JPH0795212A - Atm交換システムにおける輻輳制御方式 - Google Patents

Atm交換システムにおける輻輳制御方式

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JPH0795212A
JPH0795212A JP25758993A JP25758993A JPH0795212A JP H0795212 A JPH0795212 A JP H0795212A JP 25758993 A JP25758993 A JP 25758993A JP 25758993 A JP25758993 A JP 25758993A JP H0795212 A JPH0795212 A JP H0795212A
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JP
Japan
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atm
cell
priority cell
buffer
setting means
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JP25758993A
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Toshio Somiya
利夫 宗宮
Masabumi Kato
正文 加藤
Naoaki Watanabe
直聡 渡辺
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ATM交換機からATM端末への伝送時に輻
輳制御を行うことで要求されるサービス品質を保証す
る。 【構成】 ATM交換システムにおいて、ATMセル1
0を高優先セルHPと低優先セルLPとのいずれか一方
に指定する。このATMセル10は、ATM交換機12
からATM端末13に先入れ先出し型のバッファ14を
介して伝送される。このバッファ14の先頭から数えて
バッファ長BL以下の番地に空きがない場合にATMセ
ル10を廃棄するとともに、バッファ14の先頭から数
えて閾値TH以下の番地に空きがない場合に低優先セル
LPを廃棄するセル廃棄手段30を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM交換システムに
おいてATM交換機からATM端末に伝送されるセルの
輻輳制御に関する。
【0002】
【従来の技術】音声、動画像、データ等のあらゆる通信
サービスを統合化した次世代の通信ネットワークとして
広帯域ISDNの研究・開発がすすめられている。なか
でも、動画像などの連続情報やデータなどのバースト
(瞬時に大量の情報が発生する状態)情報の発生状態や
各々の情報の通信速度に依存しないATM(Asynchroou
sTransfer Mode、非同期転送モード)が注目されてい
る。
【0003】ところで、従来のATMでは、呼を受け付
けるかどうかを次のように判断している。すなわち、呼
の受け付け時に、ユーザより情報の平均速度、最大速度
及び、継続時間等のトラヒックパラメータを申告しても
らう。そして、このトラヒックパラメータより仮想的な
帯域を計算し、この帯域が伝送路の帯域内に入る場合の
み呼を受け付けるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、このような呼
受け付け制御が正確に行われれば、理論的にはATMネ
ットワーク内で輻輳は生じない。しかしながら、バース
ト性の強い情報では仮想的な帯域が正確に算出できない
場合がある。
【0005】この結果、バースト性の強い情報からの呼
を受け付けた場合やこのような呼が多重した場合などに
セルがATM交換機に集団的に到着し、バッファ溢れ、
つまり輻輳が生じることとなる。
【0006】ここで、輻輳が生じるということは、情報
の欠落が生じるということであり、サービス品質が損な
われることを意味する。このようなサービス品質の劣化
は、音声では問題になりにくいが、すべての情報が揃う
必要のあるデータ、動画像、特に圧縮された動画像など
では大きな問題となる。
【0007】本発明は、前記の点に鑑みてなされたもの
であり、ATM交換機からATM端末への伝送時に輻輳
制御を行うことで要求されるサービス品質を保証するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため以下の手段をとった。これを図1の原理図に
基づいて説明する。
【0009】すなわち、ATM交換システムにおいて、
高優先セルHPまたは低優先セルLPのいずれか一方に
指定されるATMセル10をATM交換機12からAT
M端末13に先入れ先出し型のバッファ14を介して伝
送するときの輻輳制御方式に関し、セル廃棄手段30、
ATM使用率測定手段40、低優先セル比率設定手段5
0、廃棄率測定手段60、記憶手段70及び閾値設定手
段80を備える。
