JPH0795376B2 - 光熱磁気記録媒体 - Google Patents

光熱磁気記録媒体

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JPH0795376B2
JPH0795376B2 JP11977487A JP11977487A JPH0795376B2 JP H0795376 B2 JPH0795376 B2 JP H0795376B2 JP 11977487 A JP11977487 A JP 11977487A JP 11977487 A JP11977487 A JP 11977487A JP H0795376 B2 JPH0795376 B2 JP H0795376B2
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善夫 藤井
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば光磁気メモリ、磁気記録、表示素子な
どに用いられる光熱磁気記録媒体に関する。
〔従来の技術〕
従来、光熱磁気記録媒体としては、MnBi、MnCuBiなどの
多結晶体薄膜、GdCo、GdFe、TbFe、DyFe、GdTbFe、TbDy
Feなどの非晶質薄膜、GIGなどの単結晶薄膜などが知ら
れている。これらの薄膜のうち、大面積の薄膜を室温近
傍の温度で製作する製膜性、信号を小さな光熱エネルギ
ーで書込むための書込み効率、書込まれた信号をSN比よ
く読出すための読出し効率などの点から、最近では上記
の非晶質薄膜が優れていると考えられている。
しかしながら、これらの非晶質薄膜においても種々の欠
点が指摘されている。例えば、GdFeは保磁力が小さく、
記録された情報が不安定である。また、GdFe、GdCoは磁
気的補償点を利用した書込みを行なつており、書込み効
率を均一にするために、製膜の際、膜組成を厳しく管理
しなければならないという問題点がある。また、TbFe、
DyFe、TbDyFeはキユーリ点書込みのため、膜組成をそれ
ほど管理する必要はないが、キユリー点が100℃前後と
低いために、信号を読出す時にパワーの強い光を用いる
ことができないという問題点がある。キユーリ温度は低
ければ書込み効率は向上するが、書込まれた信号が、周
囲の温度とか読出し光により乱されてしまう。従つてキ
ユリー温度は、書込み可能であれば高い程よく、実用上
の状態を考慮すれば200℃前後が望ましい。
また、反射光による読出しSN比は、反射率をR、カー回
転角をθkとすると、 に比例する。従つて、SN比よく読出すためには、カー回
転角を大きくすればよい。そのため、TbFeCo、DyFeCoな
どCoを添加したものが特開昭58−73746号公報に報告さ
れている。
キユリー温度の高い膜を用いる方法として、特開昭56−
153546号公報に示されている様に、基板の上面に高保磁
力で垂直磁気異方性を有する書き込み層を配設し、該書
き込み層の上面に磁気光学効果が大きく低保磁力で垂直
磁気異方性を有する読み出し層を配設した構造の媒体が
提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
DyFeCo膜は、キユリー温度が200℃前後で望ましく、カ
ー回転角も大きく、SN比よく読み出すことができる。し
かしこのDyFeCo膜においてもカー回転角、キユリー温度
は第8図に示す様に組成に依存しており、最大のカー回
転角を得るためにはDy量は少ない方がよい。しかしDy量
が少ない場合、飽和磁化(Ms)の温度依存性のためN
(ノイズ)レベルが上昇し、SN比が低下するという欠点
がある。そのためDy量が22〜35at%程度のDyFeCo膜が適
当であつた。又Co量を多くしていくにつれカー回転角は
大きくなるが、キユリー温度が上昇し、書き込みに大き
なエネルギーを必要とする欠点がある。
なお、第8図(a)および(b)は、各々Dyx(Fe1-yCo
y)1-x膜の組成(X)によるカー回転角(deg・)変化
を示す特性図および組成(X)によるキユリー温度
(℃)変化を示す特性図である。
図において、(A)はy=0.20の特性、(B)はy=0.
