JPH0795320B2 - 大容量高速フーリエ変換装置 - Google Patents

大容量高速フーリエ変換装置

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JPH0795320B2
JPH0795320B2 JP63255461A JP25546188A JPH0795320B2 JP H0795320 B2 JPH0795320 B2 JP H0795320B2 JP 63255461 A JP63255461 A JP 63255461A JP 25546188 A JP25546188 A JP 25546188A JP H0795320 B2 JPH0795320 B2 JP H0795320B2
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    • G06F17/10Complex mathematical operations
    • G06F17/14Fourier, Walsh or analogous domain transformations, e.g. Laplace, Hilbert, Karhunen-Loeve, transforms
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、大容量のデータを2次元展開して高速フーリ
エ変換を行う大容量高速フーリエ変換装置に関する。
〔従来の技術〕
コンピュータを用いて高速フーリエ変換(FFT)をする
場合には、回転因子と呼ばれる複素係数を使用する。こ
の係数は、 のようにcos関数の実部とsin関数の虚部からなってい
る。ここで、nはFFTするデータ点数、k=0、……、
n−1である。第11図は16ポイントのFFTバタフライ演
算(FFTの一演算単位)のアルゴリズムを示す図であ
り、バタフライ演算では、この第11図に示すようにステ
ージ1の左から右へ実行し、次いでステージ2、ステー
ジ3と進める。そして、回転因子もそれに従って同じ順
序で引用される。
FFTを実行するプロセッサにおいて、フーリエ変換した
いデータを一度に処理できないことがある。ここでいう
フーリエ変換の処理とは、高速フーリエ変換とデータの
並び変え(ビット反転)を合わせた処理を意味してい
る。このフーリエ変換が一度に処理できない理由には、
プロセッサのメモリに一度にデータが入らない、プ
ロセッサの持つ高速フーリエ変換のための係数テーブル
(回転因子テーブル)が不充分である、の2つがある。
このようなデータをフーリエ変換する為には、データを
複雑にアクセスする必要があったり、必要な係数を順次
作成しながらバタフライ演算を行う必要があった。
第12図は従来の大容量フーリエ変換におけるメモリの使
用と処理の内容を説明するための図である。
第12図において、データはFFT処理プロセッサの外に存
在している。したがって、ホストコンピュータがFFT処
理プロセッサとなる場合は、磁気ディスク装置のような
外部記憶装置に、また、ホストコンピュータ以外にFFT
処理プロセッサがある場合は、ホストコンピュータのメ
モリや磁気ディスク装置などの外部記憶装置にデータが
存在する。
FFT処理プロセッサは、自身のメモリが小さいためにFFT
を行うことができないと、第12図に示すように可能なか
ぎりのデータをメモリから引っぱりそれに対してバタフ
ライ演算を行う。FFTの方法は、何段かのステージに分
かれて処理するため、この方法では各ステージに対し
て、M分割した場合、M回のデータの転送とバタフライ
演算が必要になる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、第12図に示すような複雑な処理になるとフーリ
エ変換が高速で実行できないという問題、あるいはこの
フーリエ変換のためだけにメモリを増設し、係数テーブ
ルを必要な大きさまで拡張しなければならないという問
題がある。これではコストパフォーマンスが悪くなる。
例えば第12図に示す場合には、各ステージに対して、全
データ量を読み込み、書き込みを行うので、FFT全体で
は、 データ移動量=2×全データ量×Nステージ の転送が行われる。したがって、ダブルバッファリング
などの手法を駆使してもスピードダウンはまぬがれな
い。
しかもバタフライ演算中に、必要な係数がテーブル中に
存在しない場合は、その都度係数発生器によって係数を
発生しなければならない。これもスピードダウンの原因
の一つである。
また、ビット反転処理は、FFTの結果を正しい順序に並
べる為に必要なものであり、この操作は、x番目のデー
タ要素と、ビットR(x)番目のデータ要素を入れ換え
ることを全データ要素に対して行うものである。データ
