JPH079486Y2 - リアプロジェクタ - Google Patents

リアプロジェクタ

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JPH079486Y2
JPH079486Y2 JP9835789U JP9835789U JPH079486Y2 JP H079486 Y2 JPH079486 Y2 JP H079486Y2 JP 9835789 U JP9835789 U JP 9835789U JP 9835789 U JP9835789 U JP 9835789U JP H079486 Y2 JPH079486 Y2 JP H079486Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、陰極線管の画像を投射レンズ系を介して透過
型スクリーン上に拡大投写して大画面を得るようにした
リアプロジェクタに関する。
〔考案の概要〕
本考案は、キャビネットの裏面にミラーカバーを有する
リアプロジェクタにおいて、キャビネットの裏面両側に
対称の溝部を有するホルダーを設け、ミラーカバーの両
側に設けた軸部をホルダーの溝部に係合して軸部を中心
にミラーカバーを回動自在となし、ミラーカバーとキャ
ビネット間の間隙の遮光を兼ねる部材の一部によって軸
部の位置を規制するように構成することによって、収納
型のミラーカバーの取付け作業性の向上を図るようにし
たものである。
〔従来の技術〕
従来、第16図を示すようにキャビネット(1)内に赤,
緑及び青の単色陰極線管(2R),(2G)及び(2B)をイ
ンラインに配し、各単色陰極線管(2R),(2G),(2
B)の画像を各陰極線管の前面に配した投射レンズ系を
有する鏡筒(3)[(3R),(3G),(3B)]により拡
大し、反射ミラー(4)を介して透過型スクリーン
(5)上に結像して大画面を得るようにしたリアプロジ
ェクタ(6)が提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のリアプロジェクタにおいては、その大型化するに
つれて室内への搬送等に便利なようにミラーカバーをキ
ャビネット内に収納可能にした構成が考えられている。
このようなミラーカバー収納式のリアプロジェクタで
は、ミラーカバーの構造を簡素化すると共に、ミラーカ
バーのキャビネットへの組立てを簡単に行えるように構
成することが望まれている。
本考案は、上述の点に鑑み、ミラーカバーの構造を簡単
にし、且つその組立作業を容易に行えるようにしたリア
プロジェクタを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、キャビネット(21)の裏面にミラーカバー
(25)を有するリアプロジェクタにおいて、キャビネッ
ト(21)の裏面両側に対称の溝部(61)を有するホルダ
ー(62)を設け、ミラーカバー(25)の両側に設けた軸
部(60)をホルダー(62)の溝部(61)に係合して軸部
(60)を中心にミラーカバー(25)を回動自在となし、
ミラーカバー(25)とキャビネット(21)間の間隙の遮
光を兼ねる部材(67)の一部(68)によって軸部(60)
の位置を規制するように構成する。
〔作用〕
上述の構成によれば、キャビネット(21)の裏面に設け
た溝部(61)に、ミラーカバー(25)の両側の軸部(6
0)を係合し、その後、キャビネット裏面に配した部材
(67)の一部(68)によって軸部(60)の位置を規制す
るのみで、ミラーカバー(25)はキャビネット(21)に
対して軸部(60)を中心に回動可能となる。また、部材
(67)がキャビネット裏面に配した状態でキャビネット
(21)とミラーカバー(25)間の間隙が遮光されるの
で、外光がこの間隙を通してキャビネット(21)内に漏
れるのが防止される。ホルダー(62)は、対称の溝部
(61)を有して形成をされているので、キャビネット裏
面の左右両側に共用でき、部品点数が少なくて済む。
従って、ミラーカバー(25)の構造は簡単化され、且つ
