JPH0795872A - ビール製造においてマイシェおよび麦汁を不連続的に煮沸する方法 - Google Patents

ビール製造においてマイシェおよび麦汁を不連続的に煮沸する方法

Info

Publication number
JPH0795872A
JPH0795872A JP6019615A JP1961594A JPH0795872A JP H0795872 A JPH0795872 A JP H0795872A JP 6019615 A JP6019615 A JP 6019615A JP 1961594 A JP1961594 A JP 1961594A JP H0795872 A JPH0795872 A JP H0795872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
wort
heat exchange
boiling
energy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6019615A
Other languages
English (en)
Inventor
Bernhard Lenz
レンツ ベルンハルト
August Lenz
レンツ アウグスト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH0795872A publication Critical patent/JPH0795872A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12CBEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
    • C12C7/00Preparation of wort
    • C12C7/04Preparation or treatment of the mash
    • C12C7/06Mashing apparatus
    • C12C7/065Mashing apparatus with a vertical stirrer shaft
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12CBEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
    • C12C13/00Brewing devices, not covered by a single group of C12C1/00 - C12C12/04
    • C12C13/02Brew kettles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12CBEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
    • C12C7/00Preparation of wort
    • C12C7/04Preparation or treatment of the mash
    • C12C7/06Mashing apparatus
    • C12C7/067Mashing apparatus with cooling means
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12CBEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
    • C12C7/00Preparation of wort
    • C12C7/20Boiling the beerwort
    • C12C7/205Boiling with hops
    • C12C7/22Processes or apparatus specially adapted to save or recover energy
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12CBEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
    • C12C9/00Methods specially adapted for the making of beerwort
    • C12C9/02Beerwort treatment; Boiling with hops; Hop extraction