がホストコンピュータ上に存在する場合は、それによっ
てビット反転を行えばよいのであるからあまり問題はな
いが、データが磁気ディスクのような外部記憶に存在す
る場合は、かなりのスピードダウンとなる。なぜなら入
れ換えをすべき2つのデータ要素は、互いにビット反転
の関係の位置にあるため、いくつかのデータ要素のペア
をまとめて入れ換えることができないからである。すな
わち1回の転送命令で1つのデータ要素を移動しなけれ
ばならない。これはデータの転送のスピードを最低にし
てしまう。さらに外部記憶のデータ転送の最低量がある
場合、例えばYデータ要素個の転送が最低であるなら、
1つのペアを入れ換えるのに、 無駄転送=(Y−1)×4 の無駄がおこる。これを全データ量に対して行うと、 となり、無駄な転送は処理のスピードダウンをまねくこ
とになる。
このように第12図に示した方法でも、大容量のフーリエ
変換が可能ではあるが、処理の速度は極めて遅くなると
いう問題がある。
そこで、本発明は、メモリの増設、係数テーブルの拡張
をすることなしに、データ全体がメモリ上に格納でき一
度にフーリエ変換するのとほぼ同等の速度で処理できる
大容量高速フーリエ変換方式を提供することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は、高速フーリエ変換処理プロセッサ
の外部記憶上に1次元データが存在し演算結果を出力す
るデータ領域を有する高速フーリエ変換処理システムに
おいて、n個の1次元データをn=N1×N2のマトリクス
データとして取り扱いN1データ点とN2データ点の列方向
と行方向に着目して2段階の高速フーリエ変換を行い、
それぞれのステップでの高速フーリエ変換実行後にビッ
ト反転して外部記憶に戻し、或いは第2ステップの演算
実行前に補正係数を掛けてフーリエ変換し、第1ステッ
プの処理データ軸方向、第2ステップの処理データ軸方
向にそれぞれビット反転して外部記憶に戻し、マトリク
スデータを転置することを特徴とし、それぞれのステッ
プでそれぞれのステップで高速フーリエ変換を実行して
外部記憶に戻し、そのマトリクスデータを転置してビッ
ト反転することを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明の大容量高速フーリエ変換装置では、n個の1次
元データをn=N1×N2のマトリクスデータとして取り扱
いN1データ点とN2データ点の列方向と行方向に着目して
2段階の高速フーリエ変換を行い、第2ステップの演算
実行前に補正係数を掛けて高速フーリエ変換するので、
第1ステップ、第2ステップで効率よくデータ転送し、
データの転送量を減らすことができる。そして、第1ス
テップの処理データ軸方向、第2ステップの処理データ
軸方向にそれぞれビット反転してその2次元展開データ
を転置するので、処理の実行を高速で行うことができ
る。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図はデータの2次元展開のアルゴリズムを示す図、
第2図は大容量フーリエ変換の処理の流れを示す図であ
る。
本発明は、汎用コンピュータ、アレイプロセッサその他
のあらゆる型式のFFT処理プロセッサとそれに対する外
部記憶装置(磁気ディスク、ホストコンピュータのメモ
リなど)の組み合わせに対して有効である。そして、本
発明の概念は、できる限りデータの転送量を減らし、デ
ータの無駄な転送をなくし、係数テーブルにない係数は
使用しないということである。これを実現するため、直
列に並んだデータをマトリクスデータとして扱い処理す
る方法を提案し、これを2次元展開法と呼称する。
まず、前提として、第1図に示すようにn個のデータ要
素が直列に並んだ1次元のデータが外部記憶装置に存在
し、これに対して最大m個(n>m)のデータ要素のデ
ータまでフーリエ変換できるプロセッサが存在するもの
とする。これを第1図に示すようにn=N1×N2、N1≦
m、N2≦mマトリクスデータとして取り扱う。これは単
に解釈するだけであって、各データ要素が存在する外部
記憶装置上の実際のアドレスは変更しなくてもよい。
このように解釈した上で、FFTの処理を行うが、この時
バタフライ演算のステージ数には、 ステージ数 =log2n=log2N1+log2N2 の関係がある。このように本来log2nのステージを一度
にFFTすべきものを、log2N1とlog2N2のステージに分割
してFFTをするのが本発明の特徴であり、それぞれ第1
ステップFFT、第2ステップFFTと呼ぶ。
このFFTを実行する処理の流れを示したのが第2図であ
り、3つの処理部分に大別できる。1つは第1ステップ
のFFTの実行、続いてデータの補正と第2ステップのFFT
の実行、最後はマトリクスデータを転置することで全体
のデータのビット反転を行う部分である。