ミラーカバー(25)のキャビネット(21)への組立も簡
単化される。
〔実施例〕
以下、本考案によるリアプロジェクタの実施例を図面を
参照して説明する。
第1図及び第2図において、(21)は上キャビネット、
(22)は下キャビネットを示す。上キャビネット(21)
においてはその正面にスクリーン(23)が取付けられる
と共に、裏面に反射ミラー(24)を有するミラーカバー
(25)が配される。下キャビネット(22)においては、
赤,緑,青に対応する複数の陰極線管(26)[(26
R),(26G),(26B)]及び回路基板を有するシャー
シ(28)を含む所謂活電部(29)が収納され、正面の上
部中央に各スイッチが配されたコントロールパネル(3
0)が配されると共に、その両側にスピーカ(31A),
(31B)が配され、正面の下部はフロントパネル(32)
が配されて成る。
活電部(29)の各陰極線管(26R),(26G),(26B)
の前面には投射レンズ系を有する鏡筒(33)[(33
R),(33G),(33B)]が配され、各鏡筒(33R),
(33G),(33B)には各陰極線管(26R),(26G),
(26B)の映像を投射レンズ系を通して反射ミラー(2
4)で反射してスクリーン(23)上に拡大投射する際の
フォーカス調整を行うための調整操作部即ちレンズフォ
ーカス調整用ねじ(34)[(34R)(34G)(34B)]が
取付けられている。
そして、フォーカス調整がキャビネットの外部から容易
に行えるように、コントロールパネル(30)は鏡筒(3
3)に対応する位置に着脱可能に配置し、コントロール
パネル(30)を取り外したときに、その部分に窓部(3
6)が形成されるようになす。フォーカス調整時にはこ
の窓部(36)より手を入れてレンズフォーカス調整用ね
じ(34)を操作して各投射レンズ系のフォーカスを調整
するようになす。
下キャビネット(22)内にはフォーカス調整時に誤まっ
て活電部(29)に触れて感電しないように活電部(29)
と鏡筒(33)との間に保護板(所謂エンクロージャー)
(37)が配される。この保護板(37)は下キャビネット
(22)の側壁の所定箇所に突設した取付部材上に載置し
てねじ止めにより固定される。保護板(37)の各鏡筒
(33R)(33G)(33B)に対応する位置には透孔が穿設
されており、この透孔を通して鏡筒(33R)(33G)(33
B)のレンズフォーカス調整用ねじ(34)を含む一部が
上部に露出するようになされる。一方、コントロールパ
ネル(30)及びスピーカ(31A)及び(31B)は、後述の
第13図に示すように断面L字状のスピーカバッフル板
(即ちスピーカ取付板)(38)に取付けられる。このス
ピーカパッフル板(38)は、中央のコントロールパネル
(30)が取付けられる部分に窓部(36)が形成され、そ
の両側のスピーカ設置位置に対応する部分に窓部(39
A)及び(39B)が設けられる。そして、このスピーカバ
ッフル板(38)が下キャビネット(22)の上部正面に取
付け固定され、窓部(39A)及び(39B)の裏面にスピー
カ(31A)及び(31B)が設置され、窓部(29A)及び(2
9B)の前面にスピーカネット(40A)及び(40B)が配さ
れる。また中央の窓部(36)の前面にコントロールパネ
ル(30)がネジ(41)にり取着される。L字状のスピー
カバッフル板(38)の水平板部(38a)は保護板(所謂
エンクロージャー)の一部を構成するので、図示の例で
はこのスピーカバッフル板(38)の水平板部(38a)と
保護板(37)の互の端部が丁度突き合されるように形成
される。保護板(37),(38a)は、難燃性樹脂,木
材,金属材等により形成される。
尚、図示の例では鏡筒(33)に対応する窓部(36)にコ
ントロールパネル(30)を着脱自在に配したが、その
他、この窓部(36)にリモートコントロール送信機、或
は飾り板等の板状部材を着脱自在に配するようにしても
よい。
一方、スクリーン(23)は、第4図乃至第6図に示すよ
うにして上キャビネット(21)に取着される。先ず、フ
