JPH079471U - 吸引・回収型高圧水洗浄装置 - Google Patents

吸引・回収型高圧水洗浄装置

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JPH079471U
JPH079471U JP4915693U JP4915693U JPH079471U JP H079471 U JPH079471 U JP H079471U JP 4915693 U JP4915693 U JP 4915693U JP 4915693 U JP4915693 U JP 4915693U JP H079471 U JPH079471 U JP H079471U
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JP
Japan
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water
pressure water
suction
type high
cleaning device
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Withdrawn
Application number
JP4915693U
Other languages
English (en)
Inventor
幸七 石谷
Original Assignee
株式会社堺石藤
東海塗装株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】建築構造物の維持補修工事や、改修、改良工事
の洗浄や剥離工事などにおいて、汚染吸い、塵芥、汚れ
を発生源で吸引回収し、作業現場内部 外部への飛散を
防ぐことによって、作業現場の環境改善と安全性を高揚
を計り、外部への環境汚染を防ぐことを目的とする。 【構成】(1)の給水槽に溜められた水を、(2)の高
圧水洗浄機で高圧水に加圧し、(3)のフードつき噴射
銃で対象物に噴射し、汚染水等をフードの吸引口から
(4)の吸引ポンプで吸引し、下部の回収タンクへ溜め
る、溜った汚染水などを(6)の排出ポンプで外部もし
くは(7)の浄化槽へ排出する。浄化槽へ排出された汚
染水などは、水浄化装置で廃棄分と水とに分離され、分
離された水は再度給水槽に戻し再使用するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
建築構造物の維持補修工事や、改修、改良工事等の、洗浄や剥離工事などに活 用する。
【0002】
【従来の技術】
建築構造物の壁面、床、天井、及び構造材などを、維持補修、改修、改良を行 うために、高圧水洗浄機を使って高圧水を噴射して洗浄工事や剥離工事を行って いる。 (1)しかし、作業現場内部での、高圧水の飛散、塵芥、汚れ等の飛散により作 業環境が極めて劣悪で危険にも拘らず、作業員の各々が防護具を装備しているだ けである。 (2)また、作業現場をシート等で囲うことによって外部への飛散を防いでいる 。 (3)対象物に噴射された後の汚染水や薬剤、対象物から剥離された塵芥や汚れ を回収するのが困難なため、そのまま下水へたれ流したり、作業現場の一部や、 全部を防水シートなどで養生し、溜まったこれらのものを、回収し廃棄物として 捨てている。 (4)噴射銃から噴射される高圧の水圧と、飛散のため、噴射銃は対象物から2 0〜30cm程度離れたところから噴射している。
【0003】
【考案が解決しようとしている課題】
しかしながら従来の方法では、 (1)作業現場内部では、汚染水や、水に含まれる薬剤、塵芥、汚れの飛散によ って、視界を確保できず、足元を流れる水とで労働災害や、健康障害の原因にも なっている。 (2)作業現場の一部もしくは全部をシートなどで囲うことによって外部への飛 散を防いでいたが、完全にはできず、近隣構造物、車両、通行者などへの汚染は 避けられなかった。 (3)作業現場から排出される汚染水や、薬剤、塵芥、汚れをそのまま下水など へ流してしまったり、防水シートなどで養生することで回収する方法を採ってい るため、回収が不十分である。 とりわけ、洗浄水に混入される洗浄用薬剤は、酸、アルカリ、界面活性剤といっ たものが含まれているため、回収が求められているにもかかわらず、充分には回 収処理をできない。 (4)噴射銃を対象物から20〜30cm程度までしか近付けられなか高圧水の 対象物への打撃力が弱くなり、高い圧力での、高圧水の噴射を得ようとすれば、 極めて大出力の装置を使う必要があった。 (5)また、作業に使用した水を、回収、浄化、再使用をせず、そのまま廃棄物 として捨ててしまうため、使用水量を、減らせず、廃棄物も減らせない。
【0004】 本考案は上記のような問題を解決するために、高圧水洗浄機の噴射銃の改良、 吸引ポンプ、回収タンク、排出ポンプ、及び水浄化装置の組み合わせにより、小 型、軽量な装置で一層の安全性の向上と、環境対策と、作業効率の向上を計るた めに提案されるものである。
【0005】 このような問題を解決するために提案される請求項1は、高圧水洗浄機より供 給される高圧水を、噴射銃のノズルをカバーするフードの中で、対象物の直近か ら噴射し、対象物を洗浄、剥離し、汚染水、薬剤、塵芥、汚れ等をフードに装置 した吸引口から吸引ポンプによって、噴射銃のフード外部に飛散させること無く 、発生源で回収する装置である。
【0006】 本装置の中の噴射銃に装着されたフードは、外縁部にブラシと複数のガイドロー ラーが取り付けられている。外縁部のブラシは噴射水の外部への飛散を防ぐと同 時に、空気の流れを作り吸引作用を調整する。また、複数のガイドローラーはフ ードが吸引力によって対象物に吸着するのを防ぐと同時に、フードの移動をスム ーズにするものであり、これは請求項2で提案されている。
【0007】 排出ポンプで回収タンクの中から排出された、汚染水、薬剤、塵芥、汚れ等は 、そのまま汚水として下水へ流すことも可能であるが、この廃水を水浄化装置へ 導き、水と廃棄固形分に分離、浄化し水の再使用をするために提案されているの が、請求項3である。
【0008】
【実施例】
以下に添付図を参照して本考案の実施例を説明する。 図.1は本考案のシステム図である。図に於いて、 (1)の給水槽に溜められた水を、(2)の高圧水洗浄機で高圧水に加圧し、( 3)のフードつき噴射銃で対象物に噴射し、汚染水等をフードの吸引口から(4 )の吸引ポンプで吸引し、下部の(5)回収タンクへ溜める、溜った汚染水など を(6)の排出ポンプで外部もしくは(7)の浄化槽へ排出する。浄化槽へ排出 された汚染水などは、水浄化装置で廃棄分と水とに分離され、分離された水は再 度給水槽に戻し再使用するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム図である。
【図2】フード付き噴射銃の外観図である。
【図3】吸引ポンプ 回収タンク 排出ポンプの外観図
である。
【図4】高圧水洗浄機の外観図である。
【図5】浄化槽、浄化装置の外観図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月4日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 吸引・回収型高圧水洗浄装置