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビール製造の際の醸造場における一次エネル
ギー需要および環境汚染をさらに減少するため、マイシ
ェおよび麦汁を不連続的に煮沸する方法を提供する。 【構成】 約80℃の温水を第1熱交換工程において麦
汁煮沸の際に発生した蒸気のエネルギーにより約99℃
に加熱し、中間貯蔵する。第2熱交換工程において、濾
過した麦汁を熱水貯槽(30)からの99℃の熱水によ
って加熱する。その際約80℃に冷却された温水は再び
第1熱交換工程に返送し、ここで蒸気のエネルギーによ
って約99℃に加熱する。第3熱交換工程において、熱
水貯槽(30)からの約99℃の熱水により仕込工程に
加熱エネルギーを供給する。その際約80℃に冷却され
た温水は、第1熱交換工程で再び蒸気のエネルギーによ
り加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は濾過した麦汁を無加圧ま
たは僅かな圧力下に煮沸し、さらに温水を第1熱交換工
程において、麦汁煮沸の際に発生する蒸気のエネルギー
によってさらに加熱し、それを第2熱交換工程において
使用する前に熱水貯槽中に集め、その際第2熱交換工程
において、濾過した麦汁を、煮沸する前に、熱水貯槽か
らの熱水によってさらに加熱し、第2熱交換工程におい
て冷却された温水を再び第1熱交換工程において蒸気の
エネルギーにより加熱する、ビール製造におけるマイシ
ェおよび麦汁を不連続的に煮沸する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1981年11月27日の日刊誌“ブラ
ウェルライ(Brauerei)”第34巻11号によ
って、不連続的麦汁煮沸において、煮沸の際に発生した
蒸気を、醸造場における種々の目的、なかんずくびん貯
蔵室内の洗びん機のためおよび濾過した麦汁を煮沸する
前に予熱するための温水をつくるために熱交換器中で利
用することは公知である。しかし、この熱交換器(蒸気
凝縮器)の運転の際には連続的に冷水が補給され、加熱
されるので、たいてい醸造場における比較的高い温水消
費量にも拘らず過剰の温水が生産され、これが一次エネ
ルギー使用ならびに水消費の負担になる。
【0003】ビール製造における不連続的の麦汁煮沸の
ための、エネルギー経済の点で改善された方法はドイツ
国特許第3147620号またはヨーロッパ特許第00
80706号によって公知である。この方法では麦汁煮
沸の際に生じる蒸気のエネルギーを選択的に全部、直接
に再び麦汁煮沸工程に供給することができるか、または
必要な場合にこの蒸気のエネルギーによって加熱された
水を付加的に醸造場における他の目的のために排出する
こともできる。それぞれの場合に、一次エネルギーの節
約が達成され、熱い過剰水の産出が避けられるかまたは
減少する。しかし、最後に挙げた場合(熱い過剰水の産
出減少)には醸造工場における加熱された水を種々の消
費者に調整する問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
の問題を避け、一方では麦汁煮沸の際に発生したできる
だけ多くの蒸気のエネルギーを蓄積し、他方では過剰の
熱水を産出しないで、麦汁煮沸の際場合により生じる、
直接麦汁煮沸工程に再び供給することのできない過剰の
蒸気エネルギーを醸造工程に供給し、環境への減少した
熱排出および一次エネルギーならびに水の一そうの節約
を達成することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、第2熱交換工程に対し同時または時間的にずらし
て第3熱交換工程を実施し、該工程において熱水貯槽か
らの熱エネルギーを仕込工程に供給し、仕込工程の際に
冷却された温水を再び第1熱交換工程において蒸気のエ
ネルギーによって加熱する等のことによって解決され
る。
【0006】従来醸造操業における仕込工程および麦汁
煮沸は別個の熱エネルギー供給において行なわれたが、
本発明によれば麦汁煮沸の際に生じる、濾過された麦汁
を煮沸前に加熱するのに完全には利用することのできな
い蒸気のエネルギーは、加熱エネルギーとして仕込工程
に供給することにより、第1熱交換工程において麦汁煮
沸の際に生じる蒸気のエネルギーにより理想的な場合に
は過剰の熱水が生成しないことが確保され、同時に、仕
込工程において加熱エネルギーの節約が達成される。総
体的に考察して、これによりビール会社における醸造工
程における一次エネルギー需要の一そうの減少、それに
より環境保護も生じる。本発明のもう1つの利点は、麦
汁を無加圧で煮沸し、本発明方法を実施する場合、一定
の循環水量を用いても、麦汁製造工程において付加的加
熱効果をもって作業することができることである。この
場合、仕込工程はマイシェの加熱および/または煮沸を