レネルレンズスクリーン(45)及びレンチキュラーレン
ズスクリーン(46)を2枚重ねて成る透過型のスクリー
ン(23)をスクリーン固定枠(47)上に配し、スクリー
ン(23)の4辺を押え金具(48)にて保持し、ビス(4
9)を介して押え金具(48)をスクリーン固定枠(47)
に固定する(第3図参照)。
このスクリーン(23)を架張したスクリーン固定枠(4
7)を上キャビネット(21)の正面に取付ける。このと
き、上キャビネット(21)の前端面より少し内方に位置
する内壁には上下左右の辺に取付用の桟(50)が取付け
られ、さらに第5図に示すように下側壁にはスクリーン
固定枠(47)の下辺に形成したフランジ部(47a)か嵌
合する凹溝(51)が形成されている。各桟(50)のうち
例えば上下の桟(50)の四隅部にナット(52)が埋め込
まれている。従って、スクリーン固定枠(47)の上キャ
ビネット(21)への取付けに際しては、スクリーン固定
枠(47)の下辺フランジ部(47a)を上キャビネット(2
1)の下側壁の凹溝(51)内に嵌合するようにしてその
スクリーン固定枠(47)の裏面に各桟(50)の前端面に
当接せしめて、スクリーン固定枠(47)の四隅部に設け
たばか孔(53)を通してビス(54)をナット(52)に螺
入することによってスクリーン固定枠(47)が上キャビ
ネット(21)に取着される(第4図参照)。なお、スク
リーン固定枠(47)の下辺フランジ部(47a)が凹溝(5
1)に嵌合されるので、ビス止めは上側の桟(50)に対
してのみでも可能である。次いでスクリーン固定枠(4
7)の上からスクリーンベズル(55)を取付ける。この
場合第6図に示すように一方のスクリーン固定枠(47)
に之に一体のストライク(56)を設け、他方のスクリー
ンベズル(55)にラッチ(57)を設け、ストライク(5
6)及びラッチ(57)を互に嵌め込むようにしてスクリ
ーンベズル(55)を取付ける。
なお、スクリーンベズル(55)はその他引っかけ構造に
よりスクリーン固定枠(47)に取付けるようになすこと
も可能である。
反射ミラー(24)を有するミラーカバー(25)は、上キ
ャビネット(21)の裏面に配されるも、輸送を容易にす
るために、第7図乃至第12図に示すように上キャビネッ
ト(21)内に収納可能に構成される。ミラーカバー(2
5)自体は断面L字状をなして、その垂直板部(25a)の
内面にミラー(24)が配され、垂直板部(25a)と水平
板部(25b)とのなすコーナ部分の側板(25c)から水平
板部(25b)を繞るようにフランジ部(25d)が形成され
て成る。
このミラーカバー(25)の垂直板部(25a)の両側に夫
々端部にフランジ部(60a)を有する支軸(60)が設け
られる。上記キャビネット(21)の裏面においては、そ
の両側に第10図に示すように直角に折曲した金属板材よ
りなり、一方の折曲板部(62A)に溝部(61)を有する
ホルダー(62)が夫々取付けられる。溝部(61)は折曲
部から水平に延びる水平溝部(61h)と、水平溝部(61
h)の端部に連通して之より上下に等しい長さで延長す
る垂直溝部(61v)と、水平溝部(61h)の折曲部側に向
って漸次幅広となりさらに他方の折曲板部(62B)に延
長する幅広溝部(61w)からなる。水平溝部(61h)及び
垂直溝部(61v)の溝幅(d)はミラーカバー(25)の
支軸(60)が係合するに十分な寸法であり、幅広溝部
(61w)の溝幅(l)は支軸(60)のフランジ部(60a)
が挿通するに十分な寸法に選定される。
ホルダー(62)は、その他方の折曲板部(62B)には例
えば3つの透孔(63)が形成され、このうちの上下側の
透孔(63)を上キャビネット(21)の裏面に設けた係合
子(64)に係合してホルダー(62)の位置決めを行い、
中央の透孔(63)を通してビス(65)により上キャビネ
ット(21)に固定される。そして、ミラーカバー(25)
の両支軸(60)を上キャビネット(21)の裏面に取付け
たホルダー(62)の溝部(61)に沿って挿入し、即ち幅
広溝部(61w)から水平溝部(61h)に差し込むようにし