1の特性を示し、各図中、横軸は組成(x)、縦軸はカ
ー回転角(deg・)(第8図(a))および横軸は組成
(x)縦軸はキユリー温度(℃)(第8図(b))を示
す。
またDyFeCo3元系合金薄膜において Dyx(Fe1-yCoy)1-xとしたとき、y≧0.5のときは第1
層、第2層どちらに用いたとしても膜のキユリー温度が
高くなりすぎ、記録ができないという欠点がある。
又、特開昭56−153546号公報に示された方法では、書き
込み層に情報を書き込んで、その書き込み層から読み出
し層に情報を転写して読み出し層に偏光を照射して情報
を再生する方法を用いているため、容易に転写が可能で
ある層の組み合わせを選ぶ必要がある。そのため書き込
み層などにはTbFe膜、DyFe膜を用い、読み出し層にはGd
Fe膜、GdCo膜などを用いる必要があり、構造が複雑にな
り、製造方法も複雑になるという欠点がある。さらに読
み出し層は基板との間に書き込み層があるため、再生光
は基板をとおらず、保護膜を介したとしても膜側から直
接読み出すことになり、媒体に付着したゴミ、ほこりな
どの影響をうけるという欠点がある。
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもの
で、得られる最大のカー回転角を有効に利用して効率よ
く光再生出力をとり出し得る光熱磁気記録媒体を提供す
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の光熱磁気記録媒体は、膜面に垂直方向に磁化容
易軸を有し、一般式Dyx(Fe1-yCoy)1-xで示されるDyFe
Co3元系第1非晶質磁性合金層、および膜面に垂直方向
に磁化容易軸を有し、一般式Dyx(Fe1-yCoy)1-xで示さ
れるDyFeCo3元系第2非晶質磁性合金層を基板に積層
し、光は上記第1および第2非晶質磁性合金層の内、第
1非晶質合金層の方から入射するものであり、上記第1
と第2非晶質磁性合金層とは交換結合されている磁性層
を備え、上記第1非晶質磁性合金層において、0.186
X0.195,0<y<0.5、上記第2非晶質磁性合金層にお
いて、0.236X0.25,0<y<0.5であり、室温におい
て上記第1非晶質磁性合金層がFeCo副格子磁化優勢で、
上記第2非晶質磁性合金層がDy副格子磁化優勢であるも
のである。
又、本発明の別の発明の光熱磁気記録媒体は、膜面に垂
直方向に磁化容易軸を有し、一般式Dyx(Fe1-yCoy)1-x
で示されるDyFeCo三元系非晶質磁性合金層を基板に設け
るものにおいて、上記磁性層を、0.18X0.315,0<
y<0.5の範囲で、光の入射面から順次Xが増加し、y
が減少するように積層したものである。
〔作用〕
本発明の光熱磁気記録媒体は、基板に得られる最大のカ
ー回転角を有する室温でFeCo副格子磁化優熱のDyFeCo3
元系第1非晶質磁性合金層を配したことにより大きなシ
グナルレベルが得られ、さらに室温でDy副格子磁化優勢
のDyFeCo3元系第2非晶質磁性合金層を配設し、交換結
合を利用することによりノイズレベルの上昇をおさえ、
大きなSN比を得ることができた。さらに交換結合を利用
した結果書き込みエネルギーを小さくすることが可能と
なつた。
又、本発明の別の発明の光熱磁気記録媒体は、膜の深さ
方向に組成を順次変化させたことにより、光が入射する
面に、Dy量が少なく、Co量が多くなり、得られる最大の
カー回転角を有する膜が存在し、大きなシグナルレベル
が得られる。また、膜の底面では、Dy量が多く、Co量が
少なくなるので、ノイズレベルの上昇をおさえることが
できる。そのため、書きこみ感度もよく、効率よく光再
生出力をとり出し得ることができるようになる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例の光熱磁気記録媒体の断面図
であり(1)は基板、(2)はDyFeCo3元系第1非晶質