包含する。本発明方法を実施するためには、仕込槽中に
たとえば簡単な平板形の中空体を熱交換器として取付け
ることができる。
【0007】本発明の構成は、請求項2以降から明らか
である。とくに第3熱交換工程において仕込工程の際に
冷却された温水は、第2熱交換工程において麦汁加熱の
際に冷却された温水と一緒に再び第1熱交換工程におい
て蒸気のエネルギーによって加熱する。この手段は、本
発明方法の経済性をさらに改善する。
【0008】本発明の別の構成により、仕込工程の際に
発生した蒸気のエネルギーを、麦汁煮沸の際に発生した
蒸気のエネルギーと一緒に、第1熱交換工程において温
水をさらに加熱するのに使用する場合、煮沸工程におけ
るエネルギー収支がさらに改善されるかないしは煮沸工
程に対する一次エネルギー需要が一そう減少する。
【0009】本発明のもう1つの別の構成に従い、仕込
工程の際に発生した蒸気を、大気中へ排出する前に、蒸
気洗浄器を通過させることができる。これにより、屋外
に排出される蒸気から発する不快臭を有利に減少するこ
とができ、これは別の環境保護を意味する。
【0010】ここでもう一度、本発明の種々の手段によ
って得られるエネルギー節約ないしは改善されたエネル
ギー利用は一緒になってビール製造のための醸造場の環
境にやさしい操業が達成されることを指摘する。
【0011】
【実施例】次に、本発明を、本発明方法を実施するため
の3つの異なる装置を概略かつ著しく簡素化して示す、
実施例の図面につき説明する。
【0012】差当り、図1と関連して、ビール製造にお
いて麦汁煮沸のために設けられている醸造場の部分を示
す。麦汁煮沸のための濾過した麦汁は、図示されていな
い濾過槽から導管10を経て中間槽11中へ導入され
る。この中間槽11中では、麦汁は約75℃の温度を有
する。この中間槽11からそれぞれ煮沸するための麦汁
分は、導管12、熱交換器13および導管14を経て麦
汁煮沸釜15中へ供給される。麦汁煮沸釜15中へは、
たとえば、内部煮沸器16が取付けられていて、それを
用いて麦汁は循環して煮沸温度に加熱される。内部煮沸
器16は、普通の外部煮沸器によって代えることもでき
る。内部煮沸器16には、導管17により加熱エネルギ
ー、たとえば過熱蒸気が供給され、導管18により排出
される。麦汁煮沸は、無加圧またはたとえば約1バール
までの僅かな圧力下に行なうことができる。煮沸工程の
終了後、約99℃の温度を有する熱い麦汁は、導管19
により熱交換器20(いわゆる平板冷却器)中へ導入さ
れ、麦汁は導管21により、約17℃の温度を有するい
わゆる冷麦汁として熱交換器から流出し、ビール製造に
おいてさらに使用される。熱交換器20中の熱い麦汁の
冷却は、導管22により熱交換器20中へ導入される約
10℃の温度を有する冷水によって行なわれ、該冷水は
熱交換器20中で熱い麦汁によって約80℃に加熱され
る。以下、この約80℃に加熱された水を温水と呼称す
る。本発明によるプラントを始動するためにはたとえば
この約80℃の温水を導管23により温水貯槽24中へ
導入する。ここで、約80℃の温水は他の方法でこの温
度にもたらすこともできることを強調する。かかる手段
を例示的になお説明する。
【0013】導管19,22,23が遮断されている麦
汁煮沸工程の間、温水貯槽24から約80℃の温水は導
管25により熱交換器26(いわゆる釜蒸気凝縮器)中
へ供給され、この中で麦汁煮沸の際に発生した蒸気の加
熱エネルギーにより約99℃に加熱される(第1熱交換
工程)、この目的のために、熱交換器26は導管27に
より麦汁煮沸釜15の内部空間の上部と結合している。
麦汁煮沸の際に発生した蒸気は、麦汁煮沸釜15から導
管27により熱交換器26中へ導入され、該熱交換器か
ら熱交換工程の間に生じた凝縮水は導管28により排出
される。この熱交換工程において生じる残存蒸気は蒸気
排気管41により大気中へ逃れる。排気管41中へ取付
けられた蝶形弁42は、麦汁煮沸の際たとえば約1バー
ルまでの僅かな圧力の調節が可能である。それによっ
て、蝶形弁42は麦汁煮沸工程において圧力制御に使用
される。蝶形弁42の完全に開いた調節位置では、無加
圧で煮沸される。
【0014】熱交換器26中で蒸気のエネルギーによっ
てつくられた約99℃の熱水は、差当り集めるために、
導管29により熱水貯槽30中へ供給される。
【0015】麦汁煮沸の終了後、麦汁煮沸釜15の内容
物が、上述したように、導管19および熱交換器20を
経て21で冷麦汁として排出された後、中間槽11から
濾過された麦汁の新しい部分が麦汁煮沸釜15中へ導入
された場合、熱交換器13が稼動する(第2熱交換工
程)。中間槽11から導管12中へ流入する麦汁は約7
5℃の温度を有し、熱交換器13中で約95℃にさらに
加熱され、この温度で導管14により麦汁煮沸釜15中
へ流入する。従って、この麦汁を煮沸温度に加熱するた