第2図では、第1ステップのNIデータ点のFFT、第2ス
テップのN2データ点のFFTの際にそれぞれビット反転を
し、最後にマトリクスデータを転置することで全体のビ
ット反転を行っているが、この方法の変形として、次の
2つがある。
(1)ビット反転をしないで、第1、第2ステップのFF
Tを行ったデータに対し、縦方向、横方向のビット反転
を行った上で、マトリクスデータを転置する。
(2)外部記憶としてホストコンピュータのメモリが使
用されている場合、FFT時にはビット反転をしないで、
最後にホストコンピュータでデータ全体をビット反転す
る。
第3図は第1ステップFFTにおけるメモリ使用とデータ
転送の概念を示す図である。
第1ステップFFTでは、データを第3図に示す斜線部の
ようにcycle(=N2/x)分割する。そしてそれぞれ分割
部に対して次の処理を行う。外部記憶上のデータをxデ
ータ要素ずつ、N2データ要素おきにN1回転送する。これ
により1つの分割部がFFTプロセッサのメモリ上に移動
する。この時、N2データ要素おきに並んでいたデータを
メモリ上で連続するようにすると(分割部の転置)FFT
が容易になる。そこで、FFTプロセッサ上のx個のN1デ
ータに対して、N1データのFFTとビット反転を実行す
る。これはFFTプロセッサの同一メモリを用いて実行す
る。このFFTの終了した分割部は、その分割部がもとも
と存在していた場所か、別のデータ領域の対応した場所
へ返す。
第4図は第2ステップFFTにおけるメモリ使用とデータ
転送の概念を示す図、第5図は補正係数とデータ要素と
の対応を示す図である。
第2ステップFFTでは、データを第4図に示す斜線部の
ようにcycle(=N1/y)分割する。そしてそれぞれ分割
部に対して次の処理を行う。まず、外部記憶上のデータ
をy×N2データ要素FFTプロセッサのメモリへ転送す
る。FFTプロセッサ上にはy個のN2データが連続して存
在する。y個のデータ1つずつに対して、必要な補正係
数をメモリ上に作成し、それをN2データに掛ける。そし
てN2データのFFTとビット反転を行う。y個すべてを処
理したデータは外部記憶上の同一位置へもどす。なお、
別のデータ領域に対応した場所でもよい。
第2ステップFFTにおいて、どのような補正係数を掛け
るかを示したのが第5図である。この補正係数は、第1
ステップの時にビット反転を行った場合のもので、ビッ
ト反転を行わなかった場合は順序が変わる。補正係数は
各データ要素にそれぞれ1つ必要であり、第5図に示す
補正係数は常時もっているのではなく、先に述べたよう
に必要な時、必要なだけ発生していく。第5図におい
て、Wn i・lは次の意味を持つ。
逆フーリエ変換の時はこの共役複素数となる。
第6図はマトリクスデータの転置の際のデータの移動を
示す図である。N2=N1の時は同一データ領域内で転置可
能であるが、N2≠N1の時は別のデータ領域へのデータの
移動を伴わないと高速で転置できない。FFTプロセッサ
に対する外部記憶が磁気ディスクのようなものの場合一
度処理の中心となるホストコンピュータのメモリに移し
た後、再度外部記憶にもどす。この時ホストコンピュー
タのメモリ上を利用して、マトリクスデータを転置す
る。また全データがホストコンピュータに入らない場合
は、第1ステップ・第2ステップのFFTと同様に、分割
し処理をする。また外部記憶がホストコンピュータのメ
モリである場合はそのメモリ内で転置を行えばよい。
データは2次元展開で解釈していたが、ここで再度1次
元のデータであると解釈しなおせば、大容量高速フーリ
エ変換は完結する。したがって、データのアドレスは一
切変更しないでもよいことはいうまでもない。
次に、例えば4ポイントしかFFTできないプロセッサを
用い、16ポイントのFFTを行う場合を考える。
第7図は16ポイントと4ポイントとの回転因子の関係を
示す図、第8図は16ポイントのデータを4×4の2Dとし
て扱った場合のバタフライのアルゴリズムを示す図、第
9図はベクトル化の処理の流れを示す図である。
4ポイントしかFFTできないプロセッサを用い、16ポイ
ントのFFTを可能にするアルゴリズムの中心をなすの
は、FFTを如何に効率の良い型でDFT(離散フーリエ変
換)にレベルダウンするかである。基本概念としては、
16ポイントのデータをx×y=16となる2次元のデータ
として取り扱い、x方向、y方向についてそれぞれ別個
に4ポイントFFTを行ってそれらの間をDFTで結合するこ
とにより16ポイントのフーリエ変換を可能にする。
そこで、16ポイントと4ポイントの回転因子WN kの関係
を見ると、第7図から明らかなように、 W16 0=W4 0 W16 4=W4 1 W16 8=W4 2 W16 12=W4 3 となる。また、16ポイントのデータを4×4の2Dとして