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築構造物の維持補修工事や、改修工事な
    どに於いて、高圧水洗浄機を使って、高圧の水や、洗浄
    剥離効果を高める薬剤を混ぜた水を、壁面、床、天井、
    及び構造材等に噴射することによって、壁面、床、天
    井、及び構造材等の汚れを除去したり、劣化した構造物
    や表面保護材を剥離する場合に、高圧水の飛散を発生源
    で防止し、汚染水や、塵芥、汚れを回収するための、吸
    引型高圧水洗浄装置であって、 (a)吸引口の付いたフードでノズルをカバーした噴射
    銃と、 (b)噴射銃のフードの吸引口から、汚染水などを吸引
    回収するための回収タンクの付いた吸引ポンプと、 (c)回収タンクの中の汚染水を排出するために、回収
    タンクのの中もしくは外に装置された排出ポンプと、 (d)噴射銃へ高圧の水や、洗浄剥離効果を高める薬剤
    を混ぜた水を供給するための高圧水洗浄ポンプにより、
    構成されている吸引型高圧水洗浄装置。
  2. 【請求項2】請求項1の吸引型高圧水洗浄装置に於い
    て、吸引効果を高めるために、噴射銃のフード外縁部に
    ブラシと複数のガイドローラーを備えた吸引型高圧水洗
    浄装置。
  3. 【請求項3】請求項1及び請求項2の吸引型高圧水洗浄
    装置によって回収された、汚染水や、薬剤、塵芥、汚れ
    を、フィルター、薬剤によって浄化、再使用を計るため
    の水浄化装置を備えた吸引型高圧水洗浄装置。
JP4915693U 1993-07-22 1993-07-22 吸引・回収型高圧水洗浄装置 Withdrawn JPH079471U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5922140U (ja) * 1982-08-04 1984-02-10 井上 秋五郎 背骨の押圧装置
JPS61111435U (ja) * 1984-12-27 1986-07-15
JP2014014777A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Shimizu Corp ウォータージェットシステム
JP2021016818A (ja) * 2019-07-18 2021-02-15 株式会社サーフェステクノロジー 循環型ミストジェットシステム

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Effective date: 19971106