めには、内部煮沸器16は僅かな一次エネルギーを必要
とする。
【0016】濾過された麦汁を熱交換器13中で加熱す
るのは、熱水貯槽30内に存在する約99℃の熱水を用
いて行なわれ、該熱水はこの作業工程の間導管31aに
より熱交換器13中へ供給され、ここで約80℃に冷却
され、この温度で、導管23の一部により熱水貯槽24
中へ案内されている導管32aにより熱交換器13を去
る。従って、熱交換器13からの約80℃の温水は導管
32aおよび導管23の一部を経て熱水貯槽24中へ返
送される。
【0017】熱水貯槽30からは別の導管31が、たと
えば1つまたは幾つかの平板熱交換器の形で仕込槽33
中へ取付けられている熱交換器34に通じている。約9
9℃の熱水は導管31により熱交換器34に入り、該熱
交換器から、約80℃の温度を有する温水として、温水
貯槽24に通じている導管32によって流出する。この
導管32により、温水も温水貯槽24中へ流入する。次
いで、すぐ次の麦汁煮沸工程において、約80℃の温度
を有する温水は再び温水貯槽24から導管25により熱
交換器26中へ供給され、上述した工程が繰返される。
【0018】温水貯槽24中の80℃の温度を有する温
水は、既に上述したような熱交換器によるのとは異なる
方法で製造することもできる。たとえば約10℃の冷水
を温水貯槽24中へ供給することができ、次いでこの冷
水は導管25により熱交換器26に送ることができ、次
に該冷水は循環路で導管29、熱水貯槽30を経て、さ
らにたとえば導管31a、熱交換器13および導管32
aを経て徐々に約80℃の温度に加熱される。熱水貯槽
30から46で熱水を、外部消費者用に取出すことも可
能である。この場合には、温水貯槽24中へ相応する量
で水を付加的に供給することが必要であり、これは自動
的に行なうこともできる。
【0019】第3熱交換工程における熱交換器34によ
り惹起される、仕込槽33内に存在するマイシェの加熱
は、管が仕込槽33の底ないしは外壁の下方1/2に配
置されている通常の外部加熱装置35および36による
マイシェの加熱を補足する。この外部加熱装置には過熱
蒸気または熱水が供給され、過熱蒸気または熱水の製造
に必要な一次エネルギーの使用量は、上述した本発明に
よる補助加熱装置により相応に減少する。換言すれば、
本発明方法を用いると、醸造装置の2個所で、つまり麦
汁煮沸釜15中の内部煮沸器16および仕込槽33にお
ける外部加熱装置35および36においてエネルギー節
約効果が達成される。熱交換器34中での第3の熱交換
工程は熱交換器13中での第2熱交換工程に対して同時
にまたは時間的にずらして実施することができる。
【0020】麦汁煮沸釜15内では、温水過剰生産を避
けるために、約1バールの所定の僅かな圧力下に煮沸す
ることができ、これは装置を一定の循環水量でも作業で
きることを意味する。麦汁煮沸釜15中で生じた蒸気の
エネルギーの変動は、有利には仕込槽33内の熱交換器
34によって捕捉することができる。それというのも熱
交換器の線条電力が大きければ大きいほど、外部加熱装
置35および36の線条電力の要求はますます小さくな
るからである。
【0021】図2および図3に示した実施例は麦汁煮沸
および仕込工程に関する限り、図1による実施例に一致
する、つまりこれらの実施例においても熱交換器13中
での第2熱交換工程に対して同時にまたは時間的にずら
して熱交換器34中での第3熱交換工程が実施される。
従って、同じ装置部分は同じ参照数字で示されている。
しかし、図2による装置の実施例ではマイシェ煮沸の際
に発生した蒸気のエネルギーは麦汁煮沸の際に発生した
蒸気のエネルギーと一緒に、第1熱交換工程(熱交換器
26)において約80℃の温水をさらに加熱するために
利用される。この目的のために、導管37は一端が仕込
槽33の内部空間と結合し、他端がたとえば、麦汁煮沸
釜15から熱交換器26(釜蒸気凝縮器)に通じている
導管27と結合している。これによって、麦汁煮沸の際
に発生した蒸気は同様に熱交換器26中へ導入し、ここ
で温水貯槽24からの約80℃の温水を約99℃の温度
に加熱することができる。導管27ないしは37中に取
付けられた蝶形弁38ないしは39は、熱交換器26に
麦汁煮沸釜15からのみまたは仕込槽33のみの蒸気の
供給を可能にする。さらに、上述した方法の実施は、環
境保護への関与を生じ、これは次の実施例にもあてはま
る。それというのもより僅かの熱が利用されずに大気中
へ排出され、ならびに場合により不快な臭気の放出が抑
制されるからである。
【0022】図3による実施例の場合、仕込工程におい
て仕込槽33中で発生した蒸気を大気中へ排出するのに
使用される導管37中に“蒸気洗浄器”43が取付けら
れている。“蒸気洗浄器”43は、不快な臭気物質を排
出する蒸気から洗除する機能を有する。かかる“蒸気洗