扱った場合のバタフライ演算は第8図に示すようにな
り、第11図に示した16ポイントのバタフライ演算と比較
すると、a部(y方向のFFT)は、W16 4=W4 1であるの
で、計算結果のEは全く等しい。よって、注目する部分
はb部であり、これによりEに作用させるDFTの回転因
子ベクトルRを決定することができる。
まず、b部のαについて注目し、それぞれのバタフライ
を分解すると、 16ポイントより C0=E0+E4W16 0+E8W16 0+E12W16 0W16 0 C8=E0−E4W16 0+E8W16 0−E12W16 0W16 0 C4=E0+E4W16 4−E8W16 0−E12W16 0W16 4 C12=E0−E4W16 4−E8W16 0+E12W16 0W16 4 ……(1) 4×4ポイントより C0=E0+E4W4 0+E8W4 0+E12W4 0W4 0 C8=E0−E4W4 0+E8W4 0−E12W4 0W4 0 C4=E0+E4W4 1−E8W4 0−E12W4 0W4 1 C12=E0−E4W4 1−E8W4 0+E12W4 0W4 1 ……(1)′ となる。そこで、式(1)と(1)′をW16 kとW4 kの関
係を考慮に入れて比較すると、それらは全く等しい。よ
って、次の関係が得られる。
E0=E0′、E4=E1′ E8=E2′、E12=E3′ 次にb部のβについて注目し、それぞれのバタフライを
分解すると、 16ポイントより C2=E2+E6W16 2+E10W16 4+E14W16 4W16 2 C10=E2−E6W16 2+E10W16 4−E14W16 4W16 2 C6=E2+E6W16 6−E10W16 4−E14W16 4W16 6 C14=E2−E6W16 6−E10W16 4+E14W16 4W16 6 ……(2) 4×4ポイントより C2=E2+E6W4 0+E10W4 0+E14W4 0W4 0 C10=E2−E6W4 0+E10W4 0−E14W4 0W4 0 C6=E2+E6W4 1−E10W4 0−E14W4 0W4 1 C14=E2−E6W4 1−E10W4 0+E14W4 0W4 1 ……(2)′ となる。そこで、式(2)と(2)′をW16 kとW4 kの関
係を考慮に入れて比較すると、式(2)と(2)′の結
果が等しくなるためには、次の関係が成立しなければな
らない。
E2=E8′ E6=E9′・W16 2 E10=E10′・W16 4 E14=E11′・W16 6 また、b部のγ、δについても同様のことを行うと、 E1=E4′ E5=E5′・W16 1 E9=E6′・W16 2 E13=E7′・W16 3 E3=E12′ E7=E13′・W16 3 E11=E14′・W16 6 E15=E15′・W16 9 これより、ベクトルRは、 (1,1,1,1,1,W16 2,W16 2,W16 4,W16 6,1,W16 1,W16 2,W
16 3,1,W16 3,W16 6,W16 9) と決定できる。
よく見ると、これは、4ポイントDFTの際に作用する回
転因子の行列のW4 kをW16 kに置き換え、4ポイント(2
ビット)のビット反転をその行列の行に作用させ、ベク
トル化したものに等しい。これを図示したのが第9図で
ある。この方法を適用すれば大きなデータのフーリエ変
換が可能となる。
第10図は本発明に適用される大容量高速フーリエ変換シ
ステムのハードウェア構成例を示す図である。同図
(a)はFFTプロセッサ1とデータの存在する外部記憶
2との組み合わせた構成例を示し、同図(b)はホスト
コンピュータ3と補助プロセッサ4がFFTプロセッサと
なり、これにデータの存在する外部記憶5を組み合わせ
た構成例を示し、同図(c)はホストコンピュータ6の
メモリや外部記憶にデータが存在し、ホストコンピュー
タ6以外の補助プロセッサ7をFFTプロセッサとして備
えた構成例を示す。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、FFT
とビット反転を含めても転送するデータ量は、 データ移動量=2×全データ量×3 でよい。したがって、第12図で説明した従来の方法に比
べて転送するデータ量は非常に少なくなり、処理は高速
で実行できる。処理に際してダブルバッファリングの技
法を使用すればこの処理法の効果をさらに向上させるこ
とができる。しかも、FFT処理プロセッサのメモリの不
足、能力の不足による大容量データのフーリエ変換のス
ピードダウンを解決し、FFT処理プロセッサのメモリを
増設しないで大容量データのフーリエ変換が高速で実行
できるので、コストパフォーマンスに優れたシステムが
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はデータの2次元展開のアルゴリズムを示す図、