て垂直溝部(61v)に落し込んでミラーカバー(25)を
上キャビネット(21)の裏面に支持する。しかる後、第
11図に示すような帯状をなし、少なくともその側部を上
方が直角に折曲し、折曲部(67a)に下辺より垂直に延
長して支軸(60)が係合し得る縦溝(68)を有したカバ
ー部材(67)が、上キャビネット(21)の裏面にビス
(69)を介して取付けられる。即ちカバー部材(67)を
取付けた状態で縦溝(68)がミラーカバー(25)の支軸
(60)に係合し、この縦溝(68)とホルダー(62)の垂
直溝部(61v)によって支軸(60)の垂直及び水平方向
の位置が規制されると共に、上キャビネット(21)とミ
ラーカバー(25)間の間隙の遮光が施され、外光洩れが
防止される。そして、ミラーカバー(25)は支軸(60)
を中心に回動自在になされる。
リアプロジェクタの輸送時等においては第12図の鎖線で
示すようにミラーカバー(25)を上キャビネット(21)
内に収納し、リアプロジェクタの使用時にはミラーカバ
ー(25)に取付けた把手(図示せず)を介して外方に取
り出し、実線で示すようにミラーカバー(25)の下辺の
フランジ部(25d)を上キャビネット(21)の裏面下辺
の突当部(72)に当接させて両者をビス(73)等により
固定するようになす。このフランジ部(25d)の突当部
(72)への当接によって、ミラー(24)は所望角度に設
定される。また、このとき、ミラーカバー(25)の両側
のフランジ部(25d)がカバー部材(67)と重なるよう
になり、さらに遮光効果が得られる。
さらに、第13図に示すように上キャビネット(21)と下
キャビネット(22)は互に着脱可能に、また下キャビネ
ット(22)に対してスピーカパッフル板(38)及びフロ
ントパネル(32)が着脱可能に組立てられる。即ち下キ
ャビネット(22)の上面にコ字状の桟(75)が一体に取
付けられると共に、上キャビネット(21)の下面の両側
に下キャビネット(22)の桟(75)の内側に嵌合する突
出部分(76)が形成される。
桟(75)に突止部材(76)が嵌合されるように下キャビ
ネット(22)に上キャビネット(21)を重ね合せ複数箇
所において上キャビネット(21)と下キャビネット(2
2)をビス止めすることにより両キャビネット(21)及
び(22)は固定される(第5図参照)。
また、下キャビネット(21)の前面のスピーカバッフル
板(38)に対応する部分の両内側には夫々スピーカバッ
フル板(38)の水平板部(38a)を受ける受け用桟(7
8)と、この受け用桟(78)よりスピーカバッフル板(3
8)の板厚分だけ離れてスピーカバッフル板(38)の前
面板の両端(38b)が当接する取付用桟(77)が設けら
れる。従って、第14図に示すようにスピーカバッフル板
(38)を下キャビネット(22)の受け用桟(78)に沿っ
て挿入し、取付用桟(77)に当接した位置においてスピ
ーカバッフル板(38)と取付用桟(77)とをビス(79)
によって固定する。さらにフロントパネル(32)は、そ
の下部に設けた係止片(80)を下キャビネット(22)の
下辺に形成した係止部(81)に係合すると共に、フロン
トパネル上部に設け取付片(83)をスピーカバッフル板
(38)の面にビス(84)を介して固定することによって
下キャビネット(22)に取付けられる。スピーカバッフ
ル板(38)の前面にはスピーカネット(85)が取付けら
れる。
上述の構成のリアプロジェクタ(87)によれば、陰極線
管(26)の投射レンズ系のフォーカス調整に際しては、
リアプロジェクタ(87)の正面のコントロールパネル
(30)のみを取り外し、そこに臨む窓部(36)から手を
差し入れて鏡筒(33)上のレンズフォーカス調整用ネジ
(34)を操作することにより容易にレンズフォーカス調
整が可能になる。この場合、フロントパネル(32)、ス
ピーカバッフル板(38)は取り外す必要はない。レンズ
フォーカス調整は、赤,緑,青の陰極線管(26R),(2
6G),(26B)の全て可能である。これによって、リア