浄器”は図1および図2による実施例の場合にも設ける
ことができる。“蒸気洗浄器”43は、公知のガス洗浄
器と同様に作業する。
【0023】なお、図面には多数の必要なスライダ、弁
およびポンプが判りやすくするために示されていない。
さらに、実施例の記述の際になされた温度数値はたんに
例示的に考察すべきである。これらの温度は、本発明に
よる方法の実施の場合操作条件により上方および下方へ
変化しうる。さらに、双方の水貯槽24および30(8
0℃の温水および99℃の熱水用)は、いわゆる積層貯
槽にまとめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する装置の概略系統図
【図2】本発明方法を実施する別の装置の概略系統図
【図3】本発明方法を実施するもう1つの装置の概略系
統図
【符号の説明】
10 導管 11 中間槽 12 導管 13 熱交換器 14 導管 15 麦汁煮沸釜 16 内部煮沸器 17,18,19 導管 20 熱交換器 21,22,23 導管 24 温水貯槽 25 導管 26 熱交換器 27,28,29 導管 30 熱水貯槽 31a,32a 導管 33 仕込槽 34 熱交換器 35,36 外部加熱装置 37 導管 38,39 蝶形弁 41 蒸気排気管 42 蝶形弁 43 蒸気洗浄器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アウグスト レンツ ドイツ連邦共和国 キツィンゲン アム エーゼルスベルク 7 アー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濾過した麦汁を無加圧または僅かな圧力
    下に煮沸し、さらに第1熱交換工程(熱交換器26)に
    おいて温水を麦汁煮沸の際に発生した蒸気のエネルギー
    によってさらに加熱し、該温水を第2熱交換工程におい
    て使用する前に、熱水貯槽(30)中に集め、その際第
    2熱交換工程(熱交換器13)において濾過した麦汁
    を、煮沸する前に、熱水貯槽(30)からの熱水によっ
    てさらに加熱し、第2熱交換工程において冷却された温
    水を再び第1熱交換工程(熱交換器26)において蒸気
    のエネルギーによって加熱する、ビール製造においてマ
    イシェおよび麦汁を不連続的に煮沸する方法において、
    第2熱交換工程(熱交換器13)に対し同時にまたは時
    間的にずらして第3熱交換工程(熱交換器34)を実施
    し、該工程において熱水貯槽(30)からの熱水により
    熱エネルギーを仕込工程に供給し、仕込工程の際に冷却
    された温水を再び第1熱交換工程(熱交換器26)にお
    いて、蒸気のエネルギーによって加熱することを特徴と
    するビール製造においてマイシェおよび麦汁を不連続的
    に煮沸する方法。
  2. 【請求項2】 第3熱交換工程(熱交換器34)におい
    て仕込工程において冷却された温水を、第2熱交換工程
    (熱交換器13)において麦汁加熱の際に冷却された温
    水と一緒に、再び第1熱交換工程(熱交換器26)にお
    いて蒸気エネルギーによって加熱することを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 仕込工程において発生した蒸気のエネル
    ギーを、麦汁煮沸の際に発生した蒸気のエネルギーと一
    緒に、第1熱交換工程(熱交換器26)において温水を
    さらに加熱するために使用することを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  4. 【請求項4】 仕込工程において発生した蒸気を、大気
    中へ排出する前に、蒸気洗浄器(43)に通すことを特
    徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載の方
    法。
JP6019615A 1993-02-18 1994-02-16 ビール製造においてマイシェおよび麦汁を不連続的に煮沸する方法 Pending JPH0795872A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4304975.3 1993-02-18
DE19934304975 DE4304975C1 (de) 1993-02-18 1993-02-18 Verfahren zum diskontinuierlichen Maische- und Würzekochen bei der Biererzeugung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0795872A true JPH0795872A (ja) 1995-04-11