第2図は大容量フーリエ変換の処理の流れを示す図、第
3図は第1ステップFFTにおけるメモリ使用とデータ転
送の概念を示す図、第4図は第2ステップFFTにおける
メモリ使用とデータ転送の概念を示す図、第5図は補正
係数とデータ要素との対応を示す図、第6図はマトリク
スデータの転置の際のデータの移動を示す図、第7図は
16ポイントと4ポイントとの回転因子の関係を示す図、
第8図は16ポイントのデータを4×4の2Dとして扱った
場合のバタフライのアルゴリズムを示す図、第9図はベ
クトル化の処理の流れを示す図、第10図は本発明に適用
される大容量高速フーリエ変換システムのハードウェア
構成例を示す図、第11図は16ポイントのFFTバタフライ
演算のアルゴリズムを示す図、第12図は従来の大容量フ
ーリエ変換におけるメモリの使用と処理の内容を説明す
るための図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−262759(JP,A) 特開 昭62−37776(JP,A) 特開 昭54−16951(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n個(nは正の整数)のデータ要素が直列
    に並んだ1次元データを格納する外部記憶手段と、 m個(mは正の整数でm<n)のデータ要素までフーリ
    エ変換を行うことができ、前記n個の1次元データをn
    =N1×N2(N1、N2は正の整数で、N1、N2≦m)のマトリ
    クスデータとして取り扱いN1データ点の列方向に着目し
    て前記外部記憶手段からデータ要素を読み出して高速フ
    ーリエ変換を行った後ビット反転して前記外部記憶手段
    に戻し、同様にN2データ点の行方向に着目して前記外部
    記憶手段からデータ要素を読み出して高速フーリエ変換
    を行った後ビット反転して前記外部記憶手段に戻すこと
    によって2段階の高速フーリエ変換を行う高速フーリエ
    変換処理手段と を備え、さらに該高速フーリエ変換処理手段は、それぞ
    れの高速フーリエ変換実行後にビット反転して戻した前
    記外部記憶装置のマトリクスデータを転置するように構
    成したことを特徴とする大容量高速フーリエ変換装置。
  2. 【請求項2】n個(nは正の整数)のデータ要素が直列
    に並んだ1次元データを格納する外部記憶手段と、 m個(mは正の整数でm<n)のデータ要素までフーリ
    エ変換を行うことができ、前記n個の1次元データをn
    =N1×N2(N1、N2は正の整数で、N1、N2≦m)のマトリ
    クスデータとして取り扱いN1データ点の列方向に着目し
    て前記外部記憶手段からデータ要素を読み出して高速フ
    ーリエ変換を行って前記外部記憶手段に戻し、同様にN2
    データ点の行方向に着目して前記外部記憶手段からデー
    タ要素を読み出して高速フーリエ変換を行って前記外部
    記憶手段に戻すことによって2段階の高速フーリエ変換
    を行う高速フーリエ変換処理手段と を備え、さらに該高速フーリエ変換処理手段は、第1ス
    テップでは演算実行後の処理データ軸方向にビット反転
    して前記外部記憶手段に戻し、第2ステップでは演算実
    行前に補正係数を掛けてフーリエ変換した後の処理デー
    タ軸方向にビット反転して前記外部記憶手段に戻し、し
    かる後前記外部記憶装置のマトリクスデータを転置する
    ように構成したことを特徴とする大容量高速フーリエ変
    換装置。
  3. 【請求項3】n個(nは正の整数)のデータ要素が直列
    に並んだ1次元データを格納する外部記憶手段と、 m個(mは正の整数でm<n)のデータ要素までフーリ
    エ変換を行うことができ、前記n個の1次元データをn
    =N1×N2(N1、N2は正の整数で、N1、N2≦m)のマトリ
    クスデータとして取り扱いN1データ点の列方向に着目し
    て前記外部記憶手段からデータ要素を読み出して高速フ
    ーリエ変換を行って前記外部記憶手段に戻し、同様にN2
    データ点の行方向に着目して前記外部記憶手段からデー
    タ要素を読み出して高速フーリエ変換を行って前記外部
    記憶手段に戻すことによって2段階の高速フーリエ変換
    を行う高速フーリエ変換処理手段と を備え、さらに該高速フーリエ変換処理手段は、2段階
    の高速フーリエ変換を行った後の前記外部記憶装置のマ
    トリクスデータを転置してビット反転するように構成し
    たことを特徴とする大容量高速フーリエ変換装置。
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