【0010】前記セル廃棄手段30は、バッファ長BL
と閾値THとの2つのパラメータを有し、前記バッファ
14の先頭から数えてバッファ長BL以下の番地に空き
がない場合に前記ATMセル10を廃棄するとともに、
前記バッファ14の先頭から数えて閾値TH以下の番地
に空きがない場合に前記低優先セルLPを廃棄する。
【0011】前記ATM網使用率設定手段40は、前記
ATM網11の使用率であるATM網使用率ρを設定す
る。前記低優先セル比率設定手段50は、全ATMセル
数に対する低優先セル数の比率を表す低優先セル比率γ
を設定する。
【0012】前記高優先セル廃棄率設定手段60は、前
記バッファ14に到達した全ATMセル数と前記セル廃
棄手段30で廃棄された高優先セル数との比率を表す高
優先セル廃棄率zを設定する。
【0013】前記記憶手段70は、バッファ長BL、A
TM網使用率ρ、低優先セル比率γ、高優先セル廃棄率
z及び閾値TH相互間の関係を対応づけた対応テーブル
71を有する。
【0014】前記閾値設定手段80は、前記バッファ1
4のバッファ長BL、前記ATM網使用率設定手段40
で設定されたATM網使用率ρ、前記低優先セル比率設
定手段50で設定された低優先セル比率γ及び前記高優
先セル廃棄率設定手段60で設定された高優先セル廃棄
率zに対応する閾値THを前記記憶手段70の対応テー
ブル71から読み出し、この閾値THを前記セル廃棄手
段30に設定する。
【0015】ここで、前記ATM網使用率設定手段40
は、呼設定時のパラメータに基づいて前記ATM網使用
率ρを設定してもよいし、前記ATM網11の任意の地
点を単位時間内に通過するATMセル数を計測すること
により前記ATM網使用率ρを設定してもよい。
【0016】また、前記低優先セル比率設定手段50
は、呼設定時のパラメータに基づいて前記低優先セル比
率γを設定してもよいし、前記低優先セル比率設定手段
50は、前記バッファ14に一定時間内に到達したAT
Mセル10を計測することにより前記低優先セル比率γ
を設定してもよい。
【0017】そして、前記高優先セル廃棄率設定手段6
0は、前記ATM網使用率ρに基づいて前記高優先セル
廃棄率zを設定してもよい。以上において、バッファ1
4、記憶手段70は半導体メモリ、磁気記憶装置、光学
記憶装置等を例示できる。
【0018】また、セル廃棄手段30、ATM網使用率
設定手段30、低優先セル比率設定手段40、高優先セ
ル廃棄率設定手段60は、中央演算処理装置(CP
U)、マイクロプロセッサ等を例示できる。
【0019】なお、ATMセル10は、図2に示すよう
に5オクテットのヘッダと48オクテットの情報フィー
ルドとで構成されており、前記ヘッダ中にセル廃棄優先
情報(CLP:Cell Loss Priority)と呼ばれる1ビッ
トの情報が格納される領域を有している。このセル廃棄
優先情報に基づき、高優先セルHPか低優先セルLPか
が決定される。
【0020】また、バッファ14には、ATMセルのサ
イズである53バイトを1単位として、先頭を「1」と
する一連の番号が付けられている。本発明では、この番
号を「番地」と呼んでいる。
【0021】
【作用】本発明によれば、原理図である図1に示すよう
に、まずATMセル10がバッファ14に到達する。
【0022】そして、セル廃棄手段30は、バッファ1
4の先頭から数えてバッファ長BL以下の番地に空きが
ない場合にATMセル10を廃棄する。また、セル廃棄
手段30は、バッファ14の先頭から数えて閾値TH以
下の番地に空きがない場合に低優先セルLPを廃棄す
る。
【0023】次に、バッファ14内のATMセル10が
ATM端末13に伝送される。ここで、閾値THは閾値
設定手段80によって可変に設定される。すなわち、閾
値設定手段80は、バッファ14のバッファ長BL、A
TM網使用率設定手段40で設定されたATM網使用率
ρ、低優先セル比率設定手段50で設定された低優先セ
ル比率γ及び高優先セル廃棄率設定手段60で設定され
た高優先セル廃棄率zに対応する閾値THを記憶手段7
0の対応テーブル71から読み出し、この閾値THを前
記セル廃棄手段30に設定する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を図面を参照して
説明する。図3は本実施例におけるATM交換システム
のシステム構成を示すブロック図である。同図では、3
系統のATM交換機12a〜cが結合されている例を示
しているが、これより多系統であってもよいことは勿論
である。また、ATM交換機12には1台ないし2台の
ATM端末13が接続されているが、これより多数の端
末が接続されてよいことは勿論である。
【0025】同図に示すように、ATM交換機12a
は、セル廃棄手段30、ATM網使用率設定手段40、
低優先セル比率設定手段50、高優先セル廃棄率設定手
段60及び記憶手段70を備えている。
【0026】以下、ATMセル10、バッファ14及び
ATM交換機12の各構成手段を詳細に説明する。 <ATMセル10>ATMセル10は、図2に示すよう