Family

ID=6480776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6019615A Pending JPH0795872A (ja) 1993-02-18 1994-02-16 ビール製造においてマイシェおよび麦汁を不連続的に煮沸する方法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0611819A2 (ja)
JP (1) JPH0795872A (ja)
DE (1) DE4304975C1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020070938A (ko) * 2002-08-13 2002-09-11 주식회사송스 최소의 설비로 구성된 맥즙제조유니트와 맥주공급수단을갖는 맥주제조장치 및 이를 통한 맥주제조방법
JP2013515466A (ja) * 2009-12-23 2013-05-09 クロネス アクティェンゲゼルシャフト エネルギーの回収のための装置および方法
JP2015534827A (ja) * 2012-11-12 2015-12-07 クロネス アクティェンゲゼルシャフト ビールを生成するためのプラント内の処理装置に対する熱の供給

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SK282413B6 (sk) * 1994-03-25 2002-01-07 Heineken Technical Services B. V. Spôsob kontinuálneho varenia mladiny
US5787720A (en) * 1995-01-25 1998-08-04 Bernhard Lenz Method and device for pre-cooling brewing liquor
EP1264876B1 (de) * 2001-06-07 2006-08-09 Huppmann AG Sudhausanlage
EP1705242A1 (de) 2005-03-23 2006-09-27 KRONES Aktiengesellschaft Brauereianlage und Brauverfahren
DE102013205844B4 (de) 2013-04-03 2015-08-20 O. Salm & Co. Gmbh Vorrichtung und verfahren zum erwärmen eines fermentierbaren ausgangsstoffes zur getränkeherstellung
DE102014102854A1 (de) 2014-03-04 2015-09-10 Ziemann International GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines flüssigen Lebensmittels
DE102014116471A1 (de) * 2014-11-11 2016-05-12 Krones Ag Verfahren und Vorrichtung zum Würzekochen

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3147620C1 (de) * 1981-12-02 1991-06-20 Bernhard Dipl.-Braum. 8710 Kitzingen Lenz Energiesparendes Verfahren zum diskontinuierlichen Bierwuerzekochen

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020070938A (ko) * 2002-08-13 2002-09-11 주식회사송스 최소의 설비로 구성된 맥즙제조유니트와 맥주공급수단을갖는 맥주제조장치 및 이를 통한 맥주제조방법
JP2013515466A (ja) * 2009-12-23 2013-05-09 クロネス アクティェンゲゼルシャフト エネルギーの回収のための装置および方法
JP2015534827A (ja) * 2012-11-12 2015-12-07 クロネス アクティェンゲゼルシャフト ビールを生成するためのプラント内の処理装置に対する熱の供給

Also Published As

Publication number Publication date
DE4304975C1 (de) 1994-03-03
EP0611819A2 (de) 1994-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013515466A (ja) エネルギーの回収のための装置および方法
JPH0795872A (ja) ビール製造においてマイシェおよび麦汁を不連続的に煮沸する方法
CN206683276U (zh) 一种利用引射器调节驱动汽源的吸收式热泵供热系统
CN109323234A (zh) 空气能锅炉蒸汽供应系统
CN206019378U (zh) 一种带疏水冷却段的汽水换热器
CN109442363A (zh) 一种蓄热式热泵蒸汽机及产生蒸汽的方法
CN108905257A (zh) 一种产品提纯设备的余热回收装置
CN109441577A (zh) 吸收式热泵热电联产机组循环冷却水零上塔运行方法
CN111457745A (zh) 不锈钢生产线及其节能方法
CN208911479U (zh) 一种产品提纯设备的余热回收装置
CN116242055A (zh) 一种白酒生产过程中使用热泵装置的节能方法
CN212102924U (zh) 一种不锈钢生产线
CN213119048U (zh) 一种火力发电厂给水除氧装置
CN207179770U (zh) 一种基于sss离合器的联合循环机组热网首站系统
CN108800976A (zh) 一种适用于双背压供热机组的凝结水水位调节系统及方法
CN210069822U (zh) 一种高压高温凝结水闪蒸回收系统
CN206545923U (zh) 一种聚甲醛生产过程中余热综合利用系统
CN207715199U (zh) 火电厂厂区采暖换热站的加热系统
CN208688285U (zh) 一种高背压供热机组抽真空系统节能装置
CN209309968U (zh) 除氧器进水综合前置预热系统
CN1164609A (zh) 汽轮发电机复合凝结水热力系统
CN203271921U (zh) 燃气轮机发电机组热电联产封闭供热系统
CN102225888B (zh) 甲醇气相催化脱水制二甲醚装置
JPS60233441A (ja) ヒ−トポンプ給湯装置
CN111911253A (zh) 一种提升锅炉供汽能力的除氧器联合冷再循环系统及方法