JPH0794175A - アルカリ亜鉛蓄電池用亜鉛極板の製造装置 - Google Patents

アルカリ亜鉛蓄電池用亜鉛極板の製造装置

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JPH0794175A
JPH0794175A JP5259039A JP25903993A JPH0794175A JP H0794175 A JPH0794175 A JP H0794175A JP 5259039 A JP5259039 A JP 5259039A JP 25903993 A JP25903993 A JP 25903993A JP H0794175 A JPH0794175 A JP H0794175A
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尚基 小畑
Kazuya Okabe
一弥 岡部
Takeo Ishii
武男 石井
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  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極板の厚さを均一にすることができ、薄い極
板でも作成できるアルカリ亜鉛蓄電池用亜鉛極板の製造
装置を提供する。 【構成】 本発明は、1対のペーストガイド11と、1
対の上部ペーストガイドロール13と、1対の下部ペー
ストガイドロール14と、1対の巻出し部12と、1対
の巻取り部18とを有するアルカリ亜鉛蓄電池用亜鉛極
板の製造装置であって、ペーストガイドロール13の両
端が固定され、巻出し部12から巻取り部18にロール
13、14を通してペーストガイド11を通過させなが
らペースト7を集電体6に塗布させることを特徴とする
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アルカリ亜鉛蓄電池
の亜鉛極板の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のニッケル亜鉛蓄電池用の亜鉛極板
の製造方法はテフロン(ポリテトラフルオロエチレンの
商品名、以下同じ)を結着剤としたシート方式が主流で
あった。この方法は、結着剤を混合した亜鉛極活物質を
2本のロールにより厚みを規制し、これを繰り返すこと
によりシート状にし、このシート状亜鉛極活物質を、集
電体の両面からロールにより圧着して貼り合わせて亜鉛
極板を得るものである。しかしながら、このシート方式
は生産性が悪く、生産性の高いペースト方式が望ましい
とされている。
【0003】ペースト方式の極板の製造方法としては、
従来、亜鉛極活物質とCMC等の結着剤と溶剤とからな
るペーストに、透孔部を有する集電体を連続的に通し
て、スリッターから引き上げて、集電体の両面にペース
トを塗着させるものがあった。しかしながらアルカリ亜
鉛蓄電池、特に亜鉛極において、CMC等の結着剤は電
解液粘度を上げ放電特性が劣化するといった欠点があっ
た。
【0004】又、このペースト方式では繊維化された耐
アルカリ性樹脂を結着剤として用いて塗布する場合、繊
維化した耐アルカリ性樹脂がペーストの均一流動性を保
持せず不均一に塗布されてしまう欠点があった。
【0005】この欠点を解決するために、ペーストを保
持する紙を用いて片面ずつ塗布する方式が提案されてき
た。このペースト保持紙を使用する方法においても、ペ
ーストの厚みがバラついたり、塗布した活物質が剥離し
やすいといった重大な欠点があった。
【0006】そこで本発明者らは、簡単な工程により集
電体の両面にペーストを均一にかつ剥離が生じないよう
に塗布形成することができるアルカリ亜鉛蓄電池用亜鉛
極板の製造方法とその装置を特願平4−356834
号、特願平4−356835号で提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この装置は、図2,3
に示すように、左右一対の無端環状のペーストガイド1
をロール2〜5によって回転させ、その間に集電体6と
ペースト7を挟み込む、ペースト7を集電体に塗着する
ものであり、ロール2〜5はペーストガイド1を取り外
しできるように一端2a〜5aが開放され、他端2b〜
5bのみ固定盤8に固定されていた。そのためロール2
〜5の一端2a〜5aにたわみができたり、ペーストガ
イド1の一部がロール2〜5からはずれるなどし、ペー
スト厚みにばらつきが生じるという問題点を有してい
た。
【0008】また、ロール2は直径150mm程度にしな
ければ剛性がなくなり中央でたわみが生じるため通常は
直径150mm以上のロール2を用いていた。しかし、こ
のような大径のロール2でペーストを挟み込むと、多く
のペーストを挟み込むため、ペースト厚みが0.8mm程
度以下の薄い極板を作製できないという問題点を有して
いた。尚、図2において、9はペーストガイド1に付着
したペースト7を掻き取るブラシ、10はペースト7の
厚み調整を行なう乾燥装置である。
【0009】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、ペースト厚みを均
一にすることができ、薄い亜鉛極板を作製できるアルカ
リ亜鉛蓄電池用亜鉛極板の製造装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、1対のペーストガイド11と、1対の上
部ペーストガイドロール13と、1対の下部ペーストガ
イドロール14と、1対の巻出し部12と、1対の巻取
り部18とを有するアルカリ亜鉛蓄電池用亜鉛極板の製
造装置であって、前記1対のペーストガイド11は、そ
の間にペースト7と集電体6を挟み込み、ペースト7を
集電体6に塗布するものであり、前記ペーストガイドロ
ール13,14は、前記1対のペーストガイド11を一
定間隔に配置させるものであって、両端が固定されてい
るものであり、 前記巻出し部12は、前記ペーストガ
イド11を前記上部ペーストガイドロール13に向って
供給するものであり、前記巻取り部18は、前記ペース
トガイド11を前記下部ペーストガイドロール14から
巻き取るものであることを特徴とするものである。そし
て、前記ペーストガイドロール13にバックアップロー
ル20を当接することが好ましい。
【0011】
【作 用】ペーストガイドロール13,14の両端が固
定されているので、ペーストガイドロール13,14が