に5オクテットのヘッダと48オクテットの情報フィー
ルドとで構成されている。
【0027】前記ヘッダは、4ビットのフロー制御情報
(GFC:General Flow Control)と、8ビットのパス
情報(VPI:Virtual Path Identifier)と、16ビ
ットのチャネル情報(VCI:Virtual Channel Identi
fier)と、2ビットのセル形式情報(PT:Payload Ty
pe)と、1ビットの予約情報(RES:Reserve)と、
1ビットのセル廃棄優先情報(CLP:Cell Loss Prio
rity)と、8ビットのヘッダ制御情報(HEC:Header
Error Control)とで構成されている。
【0028】ATMセル10は、経路情報としてのパス
情報VPIとチャネル情報VCIとがATM交換機12
毎に順次書き換えられてATM交換網中を伝送され、最
終的に受信されるATM端末13に到達される。
【0029】またATMセル10は、セル廃棄優先情報
CLPが「0」ならば低優先セルLPと判断され、CL
Pが「1」ならば高優先セルHPと判断される。ここ
で、低優先セルLPの代表的なものは音声情報であり、
高優先セルHPの代表的なものは動画像情報である。 <バッファ14>バッファ14は、ATM端末13aに
伝送するATMセル10を記憶する装置であり、先入れ
先出し型(FIFO)半導体メモリによって構成されて
いる。
【0030】そして、このバッファ14に物理的に設定
可能な最大番地は「84」である。バッファ14にセル
廃棄手段30及びATM端末13aが接続される。 <セル廃棄手段30>セル廃棄手段30は、バッファ長
BLと閾値THとの2つのパラメータを有する。そし
て、セル廃棄手段30は、バッファ14の先頭から数え
てバッファ長BL以下の番地に空きがない場合にATM
セル10を廃棄する。また、セル廃棄手段30は、バッ
ファ14の先頭から数えて閾値TH以下の番地に空きが
ない場合に低優先セルLPを廃棄する。
【0031】本実施例においてバッファ長BLは、バッ
ファ14の最大番地である「84」に設定されている。
なお、このバッファ長BLを大きな値に設定するほど、
廃棄されるATMセルの数は減るが、伝送遅延も生じや
すくなるので、システムの目的によって最適に設定する
必要がある。
【0032】セル廃棄手段30にバッファ14及び閾値
設定手段80が接続される。 <ATM網使用率設定手段40>ATM網使用率設定手
段40は、ATM交換機12aとATM網11との接続
部分を1秒間内に通過するATMセル数を計測すること
により、ATM網使用率ρを設定している。
【0033】ここで本実施例におけるATM網11は、
155.52Mbpsの通信速度を有する。従って、A
TM網11を1秒間内に通過可能なATMセル10の最
大数は、理論的には35万3207.5472セルとな
る。
【0034】そこで、例えば、ATM交換機12aとA
TM網11との接続部分を1秒間内に通過するATMセ
ル数が32万セルであった場合、ATM網使用率ρは3
2/35.32075472=0.906と設定される。
【0035】ATM網使用率設定手段40に閾値設定手
段80が接続される。 <低優先セル比率設定手段50>低優先セル比率設定手
段50は、バッファ14に1秒間内に到達した全ATM
セル数と、そのなかの低優先セル数とを計測することに
より低優先セル比率γを設定する。
【0036】例えば、バッファ14に1秒間内に到達し
た全ATMセル数が1000であり、低優先セル数が1
000である場合、低優先セル比率γは0.1と設定さ
れる。
【0037】低優先セル比率設定手段50に閾値設定手
段80が接続される。 <高優先セル廃棄率設定手段60>高優先セル廃棄率設
定手段60は、バッファ14に到達した全ATMセル数
と、セル廃棄手段30で廃棄された高優先セル数とを計
測することにより高優先セル廃棄率zを設定する。
【0038】例えば、バッファ14に1秒間内に到達し
た全ATMセル数が100000であり、セル廃棄手段
30で廃棄された高優先セル数が1である場合、高優先
セル廃棄率zは0.00001と設定される。
【0039】高優先セル廃棄率設定手段60にセル廃棄
手段30及び閾値設定手段80が接続される。 <記憶手段70>記憶手段70は、図4に示すように、
バッファ長BL、ATM網使用率ρ、低優先セル比率
γ、高優先セル廃棄率z及び閾値TH相互間の関係を対
応づけた対応テーブル71を有する。
【0040】図4でバッファ長BLとATM網使用率ρ
は、それぞれ84と0.95に固定されていることを示
しており、例えば、高優先セル廃棄率z=1×10-7
かつ低優先セル比率γ=0.50のときに閾値THは8
1となることを示している。
【0041】図4は、図5に示すグラフを基に作成され
たものである。ここで図5は、ATMセル10がATM
交換機13に到達する到達過程をポアソン過程とみなし
て、計算機シミュレーションによって求めたものであ
