア供給方法。
JP5244022A 1993-09-30 1993-09-30 脱硝装置におけるアンモニア供給方法 Pending JPH0796141A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990223