たわんだり、ペーストガイド11がロール13,14か
ら逃げることがなくなる。また、ペーストガイド11が
巻出し部12から巻取り部18へと移動するので、ロー
ル掛けする時ロール固定装置を前記ロール13,14か
ら取り外す必要もない。また、上部ペーストガイドロー
ル13に小径のロールを用い、該ロール13にバックア
ップロール20を当接して剛性を持たせると、薄い極板
を作製する時、上部ペーストガイドロール13で余分な
ペーストを挟み込むことがなくなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面の図1に基
づいて説明する。11は1対のペーストガイドでベルト
からなり、材質は木綿である。12は1対の巻出し部で
ペーストガイド11が巻き付けられている。それぞれの
ペーストガイド11は、上部ペーストガイドロール13
とヒーター21間と下部ペーストガイドロール14とロ
ール15と乾燥装置16とロール17を通過して、巻取
り部18でモーター駆動により巻き取られる。上部ペー
ストガイドロール13は例えば直径75mmのロールで、
該ロール13に当接して直径150mmのバックアップロ
ール20を設けている。上部ペーストガイドロール13
と下部ペーストガイドロール14の両端が固定され、該
ロール13と14との間を通過する1対のペーストガイ
ド11の間隔は一定間隔になるようにそれぞれのロール
13,14が配置されいる。このようにロール13,1
4を両持ちにすると、ロール13,14に2tの荷重を
加えてもたわみ量を0.01mm以下にすることができ
た。尚、19はペーストガイド11に付着したペースト
7を掻き落すブラシである。
【0013】次に、本装置を用いて亜鉛極板を作製する
方法を説明する。まず、金属亜鉛と酸化亜鉛とからなる
活物質に繊維化された耐アルカリ性樹脂としてテフロン
を結着剤として混合し、混合溶媒としてエタノールを用
いて混練し繊維化する。
【0014】この時、混合溶媒はエタノール以外にもテ
フロンとなじみがよいアルコール等の有機溶媒を用いる
ことができる。又、テフロン等のポリテトラフルオロエ
チレンの代わりに繊維化されたポリプロピレン繊維等を
用いてもこの手法であれば塗布可能である。
【0015】このペースト7を図1に示すように、厚み
調整作用を持つ1対の上部ペーストガイドに各々別々に
保持された混合溶媒の吸収が可能な2つのペーストガイ
ド11上に配置する。
【0016】上部ペーストガイドロール13を図1の矢
印に示すように回転させると、ペースト7の混合溶媒が
吸収され、流動性を失ったペースト7は集電体6に供給
され塗布される。更に、この時ロール13は厚みを規制
し、ペースト7をペーストガイド11とともに抑える作
用があるため、余剰の混合溶媒は絞り出され、ロール1
3に沿って排出される。この後、ヒーター21により若
干の乾燥を行い、ペーストガイド11と流動性を大幅に
失ったペースト7を剥がれ易くする。ペーストガイド1
1を完全乾燥し、付着活物質をブラシ19により掻き取
り巻取り部18に巻き取る。ペーストガイド11を巻き
取ってしまうと、巻取り部18のロールを巻出し部12
へ移動して再使用する。
【0017】ペースト7の塗布が完了した集電体6は、
更に必要であれば乾燥装置16を経てから厚み調整が行
なわれ、アルカリ亜鉛蓄電池用亜鉛極板として用いられ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。 (1)ペーストガイドロール13,14が両持ちになっ
ているので、殆どたわむことがなく、厚さの均一な亜鉛
極板を得ることができる。 (2)上部ペーストガイドロール13にバックアップロ
ール20を当接し、上部ペーストガイドロール13を小
径のものにし、剛性を持たせているので、薄い亜鉛極板
を作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置を用いて亜鉛極板を作製する工程
を示す概略正面図である。
【図2】従来の装置を用いて亜鉛極板を作製する工程を
示す概略正面図である。
【図3】従来の装置の一部を省略した平面図である。
【符号の説明】
6 集電体 7 ペースト 11 ペーストガイド 12 巻出し部 13 上部ペーストガイドロール 14 下部ペーストガイドロール 18 巻取り部 20 バックアップロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対のペーストガイド(11)と、1対
    の上部ペーストガイドロール(13)と、1対の下部ペ
    ーストガイドロール(14)と、1対の巻出し部(1
    2)と、1対の巻取り部(18)とを有するアルカリ亜
    鉛蓄電池用亜鉛極板の製造装置であって、 前記1対のペーストガイド(11)は、その間にペース
    ト(7)と集電体(6)を挟み込み、ペースト(7)を
    集電体(6)に塗布するものであり、 前記ペーストガイドロール(13,14)は、前記1対
    のペーストガイド(11)を一定間隔に配置させるもの
    であって、両端が固定されているものであり、 前記巻出し部(12)は、前記ペーストガイド(11)
    を前記上部ペーストガイドロール(13)に向って供給
    するものであり、 前記巻取り部(18)は、前記ペーストガイド(11)
    を前記下部ペーストガイドロール(14)から巻き取る
    ものであることを特徴とする、 アルカリ亜鉛蓄電池用亜鉛極板の製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の1対の上部ペーストガイ
    ドロール(13)にバックアップロール(20)が当接
    されていることを特徴とするアルカリ亜鉛蓄電池用亜鉛
    極の製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020170652A (ja) * 2019-04-04 2020-10-15 日立化成株式会社 亜鉛電池用負極の製造方法、及び亜鉛電池用負極

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020170652A (ja) * 2019-04-04 2020-10-15 日立化成株式会社 亜鉛電池用負極の製造方法、及び亜鉛電池用負極

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