プロジェクタ正面からスクリーン(23)の画像を見なが
らレンズフォーカス調整が可能となる。
また、下キャビネット(21)内においては、活電部(2
9)の上方が保護板(37)及びスピーカバッフル板(3
8)の水平板部(38a)によって閉塞され、レンズフォー
カス調整用ねじ(34)と活電部(29)とが上下に分離さ
れた状態となるので、レンズフォーカス調整を行う場合
に不用意に活電部(29)に触れて感電することがなく、
安全にレンズフォーカス調整を行うことができる。従っ
てサービスマンの安全を守り、容易且つ正確なフォーカ
ス調整ができるものである。
又、スクリーン(23)の上キャビネット(21)への取付
けに際しては、予めスクリーン(23)をスクリーン固定
枠(47)に架張し、この状態でスクリーン固定枠(47)
を上キャビネット(21)に取付けるようになすので、ス
クリーン(23)の取付け作業性が向上すると同時に、ス
クリーン(23)の破損を防止することができる。即ち従
来では柔軟性のある2枚のレンズスクリーンを揃えて立
てた状態で直接押え金具を介してキャビネットに取着す
るようにいているので所謂スクリーンのハンドリングが
悪く、破損が生じ易すかった。しかし、本例ではスクリ
ーン固定枠(47)を横に配した状態でその上にスクリー
ン(23)を取付けるのでスクリーン自体の架張は容易に
行うことができる。そして一旦スクリーン固定枠(47)
に取付けたスクリーン(23)を上キャビネット(21)に
固着するので、スクリーン(23)のハンドリングは良
く、破損なく上キャビネット(21)にスクリーン(23)
を取付けることができる。
また、スクリーン(23)を架張したスクリーン固定枠
(47)をキャビネットとは別に梱包して輸送することが
できるので、輸送時にキャビネット内からのごみがスク
リーン(23)に付着するのを防止することができる。ま
たスクリーンをキャビネットに取付けて輸送したときに
は輸送時の振動でスクリーンがたわみ、且つ2枚のレン
ズスクリーン同士がこすれて白粉が生じるが、スクリー
ンを架張したスクリーン固定枠(47)を別個に梱包で
き、スクリーンを表裏よりクッション材,プレート等で
ササンドイッチ状に挟みつけてスクリーン面の振動発生
を押え込むことができるので、輸送時のスクリーンのた
わみ、白粉発生を防止することができる。また、リアプ
ロジェクタがユーザに納入された後、サービスとして、
スクリーン(23)の裏面に付着したホコリを除去する際
も、スクリーンベズル(55)及びスクリーン固定枠(4
7)を簡単に取り外すことができるので、スクリーン裏
面の掃除を容易に行うことができる。さらにスクリーン
ベズル(55)とスクリーン固定枠(47)とを別体として
構成したしたので、スクリーンベズルの着脱ができ、且
つキャビネット前面からスクリーン(23)を着脱できる
のでスクリーン(23)のメンテナンスが容易に行える。
因みに、ベズル及びスクリーン一体型の場合、キャビネ
ットの固定はキャビネットの内側からビス止めを行わな
ければならず着脱が困難であったが、本例ではこの点が
改善される。
また、ミラーカバー(25)においては、上キャビネット
の裏面両側に取付けた左右対称の溝部(61)を有するホ
ルダー(62)に、ミラーカバー(25)の支軸(60)を係
合し、さらに支軸(60)の位置規制と遮光板を兼ねるカ
バー部材(67)を取付けて上キャビネット(21)の裏面
に回動自在に配するようにしたので、ミラーカバー(2
5)の取付け作業性が良好となり、且つミラーカバー(2
5)の構造も簡単化される。
ミラーカバー(25)を外方に引き出したときにミラーカ
バー(25)の下辺フランジ部(25d)が上キャビネット
(21)の突当部(72)に当接した位置で丁度ミラー(2
4)の角度が設定されるようになされるので、精度よく
ミラー(24)を配することができる。また、遮光に関し
てはミラーカバー(25)のフランジ部(25d)とカバー
部材(67)が重なるようになるのでキャビネット内に入
る外光もれはなく、確実に遮光される。さらに、ミラー