磁性合金層、(3)はDyFeCo3元系第2非晶質磁性合金
層で、上記第1,第2非晶質磁性合金層で磁性層(41)を
形成する。基板(1)としては、ガラス、セラミツク
ス、プラスチツク等の非磁性体が材料として用いられ
る。
DyFeCo3元系第1非晶質磁性合金層(2)は、Dyx(Fe
1-yCoy)1-xとしたときxが0.186x0.195の範囲で
あり、yが0<y<0.5の範囲であり、室温でFeCo副格
子磁化優勢である。
DyFeCo3元系第2非晶質磁性合金層(3)は、Dyx(Fe
1-yCoy)1-xとしたときxが0.236<x0.25の範囲であ
りyが0<y<0.5の範囲であり、室温でDy副格子磁化
優勢である。そして、DyFeCo3元系第1非晶質磁性合金
層とDyFeCo3元系第2非晶質磁性合金層とが交換結合し
ていることが必要である。
なお、上記のような構成の磁性層は、例えばスパツタリ
ング法や真空蒸着法などによつて光が第1非晶質合金層
から入射するように製膜する。
第2図は本発明の別の発明の一実施例の光熱磁気記録媒
体の断面図であり、(1)は基板、(42)は深さ方向に
順次組成を変化させたDy−Fe−Co3元系非晶質磁性合金
層である。基板(1)としては、プラスチツクス、ガラ
ス、セラミツクス等の非磁性体が材料として用いられ
る。Dy−Fe−Co3元系非晶質磁性層(42)はDyx(Fe1-yC
oy)1-xとしたとき、xが0.18x0.315の範囲で、y
が0<y<0.50の範囲であり、基板側から光を入射して
記録・再生を行なう場合は、基板側の膜面から深さ方向
に順次xが増加し、yが減少している層である。
この層の作成方法としては、例えばスパツタリング法や
真空蒸着法などがある。スパツタリング法の場合Dy,Fe,
Co,それぞれの単一金属ターゲツトに投入する電力を、
順次変化させてやることにより、組成を膜厚方向に変化
させる。又、上記磁性合金層を構成する順次組成の変化
する隣接した層間は、交換結合されていると思われる。
以下、本発明を実施例によつて詳細に説明する。
実施例1 基板:1.2mm厚プラスチツク基板 DyFeCo3元系第1非晶質磁性合金層: Dy0.186(Fe0.65Co0.350.814 膜厚:200Å保磁力:Hc2KOe キユリー温度:250℃ DyFeCo3元系第2非晶質磁性合金層: Dy0.236(Fe0.9Co0.10.764 膜厚:600Å保磁力:Hc10KOe キユリー温度:150℃ 上記構成材料を用い、スパツタリング法によつて本発明
の一実施例の光熱磁気記録媒体を得た。
比較例1 実施例1におけるDyFeCo3元系第1非晶質磁性合金層を
省略し、Dy0.236(Fe0.9Co0.10.764のものを800Åの
みを実施例1と同様に積層して光熱磁気記録媒体を得
た。第5図にその断面図を示す。
実施例2〜5 表に示したような構成材料を用いる他は実施例1と同様
に本発明の他の実施例の光熱磁気記録媒体を得た。
実施例6 基板:1.2mm厚溝付きプラスチツク基板 Dy−Fe−Co3元系非晶質磁性合金層:膜厚1000Å 基板側の膜面の組成 Dy0.186(Fe0.7Co0.30.814 膜の底面の組成 Dy0.33(Fe0.85Co0.150.67 上記構成の、第2図に示す深さ方向に順次組成を変化さ
せたDyFeCo3元系非晶質磁性合金層を有する本発明の別
の発明の一実施例の光熱磁気記録媒体を得た。
第3図は、上記本発明の別の発明の一実施例の光熱磁気
記録媒体に係わるDy−Fe−Co三元系非晶質磁性層を、オ
ージエ電子分光分析装置により分析して得られた、光の
入射面からの膜厚(Å)による各組成元素の変化(at
%)を示す特性図であり、図において、(3)はDy,
(4)はFe,(5)はCoの特性である。
実施例7 実施例6における組成の変化をステツプ状(階段状)に
変化させて本発明の別の発明の他の実施例の光熱磁気記