る。この図5からは、閾値THを小さくするほど高優先
セル廃棄率が小さくなるが、低優先セル廃棄率は大きく
なることが読みとれる。
【0042】記憶手段70に閾値設定手段80が接続さ
れる。 <閾値設定手段80>閾値設定手段80は、バッファ1
4のバッファ長BL、ATM網使用率設定手段40で設
定されたATM網使用率ρ、低優先セル比率設定手段5
0で設定された低優先セル比率γ及び高優先セル廃棄率
設定手段60で設定された高優先セル廃棄率zに対応す
る閾値THを記憶手段70の対応テーブル71から読み
出し、この閾値THをセル廃棄手段30に設定する。
【0043】この閾値設定手段80にセル廃棄手段3
0、ATM網使用率設定手段40、低優先セル比率設定
手段50、高優先セル廃棄率設定手段60及び記憶手段
70が接続される。
【0044】次に、以上の構成における輻輳制御例を示
す。 [輻輳制御例]ATM交換機12bから7つのATMセ
ル10a〜gがATM交換機12aに伝送された場合に
生じた輻輳制御例を図6を用いて説明する。
【0045】ここで、次の仮定をする。ATMセル10
a、10c、10eは低優先セルであり、ATMセル1
0b、10d、10f、10gは高優先セルである。バ
ッファ14に関して、バッファ長BLは84であるとと
もに1〜84までの番地が付けられており、番地1から
順に記憶されるものとする。また、バッファ番地1〜7
9までは既にATMセルが入力されているものとする。
【0046】そして、ATMセル10a〜gが伝送され
ている間はバッファ14からATM端末13aにATM
セルが伝送されないものとする(ATM交換機間の伝送
速度がATM交換機とATM端末間の通信速度よりも十
分早い場合にこのようになる。)。
【0047】さらに、ATMセル10a〜gが伝送され
ている間は、ATM網使用率ρは約0.95であり、ま
た低優先セル比率γは約0.5であるとする。そして閾
値設定手段80は、高優先セル廃棄率zを1×10-7
保つように閾値THを可変的に設定するものとする。
【0048】以下、ATMセル10a〜gに注目したと
きの輻輳制御を時系列的に述べる。 :閾値設定手段80は閾値THを「81」に設定する。 :時刻T+t1に低優先セル10aがバッファ14に到
着する。80番地に空きがあり、かつTH以下なので低
優先セル10aは80番地に入力される。 :時刻T+t2に高優先セル10bがバッファ14に到
着する。81番地に空きがあり、かつBL以下なので高
優先セル10bは81番地に入力される。 :閾値設定手段80は閾値THを「80」に設定する。 :時刻T+t3に低優先セル10cがバッファ14に到
着する。82番地に空きがあるが、THより大きいので
低優先セル10cはセル廃棄手段30により廃棄され
る。 :時刻T+t4に高優先セル10dがバッファ14に到
着する。82番地に空きがあり、かつBL以下なので高
優先セル10dは82番地に入力される。 :閾値設定手段80は閾値THを「83」に設定する。 :時刻T+t5に低優先セル10eがバッファ14に到
着する。83番地に空きがあり、かつTH以下なので低
優先セル10bは83番地に入力される。 :時刻T+t6に高優先セル10fがバッファ14に到
着する。84番地に空きがあり、かつBL以下なので高
優先セル10bは84番地に入力される。 :時刻T+t7に高優先セル10fがバッファ14に到
着する。空き番地がないため高優先セル10fはセル廃
棄手段30により廃棄される。
【0049】
【発明の効果】本発明では、ATMセルを低優先セルと
高優先セルとに分別し、閾値設定手段で定められる閾値
を基準として低優先セルと高優先セルとの間の取り扱い
方が変わるように制御できるため、高優先セルの情報欠
落率が小さくなる。つまり、高いサービス品質を保証す
ることが可能となる。
【0050】特に、本発明が低優先セル比率が大きいシ
ステムに適用された場合ほど高優先セルの情報欠落率が
小さくなるため、より高いサービス品質を保証すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】ATMセルのセルフォーマットを示す説明図で
ある。
【図3】実施例1を示す図である。
【図4】実施例におけるバッファ長、ATM網使用率、
低優先セル比率、高優先セル廃棄率及び閾値相互間の関
係を対応づけた対応テーブルである。
【図5】バッファ長BL、ATM網使用率ρを固定した
ときの低優先セル比率γ、高優先セル廃棄率z、低優先
セル廃棄率w及び閾値TH相互間の関係を示すグラフで
ある。
【図6】実施例におけるセルの処理状況とバッファの入
力状態を示す図である。
【符号の説明】
10・・・ATMセル 11・・・ATM網 12・・・ATM交換機 13・・・ATM端末 14・・・バッファ 30・・・セル廃棄手段 40・・・ATM網使用率設定手段 50・・・低優先セル比率設定手段 60・・・高優先セル廃棄率設定手段 70・・・記憶手段 71・・・対応テーブル 80・・・セル廃棄手段 TH・・・閾値 z・・・・高優先セル廃棄率 ρ・・・・ATM網使用率 γ・・・・低優先セル比率