カバー(25)は板金で作ることが可能なので、小量生産
の大型リアプロジェクタの場合、コスト低減を図ること
ができる。また、ホルダー(62)は、溝部(61)が上下
を2分する線に対して対称形状となるように形成されて
いるので、上キャビネット裏面の左右両側のホルダーを
同じ構造のホルダー(62)で共用でき、部品点数を節減
することができる。
また、第13図に示すように上キャビネット(21)と下キ
ャビネット(22)が取り外し可能となされ、さらに下キ
ャビネット(22)に対してフロントパネル(32)及びス
ピーカバッフル板(38)が取り外し可能とされているの
で、陰極線管(26)及びシャーシ(28)を含む活電部
(29)全体を上方より下キャビネット(22)内に挿入配
置することができ、活電部(29)の下キャビネット(2
2)内への取付け作業性が向上し、また活電部(29)自
体も別工程での組立てが可能となる。
また、セット調整,或は活電部の部品交換,メンテナン
ス等においても、フロントパネル(32)及びスピーカバ
ッフル板(38)を取り外すことにより、活電部が露出さ
れるので、調整,部品交換,メンテナンスの作業,或は
活電部ごとの着脱が容易に行えるものである。
〔考案の効果〕
本考案のリアプロジェクタによれば、キャビネットの裏
面両側に設けた対称の溝部を有するホルダーに、ミラー
カバーの軸部を係合し、さらに軸部の位置規制と遮光板
を兼ねる部材を取付けて、ミラーカバーをキャビネット
裏面に回動可能に配するようにしたので、所謂収納式の
ミラーカバーの構造を簡単化し、且つその組立て作業性
を向上することができる。また精度よく組立てることが
できる。さらにミラーカバーを板金で作ることが可能と
なり、作製費の低減が図られ、大型リアプロジェクタで
小量生産の場合に適するものである。
従って、本考案は、特に大型のプロジェクタに適用して
好適ならしめるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリアプロジェクタの一部断面とす
る側面図、第2図は本考案に係るリアプロジェクタの斜
視図、第3図及び第4図は本考案に係るリアプロジェク
タのスクリーンの例を示す分解斜視図及び組立状態の斜
視図、第5図及び第6図はその夫々要部の断面図、第7
図は本考案に係るリアプロジェクタのミラーカバー側か
らみた分解斜視図、第8図はその要部の背面図、第9図
はミラーカバー側の取付状態を示す図、第10図及び第11
図は本考案に係るホルダーの斜視図及びカバー部材の斜
視図、第12図はミラーカバーの動作状態を示す図、第13
図は本考案に係るリアプロジェクタのキャビネットの分
解斜視図、第14図は下キャビネットとスピーカバッフル
板及びフロントパネルの取付け状態の断面図、第15図は
上下キャビネットの背面からみた分解斜視図、第16図は
従来のリアプロジェクタの側面図である。 (21)は上キャビネット、(22)は下キャビネット、
(25)はミラーカバー、(60)は支軸、(61)は溝部、
(62)はホルダー、(67)はカバー部材、(68)は縦溝
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビネットの裏面にミラーカバーを有す
    るリアプロジェクタにおいて、 上記キャビネットの裏面両側に対称の溝部を有するホル
    ダーを設け、 上記ミラーカバーの両側に設けた軸部を上記ホルダーの
    溝部に係合して該軸部を中心に上記ミラーカバーを回動
    自在となし、 上記ミラーカバーと上記キャビネット間の間隙の遮光を
    兼ねる部材の一部によって上記軸部の位置を規制して成
    るリアプロジェクタ。
JP9835789U 1989-08-23 1989-08-23 リアプロジェクタ Expired - Lifetime JPH079486Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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