録媒体を得る。第4図は、本発明 の別の発明の他の実施例の光熱磁気記録媒体の断面図で
あり、図において、(42a)〜(42j)は磁性層であり、
Dyx(Fe1-yCoy)1-xとしたとき、(42a)はx=18,y=3
0、(42b)はx=19.5,y=28、(42c)はx=21,y=2
6、(42d)はx=22.5,y=24、(42e)はx=24,y=2
2、(42f)はx=25.5,y=20、(42g)はx=27,y=1
8、(42h)はx=28.5,y=16、(42i)はx=30,y=1
4、(42j)はx=31.5,y=12である。
記録再生特性試験 上記のようにして得られた本発明の実施例1〜5の光熱
磁気記録媒体および比較例の光熱磁気記録媒体につい
て、デイスクスピード9.8m/S、記録周波数1MHzで記録再
生特性試験を行なつた。その結果を第6図および第7図
に示す。第6図は書き込みパワー(mW)によるS/N(d
B)変化を示す特性図であり、図中(m)は実施例の特
性、(n)は比較例1の特性である。ここで、横軸は書
き込みパワー(mW)を、縦軸はS/N(dB)を示す。第7
図は読み出しパワー(mW)によるS/N(dB)変化を示す
特性図であり、図中(A1)(A2)は実施例の特性、(B
1)(B2)は比較例1の特性である。ここで、横軸は読
み出しパワー(mW)を、縦軸はS/N(dB)を示す。又、
表に、用いた構成材料と、得られた光熱磁気記録媒体の
S/Nを示す。
それによると、実施例は、比較例より低いパワーからSN
比は高く、即ち、より小さなエネルギーで書き込むこと
ができる。又、実施例においては、大きな読み出しパワ
ーまで高いSN比を保つことができる。
又、本発明の別の発明の一実施例の光熱磁気記録媒体を
上記と同様に記録再性特性試験を行なつたところ、膜厚
方向に組成の一定なDyFeCo3元系非晶質磁性合金層を用
いたものと比較すると、S/N比は5dB大きいことが示され
た。
上記のように、本発明および本発明の別の発明の実施例
の光熱磁気記録媒体を用いると小さなエネルギーで書き
こむことが可能であり、又、大きな読み出しパワーまで
高いSN比を保つことができ、光再生出力は従来よりも大
きい。従つて、光ビームを用いて書き込みカー効果を利
用して読み出しを行なういわゆるビームアドレツサブル
フアイルメモリ等の光熱磁気メモリとして使用すれば、
極めて高密度でSN比の大きい優れたメモリ装置を実現で
きる。
なお基板(1)に窒化ケイ素膜などの誘電体層を設け
て、カー回転角増大効果をもたせる構成をとつても良い
ことはいうまでもない。
又、上記実施例において、基板側から記録再生を行つて
いるが、膜面側から記録再生を行う場合においては、Dy
FeCo3元系第1非晶質磁性合金層とDyFeCo3元系第2非晶
質磁性合金層を逆に形成し、実施する構成についても、
本発明の実施例と同様であることはいうまでもない。
即ち、DyFeCo3元系第1非晶質磁性合金層とDyFeCo3元系
第2非晶質磁性合金層はどちらを読み出し層、書き込み
層と規定するものではない。
また、高保磁力層と低保磁力層とを規定するものでもな
い。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、この発明は膜面に垂直方向に磁化
容易軸を有し、一般式Dyx(Fe1-yCoy)1-xで示されるDy
FeCo3元系第1非晶質磁性合金層、および膜面に垂直方
向に磁化容易軸を有し、一般式Dyx(Fe1-yCoy)1-xで示
されるDyFeCo3元系第2非晶質磁性合金層を基板に積層
し、光は上記第1および第2非晶質磁性合金層の内、第
1非晶質合金層の方から入射するものであり、上記第1
と第2非晶質磁性合金層とは交換結合されている磁性層
を備え、上記第1非晶質磁性合金層において、0.186
X0.195,0<y<0.5、上記第2非晶質磁性合金層にお
いて、0.236<X0.25,0<y<0.5であり、室温におい