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM交換システムにおいて、高優先セ
    ル(HP)または低優先セル(LP)のいずれか一方に
    指定されるATMセル(10)をATM交換機(12)
    からATM端末(13)に先入れ先出し型のバッファ
    (14)を介して伝送するときの輻輳制御方式に関し、 バッファ長(BL)と閾値(TH)との2つのパラメー
    タを有し、前記バッファ(14)の先頭から数えてバッ
    ファ長(BL)以下の番地に空きがない場合に前記AT
    Mセル(10)を廃棄するとともに、前記バッファ(1
    4)の先頭から数えて閾値(TH)以下の番地に空きが
    ない場合に前記低優先セル(LP)を廃棄するセル廃棄
    手段(30)と、 前記ATM網(11)の使用率であるATM網使用率
    (ρ)を設定するATM網使用率設定手段(40)と、 全ATMセル数に対する低優先セル数の比率を表す低優
    先セル比率(γ)を設定する低優先セル比率設定手段
    (50)と、 前記バッファ(14)に到達した全ATMセル数と前記
    セル廃棄手段(30)で廃棄された高優先セル数との比
    率を表す高優先セル廃棄率(z)を設定する高優先セル
    廃棄率設定手段(60)と、 バッファ長(BL)、ATM網使用率(ρ)、低優先セ
    ル比率(γ)、高優先セル廃棄率(z)及び閾値(T
    H)相互間の関係を対応づけた対応テーブル(71)を
    有する記憶手段(70)と、 前記バッファ(14)のバッファ長(BL)、前記AT
    M網使用率設定手段(40)で設定されたATM網使用
    率(ρ)、前記低優先セル比率設定手段(50)で設定
    された低優先セル比率(γ)及び前記高優先セル廃棄率
    設定手段(60)で設定された高優先セル廃棄率(z)
    に対応する閾値(TH)を前記記憶手段(70)の対応
    テーブル(71)から読み出し、この閾値(TH)を前
    記セル廃棄手段(30)に設定する閾値設定手段(8
    0)とを設けたことを特徴とするATM交換システムに
    おける輻輳制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ATM網使用率
    設定手段(40)は、呼設定時のパラメータに基づいて
    前記ATM網使用率(ρ)を設定することを特徴とする
    ATM交換システムにおける輻輳制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ATM網使用率
    設定手段(40)は、前記ATM網(11)の任意の地
    点を単位時間内に通過するATMセル数を計測すること
    により前記ATM網使用率(ρ)を設定することを特徴
    とするATM交換システムにおける輻輳制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3において、前記低優先
    セル比率設定手段(50)は、呼設定時のパラメータに
    基づいて前記低優先セル比率(γ)を設定することを特
    徴とするATM交換システムにおける輻輳制御方式。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3において、前記低優先
    セル比率設定手段(50)は、前記バッファ(14)に
    一定時間内に到達したATMセル(10)を計測するこ
    とにより前記低優先セル比率(γ)を設定することを特
    徴とするATM交換システムにおける輻輳制御方式。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5において、前記高優先
    セル廃棄率設定手段(60)は、前記ATM網使用率
    (ρ)に基づいて前記高優先セル廃棄率(z)を設定す
    ることを特徴とするATM交換システムにおける輻輳制
    御方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6438138B1 (en) 1997-10-01 2002-08-20 Nec Corporation Buffer controller incorporated in asynchronous transfer mode network for changing transmission cell rate depending on duration of congestion and method for controlling thereof
US6920109B2 (en) 2000-05-17 2005-07-19 Hitachi, Ltd. Packet shaper

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