て上記第1非晶質磁性合金層がFeCo副格子磁化優勢で、
上記第2非晶質磁性合金層がTb副格子磁化優勢であるも
のを用いることにより、得られる最大のカー回転角を有
効に利用して効率良く光再生出力をとり出し得る光熱磁
気記録媒体を得ることができる。
又、本発明の別の発明は、膜面に垂直方向に磁化容易軸
を有し、一般式Dyx(Fe1-yCoy)1-xで示されるDyFeCo3
元系非晶質磁性合金層を基板に設けるものにおいて、上
記磁性合金層を0.18x0.315,0<y<0.5の範囲で、
光の入射面から順次xが増加し、yが減少するように積
層したものを用いることにより、得られる最大のカー回
転角を有効に利用して効率良く光再生出力をとり出し得
る光熱磁気記録媒体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の光熱磁気記録媒体の断面
図、第2図は本発明の別の発明の一実施例の光熱磁気記
録媒体の断面図、第3図は本発明の別の発明の一実施例
の光熱磁気記録媒体に係わる3元系磁性合金層の膜厚
(Å)による各組成元素の変化(at%)を示す特性図、
第4図は本発明の別の発明の他の実施例の光熱磁気記録
媒体の断面図、第5図は従来の光熱磁気記録媒体の断面
図、第6図は書き込みパワー(mV)によるS/N(dB)変
化を示す特性図、第7図は読み出しパワー(mW)による
S/N(dB)変化を示す特性図、第8図(a)および
(b)は、Dyx(Fe1-yCoy)1-x膜の各々組成(x)によ
るカー回転角(deg・)変化および組成(x)によるキ
ユリー温度(℃)変化を示す特性図である。 図において、(1)は基板、(2)はDyFeCo3元系第1
非晶質磁性合金層、(3)はDyFeCo3元系第2非晶質磁
性合金層、(42)は順次組成を変化させたDyFeCo3元系
磁性層である。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−276148(JP,A) 特開 昭60−243840(JP,A) 特開 昭57−150157(JP,A) 特開 昭54−121719(JP,A) 特開 昭63−71960(JP,A) 特開 昭63−16442(JP,A) 特開 昭60−171652(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】膜面に垂直方向に磁化容易軸を有し、一般
    式Dyx(Fe1-yCoy1-xで示されるDyFeCo3元系第1非晶
    質磁性合金層、および膜面に垂直方向に磁化容易軸を有
    し、一般式Dyx(Fe1-yCoy1-xで示されるDyFeCo3元系
    第2非晶質磁性合金層を基板に積層し、光は上記第1お
    よび第2非晶質磁性合金層の内、第1非晶質合金層の方
    から入射するものであり、上記第1と第2非晶質磁性合
    金層とは交換結合されている磁性層を備え、上記第1非
    晶質磁性合金層において、0.186≦x≦0.195,0<y<0.
    5、上記第2非晶質磁性合金層において、0.236≦x≦0.
    25,0<y<0.5であり、室温において上記第1非晶質磁
    性合金層がFeCo副格子磁化優勢で、上記第2非晶質磁性
    合金層がDy副格子磁化優勢である光熱磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】膜面に垂直方向に磁化容易軸を有し、一般
    式Dyx(Fe1-yCoy1-xで示されるDyFeCo3元系非晶質合
    金磁性層を基板に設けるものにおいて、上記磁性層を、
    0.18≦x≦0.315,0<y<0.5の範囲で、光の入射面から
    順次xが増加し、yが減少するように積層したことを特
    徴とする光熱磁気記録媒体。
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